JPS6248736B2 - - Google Patents
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- JPS6248736B2 JPS6248736B2 JP58146476A JP14647683A JPS6248736B2 JP S6248736 B2 JPS6248736 B2 JP S6248736B2 JP 58146476 A JP58146476 A JP 58146476A JP 14647683 A JP14647683 A JP 14647683A JP S6248736 B2 JPS6248736 B2 JP S6248736B2
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Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
本発明は、鉄鉱石等の焼結に用いられる焼結機
から排出される焼結排ガスの潜熱回収方法に関す
るものである。 一般に鉄鉱石の焼結に当つては、設備的にも大
量生産に適した焼結機として、第1図に示すよう
な連続式の直線型ドワイトロイド(DL)式が採
用され稼動している。 第1図において、1は原料装入口、2は点火
炉、3はパレツトであり、焼結原料は原料装入口
1よりパレツト3上に、装入され、点火炉2にて
点火され、パレツト上の焼結原料はパレツト3の
移動に伴ない或る一定時間(焼結時間)後焼結反
応を完了し、焼結機の他端より矢印に示す如く排
出され、粉砕、冷却後製品焼結鉱として高炉に装
入される。一方パレツト3からの焼結排ガスは、
メーンブロアー7によりダクト4、主ダクト5を
経由して集塵装置6にて除塵後煙突21より排出
される。これら排ガスは、圧力制御器14によつ
て、ダンパー13を開閉することにより制御され
る構成となつている。尚第2図は第1図のA−
A′断面を示すものである。 これら鉄鉱石の焼結過程における排ガス成分の
変化を焼結鍋試験結果の1例として示したものが
第3図である。即ち焼結原料中のコークスの燃焼
は、過剰空気の存在下で行なわれているが、完全
にCO2まで燃焼せず可成りの濃度のCOが存在し
ていることが示されている。 これらDL焼結機の排ガス温度は、過剰空気な
らびに、含有水分の影響のため低く、かつ排ガス
量は多く、その排熱の利用回収は行なわれていな
いのが現状である。 近時焼結排ガスの脱硝、脱硫対策として排ガス
量およびN二Ox、SOx量の低減のため排ガスの
カスケード使用が行なわれている。また特に前記
脱硝設備において、排ガス中のCO酸化熱が一部
利用されている。然しながら、これらの方法にお
いては、排ガス全量処理という点から、排ガス中
のCOを有効に利用されることは、CO濃度が低い
ためCO酸化による排ガスの温度上昇も小さく、
熱回収が困難であるという欠点を有し、かつ排ガ
ス量も多いため設備規模も大きくなり、設置スペ
ース、設備投資も大きくなつている。 本発明は叙上の焼結排ガス中のCO含有成分を
有効に燃焼せしめ回収するに当つて、従来技術の
問題点を解消することを目的としてなされたもの
である。即ち本発明の要旨とするところの第1
は、焼結排ガス中のCO成分を、触媒により酸化
燃焼させ、熱を回収するに際し、焼結機パレツト
を区劃し、CO濃度0.5容量%以上の排ガスのみを
触媒による酸化装置に導入し酸化燃焼熱を利用す
ることを特徴とする焼結排ガスの潜熱回収方法に
ある。 又、本発明の第2は、CO濃度の低いガスを排
出する焼結機パレツト排ガスを、CO濃度の高い
ガスを排出する焼結機パレツト上に繰返し、焼結
燃焼用空気として利用し、CO濃度を高めた後触
媒による酸化装置に導入することを特徴とする焼
結排ガスの潜熱回収方法である。 更に、本発明の第3は、触媒による酸化装置に
導入する焼結機パレツト排ガスを、ブロアーによ
り、熱交換器、CO酸化装置、熱回収装置の順に
導通せしめ、酸化熱を回収後、該熱回収装置の排
ガスを前記CO酸化装置ならびに前記熱交換器を
経由し熱交換後、煙突より排出することを特徴と
する焼結排ガスの潜熱回収方法である。 次に本発明を実施態様例である図面に基いて述
べる。第4図は本発明の構成を示す模式的説明図
である。尚図面中第1図と同じ符号は同じ機能を
示すものである。 第4図において、本発明の構成はCO濃度の低
いガスを発生するパレツト3をダクト4により区
劃し、これらダクト4の排ガスを集合ダクト1
1,12,16、を通じてブロワー15によりパ
