JPS6255304A - タイヤロ−ラ− - Google Patents

タイヤロ−ラ−

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JPS6255304A
JPS6255304A JP19549485A JP19549485A JPS6255304A JP S6255304 A JPS6255304 A JP S6255304A JP 19549485 A JP19549485 A JP 19549485A JP 19549485 A JP19549485 A JP 19549485A JP S6255304 A JPS6255304 A JP S6255304A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は道路を水平に転圧し、アスファルトなどの舗装
工事において、路面を水平に形成することができるタイ
ヤローラーに関し、車体の方向転換時においても前輪と
後輪とが同じ軌道を踏まず轍ができないとともに、運転
席を操作し易い位=および方向に移動及び転換させるこ
とができるタイヤローラーを提供するものである。
〔従来の技術〕
従来より道路の路面を舗装したり、路床、路盤の転圧を
行うために、重量のある車体に幅広のタイヤを複数個−
列に設けたタイヤローラーが用いられていた。このタイ
ヤローラーはブルドーザ−等により整地した路面上を往
復動することで路面を平坦にし、また撒き敗らしたアス
ファルト等を踏み固めるために広く用いられていた。こ
のタイヤローラーでは前輪と後輪にそれぞれ複数の車輪
を軸支し、車体の重さによりタイヤにその重量を伝える
ことで路面上を水平に均らす作業ができるものであった
。この場合において、前輪と後輪におけるタイヤの数を
通常は奇数、偶数にそれぞれ直列に配列し、前輪で踏み
残した部分を後輪で踏み固め、轍掘りができないように
工夫されているのが通例であった。このため直線方向で
車体が運転されている場合においては前輪が踏み残した
部分は後輪が転圧し、路面は均等に均らされて転圧され
るものであり、極めて効率の良いものであった。しかし
ながら、従来のタイヤローラーにおいては前輪を方向転
換のための舵取りに用い、後輪を駆動用としており、後
輪は車体の進行方向に対して直角方向になるように軸支
されており、前輪のみで舵取りがなされていた。このた
め道路が曲がっていたり、または交差点などにおける歩
道が半円形となった部分を転圧する場合には前輪の複数
のタイヤ列がほぼ直線上となって方向転換をするた°め
後輪が前輪の舵取りに追従せず、前輪が転圧した部分を
後輪が再び転圧することとなり、轍が掘れることになる
ものであった。このため従来のタイヤローラーでは道路
の曲線部分において舵取りのために均等に転圧できない
欠点を有するものであった。また、タイヤローラーはそ
の幅が広く、かつ、高い位置にあるため、運転している
者にとって前後輪の位置がつかみにくいものであり、特
に、路肩や縁部における転圧作業においてはその転圧位
置を正確に把握することができないものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の欠点のため、前輪と後輪の内輪差による轍が生じ
るのを防ぎ、路面に均一に転圧することができる様に前
輪と後輪の舵取りを独立させており、かつ、運転席から
転圧している部分の視界を良好にさせることができるよ
うに工夫している。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の欠点に鑑み、エンジン、駆動機構等を収
納して移動できる車体と、車体の前方において軸支され
た複数の前輪を有する前輪機構と、車体の後部において
軸支されて複数の後輪を有する後輪機構と、車体上にお
いてその進行方向に対してやや直角方向に配置されたレ
ールと、このレール上に移動自在に設けられ、かつ、水
平方向に回転できる旋回台と、旋回台上に固定されて運
転手が座ることができる運転席とからなるタイヤローラ
ーにおいて、前輪機構と後輪機構をそれぞれ独自に操舵
することができ、前輪機構と後輪機構をそれぞれ逆方向
に同期して操舵することにより車体の方向転換を図るこ
とができ、車体の運転時に運転席を車体に対して右左側
方に移動でき、車体の前後方向のいずれか一方に向けさ
せることができるタイヤローラーを提供するものである
〔作用〕
本発明では、複数のタイヤを軸支した前輪機構と複数の
タイヤを軸支した後輪機構とをそれぞれ舵取りのための
