JPS6251940A - 透明着色釣糸 - Google Patents

透明着色釣糸

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JPS6251940A
JPS6251940A JP19212485A JP19212485A JPS6251940A JP S6251940 A JPS6251940 A JP S6251940A JP 19212485 A JP19212485 A JP 19212485A JP 19212485 A JP19212485 A JP 19212485A JP S6251940 A JPS6251940 A JP S6251940A
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JP
Japan
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fishing line
water
fluorescent
visibility
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP19212485A
Other languages
English (en)
Inventor
井川 恵右
正木 道浩
梅本 和隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Monofilament Co Ltd
Original Assignee
Toray Monofilament Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toray Monofilament Co Ltd filed Critical Toray Monofilament Co Ltd
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Publication of JPS6251940A publication Critical patent/JPS6251940A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は視認性の改良された透明着色釣糸に関するもの
でおる。さらに詳しくは、陽光下や月光下などの空気中
においては蛍光の着色窓が増大して釣人にとって極めて
見分(ブやすく、水中においては蛍光窓が減少して水に
対する親和性が増し、魚類に違和感を与えることがない
、視認性の改良された透明着色釣糸に関するものである
(従来技術) 投げ釣り、磯釣りおよびルアーフィッシングなどのさま
ざまな釣りにおいて、重要な要件の一つは、魚類が生息
するポイントへ仕掛けを正確に送り込むことで必り、こ
の送り込みの良し悪しが釣りの成果に大きく影響を与え
る。そして送り出した釣糸が狙ったポイントに正確に送
り込まれていることの確認は、通糸の先端の水際位置を
釣人の目で追うことによって行なわれるため、釣糸は釣
人にとって見分りやすいように着色されているのが通常
でおる。
一方ポインドに送り込まれた仕掛けの部分、とくにハリ
スは、水に対する親和性がすぐれ、水によくなじんで、
魚類に違和感(釣糸の存在感〉を与えないことが必要で
おり、そのためには水中でてきるだけ透明であってかつ
水によくなじむ色を呈することが望ましいとされている
通常の釣糸としては、合成樹脂なかでもナイロン6を中
心としたポリアミド樹脂製のモノフイラメントタイプが
一般的で、これらを蛍光増白剤を用いた蛍光色および種
々の着色剤や染料を用いた黒、赤、黄および青色などに
色づけしたものが市販されているが、蛍光増白剤を用い
る場合は、空気中″での釣糸の視認性が十分なほど蛍光
色を発揮させるには、その添加量を相当増やす必要があ
って釣糸自体の機械特性を犠牲にせざるを得ず、着色剤
や染料の場合は、空気中での視認性を十分改善できない
ばかりか、かえって水中でのなじみ性が悪くなり、魚類
に違和感を与えやすくなるという欠点があった。
(本発明が解決しようとする問題点) そこで本発明者らは、陽光下や月光下などの空気中にお
いては蛍光の着色窓が増大して釣人にとって極めて見分
けやすく、水中においては蛍光感が減少して水に対する
親和性が増し、魚類に違和感を与えることがない、視認
性の改良された透明着色釣糸の取得を目的として鋭意検
討じた結果、ポリアミド系樹脂製の釣糸に特定の蛍光増
白剤と着色剤を併用して含有せしめ、かつそれらの添加
量を特定の範囲に規制することによって、上記目的とす
る特性を望ましく具備するばかりか、職域特性などのポ
リアミド製釣糸本来の特性をそのまま保持した透明着色
釣糸が得られることを見出し、本発明に到達した。
(問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明はポリアミドに対しターシャルブチル基
を有するチオフェン系蛍光増白剤0.01〜0.05重
母%とフタロシアニンブルーおよび/またはフタロシア
ニングリーン系有截染料0.03〜0.10重量%を含
有せしめ、これを溶融紡糸してなる直径0.07〜2.
0#のモノフィラメントから構成されることを特徴とす
る透明着色釣糸を提供するものである。
本発明において釣糸の素材樹脂として使用するポリアミ
ドとしては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン61
0、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6/66共
