JPS6247719A - 真空容器の圧力制御装置 - Google Patents
真空容器の圧力制御装置Info
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- JPS6247719A JPS6247719A JP18666085A JP18666085A JPS6247719A JP S6247719 A JPS6247719 A JP S6247719A JP 18666085 A JP18666085 A JP 18666085A JP 18666085 A JP18666085 A JP 18666085A JP S6247719 A JPS6247719 A JP S6247719A
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- pressure
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- valve
- operational amplifier
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の属する技術分野)
半導体製造装置において圧力制御は重要な技術であって
、特にプラズマエツチング装置、減圧CVD装置など現
在半導体デバイスの量産に広く使用されている装置にお
いては必要不可欠なものとなっている。これらの装置は
通常100 P a以下の減圧状態にて動作する。また
近時基板(ウェハ)の大口径化に伴ってウェハの処理を
1枚ずつ行う枚葉処理形の装置が注目されているが、そ
のような装置では圧力の応答性がそのまま生産能力に影
響を与えるので、圧力の制御精度が良好でかつより高速
で応答できる圧力制御装置の出現が望まれている。本発
明はこのような圧力制御装置に関するものである。
、特にプラズマエツチング装置、減圧CVD装置など現
在半導体デバイスの量産に広く使用されている装置にお
いては必要不可欠なものとなっている。これらの装置は
通常100 P a以下の減圧状態にて動作する。また
近時基板(ウェハ)の大口径化に伴ってウェハの処理を
1枚ずつ行う枚葉処理形の装置が注目されているが、そ
のような装置では圧力の応答性がそのまま生産能力に影
響を与えるので、圧力の制御精度が良好でかつより高速
で応答できる圧力制御装置の出現が望まれている。本発
明はこのような圧力制御装置に関するものである。
(従来の技術)
第1図は従来一般に用いられている半導体製造用真空容
器とその圧力制御系の構成側図である。
器とその圧力制御系の構成側図である。
図中の1は真空容器または炉、2は排気部で各種の真空
ポンプやトラップからなっている。3はガスボンベなど
のガス供給部、4はマスフローメータでガス流量を制御
する。5は圧力検出器、6はモータ、7は可変コンダク
タンスバルブであるが、モータ6は配管9のコンダクタ
ンスを調節する可変コンダクタンスバルブ7のバルブ開
度を変更するに用いる。8はバルブ開度検出器である。
ポンプやトラップからなっている。3はガスボンベなど
のガス供給部、4はマスフローメータでガス流量を制御
する。5は圧力検出器、6はモータ、7は可変コンダク
タンスバルブであるが、モータ6は配管9のコンダクタ
ンスを調節する可変コンダクタンスバルブ7のバルブ開
度を変更するに用いる。8はバルブ開度検出器である。
この装置においてマスフローメータ4を通じて供給され
るガスの種類や流量は半導体素子などの製造条件に合わ
せて適当に設定れれる。真空容器1内の圧力は圧力検出
器5の指示値が設定値と等しくなるようにバルブ7の開
度を調節することによって自動制御が行われる。
るガスの種類や流量は半導体素子などの製造条件に合わ
せて適当に設定れれる。真空容器1内の圧力は圧力検出
器5の指示値が設定値と等しくなるようにバルブ7の開
度を調節することによって自動制御が行われる。
第2図は従来一般に用いられている圧力自動制御装置の
サーボ動作回路図で、10は圧力設定値、11は圧力偏
差、12は圧力偏差に応じて出力されるバルブ7の開度
設定値、13はバルブ開度偏差、14はバルブ開度、1
5は真空容器内の圧力、17はPI(比例−積分)増幅
器、18はP(比例)増幅器、19はバルブ開度→圧力
の応答特性を実現するための物理的伝達関数(装置)で
