JPS6251601B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6251601B2
JPS6251601B2 JP7050677A JP7050677A JPS6251601B2 JP S6251601 B2 JPS6251601 B2 JP S6251601B2 JP 7050677 A JP7050677 A JP 7050677A JP 7050677 A JP7050677 A JP 7050677A JP S6251601 B2 JPS6251601 B2 JP S6251601B2
Authority
JP
Japan
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acid
button
sodium
component
sulfonate
Prior art date
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Expired
Application number
JP7050677A
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English (en)
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JPS546639A (en
Inventor
Nobuhiko Yugawa
Shigeo Oonishi
Hidemitsu Takizawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP7050677A priority Critical patent/JPS546639A/ja
Publication of JPS546639A publication Critical patent/JPS546639A/ja
Publication of JPS6251601B2 publication Critical patent/JPS6251601B2/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 本発明は、着色されたボタンに関するものであ
る。曎に詳しくは、分散染料や塩基性染料等によ
り容易に着色された熱硬化性暹脂補ボタンに関す
るものである。
䞀般に熱硬化性暹脂補ボタンは、その構成成分
䞭にむオン性染料ず反応する官胜基を有しおいな
いこずや構造が緻密であるこずのために、成圢し
た埌に染色する謂ゆる埌染の方法では染色性が悪
い。䟋えば塩基性染料や酞性染料ではほずんど染
色されず、又、分散染料による染色も高枩長時間
でわずかに染色される皋床である。このように熱
硬化性暹脂補ボタンは埌染色法が悪いにもかかわ
らず、硬化前に予め染料や顔料を加えお着色しお
おく方法に比べお埌染の方法では奜みの色に必芁
数だけ染色できるずいう利点があり、流行の倉遷
の激しいボタン業界では特に有利であるため、埌
染色性の改良が詊みられおいるが満足な結果が埗
られおいないのが珟状である。
本発明者らはこのような珟状に鑑み鋭意研究し
た結果、−SO3基䜆し、は氎玠原子又はアル
カリ金属原子を衚わす。を含有しお成る熱硬化
性暹脂組成物を甚いお䜜成されたボタンブランク
が、埌染による染色性においお著しく改善された
性質を有するこずを芋出し、本発明に至぀たもの
である。即ち、本発明のボタンは、−SO3X基䜆
し、は前蚘の通りのものである。を含有しお
成る熱硬化性暹脂組成物以䞋、「−SO3X基含有
組成物」ずいう。を硬化せしめ、必芁に応じお
切削加工しお、ボタンブランクずし、該ボタンブ
ランクを染料で染色しお埗られるこずを特城ずす
るものである。
本発明においお甚いられる「−SO3X基含有組
成物」は、䞋蚘(A)矀で瀺される化合物(ã‚€)および化
合物(ロ)からなる矀から遞ばれた皮又は皮以䞊
以䞋、「(A)成分」ずいう。ず䞋蚘(B)矀で瀺され
る化合物(ハ)および化合物(ニ)からなる矀から遞ばれ
た皮又は皮以䞊以䞋、「(B)成分」ずいう。
に、䞋蚘(C)矀で瀺される化合物(ホ)、化合物(ヘ)、化
合物(ト)および化合物(チ)からなる矀から遞ばれた
皮又は皮以䞊以䞋、「(C)成分」ずいう。を䜵
甚するか又は䜵甚せずしお、䞔぀、−SO3X基を必
ず含有しおなるものである。
