JPS6248487A - ロボツトの制御装置 - Google Patents

ロボツトの制御装置

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JPS6248487A
JPS6248487A JP18623185A JP18623185A JPS6248487A JP S6248487 A JPS6248487 A JP S6248487A JP 18623185 A JP18623185 A JP 18623185A JP 18623185 A JP18623185 A JP 18623185A JP S6248487 A JPS6248487 A JP S6248487A
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JP
Japan
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robot
motor
control
arm
current
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JP18623185A
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English (en)
Inventor
田村 欣一
浅枝 暉雄
内藤 辰男
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPS6248487A publication Critical patent/JPS6248487A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ロボットの可動部を外力によって自由に動
かし得る状態にすることができる所謂力抜き制御とも云
うべき制御が可能なロボットの制御装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、各種の産業用ロボットが工場の製造ラインで使用
されるようになり、組立(アッセンブリ)ロボットも実
用化されつつある。
しかし、従来から組立作業ラインに多く用いられている
コンテイニアスラインにロボットを配置して、コンベア
上を連続して流れる物品(ワーク)の組付は作業を行な
わせるには、コンベアとロボツ1−との間で動きの同期
をとる必要があり、ロボット自体の作業に係わる制御と
コンベアとの間の同期をとる制御とを同時に行なうのは
非常に難かしかった。
そこで、ロボットがある作業を行なう間、アーム等の可
動部を外力によって自由に動かし得る「力抜き状態」に
すれば、特に同期制御を行なわなくてもコンベア上のワ
ークの移動に追従させることができる。
このような力抜き制御が可能なロボットの制御装置とし
ては、従来例えば特開昭58−206389号公報に記
載されているようなものがある。
この装置は、多軸ロボットにおける複数の可動部のうち
の予め指定した可動部を駆動するアクチュエータ、例え
ばモータへの駆動電流を遮断してフリーな状態にするこ
とによって、その可動部を外力によって自由に動かし得
るようにしたものである。
しかしながら、このような従来の力抜き制御可能なロボ
ットの制御装置にあっては、ロボットを駆動するモータ
への駆動電流(パワー)を遮断するようにしていたため
、その遮断手段として大電流用の接点容量の大きい大型
で高価なマグネットスイッチを用いなければならないば
かりか、それを用いることによって接点のオン・オフ時
にモータに流れる突入電流を防止する対策を施したり、
接点のメンテナンスを@繁に行なう必要があるなどの問
題点があった。
そこで、一般にロボッ1−におけるアーム等の可動部の
プレイバック制御は、目標位置指令値が逐次入力されて
書込まれる位置指令レジスタからの指令値とロボットの
可動部の現在位置を示す現在値との偏差に基づく速度指
令値と、可動部の速度検出系からの速度フィードバック
値との偏差に基づく指令値に応じて可動部を駆動するモ
ータの駆動電流を制御することによってなされるので、
この速度指令値と速度フィードバック値との偏差に基づ
く指令値を偏差の有無に係わらず零(ゼロ)にすること
によってモータをフリー状態にして、その可動部を外力
