JPH11203486A - 半透明オブジェクトの表示方法及び、これを用いる画像表示装置 - Google Patents

半透明オブジェクトの表示方法及び、これを用いる画像表示装置

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JPH11203486A
JPH11203486A JP10004575A JP457598A JPH11203486A JP H11203486 A JPH11203486 A JP H11203486A JP 10004575 A JP10004575 A JP 10004575A JP 457598 A JP457598 A JP 457598A JP H11203486 A JPH11203486 A JP H11203486A
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polygon
translucent
polygons
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rendering
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JP10004575A
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Toshiyuki Kaji
敏之 梶
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Sega Corp
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Sega Enterprises Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半透明ポリゴンでできたオブジェクトを表示す
る際に、ポリゴンの並べ替えを不要とし、半透明オブジ
ェクトを構成するポリゴンに対する頂点演算の回数を減
らす。 【解決手段】オブジェクトが半透明オブジェクトである
時、ジオメトリ処理によりこの半透明オブジェクトを構
成するポリゴンを裏ポリゴン及び表ポリゴンに区分す
る。裏ポリゴン対し、先にレンダリング処理を行い、こ
の裏ポリゴンをフレームバッファに書き込む。ついで、
区分された表ポリゴンに対し、レンダリング処理を行
い、表ポリゴンをフレームバッファに書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータグラ
フィック(CG)における半透明ポリゴンを含む半透明
オブジェクトの表示方法及び、これを用いる画像表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術及び、発明が解決しようとする課題】コン
ピュータグラフィック技術により、仮想3次元空間に置
かれるオブジェクトを複数のポリゴンで構成し、表示す
る画像表示装置が、種々の分野において使用されてい
る。
【0003】画像表示装置の一つとしてビデオゲーム装
置があり、かかるビデオゲーム装置では、仮想3次元空
間に置かれるオブジェクトの動きを遊技者が操作してゲ
ームを競うことが行われる。
【0004】ここで、オブジェクトとして、不透明のポ
リゴンのみから構成される場合は、視点からの距離が一
番近いポリゴンのみを画像フレームバッファに書き込む
ことにより表示が可能である。
【0005】一方、これまでのCG技術においては、立
方体等のオブジェクトを、ガラス等の半透明を有する複
数のポリゴンにより構成する場合、書き込む順番によ
り、効果が異なるので、複数の半透明ポリゴンの全てを
視点からの距離の順にフレームバッファに書き込む必要
がある。
【0006】このために、半透明ポリゴンをポリゴン単
位で並べ変える処理が必要であった。このために、半透
明ポリゴンの数が増大すると並べ替えに必要な処理時間
及び、並べ替え時にデータを一時格納する、大容量のメ
モリが必要である。
【0007】したがって、本発明の目的は、半透明ポリ
ゴンでできたオブジェクトを表示する際に、ポリゴンの
並べ替えを不要とする半透明ポリゴンを含む半透明オブ
ジェクトの表示方法及び、これを用いた画像表示装置を
提供することにある。
【0008】さらに、本発明の目的は、半透明オブジェ
クトを構成するポリゴンに対する頂点演算の回数を減ら
すことを可能にする半透明ポリゴンを含む半透明オブジ
ェクトの表示方法及び、これを用いた画像表示装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の上
記課題を達成する半透明ポリゴンを含む半透明オブジェ