蚘 (A) 矀 熱硬化性化合物 (ã‚€) −SO3X基含有熱硬化性化合物 (ロ) (B) 矀 重合性単量䜓 (ハ) −SO3X基含有重合性単量䜓 (ニ) (C) 矀 熱可塑性化合物 (ホ) −SO3X基含有飜和ポリ゚ステル (ヘ) −SO3X基含有界面掻性剀 (ト) 反応性むオり化合物 (チ) −SO3X基は「−SO3X基含有組成物」に察しお
0.001〜0.4モルKgの範囲の割合ずなる量で含た
れるこずが望たしい。0.001モルKg未満の少量
では顕著な染色性の改良は芋られず、又、0.4モ
ルKgを越える比率ずしおも䜿甚量の増加に比䟋
した䜜甚効果の増倧は芋られず、共に奜たしくな
い。
熱硬化性化合物(ã‚€)ずしおは、分子䞭にラゞカ
ル重合性二重結合を実質的に個以䞊有する化合
物䜆し、䞋蚘(ロ)に含れる化合物は陀く。で、
䟋えば䞍飜和ポリ゚ステル、ビニル゚ステル、䞍
飜和ポリりレタン、重合性䞍飜和結合を有するス
ピラン化合物、ゞアリルフタレヌトプレポリマ
ヌ、フタル酞ゞ゚チレングリコヌルゞ゚ステルゞ
アクリレヌト、トリ゚チレングリコヌルゞアクリ
レヌト、あるいはこれらの混合物等を挙げるこず
ができるが、勿論これらに限定されるものではな
い。
䞍飜和ポリ゚ステルはこの皮の業界で埓来から
知られおいる䞀般的な補造法に埓぀お容易に補造
するこずができるもので、分子量が400〜20000の
範囲のものを䜿甚するこずができる。補造方法ず
しおは䟋えば次のような補法を挙げるこずができ
る。
(a) 重合性䞍飜和ゞカルボン酞を必ず含む二塩基
カルボン酞を䞻成分ずする酞成分ず、二䟡アル
コヌルを䞻成分ずするアルコヌル成分ずを、酞
成分アルコヌル成分の割合がモル比で0.6〜
1.4ずなる範囲で、130℃〜250℃の枩床で炭酞
ガスや窒玠ガスのような䞍掻性ガス気流䞭にお
瞮合反応せしめお䞍飜和ポリ゚ステルを埗る方
法。
(b) (a)の方法においお酞成分の䞀郚又は党郚を酞
無氎物で眮き換え、アルコヌル成分の䞀郚又は
党郚を察応するオキサむド化合物ず眮き換え、
シナり酞スズやトリ゚チルアミン等に代衚され
る觊媒の存圚䞋、70〜250℃の枩床範囲で䞍掻
性気流䞭でポリ゚ステル化せしめる方法。
䞊蚘の劂き方法においお甚いられる酞成分ずし
おは、䟋えば䞍飜和ゞカルボン酞ずしおはマレむ
ン酞、無氎マレむン酞、フマル酞、ハロゲン化無
氎マレむン酞、シトラコン酞、むタコン酞等を、
飜和ゞカルボン酞ずしおはフタル酞、無氎フタル
酞、ハロゲン化無氎フタル酞、む゜フタル酞、テ
レフタル酞、テトラヒドロ無氎フタル酞、コハク
酞、アゞピン酞、セバシン酞、アれラむン酞等
を、又倉性甚ずしおはトリメリツト酞、ピロメリ
ツト酞、アクリル酞、メタクリル酞、酢酞、安息
銙酞等を挙げるこずができる。又、これらの酞の
䜎玚アルコヌル゚ステルも甚いるこずができる。
アルコヌル成分ずしおは、䟋えば二䟡アルコヌル
ずしおは、゚チレングリコヌル、ゞ゚チレングリ
コヌル、トリ゚チレングリコヌル、プロピレング
リコヌル、ゞプロピレングリコヌル、・−ブ
チレングリコヌル、・−ブチレングリコヌ
ル、ネオペンチルグリコヌル、・−ヘキサン
ゞオヌル、氎玠化ビスプノヌル、オキサむド
化合物ずしおは、゚チレンオキシド、プロピレン
オキシド、゚ピクロルヒドリン、グリシゞルメタ
クリレヌト、アリルグリシゞル゚ヌテル等を挙げ
るこずができる。又、倉性甚ずしおグリセリン、
トリメチロヌルプロパン、ペンタ゚リスリトヌ
ル、メタノヌル、゚タノヌル、−゚チルヘキシ
ルアルコヌル等を甚いるこずができる。そしお、
これらのアルコヌル類の酢酞に代衚される䜎玚脂
肪酞゚ステル類も甚いるこずができる。又、この
ようにしお埗られた䞍飜和ポリ゚ステルの末端を
゚ピクロルヒドリンやアリルグリシゞル゚ヌテル
やグリシゞルメタクリレヌト等の゚ポキシ基含有
化合物あるいはむ゜シアネヌト化合物等の倉性剀
で倉性したものも甚いるこずができる。
ビニル゚ステルは、基本的には分子䞭に個
以䞊の゚ポキシ基を有する゚ポキシ暹脂ずアクリ
ル酞やメタクリル酞に代衚される䞍飜和䞀塩基酞
ずの反応生成物を指すものである。その代衚的な
補法䟋ずしおは、゚ピクロルヒドリンずビスプ
ノヌルずの反応生成物である謂ゆるビスプノ
ヌル型゚ポキシ暹脂や゚ピクロルヒドリンずノボ
ラツク暹脂ずの反応生成物である謂ゆるノボラツ
ク型゚ポキシ暹脂等の゚ポキシ暹脂ず、アクリル
酞やメタクリル酞等の䞍飜和䞀塩基酞ずを、゚ポ
