JPS625482A - 三次元ワイヤ−フレ−ムモデルの隠線処理方法 - Google Patents
三次元ワイヤ−フレ−ムモデルの隠線処理方法Info
- Publication number
- JPS625482A JPS625482A JP60142862A JP14286285A JPS625482A JP S625482 A JPS625482 A JP S625482A JP 60142862 A JP60142862 A JP 60142862A JP 14286285 A JP14286285 A JP 14286285A JP S625482 A JPS625482 A JP S625482A
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- Japan
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- plane
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は三次元ワイヤーフレームモデルの隠線処理方法
に関する。
に関する。
三次元立体を二次元平面上で表現する方法として、三次
元ワイヤーフレームモデルが従来から用いられている。
元ワイヤーフレームモデルが従来から用いられている。
例えば第9図に、ボトルを三次元ワイヤーフレームモデ
ルで表現した例を示す。このように三次元ワイヤーフレ
ームモデルは三次元立体を立体感を損わずに二次元平面
で表現できるという利点を有するが、ワイヤー線が複雑
になると見にくくなるという欠点がある。そこで第10
図に示すモデルのように、隠線処理を行い、見えない部
分のワイヤー線を消去して表示する方法が採られる。
ルで表現した例を示す。このように三次元ワイヤーフレ
ームモデルは三次元立体を立体感を損わずに二次元平面
で表現できるという利点を有するが、ワイヤー線が複雑
になると見にくくなるという欠点がある。そこで第10
図に示すモデルのように、隠線処理を行い、見えない部
分のワイヤー線を消去して表示する方法が採られる。
しかしながら、このようなワイヤーフレームモデルにお
ける従来の隠線処理方法は、ワイヤー線を一点ずつのド
ツトの集合として取扱い、この各ドツトについて可視点
か不可視点かの判断を行っていたため、計算時間が非常
に長くかかるという欠点があった。
ける従来の隠線処理方法は、ワイヤー線を一点ずつのド
ツトの集合として取扱い、この各ドツトについて可視点
か不可視点かの判断を行っていたため、計算時間が非常
に長くかかるという欠点があった。
(発明の目的〕
そこで本発明は短時間で処理を行うことのできる三次元
ワイヤーフレームモデルの隠線処理方法を提供すること
を目的とする。
ワイヤーフレームモデルの隠線処理方法を提供すること
を目的とする。
(発明の概要)
本発明の特徴は、三次元ワイヤーフレームモデルの隠線
処理方法において、三次元立体を縦線ワイヤーと横線ワ
イヤーとから成る三次元ワイ1−フレームで表現し、こ
の縦線ワイヤーと横線ワイヤーとによって囲まれた各分
割面の座標を求め、各分割面を二次元平面に投影し、こ
の投影した各分割面を構成する各エツジと輪郭線との交
点の座標を求め、各交点により分割されたエツジ要素に
ついて、各分割面との三次元位置関係を判断し、いずれ
かの分割面によって隠されてしまうエツジ要素を両端と
するワイヤー線については隠線処理を施すようにし、短
時間で隠線処理を行うことができるようにした点にある
。
処理方法において、三次元立体を縦線ワイヤーと横線ワ
イヤーとから成る三次元ワイ1−フレームで表現し、こ
の縦線ワイヤーと横線ワイヤーとによって囲まれた各分
割面の座標を求め、各分割面を二次元平面に投影し、こ
の投影した各分割面を構成する各エツジと輪郭線との交
点の座標を求め、各交点により分割されたエツジ要素に
ついて、各分割面との三次元位置関係を判断し、いずれ
かの分割面によって隠されてしまうエツジ要素を両端と
するワイヤー線については隠線処理を施すようにし、短
時間で隠線処理を行うことができるようにした点にある
。
以下本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第1
図は本発明に係る方法の一実施例の流れ図である。まず
ステップS1において、三次元立体に基き縦線ワイV−
と横線ワイヤーとから成る三次元ワイヤーフレームモデ
ルを生成する。ボトルを例にとれば、第9図に示すよう
なワイヤーフレームモデルが生成されることになる。こ
の生成法については公知技術であるため、ここでは説明
を省略する。続いて、ステップ82において、ワイヤー
