JPS625374B2 - - Google Patents

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JPS625374B2
JPS625374B2 JP54054510A JP5451079A JPS625374B2 JP S625374 B2 JPS625374 B2 JP S625374B2 JP 54054510 A JP54054510 A JP 54054510A JP 5451079 A JP5451079 A JP 5451079A JP S625374 B2 JPS625374 B2 JP S625374B2
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tuning
frequency
signal
counter
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Shigenobu Kimura
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Priority to US06/145,349 priority patent/US4291414A/en
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Publication of JPS625374B2 publication Critical patent/JPS625374B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/02Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings
    • H03J5/0245Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form
    • H03J5/0254Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form the digital values being transfered to a D/A converter
    • H03J5/0263Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form the digital values being transfered to a D/A converter the digital values being held in an auxiliary non erasable memory
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/02Automatic frequency control
    • H03J7/04Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant
    • H03J7/06Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant using counters or frequency dividers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J7/00Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/18Automatic scanning over a band of frequencies
    • H03J7/20Automatic scanning over a band of frequencies where the scanning is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element
    • H03J7/28Automatic scanning over a band of frequencies where the scanning is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element using counters or frequency dividers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動選局装置を備えた受信機に関す
る。
第1図は従来の自動選局装置を備えた受信機の
一例を示す図であつて、この図に示す受信機は、
アンテナ1、高周波増幅段2、混合段3、局部発