レツトのフード18上に集合ダクト17より繰返
すこと、これらガスの圧力制御機器としての14
−1,14−2ならびにダンパー13−2,13
−3、稀薄COガスとCO濃度リツチなガスとの仕
切り弁19,19−1,20,21、更に集塵装
置6、メーンブロワー7、熱交換器8、CO酸化
装置8、熱回収装置9、及び煙突21からなる。 排ガスの流れをより詳しく述べると、まずCO
濃度、例えばCO濃度1.2容量(乾ガス基準)%以
下の低い給鉱部及び排鉱部のガスをブロワー15
によりパレツト3上のCO濃度リツチ部分に操返
す。即ち給鉱部では、ダクト4→集合ダクト11
→ブロワー15→集合ダクト16→集合ダクト1
7→フード18に、排鉱部では、ダクト4→集合
ダクト5−1→集合ダクト12→ブロワー15→
集合ダクト16→集合ダクト17→フード18の
ルートを経由しパレツト3に燃焼用酸化空気と共
に供給される。ブロワー15以降は給鉱部及び排
鉱部排ガスは同一ルートとなる。斯くしてCO濃
度の低い排ガスは焼結焼成のための燃焼空気用と
して利用され、パレツト下部から排出される排ガ
ス中のCO濃度は高くなる。CO濃度の高くなつよ
排ガスは各ダクト4−1から主ダクト5に集めら
れ集塵装置6へ導かれ集塵処理され、次にメーン
ブロワー7で昇圧され熱交換器8に導入され熱交
換される。次でCO酸化装置9で排ガス中のCOは
ある割合で触媒的に接触酸化され、熱回収装置1
0に入り熱回収が行なわれる。熱回収装置10か
らの排出ガスには未だCOが残留しておりCO酸化
装置9を通し酸化させ熱交換器8で低温排ガスと
熱交換して煙突21から排出される。 以上のようにCO濃度の低い排ガスをパレツト
上へ導きカスケード使用すると焼結排ガス量の削
減が図られると同時にCO濃度も高くなり、COリ
ツチな排ガスを接触酸化することにより排ガス温
度が高められ熱回収率の向上が図られる。 COの接触酸化は高温排ガスの方が反応が早く
実用的であるため、スタートするときは予熱炉2
2で燃料を焚き所定温度まで排ガスを予熱する。
CO酸化反応が安定すれば予熱炉22は消火す
る。 排ガスの圧力コントロールについては焼結焼成
過程で焼結原料層の通過風量はある一定量が必要
なため吸引圧力を一定に制御する必要がある。そ
のためにはまず給鉱側について集合ダクト11上
の点23の圧力検出を行ない圧力制御機器14−
1によつてダンパー13−2の開閉を行ない吸引
量を調節する。また排鉱側についても同様にダク
ト12上の点24について検出を行ない圧力制御
機器14−2によつてダンパー13−3の開閉を
行ない吸引量を調節する。仕切り弁19,21は
常時閉とし、仕切弁19−1,20は常時開とし
CO濃度低い排ガスを集合ダクト11及び12に
導通可能とする。 次にCO濃度例えば0.5容量%(乾ガス基準)以
上の高い部分の排ガスを分離し熱回収する場合に
ついて第5図に基いて説明する。 パレツト中間部のCO濃度が0.5容量%以上ある
排ガスをダクト4−1に集合し集合ダクト5−2
を経由し集塵装置6−1に導き除塵後熱交換器8
にて熱交換し酸化装置9にて触媒により酸化し
COガスを燃焼せしめ排熱回収装置10にて熱回
収する。熱回収後の排ガス中残留COガスを酸化
装置9を通すことにより酸化せしめ熱交換器8を
通し熱交換後CO濃度の低い排ガスと共に煙突2
1より排気する。尚CO濃度の高いガスの昇圧用
としてブロワー、7−1によりガスを導通せし
め、これらガスの圧力制御はダクト5−2上の点
25の圧力を検出し圧力制御器14−3によりダ
ンパー13−4を調節し制御する。 CO酸化において高温即ち400℃以上で反応せし
めると、その接触酸化反応は迅速に又安定して反
応するため常時酸化装置を常時高温に維持するこ
とが必要である。このためCO酸化反応熱の一部
をリサイクルして使用するために熱交換器が必要
である。本発明の熱回収システムの特徴は、これ
ら機器の配列にあり、第4図及び第5図に示す如
き配列即ち、メーンブロワー7,7−1、→熱交
換器8→CO酸化装置9→熱回収装置10の配列
が本願発明の目的を達成するために好ましい。こ
の場合の排ガスの流れはメーンブロワー→熱交換
器→CO酸化装置→排熱回収装置→CO酸化装置→
熱交換器となる。この時メーンブロワーは熱交換
器と酸化装置の間、酸化装置と熱回収装置の間或
は熱回収装置又は熱交換器の後に設置してもよ
い。 次に実施例について述べる。 実施例 第4図の如き機器配列にてドワイトロイド焼結
機の排ガス中のCO酸化熱回収するに当り排熱回
収装置として排熱ボイラーを用い得られた蒸気に