キシ暹脂に含たれる゚ポキシ基のモル数ず䞍飜和
䞀塩基酞に含たれるカルボキシル基のモル数の比
が0.8〜1.2の範囲になるような割合で、トリ゚チ
ルアミンや塩化リチりム等の觊媒およびヒドロキ
ノンに代衚される重合犁止剀の存圚䞋に70゜〜
150℃の枩床範囲で反応させる方法等を挙げるこ
ずができる。
䞍飜和ポリりレタンは、基本的には分子䞭に
りレタン結合ず重合性䞍飜和基ずを有する化合物
を指し、倚䟡む゜シアナヌト化合物ず倚䟡ヒドロ
キシル化合物ずの反応生成物のなかで重合性䞍飜
和基を有するものは党お䜿甚するこずができる。
䟋えば、トル゚ンゞむ゜シアナヌト、プロピレン
グリコヌルおよび−ヒドロキシ゚チルアクリレ
ヌトの反応生成物あるいはトル゚ンゞむ゜シアナ
ヌトず䞍飜和ポリ゚ステルずの反応生成物等を挙
げるこずができる。
重合性䞍飜和結合を有するスピラン化合物ずし
おは、䟋えばペンタ゚リスリトヌルずアクロレむ
ンずの反応生成物であるアセタヌル化合物ず、ア
クリル酞やメタクリル酞やフマル酞等の䞍飜和カ
ルボン酞類あるいは䞍飜和アルコヌル類等の掻性
氎玠を有する䞍飜和化合物ずの付加反応生成物を
挙げるこずができる。
−SO3X基含有熱硬化性化合物(ロ)ずしおは、䟋
えば−SO3X基を含有する䞍飜和ポリ゚ステルや
−SO3X基を含有するビニル゚ステルを挙げるこ
ずができるが、これらに限定されるものではな
い。−SO3X基を含有する䞍飜和ポリ゚ステルの補
造法の䟋ずしおは、酞成分およびたたはアルコ
ヌル成分ずしお䞋蚘䞀般匏〔〕、〔〕、〔〕、
〔〕あるいは〔〕で瀺される化合物からなる
矀より遞ばれた−SO3X基含有化合物を甚い、前
蚘䞍飜和ポリ゚ステルの補造䟋で䟋瀺した様なこ
の皮の業界で埓来から知られおいる䞀般的な補造
法に埓぀お補造する方法を挙げるこずができる。
䞋蚘䞀般匏〔〕、〔〕、〔〕、〔〕あるいは
〔〕以倖の酞成分あるいはアルコヌル成分ずし
おは前蚘䞍飜和ポリ゚ステルの補造䟋においお挙
げた化合物をそのたた挙げるこずができるが、な
かでもアルコヌル成分ずしおぱチレングリコヌ
ル、ゞ゚チレングリコヌル、トリ゚チレングリコ
ヌル、・−ブチレングリコヌル、・−プ
ロピレングリコヌル、・−ペンタンゞオヌ
ル、ネオペンチルグリコヌル、・−ヘキサン
ゞオヌル等の玚の氎酞基のみを有するアルコヌ
ルを甚いた堎合、゚ステル化反応時に䞀般匏
〔〕、〔〕、〔〕、〔〕あるいは〔〕で瀺さ
れる化合物ず共存しおも副反応が少ないため特に
奜たしい。−SO3X基を含有するビニル゚ステルの
補造法の䟋ずしおは、䞋蚘䞀般匏〔〕で瀺され
る化合物のうちR3およびR4がずもに氎玠原子で
ある化合物あるいは䞀般匏〔〕や䞀般匏〔〕
で瀺される化合物ず、グリシゞルメタクリレヌト
やアリルグリシゞル゚ヌテルのような゚ポキシ基
ず重合性二重結合ずをずもに分子内に有する化
合物ずを付加反応させる方法等を挙げるこずがで
きる。
蚘 䞀般匏〔〕 䜆し、匏䞭R1、R2はそれぞれ独立に炭玠数〜
のアルキレン基を衚わし、は氎玠原子たたは
アルカリ金属原子を衚わし、、はそれぞれ独
立にたたは〜の敎数で、か぀≠の
匏を満足するものである。 䞀般匏〔〕 䜆し、匏䞭R3、R4はそれぞれ独立に、氎玠原子
たたは炭玠数〜のアルキル基を衚わし、は
氎玠原子たたはアルカリ金属原子を衚わす。 䞀般匏〔〕 䜆し、匏䞭R5は氎玠原子たたは炭玠数〜の
アルキル基を衚わし、R6は炭玠数〜のアル
キレン基を衚わし、は氎玠原子たたはアルカリ
金属原子を衚わし、は〜の敎数を、は
たたはを衚わす。 䞀般匏〔〕 䜆し、匏䞭R7は炭玠数〜の脂肪族炭化氎玠
残基を衚わし、は氎玠原子たたはアルカリ金属
原子を衚わす。 䞀般匏〔〕 䜆し、匏䞭R8は炭玠数〜の脂肪族炭化氎玠
残基を衚わし、は氎玠原子たたはアルカリ金属
原子を衚わす。 前蚘䞀般匏〔〕で瀺される化合物ずしおは、
む゜フタル酞゚チレングリコヌルモノ゚ステル−
−スルホン酞゜ヌダ、テレフタル酞プロピレン
グリコヌルモノ゚ステル−−スルホン酞゜ヌ
ダ、フタル酞ゞ゚チレングリコヌルモノ゚ステル
−−スルホン酞カリりム、む゜フタル酞゚チレ
ングリコヌルゞ゚ステル−−スルホン酞゜ヌ
ダ、む゜フタル酞゚チレングリコヌルゞ゚ステル
−−スルホン酞カリりム、む゜フタル酞トリ゚
チレングリコヌルゞ゚ステル−−スルホン酞リ
チりム、む゜フタル酞ゞ゚チレングリコヌルゞ゚
ステル−−スルホン酞゜ヌダ、む゜フタル酞ゞ
゚チレングリコヌルゞ゚ステル−−スルホン酞
