JPS624919B2 - - Google Patents

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JPS624919B2
JPS624919B2 JP53072237A JP7223778A JPS624919B2 JP S624919 B2 JPS624919 B2 JP S624919B2 JP 53072237 A JP53072237 A JP 53072237A JP 7223778 A JP7223778 A JP 7223778A JP S624919 B2 JPS624919 B2 JP S624919B2
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JP
Japan
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main
terminal
amplifier
backup
line
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JP53072237A
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JPS5544206A (en
Inventor
Takeshi Takeuchi
Masakatsu Watanabe
Minoru Nakada
Kyotoshi Hayashi
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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Publication date
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Publication of JPS5544206A publication Critical patent/JPS5544206A/ja
Publication of JPS624919B2 publication Critical patent/JPS624919B2/ja
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  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はCATVシステムの幹線系の障害に対
するバツクアツプ装置に関する。
幹線増巾器の故障や幹線の断線および接続不良
等のCATVシステムの幹線系の障害発生に対して
これを補償し、常時伝送を保持するための方策と
して、通常のCATVシステムでは伝送幹線として
のケーブルと各幹線増巾器とを各々二つずつ備え
ていずれかで補償をするようになつている。しか
しながら単純に幹線系を二施設としただけでは、
幹線系と各分岐系との補償時の切換接続が複雑に
なり、従つてここに工夫の必要がある。
この発明の主目的は、幹線系に障害が発生した
ときにそれを全体的に予備系統に切換るのではな
く障害が発生した区間だけを了備系統の該当区間
と切換え、同一区間内で主幹線系と予備系統との
双方に障害が生じないかぎり、どちらの系が故障
しても補償し合つて末端までの受信波の伝送を確
保し得るバツクアツプ装置を提供することにあ
る。
またこの発明の別の目的はバツクアツプ装置に
ヘツドエンド側の中央監視装置へ地区毎に個有の
監視信号を戻すようにしてどの地区で障害が発生
したかおよびどの地区で地区停電が生じたかを知
ることのできるバツクアツプ装置を提供すること
にある。
さらにまたこの発明の別の目的はバツクアツプ
装置に中央監視装置から電源を供給して地区停電
によるバツクアツプ不能の事態に対処可能なバツ
クアツプ装置を提供することにある。次にこの発
明を実施例図面と共に詳述すれば以下の通りであ
る。第1図はこの発明の一実施例に係るバツクア
ツプ装置を備えたCATVシステムの構成を示すブ
ロツク図で、1はCATVシステムの共同アンテ
ナ、2a,2bは該アンテナによる受信波を各放
送チヤンネルの出力が所定レベルとなるように調
整整合するヘツドエンドで、各々予備電源を備え
た同一構成となつている。3は自動又は手動制御
で作動するリレー4による切換る切換接点4aに
よつて平時は一方のヘツドエンド2aに接続され
該ヘツドエンド2aに障害が生じたときには他方
のヘツドエンド2bに切換接続される伝送幹線で
ある。これらヘツドエンド2a,2bへの主電源
は伝送幹線3に接続されたヘツドエンド用電源装
置5から該幹線系を介して供給され、この電源装
