JPS62486A - 新規芳香族化合物、その製造法及び該化合物を含有する心臓脈管薬 - Google Patents

新規芳香族化合物、その製造法及び該化合物を含有する心臓脈管薬

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JPS62486A
JPS62486A JP61143132A JP14313286A JPS62486A JP S62486 A JPS62486 A JP S62486A JP 61143132 A JP61143132 A JP 61143132A JP 14313286 A JP14313286 A JP 14313286A JP S62486 A JPS62486 A JP S62486A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スパルティン系の新規芳香族化合物、その製
造法及びこれを含有する心そう血管の薬剤に関する。
従来の技術 スパルテイン、えにしだから得られるアルカロイげに関
しては、心そうに有効な性質、殊に心そうのリズムに対
する影響が既に詳細に記載されている。不応時間の延長
に関する作用の増大は、17−位でアルキル置換のスパ
ルテイン、つまり次の構造を有する化合物によって得る
ことができた: か〜る化合物は、ドイツ公開特許 第2360475号明細書から公知である。更にヨーロ
ッパ特肝公開公報第0046565号からは、抗不整脈
作用を有する二量体スパルティン、17.17’−ビス
スパルティンが公知である。
公知技術による化合物は、心ぞ5のリズムの違和を治療
する場合には作用の外観に関しては良好な作用を示すが
、なお改良する余地がある。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、改良された作用を有するスパルテイン
誘尋体を得ることである。
問題点を解決するための手段 この目的は、特許請求の範囲に記載の化合物の提供によ
って解決される。
本発明は、一般式(■): 5(CHJ−ピリル又は(a2)n=A       
(I)〔式中日は17−スパルティン基を表わし、nは
0又は1であり、Aは(al)  −ピリル又は(a2
)n=0K対しては2−フリル、2−チェニル、2−(
N−フルキル) −ヒIJル又ハ(C2)−ピリル又は
(a2)n=1に対しては3−フリル、6−チェニル又
は(b)ピリジル又は (C)式(II) : の置換されているフェニルを表わし、この式(I)では
基R1〜R3の1個又は2個は水素であり、基R1〜R
3の1個又は数個は (cl)アルギル (C2)アルコキシ (C3)弗素 (C4)塩素 (C5)臭素 (C6)トリフルオルメチル (C7)  2個の隣接基は一緒になってアルキレンジ
オキシ ((!8)  −0H−0−(OH2)−0(C9)ヒ
ドロキシ (cIQ) −00−14 テアリ、R4は水素、アルコキシ、ヒドロキシ又は場合
により置換されている、好ましくはアルキル置換のアミ
ンである]の新規芳香族化合物並びに薬理学上使用する
ことのできるその酸付加塩を包含する。
Aがピリジルを表わす場合には、2−13−又は4−ピ
リジル、好ましくは2−又は4−ピリジルである。
アルキルとしては、本発明によれば分枝状並びに非分校
状のアルキルが該轟する。低級アルキルとしては、C原
子4個までを有するアルキルである。それ故好ましいア
ルキル基は、分枝状基としてはイソプロピル−1θec
−ジチル−、(2−メチルプロピル)−基であり、非分
枝状アルキルとしては、メチル−、エチル−1fl−プ
ロピル−1−ピリル又は(a2)n=ブチル基である。
アルコキシ基とは、好ましくは低級アルコキシ、例えば
メトキシ、エトキシ、プロポキシである。
アルキレンジオキシは、殊に基ニ ー0−(OH2)q−0−Cq = 1〜2〕である。
本発明の別法に相応して、基R1〜R3は水素を表わさ
ない。相応する化合物は、次にトリ置換とみなす。か−
る化合物の例は、−ピリル又は(a2)n=1に対して
は置換3,4.5−トリメトキシである。
本発明の他の別法によって、基R】〜R3の1個は水素
であることが考慮される。かへる化合物はジ置換とみな
す。か瓦る化合物の例は、n==++ 1に対しては置
換2,4−ジメチル、2゜6−ジメトキシ、2,4−ジ
クロル、2,6−ジクロル、6,5−ジクロル、2−フ
ルオル−3−メチル、2,6−クロルオル、2−フルオ
ル−6−クロル、3−メトキシ−4−ホルミルである。
ジ置換の特別の場合は、基R1〜R3の2個の隣接した