により自由に動かし得るようにするロボットの制御装置
を1本出願人が先に特許出願している(特願昭59−2
65353号)。
この装置によれば、偏差に基づく指令値を零にするため
の切換手段としては、接点容量が小さく小型で安価なリ
レースイッチ等を使用することができ、接点の切換時に
モータに突入電流が流れることがないためその防止対策
を施さなくて済み。
接点のメンテナンス回数も少なくて済む等の利点がある
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような力抜き制御が可能なロボット
の制御装置においては、プレイバック制御から力抜き制
御に切換わると1位置指令レジスタの内容はその時書込
まれている目標位置指令値のままとなるが、その後外力
によってロボットの可動部が変位されると、その現在位
置を検出するパルスジェネレータやポテンショメータか
らの情報による現在値は変化する。
そのため、力抜き制御からプレイバック制御に戻した時
、位置指令レジスタの指令値と現在値との間に大きな偏
差が生じているため、その偏差に基づいてモータが駆動
制御されて可動部が動いてしまい、力抜き制御を終了し
た位置で停止させたい場合や、その位置から新たな目標
位置へ移動させる必要がある場合等に対応できなくなる
という問題点があった。
この発明は、力抜き制御可能なロボットの制御装置にお
いて、この問題を解決することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明は、目標位置指令値が逐次書込まれる
位置指令レジスタからの指令値とロボットの可動部の現
在位置を示す現在値との偏差に基づいて、該ロボットの
可動部を駆動するモータを制御するロボットの制御装置
において、上記偏差の有無に係わらず上記モータをフリ
ー状態にする制御切換手段と、それによってモータをフ
リー状態にしている間、上記現在値を位置指令レジスタ
への書込み入力とする位置指令レジスタ入力切換手段と
を設けたものである。
〔作  用〕
ロボツ1〜の可動部を駆動するモータをフリー状態にす
ることにより、可動部を外力によって自由に動かすこと
ができ、例えばコンベアによって搬送されているワーク
に追従しながら作業を行なわせることが可能になる。
そして、その方抜き制御中は、可動部の現在値を位置指
令レジスタに入力して書込むため、位置指令レジスタか
らの指令値と可動部の現在値とが常に一致しており、プ
レイバック制御に切換えたときに、可動部が指令値と現
在値との偏差によって動いてしまう不都合は起らない。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。
先ず第2図を参照して、この実施例に使用するロボット
の構成及びその作業について説明する。
同図中、1は水平多関節形のロボットであり、台座2上
に鉛直方向であるZ方向に立設固定した基部3と、この
基部乙に対してタコジェネレータ4及びパルスジェネレ
ータ5を出力軸に取り付けたDCサーボモータ(以下、
単に「モータ」と云う)6の駆動力によってX−Y平面
上を矢示θ1方向に旋回する可動部である第1のアーム
7と、この第1のアーム7に対してやはりタコジェネレ
ータ8及びパルスジェネレータ9を出力軸に取り付けた
DCサーボモータ(以下、単に「モータ」と云う)10
の駆動力によってX−Y平面上を矢示θ2方向に旋回す
る可動部である第2のアーム11とを備えている。
そして、この第2のアーム11の先端部にエアシリンダ
12を装着し、そのピストンの下端部12aにナツトラ
ンナ15を取付けて、鉛直方向である矢示ZI+Z2方
向に昇降(上下動)させると共に、ナツトランナ15は
内蔵のモータの駆動力によってソケツI−I S aを
矢示θ3方向に回転する。
この水平多関節形のロボット1は、各アーム7゜11の
矢示Z1方向の自重を支えられる構造となっているため
、モータ6.10を後述する制御切換手段の作用によっ
てフリー状態にして、第1゜第2のアーム7及び11を
外力によって自由に動かし得るようにしても、第1.第
2のアーム7゜11の姿勢が崩れることはない。
なお、第1.第2のアーム7.11においては。
モータ6.10の駆動力を伝達する減速機として逆伝達
効率の比較的高いもの(例えばベベルギアを使用したも