クトの表示方法及び、これを用いた画像表示装置の基本
的構成は、オブジェクトを少なくとも1以上のポリゴン
で構成し、このポリゴンのデータに対し、ジオメトリ処
理及びレンダリング処理を行い、フレームバッファに所
定の順序で書き込み、フレームバッファに書き込まれた
一画面分のデータを繰り返し、出力してモニタに前記オ
ブジェクトの画像を表示する画像表示方法及び画像装置
を前提とする。
【0010】そして、その特徴は、オブジェクトが少な
くとも1つの半透明ポリゴンを含む半透明オブジェクト
である時、このジオメトリ処理により該半透明オブジェ
クトを構成するポリゴンを裏ポリゴン及び表ポリゴンに
区分し、該裏ポリゴン対し、先にレンダリング処理を行
い、裏ポリゴンを前記フレームバッファに書き込み、つ
いで、区分された表ポリゴンに対し、レンダリング処理
を行い、この表ポリゴンをフレームバッファに書き込
む。
【0011】ここで、前記表ポリゴンは、その法線ベク
トルが仮想3次元における視点と結ぶ線と成す角度が9
0未満であり、前記裏ポリゴンは、その法線ベクトルが
該視点と結ぶ線と成す角度が90度以上である。
【0012】具体的態様として、前記において、同一の
半透明オブジェクトのデータに対し、前記ジオメトリ処
理により、この半透明オブジェクトを構成するポリゴン
を裏ポリゴン及び表ポリゴンに2度の区分を行い、1度
目の区分により得られる裏ポリゴン及び表ポリゴンのう
ち、該裏ポリゴンに対してのみレンダリング処理を行
い、2度目の区分により得られる裏ポリゴン及び表ポリ
ゴンのうち、この表ポリゴンに対してのみレンダリング
処理を行い、それぞれのレンダリング処理の後に、前記
裏ポリゴン及び、表ポリゴンを前記フレームバッファに
書き込む。
【0013】また別の態様では、一つの半透明オブジェ
クトのデータに対し、前記ジオメトリ処理により、半透
明オブジェクトを構成するポリゴンを裏ポリゴン及び表
ポリゴンに区分し、この区分により得られる表ポリゴン
をメモリに格納するとともに、裏ポリゴンに対してのみ
レンダリング処理を行い、前記裏ポリゴンに対してのレ
ンダリング処理の後、前記メモリに格納された表ポリゴ
ンを読出し、この読出された表ポリゴンに対して、レン
ダリング処理を行い、それぞれのレンダリング処理の後
に、前記裏ポリゴン及び、表ポリゴンを前記フレームバ
ッファに書き込む。
【0014】さらにまた、具体的態様では、前記の態様
のいずれかにおいて、前記半透明オブジェクトは、少な
くとも1つの半透明ポリゴンを含み、複数のポリゴンの
頂点がリンクされたものである。
【0015】また、別の態様では、前記の態様のいずれ
かにおいて、さらに、前記半透明オブジェクトに対する
ジオメトリ処理に先立って、不透明ポリゴンのみを含む
不透明オブジェクトに対するフレームバッファへの書き
込みを行う。
【0016】本発明の更なる目的及び特徴は、以下の図
面を参照しての発明の実施の形態の説明から明らかとな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
従い説明する。なお、図において、同一又は類似のもの
には、同一の参照番号又は、参照記号を付して説明す
る。
【0018】ここで、本発明の実施の形態の説明に先立
って、本発明の特徴を明確にするために、従来の画像表
示装置の構成を図8により説明する。図8において、画
像表示装置は、制御部1と画像処理部2で構成される。
【0019】制御部1において、バス・ブリッジ10に
より、CPU11及び、BIOS−ROMを含むCPU
メモリ12と、I/Oインタフェース13及び、サウン
ド回路14とが接続され、或いはデータ制御及びポリゴ
ンソートを行う制御回路15とが接続される。
【0020】今、電源投入により、CPUメモリ12の
BIOSが立ち上がり、装置が起動されると、CPU1
1の制御により、I/Oインタフェース13に接続され
る、図示しない外部メモリからプログラムデータが読み
込まれ、制御回路15を通してデータメモリ16に格納
される。
【0021】データメモリ16に格納されるデータは、
プログラムの進行により画像処理部2のモニタ24に表
示される複数のオブジェクトのそれぞれを構成する複数
のポリゴンデータや、レジスタセットファンクションが
含まれる。ポリゴンデータには、頂点データ(頂点座
標、頂点カラー、テクスチャマップ座標、透明度、法線
ベクトル等)が含まれる。
【0022】CPU11により実行させることも可能で
あるが、制御回路15のソーティング機能によって、デ
ータメモリ16に格納されるデータを、ポリゴン単位に
ソートし、ソートされた結果をソートメモリ17に格納
する。
【0023】ここでのソートは、不透明ポリゴンと、半
