JPS62501729A - 貯槽、特に原子力用施設の非活性化プ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 貯槽、特に原子力／［施＃ｔｏ非活性化プール本発明は板すなわちパネルの如き 二次元要素を支持する、特に原子力１ｑＱ８ｉ（ｎｕｃｌｅａｒ　５ｔａｔｉｏ ｎ）の非活性化プールの流体密の内側おおいの薄板を支持できるビームに係るも のである。

原子力発電所のプールすなわち非活性化プールは原子炉内に滞留後照射された物 質を貯蔵し従って物質をある時間にわたりこの物質から放出された放射物を吸収 する多量の水内で非活性化し、従って、これらの物質は大気に自由に伝播されな いようにする。

安全要件を念頭に入れて、これらプールは汚染水が逸出するのを防止するよう完 全に流体密でなければならない、この目的ため、非活性化プールは縁部が溶接ビ ードにより互いに接合されている、たとえば、ステンレス鋼の薄板により形成し た流体密の内側おおいを備えている。薄板は溶接ビードの個所が通常ではコンク リート製であるプールの対応する壁の内側部分に組み込んであるビームで形成し た構造体に固定してあり、従って、この構造体は内側おおいの前記薄板を支持す る。

それぞれの壁の外側部分と内側部分とはその建造方法により区別し、内側部分は ２段階で建造し外側部分は１段階で建造する。

この面において、そのようなビームはそれぞれ薄板を支持するようにした平たい 支え面を備え複数の耳状突起によりプールの対応する壁の外側部分に接続され、 これら耳状突起は対応する内側部分のコンクリートにビームを埋め込む以前にそ れを外側部分に締め付ける。これら耳状突起はビームを締め付けるばかりでなく またそれぞれの壁の外側部分の表面からのビームの間隔を調節して表面の凹凸を 補償するにも役立つ。

従って、一方のフランジが薄板支え面を有し他方のフランジが固定耳状突起と共 働するようにしたほぼＬ−字形断面の要素を備えている第１の形式のビームが知 られている。しかしながら、壁の内側部分をコンクリートでふさいだ後、溶接ビ ードの状態を点検するためその放射線写真を取る装置を収容できるスペースは最 早やない。

更にまた、溶接ビードの個所に漏洩があると、漏洩物はもし構造体に予想される 漏洩物を排出する手段が設けてない場合には漏洩物を制御できないようにしてコ ンクリートに侵入せしめられる。

既知の第２の形式の既知のビームではビームはＵ−字形断面を有していてこのＵ −字形の翼の縁部には薄板の平たいストリップが溶接され、このストリップはり 一字形断面のビームと共働して閉じた断面の渚を形成しビームはまたプールの内 側おおいの薄板用の支え面を形成する。

この形式のビームは溶接部の放射線写真を取るため溝が形成されていることが改 良点であり、この溝はコンクリートを注ぐ際にふさがらない、しかしながら、予 想される漏洩物の排出に関する問題は解決されない。

第３の形式のビームは前記した第２の形式のビームと同様な椙造を有していてそ の支え面には溶接ビードの個所における漏洩物から来る液体を収容するようにし た局部的開口が設けである。しかしながら、金ＲＦＩｉ板のストリップに設けた 局部的開口は漏洩物の液体を非常に有効に排出しないことが判った。

本発明の１つの目的は、ビームがそれぞれプールの内側おおいの薄板用の平たい 支え面を形成すると共にビームをコンクリートに組み込んだ後放射線写真を導入 できビームが支持するようにした薄板を互いに接続する′溶接部から来る漏洩液 体を有効に排出できる溝を形成する貯槽を提供することである。

従って、本発明は貯槽、特に原子力発電所の非活性化プールを提供するものであ り、このプールの壁には縁部が溶接ビードにより溶着されそれぞれの溶接ビード の下でビームの支持面の個所でビームにより支持された薄板製の流体密のおおい が設けてあり、それぞれのビームはプールの対応する壁に固定されほぼＵ−字形 断面を有する区分要素と、この要素の底の少くとも一部に向かい合う関係にして 長さ方向に延びている二次元の支え面と開放断面を有する渭とを備えそれぞれの ビームが要素内に配置した部材を備え、該部材が前記支え面とビームの内容積内 の少くとも２つの長さ方向溝とを形成していることを特徴とする貯槽、特に、原 子力発電所の非活性化プールを提供する。

