JPS6252422A - 高温処理炉測温用スリ−ブ及びその使用方法 - Google Patents

高温処理炉測温用スリ−ブ及びその使用方法

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JPS6252422A
JPS6252422A JP60192032A JP19203285A JPS6252422A JP S6252422 A JPS6252422 A JP S6252422A JP 60192032 A JP60192032 A JP 60192032A JP 19203285 A JP19203285 A JP 19203285A JP S6252422 A JPS6252422 A JP S6252422A
Authority
JP
Japan
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sleeve
carbon fiber
composite material
fiber reinforced
temperature
Prior art date
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Application number
JP60192032A
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English (en)
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JPH0521413B2 (ja
Inventor
Kenji Niijima
新島 健二
Ikufumi Maezawa
前澤 郁文
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Teijin Ltd
Original Assignee
Toho Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高温処理炉i11!温用スリーブ及びその使用
方法に関するものである。更に詳しくは、有機物を炭素
化あるいは黒鉛化する際、あるいはセラミックの製造の
際に使用される高温熱処理炉の内部測温用の炭素m維強
化炭素複合材(以下rc/CJと略記する)にてなる測
温用スリーブとその使用方法とに関するものである。
(従来技術と問題点) 従来、アクリロニトリル系!!維、レーヨン繊維、ピッ
チ繊維等の有Ia繊維を加熱処理炉で炭素化あるいは黒
鉛化することにより炭素繊維あるいは黒鉛繊維を得るこ
とは知られている。
このような熱処理炉は、主として被処理繊維の処理室と
なる中央空胴を有する炉芯筒部と断熱材等を介して配設
された外壁部とより溝成されている。
このような高温(熱)処理炉において内部温しかし、耐
熱金属は、その使用温度範囲が狭く、またセラミックあ
るいは通常の炭素Iは、その機械的特性、特に衝撃強さ
、曲げ強さ等が小さく取扱いに困難をきたした。
比較的強度の高い黒鉛材は、熱伝導率が大きいため、ス
リーブを通して被測定物体の熱が伝導し測定端の温度が
上昇する。
(発明の構成) 本発明者等は、このような問題について鋭意検討の結果
、高温処理炉内部温度測定用スリーブ材としてC70を
使用することにより、これらの問題を解決し得ることを
見出し本発明に至った。
すなわち本発明は、炭y#繊維強化炭素複合材数のスリ
ーブを間隔をあけて直線上に配置することにより、被3
11m物体と光高温計との間の光路を形成させることを
特徴とする高温処理p81温用スリーブの使用方法であ
る。
該スリーブは機械的特性に優れ薄肉化できるので軽量で
熱の伝導も小さく、取付部への負荷も小さくなる。また
C70は通常の黒鉛材料に比較してVi1m強度が大ぎ
く取扱性も良く、また熱伝導率も小さく測温用スリーブ
に適した材料である。
本発明において、C70の強化材とした炭素4I雑はア
クリロニトリル系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、レーヨ
ン系炭素繊維あるいはそれらの黒鉛m維等である。C7
0における強化材の形態は連続繊維あるいは非連続繊維
すなわち長繊維あるいは@繊維でストランド、テープ、
織物、不織布、紙等が使用できる。
C70における強化材の体積含有率は5〜・60%が好
ましい。強化材の含有率が5%より低いと機械的特性が
低下し、逆に60%より高くなるとC70の製造工程に
おいて割れ等破1!1する頻度が高くなる。特に好まし
くは20〜55%である。
本発明におけるC/Cスリーブの製造は、炭素seaあ
るいは黒鉛m雑にフェノール、フランあるいはエポキシ