基が一緒になってアルキレンジオキシ基を形成すること
である。か〜る化合物の例は、−ピリル又は(a2)n
=1に対しては置換6,4−メチレンジオキシ及び3,
4−エチレンジオキシでアル。
多くの化合物では、基R】〜R3の2個は水素である。
相応する化合物は、次にモノ置換とみなす。この場合置
換弁は、スパルティン基との結合に対してオルト−、メ
タ−又はパラ位に存在する。
式(I)のn=Qに対しては、次式(Vm)のモノ置換
化合物が挙げられる: F式中Rは3−メチル、2−メトキシ、3−メトキシ、
4−メトキシ、4−ヒドロキシ、2−トリフルオルメチ
ル、3−トリフルオルメチル、4−)クロルオルメチル
、3−フルオル、4−フルオル、3−クロル、4−クロ
ル、4−ブロム、6−ホルミルを表わす〕。
式(I)の−ピリル又は(a2)n=1に対しては、次
式(Vlm)のモノ置換化合物が挙げられる:c式中R
は2−メチル、6−メチル、4−メチル、2−メトキシ
、6−メトキシ、4−メトキシ、6−ヒドロキシ、2−
フルオル、6−フルオル、4−フルオル、2−クロル、
3−クロル、4−クロル、2−ブロム、3−ブロム、4
−ブロム、6−トリフルオルメチル、4−ホルミル、4
−(N、N−ジイソゾロビル)−アミノカルボニルを表
わす〕。
特に好ましいのは、nが1の式(I)の化合物である。
本発明は、前記式(I)の化合物の少くとも1種又は薬
理学上使用することのできる酸付加塩を含有する薬剤を
包含する。
薬理学上使用することのできる酸付加塩としては、例え
ば無機又は有機の酸の水溶性及び水に不溶の塩、例えば
塩酸塩、臭化水素酸塩、沃化水素酸塩、燐酸塩、硝酸塩
、硫酸塩9、過塩素酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、グルコ
ン酸塩、安息香酸塩、プロピオン酸塩、乳酸塩、サリチ
ル酸塩、スルホサリチル酸塩、マレイン酸塩、ラウリン
酸塩、フマル除塩、コハク酸塩、蓚酸塩、酒石酸塩、ス
テアリン酸塩、トシル酸塩(p−ドルオールスルホン酸
塩L2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸塩、6−ヒVロキ
シ−2−ナフトエ酸塩、メシル酸塩(スルホン酸メタン
)、スルホン酸ナフタリンが適当である。
更に本発明は、作用物質として少くともAが付加的に置
換されていないフェニルである式(I)の化合物又は薬
理学上使用することのできるその酸付加塩を含有する薬
剤を包含する。
最後に挙げたこの化合物は既に公知である「リンク(R
lnk )、グラポフスキ(Grabowski )、
アルシブ・プアー7アルマジイ(Archiv der
Pharmazie )、第289巻、1956年、第
702頁〕。もちろんその薬理学的性質は、まだ記載さ
れていない。それ故、治療処置する場合のその使用は新
規である。同じようにして、この公知化合物を含有する
薬剤も新規である。
更に本発明は、式(I)の化合物又はAが付加的に置換
されていないフェニルである式(I)の化合物又は薬理
学上使用することのできるその酸付加塩を有する薬剤の
製造法に関する。この方法は前記化合物を、薬理学上適
当な担持物質と混合し、公知方法でガーレン製剤に変換
することである。か〜る製剤は、例えば錠剤、糖衣錠、
カプセル、粉末、顆粒、水懸濁液又は油懸濁液、エマル
ション、シロップ又は経口用液体、直腸用座薬又は非経
口用の滅菌注射懸濁液又は溶液であってもよい。
また本発明は、式(I)の化合物の製造法を包含する。
この場合別法(I)では、17−ヒトロキシスパルテイ
ン又は17−デヒげロスパルティン塩、殊に過塩素酸塩
を、式(In) A−((!H2)−ピリル又は(a2)n=MgHal
       (m)「式中nは0又は1であり、Aは
前記の(a)、(b)、(cl) 〜(C8)を表わし
、Halは/% ロデン、殊に臭素又は塩素を表わす」
のグIJ 二ヤール化合物と反応させて、式(I)の相
応する置換化合物にする。
別法0)では、17−デヒrロスパルテイン塩、殊に過
塩素酸塩を、式(IV) :A−(OH2)−ピリル又
は(a 2)n=Ll(IV)r式中nは0又は1であり、Aは
前記の(a)、(b)、(C1)〜(C8)を表わす]
の有機金属化合物と反応させて、式(I)の相応する置
換化合物にする。
化合物([1)又は(ハ)の製造は公知であり、式()
: %式%) の化合物をマグネシウム、リチウム又はアルキルリチウ
ム、好ましくは−ピリル又は(a2)n=ブチル−リチ
ウムと反応させることによって行なう。この場合Ha1
はハロゲン、殊に臭素又は塩素である。
