JP7147309B2 - 焼結機、及び、焼結機の操業方法 - Google Patents
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Description
給鉱側から数えて1/4を超えて3/4より手前の前記ウィンドボックス、給鉱側から数えて1/4を超えて3/4よりも手前の前記ウィンドボックスと接続されたウィンドレグ、及び、集塵機と前記ウィンドレグの間に位置する集合配管のうちの少なくとも一部に、COを酸化させる触媒が充填されている
ことを特徴とする、焼結機。
(2)前記COを酸化させる触媒が、給鉱側の1/4以内と排鉱側の1/4以内に位置する前記ウィンドボックスとウィンドレグには充填されていない
ことを特徴とする、(1)に記載の焼結機。
(3)排ガスに含まれるSOx濃度が5体積ppm以下となる前記ウィンドボックス内の少なくとも一部、及び/又は、前記SOx濃度が5体積ppm以下となるウィンドボックスに接続されたウィンドレグの少なくとも一部に、前記COを酸化させる触媒が充填されている
ことを特徴とする、(1)又は(2)に記載の焼結機。
(4)前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるSOx濃度が3体積ppm以下であることを特徴とする、(1)~(3)のいずれか一項に記載の焼結機。
(5)前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるCO濃度が0.8体積%以上である
ことを特徴とする、(1)~(4)のいずれか一項に記載の焼結機。
(6)定常の運転条件で排ガスに含まれるSOx濃度が5体積ppm以下のウィンドレグとのみ接続される集合配管と集塵機を有する、ドワイトロイド型の焼結機であって、
前記集合配管内の少なくとも一部に、COを酸化させる触媒が充填されている
ことを特徴とする、焼結機。
(7)前記COを酸化させる触媒が、白金を含む触媒である
ことを特徴とする、(1)~(6)のいずれか一項に記載の焼結機。
(8)前記白金を含む触媒が、白金を担持した酸化チタンである
ことを特徴とする、(7)に記載の焼結機。
(9)前記酸化チタンが、ルチル型酸化チタンである
ことを特徴とする、(8)に記載の焼結機。
(10)機長方向に沿って設けられた複数のウィンドボックスと集塵機を備えるドワイトロイド型焼結機の操業方法であって、
排ガスに含まれるSOx濃度が5体積ppm以下となる前記ウィンドボックス内の少なくとも一部、及び/又は、前記SOx濃度が5体積ppm以下となるウィンドボックスに接続されたウィンドレグの少なくとも一部に、COを酸化させる触媒を充填させ、
前記触媒のうえで進行するCO酸化反応の反応熱によって焼結排ガスの昇温を行う
ことを特徴とする、焼結機の操業方法。
(11)前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるSOx濃度が3体積ppm以下である
ことを特徴とする、(10)に記載の焼結機の操業方法。
(12)前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるCO濃度が0.8体積%以上であることを特徴とする、(10)又は(11)に記載の焼結機の操業方法。
(13)前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるCO濃度が1.0体積%以上であることを特徴とする、(10)~(12)のいずれか一項に記載の焼結機の操業方法。
(14)排ガスに含まれるSOx濃度が5体積ppm以下のウィンドレグとのみ接続される集合配管と集塵機を有する、ドワイトロイド型焼結機の操業方法であって、
前記集合配管内の一部にCOを酸化させる触媒を充填させ、
前記触媒のうえで進行するCO酸化反応の反応熱によって焼結排ガスの昇温を行う
ことを特徴とする、焼結機の操業方法。
(15)前記COを酸化させる触媒が、白金を含む触媒である
ことを特徴とする、(10)~(14)のいずれか一項に記載の焼結機の操業方法。
(16)前記白金を含む触媒が、白金を担持した酸化チタンである