線の間引き数を決定する。例えば第9図に示すモデルを
最終的に第10図に示すようなモデルに仕上げる場合に
は、tii線ワイヤーの3木のうち2本を間引いて消去
する(ただし、輪郭線に該当するワイヤー線は消去しな
い。)。
図は本発明に係る方法の一実施例の流れ図である。まず
ステップS1において、三次元立体に基き縦線ワイV−
と横線ワイヤーとから成る三次元ワイヤーフレームモデ
ルを生成する。ボトルを例にとれば、第9図に示すよう
なワイヤーフレームモデルが生成されることになる。こ
の生成法については公知技術であるため、ここでは説明
を省略する。続いて、ステップ82において、ワイヤー
線の間引き数を決定する。例えば第9図に示すモデルを
最終的に第10図に示すようなモデルに仕上げる場合に
は、tii線ワイヤーの3木のうち2本を間引いて消去
する(ただし、輪郭線に該当するワイヤー線は消去しな
い。)。
次にステップ$3において、法線ベクトルによるエツジ
属性判断を行う。この手法は、縦線ワイヤーと横線ワイ
ヤーとによって囲まれた各分割面(例えば、第9図のハ
ツチングを施した分割面1)の−辺を構成する各エツジ
が可視線、小町視線、輪郭線のいずれかであるかを判断
する従来から知られている手法で、ここでは簡単な説明
だけを行う。まず、第9図に示すように、ステップS1
で生成したワイヤーフレームモデルをx、y、zの三次
元座標系で定義する。ここで視点の位置を−7の方向に
とり、Zが大きくなるほど、奥ゆきが深くなるように定
義する。次に第2図に示すように、各分割面1に外側に
向かう法線Nを立てる。
属性判断を行う。この手法は、縦線ワイヤーと横線ワイ
ヤーとによって囲まれた各分割面(例えば、第9図のハ
ツチングを施した分割面1)の−辺を構成する各エツジ
が可視線、小町視線、輪郭線のいずれかであるかを判断
する従来から知られている手法で、ここでは簡単な説明
だけを行う。まず、第9図に示すように、ステップS1
で生成したワイヤーフレームモデルをx、y、zの三次
元座標系で定義する。ここで視点の位置を−7の方向に
とり、Zが大きくなるほど、奥ゆきが深くなるように定
義する。次に第2図に示すように、各分割面1に外側に
向かう法線Nを立てる。
そしてこの法線ベクトルのZ軸方向成分N7を求め、N
zくOであれば該分割面を可視面と判断し、N7≧0で
あれば該分割面を不可視面と判断する。
zくOであれば該分割面を可視面と判断し、N7≧0で
あれば該分割面を不可視面と判断する。
このようにして、全分割面が可視面か不可視面かに分け
られる。続いてこの各分割面についての情報をもとに各
分割面の一辺、即ち各エツジの属性を判断する。エツジ
の属性は可視、不可視、輪郭の3とおりである。第3図
(a)のように隣りあう2つの分割面2.3ともに不可
視面である場合(N2 ≧0、N37≧O)この分割
面2.3の境界となるエツジ23の属性を不可視とする
。第3図(b)のように隣りあう2つの分割面4,5と
もに可視面である場合(N4.<0.N57<O)、こ
の分割面4.5の境界となるエツジ45の属性を可視と
する。また、第3図(C)のように隣りあう2つの分割
面6,7のうち、分割面6が不可視(N67≧0)であ
り、分割面7が可視(N71<O)である場合、この分
割面6.7の境界となるエツジ67の属性を輪郭とする
。
られる。続いてこの各分割面についての情報をもとに各
分割面の一辺、即ち各エツジの属性を判断する。エツジ
の属性は可視、不可視、輪郭の3とおりである。第3図
(a)のように隣りあう2つの分割面2.3ともに不可
視面である場合(N2 ≧0、N37≧O)この分割
面2.3の境界となるエツジ23の属性を不可視とする
。第3図(b)のように隣りあう2つの分割面4,5と
もに可視面である場合(N4.<0.N57<O)、こ
の分割面4.5の境界となるエツジ45の属性を可視と
する。また、第3図(C)のように隣りあう2つの分割
面6,7のうち、分割面6が不可視(N67≧0)であ
り、分割面7が可視(N71<O)である場合、この分
割面6.7の境界となるエツジ67の属性を輪郭とする
。
以上の作業により、すべてのエツジは可視、不可視、輪
郭のいずれかの属性に分けられるので、不可視の属性に
あるエツジを表示しないようにすれば、隠線処理が施さ
れるようになる。しかしながら、上述の処理だけでは、
完全な隠線処理はまだなされていない。例、えば第4図
のようなシルクハツト型の立体についてステップS3ま
での処理を行った場合、背面についてのワイヤー線は消
去されるが、前面についてのワイヤー線は前面の各エツ
ジの属性が可視となるため、すべて表示されてしまう。
郭のいずれかの属性に分けられるので、不可視の属性に
