JPS6253741A - 排気浄化用触媒の製造方法 - Google Patents

排気浄化用触媒の製造方法

Info

Publication number
JPS6253741A
JPS6253741A JP60194372A JP19437285A JPS6253741A JP S6253741 A JPS6253741 A JP S6253741A JP 60194372 A JP60194372 A JP 60194372A JP 19437285 A JP19437285 A JP 19437285A JP S6253741 A JPS6253741 A JP S6253741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phthalocyanine
ceramic carrier
supported
alkali salt
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60194372A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Kitajima
北島 博利
Michio Ito
道雄 伊藤
Hisashi Shiraki
白木 久史
Yoshifumi Kato
祥文 加藤
Hiroyoshi Shirai
汪芳 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP60194372A priority Critical patent/JPS6253741A/ja
Publication of JPS6253741A publication Critical patent/JPS6253741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は排気浄化用の触媒の製造方法に係り、詳しく
はフタロシアニン触媒の製造方法に関するものである。
(従来の技術) フタロシアニンの触媒活性については古くから知られて
、いるが、フタロシアニンが濃硫酸のような溶媒にしか
溶解しないことから、従来はほとんど実用に至っていな
かった。
最近、アルカリ水に可溶であるフタロシアニンオクタカ
ルボン酸を使用し、これをレーヨン等の繊維に担持した
脱臭性繊維が注目を浴びている。
この脱臭性繊維は第6図に示すように10’m。
N/、1!程度のフタロシアニンオクタカルボン酸を含
むpH10〜13の水酸化カリウム水溶液14にレーヨ
ン、アセテート、綿、ウール等の繊維15を浸漬し、そ
の後第7図に示ずようにpH3〜4のHCI水溶液16
内に前記繊維15を浸漬してフタロシアニンを固定化し
たものである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この脱臭性繊維は耐熱性が担体である繊維1
5の性質に依存することや、ガス通過の際の圧損が大き
い等の問題がおり、排気浄化用触媒として採用するには
問題がある。
この発明は前記問題点を解消し、耐熱性に富みかつ、比
表面積が大であるセラミック担体ヘフタロシアニンを担
持させる排気浄化用触媒の製造方法を提供することを目
的とする。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) まず、第1発明ではフタロシアニンをオクタカルボン酸
化したもの又はオクタスルホン酸化したものを弱アルカ
リ水溶液中でアルカリ塩とし、同アルカリ塩の形でセラ
ミック担体へ担持し、次にフタロシアニンのアルカリ塩
を担持したセラミック担体を酸に浸油し、このセラミッ
ク担体により担持されたフタロシアニンのアルカリ塩を
フタロシアニンに固定化させる。
第2発明ではフタロシアニンを2−ビニルビリジン−ス
チレン共重合体に結合させたポリマーを低沸点有機溶媒
中でセラミック担体へ担持する。
(作用及び効果) 前記第1発明の手段によりフタロシアニンは担体として
セラミックを使用するため、フタロシアニンは担体外面
だけでなく内部にも担持されることにより、比表面積が
大きく取れるため、少量で大きな触媒効果が期待でき、
又、高温の排気であっても採用できる。ざらに、製法の
操作が簡単であるため、大量生産が容易となり、かつ、
高価な設備を必要としない。
又、第2発明では前記第1発明の作用効果に加え、フタ
ロシアニンがポリマーに固定化されるため、フタロシア
ニンの三量化の心配がなく、又、低沸点有機溶媒中でセ
ラミック担体へ担持するため、乾燥が容易となる。