−ピリル又は(a2)n=1の化合物(IV)は式(v
ll):%式%() の化合物から、芳香族物質に存在する活性化メチル基を
強塩基、例えばアルキルリチウム、好ましくは−ピリル
又は(a2)n=ブチルリチウム又はリチウムアミ−1
好ましくはリチウムジイソノロビルアミドで脱プロトン
して製造することもできる。活性化メチル基は、例えば
A−2−ピリジル、4−ぎリジル、2−(4,4−ジメ
チル−△2−オキサゾリノ)−フェニルの化合物(I)
にか、又は2−又は4−位で一〇〇−R,(R,は置換
されているアミンである)によって置換されているフェ
ニルに含まれている。
−ピリル又は(a2)n=0の化合物(IV)は、化合
物(■)ニ−H の核で一定の活性化水素原子をリチウムアルキルで直接
に脱プロトンして得ることもできる。
核で一定の活性化水素原子は、例えばフェニル基でアル
コキシ基、好ましくはメトキシ基に対して隣りの位にか
又はフリル−又はN−アルキル−f +フルー系のα−
位に存在する。
このようにして製造した式(I)の化合物は、そのま〜
か又は薬理学上使用することのできる酸付加塩の形で製
出することができる。しかしながらこの化合物を、次の
別法によって反応させて式(I)の他の化合物を得るこ
ともできる二(iil) A カ2− 又は4−ブロム
フェニル又は(C2)を表わす化合物(I)を、リチウ
ムアルキルで金属化し、公知方法で反応させてA=((
!1)、(C3) 〜(C5)、(C10)の化合物(
I)にする;(lv) Aが(C2)を表わす化合物(
■)ヲ、公知方法でHJと反応させてAが(C9)を表
わす化合物(I) Kする: (V) Aが(C8)を表わす化合物(I)を、酸性加
水分解によって反応させて相応するアルデヒドにする。
別法(Ill )〜(V)によって得られた化合物もそ
のまへか又は薬理学上使用することのできるその酸付加
塩の形で製出することができる。
有機金属反応は湿気(無水溶剤)及び空気・の酸素(不
活性ガス雰囲気、例えば窒素、アルゴン下)を遮断して
行なう。
不活性有機溶剤としては、エーテル(例えばジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシ
エタン)又は炭化水素、例えばヘキサン、シクロヘキサ
ン又はペンゾール、好ましくはジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン又はこれらの混合物が該当する。
別法(I)では、先づ相応するハロゲン化物(呻及び微
細なマグネシウムから、グリニヤール反応の條件に相応
してグリニヤール試薬(III)が得られる〔例えばネ
ツエル(K、 NMtzel)、メトーテン囃ツア・ヘ
ルシュテールング・ラント・ウムパンrルング・マグネ
シウムオルガニラシェル・ヘルピンドウンデン(Met
hoden zurHerstellung und 
Umwandlungmagnesiumorgani
scher Verbindungen ) :ツーベ
ン・ワイル(Houbs−ピリル又は(a2)n=We
yl )、メトーデン・デア・オルガニツクエン・ヘミ
−(Methodθnder organischen
 Ohsmio )、第13/2a巻、第53頁以降)
〕。
グIJ 二ヤール試薬を得るためには、必要により触媒
、例えばヨード又は1,2−ジブロムエタンを使用する
ことができる。反応温度は、通常室温と溶剤又は溶剤混
合物の沸点との間である。
ハロゲン化物(順の滅菌性及び電子特性によって、反応
時間は30分〜数時間であってもよい。
選択的に別法(I1)によって、化合物(I)を得るた
めに有機リチウム反応を行なうこともできる。リチウム
中間工程の実施は、標単方法〔例えばジルマン(H,G
ilman )、デφメタレーションーリアクション・
ウィズeオルガノリチウA@:27パウンズ(The 
MetalatiOn ReactionWith O
rganolithium Compounds、 )
 ニオ−ガニツク・リアクションズ(Organic 
Reactions )、第8巻、第258頁以降か又
はロトリグエズ(H6R,Rodriguez )、ヘ
テロアトム−ファシリティチー・リチェーションズ(H
eterOatOm−Faailitated Lit
hiations ) ニオ−ガニツク・リアクション
ズ(Organic Reactions )、第26
巻、第5頁以降〕で、例えば金属リチウム、リチウムア
ルキ、好ましくは−ピリル又は(a2)n=ブチルリチ
ウム又はリチウムアミド、例えばリチウムジイソプロピ