て蒸気タービンによる発電を行なつた。その場合
の操業成績を次の第1表に示す。
から排出される焼結排ガスの潜熱回収方法に関す
るものである。 一般に鉄鉱石の焼結に当つては、設備的にも大
量生産に適した焼結機として、第1図に示すよう
な連続式の直線型ドワイトロイド(DL)式が採
用され稼動している。 第1図において、1は原料装入口、2は点火
炉、3はパレツトであり、焼結原料は原料装入口
1よりパレツト3上に、装入され、点火炉2にて
点火され、パレツト上の焼結原料はパレツト3の
移動に伴ない或る一定時間(焼結時間)後焼結反
応を完了し、焼結機の他端より矢印に示す如く排
出され、粉砕、冷却後製品焼結鉱として高炉に装
入される。一方パレツト3からの焼結排ガスは、
メーンブロアー7によりダクト4、主ダクト5を
経由して集塵装置6にて除塵後煙突21より排出
される。これら排ガスは、圧力制御器14によつ
て、ダンパー13を開閉することにより制御され
る構成となつている。尚第2図は第1図のA−
A′断面を示すものである。 これら鉄鉱石の焼結過程における排ガス成分の
変化を焼結鍋試験結果の1例として示したものが
第3図である。即ち焼結原料中のコークスの燃焼
は、過剰空気の存在下で行なわれているが、完全
にCO2まで燃焼せず可成りの濃度のCOが存在し
ていることが示されている。 これらDL焼結機の排ガス温度は、過剰空気な
らびに、含有水分の影響のため低く、かつ排ガス
量は多く、その排熱の利用回収は行なわれていな
いのが現状である。 近時焼結排ガスの脱硝、脱硫対策として排ガス
量およびN二Ox、SOx量の低減のため排ガスの
カスケード使用が行なわれている。また特に前記
脱硝設備において、排ガス中のCO酸化熱が一部
利用されている。然しながら、これらの方法にお
いては、排ガス全量処理という点から、排ガス中
のCOを有効に利用されることは、CO濃度が低い
ためCO酸化による排ガスの温度上昇も小さく、
熱回収が困難であるという欠点を有し、かつ排ガ
ス量も多いため設備規模も大きくなり、設置スペ
ース、設備投資も大きくなつている。 本発明は叙上の焼結排ガス中のCO含有成分を
有効に燃焼せしめ回収するに当つて、従来技術の
問題点を解消することを目的としてなされたもの
である。即ち本発明の要旨とするところの第1
は、焼結排ガス中のCO成分を、触媒により酸化
燃焼させ、熱を回収するに際し、焼結機パレツト
を区劃し、CO濃度0.5容量%以上の排ガスのみを
触媒による酸化装置に導入し酸化燃焼熱を利用す
ることを特徴とする焼結排ガスの潜熱回収方法に
ある。 又、本発明の第2は、CO濃度の低いガスを排
出する焼結機パレツト排ガスを、CO濃度の高い
ガスを排出する焼結機パレツト上に繰返し、焼結
燃焼用空気として利用し、CO濃度を高めた後触
媒による酸化装置に導入することを特徴とする焼
結排ガスの潜熱回収方法である。 更に、本発明の第3は、触媒による酸化装置に
導入する焼結機パレツト排ガスを、ブロアーによ
り、熱交換器、CO酸化装置、熱回収装置の順に
導通せしめ、酸化熱を回収後、該熱回収装置の排
ガスを前記CO酸化装置ならびに前記熱交換器を
経由し熱交換後、煙突より排出することを特徴と
する焼結排ガスの潜熱回収方法である。 次に本発明を実施態様例である図面に基いて述
べる。第4図は本発明の構成を示す模式的説明図
である。尚図面中第1図と同じ符号は同じ機能を
示すものである。 第4図において、本発明の構成はCO濃度の低
いガスを発生するパレツト3をダクト4により区
劃し、これらダクト4の排ガスを集合ダクト1
1,12,16、を通じてブロワー15によりパ
レツトのフード18上に集合ダクト17より繰返
すこと、これらガスの圧力制御機器としての14
−1,14−2ならびにダンパー13−2,13
−3、稀薄COガスとCO濃度リツチなガスとの仕
切り弁19,19−1,20,21、更に集塵装
置6、メーンブロワー7、熱交換器8、CO酸化
装置8、熱回収装置9、及び煙突21からなる。 排ガスの流れをより詳しく述べると、まずCO
濃度、例えばCO濃度1.2容量(乾ガス基準)%以
下の低い給鉱部及び排鉱部のガスをブロワー15
によりパレツト3上のCO濃度リツチ部分に操返
す。即ち給鉱部では、ダクト4→集合ダクト11
→ブロワー15→集合ダクト16→集合ダクト1
7→フード18に、排鉱部では、ダクト4→集合
ダクト5−1→集合ダクト12→ブロワー15→
集合ダクト16→集合ダクト17→フード18の
ルートを経由しパレツト3に燃焼用酸化空気と共
に供給される。ブロワー15以降は給鉱部及び排