透明ポリゴンを区別するものである。すなわち、後で説
明するフレームバッファには、不透明ポリゴンを描画し
た後に半透明ポリゴンを描画することが必要であるから
である。
【0024】特に、ここで、図8に示すこれまでの構成
では、ポリゴン単位にソートが行われる。したがって、
ソート処理に時間が掛かるという問題がある。
【0025】この様にソートメモリ17に格納されたポ
リゴンデータは、制御回路15により、不透明ポリゴン
データから先に、画像処理部2のジオメトリ回路20に
送られる。
【0026】ジオメトリ回路20では、頂点座標データ
に基づき所定の3次元空間にポリゴンを配置し、3次元
空間のどの領域まで表示対象とするかのビューポートの
決定、法線ベクトルに基づきポリゴンの輝度の計算等を
行う。また、ビューポートよりはみ出したポリゴンの頂
点座標の除去即ち、クリッピングを行う。
【0027】さらに、ビューポートに配置されたポリゴ
ンを所定の視点を基準に2次元平面に投影して、3次元
座標から2次元座標への変換を行う。
【0028】2次元座標に変換されたポリゴンデータ
は、レンダリング処理回路21に送られる。レンダリン
グ処理回路21は、図示しない塗り潰し回路、テクスチ
ャ貼り付け回路、デプステスト回路及びブレンディング
回路等を有して構成される。
【0029】塗り潰し回路は、ポリゴンの各頂点で囲ま
れた範囲にある画素(ピクセル)の情報を計算し、レン
ダリング処理回路21の他の回路に計算された情報を渡
す機能を有する。
【0030】テクスチャ貼り付け回路は、ピクセルに対
応したテクスチャをテクスチャ・メモリ22のテクスチ
ャマップから読み出し、ピクセルのカラーを計算して求
める回路である。
【0031】デプステスト回路は、複数のポリゴンの前
後関係を比較して、最も手前に配置されるポリゴンのデ
ータを、フレーム及びZバッファ23に記憶させる回路
である。フレーム及びZバッファ23には、先に描いた
図形(ポリゴン)のピクセルのZ値が記憶されている。
【0032】そして、画面上の先に描かれたポリゴンと
重なる位置に、新しくポリゴンを表示する場合、新しい
ポリゴンを構成する各ピクセルのZ値と、フレーム及び
Zバッファ23のZバッファに記憶されている先に描か
れたポリゴンのピクセルのZ値と比較する。この比較に
おいて、新しいポリゴンのピクセルが手前であれば、当
該ピクセルのZ値がフレーム及びZバッファ23に書き
込まれる。
【0033】ブレンディング回路は、フレーム及びZバ
ッファ23のフレームバッファから読み込んだ先に描か
れているポリゴンのピクセルのカラー情報と、新しく処
理するポリゴンのピクセルのカラー情報とを混合し、フ
レーム及びZバッファ23に書き戻す処理を行う。
【0034】そして、フレーム及びZバッファ23の情
報がモニタ24に1画面分づつ送られ表示される。
【0035】上記のように、従来の画像処理装置にあっ
ては、上記のジオメトリ回路20及びレンダリング処理
回路21における処理を、制御回路部1のソートメモリ
17に書き込んだ不透明ポリゴンデータについて行い、
ついで、半透明ポリゴンについて同様の処理が行われ
る。
【0036】ここで、上記のように不透明ポリゴンは、
Z値の比較により、フレーム及びZバッファ23への新
たなポリゴンの描画が可能である。しかし、半透明ポリ
ゴンの場合は、ポリゴン単位で視点からの距離により重
なりを判断して並べ替えを行って、フレーム及びZバッ
ファ23に描画することが必要である。このために、制
御回路15により、ポリゴン単位のソートを行い制御回
路部1のソートメモリ17にソート結果を書き込んでお
くことが必要であった。
【0037】したがって、特に半透明ポリゴンでできた
オブジェクトを表示する場合は、ポリゴン単位の並べ替
えが必要である。そして、ポリゴン単位の並べ替えは、
ポリゴン1つ1つを独立させて行うことが必要である。
【0038】このために、半透明ポリゴンの数が増大す
ると、並べ替えに必要な処理時間や並べ替えの時にデー
タを格納する大容量のメモリが必要となる。
【0039】本発明は、かかる問題を解決するものであ
り、図1に本発明に従う第1の実施の形態のブロック図
が示される。
【0040】図1において、図8の構成との比較におい
て、制御回路15は、オブジェクト単位のソートを行
い、したがって、ソートメモリ17はオブジェクト単位
にソートされたデータを記憶する点に特徴を有する。
【0041】ここで、本発明において定義される1つ以
上の不透明ポリゴンのみで構成される不透明オブジェク
トと、1つ以上の半透明ポリゴンを含む半透明オブジェ
クトについて説明する。
【0042】図5は、不透明ポリゴンと半透明ポリゴン
を説明する図であり、a1 は独立の不透明ポリゴンであ