ルアミドと反応させて行なう。
窒素を有するルイス塩基は、リチウム化合物の反応性を
高めることは公知である;それ故必要により、例えばN
、  N、 N’、  N’−テトラメチルエチレンジ
アミン(TMEDA ) 又に* 1 、 4  ’)
アゾぎシクロ−r2,2.2)−オクタン(DABco
 )を触媒として使用する。
反応温度は通常−78℃〜40℃である。ハロゲン化物
(Vll)の滅菌性及び電子特性によって、反応時間は
30分〜数時間であってもよい。
別法(Iil )によって臭化物又はアルコキシ化合物
をリチウムアルキル、好ましくは−ピリル又は(a2)
n=リチウムアルキルと反応させて生成したリチウムフ
ェニル銹導体は、公知方法で反応させて新規化合物(I
)にすることができる〔例えばナシシムハン(N、 S
、 Naraaimhan )、マリ(R,S、 Ma
li)、シンセシス(5ynthesis )、198
6年、第957頁以降〕:例えばN、N−ジメチルホル
ムアミド及びハロゲン化アルキルとの反応を挙げること
ができる。
別法(Iv)によるエーテルの分解は、常法、例えば沃
化水素酸、三臭化硼素、三塩化硼素又は五塩化燐、好ま
しくは沃化水素酸での処理によって行なう。
反応は標準圧か又は高圧で、好ましくは標準圧で行なう
ことができる。
反応温度は、別法によって一78℃〜+200℃の範囲
内である。
得られた化合物の場合により必要な精製は、常法で、例
えば酸塩基分離又はクロマトグラフィー法によって行な
う。
本発明によって得られる酸付加塩は、塩基性化合物(I
)を、薬理学上使用することのできる塩を形成する酸と
反応させて得られる。
式(I)の化合物及び薬理学上使用することのできるそ
の酸付加塩は、重要な薬理学的性質によって優れており
、殊に心そうで酸素を節約し、振動数を左右しかつリズ
ム性の作用を示す。新規化合物は、十分な作用及び大き
い相容性によってすぐれている。
このようにして新規化合物は、既にわずかな投与量です
ぐれた心そう振動数の低下及び付加的抗不整脈作用を示
す。この外に、心そうの収縮力の所望されない負の影響
は極めてわずかである。即ち、化合物は負の変力副作用
に対して、心ぞうの振動数を下げるか又は心そうの不応
時間を延長する作用の特に好ましい関係を有し、それ故
広い治療範囲を有する。
心筋の酸素消費に対する作用物質の影響は、麻酔をした
ねずみで試験し、ネイル(Ne1n )の方法〔ネイ/
I/ (W、 Z、 Ne1ll )、レプイン(H,
H,Levine )、ワグマン(Ro:r、Wagm
an)、デルリン(R,Gorlin )、サーキュレ
ーション・リサーチ((!1rculation Re
5earch )第12巻(I963年)、第163頁
〕によって測定した。これに必要な細刻の血圧及び心そ
うの振動数の循環測定量は、ゾウシュマン(Busch
mann )その他〔プウシュマン(G、 Busch
mann )、シューr ヘル(W、 8chumac
her )、ブウデy (R。
Budden )及びクール(U、 G、 K’uhl
 )、ジャーナル・オプ・カルデイオパスキュラル・フ
ァルマコロジ−(Journal of Oardio
vascularPharwacology )第2巻
(I980年)、第777〜795頁〕の実験で確かめ
た。表Aから明らかなように、作用物質は心そうの振動
数と細刻の血圧との重複生成物を減少し、これが と共に心そうの酸素の節約%%得られる。
表  A 麻酔をしたねずみの心ぞうの振動数に対する影響(FR
Q、 )、終期の血圧(P8)及び重複生成物(DP 
) 新規作用物質の抗不整脈作用の実証は、実験ニヨってゴ
ビエル(Govier )の方法〔ヒヒエ/l/ (W
、 O,Govier )、ジャーナル・オデ・ファル
マコロジー・アンr11エクスペリメy p /l/1
1セラビューティクス(JournalofPharm
acology and Experimental 
Therapsutics)第148巻(I)(I96
5年)、第100〜105頁]Kより、体!600〜4
001のアルピノ・ピルプライト(Albino Pi
rbright )ホワイトモルモットの心そうの左心
房の機能的不応時間を測定して行なった。目下治療で既
に使用した種々の化学構造のすべての抗不整脈剤は、機
能的不応時間の延長によって優れている。
付加的にこの方法によって、心筋の収縮に対する物質の
作用が得られる。それ数表BKは、PRP 125 %
として物質の使用後18分間に1251に対する機能的
不応時間の延長が得られる濃度(μモル/l)、か又は