運動をさせることができるので、前輪機構にある複数の
一直線上に並んだタイヤと後輪機構に軸支された一直線
上に並べられた複数のタイヤをそれぞれ自由に操舵する
ことができる。
そして方向転換するときには前輪機構と後輪機構を同期
させてそれぞれ逆方向に舵取ることができる。このため
、前輪機構の道路上の軌跡を外れて後輪機構は軌跡を描
いて移動することができるので、車体が前輪の操縦によ
って引きずられることが無く、前輪の轍上を後輪が転圧
することなく、前輪の踏み残した部分を後輪が確実に転
圧することができるので、道路の曲線部分においても全
体に均一な転圧を行うことができるものである。また、
運転席は車体の前後の方向に向くことができ、運転して
いる方向に運転手の視線を一致させることができるので
運転が容易となる。そして、運転席は車体の右左のいず
れか一側に移動できるので道路の縁部を転圧する際には
タイヤの軌跡を確認できるので、細かな部分の作業も運
転しながら確認することができる。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は本実施例のタイヤローラーを示す側面図、第2
図は同上の斜視図、第3図は車体を透視して舵取り機構
を示す斜視図、第4図は運転席を設けた旋回台の駆動機
構を示す分解斜視図である。
車体lはやや長方体の形状をしており、内部にはエンジ
ン、油圧発生機構、油タンク、パラストなどが組み込ま
れており、その前方下部は大きく決られて車輪収納部2
が形成されており、車体1の後部下面も同様に大きく決
られて車輪収納部3が形成されている。この車体1の前
方下部においては、車輪収納部2内の空間に位置して前
輪機構4が設けてあり、車体1の後方下部においては、
車輪収納部3の空間内に位置して後輪機構5が設けであ
る。この前輪機構4は四本の幅広の前輪6より成り、こ
れらの前輪6は同一軸線上で軸支されていて、その軸は
ややコの字形となったフォーク7によって軸支されてお
り、図示しないが前輪6の軸には油圧モーターが設けで
ある。そして、このフォーク7の中央上面には支軸8が
固着してあり、この支軸8は車体1に回動自在に軸支し
である。このため前輪6の列はこの支軸8を回動の中心
にして、水平方向に一直線上になって舵取ることができ
る。そしてこの支軸8にはレバー9が連結してあり、そ
のレバー9には舵取り用の油圧シリンダ10のシリンダ
ロッド11が連結しである。
また、後輪機構5は五本の幅広の後輪12より成り、。
これらの後輪12は同一軸において軸支されており、こ
の軸はコの字形となったフォーク13により軸支されて
おり、図示しないが後輪12の間には油圧モーターが設
けてあり、この油圧モーターにより後輪12は回転させ
られる。前記フォーク13の上部中央には支軸14が設
けてあり、この支軸14は車体1に対し水平方向に回転
自在に軸支されており、この支軸14によって後輪12
は一直線上に舵取ることができる°様になっている。ま
た支軸14にはレバー15が連結してあり、このレバー
15には舵取り用の油圧シリンダ16のシリンダロッド
17が連結しである。この車体1の上面中央には一対の
ガイドレール1Bが車体1の右左方向に向けて設けてあ
り、このガイドレール18と少し離れた位置には平行に
補助レール19が設けである。そして、ガイドレール1
Bの上部には円板形をした旋回台20が右左に移動自在
で、かつ回転自在に載置してあり、この旋回台20の上
面後部には運転手が座る運転席21が設けてあり運転席
21の前方にはハンドル22が軸支してあり、ハンドル
22の左右にはペダル23が設けてあり、運転席21の
側方の位置にあっては旋回台20上に操作レバー24が
突起させである。この操作レバー24は車体lの進行方
向を設定するものであり、中立、前進、後退を選択する
ことができる。また、旋回台20の運転席21の側方に
は移動レバー25が突起させてあり、この移動レバー2
5は旋回台20の−を変動させることができるもので、
中立、右側、左側を選択することができる。
次に、第4図、第5図により旋回台20の構成を説明す
る。
前記車体1の上面には平行にガイドレール18が固定し
てあり、このガイドレール18上方には転送台26が位
置させである。転送台26の下面には三角形の一対の脚
部27が間隔を置いて固定してあり、この脚部27には
その回転軸を水平にしたコロ28がそれぞれ軸支してあ
り、転送台26の下方には脚部27の外方に位置してそ
の回転軸を垂直にしたコロ29が軸支してあり、コロ2
8はガイドレール1日の内面に位置し、コロ29はガイ