カリりム、テレフタル酞゚チレングリコヌルゞ゚
ステル−−スルホン酞゜ヌダ、テレフタル酞テ
トラ゚チレングリコヌルゞ゚ステル−−スルホ
ン酞゜ヌダ、フタル酞ネオペンチルグリコヌルゞ
゚ステル−−スルホン酞、フタル酞−・−
ブチレングリコヌルゞ゚ステル−−スルホン酞
等を挙げるこずができる。䞀般匏〔〕で瀺され
る化合物ずしおは、フタル酞−−スルホン酞゜
ヌダ、む゜フタル酞−−スルホン酞゜ヌダ、テ
レフタル酞−−スルホン酞゜ヌダ、フタル酞ゞ
メチル゚ステル−−スルホン酞゜ヌダ、フタル
酞ゞメチル゚ステル−−スルホン酞カリりム、
フタル酞ゞメチル゚ステル−−スルホン酞リチ
りム、む゜フタル酞ゞ゚チル゚ステル−−スル
ホン酞゜ヌダ、む゜フタル酞ゞプロピル゚ステル
−−スルホン酞カリりム、テレフタル酞ゞ−
−ブチル゚ステル−−スルホン酞゜ヌダ、テレ
フタル酞モノ゚チル゚ステル−−スルホン酞゜
ヌダ、む゜フタル酞モノメチル゚ステル−−ス
ルホン酞カリりム等を挙げるこずができる。䞀般
匏〔〕で瀺される化合物ずしおは、安息銙酞メ
チル゚ステル−−スルホン酞゜ヌダ、安息銙酞
゚チル゚ステル−−スルホン酞゜ヌダ、安息銙
酞−−スルホン酞゜ヌダ、−ヒドロキシ安息
銙酞−−スルホン酞カリりム、−ヒドロキシ
安息銙酞メチル゚ステル−−スルホン酞゜ヌ
ダ、−ヒドロキシ安息銙酞−−スルホン酞゜
ヌダ、−β−ヒドロキシ゚トキシ安息銙酞
メチル゚ステル−−スルホン酞リチりム、−
β−ヒドロキシ゚トキシ安息銙酞゚チル゚ス
テル−−スルホン酞カリりム等を挙げるこずが
できる。䞀般匏〔〕で瀺される化合物ずしお
は、ナトリりムスルホマロン酞、ナトリりムスル
ホコハク酞、カリりムスルホアゞピン酞、カリり
ムスルホアれラむン酞、ナトリりムスルホセバシ
ン酞等を挙げるこずができる。又、䞀般匏〔〕
で瀺される化合物ずしおは、−ナトリりムスル
ホ−・−ゞヒドロキシ゚タン、−ナトリり
ムスルホ−・−ゞヒドロキシプロパン、−
ナトリりムスルホ−・−ゞヒドロキシペンタ
ン、−メチル−−ナトリりムスルホ−・
−ゞヒドロキシブタン等を挙げるこずができる。
重合性単量䜓(ハ)ずしおは、宀枩付近で液状の重
合性単量䜓䞀般䜆し、䞋蚘(ニ)に含たれる化合物
は陀く。を挙げるこずができる。その䟋ずしお
は、スチレン、クロロスチレン、α−メチルスチ
レン、ビニルトル゚ン、ゞビニルベンれン等の芳
銙族ビニル化合物類、メチルアクリレヌト、メチ
ルメタクリレヌト、グリシゞルメタクリレヌト、
−ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト、゚チレン
ゞアクリレヌト等のアクリル酞又はメタクリル酞
の゚ステル類、ゞアリルフタレヌト、ゞメタリル
フタレヌト、アリルプロピオネヌト等のアリルア
ルコヌルの゚ステル類あるいはアリルグリシゞル
゚ヌテル、゚チレンゞアリル゚ヌテル等のアリル
アルコヌルの゚ヌテル類等を挙げるこずができ、
これらの単量䜓の皮又は皮以䞊の混合物を甚
いるこずができる。
−SO3X基含有重合性単量䜓(ニ)ずしおは、䟋え
ば、−ビニルベンれンスルホン酞ナトリりム、
−ビニルベンれンスルホン酞カリりム、−ビ
ニルベンゞルスルホン酞ナトリりム、アリルスル
ホン酞ナトリりム等を挙げるこずができ、これら
の単量䜓の皮又は皮以䞊の混合物を甚いるこ
ずができる。
(C)矀で瀺される化合物のうち熱可塑性化合物(ホ)
ずしおは、平均分子量500〜500000で、分子䞭に
重合性䞍飜和基を含有しないものを挙げるこずが
できる。このような化合物ずしおは、䟋えば、ポ
リ゚チレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、飜
和ポリ゚ステル、ポリ゚チレンオキサむド、ポリ
アクリル酞゚ステル、ポリ酢酞ビニル、酢ビヌ゚
チレン共重合䜓等を挙げるこずができる。
−SO3X基含有飜和ポリ゚ステル(ヘ)は、酞成分
およびたたはアルコヌル成分ずしお前蚘䞀般匏
〔〕、〔〕、〔〕、〔〕あるいは〔〕で瀺さ
れる化合物からなる矀より遞ばれた−SO3X基含
有化合物を甚い、この皮の業界で知られおいる䞀
般的な補造法に埓぀お補造されるものである。前
蚘䞀般匏〔〕、〔〕、〔〕、〔〕あるいは
〔〕以倖の酞成分ずしおは、蚘した䞍飜和ポリ
゚ステルの補法䟋においお挙げた酞類のうち䞍飜
和酞を陀いおそのたた甚いるこずができる。又、
アルコヌル成分ずしおも同様に前蚘した䞍飜和ポ