の)を使用することにより、モータ6.10をフリー状
態にするだけで外力によって自由に動くようになる。
一方、16はコンティニュアスコンベア(以下。
単に「コンベア」と云う)であり、所要位置に所要の姿
勢で位置決め載置したワーク17を乗せてロボツ1−1
のワークエリア内を矢示Y方向に所定の速度で搬送する
ようになっている。
そして、このコンベア16によって搬送されるワーク1
7には、作業対象であるボルト18をセラ1−シてあり
、このボルト18を締め付ける作業を、ナツトランナ1
5を取付けたロボット1に行なわせようとするものであ
る。
1日は第2のアーム11に取付けたステー20の下端部
に固定したボルト通過検知器であり、ロボット1が予め
定めた待機位置で待機している時に、このボルト通過検
知器1日の前をワーク17上のボルト18が通過した時
にそれを検知するようになっている。
なお、このボルト通過検知器1日としては、例えば反射
型の光電スイッチなどを用いることができる。
また、このボルト通過検知器1日がボルト18を検知す
る位置とナツトランナ15との位置関係は、ボルト通過
検知器1日がボルト18の通過を検知した時点で、ナツ
トランナ15を矢示Z1方向に下降させ、下降限まで降
した時に丁度ソケット15aがボルト18を衝え込むよ
うな位置関係にする。
さらに、ボルト通過検知器1日の代りに、ボルト18に
対応するコンベア16の所要位置にドッグを設けておく
と共に、このドッグによってコンベア1日に沿う所要位
置の固定部に取り付けたリミットスイッチを叩くように
して、このリミットスイッチのオンによってボルト18
の通過を検知するようにしても良い。
エアシリンダ12のピストンは、先端にドッグ13を固
着した上方突出部12bを備えており、ピストンの昇降
によりドッグ13がガイドロッド14に沿って昇降し1
図示のように上昇限まで上昇移動している時に上昇限り
ミツトスイッチ21をオンにし、下降限まで下降移動し
た時に下降限りミツトスイッチ22をオンにする。
なお、この両スイッチ21.22は、第2のアーム11
に取り付けた図示しないステーなどに固定されている。
次に、第1図を参照して第2図に示したロボット1の制
御装置の実施例を説明する。
同図において、23はマイクロコンピュータ等による中
央処理部であり、ロボット1の全搬的な制御を司ってお
り、位置指令レジスタ242位置制御部25.速度制御
部26.及び電流制御部27等からなる第1のアーム7
を駆動するモータ6用のサーボ制御部と、このサーボ制
御部と全く同様に構成した第2のアーム11を駆動する
モータ10用のサーボ制御部と、エアシリンダ12用の
電磁弁等の駆動回路を制御する他、ナツトランナ15の
駆動・停止の制御も行なう。
次に、モータ6用のサーボ制御部において、通常のプレ
イバック制御中は位置指令レジスタ入力切換手段である
切換スイッチ34が図示のようににb側に切換っており
、位置指令レジスタ24には、中央処理部23からの第
1のアーム7の目標位置指令値が逐次更新しながら書き
込まれる。
位置制御部25は、位V!1指令レジスタ24に書き込
まれている第1のアーム7の目標位置指令値と、モータ
6の出力軸に取り付けたパルスジェネレータ5からの位
置フィードバックパルスを現在値カウンタ35によって
モータ6の回転方向に応じてアップ又はダウンカウント
することによって得られる第1のアーム7の現在位置を
示すカウント値である現在値とを入力して、その偏差に
基づく速度指令値を出力すると共に、目標位置指令値と
現在値とが一致して位置決めが完了する毎にそれを中央
処理部23に知らせ、中央処理部23はそれによって次
に目標位置指令値を出力するタイミングを測っている。
速度制御部26は、後述する制御切換手段である制御切
換回路2日を介して入力される位置制御部25からの速
度指令値と、モータ6の出力軸に取り付けた第1のアー
ム7の速度検出系としてのタコジェネレータ4からの速
度フィードバック値との偏差に基づく電流指令値を出力
する。
電流制御部27は、速度制御部26からの電流指令値と
、モータ6に流れる駆動電流を検出する電流検出器28
からの電流フィードバック値との偏差に基づく駆動電流
を第1のアーム7を駆動するモータ6に流す。
したがって1位置指令レジスタ242位百制御部25.
