JPS62240457A - デイ−ゼルエンジンピストン - Google Patents
デイ−ゼルエンジンピストンInfo
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- JPS62240457A JPS62240457A JP8318686A JP8318686A JPS62240457A JP S62240457 A JPS62240457 A JP S62240457A JP 8318686 A JP8318686 A JP 8318686A JP 8318686 A JP8318686 A JP 8318686A JP S62240457 A JPS62240457 A JP S62240457A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
- F02F3/28—Other pistons with specially-shaped head
- F02F3/285—Other pistons with specially-shaped head the head being provided with an insert located in or on the combustion-gas-swept surface
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
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- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、燃焼室に面する表面i1(以下、便宜上燃焼
室壁という)をセラミックスの多孔質体又は、金属の多
孔質体により形成し、ピストン本体と燃焼室との断熱化
を図った軽合金製のディーゼルエンジンピストンに関し
、詳しくは、ディーゼルエンジンの始動初期の燃焼効率
を改善するものである。
室壁という)をセラミックスの多孔質体又は、金属の多
孔質体により形成し、ピストン本体と燃焼室との断熱化
を図った軽合金製のディーゼルエンジンピストンに関し
、詳しくは、ディーゼルエンジンの始動初期の燃焼効率
を改善するものである。
[従来技術]
ディーゼルエンジン用ピストンとして、従来、軽量かつ
冷却性能に秀れるアルミニウム又はマグネシウムを主成
分とする軽合金製ピストンが提案もしくは提供されてい
る。また、この軽合金製ピストンを用いたエンジンの燃
焼効率の向上あるいはピストン自体の焼付き、摩耗の防
止の観点から燃焼室で発生した熱がピストン本体に伝達
することを妨げるべく、ピストン頭部の燃焼室壁を例え
ば、気孔質3o%のステンレス鋼から形成したピストン
が考えられている。
冷却性能に秀れるアルミニウム又はマグネシウムを主成
分とする軽合金製ピストンが提案もしくは提供されてい
る。また、この軽合金製ピストンを用いたエンジンの燃
焼効率の向上あるいはピストン自体の焼付き、摩耗の防
止の観点から燃焼室で発生した熱がピストン本体に伝達
することを妨げるべく、ピストン頭部の燃焼室壁を例え
ば、気孔質3o%のステンレス鋼から形成したピストン
が考えられている。
[発明が解決しようとする問題点1
しかし、例えば、かかるビス1−ンであってピストン頭
部に凹状の燃焼室を有する、いわゆる直噴式ディーゼル
エンジンピストンにあっては、始動初期にいわゆるコー
ルドスポットの発生が助長されるという欠点を有する。
部に凹状の燃焼室を有する、いわゆる直噴式ディーゼル
エンジンピストンにあっては、始動初期にいわゆるコー
ルドスポットの発生が助長されるという欠点を有する。
つまり燃料噴射ノズルから噴射された燃料のうち、一部
は、未燃焼状態で燃焼室壁に到達し、該被噴射部分を冷
却してコールドスポットを発生する。しかるに、上記ピ
ストンは、前記したように所熱性に秀れる。このため、
冷却された部分(コールドスポット)とそうでない部分
との温度差は容易に解消されず、燃焼空壁の温度は、部
分的に不均一となる。