重合体、ナイロン6/12共重合体およびこれらの相互
ブレンドなどが挙げられる。これらポリアミドの粘度は
とくに制限しないが、濃硫酸を溶媒として測定した相対
粘度が3.0〜4.8の範囲にあることが好ましい。
本発明で蛍光増白剤として用いるターシャルブチル基を
有するチオフェン系蛍光増白剤とはたとえば次式■で表
わされるような化合物でおり、そのポリアミドに対する
添加量は、0.01〜0.05重量%、とくに0.02
〜0.04重量%の範囲に規制される。ここで添加量が
0.01重量%未満では空気中での視認性改良効果が少
なく、0.05重量%を越えると水中での違和感が増加
するばかりか、釣糸自体の強度低下を招くため好ましく
ない。
[2,5ビス(5−−tブチルベンゾオキサシリル(2
))チオフェン] なおポリアミド用の蛍光増白剤としては、その他にもイ
ミダゾール系、デアミノスチルベンジル系、チアゾール
系、オキサゾール系、クマリン系およびジヒドロピリジ
ン系などが知られているが、ターシャルブチル基を有す
るチオフェン系蛍光増白剤の代りにこれらの蛍光増白剤
を用いても、本発明の目的とする効果を得ることはでき
ない。
また本発明で用いる着色剤は、フタロシアニンブルーお
よび/またはフタロシアニングリーン系有機染料、具体
的には銅フタロシアニンおよび塩素化銅フタロシアニン
を意味し、これらの添加量は、ポリアミドに対し0.0
3〜0.10重量%、とくに0.05〜0.09重量%
の範囲に規制される。ここで添加量が0.01重量%未
満では、水中での蛍光色が目立ちすぎ、0.10重旦%
を越えると逆に水中でのブルーまたはグリーンが強くな
って、いずれの場合も魚類に与える違和感が大ぎくなる
ため好ましくない。なお本発明においてターシャルブチ
ル基を有するチオフェン系蛍光増白剤と(、tf用する
有機染料は、フタ口シアニンブルーおよび/またはフタ
ロシアニングリーン系有機染Hに限って有効でおり、他
の塩基性染料や酸性染料を用いる場合には本発明の目的
を達成することができない。
さらに本発明においては、上記ターシャルブチル基を有
するチオフェン系蛍光増白剤とフタロシアニンブルーお
よび/またはフタロシアニングリーン系有機染料とを併
用することによって所期の目的を達成することができ、
いずれか一方を欠いても視認性改良効果を得ることがで
きない。しかも上記ターシャルブチル基を有するチオフ
ェン系蛍光増白剤とフタロシアニンブルーおよび/また
はフタロシアニングリーン系有機染料は、原料ポリアミ
ド中に予め混合されて、望ましくは溶融ブレンドされて
からモノフィラメントに溶融紡糸されることが重要であ
り、予め溶融紡糸して得たモノフィラメントを、上記蛍
光増白剤および有機染わ1を用いて染色、たとえば後染
めリング染色しても、得られるモノフィラメントはその
色に深みがなく、視認性に劣るものとなるため好ましく
ない。
したがって本発明のモノフィラメント(釣糸)を製造す
るに際しては、ポリアミドの重合時に上記蛍光増白剤お
よび有機染料を添加してこの原着ポリアミドとポリアミ
ドペレットを混合して組成物となし、これを押出はで溶
融混合して押出紡糸する方法およびポリアミドペレット
に上記蛍光増白剤と有機染料をトライブレンドし、これ
を一旦再ペレタイズするかまたはペレタ“イズぜずにこ
れを溶融押出はに供給し、溶融紡糸する方法が採用され
る。なおポリアミドの溶融紡糸時には、得られるモノフ
ィラメントの特性を阻害しない範囲で酸化防止剤、耐光
剤、耐候剤、耐熱剤、帯電防止剤、滑剤および可塑剤な
どの他の添加剤をさらに添加することができる。
上記のように溶融紡糸された紡出糸条を次いで必要に応
じて冷却した後、適宜倍率、たとえば3〜8倍に延伸し
、さらに必要に応じて熱固定することにより所望のモノ
フィラメント(釣糸)が得られる。
モノフィラメントの直径は0.07〜2.0mが好適で
あり、釣糸の用途に応じてその太さが選択できる。得ら
れた釣糸は駒巻きあるいはかぜ状にして、通糸やハリス
などの製品とされる。
なお本発明の釣糸は高デニールのモノフィラメント自体
から形成されるもの以外にも、複数本のモノフィラメン
トを合撚糸してなるいわゆるモノマルチの形態をも包含
する。
かくしてなる本発明の釣糸は、陽光下や月光下などの空
気中においては蛍光の着色感が増大して釣人にとって極
めて児分けやすく、水中においては蛍光感が減少して水
に対する親和性が増し、魚類に違和感を与えることがな
い、視認性の改良された透明着色釣糸であり、道糸およ
びハリスとしてのすぐれた性能を備えている。
以下に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
(実 施 例) 東Lll!ナイロン6チツ7 (Ml 021T> に
対し、下記の蛍光増白剤工および■、とフタロシアニン
系有機染料■およびIVを、それぞれ第1表に示した組
合せおよび添加量でトライブレンドし、この組成物を3
0mΦのエクス(〜ルーグーに供給して溶融紡糸し、吐
出量100CI/分の条件で10ホールの口金J:り紡
出ざVた。次いで紡出糸を10’Cの水中で冷却、固化
した後、150°Cで5.4倍に熱延伸、熱処理し、そ
れぞれ直径0.26馴のモノフィラメントを装造した。
これらのモノフィラメントを釣糸として用いた実用テス
トの結果を第1表に併せて示す。また比較のため、蛍光
増白剤のみをポリマに添加して同様に溶融紡糸して得た
モノフィラメントを、次いでフタロシアニン県有は染料
を用いて後染め染色して得たモノフィラメントについて
も同様に評価した。
