JPS6254735B2 - - Google Patents

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JPS6254735B2
JPS6254735B2 JP58143726A JP14372683A JPS6254735B2 JP S6254735 B2 JPS6254735 B2 JP S6254735B2 JP 58143726 A JP58143726 A JP 58143726A JP 14372683 A JP14372683 A JP 14372683A JP S6254735 B2 JPS6254735 B2 JP S6254735B2
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JP
Japan
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roller
paper
copy paper
paper sheets
conveying
Prior art date
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Application number
JP58143726A
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English (en)
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JPS5957843A (ja
Inventor
Eiji Sawaoka
Shinichi Hashimoto
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP58143726A priority Critical patent/JPS5957843A/ja
Publication of JPS5957843A publication Critical patent/JPS5957843A/ja
Publication of JPS6254735B2 publication Critical patent/JPS6254735B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H9/00Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
    • B65H9/06Movable stops or gauges, e.g. rising and falling front stops

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は紙葉類搬送装置、特に電子複写装置
等に用いられる紙葉類搬送装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
電子複写装置は回転感光ドラムが回転している
間に帯電、露光、現像、転写及び清掃をおこなう
ように構成されている。この複写工程において露
光ドラムに複写紙を搬送する必要があるがこの複
写紙搬送のために複写紙搬送装置が設けられてい
る。従来の複写紙搬送装置では、複写紙がレジス
トローラの間に挾持された搬送される。
〔背景技術の問題点〕
上記のような搬送機構であると複写紙の先端に
“そり”等の”くせ”がついていると複写紙がレ
ジストローラの間に正しく挿入されず、複写紙が
ゆがんだ状態でレジストローラに導かれると複写
紙に角折れ等が生じてしまう。
〔発明の目的〕
従つて、この発明の目的は良好な整位状態で紙
葉類を搬送できる紙葉類搬送装置を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
この発明によると、紙葉類を搬送路に搬入する
手段と搬送路に対して離脱可能に設けられ搬入さ
れた紙葉類を整位するため紙葉類を係止し整位後
に搬送路から離脱する手段と整位後の紙葉類を所
定位置へ搬出する手段とが設けられる紙葉類搬送
装置が提供される。
〔発明の実施例〕
以下図面に基づいてこの発明を電子複写装置に
適用するものとして実施例を説明する。
第1図は電子複写装置の外観を示しており、こ
の電子複写装置の本体11の上面には原稿支持体
12及び原稿カバー13とで構成され、原稿Aを
支持して左右に往復動し得る原稿支持テーブル1
4が設けられている。またこの本体11の右側壁
部にはパワースイツチ15が設けられ前面右側に
はプリントボタン16、マルチコピーセレクター
ダイヤル17が配設されている。更に上面前部に
はパワーランプ18、レデイーランプ19、チエ
ツクランプ20及びエンプテイランプ21が配列
されている。そして電子複写装置本体11の左側
面下方には取外し自在のコピー受22が取付けら
れ、このコピー受22の下に給紙カセツト23が
差脱自在に装着されている。
次に第2図に基づいて電子複写装置の内部構造
を説明すると電子複写装置本体11の略中央に回
転ドラム24が配置され、この回転ドラムは原稿
支持テーブル14の移動速度に等しい周速度で時
計方向に回転するように駆動され、ドラムの表面
には感光層24aが形成されている。そしてこの
回転ドラム24の下方には感光層24aに対向し
て帯電転写兼用ユニツト25が配設されている。
この帯電転写兼用ユニツト25は一連の複写工
程、即ち帯電、露光、現像、転写、除電及び清掃
工程の内の帯電と転写の2つの工程を行うために
用いられ、コロナ放電装置で構成される。この帯
電転写兼用ユニツト25から回転ドラム24の回
転方向にこの回転ドラムの周囲に残像消去ユニツ
ト26、露光ユニツト27及びコロナ放電装置で
成る除電ユニツト28が順次配設されている。そ
して残像消去ユニツト26は回転ドラム24側に
開口を有するカバー体26b内に設けられたラン
プ26aで構成され、露光ユニツト27は原稿に
向け光を照射する光源ランプ27aと原稿から反
射した光をミラーレンズ27cに偏向するミラ2
7bとで構成されている。除電ユニツト28はコ
ロナ放電器28aとこのコロナ放電器を作動的に
遮蔽するコロナ遮蔽体28bとで構成されてい
る。この除電ユニツト28から回転ドラムの回転
方向側であり露光ユニツト26の配設位置とは反