あるエツジを表示しないようにすれば、隠線処理が施さ
れるようになる。しかしながら、上述の処理だけでは、
完全な隠線処理はまだなされていない。例、えば第4図
のようなシルクハツト型の立体についてステップS3ま
での処理を行った場合、背面についてのワイヤー線は消
去されるが、前面についてのワイヤー線は前面の各エツ
ジの属性が可視となるため、すべて表示されてしまう。
例えば斜線を施した分割面8について考えると、この4
辺のエツジがともに表示されてしまうことになる。とこ
ろが、実際には第4図の破線で示した部分は、シルクハ
ツトのつばの部分に隠れてしまうため、隠線として処理
しなくてはならない。従って従来は前述のようにステッ
プS3の処理終了後、各表示エツジを一点ずつのドツト
の集合として取扱い、この各ドツトについて可視点か不
可視点かの判断を行い、可視点のみを表示するようにし
ていた。
辺のエツジがともに表示されてしまうことになる。とこ
ろが、実際には第4図の破線で示した部分は、シルクハ
ツトのつばの部分に隠れてしまうため、隠線として処理
しなくてはならない。従って従来は前述のようにステッ
プS3の処理終了後、各表示エツジを一点ずつのドツト
の集合として取扱い、この各ドツトについて可視点か不
可視点かの判断を行い、可視点のみを表示するようにし
ていた。
本発明に係る方法は、ステップ84以下の処理を行うこ
とにより、計算時間を短縮している。叩ら、各ワイヤー
線の可視性は輪郭線との交点により変化するため、まず
ステップS4において、各エツジと輪郭線との交点の座
標を求める。ここでいう交点とは、三次元ワイヤーフレ
ームの各分割面を二次元平面に投影した状態での各エツ
ジと輪郭線との交点をいい、例えば第5図では、点A。
とにより、計算時間を短縮している。叩ら、各ワイヤー
線の可視性は輪郭線との交点により変化するため、まず
ステップS4において、各エツジと輪郭線との交点の座
標を求める。ここでいう交点とは、三次元ワイヤーフレ
ームの各分割面を二次元平面に投影した状態での各エツ
ジと輪郭線との交点をいい、例えば第5図では、点A。
B、E、Fがこの交点となる。これらの各交点によりエ
ツジを分割した線分をエツジ要素と呼べば、全ワイヤー
フレームモデルは複数のエツジ要素と輪郭線と交点を持
たないエツジの集合ということになる。例えば第5図で
はAB、BC,DE。
ツジを分割した線分をエツジ要素と呼べば、全ワイヤー
フレームモデルは複数のエツジ要素と輪郭線と交点を持
たないエツジの集合ということになる。例えば第5図で
はAB、BC,DE。
EFがエツジ要素となる。
続いてステップS5で、この各エツジ要素について可視
か不可視かの判断を行う。これは、ある1つのエツジ要
素と、ワイヤーフレームを構成するすべての分割面との
三次元位置関係を1つ1つ判断すればよい。
か不可視かの判断を行う。これは、ある1つのエツジ要
素と、ワイヤーフレームを構成するすべての分割面との
三次元位置関係を1つ1つ判断すればよい。
第6図にこの位置関係判断の一方法の流れ図を示す。ま
ず、ステップS7において、判断対象となる1エツジ要
素の中点の座標を計算によって求める。例えば第7図の
例では、エツジ要素GHについての可視性を判断する場
合、GHの中点Mの座標を求める。次に第7図のような
ワイヤーフレームのXY平面への投影面上において、こ
の中点Mがいずれかの分割面に含まれるか否かを調べる
。
ず、ステップS7において、判断対象となる1エツジ要
素の中点の座標を計算によって求める。例えば第7図の
例では、エツジ要素GHについての可視性を判断する場
合、GHの中点Mの座標を求める。次に第7図のような
ワイヤーフレームのXY平面への投影面上において、こ
の中点Mがいずれかの分割面に含まれるか否かを調べる
。
中点Mがある分割面に包含されるか否かは、後述するよ
うに、XY平面上での座標値について所定の演算を行う
ことによって行なわれるが、本実論例では、計算時間を
短縮するために、ステップS8において、外接長方形に
よる内在性判断を行っている。これは、例えば中点Mが
分割面8に含まれるか否かを判断する場合に、分割面8
に外接し各辺がX軸またはY軸に平行な外接長方形9を
考え、この外接長方形9に中点Mが含まれるか否かをみ
るのである。この計算は非常に簡単である。即ち、中点
Mの座標を(X、Y)とすれH ば、×1くxHくX2であり、しかもyl〈yHくy2
である場合に限り中点Mは外接長方形9に含まれること
になる。このようにして外接長方形による内在性判断を
、すべての分割面について行う。
うに、XY平面上での座標値について所定の演算を行う
ことによって行なわれるが、本実論例では、計算時間を