は、未燃焼状態で燃焼室壁に到達し、該被噴射部分を冷
却してコールドスポットを発生する。しかるに、上記ピ
ストンは、前記したように所熱性に秀れる。このため、
冷却された部分(コールドスポット)とそうでない部分
との温度差は容易に解消されず、燃焼空壁の温度は、部
分的に不均一となる。
本発明者は、かかる温度分布の不均一さが、エンジンの
始動初1fJにJメいて不完全燃焼を生ぜしめ、又、異
臭や目の痛みを生ずる白煙を排出する要因となることを
見出した。
始動初1fJにJメいて不完全燃焼を生ぜしめ、又、異
臭や目の痛みを生ずる白煙を排出する要因となることを
見出した。
また、エンジンの01燃焼室で燃焼させたガスを、通路
を介してピストン頭部表面に噴射する、いわゆる副燃焼
室式のディーゼルエンジンビス1−ンにあっては、被噴
1)1部分にヒートスポットが発生し、温度分布の不均
一ざによる無理な応力が発生する等の欠点がある。
を介してピストン頭部表面に噴射する、いわゆる副燃焼
室式のディーゼルエンジンビス1−ンにあっては、被噴
1)1部分にヒートスポットが発生し、温度分布の不均
一ざによる無理な応力が発生する等の欠点がある。
本発明は、上記事情に鑑みて案出されたものであり、燃
焼室壁の温度を均一化することにより、例えば直噴式デ
ィーゼルエンジンにあっては、エンジンの始動初期にお
ける不完全燃焼等を低減させることを目的とする。
焼室壁の温度を均一化することにより、例えば直噴式デ
ィーゼルエンジンにあっては、エンジンの始動初期にお
ける不完全燃焼等を低減させることを目的とする。
[問題点を解決するだめの手段]
本発明に係るディーゼルエンジン用ピストンは、ピスト
ン本体が、軽金属によりなり、少なくとも燃焼室に面す
る表面部の一部を金属の多孔質体または、セラミックス
の多孔質体により形成した頭部を有するディーゼルエン
ジンピストンにおいて、前記複合材料表面の少なくとも
一部に前記複合材料よりも熱伝導率の高い高熱伝導率層
を形成したことを特徴とする。
ン本体が、軽金属によりなり、少なくとも燃焼室に面す
る表面部の一部を金属の多孔質体または、セラミックス
の多孔質体により形成した頭部を有するディーゼルエン
ジンピストンにおいて、前記複合材料表面の少なくとも
一部に前記複合材料よりも熱伝導率の高い高熱伝導率層
を形成したことを特徴とする。
以下、構成要件を説明する。
本発明に係るピストンとしては、主として直噴式ディー
ゼルエンジン用ピストンを想定し、コールドスポットの
解消を主目的どしているが、副燃焼苗代ディーゼルエン
ジン用ピストンに本発明の概念を適用した場合は、ヒー
トスポットの発生を抑制できるという効果がある。ビス
1−ンの形状及びビス]−ン頭部に形成される燃焼室の
形状は問わない。
ゼルエンジン用ピストンを想定し、コールドスポットの
解消を主目的どしているが、副燃焼苗代ディーゼルエン
ジン用ピストンに本発明の概念を適用した場合は、ヒー
トスポットの発生を抑制できるという効果がある。ビス
1−ンの形状及びビス]−ン頭部に形成される燃焼室の
形状は問わない。
燃焼室に面する表面部を形成するけラミックスの多孔質
体は、例えば、A文203、ZrO2、SiC,5i3
Naの多孔質体であり、又、金属の多孔質体とは、例え
ば、ステンレス鋼、Ni基合金、TiM含金、Cu合金
等の多孔質体である。
体は、例えば、A文203、ZrO2、SiC,5i3
Naの多孔質体であり、又、金属の多孔質体とは、例え
ば、ステンレス鋼、Ni基合金、TiM含金、Cu合金
等の多孔質体である。
又、このような多孔質体は、鋳包み等によってピストン
頂部に燃焼室を形成するよう配置する。次に高熱伝導率
層の形成方法は、例えば、溶射、あるいはメッキあるい
は鋳包み等の方法によることができる。
頂部に燃焼室を形成するよう配置する。次に高熱伝導率
層の形成方法は、例えば、溶射、あるいはメッキあるい
は鋳包み等の方法によることができる。
高熱伝導率層は厚いほど冷間始!11時の温度分布の不
均一さをすみつかに解消でき、燃焼特性は向上する。こ
の厚みは、特に限定しないが、ビス1〜ンの重聞変゛化
