JPS6250363A - 改質アスフアルトとその製造方法 - Google Patents
改質アスフアルトとその製造方法Info
- Publication number
- JPS6250363A JPS6250363A JP60190287A JP19028785A JPS6250363A JP S6250363 A JPS6250363 A JP S6250363A JP 60190287 A JP60190287 A JP 60190287A JP 19028785 A JP19028785 A JP 19028785A JP S6250363 A JPS6250363 A JP S6250363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- asphalt
- rubber
- polyurethane prepolymer
- heated
- modified asphalt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アスファルト舗装の加熱アスファルト混合物
の結合材として好適な改質アスファルトをはじめ改質ア
スファルトルーフィング、防水シート、防水材、接着剤
などに広く利用できるアスファルトに、ゴムとジエン系
液状ゴムのポリウレタンプレポリマーを混和した改質ア
スファルトとその製造方法に関するものである。
の結合材として好適な改質アスファルトをはじめ改質ア
スファルトルーフィング、防水シート、防水材、接着剤
などに広く利用できるアスファルトに、ゴムとジエン系
液状ゴムのポリウレタンプレポリマーを混和した改質ア
スファルトとその製造方法に関するものである。
一般にアスファルト舗装は、夏季の高温時には、重交通
下で繰返し輪荷重によって、わだち掘れや波うちなど路
面の流動現象をおこす傾向がある。
下で繰返し輪荷重によって、わだち掘れや波うちなど路
面の流動現象をおこす傾向がある。
一方冬季の低温時には、とくに寒冷地では、路面にひソ
われを発生したり、更にタイヤチェーンをつけた車やス
パイクタイヤの走行による摩耗、摩損など脆性破壊や摩
耗破壊をおこしゃすい。そこで、重交通道路、道路橋の
橋面、寒冷地などの舗ファルトにゴムや熱可塑性高分子
重合物を混和して改質した改質アスファルト(例えばゴ
ム入りアスファルト)ヲ結合材として使用することが年
々増加している。
われを発生したり、更にタイヤチェーンをつけた車やス
パイクタイヤの走行による摩耗、摩損など脆性破壊や摩
耗破壊をおこしゃすい。そこで、重交通道路、道路橋の
橋面、寒冷地などの舗ファルトにゴムや熱可塑性高分子
重合物を混和して改質した改質アスファルト(例えばゴ
ム入りアスファルト)ヲ結合材として使用することが年
々増加している。
改質アスファルトに使用されるゴム、熱可塑性高分子重
合物は、例えば次のようなものが使用されている。天然
ゴム、スチレン・プタジェ/ゴム、スチレン・イソプレ
ンゴム、インプレンゴム、クロロプレンゴム、スチレン
量フタジエンブロック共重合ゴム、スチレン争インブレ
ンブロック共重合ゴム、エチレン・醋酸ビニール共重合
物、エチレン・アクリル酸エステル共重合物などである
。
合物は、例えば次のようなものが使用されている。天然
ゴム、スチレン・プタジェ/ゴム、スチレン・イソプレ
ンゴム、インプレンゴム、クロロプレンゴム、スチレン
量フタジエンブロック共重合ゴム、スチレン争インブレ
ンブロック共重合ゴム、エチレン・醋酸ビニール共重合
物、エチレン・アクリル酸エステル共重合物などである
。
これらは単独または併用して用いられる。また同じ種類
でも重合度の異なるものを併用することも質アスファル
トを舗装用アスファルト混合物の結合材として使用する
場合、骨材に対する結合性、耐熱性、耐寒性、耐摩耗性
、耐久性等を考慮すると、ゴム全主体とするものがバラ
ンスのとれた改善ができるので、一般には、ゴムを主体
にして改質することが行われている。
でも重合度の異なるものを併用することも質アスファル
トを舗装用アスファルト混合物の結合材として使用する
場合、骨材に対する結合性、耐熱性、耐寒性、耐摩耗性
、耐久性等を考慮すると、ゴム全主体とするものがバラ
ンスのとれた改善ができるので、一般には、ゴムを主体
にして改質することが行われている。
ゴム入ジアスファルトは、通常加熱溶融アスファルトに
ゴムラテックスを混合し水金蒸発させて造られる。また
、ゴムとアスファルトを混練しマスターバッチを造りこ
れを加熱溶融アスファルトに混合しても造られる。熱可
塑性高分子重合物を併用するときは、これらは直接加熱
溶融アスファルトに混合される。
ゴムラテックスを混合し水金蒸発させて造られる。また
、ゴムとアスファルトを混練しマスターバッチを造りこ
れを加熱溶融アスファルトに混合しても造られる。熱可
塑性高分子重合物を併用するときは、これらは直接加熱
溶融アスファルトに混合される。
ゴム入りアスファルトは、ゴム含有量を増す程、タフネ
ス、テナシティ−(骨材の把握力、結合材自身の強さと
関係する)が犬となり耐熱性、耐寒性、耐摩粍性、耐久
性などが向上するけれども、粘度が上昇し、遂には加熱
アスファルト混合物の結合材としては適しない高粘度の
ものになり、更にはゲル化、しやすくなる傾向がある。
ス、テナシティ−(骨材の把握力、結合材自身の強さと
関係する)が犬となり耐熱性、耐寒性、耐摩粍性、耐久
性などが向上するけれども、粘度が上昇し、遂には加熱
アスファルト混合物の結合材としては適しない高粘度の
ものになり、更にはゲル化、しやすくなる傾向がある。
結合材としては、加熱アスファルト混合物の作業性、施
工性などから適切な粘度範囲があり、そレヲこえると加
熱アスファルト混合物の作業性、施工性が損われる。温
度をあげることに工9粘度を下げて使用するとしてもゴ
ムの熱劣化、ゲル化などを招くので、ゴム含有量には限
度があシ、し友がって、改質アスファルトの性能の向上
にも限度があった。
工性などから適切な粘度範囲があり、そレヲこえると加
熱アスファルト混合物の作業性、施工性が損われる。温
度をあげることに工9粘度を下げて使用するとしてもゴ
ムの熱劣化、ゲル化などを招くので、ゴム含有量には限
度があシ、し友がって、改質アスファルトの性能の向上
にも限度があった。
■交通舗装や橋面舗装では、わだち掘れ防止対策の上で
、結合材に改質アスファル)f用いても鷹だ十分といい
がたく、よりすぐれた改質アスファルトが要望されてい
る。また、寒冷地舗装でも、タイヤチェーンやスパイク
タイヤに対する耐摩粍性の点で十分といいがたく、少し
でも性能のすぐれた改質アスファルトの開発が要望され
ている。
、結合材に改質アスファル)f用いても鷹だ十分といい
がたく、よりすぐれた改質アスファルトが要望されてい
る。また、寒冷地舗装でも、タイヤチェーンやスパイク
タイヤに対する耐摩粍性の点で十分といいがたく、少し