短縮するために、ステップS8において、外接長方形に
よる内在性判断を行っている。これは、例えば中点Mが
分割面8に含まれるか否かを判断する場合に、分割面8
に外接し各辺がX軸またはY軸に平行な外接長方形9を
考え、この外接長方形9に中点Mが含まれるか否かをみ
るのである。この計算は非常に簡単である。即ち、中点
Mの座標を(X、Y)とすれH ば、×1くxHくX2であり、しかもyl〈yHくy2
である場合に限り中点Mは外接長方形9に含まれること
になる。このようにして外接長方形による内在性判断を
、すべての分割面について行う。
次にこのステップ8において内在すると判断された分割
面についてのみ、正確な計算を行って、本当に内在する
か否かを判断することになるが、計算時間を短縮するた
めにその前に更にもう1つのステップを行う。即ち、ス
テップS9において、包含すると判断された分割面が、
処理対象となっているエツジ要素に隣接している面であ
る場合は、この分割面を以下の処理対象から除外する。
面についてのみ、正確な計算を行って、本当に内在する
か否かを判断することになるが、計算時間を短縮するた
めにその前に更にもう1つのステップを行う。即ち、ス
テップS9において、包含すると判断された分割面が、
処理対象となっているエツジ要素に隣接している面であ
る場合は、この分割面を以下の処理対象から除外する。
例えば第7図で、エツジ要素IJの中点Kが分割面10
の外接長方形内に包含されると判断されても、エツジ要
素IJは分割面10に隣接するエツジ要素であるため、
分割面10によって隠されることはありえないので、以
下の処理対象から除外されることになる。
の外接長方形内に包含されると判断されても、エツジ要
素IJは分割面10に隣接するエツジ要素であるため、
分割面10によって隠されることはありえないので、以
下の処理対象から除外されることになる。
次に、ステップS10において、内在性の正確な判断が
なされる。即ち、内在する可能性のある分割面について
、以下のような手法で内在するか否かが判断される。い
ま第8図に示すように、点りが分割面ROPQに内在す
るか否かを判断する場合を考える。まず、辺ROについ
て次の行列式%式% 同様に辺OP、PQ、QRについても同じような行列式
の値を求め、すべての値が正であれば内在することにな
る。
なされる。即ち、内在する可能性のある分割面について
、以下のような手法で内在するか否かが判断される。い
ま第8図に示すように、点りが分割面ROPQに内在す
るか否かを判断する場合を考える。まず、辺ROについ
て次の行列式%式% 同様に辺OP、PQ、QRについても同じような行列式
の値を求め、すべての値が正であれば内在することにな
る。
最後に、ステップS11において可視性の判断を行う。
これは、仮にステップS10において内在すると判断さ
れた場合であっても、遠近の判断をしなければ可視性の
判断は出来ないからである。
れた場合であっても、遠近の判断をしなければ可視性の
判断は出来ないからである。
例えば第7図のエツジ要素GHは分割面8に包含されて
いるが、分割面8がエツジ要素GHより遠くにあればエ
ツジ要素は可視の状態のままである。
いるが、分割面8がエツジ要素GHより遠くにあればエ
ツジ要素は可視の状態のままである。
そこで、中点Mと、Mを通りZ軸に平行な直線が分割面
8と交差する点との7座標値を比較し、これを判断する
。
8と交差する点との7座標値を比較し、これを判断する
。
以上のようにして第1図ステップS5における各エツジ
要素についての可視、不可視の判断がなされ、例えば第
5図において、エツジ要素AS。
要素についての可視、不可視の判断がなされ、例えば第
5図において、エツジ要素AS。
EFは不可視と判断される。最後にステップS6におい
てこの不可視エツジ要素を両端とするワイヤー線につい
ての隠線処理がなされる。この隠線処理は、例えば第1
0図に示すように対象となるワイヤー線を全く表示しな
いような処理を行ってもよいし、第11図に示すように
対象となるワイヤー線を破線で表示するような処理を行
ってもよい。
てこの不可視エツジ要素を両端とするワイヤー線につい
ての隠線処理がなされる。この隠線処理は、例えば第1
0図に示すように対象となるワイヤー線を全く表示しな
いような処理を行ってもよいし、第11図に示すように
対象となるワイヤー線を破線で表示するような処理を行
ってもよい。
なお、第1図ステップS5における各エツジ要素につい
ての可視、不可視判断で、所定の長さ以下のエツジ要素
については、−i的に不可視と判断するようにして、計
算時間の短縮を図っても、仕上がりにそれ程悪影響を与
えない。
ての可視、不可視判断で、所定の長さ以下のエツジ要素