775%として出発値の75憾に対する収縮力の減少を
生ぜしめる相応する濃度が記載されている。
心そうの振動数(FRQ )に対する作用物質の直接的
影響は、体重300〜400Iのアルピノ・ピルプライ
ト(Albino Pirbright )ホワイトモ
ルモットの自然にこ動する隔離した右心房で試験した。
表BにはFRQ、 754として、物質の投与後20分
間で出発値の75俤に対する振動数の減少を生ぜしめる
濃度(μモル//)が記載されている。
更に、収縮力の減少投与量と心そうの振動数の減少投与
量とからの商F’75%/FRQ、75%が記載されて
いる。この商によって、心そうの振動数の減少作用に対
する物質の治療範囲に関する解明が得られる。
表Bからは、新規物質はN要である所望されない負の変
力効果を示さないが、既に著しい低濃度で心そうの振動
数の減少作用及び抗不整脈作用を発揮することが明らか
である。
表Bには、公知化合物の過酸のペンチルスパルティンー
L (+) −fi石酸塩の結果も記載されている(ヨ
ーロッパ特許公開公報 第0025069号)。比較は、明らかに公知物質に対
し本発明による化合物の心ぞ5の振動数の減少に関して
、すぐれた治療範囲を示す。
それ数本発明による化合物のすぐれた作用は、心そうの
酸素節約性、リズムを有する及び振動数の影響効果の組
合せによって特徴づけられる。
この作用によって、虚崩性心ぞ5病、例えば狭心症及び
心筋硬塞で並びに不整脈で使用することができる。
使用すべき投与量は、もちろん使用物質、使用法及び治
療すべき容態の種類によって変動する。しかしながら、
一般に十分な効果は動物実験では0.01〜100ダ/
体i1に9の用量で得られる。
実施例 新規化合物の構造は分光学の試験、殊にNMRスペクト
ル、質量スペクトル、赤外線スペクトル及び/又は紫外
線スペクトルの分析によって確かめた。
17−ヒトロキシスパルテインは、げイッ公開第282
5117号明細書によってスパルテインから製出した。
17−ゾヒドロスパルテイン過塩素酸塩は、リンク(M
、 Rlnk )及びグラボッスキ(K。
Grabowski ) 、アルシブ・デア・ファルマ
ジ−(Archiv der Pharmazie )
第289巻(I956年)、第695頁によって17−
ヒトロキシスパルテインから製造した。
例及び表中では、次の略語を使用する:LIIIIM−
溶剤、THF =テトラヒドロフラン、It干ジエチル
エーテル、T=湿温度℃)、Kat−触媒、P−17−
ゾヒドロスパルテイン過塩素酸塩、H−17−ヒーロキ
シスパルテイン、DBE=1.2−ジブロムエタン、w
s −酒石酸塩、HFu =フマル酸塩。
例  1 化合物(III)又は(IV)の製造。
(Ia)化合物(III)の製造 マグネシウムのけずりくず0.1モルを溶剤(無水)5
0−に装入する。場合により触媒を添加する。溶剤50
R1に(■)0.1モルを滴加した後に、パッチをマグ
ネシウムが溶解するまで還流で維持する。反応バッチを
、そのま瓦例2の反応に使用する。
(Ib)化合物(IV)の製造 −ピリル又は(a2)n=ブチルリチウム(ヘキサンに
とかした154の溶成として) 4.4 mモルを、溶
剤(無水)30r!Ll!に一78℃とかす。(I’l
l) 4.5 m −r−#を溶剤3QmJに緩慢に滴
加した後に、更に一78℃で60分間攪拌する。このバ
ッチを、例3の反応に使用する。
(Ic)化合物(IV)の製造 リチウム−ジイソプロピルアミド−その場でジイソゾロ
ピルアミンと−ピリル又は(a2)n=ブチルリチウム
とから製造−0,1モルを溶剤(無水)1007Mにと
かした溶液に、相応する温度で(i) 0.1モルを滴
加し、更に攪拌する。次いで溶剤200117で希釈し
、得られたバッチを例3の反応に使用する。
(Id)化合物(IV)の製造 溶剤50−にとか(、た(IX) 0.1モルに、場合
によりはy等モル量の触媒の存在で冷却(T1)しなが
ら、−ピリル又は(a2)n=ブチルリチウムをヘキサ
ンにとかした1、6モルの溶1& 62.5 mA!を
滴加する。脱プロトンを完全にするために、高温度(T
2)で更に撹拌する。得られたバッチを例3の反応に使
用し、この場合予め温度(T3)に調節する。
特別の反応條件に対する記載は、表1a〜1dK記載さ
れている。
、、 ”  ”k−’、、、/ /、−′ 例  2 別法(I)による化合物(I)の製造。
例(Ia)から得られたバッチに、溶剤100−にとか
した17−ヒVロキシスパルテイン又は17−ゾヒドロ
スパルテインー過塩素酸塩105モルを添加し、完全な