対側の位置に前記回転ドラムに近接して現像清掃
兼用ユニツト29が配置されている。この現像清
掃兼用ユニツト29は一連の複写工程の内の現像
と清掃の2つの工程を行うために用いられ非磁性
スリーブ31が嵌着された磁気ローラ30とこの
磁気ローラを囲繞し回転ドラム24側に開口部3
2aを有するトナー室32とこのトナー室に結合
されトナーをトナー室32に供給するトナーホツ
パ33とで構成されている。前記現像清掃兼用ユ
ニツト29に回転ドラム24の回転方向に隣接し
て清掃補助ユニツト34が回転ドラム24に対向
して配置されている。この補助清掃ユニツト34
には集塵装置43が連結されている。
一方、給紙カセツト23と露光ユニツト27と
の間に複写紙搬送装置35が配設されている。こ
の搬送装置は多数の複写紙Pが収納された給紙カ
セツト23から給紙装置42によつて送られた1
枚の複写紙をクリツプするクリツパ36とこのク
リツパが取り付けられクリツパでクリツプされた
複写紙を前記帯電転写ユニツトと回転ドラムの感
光層24aとの間を介して複写紙除電ユニツト3
8及び定着ユニツト39に搬送するチエンベルト
37とで構成されている。尚前記複写紙除電ユニ
ツト38及び定着ユニツト39は搬送複写紙の通
路即ちチエンベルト37に対向して配置され、コ
ロナ放電装置及び赤外線ランプ39aを有する赤
外線ヒータ装置で夫夫構成されている。
前記コピー受22側に設けられた排紙口41の
近傍に定着ユニツト39によつて定着された複写
紙をコピー受22に送り出す一対の排紙ローラ4
0が設けられている。
尚駆動装置44は補助清掃ユニツト34の下方
のキヤビネツト底部の上に配設されている。
上述の構成の電子複写装置において、パワース
イツチ15がONされると定着ユニツト39の赤
外線ランプ39a,39aが通電され、所定の温
度に達すると図示しないサーモスイツチが動作
し、同時に空冷フアン(図示しない。)も動作す
ると共にレデイーランプ9が点灯してコピー可能
状態が表示される。ここで、プリントボタン16
が押されると駆動装置44が働いて感光ドラム2
4、現像清掃兼用ユニツト29の磁気ローラ30
に外嵌された非磁性体スリーブ31、補助清掃ユ
ニツト34の回転毛ブラシ34aおよび複写紙搬
送ユニツト35のグリツパ36を有したチエーン
37が回転する。つぎに、帯電転写兼用ユニツト
25によつて感光層24aにマイナス極性の電荷
が与えられ、ついで原稿支持テーブル14が左方
向に往動するとともに露光ユニツト27のランプ
27aが点灯して原稿Aの原稿面がランプ27a
の光によつて照射され、ミラー27b、ミラーレ
ンズ27cを経て感光層24aに投影されること
により感光層24aに反転した静電潜像が形成さ
れる。つぎに、この静電潜像はコロナ放射をアー
スされたコロナ遮蔽体28bによつて遮蔽された
除電ユニツト28を通過して現像清掃兼用ユニツ
ト29に対向し、低いバイアス電圧(50V〜200V
程度)が印加された磁気ローラ30によつて形成
される現像剤の磁気ブラシに接触し、磁気ブラシ
中のトナーが静電吸着して可視像となる。
つぎに、この可視像は回転シヤツタ34bによ
つて感光層24aから毛ブラシ34が離間された
状態にある補助清掃ユニツト34を通過する。
一方、上記動作に並行して給紙カセツト23の
上方に設けられた給紙ローラ112が下降して複
写紙Pの上面に接すると回転し、最上端の1枚が
送り出される。この複写紙Pの先端が上記複写紙
搬送装置37の起端部に達するとグリツパ36が
開いて複写紙Pの先端を挾持し、2回転目の感光
ドラム24と帯電転写兼用ユニツト25との間に
供給され、感光層24aの反転可視像は帯電転写
兼用ユニツト25の働きにより複写紙Pに正常な
画像として転写される。ついで、この複写紙Pは
チエンベルト37によつて搬送され、このチエン
ベルトに対向して設けられた複写紙除電ユニツト
38および定着ユニツト39によつて除電、定着
されたのち一対の送りローラ40,40を介して
排紙口41から排出され、コピー受け22に収納
されることになる。
一方、可視像の転写が完了した感光層24aは
残像消去ユニツト26に対向し、ここで2回転目
に点灯したランプ26aの光が照射され、つい
で、コロナ遮蔽体28bが偏位してコロナ放射可
能状態にある除電ユニツト28に対向して感光層
24aにコロナが放射され、ここで上記帯電転写
兼用ユニツト25とは逆のプラス極性の電荷が与
えられる。これによつて感光層24aに残つた像
に対し、残留電荷の消去が行なわれる。つぎに、
現像清掃兼用ユニツト29に対向し、高いバイア
ス電圧(200V〜800V程度)が印加された磁気ロ
ーラ30によつて形成される磁気ブラシに接触し
て感光層24aに残つた大部分の残留トナーが磁
気ブラシ側に吸着される。こののち、予め回転シ
ヤツタ34bが回動偏位して回転毛ブラシ34a
が接触状態にある補助清掃ユニツト34に対向し
て上記回転ブラシ34aによつて、感光層24a
に残つて微少の残留トナーが清掃されることにな
る。このようにして、感光層24aの清掃が完了
した時点で回転ドラム24が停止するとともに原
稿支持テーブル14が予め復動してホームポジシ
ヨンに戻り、つぎの複写指令が入るまで待機する
ことになる。
次に前述した電子複写装置の各部の構成を詳し
く説明する。
第3図は給紙機構を示している。図において給
紙カセツト23に収納された複写紙の最上位の複
写紙Pの上方でかつ複写紙の幅方向にローラ軸1
11が設けられ、この軸には複数個の給紙ローラ
112が所定間隔を離間して嵌着されている。こ
のローラ軸111は接離機構113及び作動機構
114に連結されている。すなわち給紙カセツト
23の両側方には複写装置本体11の底面から立
設されている一対の支持板11aの一方から突設
された支持軸115aに従動ギヤ115が取着さ
れ、この従動ギヤは駆動装置44から延長された
駆動エンドレスチエン44aに掛合されている。
前記従動ギヤ115はスプリングクラツチ116
を介して偏心カム117に連結されている。この
スプリングクラツチ116のスリーブ116aに
は係止孔としてのスリツト116bが穿設され、
かつスリーブ116aに近接して作動レバー11
8が支点118aを中心に回動自在に設けられて
いる。
この作動レバー118にはこのレバーの回動に
ともなつてスリツト116bに係脱される上部爪