本発明のその他の特徴は次の如きものである、すなわち支え面と区分要素の分岐 部分の縁部とが共通の平面に含まれている。

区分要素の分岐部分の縁部がそれぞれビームの外方で支え面に平行な方向に延び ているフランジを有し、フランジはビームの外方に向いている表面により支え面 を完成する。

支え面が区分要素の各分岐部分から間隔をあけである。

第１の具体例によれば、ビームは閉じた断面を有する収容溝と開放断面を有する ２つの長さ方向溝とを備えている、第２区分要素の分岐部分がそれぞれこの要素 がほぼオメガの断面形状を有するようにするフランジを形成する、第２の具体例 によれば、ビームは開放断面を有しそれぞれ収容および排出溝と、排出溝とを形 成する２つの長さ方向溝を形成する、 区分要素内に配置した部材がほぼＬ−字形断面を有する第２区分要素であり、こ のＬ−字形部材の１つのフランジは第１の区分要素の底に垂直な位置に固定され この底から遠ざかる方向に配向したＬ−字形の他方のフランジの表面が前記支え 面を形成する。

添付図面を参照して例示的に示した２つの具体例について以下に説明することに より本発明は一層良く理解できよう。

第１図は金属薄板の流体密内側おおいが本発明の第１の具体例のビーム構造体に より支持されている非活性化プールの１つの壁の一部切欠き斜視断面部分略図、 第２図、は互いに溶接されたプールの２つの内側流体密おおい金属薄板を支持す る発明明統を部分的に示す原子力発電所の非活性化プールの斜視上面略図である 。

第４図に示した原子力発電所の非活性化プールは、たとえば、ステンレス鋼の金 属薄板で形成した流体密の内側おおいを備えていて、このおおいはビーム２のカ ドリル系統を備えている構遺体により詳細に後記する方法が支持されている。

このプールの壁は第１図に略図で示したと同様な構造体を有している。このプー ルでは、壁はプールの外部から内部に向は順次に、たとえばコンクリートの如き 硬く密度の高い材料で作られほぼ二次元の内面を形成する外側部分３と、外側部 分３と仮締切（ＩｏｓＬ　ｃｏｆｆｅｒｉｎＨ）との間のスペースに注入された コンクリートの如き硬化可能な材料で作った内側部分４とを備え、この仮締切は 、たとえば、ビーム２間を接続する関係にして配置されビームと共働してプール の流体密の内側おおいの金属薄板６を受けるようにした二次元の内面を形成する ようにしたスラブ５を含んでいる。

ビーム２はそれぞれ対応する内側部分のコンクリート流し以前にビームのそれぞ れの側に好ましいのは交互に配列して配置したし一字形の固定耳状突起７により 壁の外側部分に固定され、耳状突起の一方の分岐部分はビームに溶接され他方の 分岐部分は、たとえば、壁の外側部分３にねじ込んだボルト８により固定する。

これら耳状突起は更にまた壁の外側部分の粗い内面の凹凸を補償するためこの内 面からのビームの距離を調節できるようにする。

更にまた、たとえば、硬いプラスチック材で作ったスペーサブロック９が固定耳 状突起７に接触して設けてありこの耳状突起と対応するブロックとの下に延びて いる箔１ｏにより耳状突起上に保持されている。

これらブロック９はそれぞれプールの内部に向いている二次元表面を有していて ブロック９のこの二次元表面に向がい合いそれからある距離延びている隣接した ビームの長さ方向フランジ１１と共働してスラブ５の薄い厚味の周辺１２をブロ ックと隣接したビーム２の長さ方向フランジとの間に差し込めるようにする。

スラブ５の薄くシた周辺１２はフランジ１１と同じ厚味でプールの内部に向いて いる肩部１３により形成され、従って、スラブ５とビーム３の内面とは共通の平 面に含まれる。

プールの流体密の内側おおいの金属薄板６は、スラブ５、仮締切およびビーム２ の内面に床接する。

この面において、それぞれのビーム２は二次元の支え面を形成１２、この支え面 の高さに２枚の金属薄板６を支持し縁部で溶接ビード１５により互いに接続し、 この溶接ビードはビーム２に沿いそのほぼ中央に延びこのビーム２の支え面１４ に接続されている。

