JPS6247054Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6247054Y2 JPS6247054Y2 JP14361486U JP14361486U JPS6247054Y2 JP S6247054 Y2 JPS6247054 Y2 JP S6247054Y2 JP 14361486 U JP14361486 U JP 14361486U JP 14361486 U JP14361486 U JP 14361486U JP S6247054 Y2 JPS6247054 Y2 JP S6247054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection coil
- coil
- printed board
- rotating body
- excitation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 33
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、回転位置検出器に関する。
従来、この種の回転位置検出器においては、回
転体及び固定子の機械的加工精度を要し加えて積
層板にコイルを巻回していたので、作業乃至は構
成が煩雑であつた。本考案は上記の欠点を除去し
た回転位置検出器を提供しようとするものであ
る。
転体及び固定子の機械的加工精度を要し加えて積
層板にコイルを巻回していたので、作業乃至は構
成が煩雑であつた。本考案は上記の欠点を除去し
た回転位置検出器を提供しようとするものであ
る。
以下に本考案の回転位置検出器を図面に沿つて
説明する。
説明する。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図は断面図、第2図乃至第5図は同部分
平面図である。図において、Aは回転位置検出器
で、一端に工作機械等の固着された回転軸1の他
端に配置されている。2は前記回転軸1に固着さ
れ、磁性体からなる回転体で、一端面に環状の溝
3が穿設されている。4は前記回転体2の他端面
に固着された検出コイルプリント板で、所定の直
径に平行な領域を有する検出コイル5がプリント
配置されている。6′は第1の軸受7及び磁極板
6を介して前記回転軸1の周囲に配置された励磁
コイルプリント板で、一端面に前記検出コイルプ
リント板4に対向する励磁コイルプリント板6′
には第2図に示す如く磁極8〜11を形成するコ
イルがプリントされ、対向する磁極8,9および
10,11の各コイルは夫々直列接続されて第1
の励磁コイル12および第2の励磁コイル13が
形成されている。14は前記回転体2の溝3に配
設された1次コイルで、前記検出コイル5の両端
間に挿入されている。15は第2の軸受16を介
して前記回転軸1の周囲に配置された静止板で、
前記回転体2の溝3に対向するよう環状の溝17
が穿設されている。18は前記溝17に配設され
た2次コイルで、両端が後続の回路に接続されて
いる。19は磁束遮断板で、前記磁極板6の周囲
とケーシング20との間に配置されている。
で、第1図は断面図、第2図乃至第5図は同部分
平面図である。図において、Aは回転位置検出器
で、一端に工作機械等の固着された回転軸1の他
端に配置されている。2は前記回転軸1に固着さ
れ、磁性体からなる回転体で、一端面に環状の溝
3が穿設されている。4は前記回転体2の他端面
に固着された検出コイルプリント板で、所定の直
径に平行な領域を有する検出コイル5がプリント
配置されている。6′は第1の軸受7及び磁極板
6を介して前記回転軸1の周囲に配置された励磁
コイルプリント板で、一端面に前記検出コイルプ
リント板4に対向する励磁コイルプリント板6′
には第2図に示す如く磁極8〜11を形成するコ
イルがプリントされ、対向する磁極8,9および
10,11の各コイルは夫々直列接続されて第1
の励磁コイル12および第2の励磁コイル13が
形成されている。14は前記回転体2の溝3に配
設された1次コイルで、前記検出コイル5の両端
間に挿入されている。15は第2の軸受16を介
して前記回転軸1の周囲に配置された静止板で、
前記回転体2の溝3に対向するよう環状の溝17
が穿設されている。18は前記溝17に配設され
た2次コイルで、両端が後続の回路に接続されて
いる。19は磁束遮断板で、前記磁極板6の周囲
とケーシング20との間に配置されている。
第9図によつて本考案検出器信号に依る回転位
置検出装置の電気的回路を簡潔に説明する。OS
は発振器で、出力信号が分周器FDを介して位相
差信号発生器PDに与えられる。AM1,AM2は第
1,第2の増幅器で、夫々前記位相差信号発生器
PDのπ/2の位相差を有する出力信号E1=sin
wt,E2=cos wtを増幅して前記回転位置検出器
Aの第1,第2の励磁コイル12,13に与え
る。Fは帯域フイルタで、前記第1,第2の励磁
コイル12,13と検出コイル5との相対位置に
伴なう検出信号1,2を混合した信号1+
2を前記検出コイル5から受信し、第3の増幅
器AM3を介してヒステリシス回路HYに与える。
PRは位相比較器で一方の入力端が前記ヒステリ
シス回路HYの出力端に接続され、他方の入力端
が前記分周器FDの出力端に接続されており、前
記ヒステリシス回路HYの出力信号12の位相と
前記分周器FDの出力信号E0の位相とを比較して
出力信号pdを出力する。Gはゲート回路で一方
の入力端が前記位相比較器PRの出力端に接続さ