なお各特性の評価は次に示す基準に準じて行なった。
[視認性(陽光下)] Q・・・・・・薄いブルーまたはグリーンが蛍光色に浮
き上り、ポイントの水際へ釣糸が到達するざまを良く確
認でき、視認性きわめて良好。
△・・・・・・釣糸手元部の視認性はやや良いが、ポイ
ントの水際では水色と交絡し、沈んで行く位置を確認で
きない。
X・・・・・・蛍光が弱く、釣糸の手元部から水際へか
【プてのラインを確認することがほとんど不可能。
[視認性(水中)] ○・・・・・・蛍光色が消えて薄いブルーまたはグリー
ン色のみが残り、水の色と同化してその存在が確認出来
ない(魚類に対し違和感を全く与えない)。
△・・・・・・水中に透過する光を吸収して蛍光を発し
たり、キラついたりし、その存在が確認できる。
×・・・・・・ブルーまたはグリーン色が濃く、水との
なじみが悪くて、その存在が容易に確認できる。
××・・・白くにごり、水になじまない。
[透明性] ○・・・・・・透明。
△・・・・・・やや不透明。
×・・・・・・不透明。
[強度] ○・・・・・・添加剤無添加に比較して引張強度がほと
んど低下しない。
△・・・・・・添加剤無添加に比較して引張強度が約5
%低下する。
×・・・・・・添加剤無添加に比較して引張強度が10
%以上低下する。
[添加剤の種類] ■・・・・・・2,5ビス(5−−tブチルベンゾオキ
サシリル(2))チオフェン(ターシャルブチル基を有
するチオフェン系蛍光増白剤)■・・・・・・ジアミノ
スチルベンジル系蛍光増白剤。
■・・・・・・銅フタロシアニンブルー系着色剤。
IV・・・・・・塩素化銅フタロシアニングリーン系着
色剤。
第1表の結果から明らかなように、本発明の釣糸(No
1および2)は視認性、透明性および強度が均衡してず
ぐれている。
これに対し、有機染料のみ(No、 3 )では水中で
の視認性が劣る上、強度低下も大きく、蛍光増白剤のみ
(No、4>では水中での視認性、透明性および強度が
劣る。
また本発明で規定した以外の蛍光増白剤を用いる場合(
No、 5および6)はとくに陽光下での視認性か劣る
ばかりか、強度低下も大きい。
ざらに本発明においては、2種の添加剤をポリマに溶融
ブレンドすることが重要であり、後染めの場合(No、
 7 )は、陽光下の視認性が不十分な釣糸しか得られ
ない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の釣糸は陽光下や月光下な
どの空気中においては蛍光の着色感が増大して釣人にと
って極めて見分(プやすく、水中においては蛍光窓が減
少して水に対する親和性が増し、魚類に違和感を与える
ことがない、視認性の改良された透明着色釣糸で、しか
もポリアミドモノフィラメント製釣糸の強度特性などを
良好に保持したものであり、道糸、ハリスおよび深海用
釣糸などの種々のテグス用途においてすぐれた効果を特
徴する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリアミドに対しターシャルブチル基を有するチオフェ
    ン系蛍光増白剤0.01〜0.05重量%とフタロシア
    ニンブルーおよび/またはフタロシアニングリーン系有
    機染料0.03〜0.10重量%を含有せしめ、これを
    溶融紡糸してなる直径0.07〜2.0mmのモノフィ
    ラメントから構成されることを特徴とする透明着色釣糸
JP19212485A 1985-09-02 1985-09-02 透明着色釣糸 Pending JPS6251940A (ja)

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JP19212485A JPS6251940A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 透明着色釣糸

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JPS6251940A true JPS6251940A (ja) 1987-03-06

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ID=16286072

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JP19212485A Pending JPS6251940A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 透明着色釣糸

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JP (1) JPS6251940A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2316354A (en) * 1996-08-16 1998-02-25 Scapa Group Plc Pintle wires
JP2002051671A (ja) * 2000-08-11 2002-02-19 Marukiyuu Kk プラスチックまたは合成ゴム製の擬似餌を蛍光処理するための処理剤
JP2007534789A (ja) * 2003-12-23 2007-11-29 インヴィスタ テクノロジー エスアエルエル 蛍光増白剤を含むポリアミド組成物、それから製造された糸、およびかかる糸のヒートセッティング方法

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