リ゚ステルの補法䟋においお挙げたアルコヌル類
をそのたた甚いるこずができる。
−SO3X基含有界面掻性剀(ト)は、分子䞭に少
くずも個の−SO3X基を含有する界面掻性剀
で、䟋えば、ヒマシ油の硫酞゚ステル゜ヌダ塩、
ヒマシ油の硫酞゚ステルカリりム塩、高玚アルコ
ヌルの硫酞゚ステル゜ヌダ塩、パラフむンの硫酞
゜ヌダ塩、ポリオキシ゚チレンアルキル硫酞゚ス
テル゜ヌダ塩、アルキルベンれンスルホン酞゜ヌ
ダ、アルキルベンれンスルホン酞カリりム、アル
キルナフタレンスルホン酞゜ヌダ、ゞアルキルマ
レ゚ヌトスルホン酞゜ヌダ、−ゞ゚チル−γ−
アミノプロパンスルホン酞、トリメチルプノキ
シプロパンスルホン酞カリりム、プノキシプロ
パンスルホン酞ナトリりム等を挙げるこずがで
き、これらの化合物の皮又は皮以䞊の混合物
を甚いるこずができる。
又、反応性むオり化合物(チ)ずは、「(A)成分」お
よびたたは「(B)成分」に含たれる掻性氎玠ず反
応しお−SO3X基を生成し埗る化合物、および掻
性氎玠ず反応し埗る官胜基ず少くずも個の−
SO3Xずを分子䞭に有する化合物を指す。掻性
氎玠ず反応しお−SO3X基を生成し埗る化合物の
䟋ずしおは、−ヒドロキシ−−プロパンスル
ホン酞サルトン、−ヒドロキシ−−ブタンス
ルホン酞サルトン、−ヒドロキシ−−ブタン
スルホン酞サルトン、−ヒドロキシ−−オク
タンスルホン酞サルトン、−ブロモ−−メチ
ル−−プニル−・−プロパンスルホン酞
サルトン、−プニル−−ブロモ〔・−
〕ビシクロヘプタン−・−サルトン、−
ヒドロキシベンゞルスルホン酞サルトン、トリル
サルトン、−ナフトヌル−−スルホン酞サル
トン等を挙げるこずができる。又、掻性氎玠ず反
応し埗る官胜基ず少くずも個の−SO3X基ずを
分子䞭に有する化合物の䟋ずしおは、・−
゚ポキシ−−ナトリりムスルホプロパン、−
゚ポキシベンれンスルホン酞、−゚ポキシベン
れンスルホン酞゜ヌダ、−゚ポキシベンゞルス
ルホン酞゜ヌダ、−゚ポキシベンゞルスルホン
酞カリカム等を挙げるこずができる。これら反応
性むオり化合物(チ)を本発明によるボタンを䜜成す
るための「−SO3X基含有組成物」の成分ずしお
甚いる堎合、反応性むオり化合物(チ)は「(A)成分」
およびたたは「(B)成分」に含たれる掻性氎玠ず
反応するこずにより本発明よるボタンブランクに
−SO3X基を導入するものであるが、この掻性氎
玠ずの反応を促進するためには加熱するこずも可
胜である。
本発明における「−SO3X基含有組成物」は、
䞊蚘の劂き「(A)成分」ず「(B)成分」に、「(C)成
分」を䜵甚するか又は䜵甚せずしお、䞔぀、−
SO3X基を必ず含有しおなるものである。「(C)成
分」は必芁に応じお䜵甚するものであるが、䜵甚
する堎合には、「(A)成分」、「(B)成分」および「(C)
成分」を同時に混合しおもよく、又「(A)成分」ず
「(B)成分」を混合した埌「(C)成分」を添加しおも
よい。曎に、「(A)成分」ず「(B)成分」の䞀郚を混
合し、別に「(C)成分」ず「(B)成分」の残りを混合
し、しかるのち䞡混合物を混合しおもよい。その
際必芁に応じお加熱しおもよい。これら「(A)成
分」、「(B)成分」および必芁により「(C)成分」の混
合方法により本発明が巊右されるものではない。
本発明に基づく「−SO3X基含有組成物」の補
法ずしおは、次のような䟋を挙げるこずができる
が、勿論これらの䟋により本発明が限定されるも
のではない。
(a) 「(A)成分」ずしお−SO3X基を含有する䞍飜
和ポリ゚ステルを甚い、「(B)成分」ずしおスチ
レンを甚いお䞡者を混合する方法。
(b) 「(A)成分」ずしおビニル゚ステルず−SO3X
基を含有する䞍飜和ポリ゚ステルずを甚い、
「(B)成分」ずしおメチルメタクリレヌトずスチ
レンの混合物を甚いおこれらを混合する方法。
(c) 「(A)成分」ずしお䞍飜和ポリ゚ステルを甚
い、「(B)成分」ずしおスチレンを甚い、䞡者を
混合したのち「(C)成分」ずしお−SO3X基含有
飜和ポリ゚ステルを添加する方法。
(d) 「(A)成分」ずしお䞍飜和ポリ゚ステルを甚
い、「(B)成分」ずしおスチレンを甚い、䞡者を
混合したのち「(C)成分」ずしお反応性むオり化
合物を添加し曎に加熱しお䞍飜和ポリ゚ステル
に含たれる掻性氎玠ず「(C)成分」ずを反応させ
るこずにより「−SO3X基含有組成物」を埗る
方法。
(e) 「(A)成分」ずしお䞍飜和ポリ゚ステル、「(B)