速度制御部26.及び電流制御部27等からなる第1の
アーム7を駆動するモータ6用のサーボ制御部は、制御
切換回路2日が位置制御部25からの速度指令値とタコ
ジェネレータ4からの速度フィードバック値とをそのま
ま速度制御部26へ出力している限りにおいては、中央
処理部23からの目標位置指令値に基づいて第1のアー
ム7をプレイバック制御(位置決め制御)することがで
きる。
第2のアーム7を駆動するモータ10用の図示しないサ
ーボ制御部も、モータ6用のサーボ制御部と全く同様に
構成され、やはり制御切換回路29が速度指令値と速度
フィードバック値(タコジェネレータ8からの値)とを
そのまま速度制御部に出力している限りにおいては、中
央処理部23からの目標位置指令値に基づいて第2のア
ーム11をプレイバック制御(位置決め制御)すること
ができる。
第2図のエアシリンダ12用の駆動回路は、公知のシリ
ンダ操作回路からなり、その電磁式方向切換弁を中央処
理部23からの指令で切り換えることによって、ナツト
ランナ15をZI+22方向に昇降させる。
制御切換回路2日は、リレーコイル30を励磁すること
によって4個の可動接片30a、30b。
30c、30d (30c、30dの2個は図示してい
ない)が夫々固定接点al +a2 +a3 +a4か
ら固定接点b+ zb2 rb3rb4  (a3.8
41b3 tba も図示していない)に切り換わる4
連式トランスファ切換接点を有する電磁リレーからなり
、モータ6用のサーボ制御部に用いる可動接片30a、
30b及び固定接点aI +blとa2+b2は、可動
接片30a、30bが夫々速度制御部26の入力側に接
続されると共に、固定接点aI r 82が夫々アース
に、固定接点す、が位置制御部25の出力側に、固定接
点b2がタコジェネレータ4に夫々接続されている。
また1図示しない残りの可動接片30c、150dと固
定接点a3 pa4とb3 rb4は、モータ10用の
サーボ制御部における位置制御部及びタコジェネレータ
8と速度制御部との間に、可動接片30a、30b及び
固定接点aI +a2とbl。
b2と全く同様に接続されている。
なお、リレーコイル30の両端に接続したダイオードD
はフライホイールダイオードである。
この制御切換回路2日は、リレーコイル30に通電され
ると、各可動接片30a〜30dを図示のように固定接
点b1〜b4側に切り換えて、実際の速度指令値と速度
フィードバック値とをそのまま通過させてモータ6.1
0用の各サーボ制御部を夫々本来のプレイバック制御動
作させる。
そして、リレーコイル30への通電が断たれると、各可
動接片30.〜30dを固定接点al〜a4側に切り換
えて、速度指令値と速度フィードバック値を共にその切
り換え前のプレイバック制御に係る値からそれとは無関
係な零値(アース値)に切り換え、それによって第1の
アーム7を駆動するモータ6用のサーボ制御部における
速度制御部26及び同じく第2のアーム11を駆動する
モータ10用の図示しないサーボ制御部における速度制
御部から夫々出力される電流指令値をモータ6.10の
動きに関係なく零にする。
このように、電流指令値を実際の速度指令値と速度フィ
ードバック値に係わらず零にすると、位置及び速度フィ
ードバック制御が効かなくなるため、モータ6.10は
フリーの状態になり、それによって第1.第2のアーム
7.11は外力によって自由にX−Y平面上で旋回させ
得るようになる。この状態をr力抜き状態」という。
31はリレー制御回路であり、切換スイッチ32.33
と前述した上昇限りミツトスイッチ21によって構成さ
れている。
このリレー制御回路31は1図示のように切換スイッチ
32を接点C側に切り換えると共に、切換えスイッチ3
3を接点f側に切り換えると、上昇限りミツトスイッチ
21のオン・オフに係わらず、制御切換回路2日のリレ
ーコイル30に通電し、また、切換スイッチ33を接点
e側に切り換えると、切換スイッチ32の接点c、dへ