(第1発明の実施例) 以下、この第1発明を具体化した一実施例を第1図及び
第2図に従って説明する。
まず、三ツロフラスコ1内にセラミック担体2として粒
径2〜41M1のγ−アルミナを入れ、又、三ツロフラ
スコ1の上部に載置される滴下ロート3内には、公知の
方法例えばり、 R,BO3tOn、 、J、 c、 
Ba11or、Jr、Inorg、chem、II、 
1578 (1972)によりピロメリット酸から合成
されたフタロシアニンオクタカルボン酸く以下、Ht 
−0aPcという、なお、?(1はFe (III)、
 Go (ff)、 Cu (II)等(7)金1in
r9る)を1X10 〜1X10−’mon/看含むp
H10〜13に調整した水酸化カリウム溶液4を貯留す
る。
この状態で真空ポンプ5にて三ツロフラスコ1内を減圧
し、セラミック担体2中に含まれる空気を脱気する。な
お、6は真空ポンプ5と三ツロフラスコ1間に設けられ
たトラップである。
前記セラミック担体2に含まれる空気を脱気した俊、減
圧状態で滴下ロート3のコック3aを開いて前記水酸化
カリウム溶液4を滴下し、水酸化カリウム溶液4にてセ
ラミック担体2を充分に浸潤する。その後、三ツロフラ
スコ1内を常圧にすることにより、Ht −0aPCは
カリウム塩の形でセラミツク担体2内部にまで浸入し、
セラミック担体2に担持される。
次に、ビーカー7内に貯留したDH1〜3のHC1水溶
液8中に前記Ht −0aPcのカリウム塩を担持した
セラミック担体2を数秒〜数時間浸漬する。
この結果、セラミック担体2に担持されたHt−OaP
cのカリウム塩はHt −0aPcとなり固定化する。
この後、Ht −0aPcとなって固定化されたセラミ
ック担体2を100〜200℃で乾燥する。
上記のように製造された触媒の耐熱性を測定するために
熱重聞分析(Thermogravimetric a
nalysis)と示差走査熱分析(Differnt
ial scanning calorimetry)
を行った。なお、同時に従来のものとしてレーヨンに担
持させたre(m> −0aPcを比較のために同一の
条件で前記両分析を行った。
その結果、α−アルミナ担持Fe(In> −0aPc
は第4図に示すように375°Cで分解が始まるのに対
し、レーヨン担持Fe(III) −0aPcはレーヨ
ンの耐熱性に依存し、約260℃で分解してしまうこと
がわかる。この結果からα−アルミナ担持Fe([1)
−0aPcはレーヨンに担持したものと比べて100’
C以上の耐熱性を持つことがわかる。
なお、図中TGは熱重偵分析を行ったもの、DSCは示
差走査熱分析を行ったものでおり、横軸は温度(’C)
を、縦軸は熱重量分析においては重量、示差熱走査熱分
析においては熱量を表わす。
次に前記のように製造されたα−アルミナ担持Fe (
111) −0aPcの排気ガスの浄化作用試験を行っ
た。
アセトアルデヒドガスに対する浄化作用を検知管を仕様
して測定した結果、室温でa o o ppm以上のア
ルデヒド濃度のガスを流速150ml/minで150
CCの触媒層を通過させたところアルデヒド濃度は25
 ppm以下に減少した。
上記のように製造された排気浄化用触媒はHl−OaP
cを使用しているため、二量化による触媒の活性の低下
が穫小でおる。又、この製造方法によれば水溶液中でセ
ラミック担体2にフタロシアニンを担持でき、アルミナ
担体を使用した場合はアルミナ担体とフタロシアニンと
の水素結合により強力に担持される。
ざらに水酸化カリウム溶液4に対するセラミック担体2
の浸漬時間、又はセラミック担体2の脱気の程度により
セラミツク担体2内部にもフタロシアニンが担持される
ため、担体2の外面、内部ともに触媒として有効に働く
ことになる。
なお、前記実施例では水酸化カリウム溶液を使用したが
その代わりに同様にMt −0aPcを1×10−4〜
1 x 10−’moJ2 /、1!含むpH10〜1
3に調整した水酸化ナトリウム溶液に溶解した状態で行
なってもよい。従って、Ht −0aPcはナトリウム
塩の形でセラミツク担体2内部にまで浸入し、セラミッ
ク担体2に担持される。
このナトリウム塩の形でセラミック担体2に担持された
触媒は前記試験結果を行なった場合、同様の結果が得ら
れた。
又、前記実施例ではフタロシアニンをオクタカルボン酸
化したものを出発物質としたが、オクタスルホン酸化し
たものを出発物質としても同様の結果が得られる。
又、前記触媒はアセトアルデヒドガス以外にもメルカプ
タン、アルコール等においても浄化作用を示す。
又、セラミックとしては前記γ−アルミナの他にシリカ
等がある。