る。a2 は、オブジェクトを構成する複数の不透明ポリ
ゴンが展開して示され、リンク形式に繋がれた状態を示
している。
【0043】さらに、図5において、b1 は、独立の半
透明ポリゴンである。a2 は、オブジェクトを構成す
る、半透明ポリゴンを含む複数のポリゴンが展開して示
され、リンク形式に繋がれた状態を示している。
【0044】すなわち、本発明において、半透明ポリゴ
ンを含まないポリゴンを不透明ポリゴンと呼び、少なく
とも1つの半透明ポリゴンを含むポリゴンを、半透明ポ
リゴンと呼ぶ。
【0045】また、上記a2 、 b2 に示すリンク形式の
場合は、頂点が重ねられているので、リンク形式のまま
処理が行えれば、頂点情報の演算処理回数を減らすこと
が可能である。
【0046】しかし、図8に示す従来例では、ポリゴン
単位の並べ替えを行っている。したがって、a1 、b2の
ように1つ1つの独立ポリゴンにして処理を行うことが
必要であり、リンク形式での処理は、困難である。
【0047】一方、オブジェクトの形状として、凸オブ
ジェクトと凹オブジェクトがあり、図6にオブジェクト
を任意の平面で切断した時の断面を示し、図6(a)は
全ての断面が凸多角形となる場合であり、これを凸オブ
ジェクトと呼ぶ。一方、図6(b)は、断面に凹部を有
し、これを凹オブジェクトと呼ぶ。
【0048】本発明では、上記半透明ポリゴンにより構
成される凸オブジェクトを画像表示方法に特徴を有す
る。
【0049】図1に戻り、図2に示す実施の形態動作フ
ローに従い、本発明の動作を説明する。制御回路部1の
制御回路15は、データメモリ16に格納されたオブジ
ェクトデータを不透明オブジェクトデータと半透明オブ
ジェクトデータを区別し、先に不透明オブジェクトデー
タ選択する(ステップS1)。
【0050】選択された不透明オブジェクトデータは、
画像処理部2のジオメトリ回路20に入力され、図8に
おいて説明したジオメトリ処理の対象とされる(ステッ
プS2)。次いで、レンダリング処理回路21により、
レンダリング処理され(ステップS3)、フレーム・Z
バッファ23のZバッファにより、視点の奥行き方向の
大きさを比較しながら、フレーム・Zバッファ23のフ
レームバッファに書き込まれる(ステップS4)。
【0051】つぎに、複数の半透明オブジェクトのソー
トを行い(ステップS5)、視点より奥にある半透明オ
ブジェクトから順に、画像処理部2における処理の対象
となる。
【0052】処理の対象となる半透明オブジェクトのデ
ータがソートメモリ17から読み出され画像処理部2に
送られる(ステップS6)。画像処理部2では、先ずジ
オメトリ回路20により、先に図8に関し説明したジオ
メトリ処理が行われる(ステップS7)。
【0053】この時、ジオメトリ回路20は、半透明オ
ブジェクトを構成する半透明ポリゴンの法線ベクトルか
ら、裏ポリゴンと表ポリゴンに区別する。
【0054】ここで、裏ポリゴンと表ポリゴンは、図7
により説明される。あるオブジェクトを構成するポリゴ
ンのそれぞれは、表面に向かう法線ベクトルが特定され
ている。図7では、実施例として、a〜gのポリゴンが
示され、それぞれ破線矢印が対応するポリゴンの法線ベ
クトルである。
【0055】そして、図7において、視点Eを想定する
と、ポリゴンa〜cは、それらの法線ベクトルの、視点
Eと結ぶ線となす角が90度未満である。一方、ポリゴ
ンd〜gは、それらの法線ベクトルの、視点Eと結ぶ線
となす角が90度以上である。かかる点から、法線ベク
トルの、視点Eと結ぶ線となす角が90度未満であるポ
リゴンを表ポリゴンと呼び、90度以上であるポリゴン
を裏ポリゴンと呼ぶ。
【0056】したがって、図7において、ポリゴンa〜
cが表ポリゴン、ポリゴンd〜gが裏ポリゴンである。
【0057】図2に戻り説明すると、ジオメトリ回路2
0により半透明オブジェクトの裏ポリゴンのみが選択さ
れ(ステップS8)、レンダリング処理回路21に送ら
れる。これは、凸オブジェクトである半透明オブジェク
トの視点からの重なりは、裏ポリゴンが表ポリゴンより
必ず遠くに位置するので、先に半透明オブジェクトの裏
ポリゴンのみ処理し、次いでが表ポリゴンの処理を行う
ためである。
【0058】したがって、まず半透明オブジェクトの裏
ポリゴンのみがレンダリング処理回路21で、図8に関
し説明した様なレンダリング処理(ステップS9)の対
象となる。
【0059】レンダリング処理(ステップS9)の後、
半透明オブジェクトの裏ポリゴンのみがフレーム・Zバ
ッファ23のフレームバッファメモリに書き込まれる
(ステップS10)。
【0060】ついで、制御回路15により、ステップS
6におけると同じ半透明オブジェクトデータが、ソート