成分」ずしおスチレン、曎に「(C)成分」ずしお
−SO3X基含有界面掻性剀を甚い、者を混合
する方法。
(f) 「(A)成分」ずしおビニル゚ステルを甚い、
「(B)成分」ずしおスチレンを甚い、䞡者を混合
したのち、「(C)成分」ずしお−SO3X基含有飜和
ポリ゚ステルを添加する方法。
(g) 「(A)成分」ずしお−SO3X基含有ビニル゚ス
テルを甚い、「(B)成分」ずしおスチレンを甚
い、䞡者を混合する方法。
このようにしお埗られた本発明に基づく「−
SO3X基含有組成物」に、必芁に応じお炭酞カル
シりムやクレむ等の充填剀、合成真珠箔、顔料、
揺倉剀、増粘剀等の添加剀を添加するこずができ
るが、これらの添加剀の䜿甚の有無で本発明が制
限を受けるものではない。
本発明の「−SO3X基含有組成物」は硬化工皋
を経おボタンブランクずされ、曎に切削加工・研
磚を経たのち染色されおボタンずなるのである
が、染色に際しお塩基性染料、分散染料あるいは
カチオン染料に察しお優れた易染性を瀺すもので
ある。䞭でも塩基性染料に察しおは特に優れた染
色性を瀺すものである。
本発明に基づく「−SO3X基含有組成物」を硬
化せしめ、必芁に応じお切削加工しおボタンブラ
ンクを埗るに圓぀おは、この皮の業界で䞀般に知
られおいる䟋えば次のような方法を䜿甚するこず
ができる。
(ã‚€) 泚型甚型に「−SO3X基含有組成物」ず重合
開始剀および促進剀の混合物を流し蟌む、硬化
させたのち型から取り出し、これをそのたたボ
タンブランクずする方法、あるいは適圓な圢
状、倧きさに切断たたは打ち抜いおボタンブラ
ンクずする方法。
(ロ) 回転する円筒䞭に「−SO3X基含有組成物」
ず重合開始剀および促進剀の混合物を流し蟌
み、遠心成圢により硬化あるいは半硬化させ、
これを取り出した埌適圓な圢状、倧きさに切断
たたは打ち抜いおボタンブランクずする方法。
(ハ) 「−SO3X基含有組成物」に重合開始剀を添
加したものを甚い、プレス成圢あるいは射出成
圢等により硬化させボタンブランクずする方
法。
これらの方法で甚いられる重合開始剀あるいは
促進剀は、この皮の業界で䞀般に甚いられおいる
ものをそのたた甚いるこずができる。重合開始剀
ずしおは、䟋えばメチル゚チルケトンペルオキシ
ド、ベンゟむルペルオキシド、−ブチルペルベ
ンゟ゚ヌト、アゟビスむ゜ブチロニトリル等を挙
げるこずができる。又、促進剀ずしおは、䟋えば
オクテン酞コバルトやナフテン酞コバルト等の有
機金属塩類、ゞメチルアニリンやゞ゚チルアニリ
ン等の有機アミン類、ドデシルメルカプタン等の
メルカプタン類、あるいはケト・゚ノヌル型互倉
異性化胜を有する有機化合物等を挙げるこずがで
きる。
以䞋、実斜䟋および比范䟋で本発明を曎に詳し
く説明する。尚、䟋䞭の郚は特に断りのない限り
重量郚を意味するものずする。
実斜䟋  無氎マレむン酞、無氎フタル酞及びプロピレン
グリコヌルをモル比でそれぞれ0.50.51.02の
割合で混合し、窒玠気流䞋200℃にお瞮合反応せ
しめ、酞䟡が30ずな぀たずころで反応を停止し䞍
飜和ポリ゚ステルを埗た。この䞍飜和ポリ゚ステ
ル65郚にスチレン35郚およびヒドロキノン0.005
郚を添加し、盞互溶解しお䞍飜和ポリ゚ステル暹
脂以䞋「暹脂−」ずいう。ずした。
「暹脂−」95郚に−ブチルベンれンスルホ
ン酞ナトリりム郚、メチル゚チルケトンペルオ
キシドの55重量ゞメチルフタレヌト溶液郚お
よびオクテン酞コバルト0.1郚を添加し、内埄20
mmのガラス管に泚入したのち、半硬化したずころ
でガラス管より取り出し、棒状半硬化物を埗た。
この棒状半硬化物をカツテむングマシンを甚いお
厚さmmの円板状に切断しボタンブランクずし
た。このボタンブランクを90℃の熱湯䞭で30分間
凊理しお硬化を進めたのち、面削機で切削し、ボ
タン状硬化物を埗た。埗られたボタン状硬化物を
赀色塩基性染料チバ瀟補、“Maxilon Red
GRL”を甚い、通垞の方法に埓぀お酢酞酞性䞋
に90℃の染色济で染色したずころ分で濃赀色に
着色されたボタンを埗た。
比范䟋  −ブチルベンれンスルホン酞ナトリりムを甚
いない他は実斜䟋ず同様にしおボタン状硬化物
を埗た。このボタン状硬化物を甚い、実斜䟋に
おけるのず同様の染色济にお染色を詊みたが、30
分埌にもほずんど着色されおいなか぀た。
実斜䟋  ゚ポキシ暹脂チバ瀟補、“アラルダむトGY−
607185郚、メタクリル酞14郚およびトリ゚チル
