JPS6247930A - 含浸型陰極構体の製造方法 - Google Patents

含浸型陰極構体の製造方法

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Publication number
JPS6247930A
JPS6247930A JP18815885A JP18815885A JPS6247930A JP S6247930 A JPS6247930 A JP S6247930A JP 18815885 A JP18815885 A JP 18815885A JP 18815885 A JP18815885 A JP 18815885A JP S6247930 A JPS6247930 A JP S6247930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support sleeve
impregnated
electron emitting
protective cylinder
cathode
Prior art date
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Pending
Application number
JP18815885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kobayashi
一雄 小林
Daisuke Miyazaki
大輔 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6247930A publication Critical patent/JPS6247930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、特に高信頼性を要求される含浸型陰極構体
の製造方法に関する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕含浸型陰極構体
は、陰極#i!管のほかとくに高信頼性が要求される衛
星塔載用進行波管やクライストロン等の電子管に広く使
用されている。
この含浸型陰極構体は、第3図に示すような構jXを有
する。図中の符号11は多孔質基体に電子放射物質を含
浸させた陰極基体、111Lはその電子放射面、12は
陰極基体の裏面側にろう接固定された支持スリーブ、1
3はろう材層、14は加熱ヒータ、14&は七のヒータ
脚部、15は絶縁充填剤をあられしている。
このような陰極構体の製造においては、支持スリー11
2の開口部12&を上方に向け、加熱ヒータ14を所定
位置に置くとともに泥状の絶縁充填剤15を内部に流し
込み、これを加熱・乾燥させてヒータを埋込む。またそ
の後の多孔質陰極基体11内に電子放射物質を含浸する
工程では、同様に支持スリーブの開口部11aを上方に
向けて含浸処理する。
このような製法によると、次のような不部会を伴うこと
が確認された。すなわち絶縁充填剤の一部が支持スリー
1の開口部側の内周面12bに付着しやすい。絶縁充填
剤が支持スリーブの内周面に付着すると、この支持スリ
ーブの開口部外周に図示しない陰極支持体全抵抗溶接す
る際に、付着している絶縁物により信頼性の高い溶接が
できないおそれがある。
また同様に電子放射物質の蒸気が支持スIJ−プの内面
に1わり込み、支持スリーブの内面に付着しやすい、そ
のように電子放射物質がスリーブ内面に付着していると
、これが動作中に蒸発して管内の他の部分に付着して不
所望なt子放出を起こしたり、各1ノ極間の耐電圧特性
を劣化させる要因になるおそれがある。
〔発明の目的〕
この発明は以上のような不都合を解消し支持スリーブ内
への絶縁充填剤の埋込み、あるいは電子放射物質の含浸
工程で支持スリーブ内周面への絶縁剤あるいは電子放射
物質の付着を確実に防止し、信頼性の高い含浸型陰極構
体の製造方法を提供するものである。
〔発明の概要〕 この発明は、多孔質陰極基体に接合された支持スリーブ
内に加熱ヒータを絶縁充填剤により埋込む工程、または
多孔質陰極基体に電子放射物質を含浸する工程で、支持
スリーブの開口側の内周に保護筒体を密に嵌合して埋込
みまた(1含浸すること全特徴とする含浸型陰極構体の
製造方法である。これによって支持スリーブ内周面への
絶縁剤あるいは電子放射物質の付着を確実に防止し、信
頼性の高い含浸型陰極構体を得ることができる。
〔発明の実施例〕
以下図面を診照してその実施例全説明する。
なお同一部分は同一符号であられす。
まず第1図aに示すように、多孔質陰極基体11の裏面
側に支持スリーブをろう接により接合する。多孔質陰極
基体は、粒径が3〜10μmのタングステン粉末を棒状
に圧縮底形したのち還元性雰囲気中で焼結し、切削加工
を容易にするためにこの焼結体の空孔部に銅を含浸し、
この多孔質タングステン焼結体を外径4.3 !II、
曲率半径10mの電子放射面11息となるように、また