れ、他方の入力端が前記発振器OSの出力端に接
続されており、前記位相比較器PRの出力信号pd
に応じて前記発振器OSの出力パルスposからパル
ス列信号pd′を作り出し、前記信号E0の定位相毎
にリセツトされる後続のカウンタCOUNに与え、
位相変位に対応した数のパルスを所定周期で加算
する。DSPは表示器で、前記カウンタCOUNの計
数内容を表示する。
置検出装置の電気的回路を簡潔に説明する。OS
は発振器で、出力信号が分周器FDを介して位相
差信号発生器PDに与えられる。AM1,AM2は第
1,第2の増幅器で、夫々前記位相差信号発生器
PDのπ/2の位相差を有する出力信号E1=sin
wt,E2=cos wtを増幅して前記回転位置検出器
Aの第1,第2の励磁コイル12,13に与え
る。Fは帯域フイルタで、前記第1,第2の励磁
コイル12,13と検出コイル5との相対位置に
伴なう検出信号1,2を混合した信号1+
2を前記検出コイル5から受信し、第3の増幅
器AM3を介してヒステリシス回路HYに与える。
PRは位相比較器で一方の入力端が前記ヒステリ
シス回路HYの出力端に接続され、他方の入力端
が前記分周器FDの出力端に接続されており、前
記ヒステリシス回路HYの出力信号12の位相と
前記分周器FDの出力信号E0の位相とを比較して
出力信号pdを出力する。Gはゲート回路で一方
の入力端が前記位相比較器PRの出力端に接続さ
れ、他方の入力端が前記発振器OSの出力端に接
続されており、前記位相比較器PRの出力信号pd
に応じて前記発振器OSの出力パルスposからパル
ス列信号pd′を作り出し、前記信号E0の定位相毎
にリセツトされる後続のカウンタCOUNに与え、
位相変位に対応した数のパルスを所定周期で加算
する。DSPは表示器で、前記カウンタCOUNの計
数内容を表示する。
更に回転位置検出装置の動作を詳述する。
発振器OSの出力信号POSを分周器FDで分周し
て位相差信号発生器PDに与える。前記位相差信
号発生器PDにおいて第10図に示した出力信号
E1=sin wt,E2=cos wtを作り出し、夫々第
1,第2の増幅器AM1,AM2を介して回転位置
検出部Aの第1,第2の励磁コイル12,13に
与える。前記の励磁コイル12,13に励磁信号
E1=sin wt,E2=cos wtが与えられると、磁極
8,9間及び磁極10,11間に交流磁界が作り
出される。この交流磁界の磁力線を図示すれば例
えば第1図のaに示すようになる。前記交流磁界
中を回転体2に固着した検出コイルプリント板4
が回転する。検出コイル5の回転角度をθとすれ
ば、前記検出コイルプリント板4の回転に伴ない
検出コイル5の両端間には検出信号1=0
cos θsin wt,2=0 sin θ cos wtの
和信号1+2=0 sin(θ+wt)が現れ
る。前記和信号1+2を帯域フイルタF,第
3の増幅器AM3を介してヒステリシス回路HYに
与え、矩形波信号12を作り出す。
て位相差信号発生器PDに与える。前記位相差信
号発生器PDにおいて第10図に示した出力信号
E1=sin wt,E2=cos wtを作り出し、夫々第
1,第2の増幅器AM1,AM2を介して回転位置
検出部Aの第1,第2の励磁コイル12,13に
与える。前記の励磁コイル12,13に励磁信号
E1=sin wt,E2=cos wtが与えられると、磁極
8,9間及び磁極10,11間に交流磁界が作り
出される。この交流磁界の磁力線を図示すれば例
えば第1図のaに示すようになる。前記交流磁界
中を回転体2に固着した検出コイルプリント板4
が回転する。検出コイル5の回転角度をθとすれ
ば、前記検出コイルプリント板4の回転に伴ない
検出コイル5の両端間には検出信号1=0
cos θsin wt,2=0 sin θ cos wtの
和信号1+2=0 sin(θ+wt)が現れ
る。前記和信号1+2を帯域フイルタF,第
3の増幅器AM3を介してヒステリシス回路HYに
与え、矩形波信号12を作り出す。
前記矩形波信号12が与えられると位相比較器
PRは矩形波信号E0と比較し、第11図に示すよ
うに位相差信号pdを出力する。前記位相差信号
pdに応じてゲート回路Gを開き、前記発振器OS
の出力パルスposを用いて信号pd′を発生せし
め、後続のカウンタCOUNに与える。前記カウン
タCOUNにおいては、回転位置検出部Aの回転体
2の回転位置に対応するパルス数を計数する。前
記カウンタCOUNの計数内容mを表示器DSPに表
示する。励磁コイルプリント板は、その斜線領域
のみが回転体2に固着された検出コイルプリント
板4の検出コイルの直線領域に対向することが必
要である。即ち検出コイルプリント板4を第6図
に示すように前記回転体2の端面に相当する斜線
領域外にのみ検出コイルの曲線部分が存在するよ
うプリント形成し破線部のみ切れ込みを入れる。
その後検出コイルプリント板4の曲線部分即ち周
縁部分を第7図に示すように前記回転体2の周側
に貼着し、若しくは第8図に示すように前記回転
体2の他端面に押部材21を用いて固定する。こ
の端末処理は、励磁側にも適用する。これにより
励磁コイルと検出コイルとの間の不要の電磁結合
を回避し得る。
PRは矩形波信号E0と比較し、第11図に示すよ
うに位相差信号pdを出力する。前記位相差信号
pdに応じてゲート回路Gを開き、前記発振器OS
の出力パルスposを用いて信号pd′を発生せし
め、後続のカウンタCOUNに与える。前記カウン
タCOUNにおいては、回転位置検出部Aの回転体
2の回転位置に対応するパルス数を計数する。前