の切り換えに係わらず、上昇限りミツ1へスイッチ21
がオンの時にのみリレーコイル30に通電するように回
路構成されている。
切換スイッチ′54は、制御切換回路2日に連動して切
り換わるスイッチであり、リレーコイル30の励磁・非
励磁によって切り換わる切換接点を利用してもよいが、
実際には中央処理部23からの目標位置指令値及び現在
値カウンタ35から゛の現在値が複数ビットのデジタル
信号であり、それを位II¥指令レジスタ24に選択的
に入力させる必要があるため、データセレクタを用いる
とよい。
次に、この実施例の作用を説明する。
先ず、第1図のリレー制御回路31における切換スイッ
チ33を図示のように接点f側に切り換えておくと、切
換スイッチ32によって第1.第2のアーム7及び11
 (第2図)のプレイバック制御と、モータ6、.10
をフリー状態にする力抜き制御との切り換えが可能であ
る。
すなわち、切換スイッチ33を接点f側に切り換えた状
態で切換スイッチ32を接点C側に切り換えると、リレ
ーコイル30が電圧Vccによって励磁されて、可動接
片30a−30dが夫々固定接点b1〜b4に切り換わ
るため、実際の速度指令値と速度フィードバック値が有
効となってモータ6及び10を駆動制御し、第1.第2
のアーム7及び11のプレイバック制御が行なわれる。
この時、切換スイッチ34は図示のように接点す側に切
り換わっており、中央処理部23からの目標位置指令値
が位置指令レジスタ24に入力する。
切換スイッチ32を接点d側に切り換えると、リレーコ
イル30が消磁されて、可動接片?)Oa〜30dが夫
々アースされた固定接点a1〜a4に切り換わるため、
モータ6及び10はフリー状態になり、第1.第2のア
ーム7及び11が力抜き状態になる。
これに連動して切換スイッチ34が接点a側に切り換わ
り、現在値カウンタ35からの現在値が位置指令レジス
タ24に入力されるようになる。
次に、切換スイッチ33を接点e側に切り換えておくと
、切換スイッチ32は無効になり、ロボット1の第2の
アーム11に装着したエアシリンダ12によるナツトラ
ンナ15の昇降位置に応じた上昇限りミツトスイッチ2
1のオン・オフに応じて、ロボット1のプレイバック制
御と力抜き状態の切り換えができる。
すなわち、第2図のナツトランナ15が上昇限にあると
、ドッグ13によって押されて上昇限りミツトスイッチ
21がオンとなるため、リレーコイル30が励磁されて
可動接片30a−30dが夫々固定接点す、−b4に切
り換わり、切換スイッチ34も接点す側に切り換わる。
それによって、実際の速度指令値と速度フィードバック
値が有効となってモータ6及び10を駆動制御し、第1
゜第2のアーム7及び11のプレイバック制御が行なわ
れる。
第2図のナツトランナ15がエアシリンダ12の作動に
よって上昇限から下降し始めると、ドッグ13が上昇限
りミツトスイッチ21から離れて直ちにオフにするため
、リレーコイル30が消磁されて可動接片30,1〜3
0dが夫々アースされた固定接点81〜a4に切り換わ
り、それに連動して切換スイッチ34も接点a側に切り
換わる。
それによって、モータ6及び10はフリー状態になり、
第1.第2のアーム7及び11が力抜き状態になる。
次に、上記のようにプレイバック制御と力抜き状態の切
り換えが可能な本装置を用いて、ロボット1に移動する
ポル1−18の締め付は作業を行なわせる場合の動作を
第3図のフローチャー1・によって説明する。
なお、ロボット1に以下に述べる締め付は作業を行なわ
せるために必要なティーチング作業は予めしであるもの
とする。
また、ロボット1に装着したエアシリンダ12は通常は
ナラ1〜ランナ15を上昇限に保持しているものとし、
以下の説明では第1図のリレー制御回路31における切
換スイッチ33は接点e側に切り換えであるものとする
このような状態では、上昇限りミツトスイッチ21がオ
ンしているため、第1.第2のアーム7゜11を駆動す
るモータ6.10はプレイバック制御が可能である。
