JPS6255136A - オフセツト輪転印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ウェブ給送式のオフセット輪転印刷機で、詳
しくは、共通圧胴式のサテライト型印刷機として多目的
に利用できるオフセット輪転印刷機に関するものである
。

従来の技術 この種の多目的印刷機としては、特開昭５５−１５８９
６９号に示される多目的オフセット印刷機や、「新聞印
刷、印刷編改訂版」〔（社）日本新聞協会、昭和５５年
１０月３（日発行〕２７７頁等に示される共通圧胴式サ
テライト型オフセット多色印刷機が公知である。

発明が解決しようとする問題点 上記従来例の前者に示された多目的オフセット印刷機に
おいては、圧胴２個タイプであるため、３色以上を使用
する印刷の際、圧胴と圧胴の間にウェブ（印刷用紙）を
掛は渡して印刷しなければならず、この圧胴と圧胴の間
におけるウェブの伸長によシ色見轟稍度が低く、また、
　　　−片面墨刷シと同時に他面に＆、藍、紅、黄の全
色刷シを施すには多目的オフセット印刷機のほかに、少
なくとも３胴式ハーフデツキ型オ７セット印刷機が必要
であるという問題があった。

一方上記従来例の後者に示された共通圧胴式サテライト
型オフセット多色印刷機においては、共通圧胴であるた
め、圧胴周面に沿って走行するウェブは圧胴と圧胴の間
に掛は渡し几ウェブに比べて伸長が極めて少なく、色見
当精度は優れているが、２枚のウェブに同時に印刷する
ことができず、また、片面墨刷りと同時に他面に全色糊
シを施すためには、共通圧胴式サテライト型オフセット
多色印刷機のほかに、少なくとも、３組式ハーフデツキ
型オフセット印刷機が必要であるという問題があった。

なお多色刷り印刷において、色の３原色の考えから、全
色糊シは、藍、紅、黄の３色だけで可能のように思われ
るが、上記３原色の重ねによる墨色は、３原色の混合バ
ランスが完全でない場合に墨色になりきらない。３原色
の混合バランスを完全に行なうのは実際において極めて
困難であるため、多色印刷においては３原色に墨を加え
ｆｃ４色によシ全色刷りを行なっており、この方が印刷
効果の高いものが得られる。

問題点を解決するための手段 本発明は上記のことにかんがみなされ友もので、ウェブ
給送式のオフセット輪転印刷機において、単色刷りより
全色刷りまで、ウェブの片面あるいは両面に対して行な
え、また２枚のウェブの片面あるいは両面に対して同時
に印刷することができるようにしたオフセット輪転印刷
機を提供することを目的とするもので、その構成は、１
個の圧胴と、この圧胴の周囲に配役し友５個の版胴と、
圧胴と各版胴の間に位置して各版胴と対をなす５個のブ
ラケット胴とからなり、各ブランケット胴のうち、隣接
する２個ずつの２組のブランケット胴のそれぞれが、圧
胴と版胴の双方に接触する位置と、その双方に接触しな
い位置と、さらに各組のブランケット胴相互が接触する
と共に、それぞれが版胴にも接触する位置に選択的に移
動可能に設け、ま九個の１個のブランケット胴を圧胴と
版胴の双方に接触する位置と、その双方に接触しない位
置に選択的に移動可能に設は次構成となっている。

作　　用 上記構成における５個のブランケット胴を圧胴と版胴の
双方に接触させてその間にウェブを走行させ、あるいは
上記ブランケット胴の隣接する２個ずつの２組のブラン
ケット胴のそれぞれを相互に接触させると共に、それぞ
れを版胴に接触させてその間にウェブを走行させ、さら
に上記ブランケットと圧胴の接触とブランケット相互の
接触の組合わせを様々に変えて各接触面にウェブを走行
させることにより、ウェブの片面、両面、単色、多色印
刷が１枚あるいは２枚のウェブに対して施される。

実施例 本発明の実施例を謁１図から第３図に基づいて説明する
。

ｍ１図は本発明に係るオフセット輪転印刷機の胴配列の
一例を示すもので、図中１は１個の圧胴、ｌ　１．＋２
．１３．１４．１５はこの圧胴１の周囲に配設しｆｃ第
１、第２、第３、第４、第５のブランケット胴、２１，
２２．２３，２４゜２５は上記各ブランケット胴ＩＩ、
〜１５と対をなす版胴である。