置5からの給電が停止したときにはヘツドエンド
に備えられた予備電源が自動的に切換つて給電す
るようになされている。6は伝送幹線3のヘツド
エンド側に接続された中央監視装置であり、その
詳細は第2図に示されている。
上記伝送幹線3には複数の幹線増巾器7−1,
7−2〜7−nが挿入接続され、各幹線増巾器は
各々の地区毎に設けられた幹線増巾器用主電源装
置8−1,8−2〜8−n又はこれら主電源装置
からの給電が停止したときに自動的に切換つて給
電する各地区予備電源装置9−1,9−2〜9−
nにより給電を受けるようになされている。
上記伝送幹線に並行して好ましくは別のルート
でケーブル導管等により補助伝送線10が敷設さ
れており、この補助伝送線10はその一端が中央
監視装置6に引込まれると共に各幹線増巾器7−
1,7−2〜7−nの近傍にて各々対応してバツ
クアツプユニツト11−1,11−2〜11−n
が挿入接続されている。これら幹線増巾器とバツ
クアツプユニツトとは各地区につき対を構成し、
そのうちの第2段目の幹線増巾器7−2とバツク
アツプユニツト11−2との対構成の詳細が主電
源装置8−2と共に第3図に示されている。中央
監視装置6は第2図に示すように各放送チヤンネ
ル毎のヘツドエンドの出力状態を監視するための
監視リレー12−1,12−2〜12−7(図例
では7チヤンネル分)が設けられていて図示しな
いヘツドエンド用監視表示装置を各々作動制御す
るようになされている。この監視リレー12−
1,12−2〜12−7は、ヘツドエンド2a又
は2bから端子13に受けた全放送チヤンネルの
テレビ信号TVをハイパスフイルタ14および増
巾器15を介して分波器16により各放送チヤン
ネル毎に分波したうえで各々検波器17−1,1
72〜17−7および増巾器18−1,18−2
〜18−7を経て受けて各放送チヤンネルにつき
テレビ信号が所定レベル以下となつたときに図示
しないヘツドエンド用監視表示装置を対応して作
動させるものであり、この表示装置の視認によつ
てヘツドエンドの障害発生が確認されたときには
手動によつてリレー4を作動させ、その切換接点
4aにより予備のヘツドエンドに切換えるものと
する。上記の端子13は伝送幹線3のヘツドエン
ド側に接続されるものであるから、ヘツドエンド
用主電源装置5からの交流電源電流ACを重畳し
て入力され、これを検知するためにローパスフイ
ルタ19を介して別のリレー20が設けられてい
る。このリレー20は、主電源装置5からの交流
電源電流が低下又は消失したときに図示しない表
示装置にヘツドエンドの電源が予備電源に切換つ
たことを表示させるためのものである。中央監視
装置6にはまた、補助伝送線10が接続される端
子21と、この端子21を介して補助伝送線10
にバツクアツプユニツトのための交流電力AC′を
重畳して給電するフイルタ22と電源装置23
と、上記端子21に補助伝送線10を介して伝わ
る各バツクアツプユニツト11−1,11−2〜
11−nからの後述する監視信号Sをハイパスフ
イルタ27から分波器24および増巾器25を経
て受け該監視信号Sをその個有周波数毎に分波し
て各々出力する分波器26と、該分波器26の出
力に各々対応するバツクアツプユニツト毎に異な
る周波数で現われる監視信号を各々検波する複数
対の検波器28a−1,28b−1,28a−
2,28b−2〜28a−n,28b−nとが設
けられている。検波器28a−1と28b−1、
28a−2と28b−2、…………28a−nと
28b−nは対をなし、各対はバツクアツプユニ
ツト11−1,11−2〜11−nの各々に対応
する。この対構成のうちの一方の検波器28a−
1,28a−2〜28a−nの出力は各々積分器
29a−1,29a−2〜29a−nと増巾器3
0a−1,30a−2〜30a−nを介して幹線
系監視リレー31a−1,31a−2〜31a−
nを作動制御するようになされ、他方の検波器2
8b−1,28b−2〜28−nの出力は各々微
分器29b−1,29b−2〜29b−n、増巾
器30b−1,30b−2〜30b−n、および
カウンタ32−1,32−2〜32−nを介して
地区電源監視リレー31b−1,31b−2〜3
1b−nを作動制御するようになされている。
上記の監視信号は、後述するように、各バツク
アツプユニツト毎に個有に設定した互いに異なる
周波数を持ち、且つテレビ信号の周波数帯より低
に異周波数の複数の信号に設定され、各バツクア
ツプユニツトが監視を受け持つ幹線系区間が正常
ならば上記個有周波数の継続信号が分波器26の
各出力に各々現われ、或る幹線系区間のテレビ信
号出力状態が所定レベル以下になるとその区間の
対応するバツクアツプユニツトからの監視信号の
