JPS6253243B2 - - Google Patents

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JPS6253243B2
JPS6253243B2 JP15378578A JP15378578A JPS6253243B2 JP S6253243 B2 JPS6253243 B2 JP S6253243B2 JP 15378578 A JP15378578 A JP 15378578A JP 15378578 A JP15378578 A JP 15378578A JP S6253243 B2 JPS6253243 B2 JP S6253243B2
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JP
Japan
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rope
wire
circular
core
child
Prior art date
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Expired
Application number
JP15378578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5581022A (en
Inventor
Fuedorobichi Gurushiko Mikairu
Kurimenteiebichi Sukaratosuki Bikutoru
Fuedorobichi Shiamurai Gennado
Domitoriebichi Zakuruyamin Anatorii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAUCHINO ISUSUREDO INST MECHIZUNOI PUROMU
Original Assignee
NAUCHINO ISUSUREDO INST MECHIZUNOI PUROMU
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Filing date
Publication date
Application filed by NAUCHINO ISUSUREDO INST MECHIZUNOI PUROMU filed Critical NAUCHINO ISUSUREDO INST MECHIZUNOI PUROMU
Priority to JP15378578A priority Critical patent/JPS5581022A/ja
Publication of JPS5581022A publication Critical patent/JPS5581022A/ja
Publication of JPS6253243B2 publication Critical patent/JPS6253243B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、心のまわりに少くとも1層の円形ワ
イヤを捲きつけることによりこれを撚つて子縄と
し、子縄を円形ワイヤが断面楔形となる程度に引
抜いて子縄に角形断面を与え、子縄を撚つて索と
することを含む角形子縄鋼索の製造法に関する。
〔従来の技術〕
かかる角形子縄鋼索は例えば特公昭39−18244
号公報において知られている。かかる子縄鋼索は
子縄を締めて角形断面にするには、円形ワイヤに
ある程度の変形性がなければ不可能である。とす
るとワイヤの強度に限度がある。また強度のある
円形ワイヤを使用するもの(例えば米国特許第
3457718号)は、子縄の外面に起伏があり耐久性
と構造密度にとぼしい。
一方心のまわりに角形断面を有するワイヤを捲
きつけるものは(例えば米国特許第2122911号)、
外周面がはるかに平滑で且つ構造密度が高い子縄
鋼素索得られる。しかし角形断面を有するワイヤ
は円形ワイヤに比してコスト高となりまた鋼索の
製造も複雑となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで本発明の目的は、以上の技術上の問題点
に鑑み、比較的安価な材料で、強度と耐久性及び
構造密度とを併せ持つ優れた角形子縄鋼索の製造
法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、心のまわ
りに少くとも一層の円形ワイヤを捲きつけること
によりこれを撚つて子縄とし、子縄を円形ワイヤ
が断面楔形となる程度に引抜いて子縄に角形断面
を与え、子縄を撚つて索とすることを含む角形子