ことを特徴とする、(15)に記載の焼結機の操業方法。
(17)前記酸化チタンが、ルチル型酸化チタンである
ことを特徴とする、(16)に記載の焼結機の操業方法。
まず、CO酸化触媒を適用するウィンドボックスの選択方法について以下に述べる。まず、ウィンドボックス毎のガス組成について説明を行ったうえで、ウィンドボックスの選択方法について説明を行う。
ここで、少なくとも一部にCOを酸化させる触媒を充填する必要がある、上記給鉱側から数えて1/4を超えて3/4よりも手前に該当するウィンドボックス等の決め方を以下に説明する。
「給鉱側から数えて全ウィンドボックスのうちの1/4を超えて」に対応するウィンドボックスは、全ウィンドボックス数の1/4の数を、小数点第一位で切り上げた数字に対応するウィンドボックスとそれ以降のウィンドボックスのことである。たとえば、全ウィンドボックスの数が29であった場合には、29の1/4は7.25となり、小数点第一位を切り上げると8となるので、給鉱側から数えて8番目のウィンドボックスとそれ以降のウィンドボックス(8、9、10・・・)が、「給鉱側から数えて全ウィンドボックスのうちの1/4を超えて」に対応するウィンドボックスとなる。また、「給鉱側から数えて全ウィンドボックスのうちの3/4より手前の」に対応するウィンドボックスは、全ウィンドボックス数の3/4の数を、小数点第一位で切り捨てた数字に対応するウィンドボックスおよびそれより手前のウィンドボックスのことである。たとえば、全ウィンドボックスの数が29であった場合には、29の3/4は21.75となり、小数点第一位を切り捨てると21となるので、給鉱側から数えて21番目のウィンドボックスとそれより手前のウィンドボックス(21、20、19・・・)が、「給鉱側から数えて全ウィンドボックスのうちの3/4より手前の」に対応するウィンドボックスとなる。
言い換えると、機長方向に沿って給鉱側からn個(nは2以上の自然数)のウィンドボックスが設けられているとすると、「給鉱側から数えて1/4を超えて3/4よりも手前に該当するウィンドボックス」とは、M番目(Mはn/4を超える最小の自然数)からN番目(Nは3n/4未満の最大の自然数)までのウィンドボックスのことである。
また、前記COを酸化させる触媒が、給鉱側の1/8以内と排鉱側の1/4以内に位置する前記ウィンドボックスとウィンドレグには充填されていないことが好ましく、特に、給鉱側の1/4以内と排鉱側の1/4以内に位置する前記ウィンドボックスとウィンドレグには充填されていないことが好ましい。
ここで、給鉱側の1/8以内や1/4以内に位置する前記ウィンドボックス等とは、全ウィンドボックス数の1/8や1/4の数を、小数点第一位で切り捨てた数字に対応するウィンドボックスおよびそれより手前のウィンドボックスのこととする。
また、排鉱側の1/4以内に位置する前記ウィンドボックス等とは、排鉱側から数えて全ウィンドボックス数の1/4の数を、小数点第一位で切り捨てた数字に対応するウィンドボックスとする。たとえば、全ウィンドボックスが35であった場合には、35を4で割った数は8.75であり、小数点第一位を切り捨てると8となるので、排鉱側から数えて8番目以内のウィンドボックス(給鉱側から数えて27番目とそれ以降のウィンドボックス)が、排鉱側の1/4以内に位置するウィンドボックスに該当する。
続いて、電気集塵機前の排ガス組成を酸露点以上に保つのに必要な発熱量について以下に示す。まず、電気集塵機前の排ガス温度を酸露点以上に昇温するのに必要な発熱量の一般論について述べたうえで、必要な発熱量を推定する手順を示す。
ただし、W:CO酸化触媒を設置するウィンドボックスの数、Wo:全ウィンドボックスの数、ΔT:昇温したい温度幅[℃]、PCO:排ガス中のCO濃度[体積%]
上述の手順にて、電気集塵機前の排ガス温度を酸露点以上とするのに必要な発熱量を計算すると、排ガス温度を5~20℃上昇させるだけの熱量が必要となるという計算結果となることが多い。この値をもとに、実際にCO酸化触媒を適用するウィンドボックスを選択する手順を述べる。