み途切れて分波器26の対応する出力のみ停止
し、さらに或る幹線系区間の幹線増巾器用の主電
源装置(例えば8−2)が故障して予備電源(例
えば9−2)に切換つたときにはその区間に対応
するバツクアツプユニツト(例えば11−2)か
らの監視信号が所定周期の断続信号になつて分波
器26の対応する出力のみが断続出力となるよう
になされている。
上記各幹線系監視リレー31a−1,31a−
2〜31a−nは積分器29a−1,29a−2
〜29a−nで判別した正常状態の監視信号によ
り作動制御され、積分器出力が所定レベル以下と
なつたときすなわち監視信号が所定期間以上途切
れたときに図示しない接点を作動させて図示しな
い幹線系表示器を対応動作させる。特に幹線系監
視リレー31a−1が監視信号の休止を検出した
ときは幹線増巾器7−1の出力状態が異常を生じ
たときであるから、その区間のバツクアツプのた
めに中央監視装置6には、端子13からハイパス
フイルタ14を介してヘツドエンドからのテレビ
信号TVを受け、これを増巾して分波器24およ
びハイパスフイルタ27を介して端子21から補
助伝送線10にテレビ信号TVを送出する増巾器
33が設けられており、この増巾器33の作動を
幹線系監視リレー31a−1により制御される接
点34により行なうようにし、該監視リレー31
a−1がバツクアツプユニツト11−1からの監
視信号が途切れたことを検出したときに上記接点
34によつて増巾器33に電源電流DC′を供給し
てテレビ信号を中央監視装置6内を経て補助伝送
線10経由で幹線増巾器7−1の次の幹線系区間
へ迂回して伝送するようにしてある。
一方、上記地区電源監視リレー31b−1,3
1b−2〜31b−nは、監視信号が所定範囲内
の周期で断続するものであるときに微分器29b
−1,29b−2〜29b−nの出力パルスをカ
ウンタ32−1,32−2〜32−nで計数し、
このカウンタの計数値が所定時間内で所定値以上
に達したとき作動制御されて図示しない地区電源
監視用表示器を対応して動作させる。
前述のヘツドエンド用監視リレー12−1,1
2−2〜12−7と、上記の幹線系監視リレー3
1a−1,31a−2〜31a−nおよび地区電
源監視リレー31b−1,31b−2〜31b−
nの各接点により制御される各表示器は、例えば
ランプ表示或いはCTRデイスプレイ装置などに
よつて構成され、ヘツドエンドおよび幹線系各監
視区間につき対応した障害表示を行なうものであ
る。
各幹線増巾器7−1,7−2〜7−nとその近
傍に設けられたバツクアツプユニツト11−1,
11−2〜11−nの構成は、第3図に第2段目
の幹線増巾器7−2について示すように互いに対
構成となつており、前段幹線増巾器出力端子から
当該段の幹線増巾器までを1監視区間として当該
段のバツクアツプユニツトが受け持つようになつ
ている。第3図において幹線増巾器7−2は入力
端子35と予備入力端子36、幹線系の出力端子
37と複数の分岐出力端子38a,38b,38
c,38dおよび交流電源入力端39を備え、入
力端子35は主増巾回路40へ入力され、該主増
巾回路40の出力は第1の高周波切換器41aを
介して出力端子37に接続され、この入力端子3
5から出力端子37の上記ルートが正規のテレビ
信号伝送用の幹線パスラインを構成している。上
記電源入力端子39にはその地区の主電源装置8
−2の交流出力端が接続され、その地区の商用電
源42から変圧器43およびリレー切換接点44
aを介して所定電圧の交流電源電流の供給を受け
ている。該リレー切換接点44aは別のもう1つ
のリレー常閉接点44bを備え、これら接点44
a,44bは変圧器43の二次側に接続されたリ
レー44によつてその作動中図示の状態すなわち
接点44aが電源入力端子39を変圧器二次側に
接続し接点44bが開成した状態にする。リレー
44は地区商用電源42の停電等により変圧器二
次側電圧がなくなれば消勢され、接点44aは切
換つて電源入力端子39を例えば他地区から給電
された予備電源9−2の出力に切換え接続し、幹
線増巾器の作動停止を防止して予備電源9−2か
らの給電が継続されるようになされている。上記
接点44bはその閉成時にリレー44の作動すな
わち主電源装置8−2が予備電源9−2に切換つ
たことを後述のバツクアツプユニツト11−2へ
伝えるためのものである。電源入力端子39に給
灯された交流電流は幹線増巾器7−2内の直流電
源回路45によつて直流出力DC1に変換され、こ
の直流電源出力DC1は主増巾回路40をはじめ、
第2の切換器41bを介してフイルタ46を経て
分岐増巾器47およびその他幹線増巾器7−2内
