JPS6246856Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246856Y2 JPS6246856Y2 JP1983080820U JP8082083U JPS6246856Y2 JP S6246856 Y2 JPS6246856 Y2 JP S6246856Y2 JP 1983080820 U JP1983080820 U JP 1983080820U JP 8082083 U JP8082083 U JP 8082083U JP S6246856 Y2 JPS6246856 Y2 JP S6246856Y2
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- JP
- Japan
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- sleeve
- cylinder head
- wet
- stainless steel
- fitted
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 12
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 11
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
シリンダヘツド内の機関冷却水に外周面が接触
するウエツトスリーブを介して燃料噴射弁が支持
される形式のもの(ウエツトスリーブ型燃料噴射
弁支持装置)においては、機関の爆発行程のため
に強い乱流がウエツトスリーブの外周に発生する
ので、この乱流に起因するキヤビテーシヨンエロ
ジヨン(以下単に壊食と呼ぶ。)が生じないよう
にする配慮が必要である。
するウエツトスリーブを介して燃料噴射弁が支持
される形式のもの(ウエツトスリーブ型燃料噴射
弁支持装置)においては、機関の爆発行程のため
に強い乱流がウエツトスリーブの外周に発生する
ので、この乱流に起因するキヤビテーシヨンエロ
ジヨン(以下単に壊食と呼ぶ。)が生じないよう
にする配慮が必要である。
第1図および第2図はこの配慮の下にある従来
のウエツトスリーブを示す。これらの図におい
て、1はシリンダヘツド、2は燃料噴射弁、3
a,3bはウエツトスリーブである。第1図に示
すもののウエツトスリーブ3aは銅パイプを所定
の形状に冷間加工したのちメツキ等の保護層を表
面に形成させたもの、一方、第2図に示すものの
ウエツトスリーブ3bは不銹鋼製のものである。
ウエツトスリーブ3bは不銹鋼の加工性が悪いた
め丸棒を素材として切削加工により作られてい
る。ウエツトスリーブ3aは、素材としての銅が
軟質であると共に展性が高いため、鏡面仕上げを
施されたボールまたは棒材を通すことにより嵌合
させられる噴射弁に液密を保つて接触する内周面
を容易に作り得る利点をもつが、反面において、
メツキ等の表面保護層の保護作用が不完全のた
め、往々にして壊食による穿孔を生じて機関冷却
水が燃焼室に進入する事態を生じる。不銹鋼製の
ウエツトスリーブ3bは壊食発生のおそれがない
が、このものにはさきに指摘したように丸棒を素
材として切削加工により作らねばならないと伝う
工作上の難点を伴う。
のウエツトスリーブを示す。これらの図におい
て、1はシリンダヘツド、2は燃料噴射弁、3
a,3bはウエツトスリーブである。第1図に示
すもののウエツトスリーブ3aは銅パイプを所定
の形状に冷間加工したのちメツキ等の保護層を表
面に形成させたもの、一方、第2図に示すものの
ウエツトスリーブ3bは不銹鋼製のものである。
ウエツトスリーブ3bは不銹鋼の加工性が悪いた
め丸棒を素材として切削加工により作られてい
る。ウエツトスリーブ3aは、素材としての銅が
軟質であると共に展性が高いため、鏡面仕上げを
施されたボールまたは棒材を通すことにより嵌合
させられる噴射弁に液密を保つて接触する内周面
を容易に作り得る利点をもつが、反面において、
メツキ等の表面保護層の保護作用が不完全のた
め、往々にして壊食による穿孔を生じて機関冷却
水が燃焼室に進入する事態を生じる。不銹鋼製の
ウエツトスリーブ3bは壊食発生のおそれがない
が、このものにはさきに指摘したように丸棒を素
材として切削加工により作らねばならないと伝う
工作上の難点を伴う。
本案は、ウエツトスリーブの工作面および水密
保持面についての上記事情の改善を目的とするも
ので、以下においては第3図に関連して本案を説
明する。
保持面についての上記事情の改善を目的とするも
ので、以下においては第3図に関連して本案を説
明する。
第3図において、3は不銹鋼製の第1スリー
ブ、4は銅製の第2スリーブである。不銹鋼製の
第1スリーブ3はシリンダヘツド1の上壁5を貫
通して圧入され、その下端に設けられた内向きフ
ランジ6をシリンダヘツド1の下壁7上の受座8
に着座させられている。一方、銅製の第2スリー
ブ4はシリンダヘツド1の下壁7を貫通して圧入
され、その上端に設けられた外向きフランジ9を
不銹鋼製とされた第1スリーブ3の内向きフラン
ジ6上に着座させられている。10はシリンダヘ
ツド1の上壁5と第1スリーブ3との間に介在さ
れたシールリングである。第1スリーブ3におけ
る内向きフランジ6はシリンダヘツド1の下壁7
上の受座8と第2スリーブ4における外向きフラ
ンジ9とにより挾持され、第2スリーブ4の圧入
時に加えられた推力により外向きフランジ9に密
接させられる。この密接には第2スリーブ4が銅
製のものであることが関係し、密接状態はノズル
ホルダ11に加わる大きな取付け推力により維持
される。噴射ノズル12と第2スリーブ4との関
係は第1図に示すものにおけるウエツトスリーブ
3aと噴射ノズル12との間の関係と同様であ
る。
ブ、4は銅製の第2スリーブである。不銹鋼製の
第1スリーブ3はシリンダヘツド1の上壁5を貫
通して圧入され、その下端に設けられた内向きフ
ランジ6をシリンダヘツド1の下壁7上の受座8
に着座させられている。一方、銅製の第2スリー
ブ4はシリンダヘツド1の下壁7を貫通して圧入
され、その上端に設けられた外向きフランジ9を
不銹鋼製とされた第1スリーブ3の内向きフラン
ジ6上に着座させられている。10はシリンダヘ
ツド1の上壁5と第1スリーブ3との間に介在さ
れたシールリングである。第1スリーブ3におけ