ある。また16は手動でバルブ開度を調節するとき使用
するバルブ開度設定値で、スイッチ20を実線から破線
のように切替えて使用する。
サーボ動作回路図で、10は圧力設定値、11は圧力偏
差、12は圧力偏差に応じて出力されるバルブ7の開度
設定値、13はバルブ開度偏差、14はバルブ開度、1
5は真空容器内の圧力、17はPI(比例−積分)増幅
器、18はP(比例)増幅器、19はバルブ開度→圧力
の応答特性を実現するための物理的伝達関数(装置)で
ある。また16は手動でバルブ開度を調節するとき使用
するバルブ開度設定値で、スイッチ20を実線から破線
のように切替えて使用する。
ここで第1図の各部との対応を説明する。第1図の圧力
検出器5の電気的出力は第2図の15として圧力偏差1
1を得るに使用される。11の値に応じ′″C’PI増
幅器17でPID等の演算が行われ、その演算結果がバ
ルブ7のその時点における最適な開度(ポジション)設
定値として12に出力される。
検出器5の電気的出力は第2図の15として圧力偏差1
1を得るに使用される。11の値に応じ′″C’PI増
幅器17でPID等の演算が行われ、その演算結果がバ
ルブ7のその時点における最適な開度(ポジション)設
定値として12に出力される。
バルブ70開度を電気的に検出するために検出器8が使
用されるが、その出力は第2図の14として開度偏差1
3を得るのに使用される。13の値に応じてP増幅器1
8で演算が行われ、その結果開度偏差13を零とするよ
うにモータ6が自動的に回転し停止する。13.18.
14の系は上記のバルブ開度フィードバック系をまとめ
て表わしたものである。バルブ7の開度すなわちポジシ
ョンは結果として真空容器1内の圧力を変化させるが、
この圧力は圧力検出器5によって検出され、かつ電気量
に変換された制御パラメータ15となることは前記の通
りである。第2図の装置では圧力偏差11がゼロになる
ように制御勤行を行うので、制御パラメータ15は圧力
設定値10と等しくなり定常状態に到達することになる
。次に実際の使用状態によって説明する。
用されるが、その出力は第2図の14として開度偏差1
3を得るのに使用される。13の値に応じてP増幅器1
8で演算が行われ、その結果開度偏差13を零とするよ
うにモータ6が自動的に回転し停止する。13.18.
14の系は上記のバルブ開度フィードバック系をまとめ
て表わしたものである。バルブ7の開度すなわちポジシ
ョンは結果として真空容器1内の圧力を変化させるが、
この圧力は圧力検出器5によって検出され、かつ電気量
に変換された制御パラメータ15となることは前記の通
りである。第2図の装置では圧力偏差11がゼロになる
ように制御勤行を行うので、制御パラメータ15は圧力
設定値10と等しくなり定常状態に到達することになる
。次に実際の使用状態によって説明する。
さて一般に半導体素子などの処理前はバルブが全開とな
るように16を設定して排気し、真空容器1内の圧力を
0.1〜IPa程度にする。次にマスフローメータ4よ
り所定の流量で所定のガスを真空容器1に流し始めるが
、10に容器1内の目標圧力を設定し、スイッチ20は
実線のように切替える。
るように16を設定して排気し、真空容器1内の圧力を
0.1〜IPa程度にする。次にマスフローメータ4よ
り所定の流量で所定のガスを真空容器1に流し始めるが
、10に容器1内の目標圧力を設定し、スイッチ20は
実線のように切替える。
第2図の制御装置はその時点から圧力偏差11がゼロに
なるようにフィードバック制御を行い、応答に要する時
間を経て容器1の内圧と目標圧力が一致するようになる
。この状態で処理を開始する。
なるようにフィードバック制御を行い、応答に要する時
間を経て容器1の内圧と目標圧力が一致するようになる
。この状態で処理を開始する。
第3図は従来の制御処理開始時の時間を対圧力P特性を
示すもので、原点は圧力フィードバック制御を開始する
時点にとっである。マスフローメータ4の応答特性や真
空容器1の容積、排気能力。
示すもので、原点は圧力フィードバック制御を開始する
時点にとっである。マスフローメータ4の応答特性や真
空容器1の容積、排気能力。
設定圧力や設定流量の相違により応答特性にばらつきが
あるが、第2図の装置では最短の応答時間となるように
PIパラメータを設定したときでも、第3図に示すよう
に大きなオーバーシュート21を生じ、さらにそれに起