でも性能のすぐれた改質アスファルトの開発が要望され
ている。
また最近、従来のラテックス系ゴムを用いたゴム入りア
スファルトの代りに反応性液状ゴムをアスファルトに加
えて改質することも開発された。
スファルトの代りに反応性液状ゴムをアスファルトに加
えて改質することも開発された。
末端水酸基を有するポリブタジェン液状ゴムポリオール
にポリイソシアネートe反応させたポリウレタンポリマ
ーで官能基としてイン7アネート基を有する反応性液状
ゴムをアスファルトに加えて使用するものである。これ
は、反応性液状ゴムの粘度が低いことから、これを加え
たアスファルトの粘度も高くならないので、アスファル
トと同様の加熱アスファルト混合物の作業性、施工性が
確保でき、舗設後、反応性液状ゴムの硬化反応により架
橋し、結果的にゴム入りアスファル)f結合材とするア
スファルト舗装を形成するものである。
にポリイソシアネートe反応させたポリウレタンポリマ
ーで官能基としてイン7アネート基を有する反応性液状
ゴムをアスファルトに加えて使用するものである。これ
は、反応性液状ゴムの粘度が低いことから、これを加え
たアスファルトの粘度も高くならないので、アスファル
トと同様の加熱アスファルト混合物の作業性、施工性が
確保でき、舗設後、反応性液状ゴムの硬化反応により架
橋し、結果的にゴム入りアスファル)f結合材とするア
スファルト舗装を形成するものである。
反応性液状ゴムの含有量を多くすることにエリ結合材の
物性全改善できるが、ラテックス系ゴムと同様の改質効
果を出すには同等以上の量が必要で、単価的に高価にな
る。物性を向上させるには量を増すことになる。また、
反応性液状ゴムが反応性の友め量を多くすると、反応性
全考慮して施工をする必要があるなどの問題点があった
。
物性全改善できるが、ラテックス系ゴムと同様の改質効
果を出すには同等以上の量が必要で、単価的に高価にな
る。物性を向上させるには量を増すことになる。また、
反応性液状ゴムが反応性の友め量を多くすると、反応性
全考慮して施工をする必要があるなどの問題点があった
。
本発明者は、ゴム入りアスファルトの改良研究を続け、
ゴムに反応性液状ゴム全併用できる新規な方法を見出し
た。すなわち、加熱溶融したアスファルトにゴムラテッ
クスを混合し水分を蒸発させて造ったゴム入りアスファ
ルトに対し、ジエン系液状ゴムのポリオールとポリイソ
シアネート化合物との反応によって得られたジエン系液
状ゴムのポリウレタンプレポリマーを添加混合すると、
プレポリマーは、すぐにゴム入ジアスファルト中に粒状
に析出してし筐い粒状に分散するだけで、混和すること
ができないものが、逆に、加熱溶融したアスファルトに
ジエン系液状ゴムのポリウレタンプレポリマーを添加混
合し、これにゴムラテックスを添加混合し水分を蒸発さ
せると、ポリウレタンプレポリマーの析出が全く見られ
ず、ゴムとポリウレタンプレポリマーを一様に混和した
改質アスファルトが得られることを見出し念。この方法
では、ポリウレタンプレポリマーの官能基であるインシ
アネート基が、ゴムラテックスの水分と反応して発泡す
ることが予想されるけれども、実際には、アスファルト
にゴムラテックスを入れる場合と同様で特別の発泡がな
く、またポリウレタンプレポリマーの硬化反応による増
粘、ゲル化は生じない。そして、この結合材は、ウレタ
ンプレポリマーの反応性を保存しており、経時的に硬化
反応が進み、軟化点が上昇することを確認した。
ゴムに反応性液状ゴム全併用できる新規な方法を見出し
た。すなわち、加熱溶融したアスファルトにゴムラテッ
クスを混合し水分を蒸発させて造ったゴム入りアスファ
ルトに対し、ジエン系液状ゴムのポリオールとポリイソ
シアネート化合物との反応によって得られたジエン系液
状ゴムのポリウレタンプレポリマーを添加混合すると、
プレポリマーは、すぐにゴム入ジアスファルト中に粒状
に析出してし筐い粒状に分散するだけで、混和すること
ができないものが、逆に、加熱溶融したアスファルトに
ジエン系液状ゴムのポリウレタンプレポリマーを添加混
合し、これにゴムラテックスを添加混合し水分を蒸発さ
せると、ポリウレタンプレポリマーの析出が全く見られ
ず、ゴムとポリウレタンプレポリマーを一様に混和した
改質アスファルトが得られることを見出し念。この方法
では、ポリウレタンプレポリマーの官能基であるインシ
アネート基が、ゴムラテックスの水分と反応して発泡す
ることが予想されるけれども、実際には、アスファルト
にゴムラテックスを入れる場合と同様で特別の発泡がな
く、またポリウレタンプレポリマーの硬化反応による増
粘、ゲル化は生じない。そして、この結合材は、ウレタ
ンプレポリマーの反応性を保存しており、経時的に硬化
反応が進み、軟化点が上昇することを確認した。
本発明は、このような知見をもとに完成し友ものである
。
。
本発明の目的は、従来のゴム入りアスファルトのすぐれ
た特性をいかし、更に性能を向上させることができ、且
つ加熱時の粘度が低く使いやすく、舗装用の加熱アスフ
ァルト混合物の結合材に適し友改質アスファルトヲ提供
するものである。ま之、舗装以外の用途にも有効的に適
用できる改質アスファルトヲ提供するものである。また
、従来の熱可塑性のゴム入りアスファルトにジエン系液
状ゴムのポリウレタンプレポリマーを併用して、その自
然硬化反応を利用してゴム人シアスフアルhe更に改質
し、性状を向上させる改質方法を提供するものである。
た特性をいかし、更に性能を向上させることができ、且
つ加熱時の粘度が低く使いやすく、舗装用の加熱アスフ
ァルト混合物の結合材に適し友改質アスファルトヲ提供
するものである。ま之、舗装以外の用途にも有効的に適
用できる改質アスファルトヲ提供するものである。また
、従来の熱可塑性のゴム入りアスファルトにジエン系液
状ゴムのポリウレタンプレポリマーを併用して、その自
然硬化反応を利用してゴム人シアスフアルhe更に改質
し、性状を向上させる改質方法を提供するものである。
更にまた、アスファルトにラテックス系ゴムとジエン系
液状ゴムのポリウレタンプレポリマーを混和するとき、
ポリウレタンプレポリマーの粒子の析出を生ずることが
なく、両者をアスファルト中に溶解ないし分散させて一
様に混和した改質アスファルトヲ造る製造方法を提供す
るものである。
液状ゴムのポリウレタンプレポリマーを混和するとき、
ポリウレタンプレポリマーの粒子の析出を生ずることが
なく、両者をアスファルト中に溶解ないし分散させて一
様に混和した改質アスファルトヲ造る製造方法を提供す
るものである。
そして本発明は、アスファルトに、ラテックスより混入
したゴムと、分子内に水酸基を有するジエン系液状ゴム
と水酸基1個に対し1モル以上のポリイソシアネート化
合物との反応により得られるポリウレタンプレポリマー
とを混和し友ことを特徴とする改質アスファルト。およ
び加熱溶融したアスファルトに、はじめに分子内に水酸
