JPS6252659A - 電子機器用ケ−ス - Google Patents

電子機器用ケ−ス

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Publication number
JPS6252659A
JPS6252659A JP60192636A JP19263685A JPS6252659A JP S6252659 A JPS6252659 A JP S6252659A JP 60192636 A JP60192636 A JP 60192636A JP 19263685 A JP19263685 A JP 19263685A JP S6252659 A JPS6252659 A JP S6252659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
case
transparent resin
transfer sheet
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60192636A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kurashima
功 倉嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP60192636A priority Critical patent/JPS6252659A/ja
Publication of JPS6252659A publication Critical patent/JPS6252659A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は電子機器用ケースに関する。
[従来技術とその問題点] 従来、小型電子式計算機、小型電子ゲーム機等の電子機
器においては1機器ケースの表面にホットスタンプ法等
により形成した1文字、記号、模様等の装飾層りに、ク
リスタル調とでも言う、光沢を有する高級感を付与する
ために、透明な樹脂層を印刷により設けていた。しかる
に、このような印刷による方法では、側部を有していた
り、凹凸を有する機器ケースの表面全面に透明樹脂層を
設けることができず、また、透明な樹脂層の厚さを十分
なものとすることができないため、十分なりリスタル感
を呈することができないものであった。
[発明の目的] この発すJは上記のような水情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、側部や凹凸を有するケー
ス本体に、文字、記号、模様等の装部層を熱転写し、か
つ、+iji記装飾層の全面に亘って−・様に透明樹脂
層を設けることのできる電子機器用ケースを提供するこ
とにある。
[発明の要点] この発明は上記のような目的を達成するために、基材シ
ートの=−面に設けられた剥離層に所定の文字、記号、
模様等の装飾層をケース本体に熱転写し、前記基材シー
トを剥離した一ト、前記印刷層」−に透明な樹脂層を射
出成形により形成するようにしたものである。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明を小型電子式計算機に
適用した場合の一実施例につき説明する。
第4図および第5図は小型電子式計算機を示す。図中1
は上部ケース、2は下部ケースであり、この左下のケー
ス1.2内にはキーボード3、回路基板4、液晶表示装
と5および太陽電池6等が配置されるようになっている
。即ち、上部ケース1は後述する透明な合成樹脂からな
り、右−1−側の1段高い部分に表示用窓部1aおよび
太陽電池用窓部tbが設けられており、左下側の上面に
はキー釦部3a・・・が挿入する開口IC・・・が形成
されている。キーボード3は計算情報等を入力するもの
であり、上部ケース1の下に配置され、ゴム等の弾性シ
ートに一体形成された各キー釦部3aが上部ケース1の
各開口lc内に挿入して、上部ケースlの上方へ突出す
るようになっている0回路基板4は計算機の主要部であ
り。
可 性を有するフィルムシートからなり、その上面には
LSI等の電子部品4aが設けられていると共に、その
下面にはキーボード3の各キー釦部3aに対応して分割
型の可!![1接点4b・・・が形成されており、また
上部ケース1の各窓部1a、1bと対応する箇所に液晶
表示装置5および太陽電池6が接続されている。液晶表
示装こ5はキーボード3で入力された情報およびその演
算結果を表示するものであり、その上面には偏光板5a
が配置されるようになっている。太陽電池6は機器全体
の電源である。そして、これら各液晶表示装置5および
太陽電池6は開ロアa、7aを有する両面接着剤付きの
スペーサ7を介して上部ケース1の下面に配置されるよ
うになっている。さらに、F部ケース2は上部ケース1
の下に取付けられるものであり、その内側面には太陽電
池6と対応する箇所に電池受部2aが設けられていると
共に、回路基板4の各可動接点4bと対応して箇所に四
部2b・・・が形成されている。各四部2bの底部には
各可動接点4bを開閉するための固定接点2c・・・が
設けてあり、各キー釦部3aの押下げに伴なって回路)
、υ板4を ませ、凹部2b内の固定接点2Cに【可動
接点4bを接触させてキー人力信号を得る様に構成され
ている。
ところで、」二足のような小型電子式計算機の上部ケー
ス1は第1図に示すよな構成となっている。即ち、上部
ケースlはアクリル、ABS樹脂、&j!質塩化ビニル
、ポリプロピレン等の透明な合成樹脂からなり、上述し