因するアンダーシュート22を経て安定化することはよ
く知られている。一般にオーバーシュートの大きい程応
答時間(安定するまでの時間)は長くかかる。
あるが、第2図の装置では最短の応答時間となるように
PIパラメータを設定したときでも、第3図に示すよう
に大きなオーバーシュート21を生じ、さらにそれに起
因するアンダーシュート22を経て安定化することはよ
く知られている。一般にオーバーシュートの大きい程応
答時間(安定するまでの時間)は長くかかる。
ところで従来多数枚のウェハを一時に処理する装置にお
いていは、この応答時間はプロセスの障害となる程では
なかった。その理由は単位時間当りの処理枚数で考える
と応答時間の効果は1/枚数に軽減されることにあった
。ところが他方前記枚葉式の装置においてはこの応答特
性は大きな障害となっている。
いていは、この応答時間はプロセスの障害となる程では
なかった。その理由は単位時間当りの処理枚数で考える
と応答時間の効果は1/枚数に軽減されることにあった
。ところが他方前記枚葉式の装置においてはこの応答特
性は大きな障害となっている。
第4図は従来の圧力制御装置に用いられているPI増幅
器17の構成例図である。ただし特に説明を要しない部
分は省略した。この図において演算増幅器23と抵抗R
24,可変抵抗Rtsは圧力偏差11を入力とするP(
比例)増幅器を構成し、演算増幅器26と抵抗RZ’T
とR2Bは利得1の増幅器を、演算増幅器29と可変抵
抗R3゜、コンデンサC31はI(積分)増幅器をそれ
ぞれ構成し、32はこの積分器をリセットするための接
点である。演算増幅器33と抵抗R34+ R31,R
3&は加算増幅器を構成している。(以下演算増幅器は
増幅器と略記する)いま11に入力する偏差信号をεと
すると、結果として出力端の12には なる出力信号が得られる。ここでに、は比例利得で次式
で与えられる。
器17の構成例図である。ただし特に説明を要しない部
分は省略した。この図において演算増幅器23と抵抗R
24,可変抵抗Rtsは圧力偏差11を入力とするP(
比例)増幅器を構成し、演算増幅器26と抵抗RZ’T
とR2Bは利得1の増幅器を、演算増幅器29と可変抵
抗R3゜、コンデンサC31はI(積分)増幅器をそれ
ぞれ構成し、32はこの積分器をリセットするための接
点である。演算増幅器33と抵抗R34+ R31,R
3&は加算増幅器を構成している。(以下演算増幅器は
増幅器と略記する)いま11に入力する偏差信号をεと
すると、結果として出力端の12には なる出力信号が得られる。ここでに、は比例利得で次式
で与えられる。
K p ” Rt s / Rz a −−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−一・・−(2)T
1は積分時間で T + =R:I。 Ca11 ・−−−−−
−−−一・−−−一−−・−・・−(3)どなる。なお
(1)式で時刻t=Qは接点32を開放した時点にとっ
ている。ところで応答のオーバーシュートは、応答時間
が最小となるようにに、、T。
−−−−−−−−−−−−−−−−−一・・−(2)T
1は積分時間で T + =R:I。 Ca11 ・−−−−−
−−−一・−−−一−−・−・・−(3)どなる。なお
(1)式で時刻t=Qは接点32を開放した時点にとっ
ている。ところで応答のオーバーシュートは、応答時間
が最小となるようにに、、T。
を調整した場合には主に積分動作に起因して起こる。そ
の理由は伝達関数19が一般に応答の遅れや、むだ時間
を持っていて、過渡応答の時間11 (第3図)に積
分器が必要以上の“ため込み”動作を行うために、圧力
値が設定値P0に一致した後に積分器はその反作用とし
て“はき出し”動作を行うことにある。
の理由は伝達関数19が一般に応答の遅れや、むだ時間
を持っていて、過渡応答の時間11 (第3図)に積
分器が必要以上の“ため込み”動作を行うために、圧力
値が設定値P0に一致した後に積分器はその反作用とし
て“はき出し”動作を行うことにある。
(発明の具体的な目的)
本発明は定常状態における制御精度が従来と同等であっ
て、かつ立上り時の高速応答が可能で、高度な技術を必
要とせず製造容易でコストも安い圧力制御装置を提供す
ることを目的としている。
て、かつ立上り時の高速応答が可能で、高度な技術を必