続いて、CO酸化触媒を充填する方法について説明を行う。まず、触媒充填方法の一般論について述べたうえで、ウィンドボックス4、ウィンドレグ5、集合配管に触媒を設置する場合のそれぞれについて具体的な説明を行う。
充填する触媒について、以下で詳細に説明を行う。
以下に示す手順により、実験例で使用する各種触媒を生成した。
酸化セリウム担体CEO-2(触媒学会参照触媒)を3.0g用意し、大気雰囲気下500℃にて1時間焼成した。ヘキサクロロ白金酸0.0265gを0.40mlの純水に溶解させた。得られた白金前駆体溶液を、焼成後の酸化物担体各0.99gに対して十分な混合を行いながらそれぞれ滴下し、含浸させた。得られた各粉末を100℃にて10時間、500℃にて1時間焼成し、得られた触媒を触媒Aとした。白金の担持量は、金属状態の白金換算で1.0質量%である。得られた試料に対してX線回折(XRD)測定を行うことで決定した担体の結晶構造と、Brunauer-Emmet-Teller(BET)法にて決定した比表面積の値を、表2に示す。
酸化チタン担体TIO-2(触媒学会参照触媒)、酸化チタン担体TIO-6(触媒学会参照触媒)をそれぞれ3.0g用意し、それぞれを大気雰囲気下500℃にて1時間焼成した。ヘキサクロロ白金酸0.0265gを0.30ml、0.40mlの純水に溶解させた。得られた白金前駆体溶液を、焼成後の酸化物担体各0.99gに対して十分な混合を行いながらそれぞれ滴下し、含浸させた。得られた各粉末を100℃にて10時間、500℃にて1時間焼成し、得られた触媒を触媒B、Cとした。白金の担持量はいずれも、金属状態の白金換算で1.0質量%である。各試料について、触媒Aと同様に決定した物性値を表2に示す。
(実施例1:触媒活性評価)
触媒Aを50mg秤取り、それぞれ石英ガラス管に充填した。次に、水素40%窒素バランスのガスを50cm3/分でフローさせ、300℃まで昇温し、30分間還元処理を行った。その後、130℃まで降温し、焼結機ウィンドボックスのガスを模擬した表3に示す組成のガス100cm3/分をフローさせ、反応を開始した。その後、温度を10℃ずつ降温し、120℃、110℃、100℃、90℃、80℃、70℃の各温度にて1時間ずつ反応試験を実施した。各反応温度における最後の5分間のCO転化率平均値をもって、各温度におけるCO転化率とした。反応試験の結果を表4に示す。70℃においてもCOが一定量酸化していることが分かるが、のちに示す触媒B、Cと比べると触媒活性が劣ることが分かる。
触媒B、触媒Cをそれぞれ50mg秤取り、それぞれ石英ガラス管に充填した。次に、50cm3/分の水素気流中にて500℃まで昇温し、30分間還元処理を行った。その後、200℃まで降温し、焼結機ウィンドボックスのガスを模擬した表3に示す組成のガス100cm3/分をフローさせ、反応を開始した。1時間後、130℃まで反応温度を下げて30分間反応を行った。その後、温度を10℃ずつ降温し、120℃、110℃、100℃、90℃、80℃、70℃の各温度にて1時間ずつ反応試験を実施した。各反応温度における最後の5分間のCO転化率平均値をもって、各温度におけるCO転化率とした。反応試験の結果を表4に示す。70℃においても大部分のCOがCO2に酸化していることが分かる。特に触媒Cは触媒活性が高く、COがほとんど検出されなかった。
触媒Cを10mg秤取り、石英ガラス管に充填したことを除いて、実施例2と同様に反応試験を実施した。反応試験の結果を表4にあわせて示す。70℃においても多くのCOがCO2に酸化していることが分かる。また、実際の排ガス程度の温度である80℃では、大部分のCOがCO2に酸化されていることが分かる。