ドレール18の外側壁に接触させである。前記転送台2
6の上面には間隔をおいて一対の支持部材30が固定し
てあり、この支持部材30上には平盤状のテーブル31
が載置してあり、テーブル31上面にはリング状をした
軸支部材32が載置しである。この軸支部材32の外周
にはベアリング33が配置してあり、かつ、この軸支部
材32の外周には従動歯車34が回転自在に嵌め込まれ
ていて、従動歯車34上には前記旋回台20が載置しで
ある。また、前記テーブル31の側部下面には油圧モー
タ35が固定してあり、この油圧モータ35により回転
される原動歯車36は前記従動歯車34に噛み合わせで
ある。また、ガイドレール18と補助レール19との間
に位置して車体l上には架台37が固定してあり、この
架台37には垂直に軸38が固定してあり、この軸38
には上下に連結した歯車39と40が回転自在に挿通し
である。前記支持部材30の側面にはラック41が固着
してあり、このラック41には歯車39が噛み合わせで
ある。また、補助レール19にはコロ43.44が接続
してその長さ方向に自由に移動できる駆動体42が設け
てあり、この駆動体42の側面には前記歯車40と噛み
合うラック45が固着しである。そして、駆動体42の
上方には図示しない手段で車体1に固定した油圧シリン
ダ46が設けてあり、この油圧シリンダ46のシリンダ
ロッド47は連結片48によって駆動体42と連結固定
しである。
次に、第6図により油圧系統を説明すると圧力油を満た
した油タンク50にはエンジン51によって駆動される
油圧ポンプ52の吸入側が導通されており、油圧ポンプ
52の吐出側には車体1の進行方向を切り換える切り換
え弁53に接続されており、この切り換え弁53には前
輪6及び後輪12を駆動する油圧モータ54.55がそ
れぞれ接続しである。また油圧ポンプ52には電磁弁5
6が接続してあり、電磁弁56には前記油圧モータ35
が接続しである。また前記ハンドル22によって制御さ
れる方向制御用の切り換え弁57にも同様に油圧ポンプ
52に接続されている。そして、この切り換え弁57に
は前記油圧シリンダ10.16がそれぞれ直列に接続さ
れている。
次に、前記操作レバー24の付近には検出用のマイクロ
スイッチ58.59がその方向制御側の左右のいずれに
もそれぞれ設けてあり、マイクロスイッチ5B、59の
出力は制御装置60に導通されている。また前記油圧モ
ータ35によって回転される旋回台20にはその下部に
作動ピン61が突出させてあり、テーブル31の相対向
する位置にはこの作動ピン61によって作動されるマイ
クロスイッチ62.63が設けてあり、このマイクロス
イッチ62.63の出力は前記制御装置60の入力して
いる。そして、この制御装置60の制御出力は前記電磁
弁56の電磁コイル64.65にそれぞれ接続されてい
る。次に、油圧ポンプ52の出力は切換弁66は前記移
動レバー25によって制御されるものであり、切換弁6
6には油圧シリンダ46が接続しである。
次に本発明の詳細な説明する。
(車体1の前進のとき) 第4図において、操作レバー24がaの位置にあるとき
には中立状態であり、車体1はその位置に停車したまま
で移動しない。車体1を前進させるには、操作レバー2
4をbの位置に押すことで、車体1は前進することにな
る。即ち、操作レバー24をbの方向に押すと、切り換
え弁53が切り換わり、エンジン51によって駆動され
る油圧ポンプ52からの油圧は切り換え弁53を介して
それぞれ油圧モータ54.55に伝えられ、油圧モータ
54.55はそれぞれ前輪6、後輪12を回転させるの
で車体lは前方向に向かって前進する。
(車体lを後退させるとき) 車体1を後退させるためには、操作レバー24をbの位
置より中立のaの位置に一時戻し、次いでCの位置にま
で引き寄せる。このため切り換え弁53は逆方向に切り
替わり、油圧ポンプ52から供給される油圧は逆方向に
流れることになり、この油圧モータ54.55によって
駆動される前輪6、後輪12は前述とは逆方向に回転す
ることになる。そしてこのとき、操作レバー24の位置
によってマイクロスインチ58は押され、車体lが後進
を始めたことを検知し、その信号を制御装置60に伝え
る。このため、制御装置60は電磁コイル65に信号を
伝え、電磁弁56を制御して油圧モータ35に油圧を供
給する。このため、油圧モータ35により原動歯車36
が回転され、原動歯車36に噛み合っている従動歯車3
4は軸支部材32を中心に回転することになる。そして
、従動歯車34にR置しである旋回台20も同様に回転