縄鋼索の製造法において、上記心として円形ワイ
ヤのまわりを柔軟な変形可能の材料で被覆したも
のを使用し、該心となる円形ワイヤとそのまわり
に捲く円形ワイヤとの間をかかる柔軟な材料で離
隔したことを特徴とする該角形子縄鋼索の製造法
を提供せんとするものである。
〔作用および効果〕
このようにワイヤはすべて円形ワイヤを使用す
るため材料費を低くおさえることができると共に
引き抜きによつて子縄の締める場合に心となる円
形ワイヤに強度の高いものを使用しながら柔軟な
材料のため外周が平滑で構造密度の高い角形子縄
が得られるという極めて優れた作用効果を有する
ものである。つまり材料費の節約、強度性と耐久
性と構造密度の維持のすべてを可能にしたもので
ある。
〔実施例〕
以下に、添付の図面を参照しつつ、本発明にか
かる角形子縄鋼索製造法と該法によつて製造せら
れた角形子縄鋼索の構造例について詳しく説明す
る。
金属ワイヤから角形子縄鋼索を製造する本法
は、心1(図1)、たとえば7個の金属ワイヤ2
から成る心を用意し、その上に変形可能の材質が
形成されるようにプラスチツク、アルミニウム、
亜鉛等比較的柔軟で変形可能な材料から成る被覆
3を心1の上に施すことから始まる。次に、この
心1のまわりに、少くとも一層をなして円形ワイ
ヤ4を捲きつけて円形子縄5が得られる。
こうして得られた子縄4を次に可塑的引抜に付
する。引抜力は子縄の周辺に均等に分布して円形
ワイヤ4に直接作用する(引抜力は図1に矢印A
を以て示されている)。この力の作用により、円
形ワイヤ4はその形を変え、心1の被覆3(図
2)に侵入し始める。この可塑的引抜は、円形ワ
イヤ4の各々が図2に示すように楔型断面Bを持
ち、心1の被覆3に一部埋まるに至るまで実施さ
れる。子縄5が二層以上のワイヤから成る場合に
は被覆3に隣接する層のみが被覆の中に一部埋ま
るものであると理解しなければならない。この可
塑的引抜の作用により子縄5は全体的に平滑な外
周面6を持つようになる。
この引抜の結果、及びワイヤの断面が楔型断面
Bとなる結果、子縄5内のすべてのワイヤは相互
に、及びらせん面に沿う心1の被覆3と接触す
る。
実質的に平滑な外周面6を持つ子縄5は次に、
締められて角形輪郭を持つに至る。締付力は、図
に矢印Cを以て示された方向に、子縄周辺の予め
選ばれた部位に、子縄に及ぼされる。締付力が集
中する部位の数と配置に応じて子縄は相応する形
の輪郭を持つこととなる。図2には子縄5の周辺
上三つの部位に造形力を及ぼすことが示されてお
り、その結果、子縄は、図3に示すように三角形
断面Dを持つようになる。
本発明の他の実施方法においては、子縄の締付
は、心1、即ちそのワイヤ2が被覆3に埋まつて
いるワイヤ4と接触するまで行われ、依て、各子
縄の構造密度が増加し、かかる子縄から構成され
る角形子縄鋼索の強度が増加する。
次に、三角形断面Dを持つ子縄は、既知の索撚
機により、適当な方法によつて撚られ又は合わさ
れて角形子縄鋼索(図4〜6)となる。索中の子
縄の数は、索の使用意図に従つて、3.4.6等種々
である。簡単のため、図4〜6には子縄の一つだ
けを示し、他は輪郭のみを示してある。
適当な材料、たとえば、金属ワイヤ、有機物、
合成物等でつくられた心7(図7)が索の中心に
伸長している。この心7は図7には示されている
が図4〜6には簡単のため省略されている。何れ
の場合にも、心7は本発明の目的には不可欠なも
のではない。
子縄の角形断面D(図3)の締付は、子縄を撚
つて鋼索とする以前か、撚つている最中か(図に
は示されていない)、もしくは図7に示すように
撚つた後に実施される。上で最後に述べた場合に
は、角形子縄鋼索は、ワイヤ4が一層で外周面6
が平滑である円形子縄5から撚られる。こうして
撚られた鋼索の子縄5の各々に矢印Eで示される
方向に力を加える。この力と隣接する子縄の反作
用とにより各子縄は角形断面D、たとえば図4に
示す断面を持つようになる。
図5に示されている角形子縄(三角形子縄)鋼
索においては、各子縄8はワイヤ9の二層を持ち
両層のワイヤ9は楔型で直線部分(図の面内にお
いて)10を有し、そのためワイヤ9は層内のみ
ならず層間においてもらせん面に沿つて相互に接
触することができる。心1の被覆3に隣接する層
のワイヤ9は被覆3に一部埋まつていて心1とた
とえば三点において接触している。この例におけ
る心1のワイヤは、断面が六角形である中心のワ
イヤを除いて、台形である。この鋼索の子縄8の
製造過程において、各子縄は1回の可塑的引抜を
受けており、その間に両層の円形ワイヤ9は楔型
断面を持つようになり、心1に対する端面が狭小
となつている。この可塑的引抜の結果として、子
縄8の外層をなすワイヤ9は比較的平滑な外周面
11を形成し、また被覆3に隣接する層のワイヤ