支持スリーブ接合用の円周溝を切削加工により形成し、
そして含浸した銅を硝酸及び水素炉等による高温加熱で
除去して構成する。この多孔質陰極基体1ノの裏面外周
部の円周溝に、モリブデンからなる支持スリー112の
一端開口部を嵌合し、モリブデン−ルテニウムからなる
ろう材を配置する。また、後に含浸しfc1s子放射物
質が動作中に絶縁充填剤の方に拡散するのを防止するた
めの同様のろう材層131c形成する。
次に支持スリー112の上方開口部12&の内周面に保
護節体16の径小嵌合部16aを密に嵌合する。この保
護筒体16は、好ましくは支持スリーブ12と同等の熱
膨張率を有する金属材料で構成し、それによジ以後の加
熱処理工程で支持スリーブとの間に間隙が生じないよう
にする。この状態でアルミナからなる泥状の絶縁4Jの
一部15af所定厚さDとなるように上方から流し込み
、その面を平坦にする。絶縁剤の一部15tの厚さDは
、陰極構体の完成時に加熱ヒータのコイル状先端と陰極
基体との距離が所定寸法となるように、絶縁剤の乾燥、
焼結による収縮も考慮にいれた寸法にする。
次に第1図すに示すように加熱ヒータ14をそのコイル
状先端14bが絶縁剤15aの面に尚接するようにして
入れ、所定位置に置く。そして再度、追加分の絶縁剤1
5bを上方から流し込む。なおアルミナ粉末が自然沈降
して絶縁剤上面が下がる念め、それを考慮した所定量を
入れる。こうして全体的に連結した一体的な絶縁充填剤
15が得られる。この絶縁充填剤15の上面を平坦に整
形する。
次にこの絶縁充填剤を乾燥し、さらに真空中で温度18
00℃、2時間かけて焼結する。なおこの焼結工程では
、保護筒体16全はずしてもよい。
次に第2図に示すように、多孔質陰極基体11に電子放
射物質を含浸する。この電子放射物質の含浸工程でも保
護筒体16を嵌合する。
BaQ 、 CaO1k1203等からなる電子放射物
質17を含浸装置18内のモリブデン製ボート19の中
に入れ、陰極構体の多孔質陰極基体11が底面になるよ
うに配置する。これ金もう1つの円筒又は角形のモリブ
デン製&−ト20の中に配置し、水素を矢印の如く流し
ながら高周波誘導加熱用コイル21によQ高周波加熱す
る。こうして電子放射物質を溶融して蒸気化し多孔質陰
極基体11の空孔部に電子放射物質を含浸する。冷却後
、余剰の電子放射物質を除去し、支持スリーブの外周面
なども清浄にする。
もちろんこの時、嵌合しておいた保護筒体16は取り除
かれる。こうして第3図に示した構造の含浸型陰極構体
が完成する。
なお電子放射物質を含浸する工程で使用する保護筒体は
、ヒータ脚部のみが貫通する有底部を有するものでもよ
い。あるいはヒータ脚部よりも外方に位置する開口端を
閉じて、その一部にガス通気用の透孔を形成した構造の
保護筒体でもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したこの発明によれば、次のような効果が得ら
れる。すなわち、支持スリーブの開口部の内周に保護筒
体を密に嵌合した状態で絶縁剤の充填を行ない、また同
様にして電子放射物質の含浸を行なうので、支持スリー
ブ内周面への絶縁剤の付着、電子放射物質の付着が確実
に防止できる。したがって支持スリーブへの陰極支持体
などの溶接が確実、良好にでき、また動作中に高温とな
る支持スリーブ内面に電子放射物質が付着しないので、
陰極電子放射面以外からの不所望な電子放出や電極間放
電等の発生の一要因が除去される。こうして信頼性の高
い含浸型陰極構体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(、)および(b)はこの発明の一実施例を示す
絶縁剤充填工程における縦断面図、第2図はこの発明の
他の実施例を示す電子放射物質含浸工程における概略断
面図、第3図は含浸型陰極構体を示す縦断面図である。 11・・・陰極基体、12・・・支持スリーブ、14・
・・加熱ヒータ、15・・・絶縁充填剤、16・・・保
護筒体。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 11a 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多孔質陰極基体に支持スリーブを接合し、この支持スリ
    ーブ内に加熱ヒータを絶縁充填剤により埋込み、上記陰
    極基体に電子放射物質を含浸する含浸型陰極構体の製造
    方法において、上記加熱ヒータを絶縁充填剤により埋込
    む工程、または陰極基体に電子放射物質を含浸する工程
    で、上記支持スリーブの開口側の内周に保護筒体を密に
    嵌合して埋込みまたは含浸することを特徴とする含浸型
    陰極構体の製造方法。
JP18815885A 1985-08-27 1985-08-27 含浸型陰極構体の製造方法 Pending JPS6247930A (ja)

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