等を考慮して定める。
均一さをすみつかに解消でき、燃焼特性は向上する。こ
の厚みは、特に限定しないが、ビス1〜ンの重聞変゛化
等を考慮して定める。
高熱伝導率層を形成プる部分は、燃焼室に面する表面で
あれば、特に限定しないが、直噴式ディーゼルエンジン
ピストンにあっては、特に未燃焼燃料が被噴射される部
分を含ませることが、コールドスポットの解消に有効で
ある。
あれば、特に限定しないが、直噴式ディーゼルエンジン
ピストンにあっては、特に未燃焼燃料が被噴射される部
分を含ませることが、コールドスポットの解消に有効で
ある。
高熱伝導率層形成物質としては、ピストン頭部において
燃焼室に面する表面部を形成する多孔質体よりも、熱伝
導率が高い材料を用いる。このような材料としそは、例
えば、Ag(鉄)、Δλ(アルミニウム)、Au(金)
、Mo(マグネシウム)、Mo(モリブデン)、W(タ
ングステン)、△ff1N(窒化アルミニウム)、Be
d(酸化バリリウム)を挙げることができる。尚、第1
表にこれCうの物質の熱伝導率をセラミックス又は金属
第1表 の多孔質体の1例の熱伝導率とともに示す。
燃焼室に面する表面部を形成する多孔質体よりも、熱伝
導率が高い材料を用いる。このような材料としそは、例
えば、Ag(鉄)、Δλ(アルミニウム)、Au(金)
、Mo(マグネシウム)、Mo(モリブデン)、W(タ
ングステン)、△ff1N(窒化アルミニウム)、Be
d(酸化バリリウム)を挙げることができる。尚、第1
表にこれCうの物質の熱伝導率をセラミックス又は金属
第1表 の多孔質体の1例の熱伝導率とともに示す。
[作用]
本発明においては、熱伝導率の低い多孔質体により形成
された燃焼室に面する表面部に高熱伝導率層を形成して
いる。このため、該表面部の温度は均一かつ速やかに昇
温づる。又、特に直噴式エンジンのビス1−ンにおいて
は燃料噴射ノズルから噴射された未燃焼燃料によるコー
ルドスポットはすみやかに解消され、燃焼室に而する表
面部の温度は、均一に上昇づる。
された燃焼室に面する表面部に高熱伝導率層を形成して
いる。このため、該表面部の温度は均一かつ速やかに昇
温づる。又、特に直噴式エンジンのビス1−ンにおいて
は燃料噴射ノズルから噴射された未燃焼燃料によるコー
ルドスポットはすみやかに解消され、燃焼室に而する表
面部の温度は、均一に上昇づる。
[実施例]
以下、本発明の具体的な1実施例を図を参照しつつ説明
する。
する。
本実施例は本発明を直噴式ディーゼルエンジンのピスト
ンに適用した一例である。
ンに適用した一例である。
第1図は、本実施例に用いるピストンを2分割した一方
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
第1図に示1°ピストン本体は、へλ合金製であり(J
Is、AC8A)中央部分に円柱形凹状の燃焼室10
0を有するピストンヘッド部10と、図示しないシリン
ダ内壁面と摺動する側面部20と、ピストンの作動をク
ランクシャフトに伝達する図示しないコンロッドを保持
する中空部3oとを有している。該ピストンにおいて、
ピストンヘッド10の中央部に燃焼室100を形成する
燃焼V壁110は、厚さ5mmのステンレス多孔質体(
気孔率30%)を鋳包みこむことにより、形成したちの
である。本実施例では、該燃焼室壁110の側壁111
、底壁112及び燃焼室上部の周縁部200の表面に後
述する高熱伝導率層が形成されている。また、側面部2
0には、ピストンリングが歳入されるリング満22が形
成されている。
Is、AC8A)中央部分に円柱形凹状の燃焼室10
0を有するピストンヘッド部10と、図示しないシリン
ダ内壁面と摺動する側面部20と、ピストンの作動をク
ランクシャフトに伝達する図示しないコンロッドを保持
する中空部3oとを有している。該ピストンにおいて、
ピストンヘッド10の中央部に燃焼室100を形成する
燃焼V壁110は、厚さ5mmのステンレス多孔質体(
気孔率30%)を鋳包みこむことにより、形成したちの
である。本実施例では、該燃焼室壁110の側壁111