基を有するジエン系液状ゴムと水酸基1個に対し1モル
以上のポリインシアネート化合物との反応により造られ
之ポリウレタンプレポリマーを添加混合し、ついでゴム
ラテックスを添加混合し水分を蒸発させ←之こと全特徴
とする改質アスファルトの製造方法全要旨とするもので
ある。
したゴムと、分子内に水酸基を有するジエン系液状ゴム
と水酸基1個に対し1モル以上のポリイソシアネート化
合物との反応により得られるポリウレタンプレポリマー
とを混和し友ことを特徴とする改質アスファルト。およ
び加熱溶融したアスファルトに、はじめに分子内に水酸
基を有するジエン系液状ゴムと水酸基1個に対し1モル
以上のポリインシアネート化合物との反応により造られ
之ポリウレタンプレポリマーを添加混合し、ついでゴム
ラテックスを添加混合し水分を蒸発させ←之こと全特徴
とする改質アスファルトの製造方法全要旨とするもので
ある。
本発明に使用するアスファルトは、ストレートアスファ
ルト、セミプローンアスファルト、フローンアスファル
ト、プロパン脱歴アスファルト、天然アスファルト(例
えばレーキアスファルト)などで、これらは単独である
いは併用して用いられる。これらのアスファルトに、プ
ロセス油、可塑剤、油脂、タール、クレオソート油、ア
ンスラセン油、パイン油、ピッチなどを添加して用いる
こ゛ともある。最も一般的には、舗装用に使用される石
油アスファルト(ストレートアスファルト、セミプロー
ンアスファルト)が用いられる。
ルト、セミプローンアスファルト、フローンアスファル
ト、プロパン脱歴アスファルト、天然アスファルト(例
えばレーキアスファルト)などで、これらは単独である
いは併用して用いられる。これらのアスファルトに、プ
ロセス油、可塑剤、油脂、タール、クレオソート油、ア
ンスラセン油、パイン油、ピッチなどを添加して用いる
こ゛ともある。最も一般的には、舗装用に使用される石
油アスファルト(ストレートアスファルト、セミプロー
ンアスファルト)が用いられる。
本発明に使用するゴムは、天然ゴムはじめ、乳化重合に
工って得られる各種合成ゴムラテックスからのゴムが用
いられる。合成ゴムラテックスのゴムとしでは、例えば
スチレン・ブタジェンゴム(SBR)、スチレン・イン
プレンゴム(SIR)、インプレンゴム(IR)、クロ
ロプレンゴム(CR)などが用いられる。まt、加熱溶
融したアスファルトにゴムラテックスを添加混合し水分
を蒸発させてゴム入りアスファルトe製造する方法に使
用されている公知のゴムラテックスを使用することがで
きる。ゴムラテックスと共にエチレン・醋酸ビニール共
重合物、エチレン・アクリル酸エステル共重合物などの
ラテックスも併用できる。
工って得られる各種合成ゴムラテックスからのゴムが用
いられる。合成ゴムラテックスのゴムとしでは、例えば
スチレン・ブタジェンゴム(SBR)、スチレン・イン
プレンゴム(SIR)、インプレンゴム(IR)、クロ
ロプレンゴム(CR)などが用いられる。まt、加熱溶
融したアスファルトにゴムラテックスを添加混合し水分
を蒸発させてゴム入りアスファルトe製造する方法に使
用されている公知のゴムラテックスを使用することがで
きる。ゴムラテックスと共にエチレン・醋酸ビニール共
重合物、エチレン・アクリル酸エステル共重合物などの
ラテックスも併用できる。
本発明のゴムは、ゴムラテックスからのゴムが主体であ
るけれども、ラテックス系ゴムと併用してスチレン・ブ
タジェンブロック共重合ゴみ、スチレン・イソプレンブ
ロック共重合ゴムも使用でき、また天然ゴム、5BRS
SIR,IRなどをアスファルトと混練してマスターバ
ッチにし比ものを併用することもできる。また、固形の
エチレン・醋酸ビニール共重合物、エチレン・アクリル
酸エステル共重合物などを併用することができる。
るけれども、ラテックス系ゴムと併用してスチレン・ブ
タジェンブロック共重合ゴみ、スチレン・イソプレンブ
ロック共重合ゴムも使用でき、また天然ゴム、5BRS
SIR,IRなどをアスファルトと混練してマスターバ
ッチにし比ものを併用することもできる。また、固形の
エチレン・醋酸ビニール共重合物、エチレン・アクリル
酸エステル共重合物などを併用することができる。
本発明に使用される分子中に水酸基を有するジエン系液
状ゴムとポリイソシアネート化合物との反応により造ら
れるポリウレタンプレポリマー(以下ジエン系液状ゴム
のポリウレタンプレポリマーという)は、次のようなも
のである。
状ゴムとポリイソシアネート化合物との反応により造ら
れるポリウレタンプレポリマー(以下ジエン系液状ゴム
のポリウレタンプレポリマーという)は、次のようなも
のである。
ジエン系液状ゴムとしては、ブタジェン、クロロプレン
、イソプレン、1.3ペンタジエン、シクロペンタジェ
ンなどのホモポリマー″!友はコポリマーで分子中(分
子末端あるいは分子内)に1個以上の水酸基を有する液
状ゴムで、分子量は1000から5000程度のもので
ある。特に好ましいのは、分子末端に水酸基を有する液
状ゴム(通常分子内に水酸基を平均2個ないし2.5個
有している)である。中でも一般的で経済的なのがブタ
ジェン系のもので、ブタジェンのホモポリマーやブタジ
ェンとスチレンのコポリマーである。分子末端に官能基
を有する液状ゴムは、テレキーリック液状ゴムと呼ばれ
、液状ゴム分子のすべてが分子末端官能基により架橋し
てゴム網目構造形成に利用できるので、ゴム弾性を高め
るのに好ましい。
、イソプレン、1.3ペンタジエン、シクロペンタジェ
ンなどのホモポリマー″!友はコポリマーで分子中(分
子末端あるいは分子内)に1個以上の水酸基を有する液
状ゴムで、分子量は1000から5000程度のもので
ある。特に好ましいのは、分子末端に水酸基を有する液
状ゴム(通常分子内に水酸基を平均2個ないし2.5個
有している)である。中でも一般的で経済的なのがブタ
ジェン系のもので、ブタジェンのホモポリマーやブタジ
ェンとスチレンのコポリマーである。分子末端に官能基
を有する液状ゴムは、テレキーリック液状ゴムと呼ばれ
、液状ゴム分子のすべてが分子末端官能基により架橋し
てゴム網目構造形成に利用できるので、ゴム弾性を高め
るのに好ましい。
また、上記ジエン系液状ゴムポリオールに、アスファル
トと相溶じやすいポリオール、例えばひまし油、油脂と
多価アルコールのエステル交換によって得られるポリオ
ール、大豆油脂肪酸の重合によって得られるダイマー酸
、トリマー酸などと多価アルコールの反応によって得ら
れるポリオールを加えて併用することもできる。
トと相溶じやすいポリオール、例えばひまし油、油脂と
多価アルコールのエステル交換によって得られるポリオ
ール、大豆油脂肪酸の重合によって得られるダイマー酸
、トリマー酸などと多価アルコールの反応によって得ら
れるポリオールを加えて併用することもできる。
本発明でいうポリイソシアネート化合物とは、例えばト
リレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタン
ジイソシアネート(MDI)、水素添加TDI、水素添
加MDI、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI
)、キシリレンジイソシアネ−)(MDI)、ナフタリ
ンジイソシアネートなどのジイソシアネート化合物、ト
リフェニルメタントリイソシアネート、ポリメチレンポ
リフェニルイソシアネートなどのポリインシアネート化
合物である。
リレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタン
ジイソシアネート(MDI)、水素添加TDI、水素添
加MDI、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI
)、キシリレンジイソシアネ−)(MDI)、ナフタリ
ンジイソシアネートなどのジイソシアネート化合物、ト
リフェニルメタントリイソシアネート、ポリメチレンポ
リフェニルイソシアネートなどのポリインシアネート化
合物である。
基を有するジエン系液状ゴムの水酸基(他のポリオール
全併用するときは、その水酸基も含めて)1個に対し、
上記のポリイソシアネート化合物を1モル以上反応させ
て得られる官能基としてインシアネート基を有するポリ
ウレタンプレポリマーである。残存するポリインシアネ
ート化合物もポリウレタンプレポリマーと共に使用でき
る。ポリイソ7アネート化合物としては、通常TDIt
たはMDIが用いられるが、労働安全性からは、MD
Iを使用した方が好ましい。
全併用するときは、その水酸基も含めて)1個に対し、
上記のポリイソシアネート化合物を1モル以上反応させ
て得られる官能基としてインシアネート基を有するポリ
ウレタンプレポリマーである。残存するポリインシアネ
ート化合物もポリウレタンプレポリマーと共に使用でき
る。ポリイソ7アネート化合物としては、通常TDIt
たはMDIが用いられるが、労働安全性からは、MD
Iを使用した方が好ましい。
本発明の改質アスファルトの製造では、まず加熱溶融し
たアスファルトにジエン系液状ゴムのポリウレタンプレ
ポリマー(以下、ポリウレタンプレポリマーという)を
添加混合する。ついで、ゴムラテックスを添加混合し水
分を蒸発させる方法がとられる。ゴムラテックス以外の
ゴム、熱可塑性高分子重合物を加えるときは、これらの
あとに添加混合する。この方法によると、加熱溶融しt
アスファルトにポリウレタンプレポリマーは容易に一様
に混和する。ポリウレタンプレポリマーが液状であるk
め、これを混和したアスファルトの粘度は筒くないので
、ゴムラテックスの添加混合が容易である。ゴムラテッ
クスを添加する時のポリウレタンプレポリマーの温度は
、大体140〜190℃程度に保つようにする。これ工
すも温度が低くても高くてもよいが、この温度範囲が作
業しやすい。ゴムラテックスの添加方法は、通常のゴム
入りアスファルトヲ造ると同様に行うことができる。
たアスファルトにジエン系液状ゴムのポリウレタンプレ
ポリマー(以下、ポリウレタンプレポリマーという)を
添加混合する。ついで、ゴムラテックスを添加混合し水
分を蒸発させる方法がとられる。ゴムラテックス以外の
ゴム、熱可塑性高分子重合物を加えるときは、これらの
あとに添加混合する。この方法によると、加熱溶融しt
アスファルトにポリウレタンプレポリマーは容易に一様
に混和する。ポリウレタンプレポリマーが液状であるk
め、これを混和したアスファルトの粘度は筒くないので
、ゴムラテックスの添加混合が容易である。ゴムラテッ
クスを添加する時のポリウレタンプレポリマーの温度は
、大体140〜190℃程度に保つようにする。これ工
すも温度が低くても高くてもよいが、この温度範囲が作
業しやすい。ゴムラテックスの添加方法は、通常のゴム
入りアスファルトヲ造ると同様に行うことができる。
この方法で、通常のゴム入りアスファルトと同量以上の
ゴムを混和できる。逆に、加熱溶融したアスファルトに
ゴムラテックス全添加混合し水分を蒸発させてゴム入り
アスファルトヲ造り、これにポリウレタンプレポリマー
を添加混合すると、ポリウレタンプレポリマーはすぐ粒
子状に析出して混合できない。高速攪拌しても、粒子状
の析出物が粒子が小さくなって分散するだけで混和しな
い。
ゴムを混和できる。逆に、加熱溶融したアスファルトに
ゴムラテックス全添加混合し水分を蒸発させてゴム入り
アスファルトヲ造り、これにポリウレタンプレポリマー
を添加混合すると、ポリウレタンプレポリマーはすぐ粒
子状に析出して混合できない。高速攪拌しても、粒子状
の析出物が粒子が小さくなって分散するだけで混和しな
い。
ゴム入りアスファルトの温度全160℃以上に−たんあ
げて、水分を完全に蒸発させ之状態にしても同様である
。この原因は判らないが、ゴムラテックスの中の成分が
ポリウレタンプレポリマーの官能基と反応するためと思
われる。
げて、水分を完全に蒸発させ之状態にしても同様である
。この原因は判らないが、ゴムラテックスの中の成分が
ポリウレタンプレポリマーの官能基と反応するためと思
われる。
本発明の改質アスファルトの各材料の配合の割合は、大
体次の範囲である。アスファルト100重量部に対しゴ
ムラテックスからのゴム(固形分で)1〜12重量部、
それにポリウレタンプレポリマー0.2〜10重量部の
範囲である。この範囲は、大体の目安であって、結合材
はじめ多くの用途の改質アスファルトはこの範囲で適用
できるが、この範囲に限るものではない。ゴムでは12
重量部がほぼ上限であるが、ポリウレタンプレボリマー
ハ10重承部全はるかにこえて使用しても良好な改質ア
スファルトを得ることができる。多く用いることは改質
アスファルトの反応性が出て架橋のきい次弾力性ゴム状
になってくるので特殊の用途に向いている。また、多く
用いるとコスト高となる。
体次の範囲である。アスファルト100重量部に対しゴ
ムラテックスからのゴム(固形分で)1〜12重量部、
それにポリウレタンプレポリマー0.2〜10重量部の
範囲である。この範囲は、大体の目安であって、結合材
はじめ多くの用途の改質アスファルトはこの範囲で適用
できるが、この範囲に限るものではない。ゴムでは12
重量部がほぼ上限であるが、ポリウレタンプレボリマー
ハ10重承部全はるかにこえて使用しても良好な改質ア
スファルトを得ることができる。多く用いることは改質
アスファルトの反応性が出て架橋のきい次弾力性ゴム状
になってくるので特殊の用途に向いている。また、多く
用いるとコスト高となる。
本発明の改質アスファルトの製造方法は、アスファルト
にはじめポリウレタンプレポリマーを混合し、ついでゴ
ムラテックス全混合する2工程になっているが、このは
じめの工程と後の工程を間全おいて行うこともてきる。
にはじめポリウレタンプレポリマーを混合し、ついでゴ