記カウンタCOUNの計数内容mを表示器DSPに表
示する。励磁コイルプリント板は、その斜線領域
のみが回転体2に固着された検出コイルプリント
板4の検出コイルの直線領域に対向することが必
要である。即ち検出コイルプリント板4を第6図
に示すように前記回転体2の端面に相当する斜線
領域外にのみ検出コイルの曲線部分が存在するよ
うプリント形成し破線部のみ切れ込みを入れる。
その後検出コイルプリント板4の曲線部分即ち周
縁部分を第7図に示すように前記回転体2の周側
に貼着し、若しくは第8図に示すように前記回転
体2の他端面に押部材21を用いて固定する。こ
の端末処理は、励磁側にも適用する。これにより
励磁コイルと検出コイルとの間の不要の電磁結合
を回避し得る。
上述より明らかなように、本考案の回転位置検
出器においては、磁極板に励磁コイルプリント板
を固着し且つ回転体に検出コイルプリント板を固
着しているので、 (イ) 検出コイルの配置精度を容易に確保し得る (ロ) 構成及び作業の簡潔化を達成し得る (ハ) 経費節減を達成し得る 等の効果を奏する。
出器においては、磁極板に励磁コイルプリント板
を固着し且つ回転体に検出コイルプリント板を固
着しているので、 (イ) 検出コイルの配置精度を容易に確保し得る (ロ) 構成及び作業の簡潔化を達成し得る (ハ) 経費節減を達成し得る 等の効果を奏する。
第1図は本考案の回転位置検出器の断面図、第
2図乃至第5図は夫々同部分平面図、第6図乃至
第8図はコイル周囲の処理方法を示す図、第9図
は回転位置検出器のブロツク図、第10図及び第
11図は同動作説明図である。 A……回転位置検出器、AM1,AM2,AM3…
…増幅器、COUN……加減算カウンタ、DSP……
表示器、F……帯域フイルタ、FD……分周器、
G……ゲート回路、HY……ヒステリシス回路、
OS……発振器、PD……位相差信号発生器、PR
……位相比較器、1……回転軸、2……回転体、
3……溝、4……検出コイルプリント板、5……
検出コイル、6……磁極板、7……軸受、8〜1
1……磁極、12,13……励磁コイル、14…
…1次コイル、15……静止板、16……軸受、
17……溝、18……2次コイル、19……遮断
板、20……ケーシング、21……押部材。
2図乃至第5図は夫々同部分平面図、第6図乃至
第8図はコイル周囲の処理方法を示す図、第9図
は回転位置検出器のブロツク図、第10図及び第
11図は同動作説明図である。 A……回転位置検出器、AM1,AM2,AM3…
…増幅器、COUN……加減算カウンタ、DSP……
表示器、F……帯域フイルタ、FD……分周器、
G……ゲート回路、HY……ヒステリシス回路、
OS……発振器、PD……位相差信号発生器、PR
……位相比較器、1……回転軸、2……回転体、
3……溝、4……検出コイルプリント板、5……
検出コイル、6……磁極板、7……軸受、8〜1
1……磁極、12,13……励磁コイル、14…
…1次コイル、15……静止板、16……軸受、
17……溝、18……2次コイル、19……遮断
板、20……ケーシング、21……押部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸に固着された回転体と、前記回転体の一
端面に固着された検出コイルプリント板と、前記
検出コイルプリント板にプリントされた検出コイ
ルと、前記回転体に配設され且つ前記検出コイル
に接続された1次コイルと、前記1次コイルに対
向した2次コイルと、前記検出コイルプリント板
の検出コイルに対向した磁極板と、前記磁極板の
磁極に巻回され且つ互いに直交する磁界を作り出
す第1,第2の励磁コイルを備えている回転位置
検出器において、 検出コイルが少なくとも検出コイルプリント板
の所定の直径に平行な領域を有し、 励磁コイルはπ/2の回転移動した4つの部分
からなり、且つ前記4つの部分のうち互いにπの
回転移動した励磁コイルを直列に接続し第1,第
2の励磁コイルとしてなることを特徴とする回転
位置検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14361486U JPS6247054Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14361486U JPS6247054Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62117513U JPS62117513U (ja) | 1987-07-25 |
JPS6247054Y2 true JPS6247054Y2 (ja) | 1987-12-24 |
Family
ID=31053462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14361486U Expired JPS6247054Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6247054Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP14361486U patent/JPS6247054Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62117513U (ja) | 1987-07-25 |
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