実際の焼結排ガスを用いて、図3に示す装置構成にて試験を行った。試験に先立って、焼結機の各ウィンドボックスでの排ガス組成と排ガス温度を測定し、CO酸化触媒の設置に最も適していると判断された、SO2濃度が低いウィンドボックス21からガスを採取して試験を行うこととした。表5にウィンドボックス21の排ガス温度とガス組成を示す。触媒Cを30.0g秤取り、水素気流下で30分間、500℃にて還元処理を行った。その後、200℃まで降温し、酸素10%の窒素バランスガス流通下でさらに30分間処理を行ったうえで、室温まで冷却した。前処理の後に得られた触媒を圧縮成型した。成型後の試料を破砕したうえで篩分けして、粒径1.0mm以上2.0mm以下とした。得られた成型品のうち、20.0gを秤取り、外径44mm、肉厚2mmの石英ガラス管に充填した。得られたCO酸化触媒充填部25の内部に、触媒層前後の位置に熱電対23、24を挿入し、それぞれ反応前ガス測温用熱電対23、反応後ガス測温用熱電対24とした。CO酸化触媒充填部25の下流側に除湿器26を接続し、そのさらに下流側にフィルター27を接続した。除湿器26とフィルター27を設置した理由は、本試験で利用する装置や分析計が破損することや、誤作動することを防止するためである。実際に焼結機へ触媒を設置する際には、触媒層の下流側に除湿器などを設置する必要はない。フィルターの下流側にマスフローコントローラー28を接続し、ドライ真空ポンプ29に接続した。ドライ真空ポンプの排気側にCO、CO2ガス分析計30を設置した。保温配管22をウィンドボックス21の側面のサンプリング孔に接続し、三方コック31で閉止した。保温配管22とCO酸化触媒充填部25を接続し、両者にリボンヒーターを巻き付け、さらに断熱材で覆った。断熱材の内側数点で温度を測定し、保温配管22の外側の温度が、排ガス温度と同じ83℃となるように調整した。リボンヒーターの温度が安定したことを確認したうえで、三方コック31を大気側に回し、除湿器26とマスフローコントローラー28の電源を入れ、真空ポンプ29の電源を入れた。マスフローコントローラー28の設定値を17.4L/分とし、問題なくガスが流れることを確認した。流速が安定したことを確認したうえで、三方コック31をウィンドボックス21側に回し、焼結機排ガスのサンプリングを開始した。除湿後のガス流量を17.4L/分としたとき、CO酸化触媒充填部25を流れるガス流量は20L/分となる。焼結機排ガスの流通を開始してから、徐々に熱電対23と熱電対24の検出する温度の差が広がり、反応温度が安定して以降は、熱電対23の温度が83℃なのに対し、熱電対24では170℃前後となった。また、ガス分析計30ではCOが検出されず、COがCO2に完全に酸化されていることが確認された。本試験の結果より、触媒Cは実際の焼結機排ガスが流れる条件においても反応を進行させることが確認された。また、反応に伴う発熱により排ガスの温度が上昇することもあわせて確認された。約90℃の温度上昇が確認されたことから、およそ25%程度の排ガスに対してCO酸化触媒を適用することで、全体の排ガスを20℃超昇温することが可能となると考えられる。なお、実際に必要となる昇温幅は10℃程度であることも多いが、その場合は全体の10%程度の排ガスを処理すれば十分となる。すなわち、本試験の結果から、電気集塵機前の排ガスの温度を酸露点以上に上昇させることが十分に可能であると推定される。さらに、表4の試験結果に示される通り、触媒活性は反応温度が高いほど向上するため、触媒層の下流側ではより高い触媒活性が発現していると考えられる。これを踏まえると、触媒量をさらに少なくできる可能性もある。
2:バーナー
3:パレット
4:ウィンドボックス
5:ウィンドレグ
6:排ガス昇温用バーナー
7:プレダスター
8:電気集塵機
9:メインブロワー
10:煙突
11:湿式脱硫装置
12:デミスター
13:排鉱
14:集合配管
14-1:SOx濃度の低い排ガスの集合配管
14-2:SOx濃度の高い排ガスの集合配管
21:排ガス中SO2濃度が低いウィンドボックス
22:保温配管
23:反応前ガス測温用熱電対
24:反応後ガス測温用熱電対
25:CO酸化触媒充填部
26:除湿器
27:フィルター
28:マスフローコントローラー
29:ポンプ
30:ガス分析計
31:三方コック
Claims (17)
- 機長方向に沿って設けられた複数のウィンドボックスと集塵機を備えるドワイトロイド型の焼結機であって、
給鉱側から数えて1/4を超えて3/4よりも手前の前記ウィンドボックス、給鉱側から数えて1/4を超えて3/4よりも手前の前記ウィンドボックスと接続されたウィンドレグ、及び、集塵機と前記ウィンドレグの間に位置する集合配管のうちの少なくとも一部に、COを酸化させる触媒が充填されている