ムラテックス全混合する2工程になっているが、このは
じめの工程と後の工程を間全おいて行うこともてきる。
例、tば、アスファルトプラントで加熱アスファルト混
合物を造るとき、加熱骨材に対して加熱溶融。
合物を造るとき、加熱骨材に対して加熱溶融。
した本発明の改質アスファルトを添加混合して加熱アス
ファルト混合物を造ることができるだけでなく、加熱骨
材に対して加熱溶融したポリウレタンプレポリマー人シ
アスフアル)f添加混合し、これにゴムラテックスを添
加混合して本発明の改質アスファルトヲ結合材とする加
熱アスファルト混合物を造ることができる。更に、加熱
骨材に対して加熱溶融したアスファルトヲ添加混合し、
これにポリウレタンプレポリマーを添加混合し、ついで
ゴムラテックスを添加混合して本発明の改質アスファル
If結合材とする加熱アスファルト混合物を造ることも
できる。
ファルト混合物を造ることができるだけでなく、加熱骨
材に対して加熱溶融したポリウレタンプレポリマー人シ
アスフアル)f添加混合し、これにゴムラテックスを添
加混合して本発明の改質アスファルトヲ結合材とする加
熱アスファルト混合物を造ることができる。更に、加熱
骨材に対して加熱溶融したアスファルトヲ添加混合し、
これにポリウレタンプレポリマーを添加混合し、ついで
ゴムラテックスを添加混合して本発明の改質アスファル
If結合材とする加熱アスファルト混合物を造ることも
できる。
本発明の改質アスファルトは、叙上のようにして造られ
、使用するときは、通常加熱溶融した状態で結合材など
に使用される。ポリウレタンプレポリマーを含有するの
で、造って長く貯蔵するのは好1しくない。しかし、ポ
リウレタンポリマーの量が10重量%程度では、190
〜200℃24時間の連続加熱では、やや増粘するがゲ
ル化は生じない。
、使用するときは、通常加熱溶融した状態で結合材など
に使用される。ポリウレタンプレポリマーを含有するの
で、造って長く貯蔵するのは好1しくない。しかし、ポ
リウレタンポリマーの量が10重量%程度では、190
〜200℃24時間の連続加熱では、やや増粘するがゲ
ル化は生じない。
ま之、改質アスファルトは、長時間おいても熱可塑性の
工うである。
工うである。
改質アスファルトの中のポリウレタンプレポリマーは、
湿気と反応し架橋するが、アスファルト中にあるため、
また含有量が少いことから、反応はゆるやかである。
湿気と反応し架橋するが、アスファルト中にあるため、
また含有量が少いことから、反応はゆるやかである。
改質アスファルトは、種々の用途に使用するまえに製造
し、引続いて使用していくことが好筐しい。
し、引続いて使用していくことが好筐しい。
改質アスファルトは、アスファルl−に溶解する大てい
の溶剤に溶けるので、改質アスファルトに溶剤を加えて
使用することも、また溶剤量を増してカットバックアス
ファルトのように液状にして使用すZこともできる。ま
た、溶剤を更に加えて、塗料やプライマーとすることも
できる。溶剤を添加することにより、加熱しないで、或
は僅かの加熱で使用することができる。この工う々溶液
状にしたものに顔料、フィラーなどを混入することもで
きる。
の溶剤に溶けるので、改質アスファルトに溶剤を加えて
使用することも、また溶剤量を増してカットバックアス
ファルトのように液状にして使用すZこともできる。ま
た、溶剤を更に加えて、塗料やプライマーとすることも
できる。溶剤を添加することにより、加熱しないで、或
は僅かの加熱で使用することができる。この工う々溶液
状にしたものに顔料、フィラーなどを混入することもで
きる。
本発明の改質アスファルトとその製造方法の特長と作用
効果について説明する。
効果について説明する。
(1) 改質アスファルトハ、アス・ファルトに、ゴ
ムラテックスからのゴムとジエン系液状ゴムのポリウレ
タンプレポリマーとを相溶させた改質アスファルトで、
ゴム入ジアスファルトの性質に反応性のポリウレタンプ
レポリマー(反応シて架橋しゴム化する)の性質が加味
された改質アスファルトである。
ムラテックスからのゴムとジエン系液状ゴムのポリウレ
タンプレポリマーとを相溶させた改質アスファルトで、
ゴム入ジアスファルトの性質に反応性のポリウレタンプ
レポリマー(反応シて架橋しゴム化する)の性質が加味
された改質アスファルトである。
改質アスファルトは、通常ゴム入ジアスファルトのよう
に加熱溶融し友液状の形で結合材などに使用されるが、
液状のポリウレタンプレポリマーのため改質アスファル
トの粘度が高くならないので、作業性が良い。また、ポ
リウレタンプレポリマー量が10重量%程度では、19
0〜200℃で24時間の連続加熱でもゲル化がみられ
ないので、加熱アスファルト混合物の結合材として使用
しても作業性、施工性が良好である。
に加熱溶融し友液状の形で結合材などに使用されるが、
液状のポリウレタンプレポリマーのため改質アスファル
トの粘度が高くならないので、作業性が良い。また、ポ
リウレタンプレポリマー量が10重量%程度では、19
0〜200℃で24時間の連続加熱でもゲル化がみられ
ないので、加熱アスファルト混合物の結合材として使用
しても作業性、施工性が良好である。
更に、改質アスファルトは、骨材に対する濡れが良く、
またゴム入ジアスファルトのもつすぐれた接着力、結合
力をもっている。加熱アスファルト混合物の舗設後は、
改質アスファルトの中のポリウレタンプレポリマーの架
橋によるゴム化が進行すると共に、軟化点が上昇し、耐
熱性、耐寒性が向上するなどの効果がある。
またゴム入ジアスファルトのもつすぐれた接着力、結合
力をもっている。加熱アスファルト混合物の舗設後は、
改質アスファルトの中のポリウレタンプレポリマーの架
橋によるゴム化が進行すると共に、軟化点が上昇し、耐
熱性、耐寒性が向上するなどの効果がある。
結果的には、改質アスファルトのゴム分は、ゴムラテッ
クスのゴムとポリウレタンプレポリ−7−からのゴムの
和となるので、ゴム含有量をゴムラテックスのみのゴム
分に比べて遥かに堆犬できる。従って、従来のゴム入り
アスファルトに比べて、改質効果が飛躍的に向上させる
ことができる。
クスのゴムとポリウレタンプレポリ−7−からのゴムの
和となるので、ゴム含有量をゴムラテックスのみのゴム
分に比べて遥かに堆犬できる。従って、従来のゴム入り
アスファルトに比べて、改質効果が飛躍的に向上させる
ことができる。
また、ポリウレタンプレポリマーの使用により、低温性
を損うことなく軟化点をあげられるので、少量のポリウ
レタンプレポリマーIF用させてゴム入りアスファルト
全改善することも出来る。
を損うことなく軟化点をあげられるので、少量のポリウ
レタンプレポリマーIF用させてゴム入りアスファルト
全改善することも出来る。
(2)改質アスファルトの製造方法は、加熱溶融したア
スファルトに先づポリウレタンプレポリマーe混合して
おき、これにゴムラテックスを添加混合し水分を蒸発さ