なお上記各版胴２１．〜２５には、図示してないが、従
来周知のインキ供給部及び湿し水供給部が連設されてい
る。

上記ｍ１、〜第５のブランケット胴１１．〜１５のそれ
ぞれは、図示しないトリップ機構により圧胴１と各版胴
２１．〜２５間を移動可能になっている。

すなわち、第２図に示すように、各ブランケット胴１１
．〜１５のそれぞれは圧胴１と版胴２＋、　〜２５の双
方に接触する第１位１１１１ｃＬ。

１２α１３α、１４α、１５αと、圧胴１と版胴２１．
〜２５の双方に接触しない第２位置１　ｌ　ｂ、　ｌ　
２ｂ、＋３ｂ。

＋４ｂ、　＋５Ａとに選択的に移動できるようになって
いる。

また上記第１、〜第５のブランケット胴１１゜〜１５の
うち、相互に隣接するｍｌ、！２のブランケット胴ＩＬ
、＋２及び第３、帛４のブランケット胴１３．１４は対
を構成し、上記の移動位置のほかに、それぞれ対のブラ
ンケット胴相互が接触すると共に、版胴にも接触する第
３位’［１ｌ　ＩＣ，１２Ｃ，１３Ｃ，１４Ｃに選択的
に移動できるようになっている口 なお上記各ブランケット胴１１．〜１５を移動するため
のトリップ機構は従来公知のもの、例えば特開昭５５−
１５８９６９号に示されたようなものを弔いる。

上記構成における作用を第３図（α）、〜第３因（Ｊ）
を参照して説明する。

第３図（α）、〜第３図（りは、各図に示されるウェブ
給送経路において１色使いが最大である印刷状態を示し
たものであり、各ブランケット胴１１、〜１５による印
刷個所をア、イ、り、工、オにて示した。

上記謁３図の各図に示す印刷状態において、謁３図（α
〕に示す状態では、１枚のウェブｌＩの片面に、各ブラ
ンケット胴１１．〜１５と圧胴１との接触による印刷個
所ア、〜オにて５色印刷される。

第３図（ｂ）に示す状態では、累１ブランケット胴１１
と第２ブランケツト胴１２を圧胴　１　から離間してこ
れらを相互に接触し、他のブランケット胴１３．〜１５
を圧胴１に接触した状態で、１枚のウェブＷ、の両面に
ア、イの印刷個所で印刷され、他の印刷個所つ、〜オに
て片面が印刷される。

第３図ＣＣ）に示す状態は、帛ｌ、第２ブランケット胴
１１，１２及び第３、ｍ４ブランケット胴１３．１４を
それぞれ圧胴１から離間してこれらを相互に接触し、比
５のブランケット胴１５を圧胴１に接触させ次状態にな
っていて、１枚のウェブ化にア、イ及びつ、二の各印刷
個所で両面印刷され、オの印刷個所で片面印刷される。

第３図Ｃｄ）に示す状態は、上記第３図（ｃ）に示す状
態において！＄３のブランケット胴１３による印刷個所
つを体止し次状態であり、１枚のウェブ乞の両面にア、
イ、工、オにて２色ずつ両面印刷される。

４３図＜Ｑは上記第３図Ｃｄ）に示す状態の変形例を示
すもので、第２のブランケット胴１２による印刷個所イ
を体止した状態である。

第３図（１）に示す状態は、第３図（ｃ）に示す状態で
２枚のウェブＷ、　、　Ｆ、の両面に印刷するようにし
友もので、＃！１のウェブＷ、にはア、イの印刷個所で
両面、第２のウェブｈにはつ、工、オノ印刷個所で両面
印刷される。

第３図Ｖ）に示す状態は上記第３図（ｅ）の場合と２枚
のウェブ石、ｆ弓の掛は渡しを変えた状態で、謁１のウ
ェブ乞にはア、つ、工の印刷個所で両面、褐２のウェブ
Ｗ２にはオの印刷個所で片面がそれぞれ印刷される。