振器4、中間周波増幅段5および復調器6を有す
る信号系路において、高周波増幅段2の同調周波
数を可変する素子および局部発振器4の局部発振
周波数を可変する素子をそれぞれ可変容量ダイオ
ードで構成し、これら可変容量ダイオードにラン
プ電圧発生器7からのランプ電圧をホールド回路
8を通して印加し、ホールド回路8を復調器6か
ら同調点を検出する同調検出回路9の出力によつ
て制御するようにしたものである。しかしてこの
受信機においては、ランプ電圧の変化に応じて局
部発振周波数を変化させ、受信機が特定の放送局
を受信した際に同調検出回路9の出力によつてそ
のときのランプ電圧をホールドし、もつて局部発
振周波数を固定して上記の放送局の選局を行うよ
うにしたものであり、所謂ボルテージ・シンセサ
イザ方式によつて自動選局を行うようにしたもの
である。ところでこの受信機においては、局部発
振器4を構成する素子の温度変化によつて局部発
振周波数が変動した場合に、この変動した局部発
振周波数がそのままの状態におかれて同調ずれが
生じる欠点がある。また更に上記の構成において
は、ホールド回路8でホールドした電圧の変動が
考えられ、正確な同調がとり得ない欠点がある。
ただし、上記の構成では、同調電圧をアナログ
的に変化させていくものであるから、正確な同調
設定を行う際にもう1つ考慮しなければならない
ところの中間周波増幅段5における中間周波数の
バラつきについては、実際上ほとんど問題はな
い。
この発明は上記の如き従来の受信機の欠点を除
去すべくなされたもので、中間周波数のバラつき
まで含めた意味で完全に正確な同調設定が行い得
ると共に同調設定後の同調ずれを防止し得るよう
にした自動選局装置を備えた受信機を提供するも
ので、発振周波数を電気的に制御可能な局部発振
器、この局部発振器から出力される局部発振信号
の周波数を計数しこの計数値と中間周波数に対応
する数値との和または差を出力する第1の計数手
段、所定のクロツク発振器の出力を計数する第2
の計数手段、これら第1、第2の計数手段の各計
数結果を比較する比較手段、および、この比較手
段の比較結果に基づいて前記第1の計数手段の計
数結果が前記第2の計数手段の計数結果に等しく
なるように前記局部発振器の発振周波数を追従制
御する第1の制御手段からなる同調サーボループ
と、受信機が放送局に完全同調したことを検出す
る同調検出手段と、この同調検出手段の検出出力
が得られた時には前記第2の計数手段の計数動作
を停止させ、前記検出出力が得られない時には前
記計数動作を行わせるように制御する第2の制御
手段とを具備したものである。
以下、この発明の実施例を第2図、第3図を参
照して説明する。
第2図はこの発明を適用したFM受信機の全体
構成を示す図で、この図においてアンテナ10に
入力されたFM搬送波は、高周波増幅段11で増
幅されたのち混合段12において局部発振器13
から与えられる局部発振出力と混合され、得られ
た中間周波信号が中間周波増幅段14で増幅され
たのちFM復調器15によつて復調されるように
なつている。
前記高周波増幅段11および局部発振器13
は、同調周波数(受信機の同調周波数sと同
じ)と発振周波数Lとを可変する素子がそれぞ
れ可変容量ダイオード(図示しない)で構成され
ており、これらの同調周波数sおよび発振周波
Lが後述するように電圧制御されるようにな
つている。なおこの実施例においては、中間周波
数ipが10.7MHzである下側局発方式を採用する
ものとし、局部発振器13が例えば日本国内にお
けるFM放送帯域76.0MHz〜90.0MHzに対応して
65.3MHz〜79.3MHzの範囲で発振し得るように
構成されている。
しかしてこの受信機は、次の構成からなる自動
選局装置またはプリセツト選局装置により上記高
周波増幅段11の同調周波数sと局部発振器1
3の局部発振周波数Lとを制御して自動選局と
プリセツト選局とが行えるように構成されてい
る。
すなわち局部発振器13の発振出力は、前記混
合段12に供給される一方カウンタ回路16(第
1の計数手段)に供給されるようになつている。
カウンタ回路16は、中間周波数ipに対応する
数値、例えば107をプリセツトされたうえで局部
発振出力を所定時間(10-5sec)計数し、L
ip=sの100KHz桁以上の数値(BCDコード化さ
れた数値)信号S1を出力するものである。一般に
中間周波増幅段14の中間周波数fipは、調整程
度、あるいは、セラミツクフイルタ等を用いた時
には素子個々のバラつきが存在し、少なからず標
準の10.7MHzからずれてしまうことが多いが、
上記カウンタ回路16にプリセツトされる中間周
波数fipに対応する数値とは、このバラつき分ま
で含めた数値である。そしてこのカウンタ回路1