本発明の第１の具体例によれば、第１図に示したビーム２は第１区分要素１５と 第２区分要素１７とを備え、これら要素はそれぞれほぼＵ−字形とオメガ形断面 を有していてその分岐部分は互いにほぼ平行で同じ長さを有している。対応する 壁の内側部分のコンクリートに組み込んだ第１区分要素１６は耳状突起７を固定 するビームの外側部分を形成しプールの内部に向は開放している。

第２区分要素１７は第１区分要素より可成り細くそのそれぞれの分岐部分の縁部 で第１区分要素の底部に固定され従って３つの長さ方向溝を形成する。

薄板の溶接部の放射線写真を取る装置を収容するようにした閉じた断面を有する 収容溝２０が第２区分要素１７の分岐部分１８間に形成されプールの内部に向は 開放している断面を有する２つの排出溝２１が第１区分要素の分岐部分１８と第 １区分要素１６の分岐部分２２との間で収容２ｍ！２０のそれぞれの側に形成さ れている。

更にまた、第２区分要素１７はその分岐部分１８のそれぞれのものの端部に設け た２つのフランジ２３を第１区分要素１６の底部１９に溶接することにより固定 し、このフランジ２３は収容溝２０の外側に延びている。

更にまた薄板６用のビーム２の支え面１４はいづれもビーム２の個所でプールの 内部に向いている第２区分要素１７の中間部分により形成され、この支え面１４ は第１区分要素１６の分岐部分２２のそれぞれの端部に設けたフランジ１１の内 面と同じ平面にある。従って、フランジ１１のこの内面は支え面１４と一緒に薄 板を支持することにより支え面を有利に完成する。

再び第４図を参照すると、プールの下から垂直のビーム２に手が届けることとビ ームの下端のそれぞれがプールの底に水平に配置したビーム２とそれぞれ並んで 接続されていることとが判る。第４図に示した如くこのように接続するには中空 のＴ−字形コネクタ２６により行い、このコネクタは一方では各垂直のビームの 溝と水平に配置した並んでいる対応したビームの溝との間を連通し他方では水平 のビームの溝ともし可能ならばプールの外に延びているビームの溝との間を連通 させる。このように接続するにはまた前記したビーム２と似た断面を有し両端部 が互いに直角をなすよう円弧状に長さ方向に曲げた曲がっているビームにより行 うこともできる。更にまた、２つの並んだビーム２の各交差個所において、ビー ム２は中空のＸ−字形コネクタ２７により接続され互いに交差するビームの溝間 を連通させる。

プール内のおおい１の金属薄板を外部がら上縁、好適にはプールの底を通し手が 届ける情調に支持するようにした構造体をこのような配列にすると収容溝２０と ビームにより情調を通し排出された漏洩液相の配管との長さにわたり放射線写真 装置を導けるようにする。

１つの変形例としてビームの構造体は、もちろん、互いに独立している複数の網 状構造体に形成できる。

本発明によればそのようなビーム２は一方では適当な装置を収容できる閉じた断 面を有する長さ方向の収容溝２ｏにより支え面に配置した溶接部全体の放射線写 真を取れるようにし他方では収容溝のそれぞれの側に設けた長さ方向排出溝２１ が存在していることによりこの溶接部における漏洩物の１００％を排出するよう にする。

更にまた、このビームは薄板６が予め平たい支え面１４を設けることにより薄板 ６用の支持機能を行いまたプールの水ががける圧力と熱応力による剪断力とを対 応する壁のコンクリートにビームを経て伝達する。

更にまた、第１区分要素１６のフランジ１１が存在していることにより薄板とビ ームとの接触面積を有利に増大すると同時にもし薄板が真直な分岐部分の端部に 直接圧接されると生じる薄板の突き通しを防止する。

第１図に示した第１の具体例の部品とは異なる第２の具体例の部品を以下に説明 するが２つの具体例の同様な部品には同じ符号が付しである。

第２図に示したビーム２ａは冷間引抜き作業により直接得られる。このビーム２ ＆は第２区分要素１７をほぼＬ−字形断面を有し第１区分要素１７と一体にしで ある点が第１の具体例に関して前記したものとは異なる。

この第２区分要素１７ｍの分岐部分２４は一端が第１区分要素１６の底部１９と 一体にしてあり第１区分要素の分岐部分２２に向かい合いその付近にありそれと 共働して非活性化プールの流体密の内側おおいの金属薄板６に向は開放している 断面を有している長さ方向排出溝２１ａを形成している。