の各種回路へ電源電流を供給する。上記分岐増巾
器47は幹線パスラインに接続されてテレビ信号
を分岐損失補償のために増巾し、各分岐出力端子
38a,38b,38c,38dに出力するため
のものである。上述主増巾回路40の出力端に
は、テレビ信号中のパイロツトキヤリアのみを抽
出するPCフイルタ48と、該PCフイルタ48の
出力を増巾する高周波増巾器49と、該高周波増
巾器49の出力を検波する検波器50と、この検
波器50の出力を増巾する直流増巾器51と、該
直流増巾器51の出力レベルを別の設定電位と比
較し、該出力レベルが所定の設定電位以下となつ
たときに立下りパルス出力を生じるコンパレータ
52と、このコンパレータ52の立下りパルス出
力によつて作動し所定の時限ののちに出力を遮断
する遅延回路53と、この遅延回路53の出力の
消失によつて消勢されて前記両切換器41a,4
1bを図中の破線の位置へ切換えるリレー41と
が接続されている。すなわち、主増巾器40が所
定レベル以上のテレビ信号を出力しているときに
は上記コンパレータ52の出力レベルが高レベル
に保持され遅延回路53も出力を生じつづけてこ
れによりリレー41が附勢されつづけ、その附勢
により各切換器41a,41bは図示の実線の状
態を保持する。一方、主増巾器40の出力が所定
レベル以下になるとコンパレータ52の出力レベ
ルが低レベルに変り、この立下りパルスによつて
遅延回路53が作動をはじめ、所定時間ののちに
リレー41が消勢されて各切換器41a,41b
が図中の破線の状態に切換るものである。上記の
遅延回路53は、例えば前段の幹線増巾器7−1
内の同様な切換器の切換りによつて当該段の幹線
増巾器7−2内の主増巾器40の出力が一瞬途切
れたときに当該段においてリレー41が作動しな
いようにするためのもので、従つて各幹線増巾器
内においては後段のものほどこの遅延回路での遅
延時間を長く設定するものとする。これによつて
例えば幹線増巾器7−2で切換器41a,41b
が切換つて一瞬その出力端子37へのテレビ信号
が途切れても、次段以降の後段幹線増巾器内で同
様な切換器が作動する前に後述のバツクアツプユ
ニツトによるバツクアツプ切換動作が完了し、再
びテレビ信号が出力端子37から次段へ送出され
得る。上述のリレー41が消勢されたときには、
主増巾回路40の出力端が切換器41aによつて
出力端子37から遮断されると共に、切換器41
a,41bおよびハイパスフイルタ54を介して
出力端子37と予備入力端子36との間のテレビ
信号伝達回路が形成され、また切換器41bを介
して予備入力端子36からフイルタ46を経て分
岐増巾器47への直流電源電流供給回路が形成さ
れる。上記幹線増巾器7−2と対をなすバツクア
ツプユニツト11−2は、第1端子55、第2端
子56、第3端子57、第4端子58、および第
5端子59a,59bを備えている。第1端子5
5には前段(ヘツドエンド寄り)からの補助伝送
線10が接続され、第2端子56には次段(末端
寄り)への補助伝送線10が接続され、第3端子
57は幹線増巾器7−2の分岐出力端子のうちの
1つ(図では38a)と接続され、第4端子58
は同じく予備端子36と接続され、第5端子59
a,59b間には主電源装置8−2内のリレー4
4の常閉接点44bが接続されている。バツクア
ツプユニツト内において第1端子55と第2端子
56との間には、ハイパスフイルタ60と方向性
分波器61および62ともう1つのハイパスフイ
ルタ63との直列回路が接続され、この直列回路
をバイパスするようにフイルタ64,65を有す
る交流電源パスライン66が接続されている。こ
のパスライン66には直流電源回路67が接続さ
れ、その直流電源出力DCはフイルタ68および
電流検出抵抗69を介して第4端子58に与えら
れるようになつており、さらにはバツクアツプユ
ニツト内の各種回路に補助伝送線10からの交流
電源電流AC′による直流電源電流を供給するよう
になつている。上記補助伝送幹10からの交流電
源電流AC′とは述べるまでもなく第2図に示した
電源装置23の出力である。分波器61は、補助
伝送線10に伝送される前段のバツクアツプユニ
ツト11−1からのテレビ信号TVを、第1端子
55からハイパスフイルタ60を介して受けてバ
ツクアツプ主増巾器70へ入力すると共にユニツ
ト内の個有信号発振器71からの個有周波数をも
つた監視信号Sを高周波切換器72bおよび73
aを介して受けてこれをハイパスフイルタ60を
経て第1端子55から補助伝送線10に中央監視
装置6へ向けて逆伝送するためのものであり、同
時に後段のバツクアツプユニツトから送出された
監視信号を第2端子56およびハイパスフイルタ
