JPS6250005A - 片面平坦な差厚鋼板の製造方法 - Google Patents

片面平坦な差厚鋼板の製造方法

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Publication number
JPS6250005A
JPS6250005A JP18817485A JP18817485A JPS6250005A JP S6250005 A JPS6250005 A JP S6250005A JP 18817485 A JP18817485 A JP 18817485A JP 18817485 A JP18817485 A JP 18817485A JP S6250005 A JPS6250005 A JP S6250005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
thickness
rolled
rolling
flat
Prior art date
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Pending
Application number
JP18817485A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ooka
大岡 俊之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication of JPS6250005A publication Critical patent/JPS6250005A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、船舶、圧力容器、水門等の、いわゆる静圧
を受けるような構造物に使用される差厚鋼板に係り、特
に片面平坦な差厚鋼板を精度良く製造し得る方法に関す
る。
従来技術とその問題点 船舶、圧力容器、水門等の、静圧を受(ブるような構造
物では、圧力の差により、下部に使用される鋼板の板厚
は厚く、上部に使用される鋼板の板厚は薄く設計される
のが普通であり、現状では厚みの異なる2種類の鋼板を
溶接により接合して組み立てている。この溶接の手間を
省き、ざらには全体の重量を軽減するためには、片面平
坦な差厚鋼板が必要とされている。そこで、従来より片
面平坦な差厚鋼板の製造方法が種々提案されている。
例えば、差厚圧延の終了温度を850〜1ooo℃と規
定したちのく特開昭48−38262 > 、両面段差
の差厚鋼板を圧延し、その後テーブルローラー上を搬送
することによって片面段差とする方法(特開昭49−1
5664 ) 、片面を冷却した後で差厚圧延を行ない
片面差厚とする方法(特開昭49−28552>等が知
られている。
しかし、差厚圧延の終了温度を規定する方法は、実際に
は上下においてほぼ対称な差厚形状となってしまう。ま
た、両面段差のものをテーブルローラー上で搬送する方
法は、上下の差厚段差に差が生じるものの、下面を平坦
にするまでにはいかない。また、片面を冷却して差厚圧
延を行なう方法は、鋼板の温度低下を予成なくされるた
めに、鋼板の変形抵抗が増大するとともに、変形能が低
下し、差厚段差可能な量が減少し、その上圧延後の平坦
度不良や割れ発生の原因となってしまう。
発明の目的 この発明は、従来の前記同順点を解決するためになされ
たもので、被圧延材を再加熱し上下面に温度差をつける
ことにより、平坦度良好な片面平坦差厚鋼板を容易に製
造し得る方法を提案することを目的とするものである。
発明の構成 この発明に係る片面平坦な差厚鋼板の製造方法は、被圧
延材を熱間でロール圧延し片面平坦な差厚鋼板を製造す
るに際し、均一な板厚に圧延した被圧延材の上面または
下面をオンラインまたはオフラインで再加熱することに
より上下面間に温度差を生じさせ、所定の圧延を行なう
ことを特徴とするものである。
以下、この発明方法を図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示す概略図で、
まずスラブ(図示せず)を4段式熱間圧延機(1)によ
り所定の板厚に均一に圧延し、圧延を一旦終了して被圧
延材(4)をテーブルローラー(2)により搬送する。
次に、前記被圧延材(4)を第2図に示すごとくオンラ
インあるいはオフラインに設置した再加熱装置(3)に
より、上面(または下面)を再加熱する。再加熱装置と
しては、例えば誘導加熱方式のワンターンコイルを並べ
た型式のもの、あるいはバーナーによる直接加熱方式の
ものを用いることができる。
前記再加熱装置(3)により片面加熱を行ない被圧延材
(4)上下面間に温度差を生じさせると、この被圧延材
(4)を再び圧延機に導き、第3図に示すごとく所定の
板厚まで差厚圧延を実施する。
この時、被圧延材(4)は再加熱装置(3)により上面
が加熱されて下面より温度が高くなっているので、被圧
延材の上面側は変形抵抗が小さく、下面側は変形抵抗が
大きく、よって上面は圧延により容易に段付き部が形成
され、下面は段付き部のない平坦な圧延が行なわれ、第
4図に示すごとく上面には途中に段付き部(4−1>を
有し、それを境界として板厚の薄い薄肉部(4−2>と
板厚の厚い厚肉部<4−3>が形成され、片面平坦な差
厚鋼板(14)が得られる。
なおここでは、被圧延材の上面を加熱して温度差をつけ
て差厚鋼板を製造する方法について説明したが、被圧延
材の下面を加熱して温度差をつける場合は、被圧延材の
下面側に加熱装置(図示せず)を設けて再加熱する。
実施例 第1表に示す材質を有する212緬厚x1aoog幅X
2825s長のスラブから、厚肉部25Nn、 H山部
20珈、幅3080M、厚肉部長ざ1OW、 薄肉部長
85mの差厚プレートを圧延する際、−次圧延を25.
2m厚で終了し、その後誘導加熱方法により、上面から
加熱(1500Kwのコイル、 3QOOH2、加熱時
間150秒、材料送り速度4.8m/分)し、上下面の
温度がそれぞれ950℃、780″Cの状態で再び圧延
機により所定の差厚圧延を実施し、得られた差厚プレー
トの形状を第5図に示すとともに、各部の寸法を、再加
熱せずに差厚圧延を実施して得た差厚プレートと比較し
て第2表に示す。
@2表より明らかなごとく、本発明方法により得られた
ものは片面の平坦度が良好で、しがも板金体の平坦度も
良好であった。
第1表(%) 以下余白 第2表 発明の詳細 な説明したごとく、この発明方法は均一に圧延した被圧
延材の上面または下面を再加熱して上下面間に温度差を
生じさせて差厚圧延する方法であるから、鋼板の片面を
冷却して温度差をつけて差厚圧延する従来の方法のよう
な温度低下の問題がなく、変形能の増大効果が得られ差
厚段差可能量を増大でき、しかも平坦度良好な片面フラ
ットな差厚鋼板を容易に得ることができる効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示す概略図で、
第1図は差厚形成前の被圧延材を所定の板厚に均一圧延
した状態を示し、第2図は所定の板厚に均一圧延された
被圧延材の上面を加熱している状態を示し、第3図は再
加熱された被圧延材を差厚圧延している状態を示す図、
第4図は差厚圧延後の鋼板を示す図、第5図はこの発明
の実施例における差厚部形状を示す説明図である。 1・・・4段式熱間圧延機、2・・・テーブルローラー
、3・・・再加熱装置、4・・・被圧延材、4−1・・
・段付き部、4−2・・・薄肉部、4−3・・・厚肉部
、14・・・差厚鋼板。 出願人  住友金属工業株式会社 代理人 押田良久、t;4.:ttt 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被圧延材を熱間でロール圧延し片面平坦な差厚鋼板を製
    造する方法において、均一な板厚に圧延した被圧延材の
    上面または下面を再加熱することにより上下面間に温度
    差を生じさせ、所定の圧延を行なうことを特徴とする片
    面平坦な差厚鋼板の製造方法。
JP18817485A 1985-08-26 1985-08-26 片面平坦な差厚鋼板の製造方法 Pending JPS6250005A (ja)

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JP18817485A JPS6250005A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 片面平坦な差厚鋼板の製造方法

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JPS6250005A true JPS6250005A (ja) 1987-03-04

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ID=16219052

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JP (1) JPS6250005A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002332520A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Honda Motor Co Ltd 板材製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002332520A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Honda Motor Co Ltd 板材製造装置

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