る内向きフランジ6はシリンダヘツド1の下壁7
上の受座8と第2スリーブ4における外向きフラ
ンジ9とにより挾持され、第2スリーブ4の圧入
時に加えられた推力により外向きフランジ9に密
接させられる。この密接には第2スリーブ4が銅
製のものであることが関係し、密接状態はノズル
ホルダ11に加わる大きな取付け推力により維持
される。噴射ノズル12と第2スリーブ4との関
係は第1図に示すものにおけるウエツトスリーブ
3aと噴射ノズル12との間の関係と同様であ
る。
本案による燃料噴射弁の支持装置における第1
スリーブ3はそれが不銹鋼製であることよりして
第2図に示すものにおける不銹鋼製のウエツトス
リーブ3bと同様の耐壊食性をもつ。このものは
第2図に示す不銹鋼製のウエツトスリーブ3bよ
り壊食発生防止に関係のない部分を除いたものと
考えられるもので、噴射ノズル12を通すための
精密仕上げの小径穴をもたないため、パイプを素
材として簡単に製造され得るものである。一方、
本案によるものにおける第2スリーブ4は小形で
製造の容易な銅製部品で、このものは噴射ノズル
12および第1スリーブ3に液密を保つて係合す
る。
スリーブ3はそれが不銹鋼製であることよりして
第2図に示すものにおける不銹鋼製のウエツトス
リーブ3bと同様の耐壊食性をもつ。このものは
第2図に示す不銹鋼製のウエツトスリーブ3bよ
り壊食発生防止に関係のない部分を除いたものと
考えられるもので、噴射ノズル12を通すための
精密仕上げの小径穴をもたないため、パイプを素
材として簡単に製造され得るものである。一方、
本案によるものにおける第2スリーブ4は小形で
製造の容易な銅製部品で、このものは噴射ノズル
12および第1スリーブ3に液密を保つて係合す
る。
以上において説明した本案による装置は第1図
および第2図に示す従来のものにおけるさきに指
摘した欠点を回避しているもので、このものは比
較的簡単な操作によりシリンダヘツドに取付けら
れるものである。
および第2図に示す従来のものにおけるさきに指
摘した欠点を回避しているもので、このものは比
較的簡単な操作によりシリンダヘツドに取付けら
れるものである。
第1図および第2図は従来のウエツトスリーブ
による燃料噴射弁支持装置を示す垂直断面図、第
3図は第1図および第2図に示すものを改良した
本案による燃料噴射弁支持装置の垂直断面図であ
る。 1……シリンダヘツド、2……燃料噴射弁、3
a,3b……ウエツトスリーブ、3……不銹鋼製
の第1スリーブ、4……銅製の第2スリーブ、5
……シリンダヘツドの上壁、6……内向きフラン
ジ、7……シリンダヘツドの下壁、8……受座、
9……外向きフランジ、10……シールリング、
11……ノズルホルダ、12……噴射ノズル。
による燃料噴射弁支持装置を示す垂直断面図、第
3図は第1図および第2図に示すものを改良した
本案による燃料噴射弁支持装置の垂直断面図であ
る。 1……シリンダヘツド、2……燃料噴射弁、3
a,3b……ウエツトスリーブ、3……不銹鋼製
の第1スリーブ、4……銅製の第2スリーブ、5
……シリンダヘツドの上壁、6……内向きフラン
ジ、7……シリンダヘツドの下壁、8……受座、
9……外向きフランジ、10……シールリング、
11……ノズルホルダ、12……噴射ノズル。
Claims (1)
- 下端に内向きフランジ6を設けられた不銹鋼製
の第1スリーブ3をシリンダヘツド1の上壁5を
貫通して圧入し、この第1スリーブ3の内向きフ
ランジ6をシリンダヘツド1の下壁7上の受座8
に着座させ、上端に外向きフランジ9を設けられ
た銅製の第2スリーブ4をシリンダヘツド1の下
壁7を貫通して圧入し、第1スリーブ3の内向き
フランジ6をシリンダヘツド1の下壁7上の受座
8と第2スリーブ4の上端に設けられた外向きフ
ランジ9とにより挾持させたことを特徴とする、
ウエツトスリーブ型燃料噴射弁支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8082083U JPS59184367U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | ウエツトスリ−ブ型燃料噴射弁支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8082083U JPS59184367U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | ウエツトスリ−ブ型燃料噴射弁支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59184367U JPS59184367U (ja) | 1984-12-07 |
JPS6246856Y2 true JPS6246856Y2 (ja) | 1987-12-21 |
Family
ID=30210799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8082083U Granted JPS59184367U (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | ウエツトスリ−ブ型燃料噴射弁支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59184367U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2423353A (en) * | 2005-02-19 | 2006-08-23 | Siemens Ind Turbomachinery Ltd | A Fuel Injector Cooling Arrangement |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5299425U (ja) * | 1976-01-24 | 1977-07-27 |
-
1983
- 1983-05-27 JP JP8082083U patent/JPS59184367U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59184367U (ja) | 1984-12-07 |
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