メモリ17から読み出され、画像処理部2に送られる
(ステップS11)。したがって、ジオメトリ回路20
は、ジオメトリ処理(ステップS12)の過程で裏ポリ
ゴン及び表ポリゴンを区別し、表ポリゴンのデータのみ
を選択して(ステップS13)、レンダリング処理回路
21に送る。
【0061】レンダリング処理回路21では、表ポリゴ
ンのデータに対して、図8に関して説明した様なレンダ
リング処理を行う(ステップS14)。半透明オブジェ
クトの表ポリゴンに対し、レンダリング処理(ステップ
S14)が終了すると、半透明オブジェクトの表ポリゴ
ンが更にフレーム・Zバッファ23のフレームメモリに
書き込まれる(ステップS15)。
【0062】かかる処理が全ての半透明オブジェクトに
対して行われる(ステップS16)。全ての半透明オブ
ジェクトに対して処理が終了すると、フレーム・Zバッ
ファ23のフレームバッファに描画されたデータが、モ
ニタ24に送られ画像表示が行われる(ステップS1
7)。
【0063】上記のように、本実施の形態では、制御回
路15におけるソート処理は、オブジェクト単位でソー
ト(並べ替え)を行えば良く、ポリゴン単位でのソート
処理を行う図8の例に比べ、演算量を大幅に減少するこ
とが可能である。
【0064】また、同じ半透明オブジェクトのデータが
2回、画像処理部2に送られることになる(ステップS
6,S11)が、ジオメトリ処理(ステップS7,S1
2)において、裏・表ポリゴンの区別判断を行った後
で、レンダリング処理(ステップS9,S14)により
フレームバッファへの書き込みを行うので、レンダリン
グ処理における負担を増加することがない。
【0065】ジオメトリ処理(ステップS7,S12)
の負荷について考察すると、図8に説明した従来例にお
けるポリゴン単位の並べ替えを行う時は、全てが独立ポ
リゴンである必要である。3角形ポリゴンを考えると、
1ポリゴンに対し、3つの頂点計算が必要である。
【0066】これに対し、図5において説明したb2 の
リンク形式の半透明ポリゴンでは、頂点データが共通と
なるので、ポリゴン数+2頂点の数の計算が必要とな
り、独立したポリゴンで扱う場合に比べ、最小約3分の
2の頂点数計算ですむことになる。この結果、図8の従
来例に比し、ジオメトリ処理の負荷が軽くなる。
【0067】図3は、本発明の第2の実施の形態のブロ
ック図である。図1の実施の形態と異なる特徴は、制御
部1から画像処理部2に送る半透明オブジェクトのデー
タを1回のみ送れば良いように構成している。
【0068】このために、画像処理部2には、ジオメト
リ回路20におけるジオメトリ処理過程で裏ポリゴンと
表ポリゴンの区別に基づき、表ポリゴンを分離するポリ
ゴン分離回路24と、分離された表ポリゴンを待避格納
するメモリ25を備えている。
【0069】図4は、かかる図3の実施の形態に対応す
る動作フローである。図4において、ステップS1〜S
7の処理は、図1の実施の形態と同様である。ステップ
S7のジオメトリ処理において、裏ポリゴンと表ポリゴ
ンの区別が行われ、表ポリゴンがメモリ25に待避格納
される(ステップS20)。
【0070】したがって、先に裏ポリゴンに対して、レ
ンダリング処理が行われる(ステップS21)。このレ
ンダリング処理の後、フレーム・Zバッファ23のフレ
ームバッファに対し、裏ポリゴンの書き込みが行われる
(ステップS24)。
【0071】裏ポリゴンのフレームバッファへの書き込
みが終わると、表ポリゴンメモリ25から先に待避格納
した表ポリゴンデータが読み出され(ステップS2
5)、レンダリング処理が行われる(ステップS2
6)。
【0072】表ポリゴンに対するレンダリング処理の
後、表ポリゴンは同様に、フレーム・Zバッファ23の
フレームバッファに書き込まれる(ステップS27)。
かかる処理が、全ての半透明オブジェクトに対して行わ
れる(ステップS28)。
【0073】全ての半透明オブジェクトに対する処理が
終了すると、フレームバッファに書き込まれた画像デー
タは、順次読み出され、モニタ24に表示される(ステ
ップS29)。
【0074】上記第2の実施の形態では、第1の実施の
形態に対し、表ポリゴンデータを裏ポリゴンデータに対
するレンダリング処理が行われている間、待避格納して
おくメモリ25が必要となるが、制御部1から画像処理
部2へは、データを1度送るだけで良い。これに対応し
て、ジオメトリ処理(ステップS7)も、1度のみで良
い。
【0075】なお、一般に画像処理部2の機能として、
不透明ポリゴンの描画処理を効率良く行うために、視点
からポリゴンが表の時のみフレームバッファに書き込む
モードと、裏・表に関係なく書き込むモードがある。
【0076】一方、例えば穴あきの不透明ポリゴンに対