することになり、旋回台20は第40中反時計方向に1
80度旋回し、運転席21は車体1の後方を向くことに
なる。そして、旋回台20が130度旋回したときには
、作動ピン61がマイクロスイッチ63を押して、所定
の位置にまで移動したことを検知し、このマイクロスイ
ッチ63の信号を制御装置60に伝える。このため電磁
コイル65に流れていた電流は停止し、電磁弁56は中
立状態に戻るので、油圧モータ35はその状態のまま停
止し、旋回台20は第4図中において180度旋回した
位置でその動作を停止する。このため、車体1の後進す
る方向に向けて運転席21は同一方向を向くので運転手
は運転席21に座ったままで車体1の後退する方向に視
線が向き、首を後ろの方に向けることなく視線のある方
向に車体1を運転することができる。
(直線方向の道路の転圧) 前述の様に、操作レバー24を操作することにより車体
1は前後に移動し、車体1の重量は前輪6と後輪12に
伝えられてこれらの前輪6と後輪12により路面は転圧
される。この車体1の前後進における前輪6と後輪12
の配置は第7図に示す様になる。すなわち、前輪6の4
本の全幅は後輪12の5木の全幅より狭く配置させ、各
後輪12の間隔の間に各前輪6が位置し、前輪6と後輪
12が互い違いになるように配置しである。このため、
車体1の前後進によって道路の路面はむらなく均一に転
圧され、路床やアスファルト面は平坦ち仕上げられ、こ
の転圧の作業は後輪12の全幅りの幅で作業を行うこと
ができる。
(車体1を舵取るとき) 車体を舵取るには、ハンドル22を操作することによっ
て行われ、ハンドル22を操作することで切り換え弁5
7が切り換わり、油圧シリンダ10.16に油圧が供給
される。このため、油圧シリンダ10.16は供給され
た油圧量に応じてシリンダロッド11.17を伸ばした
り縮めたりすることができ、このシリンダロッド11.
17の伸縮量はレバー9.15に伝えられ支軸8.14
を旋回させる。このため支軸8.14に連結しであるフ
ォーク7.13はそれぞれ水平方向に回動し、フォーク
7.13に軸支しである前輪6、後輪12をその支軸8
.14を中心にして旋回させ、これにより車体1の進行
方向を舵取ることができる。このとき、油圧シリンダ1
0.16は直列に接続しであるため、各油圧シリンダ1
0.16の断面積が同一であればそれぞれのシリンダロ
ッド11.17の伸縮量は同一であるため支軸8.14
のそれぞれの回転角度は同一となり、しかも支軸8.1
4が回転させる方向はそれぞれ逆方向になる。このため
第8図で示すように、前輪6の回転軸9延長線と後輪1
2の回転軸の延長線の交わったX点から支軸8.14ま
での距離が同一となり、このX点を中心として前輪6、
後輪12は旋回するため、前輪6が転圧してない部分を
後輪12が転圧することとなり、後輪12の左右端の間
隔りが円弧状の幅となって均一に転圧されることになる
。このとき車体1は前輪の舵取りによって引きずられる
ことな(、前述と同様のX点を中心として無理なく舵取
られることになる。
(再度前進させる場合) 前述では後退させたときの動作を説明したが、次に再度
前進に切り換えた場合においては、操作レバー24をC
からb方向に切り換え、これにより切り換え弁53が切
り換わり、同時にマイクロスインチ5つが操作レバー2
4の位置を検出して制御装置60に伝えて電磁コイル6
4に電流を流して電磁弁56を操作する。このため油圧
モータ35に油圧が供給され、油圧モータ35は前述と
は逆方向に作動して原動歯車36、従動歯車34により
旋回台20を第4図中時計方向に回転させ、旋回台20
を180度回軸回転る。旋回台20が180度回軸回転
とき旋回台20に固定しである作動ピン61はマイクロ
スイッチ62を作動させ、これにより制御装置60に旋
回台20が180度回軸回転ことを伝える。このため制
御装置60は電磁コイル64に伝える電流を停止し、電
磁弁56を中立状態において停止させ、旋回台20をそ
の180度回軸回転位置に停止させる。このため、運転
席21は車体1の前方を向いた位置で停止し、運転手は
運転席21に座ったまま車体1の進行方向に視線が向く
こととなり、その運転の体型を崩す必要がなくな−る。
(路肩を転圧する場合) 車体lを運転しながら車体1を道路の隅部に寄せていき
、前輪6、後輪12を路肩にまで接近させて転圧する場
合がある。このとき、車体1は高く、かつ、幅が広いた
め運転席21からでは前輪6、後輪12の位置が把握で
きないため、路肩に前輪6、後輪12を乗り上げたり、