鉱部排ガスは同一ルートとなる。斯くしてCO濃
度の低い排ガスは焼結焼成のための燃焼空気用と
して利用され、パレツト下部から排出される排ガ
ス中のCO濃度は高くなる。CO濃度の高くなつよ
排ガスは各ダクト4−1から主ダクト5に集めら
れ集塵装置6へ導かれ集塵処理され、次にメーン
ブロワー7で昇圧され熱交換器8に導入され熱交
換される。次でCO酸化装置9で排ガス中のCOは
ある割合で触媒的に接触酸化され、熱回収装置1
0に入り熱回収が行なわれる。熱回収装置10か
らの排出ガスには未だCOが残留しておりCO酸化
装置9を通し酸化させ熱交換器8で低温排ガスと
熱交換して煙突21から排出される。 以上のようにCO濃度の低い排ガスをパレツト
上へ導きカスケード使用すると焼結排ガス量の削
減が図られると同時にCO濃度も高くなり、COリ
ツチな排ガスを接触酸化することにより排ガス温
度が高められ熱回収率の向上が図られる。 COの接触酸化は高温排ガスの方が反応が早く
実用的であるため、スタートするときは予熱炉2
2で燃料を焚き所定温度まで排ガスを予熱する。
CO酸化反応が安定すれば予熱炉22は消火す
る。 排ガスの圧力コントロールについては焼結焼成
過程で焼結原料層の通過風量はある一定量が必要
なため吸引圧力を一定に制御する必要がある。そ
のためにはまず給鉱側について集合ダクト11上
の点23の圧力検出を行ない圧力制御機器14−
1によつてダンパー13−2の開閉を行ない吸引
量を調節する。また排鉱側についても同様にダク
ト12上の点24について検出を行ない圧力制御
機器14−2によつてダンパー13−3の開閉を
行ない吸引量を調節する。仕切り弁19,21は
常時閉とし、仕切弁19−1,20は常時開とし
CO濃度低い排ガスを集合ダクト11及び12に
導通可能とする。 次にCO濃度例えば0.5容量%(乾ガス基準)以
上の高い部分の排ガスを分離し熱回収する場合に
ついて第5図に基いて説明する。 パレツト中間部のCO濃度が0.5容量%以上ある
排ガスをダクト4−1に集合し集合ダクト5−2
を経由し集塵装置6−1に導き除塵後熱交換器8
にて熱交換し酸化装置9にて触媒により酸化し
COガスを燃焼せしめ排熱回収装置10にて熱回
収する。熱回収後の排ガス中残留COガスを酸化
装置9を通すことにより酸化せしめ熱交換器8を
通し熱交換後CO濃度の低い排ガスと共に煙突2
1より排気する。尚CO濃度の高いガスの昇圧用
としてブロワー、7−1によりガスを導通せし
め、これらガスの圧力制御はダクト5−2上の点
25の圧力を検出し圧力制御器14−3によりダ
ンパー13−4を調節し制御する。 CO酸化において高温即ち400℃以上で反応せし
めると、その接触酸化反応は迅速に又安定して反
応するため常時酸化装置を常時高温に維持するこ
とが必要である。このためCO酸化反応熱の一部
をリサイクルして使用するために熱交換器が必要
である。本発明の熱回収システムの特徴は、これ
ら機器の配列にあり、第4図及び第5図に示す如
き配列即ち、メーンブロワー7,7−1、→熱交
換器8→CO酸化装置9→熱回収装置10の配列
が本願発明の目的を達成するために好ましい。こ
の場合の排ガスの流れはメーンブロワー→熱交換
器→CO酸化装置→排熱回収装置→CO酸化装置→
熱交換器となる。この時メーンブロワーは熱交換
器と酸化装置の間、酸化装置と熱回収装置の間或
は熱回収装置又は熱交換器の後に設置してもよ
い。 次に実施例について述べる。 実施例 第4図の如き機器配列にてドワイトロイド焼結
機の排ガス中のCO酸化熱回収するに当り排熱回
収装置として排熱ボイラーを用い得られた蒸気に
て蒸気タービンによる発電を行なつた。その場合
の操業成績を次の第1表に示す。
【表】
第1表に示す如く排ガス量は1/2にCO濃度は2
%に濃縮され、CO酸化装置による燃焼熱により
有効な熱エネルギーが発電々力として回収され
た。
%に濃縮され、CO酸化装置による燃焼熱により
有効な熱エネルギーが発電々力として回収され
た。
第1図は従来のドワイトロイド焼結機の排ガス
系統図、第2図は第1図のA−A′断面図、第3
図は焼結過程における排ガス成分の変化を示す図
第4図は本発明の実施態様例を示す模式図、第5
図は本発明の別な態様を示す模式図である。 3……パレツト、4,4−1……ダクト、5,
5−1,5−2,11,12,16,17……集
合ダクト、6……集塵装置、7,15……送風
機、8……熱交換器、9……酸化装置、10……
熱回収装置、13−1,13−2,13−3、制
御弁、14−1,14−2,14−3,14−