要とせず製造容易でコストも安い圧力制御装置を提供す
ることを目的としている。
(発明の構成と作用)
第5図は本発明を実施した圧力制御回路の一部PI増幅
器の構成例図である。図中の37. Cze。
器の構成例図である。図中の37. Cze。
R39はD増幅器(D=a分)で、R4゜は微分動作を
不完全微分形とするための付加抵抗である。ここで不完
全微分形とするとは雑音による誤動作を防止し、増幅器
37を飽和させないで系の応答に従って効率よく微分動
作を行わせることである。またR34. R31R41
,Rsi、33は加算器を形成し、左上の接点42は右
端のスイッチ20の切替に連動して切替られる。R44
1R43は接点42を接地側とし、スイッチ45を閉じ
たとき増幅器29の利得を1とし、その出力がバルブ開
度の値14と同一となるようにするための抵抗である。
不完全微分形とするための付加抵抗である。ここで不完
全微分形とするとは雑音による誤動作を防止し、増幅器
37を飽和させないで系の応答に従って効率よく微分動
作を行わせることである。またR34. R31R41
,Rsi、33は加算器を形成し、左上の接点42は右
端のスイッチ20の切替に連動して切替られる。R44
1R43は接点42を接地側とし、スイッチ45を閉じ
たとき増幅器29の利得を1とし、その出力がバルブ開
度の値14と同一となるようにするための抵抗である。
この第5図の本発明回路は第4図と比較して、14を補
助入力としR43゜R44,スイッチ45を付加したこ
とが特徴の1つであることがわかる。
助入力としR43゜R44,スイッチ45を付加したこ
とが特徴の1つであることがわかる。
次に第5図の作用を説明する。真空容器内を真空にする
ときなどバルブ開度の手動設定を行うときは、スイッチ
20を破線のように接続すると接点42は接地側に接続
され、またスイッチ45を閉じる。
ときなどバルブ開度の手動設定を行うときは、スイッチ
20を破線のように接続すると接点42は接地側に接続
され、またスイッチ45を閉じる。
このとき利得が1となった増幅器29の出力にはバルブ
開度14の値が現れ、従って12にはその時点における
バルブ開度14そのものが出力しているごとになる。な
おこの動作をポジショントラッキングと呼ぶ。
開度14の値が現れ、従って12にはその時点における
バルブ開度14そのものが出力しているごとになる。な
おこの動作をポジショントラッキングと呼ぶ。
目標とする圧力制御を行おうとするときは、12におけ
る値をあらかじめ定めである値、たとえば第3図におい
て圧力が安定化圧力P0の近傍となるようなバルブ開度
の値(この値は実験によって容易に知ることができる)
になるように16から設定しておき、その状態でスイッ
チ45を開(と12はホールドされる。これをポジショ
ンホールドと呼ぶ。この状態においてスイッチ20を実
線のように12側に接続し、同時に接点42を圧力偏差
11側に接続すると、積分器29の余分なためた込み動
作がなく従って大きなオーバーシュートがなくて、制御
領域に的をしぼった最適な圧力制御を行うことができる
。以上のシーケンスは実際には自動的に行わせることが
できる。
る値をあらかじめ定めである値、たとえば第3図におい
て圧力が安定化圧力P0の近傍となるようなバルブ開度
の値(この値は実験によって容易に知ることができる)
になるように16から設定しておき、その状態でスイッ
チ45を開(と12はホールドされる。これをポジショ
ンホールドと呼ぶ。この状態においてスイッチ20を実
線のように12側に接続し、同時に接点42を圧力偏差
11側に接続すると、積分器29の余分なためた込み動
作がなく従って大きなオーバーシュートがなくて、制御
領域に的をしぼった最適な圧力制御を行うことができる
。以上のシーケンスは実際には自動的に行わせることが
できる。
第6図は本発明を実施した圧力自動制御回路の改善され
た時間対圧力特性の一例で、実線で示したのは時間t0
まで圧力がPoで安定平衡するようなバルブ開度でホー
ルドし、to、以後は圧力制御を行った例であり、1点
鎖線はtlまでバルブを全開としてホールドし、さらに
t2まで圧力がPoで平衡するようなバルブ開度でホー
ルドし、t0以後は圧力制御を行うことにより更に高速
応答をねらった例である。なお第3図、第6図および第
7図は同一スケールで描いである。
た時間対圧力特性の一例で、実線で示したのは時間t0