(第2発明の実施例) 次に第2発明を具体化した実施例を説明する。
なあ、前記第1発明の実施例と同−又は相当する構成に
ついては同一符号を付すものとする。
この実施例では三ツロフラスコ1内にセラミック担体2
として粒径2〜4mのγ−アルミナを入れ、又、三ツロ
フラスコ1の上部に載置される滴下ロート3内には、公
知の方法例えばJOURNAL 0FPOLYHER5
CIENCE : Polymer Letters 
Edition V。
L、21.No、、  3. )iarch 1983
. PP 157〜162によりMt −0aPcを2
−ビニルビリジン−スチレン共重合体(以下、2vp−
stという)に結合させたポリマー10をメタノール中
に溶解したもの(以下、メタノール溶液11という)を
貯留する。
なお、この実施例ではメタノールを使用しているが、他
の低沸点の有機溶媒でHt −0aPcを2−ビニルビ
リジン−スチレン共重合体(以下、2 VP −Stと
いう)に結合させたポリマー10を溶解するものであれ
ば限定されるものではない。
この状態で真空ポンプ5にて三ツロフラスコ1内を減圧
し、セラミック担体2中に含まれる空気を脱気する。
前記セラミック担体2に含まれる空気を脱気した後、減
圧状態で滴下ロート3のコック3aを聞いて前記メタノ
ール溶液11を滴下し、メタノール溶液11にてセラミ
ック担体2を充分に浸漬する。その後、三ツロフラスコ
1内を常圧にすることにより、ポリマー10はセラミツ
ク担体2内部にまで浸入し、セラミック担体2に担持さ
れる。
この後、前記セラミック担体2を自然乾燥する。
前記のようにjA造されたセラミック担体2に担持され
た触媒は前記第1の発明と同じ試験を行なった場合、同
様の結果が1nられ、従来のレーヨンに担持された触媒
と比較してその耐熱性が高いことが確認された。
又、前記セラミックに担持された触媒はアセ1〜アルデ
ヒドガス、メルカプタン、アルコール等においても第1
発明と同様に浄化作用を示す。
又、セラミックとしては前記γ−アルミナの他にシリカ
等にも採用できる。
発明の効果 以上詳述したように第1発明は担体としてセラミックを
使用するため、フタロシアニンは担体外面だけでなく内
部にも担持されることにより、比表面積が大きく取れる
ため、少量で大きな触媒効果が期待でき、又、高温の排
気であっても採用できる。さらに、製法の操作が簡単で
あるため、大量生産が容易となり、かつ、高価な設備を
必要としない。
又、第2発明では前記第1発明の作用効果に加え、フタ
ロシアニンがポリマーに固定化されるため、フタロシア
ニンの三量化の心配がなく、又、低沸点有機溶媒中でセ
ラミック担体へ担持するため、乾燥が容易となる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の実施例を示す工程図、第2図は同じ
く第1図の工程の次の工程を示す工程図、第3図は第1
実施例により製造された触媒の熱重量分析、及び示差走
査熱分析の結果を現わず分析グラフ、第4図は従来のレ
ーヨンに触媒を担持させたものの熱重量分析、及び示差
走査熱分析の結果を現わす分析グラフ、第5図は第2発
明の実施例を示す工程図、第6図は従来の脱臭性繊維の
製造方法を示す工程図、第7図は同じく第6図の次の工
程を示す工程図である。 1は三ツロフラスコ、2はセラミック担体、3)^下ロ
ート、4は水酸化ナトリウム水溶液、5は真空ポンプ、
10はポリマー、11はメタノール溶液。 特許出願人  株式会社豊田自動織機製作所白井 正方 代 理 人     弁理士  恩1)博宣第2図 α−ア/にす田持Fe(]l[)−oaPc熱分析 V−F温特Fe ([)−o arc 熱分析 第7ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フタロシアニンをオクタカルボン酸化したもの又は
    オクタスルホン酸化したものを弱アルカリ水溶液中でア
    ルカリ塩としてセラミック担体へ担持し、次に前記セラ
    ミック担体を酸にて浸漬してセラミック担体により担持
    されたフタロシアニンのアルカリ塩をフタロシアニンに
    固定化する排気浄化用触媒の製造方法。 2、フタロシアニンを2−ビニルビリジン−スチレン共
    重合体に対し結合させたポリマーを低沸点有機溶媒中で
    セラミック担体へ担持する排気浄化用触媒の製造方法。