119と係合爪である下部爪120が相対向して
設けられている。作動レバー118の他端部近傍
には電磁ソレノイド121のプランジヤ121a
が連結されこのソレノイド121は給紙信号に応
じて励消磁され励磁されると下部爪120をスリ
ツト116bに係合するように作動レバー118
を作動する。また作動レバーの他端先端部には上
部爪119がスリツト116bに係合する方向に
作動レバーを付勢する引張バネ122が張設され
ている。下部爪120は第4図に示すようにピン
120aによつて作動レバー118に枢支され、
このピン120aには弾性体であるねじりバネ1
23のコイル部が嵌合され、この両端部は作動レ
バー118と下部爪120に係合し、それにより
下部爪120がスリーブ116aに弾性的に接触
するように付勢される。従つて上部爪119ない
し下部爪120が第4図及び5図に示すようにス
リツトに係合することにより、従動ギヤ115の
回転はスプリングクラツチ116によつて停止さ
れ、これに対して各爪119,120がスリツト
116bから抜出るとギヤ115の回転力が偏心
カム117に伝達される。この偏心カム117は
支持板11aに枢支された主軸124としても揺
動自在な揺動レバー125の一端部に突設された
ピン125aに当接している。この揺動レバー1
25の他端部には前記ローラ軸111が連結さ
れ、給紙ローラ112の重量によつてピン125
aが偏心カム117に転接される。次に作動機構
114について説明すると主軸124の一端部に
ラチエツトギヤ128が設けられ、このギヤはス
プリングクラツチ127を介して駆動チエン44
aに掛合する従動ギヤ126と連結している。前
記ラチエツトギヤ128には支持板11aに回動
自在に枢支されたラチエツトレバー129の爪部
129aが係脱し、スプリングクラツチ127が
作動される。すなわち、ラチエツトレバー129
の他端部には前記ソレノイド121に対して所定
の時間差で励消磁されるソレノイド130と引張
ばね131が結合されておりこれらによつて前記
レバー129は作動される。また主軸124の他
端部にはギヤ132が嵌着され、これに張設され
る補助チエン133は前記ローラ軸111の他端
部に嵌着されたローラ用ギヤ111aに掛合され
ている。
上述のような給紙装置に後述する作動信号が供
給されると、ソレノイド121が励磁されプラン
ジヤが引かれる。ねじりばね123はソレノイド
121の吸引力をスリーブ116aと摺接する下
部爪120に緩衝して伝達し、これはスリツト1
16bに係合する。すると第5図に示すように偏
心カム117の最短点にピン125aが転接する
こととなり、揺動レバー125は給紙ローラ11
2側に傾斜しローラ112は最上位の複写紙Pに
接触する。この状態になつたのち複写紙Pの送出
し信号が送出し用ソレノイド130に入り、これ
は励磁されプランジヤが引かれる。したがつてラ
チエツトレバー129は回動して爪部129aは
ラチエントギヤ128から外れ、第2の従動ギヤ
120の回転力が第2のスプリングクラツチ12
7、ラチエツトギヤ128を介して主軸124に
伝達される。主軸124の回転力はギヤ132、
補助チエン133、ローラ用ギヤ111aを介し
てローラ軸111に伝達され、給紙ローラ112
は接触していた複写紙Pを第6図に示す整位装置
45に送出す。搬入された複写紙は上下両板13
5,136の間により形成された搬送路137に
搬入される。この搬送路137の途中には下側に
位置して主動ローラ138が設置されている。そ
して複写紙はその主動ローラ138の上を転接し
ながら移行するようになつている。
さらに、上記主動ローラ138の上方にはその
主動ローラ138と平行に上下動する支持軸13
9が設置され、この支持軸139には複数の第1
従動ローラ140…が適宜離れて分散するように
取り付けられている。また、支持軸139の中央
部分には再スタート用第2従動ローラ141が取
付けられている。そして、支持軸139はそれ自
体回転することがないが、この支持軸139に対
し、上記第1従動ローラ140…および再スター
ト用ローラ141はそれぞれ自由に回転するよう
になつている。第1従動ローラ140…は第7図
で示すように、再スタート用第2従動ローラ14
1よりも外径が大きく形成されている。また、こ
の第2従動ローラ141は支持軸139に対して
密に嵌合されていて、遊びがない状態で回転する
ようになつている。しかし、第1従動ローラ14
0…は内径を大きくして支持軸139に対して遊
びをもつように取り付けてある。したがつて、第
1従動ローラ140…を主動ローラ138に転接
するとその遊び分だけ逃げながら転接する。
すなわち、第2従動ローラ141が主動ローラ
138に転接するとき、その逃げ分により第1従
動ローラ140…が主動ローラ138に転接する
と同時に再スタート用ローラ141も主動ローラ
138に転接できるようになつている。すなわ
ち、後述するように支持軸139を上下すれば、
まず第1従動ローラ140…のみを主動ローラ1
38に転接することができ、さらに降下すれば第
1従動ローラ140…および第2従動ローラ14
1のいずれもそれぞれ主動ローラ138に転接さ
せることができる。さらに、支持軸139を大き
く上昇させれば上記両ローラ140…,141と
もに主動ローラ138から退避させることができ
るようになつている。
一方、支持軸139には搬送路137の後方へ
突出する一対のストツパ142,142が取り付
けられている。また、各ストツパ142は第8図
で示すように支持軸139に対して回動自在に取
り付けられており、下方へ折曲して突出する係止
部143,143は前記上板135の開口14
4,144に対向し、搬送路137へ突没できる
ようになつている。さらに、上記支持軸139に
は第8図で示すように弾性杆145の両端が貫通
されていて、上記弾性杆145は搬送路137の
搬送方向と平行に突出するようになつている。そ
して、弾性杆145の突出先端にストツパ14
2,142をそれぞれ係止し、支持するようにな
つている。しかして、ストツパ142,142は
通常弾性杆145により第8図で示すように搬送
方向と平行になつているが、支持軸139の上下
に応じ、上板135の上面から突出する支え14
6,146により回動操作されるようになつてい
