JPH03189152A - ６胴型補刷付両面墨刷ユニツトの印刷方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オフセット輪転印刷機の６胴型補刷付両面墨
刷ユニットにおける印刷方法に関する。

〔従来の技術〕

第２図および第３図に、従来の新聞用オフセット輪転印
刷機の６胴型補刷付両面墨刷ユニツ）１および２を示す
。

第２図で６胴型補刷付両面墨刷ユニット１は。

印刷時には互に適正な印圧にて接して（当接）いるブラ
ンケット胴ＡおよびＢと、これらのブランケット胴Ａま
たはＢにそれぞれ当接している平版（以下、単に版とい
う）を装着した版胴りまたはＥとがアーチ型に配列され
ていて、印刷紙の両面にそれぞれ版の１色の絵柄がオフ
セット印刷（以下、印刷という）される。更にブランケ
ット胴Ｂに補刷用のブランケット胴Ｃが当接、又は分離
するように、またブランケット胴Ｃには版胴Ｆが当接し
得るように設置されている。従りて、ブランケット胴Ｐ
よりブランケット胴Ｃが離れている時は上述の両面１色
刷が当接している時は表（紙の一方の面）１色刷と裏（
紙の他方の面）２色刷が行われる。

これに対して第３図の６胴型補刷付両面墨刷ユニット２
では第２図に示す当接するブランケット胴がブランケッ
ト胴Ｂに限定されている固定型のブランケット胴Ｃの代
りに、当接するプランケツト胴を切換えることにより、
選択し得る切換え型のブランケット胴Ｇが設けられてい
る。従ってブランケット胴Ｇがブランケット胴ＡＫ当接
している時は紙は実線で示す経路を取り、前述とは反対
に、表２色と裏１色の印刷が、ブランケット胴Ｃがブラ
ンケット胴Ｂに当接している時は印刷紙は破線で示す経
路を走行し表１色と裏２色の印刷が可能となる。尚この
場合破線で示す走行方向が実線で示す走行方向に対して
反対になっているのでブランケット胴Ｇの回転方向も図
示しない回転方向切換え手段にて切換えられ反対となっ
ている。

（矢印参照のこと） 〔発明が解決しようとする課題〕 １）固定型のブランケット胴Ｃを有する６胴型補刷付両
面墨刷ユニット（第２図）では、ブランケット胴Ｃとブ
ランケット胴Ｂとが当接している時は印刷紙に表１色と
裏２色のオフセット印刷が可能であるが、表２色と裏１
色のオフセット印刷をすることは出来ない。

２）切換型のブランケット胴Ｇを有する６本型補刷性両
面昂刷ユニット（第３図）では、ブランケット胴Ｇが切
換えによりそれぞれブランケット胴ＡあるいはＢに当接
している時は表２色と１色あるいは表１色と裏２色のオ
フセット印刷が出来るが、前記ブランケット胴Ｇの当接
位置を切換えるための装置が必要であり、またブランケ
ット胴ＡあるいはＢに当接した時ブランケット胴Ｇの回
転方向が反対になるので、ブランケット胴Ｇの回転方向
切換え手段を講ぜねばならない。このため部品点数が多
くなりコスト増となる。

〔課題を解決するための手段〕

１）基本構成としては、第２図の固定型のブランケット
胴Ｃを有する６本型補刷性両面墨刷ユニットを使用する
。

２）第２図の破線で示すように印刷紙を通し表２色と裏
１色を印刷するときは、ブランケット胴Ｃ上の絵柄をブ
ランケット胴Ｂに一度転写し、この絵柄にブランケット
胴Ｂに版胴Ｅより転写された絵柄を追加する。

３）前記２頭の印刷をする時、版胴Ｆに裏焼きの版を取
付ける。

（注）版にフィルムを重ねて焼く時、通常焼付は特販に
重ねるフィルムの天地方向（版のくわえ側よりくわえ尻
の方向）を軸としてフィルムを表裏反転させて焼付ける
ことを裏焼きという。これに対し通常焼付けのことを表
焼きという。

〔作用〕

１）固定型のブランケット胴Ｃで表２色と裏１色のみな
らず、再転写手段にて表１色と裏２色のオフセット印刷
が可能である。

２）第２図で表１色と裏２色の場合、版胴Ｆと紙に絵柄
を転写するブランケット胴Ｂとの間に、ブランケット胴
Ｃが入るので、版胴Ｆに取付けられた表焼きの版ではこ
の版の絵柄（例えばＬ）の反転絵柄（例えば」）が紙に
印刷されるので、裏焼きの版でこの版の絵柄（例えば」
）は印刷紙に正常の絵柄（例えばし）として転写される
。