については、−i的に不可視と判断するようにして、計
算時間の短縮を図っても、仕上がりにそれ程悪影響を与
えない。
また、第6図ステップS8における外接長方形による内
在性判断で、1つのエツジ要素に対してすべての分割面
についての内在性を判断するかわりに、三次元ワイヤー
フレームをいくつかの領域に分割し、同じ領域に所属す
るエツジ要素と分割面との組合せのみについて内在性を
調べるようにして、計算時間の短縮を図るようにしても
よい。
在性判断で、1つのエツジ要素に対してすべての分割面
についての内在性を判断するかわりに、三次元ワイヤー
フレームをいくつかの領域に分割し、同じ領域に所属す
るエツジ要素と分割面との組合せのみについて内在性を
調べるようにして、計算時間の短縮を図るようにしても
よい。
例えばXY座標系の原点にワイヤーフレームモデルの中
心が来るようにワイヤーフレームモデルを投影し、この
XY座標系の4象現の領域のそれぞれについて別個に内
在性の判断を行えばよい。即ち、第1象現に属するエツ
ジ要素に対しては、第1象現に所属する分割面について
のみ内在性を調べればよいことになる。これによって、
計算時間をほぼ1/4に短縮することができる。
心が来るようにワイヤーフレームモデルを投影し、この
XY座標系の4象現の領域のそれぞれについて別個に内
在性の判断を行えばよい。即ち、第1象現に属するエツ
ジ要素に対しては、第1象現に所属する分割面について
のみ内在性を調べればよいことになる。これによって、
計算時間をほぼ1/4に短縮することができる。
以上のとおり本発明によれば、三次元ワイヤーフレーム
モデルの隠線処理方法において、輪郭線と交点をもつエ
ツジをエツジ要素に分割し、この各エツジ要素について
可視、不可視性を判断し、エツジ要素を両端にもつワイ
ヤー線の可視、不可視性を判断するようにしたため、短
時間で隠線処理を行うことができるようになる。
モデルの隠線処理方法において、輪郭線と交点をもつエ
ツジをエツジ要素に分割し、この各エツジ要素について
可視、不可視性を判断し、エツジ要素を両端にもつワイ
ヤー線の可視、不可視性を判断するようにしたため、短
時間で隠線処理を行うことができるようになる。
第1図は本発明に係る方法の一実施例を示す流れ図、第
2図は1つの分割面上に立てた法線を示す説明図、第3
図(a)(b)(c)は各エツジの属性を求める方法を
示す説明図、第4図および第5図は本発明に係る隠線処
理の具体的手順を示す説明図、第6図は第1図における
ステップS5の詳細手順を示す流れ図、第7図は第6図
におけるステップS8の説明図、第8図は第6図におけ
るステップS10の説明図、第9図は隠線処理前のワイ
ヤーフレームモデル図、第10図および第11図は隠線
処理後のワイヤーフレームモデル図である。 1〜8・・・分割面、9・・・外接長方形、10・・・
分割面、23,45.67・・・エツジ、N、N2〜N
7・・・法線ベクトル、81〜811・・・流れ図の各
ステップ。 出願人代理人 猪 股 清 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 と 第8図 手続補正口 昭和60年10月80日
2図は1つの分割面上に立てた法線を示す説明図、第3
図(a)(b)(c)は各エツジの属性を求める方法を
示す説明図、第4図および第5図は本発明に係る隠線処
理の具体的手順を示す説明図、第6図は第1図における
ステップS5の詳細手順を示す流れ図、第7図は第6図
におけるステップS8の説明図、第8図は第6図におけ
るステップS10の説明図、第9図は隠線処理前のワイ
ヤーフレームモデル図、第10図および第11図は隠線
処理後のワイヤーフレームモデル図である。 1〜8・・・分割面、9・・・外接長方形、10・・・
分割面、23,45.67・・・エツジ、N、N2〜N
7・・・法線ベクトル、81〜811・・・流れ図の各
ステップ。 出願人代理人 猪 股 清 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 と 第8図 手続補正口 昭和60年10月80日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、三次元立体を縦線ワイヤーと横線ワイヤーとから成
る三次元ワイヤーフレームで表現し、前記縦線ワイヤー
と横線ワイヤーとによって囲まれた各分割面の座標を求
め、前記各分割面を二次元平面に投影し、この投影した
各分割面の一辺(エッジ)と、前方を向いた分割面およ
び後方を向いた分割面の共通エッジ(輪郭線)との交点
の座標を求め、前記各交点により分割された各線分(エ
ッジ要素)について、前記各分割面との三次元位置関係