る。すなわち、支え146,146はストツパ1
42,142の中央部分に対応して設けられてい
て、支持軸139とともに降下したストツパ14
2,142に当り、そのストツパ142,142
の先端を上方へ押し上げ、係止部143,143
を搬送路137から退避させるようになつてい
る。なお、第1従動ローラ140…のみが主動ロ
ーラ138に転接するときはまだストツパ142
の係止部143は搬送路137中に突出し、複写
紙の先端の進行を阻止するように設定されてい
る。
次に、上記支持軸139の上下操作機構147
を説明すると、これは第7図で示すようになつて
いる。すなわち、左右の側板11a,11aに対
してそれぞれ一対の操作レバー148,148を
平行に取り付け、この操作レバー148,148
の一端部に対してリンク149,149を介して
上記支持軸139の両端をそれぞれ取付け固定し
たものであり、さらに、上記操作レバー148,
148の他端部はカム150に関係し、カム15
0の回転によつて操作レバー148,148を回
動操作するようにしたものである。しかして、カ
ム150の回転に伴つて操作レバー148,14
8は回動され、これによりリンク149,149
を介して支持軸139を上下させるようになつて
いる。なお、第7図のスプリング151は上記操
作レバー148,148を一方向に回転付勢し、
カム150に追従させるために設けられている。
次に、上記構成の装置の作用を説明する。まず
後述する給紙信号により、第6図の給紙ローラ1
12が降下し、給紙カセツト23の最上部の複写
紙Pに転接する。次に、この給紙ローラが回転す
ることにより最上部の複写紙はその回転する給紙
ローラ112によつて押し出され、搬送路137
へ送り込まれる。送り出された複写紙Pの先端は
駆動ローラ138上を通過したのち、あらかじめ
搬送路137中に突出しているストツパ142の
係止部143に当つて停止する。すなわち、給紙
信号により支持軸139は第9A図で示すよう
に、あらかじめ途中まで降下し、第1従動ローラ
140…のみが主動ローラ138に転接している
とともに、ストツパ142全体もそれに伴つて降
下し、係止部143は搬送路137に突出した状
態にある。しかして、上記給紙ローラ112によ
つて搬送路137へ送り込まれた複写紙Pは、主
動ローラ138と第1従動ローラとに挟持され、
上記ストツパ142の係止部143に向けてさら
に搬送される。そして複写紙Pは、その先端が係
止部に当ると、それ以上進行できなくなる。この
とき、複写紙Pは、まだ主動ローラ138と第1
従動ローラとにより挟持された状態にある。また
主動ローラ138は回転し続けているのに対し、
第1従動ローラ140は支持軸139との間に上
記遊びがあるためスリツプ回転し始める。従つ
て、複写紙Pは、その先端が係止部143に当つ
てそれ以上進行できなくなつても、主動ローラ1
38と第1従動ローラ140とにより挟持されな
がら軽い搬送力を受け続けることとなる。このた
め仮に複写紙Pが傾いて、その先端の一部だけが
ストツパ142の係止部に当つても、複写紙Pは
上記軽い搬送力により押出されて、その先端全て
が係止部に当接されて揃えられる。このようにし
て複写紙は給紙装置42から傾むいたまま送り出
されても、この整位装置部において整位させられ
る。なお、前記給紙ローラ112は複写紙の先端
を整位装置の主動ローラ138に送り込んだの
ち、これを検出する検出スイツチ152の検出ピ
ン153を操作し、この検出スイツチ152の信
号によつて自動的に上昇し次の給紙動作まで待機
する。
さらに、検出スイツチ152の検出動作後、上
記整位作用が終了するに充分な時間経過後に、カ
ム150が作動する。そして、カム150によつ
て操作レバー148は回動され、リンク149,
149を介して上記支持軸139をさらに押し下
げる。これにより、それまで第1従動ローラ14
0…のみが主動ローラ138に転接していたの
が、第2従動ローラ141も転接し、複写紙を強
く挾持するから強い搬送力が生れ、複写紙を強く
送り出すことになる。
一方、この直前において支持軸139が降下す
ることにより、ストツパ142全体もこれに伴つ
て降下するため、その途中でストツパ142の中
央部分は支え146,146に当り、その支え1
46,146を支点として回動することにより、
第10図で示すようにストツパ142,142の
先端側は逆に上昇して係止部143,143は搬
送路137から退避するから、第2従動ローラ1
41により押し出されても複写紙はストツパ14
2,142に邪魔されることなく搬送される。な
お、複写紙Pは上記整位後かつストツパ142の
搬送路137からの退避途中においても主動ロー
ラ138と第1従動ローラ140とにより挟持さ
れ続けている。このため、ストツパ142が搬送
路137から退避する際に、係止部143にその
先端が押し当てられていた複写紙Pが急に飛出し
て、整位状態が乱されるといつたこともない。す
なわち整位された複写紙Pは、その後も主動ロー
ラ138と第1従動ローラ140とに挟持されて
整位状態が保たれつつ第2従動ローラ141が上
述の如く転接されることになる。
そして、複写紙の先端が複写紙搬送装置35へ
送り込まれてその搬送装置35のチエンベルト3
7に取り付けられたクリツパ36に把持される
と、前記カム150により操作レバー148,1
48は今度は逆に回動され、リンク149,14
9を介して上記支持軸139を最上部まで上昇さ
せる。これにより第11図で示すように第1従動
ローラ140…のみならず、第2従動ローラ14
1も主動ローラ138から離れる。したがつて、
その後複写紙は複写紙搬送装置によつてのみ搬送
され、第1従動ローラ140…および第2従動ロ
ーラ141の作用を全く受けないため、整位状態
が乱されることなく、そのまま搬送される。な
お、ストツパ142,142は支え146,14
6よりも高くまで上昇し、弾性杆145によつて
水平に支えられているので、係止部143,14
3は搬送路137から退避し、問題はない。
このようにして給紙装置42から送り込まれる
複写紙を1枚ずつ整位して複写紙搬送装置へ受け
渡すのである。
なお、上記実施例では支持軸139に対して第
1従動ローラ140…、第2従動ローラ141お
よびストツパ142,142を取り付け、その支