し、その後方に別の不透明ポリゴンが位置する場合等が
ある。そして、この穴に入って、当該穴の後方の別のポ
リゴンを見多情対の画像を表示するために、視点からま
たポリゴンが裏の時のみをフレームバッファに書き込む
モードを設定するように構成することも可能である。
【0077】
【発明の効果】以上図面に従い実施の形態を説明したよ
うに、本発明は、半透明ポリゴンをポリゴン単位で並べ
変える処理が必要を回避し、従って並べ替えに必要な処
理時間及び、並べ替え時にデータを一時格納する、大容
量のメモリを不要とすることが可能である。
【0078】さらに、複数のポリゴンデータをリンク形
式で扱うことが可能であるので、半透明オブジェクトを
構成するポリゴンに対する頂点演算の回数を減らすこと
を可能である半透明ポリゴンを含む半透明オブジェクト
の表示方法及び、これを用いた画像表示装置が提供され
る。
【0079】本発明の上記説明において、発明の実施の
形態は、発明を説明するためのものであり、本発明の保
護の範囲は、かかる実施の形態に限定されるものではな
い。本発明の保護の範囲は、特許請求の範囲の記載によ
り定義され、この記載と均等のものは、本発明の保護の
範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う第1の実施の形態のブロック図で
ある。
【図2】図1の実施の形態に対応する動作フローであ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図4】図3の実施の形態に対応する動作フローであ
る。
【図5】不透明ポリゴンと半透明ポリゴンを説明する図
である。
【図6】凸オブジェクトと凹オブジェクトの関係を説明
する図である。
【図7】裏ポリゴンと表ポリゴンの関係を説明する図で
ある。
【図8】従来の画像表示装置の構成を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 制御部 2 画像処理部 10 バス・ブリッジ 11 CPU 12 CPUメモリ 13 I/Oインタフェース 14 サウンド回路 15 制御回路 16 データメモリ 17 ソートメモリ 20 ジオメトリ回路 21 レンダリング処理回路 22 テキスチャメモリ 23 フレーム・Zバッファ 24 モニタ 25 表ポリゴンメモリ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オブジェクトを少なくとも1以上のポリゴ
    ンで構成し、該ポリゴンのデータに対し、ジオメトリ処
    理及びレンダリング処理を行い、フレームバッファに所
    定の順序で書き込み、該フレームバッファに書き込まれ
    た一画面分のデータを繰り返し、出力してモニタに該オ
    ブジェクトの画像を表示する画像表示方法において、 該オブジェクトが少なくとも1つの半透明ポリゴンを含
    む半透明オブジェクトである時、該ジオメトリ処理によ
    り該半透明オブジェクトを構成するポリゴンを裏ポリゴ
    ン及び表ポリゴンに区分し、該裏ポリゴン対し、先にレ
    ンダリング処理を行い、該裏ポリゴンを該フレームバッ
    ファに書き込み、 ついで、区分された表ポリゴンに対し、レンダリング処
    理を行い、該表ポリゴンを該フレームバッファに書き込
    むことを特徴とする半透明オブジェクトの表示方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記表ポリゴンは、その法線ベクトルが仮想3次元にお
    ける視点と結ぶ線と成す角度が90未満であり、前記裏
    ポリゴンは、その法線ベクトルが該視点と結ぶ線と成す
    角度が90度以上であることを特徴とする半透明オブジ
    ェクトの表示方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 同一の半透明オブジェクトのデータに対し、前記ジオメ
    トリ処理により、該半透明オブジェクトを構成するポリ
    ゴンを裏ポリゴン及び表ポリゴンに2度の区分を行い、 1度目の区分により得られる裏ポリゴン及び表ポリゴン
    のうち、該裏ポリゴンに対してのみレンダリング処理を
    行い、 2度目の区分により得られる裏ポリゴン及び表ポリゴン
    のうち、該表ポリゴンに対してのみレンダリング処理を
    行い、 該それぞれのレンダリング処理の後に、該裏ポリゴン及
    び、表ポリゴンを前記フレームバッファに書き込むこと
    を特徴とする半透明オブジェクトの表示方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、 一つの半透明オブジェクトのデータに対し、前記ジオメ