反応が得られるまで還流で加虎する。希塩酸で留意して
酸性ICL、続いて酸/塩基を分離し、中性酸化アルミ
ニウム又は珪酸で展開液としてエーテル/ヘキサン混合
物でクロマトグラフィーな行なった後に1化合物(I)
を単離する。別法でこれを反応させてその酸付加塩にす
る。特別の反応條件及び得られた生成物は、第2表に記
載されている。
例  3 別法0)による化合物(I)の製造。
例(Ib)又は(IC)又は(Id)から得られたバッ
チに1等モル量の固体17−ゾヒドロスパルテイン過塩
素酸塩を添加し、室温で緩慢に加熱して完全に反応する
まで攪拌する。
希酸又は氷水を惑加した後に、例2のようにして後処理
する。特別の反応條件及び得られた生成物に対する記載
は、第3表に記載されている。
例  4 別法(lil )による化合物(I)の製造。
単離mo、o13モルを溶剤(無水)にとかし、場合に
より触媒を添加する。冷却しながら−ピリル又は(a2
)n=ブチルリチウム(ヘキサンにとかした15係の溶
液として) 0.02モルを滴加し、室温で1〜6時間
攪拌後に、溶剤20ILlにとかしたN、  N−ジメ
チルホルムアミ)’0.04モルの添加を行なう。反応
終了後に水を加え、例2のようKして後処理する。特別
の反応條件及び得られた生成物は、第4表に記載されて
(・る。
77″、・ 、、、)/、、−・ 2゜/′ /′ /′ 例5 別法(Iv) Kよる化合物(I)の製造。
無水酢酸14mにとかした単離物0.017モルに、5
7%の沃化水素酸3QmJを徐々に滴加する。パッチを
還流下に4時間加熱する。反応混合物を留意して氷水に
添加し、例2のようにして後処理する。反応條件及び得
られた生成物に対する記載は、第5表に記載されている
表  5 別法(Iv)による化合物(I)の製造例 単離物  
    A       n  車離形 融点(’C)
500 204  4−ヒドロキシフェニル  02H
CI! 無定形501 218  3−ヒドロキシフェ
ニル  1 塩基  74−76例  6 別法(v) Kよる化合物(I)の製造。
マグネシウム0.02モルを、無水THF 53 m/
に添加する。1,2−ジブロムエタン0.2成で活性に
した後に、無水THF I Q mlにとかした2−(
3−ブロムフェニル)−1,3−ジオキソラン0.02
モルの滴加を行なう。バッチを還流で1時間加熱した後
に、無水THp100mで希釈し、17−ゾヒドロスパ
ルテインー過塩素酸塩0.01モルを加え、更に反応が
完結するまで加熱する。
アルデヒげを遊離させるために、希塩酸を加え、室温で
30分間撹拌する。酸/塩基の分離を行ない、展開剤と
してのエーテル/ヘキサン(I:1)を有するアルミナ
によって濾過した後に、ホルミル誘導体を油として単離
すること−できる。3当量の酒石酸と反応させて、結晶
性酒石酸塩(融点=126〜130℃)が得られる。
次の例7〜9には、本発明による作用物質を含有する製
薬調剤並びにか〜る製薬調剤の製造が記載されている。
例  7 錠剤。
組成: 作用物質(例2.4218)    20部とうもろこ
し澱粉       60部ラうトーズ       
   55部コリトン(Kollidon) 25部5
部ステアリン酸マグネシウム      2部水素化ひ
まし油         1部合計    113部 製造法: 作用物質を、とうもろこし澱粉及び微粉末ラクトーズと
混合機中で混合する。得られた混合物を、ポリビニルピ
ロリドン〔コリトン(Kollidon ) 25  
、BASF社製〕をインプロパツールにとかした20%
の溶液で湿潤する。
必要により、更にイソプロパツールを添加する。湿潤顆
粒を2taの篩に通し、乾燥器で40℃で乾燥し、続い
て1龍の篩〔7レビツト(Frewltt )機〕に通
す。顆粒を、ステアリン酸マグネシウム及び水素化ひま
し油と混合した後に、これによって113〜の錠剤を圧
縮すると、各々の錠剤は作用物質20rn9を含有する
例  8 カプセル。
組成: 作用物質(例2、准21B)    20部とうもろこ
し澱粉       20部ラうトー〆       
    45部コリY y ’、 KOllldOn 
) 25部3部ステアリン酸マグネシウム     1
.5部エーロジル(Aerosil)200    0
.5部合計    90部 製造法: 作用物質を、とうもろこし澱粉及び微粉末ラクトーズと
混合機で混合する。得られた混合物を、ポリビニルピロ
リドン〔コリトン (Kollidon ) 25  Jをインゾロパノー
ルにとかした20%の溶液で湿潤する。必要により、更
にインゾロパノールを添加する。湿@顆粒を1.6++