持軸139を上下することにより一連の動作を行
なわせるようにしたが、これに限らず、上記第1
従動ローラ140…、第2従動ローラ141およ
びストツパ142,142をたとえばカムなどに
より個別的に操作し、一連の動作を行なわせるよ
うにしてもよいものである。
つぎに前記複写紙搬送装置35を第12図ない
し第16図に基づいて説明する。この複写紙搬送
装置は並設された一対のチエンベルト37とこれ
らチエンベルトに噛合している主動ギヤ152及
び従動ギヤ153と前記チエンベルトに取着され
ているクリツパとこのクリツパの開閉作動を行う
ためのクリツパ開閉部材としての第1及び第2爪
開閉カム155a,155bとで構成されてい
る。前記チエンベルト37は第1図に示す駆動装
置44に連結された主動ギヤ152によつて第1
2図の矢印方向へ給紙ローラ112の周速度の約
1/3程度の低速度でエンドレス駆動される。これ
らチエンベルト37,37には支持金156,1
56が互に対互するように夫々設けられている。
そしてこの支持金具にはクリツパ36のクリツパ
本体36aの両端部が固定されている。このクリ
ツパ本体36aは立上り片部157と、この立上
り片部の上端縁に沿つてチエンベルト37の移動
方向に水平に延出された枢支片部158と前記立
上り片部157の下端縁に沿つて枢支片部158
と反対方向に水平に延出されたクリツプ片159
とが一体的に形成されるように薄い板体によつて
折曲形成されている。
上記立上り片部157には所定間隔を存して孔
160…が穿設されている。上記枢支片部158
には孔160…の両側部に略対向して枢支軸16
1を把持する把持舌片162…が突設されてい
る。枢支軸161には第14A図に示すように押
え金具163の一端部が回動自在に枢支され、こ
の他端部は上記孔160から挾持片部159上面
に突出する爪部163aが形成されている。さら
に押え金具163の略中間部は鈍角状に折曲され
当接頂部163bが形成されている。また枢支軸
161にはねじりばね164のコイル部が嵌合し
ていて、この一端部は枢支片部158の下面に当
接し、他端部は押え金具163の当接頂部163
b内面に当接している。したがつてねじりばね1
64は押え金具163を弾性的に付勢して爪部1
63aを挾持片部159に圧接するようになつて
いる。このようにして形成されるクリツパ36は
チエンベルト37の移動にともなつて上記第1、
第2の爪開放カム155a,155bに当接する
ようになつている。すなわち第1の爪部開放カム
155aは複写紙搬送路の中途部で、かつ上記給
紙ローラ112の給紙側近傍に設けられ、第2の
爪開放カム155bは上記定着装置39の搬送方
向近傍に設けられている。第1爪開放カム155
aは第15図に示すようになつていて、上記主動
ギヤ152,152を枢支する主軸152aと、
これと平行に設けられた支持軸152bとに支持
固定されている。そして、これらは上記クリツパ
36が移動してきたとき押え金具163のそれぞ
れの当接頂部163bと当接するようになつてい
る。しかもまん中の2組は両側の2組より早く当
接頂部163bから離反する形状となつている。
第2の爪開放カム155bは第16図に示すよう
になつていて上記従動ギヤ153,153を両端
部に嵌着する従動軸153aと、これと平行に設
けられた支持軸153bとに支持固定されてい
る。そしてクリツパ36が移動してきたときそれ
ぞれの上記当接頂部163bがカム155bに当
接するようになつている。また爪開放カム155
b相互間の従動軸153aにはクリツパ本体36
aが移動してきたとき逃げ凹部165aを有する
ローラ165が嵌着され、このローラ165に従
動ローラ166が自重で転接している。なお、第
12図に示すように複写紙Pを支持するガイド板
167がチエンベルト37に沿つて設けられてい
る。上述のような搬送装置において第3図の給紙
装置110から整位装置45を介して送られた複
写紙Pの先端部が第1の爪開放カム155aに到
達する直前にタイミングを合せてクリツパ36が
上記カム155aに当接する。すなわち押え金具
163の当接頂部163bはカム155aに当接
することにより、ねじりばね164の付勢力に抗
して回動し、第14B図に示すように爪部163
aがクリツパ本体36aの当接片部37cから離
反する。この間隙へクリツパ36より早い速度で
送られる上記複写紙Pの先端部は挿入され立上り
片部157に当接して整位される。これによりわ
ずかにチエン37が移動すれば、まん中の2組の
押え金具163,163が、ついで両側の押え金
具163,163がカム155aから離間する。
すると再びねじりばね164の付勢力は作用し複
写紙Pの先端部は爪部163aと挾持片部159
との間に所定長さ均一に挾持されることとなる。
なおまん中の2組の押え金具163,163が先
に複写紙Pを挾持するので、移動方向と直角方向
のへタリを小さくできる。挾持された複写紙Pは
2回転目の回転ドラム24と帯電転写兼用ユニツ
ト25との間に供給され、感光層24aの反転可
視像は帯電転写兼用装置25の働きにより複写紙
Pに正常な画像として転写される。ついで、この
複写紙Pはチエンベルト35の移動により複写紙
除電装置38および定着装置39を通過される。
そしてクリツパ36は第2の爪開放カム155b
に当接し、押え金具163はねじりばね164の
弾性力に抗して付勢され爪部163aは挾持片部
159から離反する。ここでクリツパ36は第1
の爪開放カム155a方向へ走行し複写紙のみ挾
持ローラ、40,40によつて挾持搬送され、コ
ピー受け22へ排出されることとなる。
次に第17図及び18図を参照して回転ドラム
24の構造を説明する。
電子複写装置本体の側板11a,11aの上部
に上部カバ168が配設されている。この上部カ
バ168はこの一端部に設けられた支持軸168
aによつて側板11a,11aの上部に枢支さ
れ、他端部は側板11a,11aに固着されたス
トツパ11bによつて支持されている。またこの
上部カバ168の両端から垂直にアーム169,
169が延出されており、このアームの吊持部1
69aに回転ドラム24の両端部から突出してい
るボス170が係合され、ボス170の孔を介し
て回転ドラム24に挿入される支軸171によつ
て回転ドラム24は回転可能に枢支される。この
構造において上部カバ168が上方に上げること