したがって、第3図のステップ■で先ずモータ6.10
をプレイバック制御して、第1.第2のアーム7.11
を原位置(退避位置であればどこでも良い)へ移動する
次に、エアシリンダ12のビス1〜ンの下端部12aに
取付けたナツトランナ15が、コンベア16によって搬
送されるワーク17上のポル1−18の移動軌跡上の予
め定めた待機位置である作業ポイントに位置するように
、ステップ■で再びモータ6.10をプレイバック制御
して第1.第2のアーム7.11を所要姿勢にする。
ステップ■で、ボルト通過検知器1日がワーク17上の
ポル1−18の通過を検知するのを待ち、ボルト18が
ボルト通過検知器1日の前を通過した時点で、ステップ
でのへ進んでエアシリンダ12を駆動してナツトランナ
15を下降させる。
ナツトランナISが下降し始めると、上昇限りミツトス
イッチ21が直ちにオフするため、モータ6.10がフ
リー状態になり、第1.第2のアーム7.11は外力を
受ければX−Y平面上を自由に動く力抜き状態となる。
なお、このナラ1〜ランナ15の下降中に、内蔵のモー
タを回転を制御して、ソケットISaとボルト18との
嗜み合い位相が合うようにする。
そして、ナツトランナ15が下降限まで下降すると、下
降限りミツトスイッチ22がオンすると共に、コンベア
1日によって搬送されてきたワーク17上のボルト18
をナツトランナ15のソケット15aがちょうど街え込
むようになる。
それをステップ■で下限リミットスイッチ22のオンに
よって判断し、ステップ■でナツトランナ15を駆動す
る。この時第1.第2のアーム7゜11は既に外力によ
って自由に動き得る状態にある訳であるから、ナツトラ
ンナ15によってボルト18を締め付けながら、ボルト
18の搬送移動に第1.第2のアーム7.11が追従し
て動くことになる。
2そして、ステップ■で締め付けを開始してからの時間
又は締付1〜ルクを計測することによって、ボルト18
の締め付けを終了したか否かを判定し、締め付けを終了
したらステップ■へ進んで、ナツトランナ15の駆動を
停止すると共にエアシリンダ12を駆動して上昇させる
エアシリンダ15が上昇限まで上昇すると、上jiJ、
限りミツトスイッチ21がオンするため、第1゜第2の
アーム7.11を駆動するモータ6.10はプレイバッ
ク制御が可能な状態に戻る。
このプレイバック制御が可能な状態に戻った時点では、
第1.第2のアーム7.11は前述の作業ポイントから
動いてしまっているので、第1のアーム7用の現在値カ
ウンタ35の現在値及び第2のアーム11用の図示しな
い現在値カウンタの現在値は追従動作開始時の値から大
きく変化しているが、その間各アー11用の各位置指令
レジスタには現在値が書き込まれているため、プレイバ
ック制御に戻った時に位置指令値と現在値とが一致して
おり偏差がないので、その位置で一旦停止する。
その後ステップ■へ戻って、再び最初の原位置へ移動す
る処理が行なわれるため、第1.第2のアーム7.11
は原位置に復帰し、再び上記の動作を繰り返す。
このようにして、ボルト18を締め付けている間は第1
.第2のアーム7.11はワーク17に力を抜いて追従
し、それによって従来非常に煩雑な制御で行なっていた
追従作業を非常に簡単に実現することができる。
しかも、プレイバック制御に戻った時に、第1゜第2の
アーム7.11が追従作業開始時の位置へ急に戻り始め
るようなことはない。
なお、コンベア16を止めて静止しているワーク17上
のボルト18の締め付は作業を行なう場合は、切換スイ
ッチ33を接点f側に切り換えると共に切換スイッチ3
2を接点C側に切り換えて、ボルト1日の静止位置と前
述の作業ポイントとを一致させておけば、第3図のステ
ップ■によるボルト通過の判断を省略して、その静止し
たボルト18の締め付は作業を行なうことができる。
また、切換スイッチ33を接点f側に切り換えてあれば
、切換スイッチ32の方を必要に応じて接点d側に切り
換えることによって、何時でも第1、第2のアーム7.