63を介し分波器62を経て受けて同様に中央監
視装置6へ向けて逆伝送するためのものである。
分波器62は上記後段のバツクアツプユニツトか
らの監視信号を逆伝送のために通過させるほか、
第3端子57に受けた分岐出力端子38aからの
テレビ信号TVを分岐損失補償用増巾器74を介
して受けてこれをハイパスフイルタ63を介し第
2端子56から次段のバツクアツプユニツトの第
1端子へ送出するためのものである。尚、上記分
岐損失補償用の増巾器74は末端の幹線増巾器7
−nに対設されるバツクアツプユニツト11−n
では設けずとも良い。
上述のバツクアツプ主増巾器70は、その出力
端がハイパスフイルタ75を介して第4端子58
へ接続され、またその電源入力端が常開の切換器
72aを介して直流電源回路67の出力端に接続
されている。すなわち幹線増巾器7−2内におい
てリレー41が消勢され、切換器41a,41b
が切換られたとき、分岐増巾器47にバツクアツ
プユニツト11−2内の直流電源回路67からフ
イルタ68、電流検出用抵抗69、第4端子5
8、予備入力端子36、切換器41bおよびフイ
ルタ46を経由して電源電流DCが流れ、この電
流による抵抗69の両端の電圧降下が電流検知回
路72によつて検知される。この電流検知回路7
2は例えばトランジスタ回路からなる継電装置で
あり、その出力により別の継電スイツチング回路
からなる切換器72aを導通させ、もう1つのス
イツチング回路からなる高周波切換器72bを遮
断させる。上記切換器72aの導通によつてバツ
クアツプ主増巾器70は直流電源装置67からの
給電を受けて作動し、前段の幹線増巾器の分岐出
力を同じく前段のバツクアツプユニツト内の増巾
器(74に相当)と分波器(62に相当)とハイ
パスフイルタ(63に相当)を介して補助伝送線
10から第1端子55およびハイパスフイルタ6
0と分波器61を経て受けてそれを増巾したのち
第4端子58へ出力する。従つて第4端子58か
ら予備入力端子36へ入力されたテレビ信号TV
は切換器41bおよびハイパスフイルタ54を経
て、主増巾回路40の出力に代つて切換器41a
から出力端子37および分岐増巾器47へ供給さ
れ、後段に対して幹線増巾器7−2の主増巾回路
40のバツクアツプが行なわれる。
個有周波数の監視信号Sを出力する発振器71
は、各段のバツクアツプユニツト毎にその発振周
波数が個有に設定され、好ましくはテレビ信号の
周波数帯よりも低い周波数帯域内で後段のものほ
ど順次低周波数となるように設定したほうが補助
伝送線10を介しての逆伝送時の伝送損失の点で
有利である。
上記の発振器71の出力である監視信号Sは電
流検知回路72が作動したときに開路される高周
波切換器72bと別の無安定マルチバイブレータ
等の定周波断続信号発振回路73によつて駆動さ
れる高周波切換器73aを介して前述のように第
1端子55から補助伝送線10へ逆伝送送出され
る。これら切換器72b,73aは各々電流検知
回路72および発振回路73が非作動時には閉路
しており、従つて平常時において監視信号Sは継
続信号として常に中央監視装置6へ逆伝送されて
いてこれが中央監視装置内の各監視リレー31a
−1,31b−1,31a−2,31b−2〜3
1a−n,31b−nを正常状態に作動制御して
いる。電流検知回路72が作動したときには監視
信号の逆伝送送出は切換器72bの開路により阻
止され、この阻止状態が第2図の積分器29a−
1,29a−2〜29a−nの設定定数で定まる
時間以上継続すると幹線系監視リレー31a−1
〜31a−nのどれか対応するものが消勢されて
障害表示がなされる。定周波断続信号発振回路7
3は第5端子59a,59b間が閉路されると、
すなわち主電源装置8−2内のリレー44が商用
電源42の停電などで消勢され。の接点44aが
閉成すると作動を開始し、所定デユーテイー比の
所定繰返しパルス出力を生じてこれにより切換器
73aを断続的に開路する。従つて当該幹線増巾
器7−2の主電源装置8−2が故障して予備電源
9−2に切換ると、バツクアツプユニツト11−
2からの監視信号は所定周期の断続信号となり、
この断続信号が第2図の中央監視装置6内にて微
分器29b−1,29b−2〜29b−nとカウ
ンタ32−1,32−2〜32−nの組のどれか
によつて検知され、所定時間内に所定数以上の断
続信号が検知されたときに地区電源監視リレー3
1b−1,31b−2〜31b−nの対応するも
のが障害表示を行なう。
この発明においては、CATVシステムの幹線系
の補償を行なうに際して、障害の発生した幹線系
を末端まで全部一度に予備系統に切換えるのでは
なく、幹線増巾器を区切りとする区間毎につき障