により回転ドラム24は容易に取り外すことがで
きる。
前記回転ドラム24には凹部172が設けら
れ、このドラムの表面には感光層24aを有する
感光フイルム24bが巻装されている。
すなわちこの回転ドラム24は軸方向に沿つて
一部切欠され、ドラム24を覆う上記フイルム2
4bは切欠部分に巻込まれている。上記逃げ凹部
172は、この切欠部分と、これを閉成するよう
に付勢機構173により弾性的に付勢された蓋1
74とからなる。付勢機構173は、一端部がド
ラムのリム170aにピンを介して枢支され他端
部は蓋174に突設されたアーム174aに枢支
されるレバー175と、このレバー175を切欠
部分方向へ弾性的に付勢するねじりばね176と
から形成される。したがつて蓋174は感光体フ
イルム24bを固定するとともにトナー等の侵入
を防止できるようになつている。また蓋174の
両側方には感光体フイルム24bの端部をドラム
24に押圧支持する巻付体177が設けられてい
る。すなわち、この巻付体177はリム170a
にピン178を介して一端部を枢支され、他端部
にフイルム固定用ローラ179を設けた押えアー
ム180と、このアーム180をドラム24に弾
性的に付勢するねじりばね181とで構成され
る。回転ドラム24が上述のように構成されると
複写紙を把持した複写紙搬送装置のクリツパ36
が回転ドラム24と帯電転写用ユニツト25との
間に導かれ、回転ドラム24に対したときこのク
リツパ36は凹部172内に入り込む。このとき
クリツパ36は蓋174に当接してもドラム24
がそれからわずかに回転すれば付勢機構173の
付勢力により直ちに復帰して切欠部を閉塞する。
したがつて複写紙Pはこの挾持部分を除いた残り
の全部分が感光層24aに接触し、反転可視像が
帯電転写兼用ユニツト25の働きにより複写紙P
に正常画像として転写される。
次に第19図を参照して除電ユニツト28の詳
細な構成を説明する。被コロナ放射部としての感
光層24aにコロナ放射口28dを対向させたシ
ールドケース28cおよびこのシールドケース2
8c内に収容されたチヤージワイヤ28eとでコ
ロナ放電装置28aが構成され、上記コロナ放射
口28dはアースされた導電板から形成されたコ
ロナ遮蔽体28bによつて開閉し得るようになつ
ている。そして、感光層24aへのコロナ放射を
上記コロナ遮蔽体28bの開閉動作によつてON
―OFF制御し得るようになつている。
また、上記コロナ遮蔽体28bは、後述する遮
蔽体作動機構185により上記原稿支持テーブル
14の往復動作に同期して開閉するようになつて
いる。すなわち、上記コロナ遮蔽体28bを枢支
する回動自在の支軸186には、スプリング18
7によつて常時時計方向に付勢された第1アーム
188が固着されている。この第1アーム188
の自由端部に形成された折曲片部188aの下端
面は、支軸189を介して略水平に枢支された第
2アーム190の上端面に形成された穴部190
a内に介在し得るようになつている。また、上記
第2アーム190はスプリング191によつて常
時上方に回動するよう付勢されていて、上記第1
アーム188が後述する手段によつてスプリング
187の付勢力およびコロナ遮蔽体28bの自重
に抗して略垂直状態にされたとき、穴部190a
内の側端に上記第1アーム188の折曲片部18
8aの下端側面に嵌合し、この状態すなわちコロ
ナ遮蔽体28bがシールドケース28cのコロナ
放射口28dを開放した状態に保持するようにな
つている。
また、上記第2アーム190には略く字状の第
1レバー192が一体に固着されている。そして
第1レバー192の上端部に取着された作動子1
93に、原稿支持テーブル14の左端部下面に突
設された第1作動片194が当接することによ
り、第2アーム190はスプリング191の付勢
力に抗して支軸189を支点として反時計方向に
回動するようになつている。したがつて、第2ア
ーム190によつて保持されていた第1アーム1
88はスプリング187およびコロナ遮蔽体28
bの自重によつて時計方向に回動し、この第1ア
ーム188と一体の動きをするコロナ遮蔽体28
bがシールドケース28cのコロナ放射口28d
を閉塞するようになつている。
また、この状態において、第1アーム188
は、支軸195によつて下端部を枢支された第2
レバー196の中途部に突設されたピン197に
当接していて位置決めされている。また、上記第
2レバー196はこの上端部に取着された作動子
198が原稿支持テーブル14の右端部下面に突
設された第2作動片199が当接することによ
り、支軸195を支点として時計方向に回動する
ようになつている。したがつて、第2レバー19
6の中途部に突設されたピン197によつて上記
第1アーム188が押されて時計方向に回動し、
コロナ遮蔽体28bがシールドケース28cのコ
ロナ放射口28dを開放するとともに第2アーム
190によつて第1アーム188が保持され開放
状態が維持されるようになつている。
また、上記、作動子193,198は第1、第
2作動片194,199が反対方向から当接した
場合にはばね200,200の付勢力に抗して支
軸201,201を支点として回動し、第1、第
2レバー192,196を回動させることなく通
過させ得る構成となつている。
上記構成において、原稿支持テーブル14が左
方方向に往動するとともに露光ユニツト27のラ
ンプ27aが点灯して原稿Aの原稿面がランプの
光によつて照射されることにより感光層24aに
反転した静電潜像が形成される。この静電潜像の
先端部がコロナ放電ユニツト28aのシールドケ
ース28cに対向する直前において原稿支持テー
ブル14の左端下面に突設された第1作動片19
4が作動子193に当接し第1レバー192が回
動する。したがつて、コロナ遮蔽体28bが第2
図および第19図の2点鎖線で示すように回動偏
位してコロナ放射口28dを閉塞し、感光層24
aへのコロナ放射が防止され、そのため静電潜像
はコロナの影響を受けることなく現像装置として
働く現像清掃兼用ユニツト29側に送られること
になる。
つぎに、回転ドラム24が1回転を終了して2
回転目に入り、原稿支持テーブル14が右方向に
復動すると、この右端下面に突設された第2作動
片199が作動子198に当接し第2レバー19
6が回動する。したがつて、コロナ遮蔽体28b