6の出力は、表示装置17、コンパレータ18
(比較手段、制御手段)、メモリ19(記憶手段)
に供給されるようになつている。表示装置17
は、カウンタ回路16から送られたBCD信号S1
を受信周波数としてデジタル表示するものであ
る。またコンパレータ18は、所謂チヤージポン
プ式のコンパレータであつて、カウンタ回路16
から供給されるBCD信号S1とカウンタ20(第
2の計数手段)から供給されるBCD信号S2(そ
の詳細は後述する)とをデジタル演算(引算)す
ると共に、この演算結果に対応する直流電圧をそ
のとき保持していた制御電圧(直流電圧)から差
し引きし、前記BCD信号S1、S2がS1=S2になる
まで比較動作を継続した後この差し引きによつて
得られる制御電圧Vcを出力するものである。し
かしてこのコンパレータ18の制御電圧Vcは、
高周波増幅段11の同調周波数fsおよび局部発振
器13の発振周波数fLを制御すべくこれらを可
変する可変容量ダイオードに印加され、またミユ
ーテイング信号として信号系路のミユーテイング
回路(図示しない)に供給されるようになつてい
る。またメモリ19は、カウンタ回路16からの
BCD信号S1を記憶するもので、受信機を順次複
数の放送局に完全同調させた際その都度書き込み
制御信号およびアドレス指定信号を与えることに
よつて各放送局の周波数に対応する数値を記憶し
得るものである。そしてこのメモリ19の記憶内
容は、前記カウンタ20に供給されるようになつ
ている。すなわちメモリ19にアドレス指定信号
を与えると共にカウンタ20に書き込み制御信号
を与えることによつて同カウンタ20に特定の放
送局の周波数に対応する数値がロードされるよう
になつている。
一方前記カウンタ20には、自動選局スイツチ
21を閉成した際にクロツク発振器22からのク
ロツクパルスがゲート回路23(停止手段)を通
して供給されるようになつている。ゲート回路2
3は、同調検出回路24(同調検出手段)の出力
によつて制御されるもので、受信機が同調状態に
なつたときにオフとなり、非同調状態にあるとき
にオンとなり、クロツク発振器22からのクロツ
クパルスをカウンタ20に供給するものである。
なおこの際同調検出回路24は、FM復調器15
のS字カーブ特性および離調雑音レベルから受信
機の同調点を検出してスケルチ信号を作り、この
スケルチ信号によつて非同調時に開となつている
ゲート回路23を同調時にオフとするものであ
る。また押釦スイツチ25を操作した場合には、
端子26に印加されている所定の電圧が波形成形
回路27に供給され、この波形成形回路27から
カウンタ20にワンシヨツトパルスが供給される
ようになつている。またカウンタ20は、メモリ
19から与えられた数値あるいは前記クロツクパ
ルス、ワンシヨツトパルスの計数結果を前記
BCD信号S2としてコンパレータ18に供給する
ものである。この場合カウンタ20は、受信周波
数帯域(76.0MHz〜90.0MHz)の最低周波数
(76.0MHz)もしくは最高周波数(90.0MHz)に
対応する数値“760”もしくは“900”から1つの
クロツクパルス毎に順次所定数ずつ増加もしくは
減少する数値のBCDコード化された信号を出力
するもので、この実施例においては予め数値
“760”をプリセツトされたうえで1つのクロツク
パルス毎に順次“1”ずつ出力数値が増加し、
“900”に至つたときに数値“760”にリセツトさ
れるように構成されている。
また、上記説明から判るように、第2図に示す
局部発振器13、カウンタ回路16、コンパレー
タ18およびカウンタ20は、受信周波数を常に
カウンタ20のBCD信号S2に一致させる同調サ
ーボループを構成しており、BCD信号S2が変化
すれば、瞬時に局部発振周波数fLを追従変化さ
せて、同調周波数をBCD信号S2に一致させる。
この場合、同調サーボループの動作速度は、
BCD信号S2の変化が瞬時にループを一巡するた
め、極めて高速である。一方、同調検出回路24
の同調検出は、上記同調サーボループに比べては
低速といえる。
次に上記の構成からなる受信機の動作について
説明する。まず自動選局を行う場合について説明
すると、いま受信機の同調周波数fsが78.0MHzで
ある場合(放送局を受信していない状態)には、
局部発振器13の発振周波数fLがfL
78.0MHz−10.7MHz=67.3MHzである。この状
態においてカウンタ回路16は、プリセツト値
107を与えられたうえで局部発振出力を10-5sec間
計数し、107+673=780のBCD信号S1を出力し、
これを表示装置17およびコンパレータ18に供
給する。表示装置17は、数値“780”に基づい
てそのときの受信機の同調周波数を78.0MHzと