このＬ−字形断面の要素の他方の分岐部分２５は排出溝２１ａから遠ざかる方向 に横方向に延びその自由端と第１区分要素。

１６の対応する分岐部分２２との間にスペースを形成し、この分岐部分の金属薄 板１６の対応する分岐部分２２に向いている表面はビーム２ａに薄板の支え面１ ４を形成している。

従って、開放した断面を有し溶接部の放射線写真を取る装置を収容できる長さ方 向収容および排出１２０ａが排出？１ｌＩ２１ａに向かい合った第１区分要素１ ６の分岐部分２２と第１区分要素に固定した第２区分要素１７ａの分岐部分２４ との間に形成される。

別の変形例（第３図）では、第１区分要素とは別個に作った第２区分要素１７ｍ は第１区分要素の底部に溶接され排出溝２１ａ内に延びているフランジ２３ｍを 含んでいる。

冷間引抜き作業によりビームを直接作る利点とは別に、このビーム２ａはそれぞ れの収容溝の特定の幅に対し本発明の第１の具体例のビーム２より細くすること が有利である。

ＦＩＧ、１ 国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴｈＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥＰ ＯＲＴ　−、ＩＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　ＡＰＰＬＩＣＡＴＩＯＮ　Ｎｏ、 　Ｅ’ＣＴ／ＦＲ８６１０００１６（ＳＡ　１１９３７）ＦＲ−Ａ−１５９０１ ８３１３１０４／７０　ＮｏｎｅＦＲ−Ａ−２３８３２８９０６／１０／７８　 ＮｏｎｅＵＳ−Ａ−４１７８７２９１８／１２／７９　ＮｏｎｅＤ三−Ａ−２３ １２０９８１２１０９／７４　Ｎｏｎｅ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．壁には縁部が溶接ビードにより互いに溶接されかつビードの支え面の個所で ビームにより各溶接ビードの下に支持された金属薄板の流体密のおおいが設けて あり、それぞれのビームがプールの対応する壁に固定され且はぼＵ−字形断面を 有する区分要素と、区分要素の底の少くとも一部分に向かい合う関係にして長さ 方向に延びている二次元の支え面と開放断面を有する溝とを備えている貯槽、特 に原子力用施設の非活性化プールにおいて、それぞれのビームが区分要素の内部 に配置した部材を備え、該部材が前記支え面とビームの質量内の少くとも２つの 長さ方向の溝とを備えていることを特徴とする貯槽。
2. ２．前記支え面と区分要素の分岐部分の縁部とが共通の平面に含まれている請求 の範囲第１項の貯槽。
3. ３．区分要素の分岐部分の縁部がそれぞれ支え面に平行な方向にビームの外方に 延びているフランジを有し、該フランジがビームの外部に向け配向したその表面 により支え面を完成している請求の範囲第２項の貯槽。
4. ４．支え面が区分要素の分岐部分のそれぞれから間隔をあけてある請求の範囲第 ２項または第３項の貯槽。
5. ５．それぞれのビームが閉じた断面を有する収容溝と、開放した断面を有する二 つの長さ方向の排出溝とを備えている請求の範囲第４項の貯槽。
6. ６．区分要素の内部に配置した部材が第２区分要素でありその第２区分要素は分 岐部分が第１区分要素の底部に固定され、該底部の向きと反対方向に向いている 中間部分の表面が前記支え面を形成しているほぼＵ−字形断面である請求の範囲 第４項の貯槽。
7. ７．第２区分要素の分岐部分がそれぞれ第２区分要素がほぼオメガの形状を有す るようフランジを形成している請求の範囲第６項の貯槽。
8. ８．それぞれのビームが収容および排出溝と排出溝とを形成する開放断面を有す る２つの長さ方向溝を備えている請求の範囲第４項の貯槽。
9. ９．区分要素の内部に配置した部材が第２区分要素であり、その第２区分要素は 分岐部分が第１区分要素の底部に垂直な位置に固定され底部から遠ざかる方向に 向いている他方の分岐部分の表面が前記支え面を形成しているほぼＬ−字形断面 を有する請求の範囲第８項の貯槽。
10. １０．第１区分要素に固定した第２区分要素の分岐部分が第１区分要素の底部の 他方の分岐部分と反対方向に延びているフランジを有し、フランジが第１区分要 素の底部に固定されている請求の範囲第９項の貯槽。
11. １１．それぞれのビームが冷間引抜き作業により単一の部材から作ってある請求 の範囲第９項の貯槽。