、底壁112及び燃焼室上部の周縁部200の表面に後
述する高熱伝導率層が形成されている。また、側面部2
0には、ピストンリングが歳入されるリング満22が形
成されている。
中空部30には、ピン穴40から挿入される図示しない
ピストンピンによって、前記図示しないコンロッドが保
持される。
ピストンピンによって、前記図示しないコンロッドが保
持される。
第2図は、本実施例に係るピストンの燃焼室にディーゼ
ル燃料が、燃料噴射ノズル50により、噴射される様子
を示す説明図である。
ル燃料が、燃料噴射ノズル50により、噴射される様子
を示す説明図である。
第2図に示すように噴射ノズル50から噴射された燃料
の一部は未燃焼状態でピストンヘッド10の燃焼室側壁
111の特定部分12に噴射されて、該部分12を冷却
する。
の一部は未燃焼状態でピストンヘッド10の燃焼室側壁
111の特定部分12に噴射されて、該部分12を冷却
する。
(高熱伝導率層の形成)
本実施例は、上記燃焼室壁110の側壁111及び底!
4!112及び燃焼室上部の周縁部200の表面全体に
プラズマ溶射法により均一に厚ざ2IIIIIの純銅(
Cu)による高熱伝導率層を形成するものである。この
とぎ、溶射によるCu層の気孔率は、1%以下であり、
その熱伝導率は、0.91Cal/cm−dea−se
cであった。一方、ステンレス多孔質体の熱伝導率は、
0.006Caffi/cab−deg・secであっ
た。従って燃焼室壁の表面は、前記複合材料の150倍
の熱伝導率を有することになる。尚、ピストン本体をな
すへλ合金の熱伝導率は、0.33CaR/Cm−de
Q−secであった。
4!112及び燃焼室上部の周縁部200の表面全体に
プラズマ溶射法により均一に厚ざ2IIIIIの純銅(
Cu)による高熱伝導率層を形成するものである。この
とぎ、溶射によるCu層の気孔率は、1%以下であり、
その熱伝導率は、0.91Cal/cm−dea−se
cであった。一方、ステンレス多孔質体の熱伝導率は、
0.006Caffi/cab−deg・secであっ
た。従って燃焼室壁の表面は、前記複合材料の150倍
の熱伝導率を有することになる。尚、ピストン本体をな
すへλ合金の熱伝導率は、0.33CaR/Cm−de
Q−secであった。
(比較試111)
実施例と同様の形状を有するA1合金製ピストン、及び
前記Cu溶射層を形成しない他は、上記実施例と全く同
様のピストンを用意して、同一条件下で各々10個のピ
ストンに付き冷間始動時の自炊濃度を測定した。測定条
件を第2表に示す。
前記Cu溶射層を形成しない他は、上記実施例と全く同
様のピストンを用意して、同一条件下で各々10個のピ
ストンに付き冷間始動時の自炊濃度を測定した。測定条
件を第2表に示す。
尚、白ff111度の測定はユタツク[U −1−A
C]スモークメータにJ:つた。
C]スモークメータにJ:つた。
第3図は、測定結果を示したグラフである。縦第2表
軸は白煙濃度[UTΔC(%)]を、横軸は、エンジン
始動時からの経過時間(sec)を示す。
始動時からの経過時間(sec)を示す。
第3図から明らかなようにいずれのビスj・ンの白煙濃
度もスタート直後に最高値を示し、エンジンの稼動時開
の経過に応じて減少している。しかし、0211度が、
20%以下となるまでの時間は、本実施例のピストンで
2Qsec、A交合金製ピストンで60sec、高熱伝
導率層を形成しない他は、上記実施例と同様のピストン
では115secであり、明らかにエンジン始動初期の
燃焼効率は向、トした。これは、本実施例に係るピスト
ンにおいては、燃料室壁表面全体にCu溶射層が形成さ
れているため、燃焼室壁全体が均一かつ速やかに昇温す
るためと考えられる。
度もスタート直後に最高値を示し、エンジンの稼動時開
の経過に応じて減少している。しかし、0211度が、
20%以下となるまでの時間は、本実施例のピストンで
2Qsec、A交合金製ピストンで60sec、高熱伝
導率層を形成しない他は、上記実施例と同様のピストン
では115secであり、明らかにエンジン始動初期の