mの篩〔7レビツト(Frewitt ) )に通し、
乾燥器で40℃で乾燥し、続いて1間の篩〔フレピッ)
 (FrθW1tt ) ]に通す。顆粒を、ステアリ
ン酸マグネシウム及び珪酸エーロダル〔エーロ/7”#
 (Aerosil ) 2Q Q、デクツサ・アクチ
ェンrゼルシャフト社製〕と混合した後に、これからそ
れぞれ90In9を、自動カシセル機を用いて大きさ4
の硬性ゼラチンカプセルに充填すると、各々のカプセル
は作用物質20〜を含有する。
例  9 アンプル。
組成: 作用物質(例2.4218)     5〜塩化ナトリ
ウム        16■注射用水(蒸溜)2.ON 製造法: 塩化ナトリウムを、注射用水Km解し、作用物質を添加
し、攪拌して溶解する。十分な注射用水を目的容量まで
充填する。バッチを0.25μのメンブランフィルタ−
に通す。雲母アンプルにそれぞれ2.15mA!を充填
し、これを溶解する。
121℃で蒸気で60分間滅菌する。注射液2−は、作
用物質5myを含有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): S−(CH_2)_n−A( I ) 〔式中Sは17−スパルティン基を表わし、nは0又は
    1であり、Aは (a1)n=0に対しては2−フリル、2−チェニル、
    2−(N−アルキル)−ピリル又は (a2)n=1に対しては3−フリル、3−チェニル又
    は (b)ピリジル又は (c)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の置換されているフェニルを表わし、この式(II)では
    基R_1〜R_3の1個又は2個は水素であり、基R_
    1〜R_3の1個又は数個は (c1)アルキル (c2)アルコキシ (c3)弗素 (c4)塩素 (c5)臭素 (c6)トリフルオルメチル (c7)2個の隣接基は一緒になつてアルキレンジオキ
    シ (c8)▲数式、化学式、表等があります▼ (c9)ヒドロキシ (c10)−CO−R_4 であり、R_4は水素、アルコキシ、ヒドロキシ又は場
    合により置換されている、好ましくはアルキル置換のア
    ミノである〕の新規芳香族化合物並びに薬理学上使用す
    ることのできるその酸付加塩。 2、基R_1〜R_3の2個は水素である、特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 3、基R_1〜R_3の1個は水素である、特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 4、n=1である、特許請求の範囲第1項から第3項ま
    でのいずれか1項記載の化合物。 5、n=1である、特許請求の範囲第2項記載の化合物
    。 6、Aはメトキシフェニル又はクロルフェニルである、
    特許請求の範囲第5項記載の化合物。 7、一般式( I ): S−(CH_2)_n−A( I ) 〔式中Sは17−スパルティン基を表わし、nは0又は
    1であり、Aは (a1)n=0に対しては2−フリル、2−チェニル、
    2−(N−アルキル)−ピリル又は (a2)n=1に対しては3−フリル、3−チェニル又
    は (b)ピリジル又は (c)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の置換されているフェニルを表わし、この式(II)では
    基R_1〜R_3の1個又は2個は水素であり、基R_
    1〜R_3の1個又は数個は (c1)アルキル (c2)アルコキシ (c3)弗素 (c4)塩素 (c5)臭素 (c6)トリフルオルメチル (c7)2個の隣接基は一緒になつてアルキレンジオキ
    シ (c8)▲数式、化学式、表等があります▼ (c9)ヒドロキシ (c10)−CO−R_4 であり、R_4は水素、アルコキシ、ヒドロキシ又は場
    合により置換されている、好ましくはアルキル置換のア
    ミノである〕の新規芳香族化合物並びに薬理学上使用す
    ることのできるその酸付加塩を製造する方法において、 (i)17−ヒドロキシスパルティン又は 17−デヒドロスパルティン塩を、式(III)A−(C
    H_2)__n−MgHal(III)〔式中nは0又は
    1であり、Aは前記の(a)、(b)、(c1)〜(c
    8)を表わし、Halはハロゲンを表わす〕のグリニヤ
    ール化合物と反応させ、得られた化合物を、そのまゝか