ことを特徴とする、焼結機。 - 前記COを酸化させる触媒が、給鉱側の1/4以内と排鉱側の1/4以内に位置する前記ウィンドボックスとウィンドレグには充填されていない
ことを特徴とする、請求項1に記載の焼結機。 - 排ガスに含まれるSOx濃度が5体積ppm以下となる前記ウィンドボックス内の少なくとも一部、及び/又は、前記SOx濃度が5体積ppm以下となるウィンドボックスに接続されたウィンドレグの少なくとも一部に、前記COを酸化させる触媒が充填されている
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の焼結機。 - 前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるSOx濃度が3体積ppm以下である
ことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の焼結機。 - 前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるCO濃度が0.8体積%以上である
ことを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の焼結機。 - 定常の運転条件で排ガスに含まれるSOx濃度が5体積ppm以下のウィンドレグとのみ接続される集合配管と集塵機を有する、ドワイトロイド型の焼結機であって、
前記集合配管内の少なくとも一部に、COを酸化させる触媒が充填されている
ことを特徴とする、焼結機。 - 前記COを酸化させる触媒が、白金を含む触媒である
ことを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の焼結機。 - 前記白金を含む触媒が、白金を担持した酸化チタンである
ことを特徴とする、請求項7に記載の焼結機。 - 前記酸化チタンが、ルチル型酸化チタンである
ことを特徴とする、請求項8に記載の焼結機。 - 機長方向に沿って設けられた複数のウィンドボックスと集塵機を備えるドワイトロイド型焼結機の操業方法であって、
排ガスに含まれるSOx濃度が5体積ppm以下となる前記ウィンドボックス内の少なくとも一部、及び/又は、前記SOx濃度が5体積ppm以下となるウィンドボックスに接続されたウィンドレグの少なくとも一部に、COを酸化させる触媒を充填させ、
前記触媒のうえで進行するCO酸化反応の反応熱によって焼結排ガスの昇温を行う
ことを特徴とする、焼結機の操業方法。 - 前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるSOx濃度が3体積ppm以下である
ことを特徴とする、請求項10に記載の焼結機の操業方法。 - 前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるCO濃度が0.8体積%以上である
ことを特徴とする、請求項10又は11に記載の焼結機の操業方法。 - 前記COを酸化させる触媒が充填されている前記ウィンドボックスを通過する排ガスに含まれるCO濃度が1.0体積%以上である
ことを特徴とする、請求項10~12のいずれか一項に記載の焼結機の操業方法。 - 排ガスに含まれるSOx濃度が5体積ppm以下のウィンドレグとのみ接続される集合配管と集塵機を有する、ドワイトロイド型焼結機の操業方法であって、
前記集合配管内の一部にCOを酸化させる触媒を充填させ、
前記触媒のうえで進行するCO酸化反応の反応熱によって焼結排ガスの昇温を行う
ことを特徴とする、焼結機の操業方法。 - 前記COを酸化させる触媒が、白金を含む触媒である
ことを特徴とする、請求項10~14のいずれか一項に記載の焼結機の操業方法。 - 前記白金を含む触媒が、白金を担持した酸化チタンである
ことを特徴とする、請求項15に記載の焼結機の操業方法。 - 前記酸化チタンが、ルチル型酸化チタンである
ことを特徴とする、請求項16に記載の焼結機の操業方法。
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