を判断し、いずれかの分割面によって隠されてしまうエ
ッジ要素を両端とするワイヤー線については隠線処理を
施すことを特徴とする三次元ワイヤーフレームモデルの
隠線処理方法。 2、隠線処理が、対象となるワイヤー線を全く表示しな
いようにする処理であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の三次元ワイヤーフレームモデルの隠線処
理方法。 3、隠線処理が、対象となるワイヤー線を破線で表示す
るようにする処理であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の三次元ワイヤーフレームモデルの隠線処
理方法。 4、各エッジ要素と各分割面との三次元位置関係の判断
を、三次元ワイヤーフレームを二次元平面に投影し、こ
の二次元投影面上において前記各エッジ要素の中点が前
記各分割面に内在した点になるか否かを調べ、内在した
点となる場合は前記中点と該内在分割面内の一点との前
記二次元投影面に垂直な方向の座標値を比較することに
よって行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
第3項のいずれかに記載の三次元ワイヤーフレームモデ
ルの隠線処理方法。 5、各エッジ要素と各分割面との三次元位置関係の判断
を、三次元ワイヤーフレームをいくつかの領域に分割し
、同じ領域に所属するエッジ要素と分割面との組合せの
みについて行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第4項のいずれかに記載の三次元ワイヤーフレーム
モデルの隠線処理方法。 6、三次元ワイヤーフレームを二次元平面に投影し、前
記三次元ワイヤーフレームをこの二次元座標系の4象現
の領域に分割することを特徴とする特許請求の範囲第5
項記載の三次元ワイヤーフレームモデルの隠線処理方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60142862A JPS625482A (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 | 三次元ワイヤ−フレ−ムモデルの隠線処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60142862A JPS625482A (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 | 三次元ワイヤ−フレ−ムモデルの隠線処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625482A true JPS625482A (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=15325337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60142862A Pending JPS625482A (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 | 三次元ワイヤ−フレ−ムモデルの隠線処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS625482A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0348983A (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-01 | Nec Corp | 隠線消去処理装置 |
JPH0355676A (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-11 | Fujitsu Ltd | 立体図隠線表示制御方式 |
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JPS6129973A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-12 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 平面投影像生成方法 |
-
1985
- 1985-06-29 JP JP60142862A patent/JPS625482A/ja active Pending
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