或いは踏み残しが生ずることになる。このため、移動レ
バー25を車体1が接近する路肩の方向へ倒すことで切
換弁66を切り換えて油圧シリンダ46に油圧を供給す
る。油圧シリンダ46のシリンダロッド47は伸びて駆
動体42をコロ43.44を転勤させながら補助レール
19に沿って移動させる。この駆動体42にはランク4
5が固着しであるため、駆動体42の移動でラック45
は歯車40を回転させ、同時に歯車39も従動させる。
このため、歯車39に噛み合わせであるラック41は移
動させられ、ラック41の移動に伴って支持部材30、
転送台26はコロ28.29を転勤させながらガイドレ
ールL8に従って車体1の上面を移動することになり、
旋回台20、運転席21も同様に車体1の一例に移動す
る。このため、旋回台20は第9図に示すように車体1
の一側にまで移動し、運転席21は車体1の側面が見え
る位置にまで移動することになる。
旋回台20が車体1の一側に接近した状態になったなら
、移動レバー25を中立にし、切換弁66による油圧の
供給を停止し、旋回台20をその位置に保持させておく
、この第9図の状態では運転席21から路肩と前輪6、
後輪12の位置関係が明確に視覚により判別でき、ハン
ドル22を操作しながら接近状況を調整することができ
る。なお、運転席21を車体1の中央に復帰させるには
、移動レバー25を前述とは逆方向に倒して油圧シリン
ダ46を作動させるごとにより行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成したので、タイヤローラーの
ように、前輪、後輪の組み合わせにより、路面上を転圧
する場合において車体の舵取りを行った場合における前
輪の轍を後輪がそのまま踏み込むことがなく、前輪の転
圧していない部分を後輪が転圧することとなり、道路面
が曲がっていたり、交差点の隅部を転圧する場合におい
ても、前輪と後輪の内輪差により転圧しない部分が残ら
なくなり、極めて均一な仕上げをすることができるもの
である。また、車体を路肩などに接近させて作業を行う
場合には、運転席を固定した旋回第を車体のそれぞれの
側部にまで移動させることができ、運転手からの視界が
良好となり、前輪及び後輪と道路の隅部をギリギリまで
接近させることができるので転圧を残す部分が少なく、
作業が正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるタイヤローラーの側
面図、第2図は同上の斜視図、第3図は舵取りの構成を
示す車体を透視した状態における立体図、第4図は旋回
台付近の機構を示す分解斜視図、第5図は旋回台の支持
部を示す断面図、第6図は制御機構を示す油圧配管図、
第7図は車体が直進した場合における車輪と転圧の幅を
示す説明図、第8図は車体を舵取った場合における車輪
による転圧の状態を示す説明図、第9図は路肩を転圧す
る状態を示す説明図である。 1・・・車体、4・・・前輪機構、5・・・後輪機構、
6・・・前輪、7.13・・・フォーク、8.14・・
・支軸、9.15・・・レバー、10.16・・・油圧
シリンダ、11.17・・・シリンダロンド、12・・
・後輪、18・・・ガイドレール、20・・・旋回台、
21・・・運転席、24・・・操作レバー、25・・・
移動レバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジン、駆動機構等を収納して移動できる車体と、車
    体の前方において軸支された複数の前輪を有する前輪機
    構と、車体の後部において軸支されて複数の後輪を有す
    る後輪機構と、車体上においてその進行方向に対してや
    や直角方向に配置されたレールと、このレール上に移動
    自在に設けられ、かつ、水平方向に回転できる旋回台と
    、旋回台上に固定されて運転手が座ることができる運転
    席とからなるタイヤローラーにおいて、前輪機構と後輪
    機構をそれぞれ独自に操舵することができ、前輪機構と
    後輪機構をそれぞれ逆方向に同期して操舵することによ
    り車体の方向転換を図ることができ、車体の運転時に運
    転席を車体に対して右左側方に移動でき、車体の前後方
    向のいずれか一方に向けさせることができるタイヤロー
    ラー。
JP19549485A 1985-09-04 1985-09-04 タイヤロ−ラ− Granted JPS6255304A (ja)

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