表示する。そして自動選局スイツチ21を閉成
し、クロツク発振回路22のクロツクパルスをゲ
ート回路23を通してカウンタ20に供給する。
このときゲート回路23は、受信機が非同調状態
にあるため同調検出回路24からのスケルチ信号
を受けることなく開の状態にあり、前記クロツク
パルスを通過させる。カウンタ20は、数値
“780”から前記クロツクパルスを順次計数し、そ
の計数結果(BCD信号S2)、すなわち“780”か
ら順次“1”ずつ増加する数値をコンパレータ1
8に供給する。コンパレータ18は、カウンタ回
路16から供給されたBCD信号S1とカウンタ2
0から供給されたBCD信号S2とから制御信号Vc
を作り、この制御信号Vcを局部発振器13の可
変容量ダイオードに与えてBCD信号S1の値が
BCD信号S2の値と等しくなるように発振周波数
Lを制御する。すなわち、コンパレータ18
は、カウンタ20が1つのクロツクパルスを計数
して値“781”のBCD信号S2を出力すると、この
BCD信号S2の値“781”とBCD信号S1の値
“780”とを演算(781−780=1)し、数値“1”
に基づいて作られる制御信号Vcによつて、前記
BCD信号S1の値がBCD信号S2の値“781”に一致
するように局部発振周波数fLを67.3MHzから
67.4MHzに制御する。そして更にコンパレータ
18は、BCD信号S2の値が順次“782”、“783”、
“784”と増加するにつれ、このBCD信号S2の値
とBCD信号S1との比較結果に基づいた制御信号
によつて局部発振周波数fLを順次67.5MHz、
67.6MHz、67.7MHzと制御し、同調周波数fsを
78.2MHz、78.3MHz、78.4MHzと変化させる。
そして同調周波数fsが順次変化して例えば周波数
80.0MHzの放送局が受信されると、その完全同
調点が同調検出回路24によつて検出され、この
同調検出回路24がスケルチ信号を出力してゲー
ト回路23をオフとする。この結果カウンタ20
へのクロツクパルスの供給が停止され、カウンタ
20から出力されるBCD信号S2の値の増加が停
止する。しかしてこのときのBCD信号S2の値は
“800”である。したがつて局部発振周波数fL
は、BCD信号S1の値が“800”となる数値、すな
わち69.3MHzにロツクされる。かくして同調周
波数fs=10.7MHz(fip)+69.3MHz(fL)=
80.0MHzにおいて上記の放送局の選局がなされ
る。
また上記の放送局から更に次の放送局を受信す
る場合には押釦スイツチ25を操作する。すなわ
ち押釦スイツチ25を操作してカウンタ20に1
つのパルスを供給すると、カウンタ20のBCD
信号S2の値が“800”から“801”に増加する。こ
れによつてコンパレータ18は、カウンタ回路1
6の出力、すなわちBCD信号S1の値が“801”と
なるまで局部発振周波数fLを69.3MHzから
69.4MHzに制御し、同調周波数fsを80.0MHzから
80.1MHzとする。この結果受信機の同調状態が
完全同調点(S字同調特性の中点)から外れ、同
調検出回路24のスケルチ信号がなくなつてゲー
ト回路23がオンとなり、カウンタ23がクロツ
ク発振器22からのクロツクパルスを計数し始め
る。かくして前述した場合と同様にして同調周波
数fsが変化し、例えば周波数85.0MHzの次の放送
局を受信した時点で前記BCD信号S1、S2の値が
ロツクされ、上記の放送局が選局される。
なお上記の選局操作においては、放送局の信号
レベルが低く、同調検出器24で同放送局の同調
点を検出し得ない場合に選局をなし得ない不都合
が生じる。このような場合には、選局スイツチ2
1を開としたうえで押釦スイツチ25を操作すれ
ばよい。すなわち押釦スイツチ25を1回押す毎
にカウンタ20の計数結果を“1”ずつ増加さ
せ、これによつて上記のような信号レベルの低い
放送局の受信が可能となる。
またプリセツト選局を行う場合には、予め上記
の自動選局等によつて順次複数の放送局を選局し
た際に、各放送局に対応する前記BCD信号S1
値、例えば周波数80.0MHzの放送局に対応する
数値“800”、周波数85.0MHzの放送局に対応す
る数値“850”等をメモリ19に記憶させてお
く。そしていま周波数80.0MHzの放送局を選局
する場合には、メモリ19に上記の放送局に対応
するアドレス指定信号を与えると共にカウンタ2
0に書き込み制御信号を与える。これによつてカ
ウンタ20は、数値“800”のBCD信号S2をコン
パレータ18に供給する。このとき受信機の同調
周波数fsが例えば78.0MHz(局部発振周波数fL
=67.3MHz)であれば、カウンタ回路16から
コンパレータ18に供給されているBCD信号S1
