JPS625547Y2 - - Google Patents

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JPS625547Y2
JPS625547Y2 JP1979070005U JP7000579U JPS625547Y2 JP S625547 Y2 JPS625547 Y2 JP S625547Y2 JP 1979070005 U JP1979070005 U JP 1979070005U JP 7000579 U JP7000579 U JP 7000579U JP S625547 Y2 JPS625547 Y2 JP S625547Y2
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JP
Japan
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temperature
water supply
hot water
thermally responsive
supply pipe
Prior art date
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JP1979070005U
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JPS55168155U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はガスバーナを用いる瞬間湯沸器の出
湯温度の制御装置に関するものである。
最初に従来の湯沸器の温度制御装置を第3図に
基づいて説明する。
第3図において、1は熱交換器で、給水管2と
給湯管3を有しており、それぞれ給水栓4、給湯
栓5を有しているが、元止式の場合は給湯栓5を
省略する。
6はガスバーナで、そのガス供給管7の途中に
ガス流量調整弁8がある。この弁8は支点9を有
するレバー10の端部に取付けてあり、このレバ
ー10の揺動により弁口11を開閉するものであ
る。
12は給湯管3内に設けた温度検出部で、この
検出部12はパイプ13により熱応動体14に通
じている。この熱応動体14はベローズ状のもの
で、検出部12、パイプ13、熱応動体14には
熱変化による膨脹収縮率の高い液が充填してある
ので、検出部12の温度に比例して熱応動体14
が伸縮する。
この熱応動体14はケース15内に取付けてそ
の後端を調節ねじ16で進退する受板17で支持
し、前端は連杆18でレバー10の途中に連結し
てある。
なお、図示省略してあるが給水管2には水圧応
動装置を設け、給水が始まると水圧応動装置のダ
イヤフラムの作用で図示省略してあるガス弁が開
いてガス供給管7にガスが送られるようになつて
いる。
上記の従来装置の場合、給水栓4、給湯栓5を
開いて給湯中において、給湯管3内を流れる湯の
温度に対応して熱応動体14が伸縮し、連杆18
レバー10を介して弁8を動かし、ガスバーナ6
へのガス流量を制御して出湯温度を一定に保つ。
すなわち、給湯管3内を流れる湯の温度が低い
ときは熱応動体が縮み、弁8が弁口11を大きく
開いてガス流量を増し、給湯管3内を流れる湯の
温度が高くなると、熱応動体14が伸びて弁8が
弁口11を絞り、ガス流量を減らす。
上記のような従来の装置では給湯管3内の湯温
のみの検出であるから熱応動体14の設定を一定
にしておくと気温の変化等による給水温度の変化
により出湯温度が変る。すなわち、給水温度の変
化により、出湯温度のオフセツトが生じ、出湯温
度が不安定となる。
上記のような問題点を解決するものとして、特
開昭50−135633号公報に記載された装置がある。
この従来技術はガスバーナと、このガスバーナへ
のガス量を連続的に制御するガス比例制御弁と、
このガス比例制御弁が閉じているときでも、一定
のガス量をガスバーナに流すバイパスと、負荷の
温度を検知する感熱素子と、着火時に一定時間前
記ガス比例制御弁を全閉に付勢する時限要素と、
前記素子からの信号をガス比例制御弁に伝達する
制御器からなるものである。
上記の従来装置は高価なガス比例制御弁が必要
であり、この制御弁を負荷の温度を検知する感熱
素子からの信号と時限要素とにより制御するため
の制御器もきわめて高価なものとなる。
また、実公昭51−37259号公報には、水圧応動
ガスバルブと給水管の水の温度を検出する検出素
子と、この検出素子により制御されて燃焼ガスの
温度を水温に応じて自動的に制御する水温応動ガ
スバルブからなるものである。
この従来の技術は出湯温度の制御は水の流量制
御によつて行い、給水温度の変化のみを検出素子
によつてガスバルブを制御することにより補正す
るものである。
従つて、上記の従来の技術は給水温度の検出の
みであるから、給水温度の変化には対応できるが
給湯温度の変化には対応できないので出湯温度は
不安定である。また、この従来技術では水温検知
素子としてのベローの端部が直接給水管内に露出
しているので設備位置が限定されるという問題も
ある。
上記のような従来技術の問題点を解決するため
に、この考案は出湯温度と入水温度の各検出部を
膨脹収縮自在の各熱応動体とし、この各熱応動体
を給湯管と給水管に設けた温度検出部にそれぞれ
液体通路で連通させ、一端にガス流量調整弁を連
結したレバーの他端一側に前記一方の熱応動体の
可動部を連結してこの熱応動体が伸張したときガ
ス流量を減少させるようにし、他方の熱応動体の
可動部は前記レバーの中間部に連結して、この熱
応動体が伸張したときもガス流量を減少させるよ
うにしたものである。
以下にこの考案の実施例を第1図に基づいて説
明するが、第3図の従来装置と同じ部分は同一符
号を付けて説明は省略する。19は給水管2内に