せる方法であるが、この本発明の方法により、はじめて
アスファルトにゴムラテックスからのゴムとポリウレタ
ンプレポリマー金相溶させて混和した改質アスファルト
を造ることができた。
スファルトに先づポリウレタンプレポリマーe混合して
おき、これにゴムラテックスを添加混合し水分を蒸発さ
せる方法であるが、この本発明の方法により、はじめて
アスファルトにゴムラテックスからのゴムとポリウレタ
ンプレポリマー金相溶させて混和した改質アスファルト
を造ることができた。
本発明の方法では、アスファルトにポリウレタンポリマ
ーを混合するとアスファルトの粘度が下がシ、ゴムラテ
ックスが混合しやすくなる。この場合ポリウレタンプレ
ポリマーの官能基(インシアネート基)は、アスファル
トでブロックされるのか、ゴムラテックスを添加混合し
水分を飛ばす操作に工υ反応が生じないように思われる
。ゴムラテックスのゴムは、ポリウレタンプレポリマー
を添加しないアスファルトの場合と同等もしくはそれ以
上にも加えることができ、また製造された改質アスファ
ルトの粘度が高くなく、また経時的に軟化点が上昇し弾
力性が増す。
ーを混合するとアスファルトの粘度が下がシ、ゴムラテ
ックスが混合しやすくなる。この場合ポリウレタンプレ
ポリマーの官能基(インシアネート基)は、アスファル
トでブロックされるのか、ゴムラテックスを添加混合し
水分を飛ばす操作に工υ反応が生じないように思われる
。ゴムラテックスのゴムは、ポリウレタンプレポリマー
を添加しないアスファルトの場合と同等もしくはそれ以
上にも加えることができ、また製造された改質アスファ
ルトの粘度が高くなく、また経時的に軟化点が上昇し弾
力性が増す。
te本発明の方法は、2工程に分けられることから、加
熱アスファルト混合物を造るときに、プラントで加熱骨
材に対し、加熱溶融アスファルトにポリウレタンプレポ
リマーを混合したアスファルトを加え混合し、あるいは
加熱骨材に対し、加熱溶解し友アスファルトヲ加え混合
し、これにポリウレタンプレポリマーを加えて混合して
、ポリウレタンポリマー入りアスファルトで加熱骨材を
混合しておいて、ついでゴムラテックスを添加混合する
ことにエリ、本発明の改質アスファルトヲ結合材とした
加熱アスファルト混合物を造ることができる。これらの
方法は、本発明の方法の応用であるが、従来のプラント
ミックス方式のゴム入ジアスファルトを結合材とする混
合物の製造方法に似ておシ、このような設備を有するプ
ラントでは、本発明の方式も応用できる。この方法は、
舗装用アスファルト混合物の製造以外にもまた応用でき
る。
熱アスファルト混合物を造るときに、プラントで加熱骨
材に対し、加熱溶融アスファルトにポリウレタンプレポ
リマーを混合したアスファルトを加え混合し、あるいは
加熱骨材に対し、加熱溶解し友アスファルトヲ加え混合
し、これにポリウレタンプレポリマーを加えて混合して
、ポリウレタンポリマー入りアスファルトで加熱骨材を
混合しておいて、ついでゴムラテックスを添加混合する
ことにエリ、本発明の改質アスファルトヲ結合材とした
加熱アスファルト混合物を造ることができる。これらの
方法は、本発明の方法の応用であるが、従来のプラント
ミックス方式のゴム入ジアスファルトを結合材とする混
合物の製造方法に似ておシ、このような設備を有するプ
ラントでは、本発明の方式も応用できる。この方法は、
舗装用アスファルト混合物の製造以外にもまた応用でき
る。
本発明の改質アスファルトは、叙上のようにすぐれた特
長と作用効果を有しているので、舗装用加熱アスファル
ト混合物の結合材に限らず、改質アスファルトルーフイ
ング、防水シート、防水材、防蝕材、接着剤、塗料など
いろいろな方面に利用できる。筐た、溶剤を加えてカッ
トバックして舗装に用いることも、塗料に使用すること
も可能である。本発明の改質アスファルトの製造方法は
、アスファルトへのポリウレタンプレポリマーとゴムラ
テックスの添加順序を守ることに工9、他の骨材などの
混合過程にくみこむこともできるので、応用性が広いも
のである。
長と作用効果を有しているので、舗装用加熱アスファル
ト混合物の結合材に限らず、改質アスファルトルーフイ
ング、防水シート、防水材、防蝕材、接着剤、塗料など
いろいろな方面に利用できる。筐た、溶剤を加えてカッ
トバックして舗装に用いることも、塗料に使用すること
も可能である。本発明の改質アスファルトの製造方法は
、アスファルトへのポリウレタンプレポリマーとゴムラ
テックスの添加順序を守ることに工9、他の骨材などの
混合過程にくみこむこともできるので、応用性が広いも
のである。
次に、本発明の実施例について説明する。
使用し友材料
アスファルト:ストレートアスファルト針入度(25℃
)60〜80 ジエン系液状ゴムのポリウレタンプレポリマー:末端水
酸基の液状ポリブタジェン(平均分子量約3000、官
能基2.0〜2.4)の水酸基1個に対しMDI(メタ
フェニレンジインシアネート)を1モル以上反応させた
ポリウレタンプレポリマー ゴムラテックス:SBRラテックス 煮1固形分50重
量% コールド重合 スチレン・ブタジェン比 25 : 75ム一ニー粘度
(ML1+4) 約70SBRラテックス 扁2 固形分50重量% コールド重合 スチレン・ブタジェン比25ニア5 ムーニー粘度(ML1+4)約140 実施例1 第1表に示した配合でストレートアスファルト60/′
130 k 140〜180℃に加熱し、これにポリウ
レタンプレポリマーをアスファルトに対し夫々3\5蔦
7お工び8重量%添加混合し、約15分間混合したもの
ヲ150〜190℃の温度に保ち乍ら、アスファルトに
対しSBRラテックスA1を8重量%、SBRBRラテ
ツクス2 f 2重量%を約1時間かかって混合し、水
分を蒸発させてポリウレタンプレポリマーとゴムを混和
して4種類の本発明の改質アスファルト全得た。
)60〜80 ジエン系液状ゴムのポリウレタンプレポリマー:末端水
酸基の液状ポリブタジェン(平均分子量約3000、官
能基2.0〜2.4)の水酸基1個に対しMDI(メタ
フェニレンジインシアネート)を1モル以上反応させた
ポリウレタンプレポリマー ゴムラテックス:SBRラテックス 煮1固形分50重
量% コールド重合 スチレン・ブタジェン比 25 : 75ム一ニー粘度
(ML1+4) 約70SBRラテックス 扁2 固形分50重量% コールド重合 スチレン・ブタジェン比25ニア5 ムーニー粘度(ML1+4)約140 実施例1 第1表に示した配合でストレートアスファルト60/′
130 k 140〜180℃に加熱し、これにポリウ
レタンプレポリマーをアスファルトに対し夫々3\5蔦
7お工び8重量%添加混合し、約15分間混合したもの
ヲ150〜190℃の温度に保ち乍ら、アスファルトに
対しSBRラテックスA1を8重量%、SBRBRラテ
ツクス2 f 2重量%を約1時間かかって混合し、水