燃焼効率は向、トした。これは、本実施例に係るピスト
ンにおいては、燃料室壁表面全体にCu溶射層が形成さ
れているため、燃焼室壁全体が均一かつ速やかに昇温す
るためと考えられる。
(その他の実施例)
本実施例において、高熱伝導率層を形成する部分につい
ては、様々に改変することができる。l第4〜第7図は
ピストンヘッドにおける高熱伝導率層の形成部分を示す
説明図である。上記実施例においては、燃料噴射ノズル
から噴射される未燃焼燃料は主に燃焼室壁側9111の
特定部分12に噴射されると考えられるため、高熱伝導
率層を第4図のように、燃焼室壁側壁部111全体に形
成してもよいし、第5図のように未燃焼燃料が被噴射さ
れる部分12及びその周′y1120のみに形成しても
よい。又、第6図のように未燃焼燃料被噴射周辺部分1
20及び燃焼室底壁112に形成してもよく、第7図の
ようにピストンヘッド全体に形成してもよい。実験によ
れば、第4〜第7図のいずれの場合も、冷間時始動特性
は向、トした。
ては、様々に改変することができる。l第4〜第7図は
ピストンヘッドにおける高熱伝導率層の形成部分を示す
説明図である。上記実施例においては、燃料噴射ノズル
から噴射される未燃焼燃料は主に燃焼室壁側9111の
特定部分12に噴射されると考えられるため、高熱伝導
率層を第4図のように、燃焼室壁側壁部111全体に形
成してもよいし、第5図のように未燃焼燃料が被噴射さ
れる部分12及びその周′y1120のみに形成しても
よい。又、第6図のように未燃焼燃料被噴射周辺部分1
20及び燃焼室底壁112に形成してもよく、第7図の
ようにピストンヘッド全体に形成してもよい。実験によ
れば、第4〜第7図のいずれの場合も、冷間時始動特性
は向、トした。
また上記実施例は、いずれも直噴式ディーゼルエンジン
ピストンについて本発明を適用しているが、副燃焼室式
ディーゼルエンジンビス1−ンのピストンヘッドに本発
明の概念を適用すると、ヒートスポットの発生を低減す
ることができる。
ピストンについて本発明を適用しているが、副燃焼室式
ディーゼルエンジンビス1−ンのピストンヘッドに本発
明の概念を適用すると、ヒートスポットの発生を低減す
ることができる。
[発明の効果]
以、F述べたように本発明においては、ピストン、頭部
の燃焼室に面する表面部の少なくとも一部を形成するセ
ラミックスの多孔質体又は金属の多孔質体の表面に高熱
伝導率層を形成して、該表面部の均一かつ速やかな昇温
を可能にづるらのである。
の燃焼室に面する表面部の少なくとも一部を形成するセ
ラミックスの多孔質体又は金属の多孔質体の表面に高熱
伝導率層を形成して、該表面部の均一かつ速やかな昇温
を可能にづるらのである。
即ち、ピストンの燃焼室に而Jる表面部の均一な昇温に
より、部分的な温度差(例えばコールドスポットの発生
)により生じる不完全燃焼が抑制され昇温が速やかに行
なわれ、燃焼効率が向、トする。
より、部分的な温度差(例えばコールドスポットの発生
)により生じる不完全燃焼が抑制され昇温が速やかに行
なわれ、燃焼効率が向、トする。
このため、冷間時のエンジン始動においても白煙の発生
長及びその濃度は、著しく低減される。
長及びその濃度は、著しく低減される。
さらに本発明によってピストンff1ffiバランスを
くずしたつづることはない。
くずしたつづることはない。
第1図は、本実施例に用いるピストンを2分割した一方
を示す斜視図である。 第2図は、本実施例に係るピストンの燃焼室にディーゼ
ル燃料が、燃料噴射ノズル50により、噴射される様子
を示す説明図である。 第3図は、冷間始動時の白煙濃度の測定結果を示したグ
ラフである。 第4〜第71図は、ピストンヘッドにおける高熱伝導率
層の形成部分を示す説明図である。 10・・・ピストンヘッド 22・・・リング溝50
・・・燃料噴射ノズル 100・・・燃焼室110・・
・燃焼室壁 111・・・燃焼室側壁112・・
・燃焼室底壁
を示す斜視図である。 第2図は、本実施例に係るピストンの燃焼室にディーゼ
ル燃料が、燃料噴射ノズル50により、噴射される様子