9は、外層に対する面が図5に示すような形とな
り、従つて子縄の全断面が金属で満たされること
となる。
図6に示されている角形子縄(三角形子縄)鋼
索においては、各子縄12はワイヤ13の二層を
有する。子縄12のワイヤ13は楔型断面を有
し、心1に対する面が狭くなつている。心1の被
覆13に隣接するワイヤ13の層は幾つかの点、
たとえば三点において被覆3を貫通して心1のワ
イヤに接触している。外層を構成するワイヤ13
の層は子縄12に平滑な外周面14を与えてい
る。
ワイヤ13の断面には直線部分15があり、そ
のためワイヤは層内及び層間においてらせん面に
沿つて相互に接触している。この例の鋼索の子縄
12を製造する過程においては、各子縄は、締め
つけて角形断面を形成する前に、2度の可塑的引
抜を受けた。第一回の可塑的引抜は、ワイヤ13
の第一層が被覆3を有する心1のまわりに捲かれ
た後に実施され、それによつて当該層の平滑な外
周面が得られ、なお、円形ワイヤの各々が楔型断
面を持ち、ワイヤが被覆3に一部埋まり、ワイヤ
と心1がたとえば三点において接触するまで引抜
が続けられた。上記第一圧縮過程の結果、子縄は
図2に示す形状と構造を持つに至る。次に第一層
のまわりに円形ワイヤ13の第二層を捲いて子縄
を再び可塑的引抜に付し、依て第二層のワイヤ1
3は楔型断面を持つに至り、子縄12の外周面1
4は比較的平滑となる。
子縄中のワイヤ層の数が幾つであつても、同様
の方法で締付を実施することができる。
次に子縄を締めて角形断面とするのであるが、
この締付は、子縄を撚つて索とする前にも、撚り
の最中にも、また撚つた後にも実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図1は円形ワイヤから成る子縄の可塑的引抜前
の状態を示す断面図、図2は索の子縄の可塑的引
抜後の状態を示す断面図、図3は索の子縄が締め
られて角形断面を持つに至つた状態を示す断面
図、図4は本発明にかかる角形子縄鋼索のワイヤ
一層の子縄のものを示す断面図、図5は本発明に
かかる角形子縄鋼索のワイヤ二層の子縄のものを
示す断面図、図6はワイヤ二層を有し、各層を逐
次可塑的引抜に付した子縄から成る角形子縄鋼索
を示す断面図、図7は図2に示す子縄から成る角
形子縄鋼索の締め付けて角形断面とする以前の状
態を示す断面図である。 1…心、2…ワイヤ、3…被覆、4…ワイヤ、
5…子縄、6…外周面、7…心、8…子縄、9…
ワイヤ、10…直線部分、11…外周面、12…
子縄、13…ワイヤ、14…外周面、15…直線
部分、A…引抜力の方向、B…楔型断面、C…締
付力の方向、D…三角形断面、E…撚り力の方
向。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 まず柔軟な被覆を有する子縄心のまわりに少
    くとも一層の円形ワイヤを撚つて1本の子縄と
    し、これによつて保持される子縄が角形輪郭の形
    成において変形されるようにした角形鋼索の製造
    方法にして、 (a) まず子縄をその円形横断面を維持しつつ可塑
    的に変形して、その外側層の各円形ワイヤの輪
    郭が楔状になり、柔軟な被覆に接するワイヤの
    一部が被覆中に圧入され、かつ円形子縄が平滑
    な外面をもつて保持されるようにされ、その後 (b) この子縄に部分的に子縄心の柔軟な被覆への
    それ以上の圧入によつて非円形角形輪郭が与え
    られるようにした、 ことを特徴とする該方法。 2 上記(b)工程で柔軟な被覆に圧入されるワイヤ
    の一部が子縄心と接触する程度まで子縄の変形が
    行われることを特徴とする前記特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 多層の円形ワイヤからなる子縄の製造におい
    て、新たな層を設ける前に子縄の円形横断面を維
    持しつつ可塑的に変形してその外側層の各円形ワ
    イヤの輪郭が楔状になり、柔軟な被覆に接するワ
    イヤの一部が被覆中に圧入されるようにしたこと
    を特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 4 上記(b)工程における非円形の角形輪郭の形成
    が直接角形子縄鋼索への撚合においてあるいは可
    塑的に変形される円形子縄からなる角形子縄鋼索
    の変形によつて成立することを特徴とする前記特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
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