4、圧力制御装置、18……フード。
系統図、第2図は第1図のA−A′断面図、第3
図は焼結過程における排ガス成分の変化を示す図
第4図は本発明の実施態様例を示す模式図、第5
図は本発明の別な態様を示す模式図である。 3……パレツト、4,4−1……ダクト、5,
5−1,5−2,11,12,16,17……集
合ダクト、6……集塵装置、7,15……送風
機、8……熱交換器、9……酸化装置、10……
熱回収装置、13−1,13−2,13−3、制
御弁、14−1,14−2,14−3,14−
4、圧力制御装置、18……フード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 焼結排ガス中のCO成分を、触媒により酸化
燃焼させ、熱を回収するに際し、焼結機パレツト
を区画し、CO濃度0.5容量%以上の排ガスのみを
触媒による酸化装置に導入し酸化燃焼熱を利用す
ることを特徴とする焼結排ガスの潜熱回収方法。 2 CO濃度の低いガスを排出する焼結機パレツ
ト排ガスを、CO濃度の高いガスを排出する焼結
機パレツト上に繰返し、焼結燃焼用空気として利
用し、CO濃度を高めた後触媒による酸化装置に
導入することを特徴とする焼結排ガスの潜熱回収
方法。 3 触媒による酸化装置に導入する焼結機パレツ
ト排ガスを、ブロアーにより、熱交換器、CO酸
化装置、熱回収装置の順に導通せしめ、酸化熱を
回収後、該熱回収装置の排ガスを前記CO酸化装
置ならびに前記熱交換器を経由し熱交換後、煙突
より排出することを特徴とする焼結排ガスの潜熱
回収方法。 4 前記ブロアーを熱交換器とCO酸化装置の
間、CO酸化装置と熱回収装置との間、あるいは
熱回収装置又は熱交換器の後に設けたことを特徴
とする特許請求の範囲第3項記載の焼結排ガスの
潜熱回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58146476A JPS6039130A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 焼結排ガスの潜熱回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58146476A JPS6039130A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 焼結排ガスの潜熱回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6039130A JPS6039130A (ja) | 1985-02-28 |
JPS6248736B2 true JPS6248736B2 (ja) | 1987-10-15 |
Family
ID=15408499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58146476A Granted JPS6039130A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 焼結排ガスの潜熱回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039130A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0895049B1 (de) * | 1997-07-24 | 2003-10-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Sinteranlage |
LU90439B1 (de) * | 1999-09-13 | 2001-03-14 | Wurth Paul Sa | Verfahren zum Behandeln von Gasen aus einer Sinteranlage |
JP7147309B2 (ja) * | 2018-07-17 | 2022-10-05 | 日本製鉄株式会社 | 焼結機、及び、焼結機の操業方法 |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP58146476A patent/JPS6039130A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6039130A (ja) | 1985-02-28 |
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