等の熱硬化性樹脂を含浸し所望のスリーブ形状に成形硬
化後、不活性雰囲気中で炭素化あるいは必要により黒鉛
化し複合材料とする。
次に必要とされる機械的特性を得られるまで熱硬化性樹
脂あるいはピッチ等を該複合材料に含浸し、更に炭素化
あるいは黒鉛化を行なって緻密化する。この緻密化工程
は高温に保持した該複合材料あるいは所望の形状に保持
した炭素繊維または黒鉛I!雑に炭化水素ガスを加熱分
解して炭素を蒸着する、いわゆるケミカル・ベーパー・
ディポジション法によって行なってもよい。
緻密化はC70の嵩密度が0.8〜1.7!J /cm
’となるまで行なうのが好ましい。1.7g /cra
’より高(なるとC70の熱伝導率が良くなり高温処理
炉のスリーブとしては不適当となる。逆に嵩密度が0.
8a /cn+″より低いと機械的特性が不十分となる
本発明のスリーブと、しては、肉PJt 1.5mm以
下が熱伝導の点で特に好ましい。通常の炭素材料は機械
的強度上3mll1以上の肉厚が必要で熱伝導が大きく
なる問題がある。
また、本発明において使用されるC70は製造工程にお
いて、800〜2500℃の熱処理を受けていることが
よい。熱処理温度が低いとC70に揮発分が残存し光路
を汚染し測温時に誤差を生じる。
一方、2500℃以上の熱処理を受けるとC70の黒鉛
化が進み強j室劣化あるいは熱伝導率の上昇等測温用ス
リーブ材として不適になる。
高温処理炉における内部温度測定用スリーブの内、本発
明のC70を利用できるスリーブとしては、ふく射式温
度計の光路管、通常の熱伝導の保護管等がある。これら
のスリーブは通常高温雰囲気で使用されるため、窒素、
アルゴン等の不活性ガスでシールされている。高温処理
炉の内部!i度測測定用スリーブしては、中空状のパイ
プで断面は円形、だ円、角形等で端部等−ブを間隔をあ
けて直線上に配置することによる。
この場合C/C材内での熱の伝導を断つうえで有効であ
る。
本発明のスリーブを図面によって説明する。
第1図は置部形スリーブ、第2図はフランジ付きスリー
ブの夫々斜視図を示すものである。
〔実施例〕
実施例1 3000フイラメントの炭素ta維平織クロス(目付2
00g/m ’ )にレゾールタイプフェノール樹脂を
レジンコンテント35wt%含浸してプリプレグを作製
した。該プリプレグを巾450mmに切断して片側50
1IllIに1011II11間隔で切り込みを入れた
後、短径30mm1長径50mmのマンドレルに厚さ1
mmになるように巻き付けた後、切り込みを入れた部分
をマンドレルの軸に直角に放射状に広げ、その両面から
該プリプレグを外径150111mに切断しその中央部
をマンドレルの断面形状にくり抜いた円盤を各3プライ
積層して加圧硬化した後、窒素雰囲気中で加熱炭素化し
、更にコールタールピッチを含浸、再炭素化を3回繰返
して、径150nmのフランジ付きで内径が短径30m
m、長径501mII11長さ400mmのスリーブを
得た。該スリーブを炭素繊N製造の高温熱処理炉の光高
温計の測温用スリーブとして使用したところ変形、測定
誤差等、炉の運転に支障をきたすような現象は認められ
なかった。
【図面の簡単な説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素繊維強化炭素複合材にてなる高温処理炉測温
    用スリーブ。
  2. (2)炭素繊維強化炭素複合材にてなる複数のスリーブ
    を間隔をあけて直線上に配置することにより、被測温物
    体と光高温計との間の光路を形成させることを特徴とす
    る高温処理炉測温用スリーブの使用方法。
JP60192032A 1985-09-02 1985-09-02 高温処理炉測温用スリ−ブ及びその使用方法 Granted JPS6252422A (ja)

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JP60192032A JPS6252422A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 高温処理炉測温用スリ−ブ及びその使用方法

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JPS6252422A true JPS6252422A (ja) 1987-03-07
JPH0521413B2 JPH0521413B2 (ja) 1993-03-24

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JPH0521413B2 (ja) 1993-03-24

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