設けた温度検出部で、この検出部19はパイプ2
0により熱応動体21に通じている。この熱応動
体21は前記熱応動体14と同様のベローズ状
で、ケース22内に取付けられ、その端部と前記
レバー10の後端とを連杆23により連結する。
すなわち、第3図において、レバー10の支点9
の部分を熱応動体21により移動させるようにす
る。また、検出部19とパイプ20および熱応動
体21内には熱変化による膨脹収縮率の高い液が
充填してある。
上記の構成において、給水管2内を流れる給水
の温度が一定で熱応動体21が動かない場合はレ
バー10と連杆23の連結部が支点となり、出湯
温度の変化に応じて熱応動体14が伸縮して弁8
を動かすから、第3図と同じ作用となる。しか
し、給水温度が変化すると熱応動体21が伸縮
し、連杆23を介してレバー10が動かされる。
このとき出湯温度一定で熱応動体14が動かない
とするとレバー10は連杆18とレバー10の連
結点を支点として揺動し、弁8を動かす。
従つてレバー10は給水側の熱応動体21と出
湯側の熱応動体14の両方によつて動かされる。
すなわち、給水温度が低く、出湯温度も低いとき
は両方の熱応動体14,21が収縮して弁8を動
かし、弁口11を大きく開く、また給水温度が高
いときは熱応動体21が伸びているので、出湯温
度が低い場合も弁8の開口率は小さくなつてい
る。
この考案は上記のように給水側と出湯側の両方
の水温を検出してガスバーナへのガス流量を制御
するので、給水側の温度変化による出湯温度の不
安定が解消され、出湯温度が安定する。また、給
水温度を感知してガス量を制御するため、温度制
御の精度が上るとともに年間を通じて同一温度の
湯が得られるにもかかわらず、電磁式の比例制御
弁のような高価な弁や制御回路が不要であるから
コスト低下につながる。さらに、この考案の熱応
動体は給湯管や給水管に設けた温度検出部にパイ
プなどの液体通路で通じているから、熱応動体の
設置場所を給湯管や給水管から離れた位置にでき
る。従つてガス流量調整弁の操作用レバーと各熱
応動体の連動機構の構成が容易であるなどの効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した瞬間湯沸器の要部
縦断正面図、第2図は同上の給水温度検出装置の
拡大縦断面図、第3図は従来の瞬間湯沸器の要部
縦断正面図である。 2……給水管、3……給湯管、6……ガスバー
ナ、8……ガス流量調整弁、12,19……温度
検出部、14,21……熱応動体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給湯管に出湯温度の検出部を設け、給水管には
    入水温度の検出部を設け、出湯温度の昇降と、入
    水温度の昇降に応じてガス流量調整弁を操作し
    て、入水温度と出湯量が変化しても一定温度の給
    湯が行えるようにした湯沸器において、前記出湯
    温度と入水温度の各検出部を、膨脹収縮自在の各
    熱応動体とし、この各熱応動体を前記給湯管と給
    水管に設けた温度検出部にそれぞれ液体通路で連
    通させ、一端にガス流量調整弁を連結したレバー
    の他端一側に前記一方の熱応動体の可動部を連結
    してこの熱応動体が伸張したときガス流量を減少
    させるようにし、他方の熱応動体の可動部は前記
    レバーの中間部に連結して、この熱応動体が伸張
    したときもガス流量を減少させるようにしたこと
    を特徴とする瞬間湯沸器の温度制御装置。
JP1979070005U 1979-05-21 1979-05-21 Expired JPS625547Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979070005U JPS625547Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979070005U JPS625547Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55168155U JPS55168155U (ja) 1980-12-03
JPS625547Y2 true JPS625547Y2 (ja) 1987-02-07

Family

ID=29303776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979070005U Expired JPS625547Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21

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JP (1) JPS625547Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50135633A (ja) * 1974-04-16 1975-10-28
JPS5137259U (ja) * 1974-09-12 1976-03-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50135633A (ja) * 1974-04-16 1975-10-28
JPS5137259U (ja) * 1974-09-12 1976-03-19

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JPS55168155U (ja) 1980-12-03

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