た表示用窓部1a、太陽電池用窓部1b、開口IC・・
・が形成されているほか、L面には印刷層8が形成され
ており、この印刷層8の表面に」一部ケースlと同じ透
明な合成樹脂からなる保護層9が形成されている。この
場合、印刷層8は文字、記号、模様等の装飾を施すもの
であり、上部ケース1の各窓部1a、1bと対応する箇
所のみ無印刷になっている。保護層9は印刷層8の表面
全体に設けられ、印刷層8を保護するものである。
次に、上記のような印刷層8を北部ケースlに設ける場
合について、第2図および第3図を参照して説明する。
印犀1層8は第2図に示すように、予め、熱転写シート
lOに設けられる。即ち、熱転写シート10はノ、(材
シート11の下面に剥離層12を介して印刷層8を形成
し、この印刷層8の下面に接着層13を設けたものであ
る。この場合、基材シート11はポリエステル等の合成
樹脂製のフィルムであり、厚さは約25集稈度である。
剥ft層12は基材シー)11から印刷層8を剥離させ
るものであり、厚さは数w程度になっている。印刷層8
は上述した装飾を印刷したものであり、その厚さは20
〜30ト程度である。さらに、接着層13は一ヒ部ケー
ス1の表面に印刷層8を接着するものであり、その厚さ
は数弘程度になっている。したがって、熱転写シート1
0は全体の厚さが50〜60延程度の極めて薄いもので
ある。
このように構成された熱転写シート10は第3図に示す
ように、上部ケース1を成形する回転型射出成形金型1
4内に配置され、成形時に上部ケース1に一体的に設け
られる。この場合、熱転写シー)10は第3図の図面の
垂直方向に延びる帯状とされ、この帯状の熱転写シート
の長手方向に、各1個の上部ケースlに転写される印刷
層8が一定の間隔を置いて設けられている。また、回転
型射出成形金型14は上金型14aと下金型14bとか
らなり、上金型14aには1次成形用と2次成形用の各
キャビテ(15a、15bと、樹脂注入用の各ゲー)1
6a、16bが設けられている。下金型14bはL下動
じて上金型14aの下面に接離するとともに、1次成形
位置から2次成形位置へ回転移動するものであり、上金
型14aの1次成形用ゲー)16aに対応したときに、
ゲート16aからの樹脂を1次成形用のキャビティ15
a内に注入する注入路17が形成されてl、Xる。なお
、2次成形用のゲー)16bは直接、2次成形用のキャ
ビテ(15bに連通している。したがって、熱転写シー
ト10を金型14内に配置する場合には、まず、L金型
14aから下金型14bを離間させ、この状態で上金型
14aの1次成形用のキャビティ15a内に熱転写シー
トIOを印刷層8をキャビティlSa側に向けて配置す
る熱転写シートlOは旧都ケースlの上面より大きくな
っており、これに伴ってキャビティ15aもL部ケース
1より大きく形成されてl/\る。
このように熱転写シートlOを配置した後は、上金型1
4aの下に下金型14bを密着させると共に、上金型1
4aの1次成形用のゲー)16aに下金型14bの注入
路17を対応させ、上下の金型14a、14bを型締め
する。この状態で、1次成形用のゲート16aに透明な
樹脂を注入すると、樹脂は下金型14bの注入路17を
通して1次成形用のキャビテ415a内に注入される。
このときの成形圧力と樹脂の熱により、熱転写シー41
0が変形してキャビティ15aの内側上面の形状に沿っ
て圧着される。そして、注入された樹脂が固化すると、
上部ケース1が成形される。
このとき、熱転写シー)10は接着層13により上部タ
ース1に一体に設けられ、1次成形が終了する。なお、
この場合、図示はしないが、下金型14bには上部ケー
スの各開口ICを形成するピンがキャビティ15a内に
突出形成されてl/する。
このようにして1次成形が終了した後は、金型14を離
型して上金型14aから下金型14bを離間させ、1次
成形品(上部ケースlおよび熱転写シート10)を下金
型14bと共に移動する。
そして、1次成形品から熱転写シート10の基材シート
11を剥離する。すると、上部ケース1の表面に印刷層
8が残る。
この1次成形品は、熱転写シート10の表示用窓部1a
および太陽電池用窓部tbの部分が印刷層8を有してい
ないため、この部分が透視可能である。また、印刷層8
は、−次成形品の側部となる部分にも設けてあり、この
側部にも転写される。この場合、熱転写シート10の印
刷層8は、側部のさらに周縁部および開口1c・・・に
対応する部分にまで延長して設けられていて、熱転写シ
ートIOを剥離するときに、1次成形品の形状に沿って
切断されるもので、このようにすることによって熱転写
シートの変形差に伴なう位置ズレを吸収することができ
る。但し、熱転写シート10の変形を所定の誤差内に収
めることができる場合は、熱転写シー)10に印刷する
印刷層8を一次成形品に転写される形状と同一(変形分
を考慮して)としておくことも可能である。
この後、′F金型14bを回転させて上金型14aの2
次成形位置に対応させ、上下の金型14a、14bを型
締めする。この状態で、2次成形用のゲー)16bから
透明な樹脂をキャビティ15b内に注入すると、透明な
樹脂は印刷層8の表面に一体に成形される。この後、L
下の金型14a、14bを離型し、キャビティ15b内
から取り出せば、2次成形が完了し、第1図に示すよう
なi:、部ケース1が得られる。
この印刷層8上の透明樹脂よりなる保護層9は0.1■
以上の厚さに極めて容易に形成することができ、この保
護層9をやや厚く(例えば0.3履−以にに)設けるこ
とにより、凹凸を有する上部ケースの印刷層8に、クリ
スタル調とでも言うような、光沢を有する高級感を与え