    トリ処理により、該半透明オブジェクトを構成するポリ
    ゴンを裏ポリゴン及び表ポリゴンに区分し、 該区分により得られる表ポリゴンをメモリに格納すると
    ともに、裏ポリゴンに対してのみレンダリング処理を行
    い、 該裏ポリゴンに対してのレンダリング処理の後、該メモ
    リに格納された表ポリゴンを読出し、該読出された表ポ
    リゴンに対して、レンダリング処理を行い、 該それぞれのレンダリング処理の後に、該裏ポリゴン及
    び、表ポリゴンを前記フレームバッファに書き込むこと
    を特徴とする半透明オブジェクトの表示方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記半透明オブジェクトは、少なくとも1つの半透明ポ
    リゴンを含む複数のポリゴンの頂点がリンクされたもの
    であることを特徴とする半透明オブジェクトの表示方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4のいずれかにおいて、 さらに、前記半透明オブジェクトに対するジオメトリ処
    理に先立って、不透明ポリゴンのみを含む不透明オブジ
    ェクトに対するフレームバッファへの書き込みを行うこ
    とを特徴とする半透明オブジェクトの表示方法。
  7. 【請求項7】少なくとも1以上のポリゴンで構成される
    オブジェクトの該ポリゴンのデータに対するジオメトリ
    処理を行うジオメトリ回路と、該ジオメトリ回路の出力
    に対し、レンダリング処理を行うレンダリング処理回路
    と、該レンダリング処理回路の出力を描画するフレーム
    バッファを有する画像表示装置において、 該ジオメトリ回路は、オブジェクトが少なくとも1つの
    半透明ポリゴンを含む半透明オブジェクトである時、該
    半透明オブジェクトを構成するポリゴンを裏ポリゴン及
    び表ポリゴンに区分し、 該レンダリング処理回路は、区分された該裏ポリゴン対
    し、先にレンダリング処理を行い、該裏ポリゴンを該フ
    レームバッファに書き込み、ついで、区分された該表ポ
    リゴンに対し、レンダリング処理を行い、該表ポリゴン
    を該フレームバッファに書き込むことを特徴とする画像
    表示装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記表ポリゴンは、その法線ベクトルが仮想3次元にお
    ける視点と結ぶ線と成す角度が90未満であり、前記裏
    ポリゴンは、その法線ベクトルが該視点と結ぶ線と成す
    角度が90度以上であることを特徴とする画像表示装
    置。
  9. 【請求項9】請求項7において、 さらに、オブジェクトを不透明ポリゴンのみを有する不
    透明オブジェクトと、少なくとの1つの半透明ポリゴン
    を有する半透明オブジェクトに区分し、同一の半透明オ
    ブジェクトのデータを前記ジオメトリ回路に、2回供給
    する制御回路を有し、 前記ジオメトリ回路は、該同一の半透明オブジェクトの
    データが供給される毎に、該半透明オブジェクトを構成
    するポリゴンを裏ポリゴン及び表ポリゴンに区分し、 前記レンダリング処理回路は、1度目の区分により得ら
    れる裏ポリゴン及び表ポリゴンのうち、該裏ポリゴンに
    対してのみレンダリング処理を行い、2度目の区分によ
    り得られる裏ポリゴン及び表ポリゴンのうち、該表ポリ
    ゴンに対してのみレンダリング処理を行うことを特徴と
    する画像表示装置。
  10. 【請求項10】請求項7において、 一つの半透明オブジェクトのデータに対し、前記ジオメ
    トリ回路は、該半透明オブジェクトを構成するポリゴン
    を裏ポリゴン及び表ポリゴンに区分し、 更に、該表ポリゴンを待避格納するメモリを有し、 前記レンダリング処理回路は、該区分により得られる表
    ポリゴンを該メモリに格納するとともに、裏ポリゴンに
    対してのみレンダリング処理を行い、該裏ポリゴンに対
    してのレンダリング処理の後、該メモリに格納された表
    ポリゴンを読出し、該読出された表ポリゴンに対して、
    レンダリング処理を行うことを特徴とする画像表示装
    置。
  11. 【請求項11】請求項7乃至10のいずれかにおいて、 前記半透明オブジェクトは、少なくとも1つの半透明ポ
    リゴンを含む複数のポリゴンの頂点がリンクされたもの
    であることを特徴とする画像表示装置。
  12. 【請求項12】請求項7乃至10のいずれかにおいて、 さらに、前記半透明オブジェクトに対する前記ジオメト