分を蒸発させてポリウレタンプレポリマーとゴムを混和
して4種類の本発明の改質アスファルト全得た。
に加熱し、この温度に保ち乍らアスファルトに対しSB
RBRラテツクス1 f 8重量%とSBRラテックス
煮2全2全2重量%全約1時間つて混合、水分を蒸発さ
せてゴム入りアスファルトを造る。
RBRラテツクス1 f 8重量%とSBRラテックス
煮2全2全2重量%全約1時間つて混合、水分を蒸発さ
せてゴム入りアスファルトを造る。
これらの改質アスファルトおよびゴム入りアスファルト
について200℃における粘度を測定したが、改質アス
ファルトの粘度はいづれもゴム入りアスファルトより低
粘度であっ友。これらの改質アスファルトおよびゴム入
りアスファルトについて室内、室温で1日、9日および
3ケ月養生したときの軟化点の結果を第1表に、またそ
の軟化点の変化を第1図に示す。これらの供試体は軟化
点(環球法)の測定項に試料をつめておいて空気中で仝
≠中中室室内養生たものについて測定したものである。
について200℃における粘度を測定したが、改質アス
ファルトの粘度はいづれもゴム入りアスファルトより低
粘度であっ友。これらの改質アスファルトおよびゴム入
りアスファルトについて室内、室温で1日、9日および
3ケ月養生したときの軟化点の結果を第1表に、またそ
の軟化点の変化を第1図に示す。これらの供試体は軟化
点(環球法)の測定項に試料をつめておいて空気中で仝
≠中中室室内養生たものについて測定したものである。
第1図に示すように、比較例のゴム入ジアスファルトで
は軟化点が変らないが、改質アスファルトでは、養生日
数1日ではポリウレタンプレポリマー添加量が1すと−
たんは上るが更に多くなるにつれ軟化点が下っている。
は軟化点が変らないが、改質アスファルトでは、養生日
数1日ではポリウレタンプレポリマー添加量が1すと−
たんは上るが更に多くなるにつれ軟化点が下っている。
しかし養生日数が九つにつれて反応が進み軟化点があが
る。養生3ケ月ではかなり軟化点があがり、ポリウレタ
ンプレポリマーの添加量にほぼ比例して上昇している。
る。養生3ケ月ではかなり軟化点があがり、ポリウレタ
ンプレポリマーの添加量にほぼ比例して上昇している。
また、弾力性が増している。
これらの改質アスファルトおよびゴム入りアスファルト
を190〜200℃で24時間連続加熱し友が、いづれ
もゲル化がみられなかった。ただ、改質アスファルトに
やや増粘のきざしかみえたが、ゴム入ジアスファルトと
比較して高いものではなかった。
を190〜200℃で24時間連続加熱し友が、いづれ
もゲル化がみられなかった。ただ、改質アスファルトに
やや増粘のきざしかみえたが、ゴム入ジアスファルトと
比較して高いものではなかった。
比較例1
ストレートアスファルト60 / 80を150〜19
0℃に加熱しておき、これにSBRラテックスA18重
量部とSBRラテックス&22重量を約1時間かかって
添加混合し、水分を蒸発させてゴム入りアスファルトを
造シ、140〜180℃の温度に保ち、これにポリウレ
タンプレポリマーを1重量部を添加混合したがポリウレ
タンプレポリマーは粒子状にすぐ析出してしまい混和し
なかった。
0℃に加熱しておき、これにSBRラテックスA18重
量部とSBRラテックス&22重量を約1時間かかって
添加混合し、水分を蒸発させてゴム入りアスファルトを
造シ、140〜180℃の温度に保ち、これにポリウレ
タンプレポリマーを1重量部を添加混合したがポリウレ
タンプレポリマーは粒子状にすぐ析出してしまい混和し
なかった。
ポリウレタンプレポリマーを更に添加していってもいづ
れも粒子状に析出し念。
れも粒子状に析出し念。
マ之、ストレートアスファルト60780KSBRラテ
ックスAI2重量部加えて造ったゴム入りアスファルト
にポリウレタンプレポリマー 1重量部を加えたが同様
に粒子状に析出し混和しなかった。
ックスAI2重量部加えて造ったゴム入りアスファルト
にポリウレタンプレポリマー 1重量部を加えたが同様
に粒子状に析出し混和しなかった。
実施例2
ストレートアスファルト(針入度80〜100 ) e
140〜160℃に加熱しておき、これにポリウレタン
プレポリマー 1重量%を添加混合し約15分間攪拌す
る(相溶性が良いのですぐ混和する)。ついで、アスフ
ァルトの温度を150〜190℃に保ちながらSBRラ
テックス&19重量%とSBRラテ、7.、工。 。重
量%ヶ約1.間ヵ、ヵ、−p−c添加混 7合し、水分
全蒸発させて本発明の改質アスファルト混合物を得た。
140〜160℃に加熱しておき、これにポリウレタン
プレポリマー 1重量%を添加混合し約15分間攪拌す
る(相溶性が良いのですぐ混和する)。ついで、アスフ
ァルトの温度を150〜190℃に保ちながらSBRラ
テックス&19重量%とSBRラテ、7.、工。 。重
量%ヶ約1.間ヵ、ヵ、−p−c添加混 7合し、水分
全蒸発させて本発明の改質アスファルト混合物を得た。
この改質アスファルトの軟化点を測ると共に、直径14
(lo+深さ約10■の円形の皿に厚さ約3瓢に流して
試料を2個造り、これ全室温で養生し、1日後および8
0日後の軟化点を測った。はじめ軟化点は57℃であっ
たが、1日養生後では57.5℃、80日養生後では6
2℃に上昇している。
(lo+深さ約10■の円形の皿に厚さ約3瓢に流して
試料を2個造り、これ全室温で養生し、1日後および8
0日後の軟化点を測った。はじめ軟化点は57℃であっ
たが、1日養生後では57.5℃、80日養生後では6
2℃に上昇している。
上記実施例1お工び実施例2のそれぞれの改質アスファ
ルトは、経時的に軟化点が上昇し、ゴム弾性をますぶう
である。
ルトは、経時的に軟化点が上昇し、ゴム弾性をますぶう
である。
Claims (2)
- (1)アスファルトに、ゴムラテックスより混入したゴ
ムと、分子内に水酸基を有するジエン系液状ゴムと水酸
基1個に対し1モル以上のポリイソシアネート化合物と
の反応により得られるポリウレタンプレポリマーとを混
和したことを特徴とする改質アスファルト。 - (2)加熱溶融したアスファルトに対し、はじめに分子
内に水酸基を有するジエン系液状ゴムと水酸基1個に対
し1モル以上のポリイソシアネート化合物との反応によ
り造られたポリウレタンプレポリマーを添加混合し、つ
いでゴムラテックスを添加混合し水分を蒸発させたこと
