JPS62298658A - 燃料噴射ノズル - Google Patents
燃料噴射ノズルInfo
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- JPS62298658A JPS62298658A JP14132886A JP14132886A JPS62298658A JP S62298658 A JPS62298658 A JP S62298658A JP 14132886 A JP14132886 A JP 14132886A JP 14132886 A JP14132886 A JP 14132886A JP S62298658 A JPS62298658 A JP S62298658A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
本発明は、ディーゼルエンジンに用いられる燃料噴射ノ
ズルに関し、特にその過熱防止構造に関する。
ズルに関し、特にその過熱防止構造に関する。
(従来の技術)
ディーゼルエンジンでは、燃料噴射ノズルがシリンダヘ
ッドに支持され、その噴射端部等が燃焼室に臨んでいる
。
ッドに支持され、その噴射端部等が燃焼室に臨んでいる
。
燃料噴射ノズルは、燃焼による輻射熱および高温の燃焼
室の内壁からの輻射熱を受する。
室の内壁からの輻射熱を受する。
従来の直接噴射式エンジンに用いられる燃料噴射ノズル
では、実開昭56−11368号公報の第4図(以下、
第1従来例と称す)に見られるように、噴射端部および
その近傍部を輻射熱から遮蔽していない。
では、実開昭56−11368号公報の第4図(以下、
第1従来例と称す)に見られるように、噴射端部および
その近傍部を輻射熱から遮蔽していない。
複室式エンジンに用いられる燃料噴射ノズルでは、実開
昭56−101164号公報(以下、第2従来例と称す
)に見られるように、シリングヘッドや燃料噴射ノズル
とは別部品である断熱材により、上記輻射熱を遮蔽して
いる。
昭56−101164号公報(以下、第2従来例と称す
)に見られるように、シリングヘッドや燃料噴射ノズル
とは別部品である断熱材により、上記輻射熱を遮蔽して
いる。
実開昭56−15’7369号公報(以下、第3従来例
と称す)では、副室式のエンジンにおいて、副室の内壁
をセラミックによって形成し、その一部で燃料噴射ノズ
ルの噴孔の周囲を覆って、輻射熱の遮蔽を行なっている
。
と称す)では、副室式のエンジンにおいて、副室の内壁
をセラミックによって形成し、その一部で燃料噴射ノズ
ルの噴孔の周囲を覆って、輻射熱の遮蔽を行なっている
。
(発明が解決しようとする問題点)
上記第1従来例では、噴射端部を遮蔽しないので、この
噴射端部が輻射熱により過熱し、燃料の性状劣化をきた
すおそれがあった。
噴射端部が輻射熱により過熱し、燃料の性状劣化をきた
すおそれがあった。
上記第2従来例では、断熱材が噴射端部を遮蔽するもの
の、この噴射端部と断熱材との開にはフルデートワッシ
ャが介在されていて離れていること、および断熱材を噴
孔の近傍まで配置することができないことにより、噴孔
の近傍部が輻射熱を受ける欠点があった。上記断熱材は
耐久性が悪仁主た、シリングヘッドや燃料噴射ノズルと
別部品であるため、部品点数が増え組み立てが煩雑であ
るとともに、燃料噴射ノズルの位置決め精度が低かった
。
の、この噴射端部と断熱材との開にはフルデートワッシ
ャが介在されていて離れていること、および断熱材を噴
孔の近傍まで配置することができないことにより、噴孔
の近傍部が輻射熱を受ける欠点があった。上記断熱材は
耐久性が悪仁主た、シリングヘッドや燃料噴射ノズルと
別部品であるため、部品点数が増え組み立てが煩雑であ
るとともに、燃料噴射ノズルの位置決め精度が低かった
。
第3従来例では、上記第2従来例と同様に、噴孔の近傍
部を輻射熱から遮断することができなかった。さらに、
副室の内壁をセラミックに形成するので、加工性が悪く
コスト高であり、また、セラミックとこれを囲う金属材
料との接合が困難であった。
部を輻射熱から遮断することができなかった。さらに、
副室の内壁をセラミックに形成するので、加工性が悪く
コスト高であり、また、セラミックとこれを囲う金属材
料との接合が困難であった。
本発明は上記問題点を解決するため1こなされたもので
、その要旨は、ノズルボディの下地の外面にコーティン
グが形成され、このコーティングは、少なくとも輻射熱
を受ける領域が断熱領域となり、他の領域が放熱領域と