３）版胴Ｆの絵柄をブランケット胴ＣよりＢに転写した
後１紙に印刷しても、印刷紙の絵柄は鮮明で汚れ等の印
刷障害は発生しない。

〔実施例〕

本発明による６胴型補刷付両面墨刷ユニット３を第１図
に示す。

このユニット３の印刷胴の配置は、第２図に示す固定型
のブランケット胴Ｃを設けた６胴型補刷付両面品刷ユニ
ット１と同じである。第１図においてブランケット胴Ｃ
がブランケット胴Ａに当接しているが、第２図のようで
もよい。従りて、ブランケット胴Ｃがブランケット胴Ａ
に当接した状態で、経路Ｐを通る印刷紙に版胴Ｅおよび
Ｆの版の絵柄２色が表にまた版胴りの絵柄１色が裏に、
それぞれブランケット胴ＢおよびＣまたブランケット胴
Ａを介して、印刷される。更に経路Ｑを通る印刷紙に対
しては、版胴Ｆの絵柄がブランケット胴Ｃを介してブラ
ンケット胴Ａに転写され、つぎに版胴りの絵柄もブラン
ケット胴Ａに転写されるので、これらの絵柄２色が裏Ｋ
、版胴Ｅの絵柄１色がブランケット胴Ｂを介して表に印
刷される。

この場合版胴Ｆの版の絵柄が反転して印刷紙に印刷され
るので、版胴Ｆには裏焼きの版を取付ける。

尚、このケース以外はすべての版胴り、　　ＥおよびＦ
［は表焼きの版が装着されている。

〔発明の効果〕

本発明は、オフセット輪転印刷機の４胴型ユニットに補
刷用のブランケット胴および版胴を併設した６胴型補刷
付両面墨刷ユニツ）において、前記補ＩＧＩＩ用版胴に
裏焼きした版を装置し、同補刷用版胴の絵柄を補刷用ブ
ランケット胴に転写し、更にこの転写された絵柄を４胴
型ユニットのブランケット胴に再転写し、この再転写さ
れた絵柄を４胴型ユニットにおける印刷時に同時に印刷
することＫより、次の効果を有する。

１）第１図において、ブランケット胴Ｃよりブランケッ
ト胴ＡＫ転写した絵柄をブランケット胴Ａより印刷紙に
印刷することにより、従来の固定型ブランケット胴Ｃを
設けた６胴型補刷付両面墨刷ユニットを用いて、印刷紙
に従来通りの表２色と裏１色のみならず、表１色と裏２
色の印刷が可能となる。但し後者の表１色と裏２色の場
合、裏焼きの版を取付けねばならないが、裏焼きは前記
ケース以外でも印刷物の編集上必要なので、日常行なわ
れており、裏焼きすることは特に作業の増加とはならな
い。

２）従来の固定型（第２図）および切換型（第３図）（
この場合、ブランケット胴Ｇはいづれか一方のブランケ
ット胴Ａ又はＢに当接したままで）ブランケット胴を有
する６胴型補刷付両面墨刷ユニットを使用することが出
来る。特に固定型ブランケット胴Ｃを用いる場合、当接
切換、回転方向反転などの操作は不要で、これらの操作
のための装置も省略出来るため、部品点数が減少し、加
工組立で容易でコストの低減が計られる。

３）版胴Ｆの絵柄をブランケット胴ＣよりＡＫ転写した
のち、印刷紙に印刷された絵柄は鮮明で汚れ等の印刷障
害は発生しない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する６胴型補刷付両面墨刷ユニッ
トの側面図（印刷胴配列）、第２図は従来の固定型のブ
ランケット胴を有する６本型補刷材両面墨刷ユニットの
側面図、第３図は従来の切換型のブランケット胴を有す
る６唄型補刷付両面墨刷ユニットの側面図である。 （３）・・・６本型補刷材両面墨刷ユニット。 Ａ、Ｂ、Ｃ・・・ブランケット胴。 Ｄ、Ｅ、Ｆ’・・・版胴。 島１閃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. オフセット輪転印刷機の４胴型ユニットに補刷用のブラ
   ンケット胴および版胴を併設した６胴型補刷付両面墨刷
   ユニットにおいて、前記補刷用版胴に裏焼きした版を装
   置し、同補刷用版胴の絵柄を補刷用ブランケット胴に転
   写し、更に、この転写された絵柄を４胴型ユニットのブ
   ランケツト胴に再転写し、この再転写された絵柄を４胴
   型ユニットにおける印刷時に同時に印刷することを特徴
   とする６胴型補刷付両面墨刷ユニットの印刷方法。