ることができる。
尚、本実施例では、二次成形を行なう際に、−吹成形側
において、熱転写シー)10を第3図の図面に垂直方向
に送って、次の成形層下品に転写する印刷層8をキャビ
テ415a内に収めておき、二次成形と一次成形を同時
に行えるようにしたものであり、極めてイ侶率的な加工
を可能とするものである。
しかるに、このような上部ケース1においては、表面に
印刷層8を熱転写し、かつ、印刷層8上に射出成形によ
り透明樹脂層を設けたので」二部ケース1の側部および
凹凸を有する上面全体に文字、記号、模様等の装飾を極
めて良好に施すことができる。特に、印刷層8は透明な
樹脂からなる保護層9で覆われているので、傷付くこと
なく、良好に保護される。また、印刷層8は予め基材シ
ート11に剥離層12を介して印刷されるので、!′F
明でかつ良好な印刷が回部となり、しかも熱転写シート
10として上部ケース1の成形前に金型14内に配tさ
れ、上部ケース1の成形時に一体に設けられるので、成
形後の上部ケース1の収縮率や変形、あるいは上部ケー
ス1の凹凸および肉厚の変化等に左右されることがなく
、確実かつ強固に設けることができる。
なお、上述した実施例は熱転写シートlOに印刷層8を
設ける場合で説明したが、これは蒸着やラミネートによ
る金属層とすることもでき、また、土部ケースへの熱転
写はホットスタンプ法とすることもできる。また実施例
は小型電子計算機に適用した場合について説明したが、
この発明はこれに限られることなく、電子ゲーム機等の
他の゛電子機器にも広く適用することができる。
[発明の効果] 以−1−説明したように、この発明の?[子機塁用ケー
スによれば、基材シートの一面に設けられた剥離層に所
定の文字、記V)、模様等の装飾層をケース本体に熱転
写し、前記基材シートを2(Itsした上、+iG記装
飾層上に透明な樹脂層を射出成形により形成するように
したので、側部や凹凸を有するケース本体の表面に設け
られた文字、記号、模様等の装飾層上に透明樹脂層を簡
単かつ良好に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明を小型電子式計算機に適用した一実施例を
示し、第1図は上部ケースの断面図、第2図は熱転写シ
ートの拡大断面図、第3図は成形袋この断面図、第4図
は小型電子式計算機の外観斜視図、第5図はその分解斜
視図である。 1・争・北部ケース、 8・・・印刷層、 9・・会保
9へ層、  10−・・熱転写シート、  11・・・
基材シート、  12・・・剥離層、  13・・・接
看層、  14・・・回転型射出成形金型。 特許出願人  カシオ計算機株式会社 =7 代 理 人  弁理士  町 [1俊 jE−; :”
:1F−51−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材シートの一面に設けられた剥離層に所定の文
    字、記号、模様等の装飾層をケース本体に熱転写し、前
    記基材シートを剥離した上、前記印刷層上に透明な樹脂
    層を射出成形により形成したことを特徴とする電子機器
    用ケース。
  2. (2)前記ケース本体への熱転写は、基材シートの一面
    に設けられた剥離層に所定の文字、記号、模様等の装飾
    層を設けてなる熱転写シートを前記ケース本体の成形用
    金型内に収め、前記ケース本体の成形時に行なうことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の電子機器用ケ
    ース。
JP60192636A 1985-08-31 1985-08-31 電子機器用ケ−ス Pending JPS6252659A (ja)

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JP60192636A JPS6252659A (ja) 1985-08-31 1985-08-31 電子機器用ケ−ス

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JP60192636A JPS6252659A (ja) 1985-08-31 1985-08-31 電子機器用ケ−ス

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JPS6252659A true JPS6252659A (ja) 1987-03-07

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ID=16294546

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JP (1) JPS6252659A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01281797A (ja) * 1988-05-09 1989-11-13 Taisei Plus Kk 制御パネルの表示部とその製造方法
WO2018198642A1 (ja) * 2017-04-26 2018-11-01 ホーチキ株式会社 表示灯付発信機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPWO2018198642A1 (ja) * 2017-04-26 2020-03-05 ホーチキ株式会社 表示灯付発信機

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