なり、上記断熱領域では最外側にセラミックからなる断
熱層が形成され、上記放熱領域では最外側にノズルボデ
ィの下地材より熱伝導率が高い金属からなる伝熱層が形
成され、この伝熱層は断熱領域主で延びていて上記断熱
層とノズルボディの下地との間に配されていることを特
徴とする燃料噴射ノズルにある。
、その要旨は、ノズルボディの下地の外面にコーティン
グが形成され、このコーティングは、少なくとも輻射熱
を受ける領域が断熱領域となり、他の領域が放熱領域と
なり、上記断熱領域では最外側にセラミックからなる断
熱層が形成され、上記放熱領域では最外側にノズルボデ
ィの下地材より熱伝導率が高い金属からなる伝熱層が形
成され、この伝熱層は断熱領域主で延びていて上記断熱
層とノズルボディの下地との間に配されていることを特
徴とする燃料噴射ノズルにある。
(作用)
断熱領域では輻射熱の大半を断熱層で遮断できる。しか
も、断熱層から内方へ伝わった輻射熱を伝熱層により即
座に放熱領域へ送りここから外部へ放散させることかで
きる。このように断熱と放熱の両機能を合わせ持つコー
ティングにより確実に燃料噴射ノズルの過熱を防止でき
る。
も、断熱層から内方へ伝わった輻射熱を伝熱層により即
座に放熱領域へ送りここから外部へ放散させることかで
きる。このように断熱と放熱の両機能を合わせ持つコー
ティングにより確実に燃料噴射ノズルの過熱を防止でき
る。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図に基づいて説
明する。第1図中1は、直接噴射式エンジンiこ用いら
れるホール型燃料噴射ノズルのノズルボディであり、こ
のノズルボディ1は、筒部2を有し、その先端側に乳頭
形状の噴射端部3を有し、その基端側に図示しないノズ
ルナツトへの収納部4を有している。上記噴射端部3に
は複数の噴孔5が形成されている。上記収納部4の中途
部にはノズルナツトに係止される段6が形成されている
。筒部2と収納部4の境には、ノズルナツトのガイド孔
に係止される低い段7が形成されている。
明する。第1図中1は、直接噴射式エンジンiこ用いら
れるホール型燃料噴射ノズルのノズルボディであり、こ
のノズルボディ1は、筒部2を有し、その先端側に乳頭
形状の噴射端部3を有し、その基端側に図示しないノズ
ルナツトへの収納部4を有している。上記噴射端部3に
は複数の噴孔5が形成されている。上記収納部4の中途
部にはノズルナツトに係止される段6が形成されている
。筒部2と収納部4の境には、ノズルナツトのガイド孔
に係止される低い段7が形成されている。
ノズルボディ1内には図示しないニードルバルブがスラ
イド可能に収納されており、このニードルバルブの作動
により、燃料貯留室8に貯えられている高圧燃料が噴孔
5から噴射するよう(こなっている。
イド可能に収納されており、このニードルバルブの作動
により、燃料貯留室8に貯えられている高圧燃料が噴孔
5から噴射するよう(こなっている。
ノズルボディ1は、収納部4がノズルナツトに収納され
た状態で図示しないノズルホルダに取りイ寸(すられて
いる。そして、ノズルナンドがシリングヘッドに挿入支
持された状態で、筒部2および噴射端部3が燃焼室内に
臨んでいる。
た状態で図示しないノズルホルダに取りイ寸(すられて
いる。そして、ノズルナンドがシリングヘッドに挿入支
持された状態で、筒部2および噴射端部3が燃焼室内に
臨んでいる。
上記ノズルボディ1の下地9は例えば軸受鋼からなり、
その外面にはコーティング10が形成さjtでいる。
その外面にはコーティング10が形成さjtでいる。
上記コーティング10は第2図に示す構成を有している
。すなわち、ノズルボディ1の下地91こ、この下地9
の軸受鋼より熱伝導率が高い金属例えば銅をプラズマ溶
射することによって、伝熱層11が形成されている。こ
の伝熱層11は噴射端部3、筒部2、収納部4の全域に
わたって形成されている。
。すなわち、ノズルボディ1の下地91こ、この下地9
の軸受鋼より熱伝導率が高い金属例えば銅をプラズマ溶
射することによって、伝熱層11が形成されている。こ
の伝熱層11は噴射端部3、筒部2、収納部4の全域に
わたって形成されている。
また、噴射端部3および筒部2の全域にわたって、伝熱
層11の外面に緻密な結合層12が形成されている。こ
の結合層12は上記伝熱層11と後述の断熱層13とを
結合させるものであって、耐熱、耐酸化性を有する材料
例えばNlCrAIY合金を、伝熱層11にプラズマ溶