JP60194372A 1985-09-03 1985-09-03 排気浄化用触媒の製造方法 Pending JPS6253741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60194372A JPS6253741A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 排気浄化用触媒の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60194372A JPS6253741A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 排気浄化用触媒の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6253741A true JPS6253741A (ja) 1987-03-09

Family

ID=16323495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60194372A Pending JPS6253741A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 排気浄化用触媒の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6253741A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2182516C2 (ru) Гетерогенный биметаллический палладий-золотой катализатор для получения винилацетата и способ его получения
RU2184609C2 (ru) Способ получения палладий-золотого катализатора для производства винилацетата и каталитическая композиция
KR870004729A (ko) 에틸렌옥사이드 제조를 위한 은 촉매 및 그 제조방법
CN105233802B (zh) 一种掺杂l‑精氨酸的铜基金属有机骨架材料及其制备方法
KR20080011377A (ko) 알루미나 담체 표면의 나노미터급 재구성법 및 산화 알켄제조용 촉매
KR960013458A (ko) 담체 촉매, 이의 제조방법 및 비닐 아세테이트 제조를 위한 이의 용도
JPS5929293B2 (ja) 酸化エチレン製造用銀担持触媒の製造方法
CN101804327A (zh) 一种成型的二氧化碳吸附材料及其制法
CN114524813B (zh) 对沙林具有荧光响应的一维有机半导体纳米材料及其制备方法和应用
CN113145084A (zh) 用于吸附苯类气体的mil-101/pdvb复合材料及其制备方法和应用
CN105854871A (zh) 一种VOCs净化处理催化剂的制备方法及应用
WO2024078051A1 (zh) 生物质骨架炭-金属复合微纳结构催化材料及制备方法和应用
CN107866149A (zh) 一种空气净化滤膜的制备方法
CN114146688A (zh) 一种抗水性MOFs基材料的制备方法及其应用
SK12322000A3 (sk) Spôsob prípravy katalyzátora tvoreného pórovitým nosičom, na ktorom je kovové paládium a zlato
JPH10503709A (ja) 銀触媒の調製法
US8017546B2 (en) Catalyst for producing alkylene oxide, method for producing the same, and method for producing alkylene oxide using said catalyst
CN116375593B (zh) 碘吸附用金属有机框架材料及配体和应用
JPS6253741A (ja) 排気浄化用触媒の製造方法
JP2828001B2 (ja) 水/有機溶媒分離または気体分離用の非対称中空繊維膜とその製造方法
KR20000005155A (ko) 알칼리 금속 보레이트를 사용하는 비닐 아세테이트 촉매의 제조방법
CN109282836A (zh) 一种四磺酸苯基锰卟啉纳米管-硫化镉纳米片复合光敏传感材料的制备方法
TW201348131A (zh) 矽醇化合物去除劑、矽醇化合物之去除方法、化學過濾器及曝光裝置
CN108620025B (zh) 一种磺胺甲恶唑改性硅酸铝纤维吸附剂的制备方法
CN104072445B (zh) 一种氧化烯烃的制备方法