    リ回路よるジオメトリ処理に先立って、不透明ポリゴン
    のみを含む不透明オブジェクトに対するフレームバッフ
    ァへの書き込みを行うように制御する制御部を有するこ
    とを特徴とする画像表示装置。
  13. 【請求項13】オブジェクトを少なくとも1以上のポリ
    ゴンで構成し、該ポリゴンのデータに対し、ジオメトリ
    処理及びレンダリング処理を行い、フレームバッファに
    所定の順序で書き込み、該フレームバッファに書き込ま
    れた一画面分のデータを繰り返し、出力してモニタに該
    オブジェクトの画像を表示する画像表示方法において、 該オブジェクトが少なくとも1つの半透明ポリゴンを含
    む半透明オブジェクトである時、該ジオメトリ処理によ
    り該半透明オブジェクトを構成するポリゴンを裏ポリゴ
    ン及び表ポリゴンに区分し、該裏ポリゴン対し、先にレ
    ンダリング処理を行い、該裏ポリゴンを該フレームバッ
    ファに書き込み、 ついで、区分された該表ポリゴンに対し、レンダリング
    処理を行い、該表ポリゴンを該フレームバッファに書き
    込むように制御するプログラムが格納された記憶媒体。
  14. 【請求項14】請求項13において、 前記表ポリゴンは、その法線ベクトルが仮想3次元にお
    ける視点と結ぶ線と成す角度が90未満であり、前記裏
    ポリゴンは、その法線ベクトルが該視点と結ぶ線と成す
    角度が90度以上であることを特徴とする画像表示装
    置。
  15. 【請求項15】請求項13において、さらに、 同一の半透明オブジェクトのデータに対し、前記ジオメ
    トリ処理により、該半透明オブジェクトを構成するポリ
    ゴンを裏ポリゴン及び表ポリゴンに2度の区分を行い、 1度目の区分により得られる裏ポリゴン及び表ポリゴン
    のうち、該裏ポリゴンに対してのみレンダリング処理を
    行い、 2度目の区分により得られる裏ポリゴン及び表ポリゴン
    のうち、該表ポリゴンに対してのみレンダリング処理を
    行い、 該それぞれのレンダリング処理の後に、該裏ポリゴン及
    び、表ポリゴンを前記フレームバッファに書き込むよう
    に制御するプログラムが格納された記憶媒体。
  16. 【請求項16】請求項13において、さらに、 一つの半透明オブジェクトのデータに対し、前記ジオメ
    トリ処理により、該半透明オブジェクトを構成するポリ
    ゴンを裏ポリゴン及び表ポリゴンに区分し、該区分によ
    り得られる表ポリゴンをメモリに格納するとともに、裏
    ポリゴンに対してのみレンダリング処理を行い、 該裏ポリゴンに対してのレンダリング処理の後、該メモ
    リに格納された表ポリゴンを読出し、該読出された表ポ
    リゴンに対して、レンダリング処理を行い、 該それぞれのレンダリング処理の後に、該裏ポリゴン及
    び、表ポリゴンを前記フレームバッファに書き込むよう
    に制御するプログラムが格納された記憶媒体。
  17. 【請求項17】請求項13乃至16のいずれかにおい
    て、 前記半透明オブジェクトは、少なくとも1つの半透明ポ
    リゴンを含む複数のポリゴンの頂点がリンクされるよう
    に制御するプログラムが格納された記憶媒体。
  18. 【請求項18】請求項13乃至16のいずれかにおい
    て、 さらに、前記半透明オブジェクトに対するジオメトリ処
    理に先立って、不透明ポリゴンのみを含む不透明オブジ
    ェクトに対するフレームバッファへの書き込みを行うよ
    うに制御するプログラムが格納された記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100354824B1 (ko) * 1999-11-22 2002-11-27 신영길 시간 일관성을 이용한 실시간 렌더링 방법 및 렌더링 장치
KR100382108B1 (ko) * 2000-06-24 2003-05-01 학교법인연세대학교 3차원 그래픽 가속기 및 그의 그래픽 가속처리 방법
US6738061B2 (en) 2000-12-11 2004-05-18 Namco Ltd. Method, apparatus, storage medium, program, and program product for generating image data of virtual three-dimensional space

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