射することによって成されている。
層11の外面に緻密な結合層12が形成されている。こ
の結合層12は上記伝熱層11と後述の断熱層13とを
結合させるものであって、耐熱、耐酸化性を有する材料
例えばNlCrAIY合金を、伝熱層11にプラズマ溶
射することによって成されている。
さらに、噴射端部3および筒部2の全域にわたって、結
合層12の外面に断熱層13が形J&されている。この
断熱層13は、熱伝導率の非常lこ(氏いセラミンク例
えばZrO2を主成分としY2O,を8u+t%含む材
料を、結合層12にプラズマ溶射することによって形成
されている。
合層12の外面に断熱層13が形J&されている。この
断熱層13は、熱伝導率の非常lこ(氏いセラミンク例
えばZrO2を主成分としY2O,を8u+t%含む材
料を、結合層12にプラズマ溶射することによって形成
されている。
上記伝熱層11の厚さは例えば0.51とし、結合層1
2は0 、1 lDa+、断熱層13は1.0IflI
Ilとする。
2は0 、1 lDa+、断熱層13は1.0IflI
Ilとする。
上記コーティング10において、噴射端部3から筒部2
主での領域では、断熱層13が最外側にあるため断熱機
能を有しており、以下この領域10aを断熱領域と称す
。また、ノズルボディ1の収納部4の領域10bでは、
結合層12および断熱層13が形成されず伝熱層11が
最外側にあるため、後述するように放熱(残脂を有して
おり、以下この領域10bを放熱領域と称する。
主での領域では、断熱層13が最外側にあるため断熱機
能を有しており、以下この領域10aを断熱領域と称す
。また、ノズルボディ1の収納部4の領域10bでは、
結合層12および断熱層13が形成されず伝熱層11が
最外側にあるため、後述するように放熱(残脂を有して
おり、以下この領域10bを放熱領域と称する。
上述構成において、噴射端部2と筒部3は燃焼室内に臨
んでおり、高圧燃料が噴射して燃焼する際の輻射熱およ
び燃焼室の高温の内壁からの輻射熱を受ける。この輻射
熱の犬セは断熱層13に遮ぎられ、一部か゛内方に伝わ
る。
んでおり、高圧燃料が噴射して燃焼する際の輻射熱およ
び燃焼室の高温の内壁からの輻射熱を受ける。この輻射
熱の犬セは断熱層13に遮ぎられ、一部か゛内方に伝わ
る。
上記燃料噴射時には、燃料が筒部2および噴射端部3を
通過するため冷却効果が生じ、その冷却熱量が上記のよ
うに断熱層13の内方へ伝わった輻射熱量より大きいた
め、筒部2および噴射端部3が過熱しない。
通過するため冷却効果が生じ、その冷却熱量が上記のよ
うに断熱層13の内方へ伝わった輻射熱量より大きいた
め、筒部2および噴射端部3が過熱しない。
燃料噴射量が少ない場合や噴射を停止した場合には、冷
却効果が減少よたは無くなるが、この場合には、筒部2
および噴射端部3において断熱層13の内側に形成され
た伝熱層11により、上記輻射熱が即座に放熱領域10
bまで伝えられる。
却効果が減少よたは無くなるが、この場合には、筒部2
および噴射端部3において断熱層13の内側に形成され
た伝熱層11により、上記輻射熱が即座に放熱領域10
bまで伝えられる。
そして、この放熱領域10bに内周面が接したノズルナ
ツトおよびノズルホルダを経て外部へ放散される。この
放熱作用により、筒部2および噴射端部3の過熱を確実
に防止できる。
ツトおよびノズルホルダを経て外部へ放散される。この
放熱作用により、筒部2および噴射端部3の過熱を確実
に防止できる。
本発明は上記実施例1こ制約されず種々の態様が可能で
ある。例えば、コーティングの放熱領域を水や油等の冷
却媒体により強制的に冷却させてもよい。
ある。例えば、コーティングの放熱領域を水や油等の冷
却媒体により強制的に冷却させてもよい。
伝熱層と下地との間に結合層を設けてもよい。
伝熱層は電気メッキあるいは機械的に下地に圧着する等
の手段で形成してもよい。
の手段で形成してもよい。
本発明は、副室式エンジンに用いられるビントル型燃料
噴射ノズルにも適用できる。
噴射ノズルにも適用できる。
また、舶用エンジンに用いられる水冷型の燃料噴射ノズ
ルにも適用できる。舶用ノズルの場合、従来ではノズル
ボディにモリブデンを溶射して硫酸腐食防止用のコーテ
ィングを施しているが、本発明のように断熱層をセラミ
ンクで形成することによ1)、上記硫酸腐食機能も発揮
することか゛できる。
ルにも適用できる。舶用ノズルの場合、従来ではノズル
ボディにモリブデンを溶射して硫酸腐食防止用のコーテ
ィングを施しているが、本発明のように断熱層をセラミ