まで圧力がPoで安定平衡するようなバルブ開度でホー
ルドし、to、以後は圧力制御を行った例であり、1点
鎖線はtlまでバルブを全開としてホールドし、さらに
t2まで圧力がPoで平衡するようなバルブ開度でホー
ルドし、t0以後は圧力制御を行うことにより更に高速
応答をねらった例である。なお第3図、第6図および第
7図は同一スケールで描いである。
制御性能は真空容器の容積や排気能力、バルブの形状等
によって相違はあるが、実測例では従来の装置に比べて
応答時間(圧力Pがゼロから安定圧力に到達するまでの
時間)をA以下に短縮することができた。
によって相違はあるが、実測例では従来の装置に比べて
応答時間(圧力Pがゼロから安定圧力に到達するまでの
時間)をA以下に短縮することができた。
また従来の技術でもバルブ開度を適当な値でホールドし
、その後制御を行うというシーケンスそのものは可能で
あるが、切替え時点で積分器29の出力はゼロであるか
らオフセットをとるのに時間を要し、応答時間は短縮さ
れない。第7図はその特性例を示したもので、第6図の
実線の場合と同じ条件でポジショントラッキングのみ行
わなかった例(切替え時点t0で積分器の出力がゼロ)
である。
、その後制御を行うというシーケンスそのものは可能で
あるが、切替え時点で積分器29の出力はゼロであるか
らオフセットをとるのに時間を要し、応答時間は短縮さ
れない。第7図はその特性例を示したもので、第6図の
実線の場合と同じ条件でポジショントラッキングのみ行
わなかった例(切替え時点t0で積分器の出力がゼロ)
である。
第5図の12に出力される圧力制御信号P(t)は次式
(4)で示される。
(4)で示される。
式中のToは微分時間で
To =R39C3゜ ・−−−−−−〜
−−・・(5)で与えられ、この微分回路37による微
分動作はむだ時間の効果を軽減するために付加したもの
で、P (0)はポジショントラッキングの効果(積分
器の初期値として寄与する)である。
−−・・(5)で与えられ、この微分回路37による微
分動作はむだ時間の効果を軽減するために付加したもの
で、P (0)はポジショントラッキングの効果(積分
器の初期値として寄与する)である。
(発明の効果)
1)圧力制御のための応答の立上りが早くオーバーシュ
ートの小さい高速応答が可能であることが最大の効果で
ある。そのほかに、 2)手動と自動の切替え時にバルブ開度出力の変動がな
い、 3)従来の装置のPI増幅器(第4図)を本願のPI増
幅器(第5図)に置換えれば同等の効果が得られるが、
その置換は著しく容易である、4)本発明の制御装置は
温度、流量等の高速応答制御に応用できる等の効果があ
る。
ートの小さい高速応答が可能であることが最大の効果で
ある。そのほかに、 2)手動と自動の切替え時にバルブ開度出力の変動がな
い、 3)従来の装置のPI増幅器(第4図)を本願のPI増
幅器(第5図)に置換えれば同等の効果が得られるが、
その置換は著しく容易である、4)本発明の制御装置は
温度、流量等の高速応答制御に応用できる等の効果があ
る。
第1図は真空容器とその圧力制御系の構成例図、第2図
は圧力自動制御装置の構成例図、第3図は従来の装置に
おける圧力制御処置開始時の時間対圧力特性図、第4図
は従来め圧力制御装置に用いられているpi増幅器の回
路構成別図、第5図は本発明装置に用いられているPI
D増幅器の回路構成別図、第6図は本発明装置による改
善された圧力制御開始時の時間対圧力特性図、第7図は
従来の装置においてバルブ開度を適当な値に保ったのち
圧力制御を開始したときの時間対圧力特性別図である。 1・・・真空容器、2・・・排気部、3・・・ガス供給
部、4・・・流量制御部、5・・・圧力検出器、6・・
・モータ、7・・・可変コンダクタンスバルブ、8・・
・バルブ開度検出器、9・・・配管、10・・・圧力設
定値、1工・・・圧力偏差、12・・・17の出力によ
るバルブ7の開度設定値、13・・・バルブ開度偏差、
14・・・バルブ開度、工5・・・容器1内の圧力、1
6・・・バルブ開度設定値、17・・・PI増幅器、1
8・・・P増幅器、19・・・伝達関数、20・・・ス
イッチ。
は圧力自動制御装置の構成例図、第3図は従来の装置に
おける圧力制御処置開始時の時間対圧力特性図、第4図
は従来め圧力制御装置に用いられているpi増幅器の回
路構成別図、第5図は本発明装置に用いられているPI