第３図Ｃ）に示す状態は、１枚のウェブＷ１の片面［５
色印刷するもので、第３図（α）に示す状態とウェブ化
の走行方向を逆にしたものである。

第３図（ｈ）に示すものは、１枚のウェブ糸の片面にア
、イ、つ、オの印刷個所にて４色、他面に二の印刷個所
にて１色印刷される状態であり、以下同様に、第３図（
りに示すものは、１枚のウェブ乞の片面にア、つ、オの
印刷個所で３色、他面にイ、二の印刷個所で２色印刷さ
れる状態、第３図（＞）に示すものは、第２のブランケ
ット胴１２のイの印刷個所を休止して片面につ、工、オ
の印刷個所で３色、他面にアの印刷個所で１色印刷され
る状態、第３図Ｃｋ）に示すものは、２枚のクエプ乞、
九の一方のウェブＷ８片面にアの印刷個所で１色印刷さ
れ、他面にイの印刷個所で１色印刷され、他のウェブｈ
の片面につ、オの印刷個所で２色、他面に工の印刷個所
で１色それぞれ印刷される状態、さらにゐ３図（ｌＪに
示すものは、アと二の印刷個所を休止した状態をそれぞ
れ示すものである。

上記し次ように、第３図（α〕、〜（Ｊ）にて示される
各印刷において何色かを体止させて印刷することは可能
である。従って片面４色刷を行ないたい場合には、比３
図（α）″または第３図ωンに示される状態において、
ア、〜オのいずれかを休止させるか、第３図（ｂ）に示
す状態において、アを体止させるか、または第３図Ｃｈ
ｉに示す状態において工を休止させればよい。

同様の考え方をひろげれば、第３図ＣＣ）に示す状態に
おいて、イ、工、オのいずれかを体止させるか、または
化３図（りに示す状態においてア。

つ、オのいずれかを体止させれば第３図（ｄ）に示す状
態と同数の色使いで印刷が可能である。

発明の効果 本発明によれば以下のような効果を奏することができる
。

（ｊ）Ｈ−Ｂ型オフセット輪転印桐機、′！たはノ・−
ツブツキ型オフセット輪転印刷機と、共通圧高い色見当
精度及び高い表裏見当精度が得られ枳第３図Ｃｂ）参照
）。

（２）　　Ｂ−Ｂ型オフセット輪転印刷機と、スポット
印刷部付Ｂ−Ｅ型オフセット輪転印刷機、またはＢ−Ｂ
型オフセット輪転印刷＠２台として、２枚のウェブＦ、
　、　Ｊｉ、の両面に同時に印刷し得る（第３図（ｇ）
参照）。

（３）スポット付Ｂ−Ｂ型オフセット輪転印刷機と、ハ
ーフデツキ型印桐機として、同時に２枚のウェブＦ、　
、　Ｆ、に対し、一方には両面印刷、他方には片面印刷
を行ない得る（第３図（ｆ）　、　（Ａ’）参照）。

（４）従来の共通圧胴式サテライト型オフセット輪転印
刷機としても利用できる（第３図（α）、（！ｉ）参照
）。

（５）上記（＋）　、　（３）項に共通しているる効果
として、狭い機械設置空間において、従来の印刷４！Ｉ
！２台分の印刷効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、ｍ１図は胴配列を
示す正面図、第２図は胴配列及びブランケット胴の移動
状態を示す拡大正面図、謁３図（α）、〜（１１）は作
用説明図である。 １は圧胴、１１．〜１５はブランケット胴、２１、〜２
５は版胴。 第３図（（１） 第３図（ｄ） 第３図（ｄ′） 第３図（ｅ） 第３図（ｆ） 第３図（（Ｊ） 第３図（ｈ） 第３図（１） 第３図（１） 手続補正書（方式） 昭和６０年１２　４０日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １個の圧胴と、この圧胴の周囲に配設した５個の版胴と
   、圧胴と各版胴の間に位置して各版胴と対をなす５個の
   ブランケット胴とからなり、各ブランケット胴のうち、
   隣接する２個ずつの２組のブランケット胴のそれぞれが
   、圧胴と版胴の双方に接触する位置と、その双方に接触
   しない位置と、さらに各組のブランケット胴相互が接触
   すると共に、それぞれが版胴に接触する位置に選択的に
   移動可能に設け、また他の１個のブランケット胴を圧胴
   と版胴の双方に接触する位置と、その双方に接触しない
   位置に選択的に移動可能に設けたことを特徴とするオフ
   セット輪転印刷機。