の値は“780”である。したがつてコンパレータ
18は、BCD信号S1の値“780”をBCD信号S1
値“800”に一致させるよう局部発振周波数fL
67.3MHzから69.3MHzに制御する。かくして同
調周波数fsが78.0MHzから80.0MHzに変化し、こ
れがロツクされて上記80.0MHzの放送局の選局
がなされる。
なおこの実施例においては、メモリ19の記憶
内容をカウンタ20を通してコンパレータ18に
供給させるようにしたが、これを直接コンパレー
タ18に供給するように構成してもよい。
しかしてこの受信機においては、上記のように
して自動選局あるいはプリセツト選局を行つた
後、例えば局部発振器13の可変容量ダイオード
の温度変化等によつて発振周波数fLが変動しよ
うとした場合に、この変動が次のようにして防止
される。すなわち受信機が周波数80.0MHzの放
送局を受信している場合には、局部発振周波数f
Lが69.3MHz、BCD信号S1およびS2の値が共に
“800”である。この状態において、仮に、局部発
振周波数fLを69.3MHzから69.5MHzに変動させ
得る要因が働いた場合について考えてみると、こ
の際同調周波数fsは、 fs=10.7MHz(fip)+69.5MHz(fL)=80.2MHz に変動しようとしようとするが、この変動は以下
のように押さえられる。すなわち、局部発振周波
数fLが僅かでも上昇すれば、カウンタ回路16
がインクリメントされてBCD信号S1の値が僅か
に増加し、この増加分とBCD信号S2とががコン
パレータ18において比較される。この場合、カ
ウンタ20から出力されるBCD信号S2の値は、
未だ“800”であるから、BCD信号S1の増加分は
そのまま偏差として検出され、この結果、コンパ
レータ18から出力される制御信号Vcの値は発
振周波数fLの上昇を押さえる方向に変化する。
そして、上記動作は瞬時に行なわれ、かつ、局部
発振周波数fLがさらに僅かでも上昇すれば、上
記と全く同様の動作によつてその上昇が防止され
るので、この間、完全同調が維持される。すなわ
ち、発振周波数fLに対する変動要因が同調サー
ボループの動作によつて吸収され、事実上局部発
振周波数fLは69.3MHzの一定値に保持される。
したがつて、上記変動抑制の動作中も、受信機は
常に完全同調にあり、この結果、同調検出回路2
4はスケルチ信号送出し続ける。かくして局部発
振周波数fLの変動が防止され、受信機の同調ず
れが防止される。
以上のようにカウンタ回路16、カウンタ2
0、コンパレータ18の動作により、素子の温度
変化等による受信機の同調ずれは一掃されるが、
上記実施例では、中間周波数自体のバラつきによ
る不完全同調(すなわち、カウンタ20の指示値
と、実際に受信される周波数とのずれ)も防止で
き、より完全な同調設定がなされる。すなわち、
局部発振周波数制御ループ内で中間周波数自体を
考慮し得るように構成されているから、中間周波
数のバラつきも確実に補償できるのである。ま
た、これによりカウンタ回路16のBCD信号S1
をそのまま表示装置17にて表示するだけで常に
受信周波数を正確に示すことができるという効果
も奏する。
また第3図は、上述した実施例の変形例を示す
ものであつて、上述した実施例において高周波増
幅段11の同調周波数と局部発振器13の局部発
振周波数とをそれぞれ機械的に可変するように構
成したものである。すなわちこの図において高周
波増幅段11と局部発振器13とは、各々同調周
波数と局部発振周波数を可変する素子がそれぞれ
バリコン(図示しない)によつて構成されてい
る。そしてこの例は、第2図に示すコンパレータ
18に代えてカウンタ回路16から供給される
BCD信号S1とカウンタ20から供給されるBCD
信号S2との比較(引算)結果に応じた直流電圧、
すなわち制御電圧Vco=f′(S1-S2)を出力するコン
パレータ30を設け、このコンパレータ30に得
られる制御信号Vcoを増幅器31によつて増幅
し、この増幅出力によつてモータ32を駆動し、
このモータ32の回転によつて前記各バリコンを
回転させるように構成したものである。しかして
この構成においても、コンパレータ30に第2図
の場合と同様にBCD信号S1、S2が供給された
際、これらBCD信号S1、S2が等しくなるように
サーボがかけられ、第2図の回路と同様にして自
動選局、プリセツト選局を行うことができる。
なお上記第2図、第3図の実施例においては、
コンパレータ18,30にデジタル形のものを用
いたが、これらコンパレータ18,30はアナロ
グ形であつてもよい。この場合には、BCD信号
S1,S2をD/A変換したのち上記のコンパレータ
に供給するようにすればよい。また上記の実施例