D増幅器の回路構成別図、第6図は本発明装置による改
善された圧力制御開始時の時間対圧力特性図、第7図は
従来の装置においてバルブ開度を適当な値に保ったのち
圧力制御を開始したときの時間対圧力特性別図である。 1・・・真空容器、2・・・排気部、3・・・ガス供給
部、4・・・流量制御部、5・・・圧力検出器、6・・
・モータ、7・・・可変コンダクタンスバルブ、8・・
・バルブ開度検出器、9・・・配管、10・・・圧力設
定値、1工・・・圧力偏差、12・・・17の出力によ
るバルブ7の開度設定値、13・・・バルブ開度偏差、
14・・・バルブ開度、工5・・・容器1内の圧力、1
6・・・バルブ開度設定値、17・・・PI増幅器、1
8・・・P増幅器、19・・・伝達関数、20・・・ス
イッチ。
Claims (1)
- 真空容器の排気路に設けた開閉弁の開度を制御して容器
内圧力を急速に設定値に一致させるために、容器内圧力
に比例する電気的圧力検知出力と設定圧力に比例する電
気的出力との偏差値を入力とし前記開閉弁の制御出力を
得るために設ける圧力帰還制御回路に含まれ前記圧力偏
差値からその時点における前記開閉弁の最適開度を出力
するPID(比例−積分−微分)増幅器を、比例増幅器
と、それに続く利得1の増幅器、微分器、および積分器
の3つよりなる並列回路と、この並列回路の合成出力を
求める加算器にて構成し、前記積分器には前記開閉弁の
開度検出値を補助入力とし前記圧力偏差値入力側を短絡
した場合に利得が1の増幅器として手動設定によるその
時点の前記開閉弁の開度検出値を前記加算器の出力に保
持しこれを前記積分器の初期値として利用する回路素子
切替回路を設けたことを特徴とする真空容器の圧力制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18666085A JPS6247719A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 真空容器の圧力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18666085A JPS6247719A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 真空容器の圧力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6247719A true JPS6247719A (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=16192444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18666085A Pending JPS6247719A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 真空容器の圧力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6247719A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6414167U (ja) * | 1987-07-17 | 1989-01-25 | ||
JPH06177073A (ja) * | 1992-12-07 | 1994-06-24 | Nippon Ee S M Kk | エッチング装置 |
WO2009072241A1 (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-11 | Hitachi Zosen Corporation | 真空容器の圧力制御方法および圧力制御装置 |
JP2020065019A (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | 株式会社Kokusai Electric | 基板処理装置及び半導体装置の製造方法 |
-
1985
- 1985-08-27 JP JP18666085A patent/JPS6247719A/ja active Pending
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