害が発生した区間だけを予備系統としての補助伝
送線系統に切換えてバツクアツプするものであ
り、従つて同一区間内で両系統共故障しないかぎ
り、いずれか一方の系統を用いてテレビ信号の伝
送が確保できるのでラインの信頼性の向上が一段
と果されるものであり、各バツクアツプユニツト
に中央監視装置から電源を補助伝送線に重畳して
供給し、バツクアツプ動作時の電源を地区電源を
用いずに行なうようにしてあるので地区の停電時
にも支障のないバツクアツプ動作が可能であり、
幹線増巾器の故障や伝送幹線の断線等ばかりでな
く停電時に対しても中央監視装置の電源さえ確保
されていれば効果的な伝送の確立が果されるもの
である。さらにこの発明においては各バツクアツ
プユニツトに個有の周波数を発する発振器を設け
て障害の監視用の信号を中央監視装置へ戻し、ま
た地区停電に対してもこの監視信号を断続させ
て、監視信号が継続して存在するか否かおよび断
続信号であるか否かにより、幹線系各区間につき
健全か障害発生か或いは地区停止であるか否かを
監視でき、その監視信号の伝送系をバツクアツプ
用系統と共用しているので余分なケーブル敷設の
必要なく最低線路数で監視とバツクアツプとが効
果的に果し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るバツクアツ
プ装置を備えたCATVシステムの全体構成を示す
ブロツク図、第2図は中央監視装置の詳細構成を
示すブロツク図、第3図は一つの地区の幹線増巾
器についてバツクアツプ装置のユニツト構成を詳
細に示したブロツク図である。 3:伝送幹線、6:中央監視装置、7−1,7
−2〜7−n:幹線増巾器、8−1,8−2〜8
−n:地区主電源装置、10:補助伝送線、11
−1,11−2〜11−n:バツクアツプユニツ
ト、23:バツクアツプ用交流電源装置、29a
−1,29a−2〜29a−n:積分器、29b
−1,29b−2〜29b−n:微粉器、31a
−1,31a−2〜31a−n:幹線系監視リレ
ー、31b−1,31b−2〜31b−n:地区
電源監視リレー、32−1,32−2〜32−
n:カウンタ、33:増巾器、35:幹線増巾器
の幹線系の入力端子、36:幹線増巾器の予備入
力端子、37:幹線増巾器の幹線系の出力端子、
38a,38b,38c,38d:幹線増巾器の
分岐出力端子、40:幹線増巾器の主増巾回路、
41,41a,41b:幹線増巾器の主増巾回路
出力低下検出用のリレーおよびそれによつて作動
される高周波切換器、44:地区主電源装置の停
電検出用のリレー、47:幹線増巾器の分岐増巾
器、53:遅延回路、55:バツクアツプユニツ
トの第1端子、56:同第2端子、57:同第3
端子、58:同第4端子、59a,59b:同第
5端子、61,62:分波器、66:交流電源パ
スライン、69:電流検出用抵抗、70:バツク
アツプ用主増巾器、71:監視信号発振器、7
2:電流検知回路、72a,72b:電流検知回
路により制御される切換器、73:定周波断続信
号発振回路、73a:定周波断続信号発振回路に
より制御される切換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 CATVシステムのヘツドエンドから引出され
    る伝送幹線に並行して別途補助伝送線が敷設さ
    れ、上記伝送幹線に複数挿入される幹線増巾器の
    各々は入力端子と出力端子と予備入力端子とを備
    えると共に上記入力端子と出力端子との間に接続
    される主増巾回路の出力レベルが所定値以下にな
    つたときにこれを検出して上記出力端子を主増巾
    回路出力端から上記予備入力端子に切換接続する
    切換回路を有し、上記補助伝送線には上記各幹線
    増巾器と対応させて複数のバツクアツプユニツト
    が各々挿入接続され、該バツクアツプユニツト
    は、対応する幹線増巾器の出力端子から抽出して
    得られるテレビ信号を上記補助伝送線を介して次
    段のバツクアツプユニツトへ送出する手段と、前
    段から補助伝送線を介して伝送されるテレビ信号
    を対応する幹線増巾器の上記予備入力端子へ増巾
    して送出する手段とを備えていることを特徴とす
    るCATVシステムの幹線系バツクアツプ装置。
JP7223778A 1978-06-16 1978-06-16 Back up unit for main line system in catv system Granted JPS5544206A (en)

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