を特徴とする改質アスファルトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60190287A JPS6250363A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 改質アスフアルトとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60190287A JPS6250363A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 改質アスフアルトとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6250363A true JPS6250363A (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=16255658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60190287A Pending JPS6250363A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 改質アスフアルトとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6250363A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03200851A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-02 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 道路舗装用ゴムブロック成形体 |
US5521235A (en) * | 1992-09-02 | 1996-05-28 | Aktiebolaget Nynas Petroleum | Bitumen emulsion and its use |
CN112921798A (zh) * | 2021-04-06 | 2021-06-08 | 孙正东 | 一种桥梁伸缩缝的施工方法 |
CN115948056A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-04-11 | 同济大学 | 端羟基聚丁二烯型聚氨酯改性沥青及其制备方法 |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP60190287A patent/JPS6250363A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03200851A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-02 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 道路舗装用ゴムブロック成形体 |
US5521235A (en) * | 1992-09-02 | 1996-05-28 | Aktiebolaget Nynas Petroleum | Bitumen emulsion and its use |
CN112921798A (zh) * | 2021-04-06 | 2021-06-08 | 孙正东 | 一种桥梁伸缩缝的施工方法 |
CN115948056A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-04-11 | 同济大学 | 端羟基聚丁二烯型聚氨酯改性沥青及其制备方法 |
CN115948056B (zh) * | 2022-12-13 | 2024-05-28 | 同济大学 | 端羟基聚丁二烯型聚氨酯改性沥青及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2087174B1 (en) | Bituminous emulsions | |
EP1948732B1 (en) | Process for preparing a bituminous binder composition | |
CN112566984B (zh) | 包含异氰酸酯和聚合物的混合物作为性能添加剂的柏油组合物 | |
EP2283080B1 (en) | A block copolymer and polymer modified bituminous binder compositon for use in base course asphalt paving application | |
US3637558A (en) | Elastomeric compositions from asphalt and partially uncured urethanes of allylic hydroxyl-terminated diene polymers | |
US5130354A (en) | Asphalt-diene polymer composition with improved adhesion to polar materials | |
JPH08503237A (ja) | アスファルトアミン官能化ポリマー組成物 | |
GB2164344A (en) | Bituminous compositions and preparation thereof | |
CN107987540A (zh) | 一种胶粉与sbs改性沥青的复合改性沥青及其制备方法 | |
US5214082A (en) | Asphalt acrylic monomer-containing polymer composition | |
US20050124736A1 (en) | Compositions based on aqueous dispersions jof bitumen and polyurethane method for the preparation thereof and uses thereof | |
US5189083A (en) | Asphalt acrylic monomer-containing block polymer composition | |
JPS6250363A (ja) | 改質アスフアルトとその製造方法 | |
JPH01165666A (ja) | ビチューメン組成物 | |
JPH0635563B2 (ja) | 着色舗装用結合材 | |
CN110809508B (zh) | 沥青组合物及其制备方法 | |
CN114929769A (zh) | 包含热固性反应性化合物的沥青组合物 | |
KR102673876B1 (ko) | 비훼손용 유화 아스팔트 조성물 및 이의 제조 방법 | |
CN108059787B (zh) | 一种嵌缝材料及其制备方法 | |
JPH09157343A (ja) | 道路凍結害防止用ポリウレタン弾性体 | |
JPS59196365A (ja) | 舗装用アスフアルト混合物 | |
JPS58160354A (ja) | 舗装用アスフアルト混合物 | |
JPH0130864B2 (ja) | ||
JPH0130852B2 (ja) |