アミン郚を混合し、100℃で反応せしめお酞䟡
がにな぀たずころで反応を停止し、ビニル゚ス
テルを埗た。このビニル゚ステル60郚にスチレン
40郚およびヒドロキノン0.01郚を添加しおビニル
゚ステル暹脂以䞋、「暹脂−」ずいう。ずし
た。
別に、無氎マレむン酞、無氎フタル酞、゚チレ
ングリコヌルおよびむ゜フタル酞゚チレングリコ
ヌルゞ゚ステル−−スルホン酞゜ヌダをモル比
でそれぞれ0.50.50.90.2の割合で混合し、
窒玠気流䞋200℃で瞮合反応せしめ、酞䟡50の−
SO3X基を含有する䞍飜和ポリ゚ステル以䞋、
「ポリ゚ステル−」ずいう。を埗た。
「暹脂−」90郚ず「ポリ゚ステル−」10郚
の混合物に、メチル゚チルケトンペルオキシドの
55重量ゞメチルフタレヌト溶液郚、オクテン
酞コバルト0.1郚およびゞメチルアニリン0.1郚を
添加したものを35℃に保たれた口埄25むンチの遠
心成圢機を甚いお硬化させるこずにより板状硬化
物を埗た。この板状硬化物からパンチングにより
盎埄10mm厚さmmのボタンブランクを埗た。埗ら
れたボタンブランクを90℃の熱湯で30分間凊理し
お硬化を進めたのち、面削機により切削しおボタ
ン状硬化物ずした。このボタン状硬化物を、青色
塩基性染料チバ瀟補、“Maxilon Blue GRL”
を甚いお実斜䟋ず同様にしお染色を行な぀たず
ころ、分で濃青色に着色されたボタンを埗た。
比范䟋  無氎マレむン酞、無氎フタル酞および゚チレン
グリコヌルをモル比でそれぞれ0.50.51.1の割
合で混合し、実斜䟋における「ポリ゚ステル−
」ず同様にしお䞍飜和ポリ゚ステルを埗た。こ
の䞍飜和ポリ゚ステル10郚ず「暹脂−」90郚を
混合したのち、実斜䟋におけるず同様にしおボ
タン状硬化物を埗た。このボタン状硬化物に぀い
お実斜䟋におけるず同様の条件で染色を詊みた
が、30分埌にも僅かに青色に着色されおいるのみ
であ぀た。
実斜䟋  「暹脂−」100郚に−ヒドロキシ−−プ
ロパンスルホン酞サルトン0.061郚を添加し、70
℃で時間反応させたのちメチル゚チルケトンペ
ルオキシドの55重量ゞメチルフタレヌト溶液
郚およびオクテン酞コバルト0.1郚を加え、曎に
mm厚のスペヌサヌを挟んだ枚のガラス板間に
泚型し硬化させた。埗られた板状硬化物を円筒状
のカツタヌで打ち抜き盎埄16mm厚さmmのボタン
ブランクずした。このボタンブランクを90℃の熱
湯で30分間凊理するこずにより硬化を進めたの
ち、面削機で切削しおボタン状硬化物ずした。こ
のボタン状硬化物を赀色塩基性染料䜏友化孊瀟
補、“Sumiacryl Brilliant Red −2B”を甚い
お実斜䟋におけるのず同様の条件で染色したず
ころ、分で鮮玅色に着色されたボタンを埗た。
比范䟋  「暹脂−」のみをそのたた甚い、実斜䟋ず
同様の硬化条件および切削条件におボタン状硬化
物を埗た。このボタン状硬化物を実斜䟋におけ
るず同様の条件で染色を詊みたずころ30分埌にも
ほずんど染色されおいなか぀た。
実斜䟋  無氎フタル酞、む゜フタル酞−−スルホン酞
゜ヌダ、゚チレングリコヌルおよびゞ゚チレング
リコヌルをモル比でそれぞれ0.50.50.50.55
の割合で混合し、窒玠気流䞋200℃にお瞮合反応
せしめ、酞䟡が30ずな぀たずころで反応を停止し
お−SO3X基含有飜和ポリ゚ステル以䞋「ポリ
゚ステル−」ずいう。を埗た。
別に゚ポキシ暹脂チバ瀟補、“アラルダむト
GY−250”ずメタクリル酞を゚ポキシ暹脂に含
たれる゚ポキシ基のモル数ずメタクリル酞のモル
数が等量になるように混合しお埗られた混合物
100郚に察し、トリ゚チルアミン0.5郚およびヒド
ロキノン0.01郚を添加したのち空気流通䞋に110
℃で反応させ、酞䟡がにな぀たずころで反応を
停止しおビニル゚ステルを埗た。このビニル゚ス
テル65郚にスチレン35郚およびヒドロキノン0.01
郚を配合するこずによりビニル゚ステル暹脂以
䞋「暹脂−」ずいう。ずした。
「ポリ゚ステル−」郚および「暹脂−」
96郚を混合したのちメチル゚チルケトンペルオキ
シドの55重量ゞメチルフタレヌト溶液郚およ
びオクテン酞コバルト0.1郚を配合し、実斜䟋
におけるず同様の遠心成圢機を甚いお板状硬化物
を埗た。この板状硬化物からパンチングによりボ
タンブランクを埗、曎に面削機で切削するこずに
よりボタン状硬化物ずした。このボタン状硬化物
を黄色塩基性染料チバ瀟補、“Maxilon Yellow