11を外力によって自由に動かし得る力抜き状態にする
ことができる。
この発明は、上述のような速度指令値と速度フィードバ
ック値との偏差に基づく指令値を零にすることによって
可動部を駆動するモータをフリー状態にする力抜き制御
を行なうロボットの制御装置に限らず、従来のようにロ
ボットを駆動するモータの駆動電流を遮断することによ
ってモータをフリー状態にして力抜き制御を行なうロボ
ットの制御装置にも同様に適用できる。
さらに、制御対象とするロボットは、力抜き状態にして
も可動部の姿勢がくずれない水平多関節形のロボットで
あればどのような種類のものでもよく、垂直関節を有す
るロボットにも作業状態によってはそのまま適用可能で
あり、その可動部の自重による回動力に抗するトルクを
モータに発生させるような重力バランス補償回路を設け
ることにより広範に適用可能になる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、制御切換
手段によって、目標位置指令値とロボットの可動部の現
在値との偏差の有無に係わらず、その可動部を駆動する
モータをフリー状態にすることによって、ロボットの可
動部を力抜き状態にして外力により自由に動かし得るよ
うにしたので、コンベアによって移動するワークに対す
る追従作業が容易になり、しかも、その力抜き状態の間
、可動部の変位に応じた現在値を位置指令レジスタに入
力して書き込んでおくので、プレイバック制御に戻った
時に目標位置指令値と現在値とが一致しているため、無
意味に動き出すような不都合がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック構成図、 第2図はロボットの構成及びその作業の説明に供するロ
ボットまわりの外観図。 第3図はこの実施例の作用説明に供するフロー図である
。 1・・水平多関節形のロボット 4.8・・・タコジェネレータ 5.9・・・パルスジェネレータ 6、10・・・DCサーボモータ 7.11・・・第1.第2のアーム(可動部)12・・
・エアシリンダ  15・・・ナラ1−ランナ16・・
・コンティニュアスコンベア 17・・ワーク     18・・・ボルト1日・・・
ボルト通過検知器 21・・・上昇限りミツ1〜スイツチ 22・・・下降限りミツトスイッチ 23・・・中央処理部   24・・・位置指令レジス
タ2日・・・制御切換回路  31・・・リレー制御回
路34・・・切換スイッチ (位置指令レジスタ入力切換手段) 35・・・現在値カウンタ 第3図 手続補正′4g:(n1 昭和60年9月26日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭60−186231号 2、発明の名称 ロボットの制御装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 神奈川県横浜市神奈用区宝町2番地 (399)日産自動車株式会社 4、代理人 東京都豊島区東池袋1丁目20番地5 5、補正の対象 6、補正の内容 (1)明細書第2頁第8行の「コンテイニアスランイン
」を、li’コンティニュアスライン」と訂正する。 (2)同書第13頁第16行の「第2のアーム7」を、
Ii’第2のアーム11」と訂正する。 (3)同書第22頁第11行の「モータを」を、「モー
タの」と訂正する。 (4)同書同頁第18行の[下限リミットスイッチ」を
、「下降限りミツトスイッチ」と訂正する。 (5)同書第23頁第12行の「エアシリンダ」を。 「ナツトランナ」と訂正する。 (6)図面の「第2図」を別紙訂正図面のとおり訂正す
る。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 目標位置指令値が逐次入力されて書込まれる位置指
    令レジスタからの指令値とロボットの可動部の現在位置
    を示す現在値との偏差に基づいて、該ロボットの可動部
    を駆動するモータを制御するロボットの制御装置におい
    て、 前記モータを前記偏差の有無に係わらずフリー状態にす
    る制御切換手段と、 該制御切換手段によつて前記モータをフリー状態にして
    いる間、前記現在値を前記位置指令レジスタへの書込み
    入力とする位置指令レジスタ入力切換手段とを設けたこ
    とを特徴とするロボットの制御装置。
JP18623185A 1985-08-24 1985-08-24 ロボツトの制御装置 Pending JPS6248487A (ja)

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