ンクで形成することによ1)、上記硫酸腐食機能も発揮
することか゛できる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明では、断熱と放熱の両(残
脂を有するコーティングにより噴射端部での過熱を確ズ
に防止でき、燃料の性状劣化を防止できる。
脂を有するコーティングにより噴射端部での過熱を確ズ
に防止でき、燃料の性状劣化を防止できる。
また、コーティングは簡単な工程で゛安価1こ得られる
とともに、耐久性に優れている。さらに、断熱層はセラ
ミンクによって形y!i、 %れているので耐酸化性も
向上する。
とともに、耐久性に優れている。さらに、断熱層はセラ
ミンクによって形y!i、 %れているので耐酸化性も
向上する。
第1図は本発明の一実施例をなすノズルボディの部分断
面図であり、第2図は第1図中A部の拡大断面図である
。 1・・・ノズルボディ、2・・・筒部、3・・・噴射端
部、5・・・噴孔、9・・・下地、]O・・・コーティ
ング、1.0a・・・断熱領域、10b・・・放熱領域
、11・・・伝熱層、13・・・断熱層。
面図であり、第2図は第1図中A部の拡大断面図である
。 1・・・ノズルボディ、2・・・筒部、3・・・噴射端
部、5・・・噴孔、9・・・下地、]O・・・コーティ
ング、1.0a・・・断熱領域、10b・・・放熱領域
、11・・・伝熱層、13・・・断熱層。
Claims (1)
- ノズルボディの下地の外面にコーティングが形成され
、このコーティングは、少なくとも輻射熱を受ける領域
が断熱領域となり、他の領域が放熱領域となり、上記断
熱領域では最外側にセラミックからなる断熱層が形成さ
れ、上記放熱領域では最外側にノズルボディの下地材よ
り熱伝導率が高い金属からなる伝熱層が形成され、この
伝熱層は断熱領域まで延びていて上記断熱層とノズルボ
ディの下地との間に配されていることを特徴とする燃料
噴射ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14132886A JPS62298658A (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 | 燃料噴射ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14132886A JPS62298658A (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 | 燃料噴射ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62298658A true JPS62298658A (ja) | 1987-12-25 |
Family
ID=15289384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14132886A Pending JPS62298658A (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 | 燃料噴射ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62298658A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0961025A1 (de) * | 1998-05-29 | 1999-12-01 | Wärtsilä NSD Schweiz AG | Brennstoffeinspritzdüse |
EP0961024A1 (de) * | 1998-05-29 | 1999-12-01 | Wärtsilä NSD Schweiz AG | Brennstoffeinspritzdüse |
WO2003060316A1 (de) * | 2002-01-03 | 2003-07-24 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
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-
1986
- 1986-06-19 JP JP14132886A patent/JPS62298658A/ja active Pending
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