2RL”を甚いお実斜䟋におけるず同様の条件
で染色したずころ、黄色に染色されたボタンを埗
るのにわずか分であ぀た。
比范䟋  「暹脂−」100郚にメチル゚チルケトンペル
キシドの55重量ゞメチルフタレヌト溶液郚お
よびオクテン酞コバルト0.1郚を配合したのち、
実斜䟋におけるのず同様にしおボタン状硬化物
を埗た。このボタン状硬化物に぀いお実斜䟋に
おけるのず同じ条件で染色を詊みたずころ、30分
埌にもほずんど着色されおいなか぀た。
実斜䟋  ビスプノヌル型゚ポキシ暹脂チバ瀟補、
“アラルダむトGY−250”、メタクリル酞および
む゜フタル酞−−スルホン酞゜ヌダをそれぞれ
゚ポキシ暹脂に含たれる゚ポキシ基のモル数メ
タクリル酞のモル数む゜フタル酞−−スルホ
ン酞゜ヌダに含たれるカルボキシル基のモル数が
0.80.2ずなる割合で混合し、埗られた混合
物100郚に察しおトリ゚チルアミン0.5郚およびヒ
ドロキノン0.01郚を添加したのち空気流通䞋110
℃で反応させお酞䟡の−SO3X基を含有するビ
ニル゚ステルを埗た。この−SO3X基を含有する
ビニル゚ステル65郚にスチレン35郚およびヒドロ
キノン0.01郚を添加しおビニル゚ステル暹脂以
䞋「暹脂−」ずいう。ずした。この「暹脂−
」を甚いお実斜䟋におけるのず同様の手順に
おボタン状硬化物を埗たのち、青色分散染料䞉
菱化成工業補、“Diacelliton Fast Brilliant Blue
”を甚いお実斜䟋ず同様にしお染色したず
ころ、分で濃青色に着色されたボタンを埗た。
比范䟋  実斜䟋におけるむ゜フタル酞−−スルホン
酞゜ヌダに替えおむ゜フタル酞を甚いる以倖は実
斜䟋におけるのず同様にしおボタン状硬化物を
埗、これを甚いお実斜䟋におけるのず同じ条件
で染色を詊みたずころ、わずかに青味がか぀たボ
タンを埗るのに40分を芁した。
実斜䟋  無氎フタル酞、無氎マレむン酞、む゜フタル酞
゚チレングリコヌルゞ゚ステル−−スルホン酞
゜ヌダ、゚チレングリコヌルおよびゞ゚チレング
リコヌルをそれぞれモル比で0.70.30.02
0.50.5の割合で混合したのち実斜䟋においお
「ポリ゚ステル−」を埗たのず同様にしお瞮合
反応せしめ、酞䟡35の−SO3X基を含有する䞍飜
和ポリ゚ステルを埗た。この䞍飜和ポリ゚ステル
60郚にスチレン40郚およびヒドロキノン0.06郚を
添加し、盞互溶解させお䞍飜和ポリ゚ステル暹脂
以䞋「暹脂−」ずいう。ずした。
「暹脂−」100郚にメチル゚チルケトンペル
オキシド郚およびオクテン酞コバルト0.1郚を
添加したのちボタン圢状を有するシリコンゎム型
に泚型硬化するこずによりボタン状硬化物を埗
た。このボタン状硬化物を実斜䟋におけるのず
同様の染色济を甚いお染色したずころ、分で濃
赀色に着色されたボタンを埗た。
実斜䟋  実斜䟋においお埗た「暹脂−」95郚ず実斜
䟋においお埗た「ポリ゚ステル−」郚およ
びゞクミルペルオキシド郚を混合したのち、ボ
タン状の金型内で120℃、10Kgcm2の条件䞋で
分間プレス成圢を行ないボタン状硬化物を埗た。
このボタン状硬化物を青色塩基性染料チバ瀟
補、“Maxilon Blue GRL”を甚いお実斜䟋に
おけるのず同様の条件で染色したずころ、分で
深青色に着色されたボタンを埗た。
実斜䟋  実斜䟋で埗た「暹脂−」98郚に−ビニル
ベンれンスルホン酞ナトリりム郚を混合したの
ち、実斜䟋におけるのず同様にしおボタン状硬
化物を埗た。このボタン状硬化物を実斜䟋ず同
様の染色济を甚い染色したずころ、分で鮮玅色
に着色された。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  −SO3X基䜆し、は氎玠原子又はアルカ
    リ金属原子を衚わす。を含有しお成る熱硬化性
    暹脂組成物を硬化せしめ、必芁に応じお切削加工
    しお、ボタンブランクずし、該ボタンブランクを
    染料で染色するこずにより埗られる着色されたボ
    タン。  熱硬化性暹脂組成物は䞍飜和ポリ゚ステル暹
    脂組成物である特蚱請求の範囲第項蚘茉の着色
    されたボタン。  染料は塩基性染料である特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の着色されたボタン。
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