    又は薬理学上使用することのできるその酸付加塩の形で
    製出するか又は更に (iii)Aが2−又は4−ブロムフェニル又は(c2
    )を表わす化合物( I )を、リチウムアルキルで金属
    化し、公知方法で反応させて A=(c1)、(c3)〜(c5)、(c10)の化合
    物( I )にし、 (iv)Aが(c2)を表わす化合物を、公知方法でH
    Jと反応させてAが(c9)を表わす化合物( I )に
    し、 (v)Aが(c8)を表わす化合物を、酸性加水分解に
    よつて反応させて相応するアルデヒドにし、 このようにして得られた化合物をそのまゝか又は薬理学
    上使用することのできるその酸付加塩の形で製出するこ
    とを特徴とする、式( I )の化合物の製造法。 8、一般式( I ): S−(CH_2)__n−A( I ) 〔式中Sは17−スパルティン基を表わし、nは0又は
    1であり、Aは (a1)n=0に対しては2−フリル、2−チェニル、
    2−(N−アルキル)−ピリル又は (a2)n=1に対しては3−フリル、3−チェニル又
    は (b)ピリジル又は (c)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の置換されているフェニルを表わし、この式(II)では
    基R_1〜R_3の1個又は2個は水素であり、基R_
    1〜R_3の1個又は数個は (c1)アルキル (c2)アルコキシ (c3)弗素 (c4)塩素 (c5)臭素 (c6)トリフルオルメチル (c7)2個の隣接基は一緒になつてアルキレンジオキ
    シ (c8)▲数式、化学式、表等があります▼ (c9)ヒドロキシ (c10)−CO−R_4 であり、R_4は水素、アルコキシ、ヒドロキシ又は場
    合により置換されている、好ましくはアルキル置換のア
    ミノである〕の新規芳香族化合物並びに薬理学上使用す
    ることのできるその酸付加塩を製造する方法において、 (ii)17−デヒドロスパルティン塩を、式(IV): A−(CH_2)__n−Li(IV) 〔式中nは0又は1であり、Aは前記の(a)、(b)
    、(c1)〜(c8)を表わす〕の有機金属化合物と反
    応させ、得られた化合物を、そのままか又は薬理学上使
    用することのできるその酸付加塩の形で製出するか又は
    更に (iii)Aが2−又は4−ブロムフェニル又は(c2
    )を表わす化合物( I )を、リチウムアルキルで金属
    化し、公知方法で反応させて A=(c1)、(c3)〜(c5)、(c10)の化合
    物( I )にし、 (iv)Aが(c2)を表わす化合物を、公知方法でH
    Jと反応させてAが(c9)を表わす化合物( I )に
    し、 (v)Aが(c8)を表わす化合物を、酸性加水分解に
    よつて反応させて相応するアルデヒドにし、 このようにして得られた化合物をそのまゝか又は薬理学
    上使用することのできるその酸付加塩の形で製出するこ
    とを特徴とする、式( I )の化合物の製造法。 9、少くとも一般式( I ): S−(CH_2)__n−A( I ) 〔式中Sは17−スパルティン基を表わし、nは0又は
    1であり、Aは (a1)n=0に対しては2−フリル、2−チェニル、
    2−(N−アルキル)−ピリル又は (a2)n=1に対しては3−フリル、3−チェニル又
    は (b)ピリジル又は (c)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の置換されているフェニルを表わし、この式(II)では
    基R_1〜R_3の1個又は2個は水素であり、基R_
    1〜R_3の1個又は数個は (c1)アルキル (c2)アルコキシ (c3)弗素 (c4)塩素 (c5)臭素 (c6)トリフルオルメチル (c7)2個の隣接基は一緒になつてアルキレンジオキ
    シ (c8)▲数式、化学式、表等があります▼ (c9)ヒドロキシ (c10)−CO−R_4 であり、R_4は水素、アルコキシ、ヒドロキシ又は場
    合により置換されている、好ましくはアルキル置換のア
    ミノである〕の化合物又はAが付加的に置換されていな
    いフェニルを表わす式( I )の化合物か又はかゝる化
    合物の薬理学上使用することのできる酸付加塩を含有す
    る、心ぞう血管の薬剤。
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