が第2図および第19図の実線位置に回動偏位し
てコロナ遮蔽口28dを開放し、転写工程を完了
した感光層24aにコロナが放射され残留電荷の
消去が行なわれることになる。
つぎに、補助清掃ユニツト34を第20図およ
び第21図にもとづいて詳述する。すなわち、上
記回転毛ブラシ34aは両端部をフレーム20
2,202に取付けられた支持装置203,20
4によつて手先が感光層24aに接するよう支持
されている。上記一方の支持装置203は一方の
フレーム202に突設された支軸205と、この
支軸205に回転自在に設けられ回転毛ブラシ3
4aのブラシ本体34cの一端開口部に圧入する
弾性保持部材206とから構成されている。ま
た、他方の支持装置204は他方のフレーム20
2に取着された軸受207を介して支承された回
転軸208と、この回転軸208に固定的に設け
られ上記ブラシ本体34cの他端開口部にに圧入
する弾性保持部材209とから構成されている。
また、上記回転軸208にはチエーン210
(詳図しない)を介して駆動力が伝達されるスプ
ロケツト211が嵌着されていて、上記回転毛ブ
ラシ34aを常時第20図の時計方向に回転する
ようになつている。
また、上記フレーム202,202には上記回
転毛ブラシ34aの回転中心軸Aから必要寸法l
だけ偏心してガイド軸212,212が突設され
ているとともにこれらガイド軸212,212に
はそれぞれ従動歯車213,213が回転自在に
外嵌されている。これら従動歯車213,213
は半回転クラツチ214によつて間歇駆動される
駆動軸215に嵌着された原動歯車216,21
6と噛合していて、上記ガイド軸212,212
をガイドとして半回転ずつ間歇回転するようにな
つている。これら、従動歯車213,213に断
面略半円状の回転シヤツタ34bの両端が固定さ
れている。したがつて、回転シヤツタ34bは回
転毛ブラシ34aの回転中心軸Aからlだけ偏心
したBを回転中心軸として180℃ずつ回転毛ブラ
シ34aと同じ方向に回転するようになつてい
る。
しかして、半回転クラツチ214が動作するこ
とによつて、回転シヤツタ34bは第20図の実
線位置あるいは2点鎖線位置で停止し、回転毛ブ
ラシ34aの毛先を感光層24aから離したり、
あるいは接触させたりできる。
一方、回転シヤツタ34bが回転毛ブラシ34
aに接離する動作を繰返することにより回転毛ブ
ラシに付着したトナーが払い落される。
なお、払い落された大部分のトナーはケース2
17内底部に形成された凹所からなるトナー溜部
218内に溜まり、残りのわずかなトナーはブロ
ワ43aの吸引力によつて集塵装置43(第1
図)のフイルタ43bに導びかれることになる。
このように構成すると、回転毛ブラシを常時回
転させたまま回転毛ブラシの清掃動作が制御でき
る。
さて、上述のような各ユニツト及び装置は所定
のタイミングで駆動することによつて複写が行な
われるのであるがこれらのユニツト及び装置の駆
動制御は電気的制御装置からの制御信号によつて
行なわれる。そこで次にこの電気的制御装置につ
いて説明する。
第22A図に示すように放射状に所定間隔をも
つて突設された複数の信号片例えば突起S1乃至
S8を有する円板220または第22B図に示す
ように複数の信号片例えば黒色テープ片アルミ箔
片またはパルス信号が記録された磁気テープ片が
周辺部に所定間隔で放射状に設けられた円板22
0aが例えば1/2減速ギヤを介して回転ドラム2
4の回転軸に結合され、回転ドラムの2回転で円
板220または220aが1回転するように構成
されている。
上記のように構成された円板220または黒テ
ープ片が貼着された透明円板220aは第23A
図に示すように検出器221を構成する光源22
1aと受光素子221bとの間に配置され、また
アルミ箔片が貼付けられた円板220aを用いた
場合、第23B図に示すように検出器221を構
成する光源221aと受光素子221bがアルミ
箔片に対向し光源221aの光がアルミ箔で反射
され受光素子221bに入射するように検出器2
21が円板220aに対して配置されている。そ
して磁気テープ片が貼付けられた円板220aが
用いられた場合、第23C図に示すように磁気ヘ
ツド221cが円板220aの磁気テープ片に接
触するように配設されている。
上記のような検出器221または磁気ヘツド2
21cの出力は第24図に示す制御回路222に
接続される。この制御回路222は検出器221
または221cに接続されたカウンタ223とこ
のカウンタの出力に接続されたデコーダ224と
このデコーダ224の複数の出力に所定関係で接
続された複数のORゲート225―1乃至225
―6とこれらORゲートの出力に夫々接続された
複数のフリツプフロツプ226―1乃至226―
6とで構成されている。
上述のような制御装置において複写装置が始動
され回転ドラム24が回転し、この回転ドラムの
回転に伴つて例えば円板220aが回転するとこ
の円板220aに設けられた信号片に応答して検
出器221は第25A図に示すようなパルス信号
S1乃至S8を発生する。このようなパルス信号
S1乃至S8はカウンタ223に供給されこのカ
ウンタ223はパルス信号S1乃至S8に応答し
て第25A図に示すカウント信号a,b,c,d
(1,2,3,4,8のBCDコード)を発生す
る。このカウンタ223の出力信号a,b,c,
dはデコーダ224によつて第25A図に示すよ
うなデコード信号D1乃至D8に変換される。こ
のようなデコード信号D1乃至D8において信号
D1及びD3がORゲート225―1に供給され
このORゲート225―1は信号C1を発生す
る。またORゲート225―2には信号D1及び
D6が供給されこのORゲート225―2は信号
C2を発生する。このようにORゲート225―
3,225―4,225―5,225―6には対
の信号D1,D5;D2,D3;D4,D7;D
6,D8が夫々供給され信号C3,C4,C5,
C6が対応するORゲート225―3,225―
4,225―5,225―6から出力される。こ
れらの信号C1乃至C6はフリツプフロツプ22
6―1乃至226―6に夫々供給されこれらフリ
ツプフロツプは前記信号C1乃至C6に夫々応答
して制御信号P1乃至P6を夫々発生する。これ
ら制御製号P1乃至P6は駆動回路227―1乃