では、局発方式を下側局発方式としたが、これを
上側局発方式としてもよいことは勿論である。こ
の場合には、カウンタ回路16において、局部発
振周波数fLと中間周波数fipとの差に対応する数
値を放出するようにすればよい。またこの発明の
適用対象は、FM受信機に限られることなく、
AM受信機であつてもよい。
以上の説明から明らかなようにこの発明によれ
ば、発振周波数を電気的に制御可能な局部発振
器、この局部発振器から出力される局部発振信号
の周波数を計数しこの計数値と中間周波数に対応
する数値との和または差を出力する第1の計数手
段、所定のクロツク発振器の出力を計数する第2
の計数手段、これら第1、第2の計数手段の各計
数結果を比較する比較手段、および、この比較手
段の比較結果に基づいて前記第1の計数手段の計
数結果が前記第2の計数手段の計数結果に等しく
なるように前記局部発振器の発振周波数を追従制
御する第1の制御手段からなる同調サーボループ
と、受信機が放送局に完全同調したことを検出す
る同調検出手段と、この同調検出手段の検出出力
が得られた時には前記第2の計数手段の計数動作
を停止させ、前記検出出力が得られない時には前
記計数動作を行わせるように制御する第2の制御
手段とを具備したから、中間周波数のバラつきま
で含めた意味で完全に正確な同調設定がなし萄得
ると共に局部発振周波数の変動を防止し得て同調
ずれが防止できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動選局装置を備えた受信機の
構成を示すブロツク図、第2図はこの発明を適用
したFM受信機の構成を示すブロツク図、第3図
は第2図に示す受信機の変形例を示す要部ブロツ
ク図である。 16……第1の計数手段(カウンタ回路)、1
8……比較手段、制御手段(コンパレータ)、2
0……第2の計数手段(カウンタ)、22……ク
ロツク発振器、23……停止手段(ゲート回
路)、24……同調検出手段(同調検出回路)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 発振周波数を電気的に制御可能な局部発
    振器と、 予め中間周波数に対応する数値がプリセツト
    された状態で前記局部発振器から出力される局
    部発振信号の周波数を計数する第1の計数手段
    と、 所定のクロツク周波数で自走発振する発振器
    の出力を計数する第2の計数手段と、 これら第1、第2の計数手段の各計数結果を
    比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づいて前記第1
    の計数手段の計数結果が前記第2の計数手段の
    計数結果に等しくなるように前記局部発振器の
    発振周波数を追従制御する第1の制御手段、 とからなる同調サーボループと、 (ロ) 受信機が放送局に完全同調したことを検出す
    る同調検出手段と、 (ハ) この同調検出手段の検出出力が得られた時に
    は前記第2の計数手段の計数動作を停止させ、
    前記検出出力が得られない時には前記計数動作
    を行わせるように制御する第2の制御手段と、 を具備してなる自動選局装置を備えた受信機。
JP5451079A 1979-05-02 1979-05-02 Receiver providing automatic channel selecting unit Granted JPS55147033A (en)

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JP5451079A JPS55147033A (en) 1979-05-02 1979-05-02 Receiver providing automatic channel selecting unit
US06/145,349 US4291414A (en) 1979-05-02 1980-04-30 Radio receiver operable in station search mode or station select mode

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111353A (ja) * 1974-07-18 1976-01-29 Nippon Technical

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5111353A (ja) * 1974-07-18 1976-01-29 Nippon Technical

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