至227―6に供給されこれらの駆動回路227
―1乃至227―6を付勢する。
今、時間T1において駆動回路227―1は出
力を発生すると、駆動回路227―1の出力は給
紙ローラ112を下降させる電磁ソレノイド12
1(第3図)を付勢し、給紙動作の準備をさせ
る。この時同時に原稿支持テーブル14を駆動す
るためテーーブルスタートクラツチ作動ソレノイ
ド(図示せず)及び感光用ランプ27aが駆動回
路227―2の出力によつて付勢及び点灯され
る。またこの時除電ユニツト28が駆動回路22
7―3の出力によつて消勢される。次に時間T2
において立上る信号P4によつて駆動される駆動
回路227―4は第3図に示す給紙ローラ112
に回転力を与えるため給紙ローラ112を駆動チ
エン44aに接続するスプリングクラツチ127
を作動する電磁ソレノイド130を付勢し、給紙
動作をさせる。時間T3において駆動回路227
―1及び227―4は消勢されそれにより給紙機
構のソレノイド121及び130が消勢される。
時間T4において駆動回路227―5が付勢され
この駆動回路227―5の出力は半回転クラツチ
(第21図)を駆動するソレノイド(図示せず)
を付勢する。それにより回転シヤツタ34bは回
転ブラシ34aと回転ドラム24との間に入るよ
うに回転し、清掃動作を停止させる。時間T5に
おいて駆動回路227―3が再び付勢され除電装
置28が除電動作を行うように付勢される。その
後時間T6において駆動回路227―2が消勢さ
れそれによりテーブルスタートクラツチソレノイ
ド及び露光ランプ27aが消勢及び消去される。
この時、同時に駆動回路227―6が付勢されこ
の駆動回路227―6の出力によつてテーブルバ
ツククラツチを作動させるソレノイド(図示せ
ず)が付勢され原稿支持テーブルが復帰移動させ
る。時間T7において駆動回路227―5は消勢
され清掃ユニツト34の回転シヤツタ34bが開
放され回転ブラシ34aが回転ドラム24の感光
層24aを清掃する。次に時間T8において駆動
回路227―6が消勢されテーブルクラツチが解
除されテーブルは停止する。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、給紙カセツ
トから送り出される紙葉類をストツパに当接させ
て適正な状態に整位することができ、かつストツ
パの搬送路からの退避途中および退避後も紙葉類
を常に整位した状態で搬送することができる。す
なわち良好な整位状態で紙葉類を搬送できる紙葉
類搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従つた一実施例の紙葉類搬
送装置を用いた電子複写装置の斜視図、第2図は
第1図の電子複写装置の内部構造を説明するため
の装置の簡略断面図、第3図は第2図の複写装置
に含まれている給紙装置の斜視図、第4図及び5
図は第3図の給紙装置の作動を説明するための給
紙装置の部分的に切断した側面図、第6図は複写
紙整位装置の簡略側面図、第7図は整位装置の一
部切欠した斜視図、第8図は整位装置の整置スト
ツパの側面図、第9A図、第10A図、第11A
図は所定の作動状態における整位装置の側面図、
第9B図、第10B図及び第11B図は第9A
図、第10A図及び第11A図に対応した整位装
置の正面図、第12図は複写紙搬送装置の側面
図、第13図は複写紙搬送装置のクリツパの斜視
図、第14A図及び第14B図は所定作動状態に
おけるクリツパの側面図、第15図は搬送装置の
第1クリツパ開放カムの斜視図、第16図は第2
クリツパ開放カムの斜借視図、第17図は回転ド
ラムの斜視図、第18図は回転ドラムの側断面
図、第19図は除電ユニツトの側面図、第20図
は補助清掃ユニツトの側断面図、第21図は補助
清掃ユニツトの一部切欠した正面図、第22A図
は突起信号片を有する円板の正面図、第22B図
は信号片が貼着された他の変形例の信号円板の正
面図、第23A,23B及び23c図は信号円板
から異つた信号検出状態を夫々示す円板の側面
図、第24図は複写装置の電気制御装置の回路
図、及び第25A図及び第25B図は制御装置の
各部における信号のタイムチヤートを示す図であ
る。 24……回転ドラム、24a……感光層、25
……帯電転写兼用ユニツト、27……露光ユニツ
ト、28……除電ユニツト、29……現像清掃ユ
ニツト、34……補助清掃ユニツト、35……複
写紙搬送装置、36……クリツパ、42……給紙
装置、45……複写紙整位装置、137……搬送
路、138……駆動ローラ(主動ローラ)、14
0,141……従動ローラ(第1従動ローラ、第
2従動ローラ)、142……停止手段(ストツ
パ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の搬送路に沿つて紙葉類を搬送する紙葉
    類搬送装置において、搬送路に対して進退可能に
    設けられ、この搬送路に沿つて搬送される紙葉類
    を停止させる停止手段と、前記搬送路に沿つて前
    記停止手段よりも上流に設けられ、前記停止手段
    に向けて紙葉類を送り込み、紙葉類の先端を前記
    停止手段に当接させて整位せしめ、前記搬送路か
    ら前記停止手段が退避した状態において整位され
    た紙葉類を下流に搬送する搬送手段とを具備し、
    前記搬送手段は駆動力を受けて回転し続ける駆動
    ローラと、この駆動ローラに対し従動回転可能に
    設けられ前記整位中に前記駆動ローラと協働して
    紙葉類を挟持し、紙葉類へ搬送力を与え続ける従
    動ローラとからなることを特徴とする紙葉類搬送
    装置。 2 前記従動ローラは紙葉類の整位中に搬送力を
    与える第1のローラと、前記停止手段が前記搬送
    路から退避した状態において整位された紙葉類を
    下流に搬送する時に前記整位中の搬送力よりも強
    い搬送力を与える第2の搬送ローラとを備えるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の紙葉
    類搬送装置。
JP58143726A 1983-08-08 1983-08-08 紙葉類 Granted JPS5957843A (ja)

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