を示す説明図である。 第3図は、冷間始動時の白煙濃度の測定結果を示したグ
ラフである。 第4〜第71図は、ピストンヘッドにおける高熱伝導率
層の形成部分を示す説明図である。 10・・・ピストンヘッド 22・・・リング溝50
・・・燃料噴射ノズル 100・・・燃焼室110・・
・燃焼室壁 111・・・燃焼室側壁112・・
・燃焼室底壁
Claims (3)
- (1)ピストン本体が、軽金属によりなり、少なくとも
燃焼室に面する表面部の一部を金属の多孔質体または、
セラミックスの多孔質体により形成した頭部を有するデ
ィーゼルエンジンピストンにおいて、前記多孔質体表面
の少なくとも一部に前記多孔質体よりも熱伝導性の高い
高熱伝導率層を形成したことを特徴とするディーゼルエ
ンジンピストン。 - (2)前記ディーゼルエンジンピストンは、直噴式ディ
ーゼルエンジンピストンであり、前記高熱伝導率層は、
少なくとも未燃焼のディーゼル燃料の被噴射部分表面を
含んで形成される特許請求の範囲第1項記載のディーゼ
ルエンジンピストン。 - (3)前記高熱伝導率層を形成する材料は、Cu(銅)
、Ag(銀)、Al(アルミニウム)、Mg(マグネシ
ウム)、Mo(モリブテン)、W(タングステン)の少
なくとも一種類以上を主成分とする合金、あるいは、A
lN(窒化アルミニウム)、BeO(酸化ベリリウム)
の一種類以上を主成分とする化合物、である特許請求の
範囲1第1項記載のディーゼルエンジンピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8318686A JPS62240457A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | デイ−ゼルエンジンピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8318686A JPS62240457A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | デイ−ゼルエンジンピストン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62240457A true JPS62240457A (ja) | 1987-10-21 |
Family
ID=13795289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8318686A Pending JPS62240457A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | デイ−ゼルエンジンピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62240457A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0158717U (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-12 | ||
JP2011220207A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Toyota Motor Corp | 内燃機関およびピストン作製方法 |
JP2012246802A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Art Metal Mfg Co Ltd | 内燃機関用ピストン及びこれを備えた内燃機関 |
EP3608532A1 (de) * | 2014-01-24 | 2020-02-12 | Volkswagen AG | Kolben für eine kolbenmaschine |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52119899A (en) * | 1976-04-01 | 1977-10-07 | Nozaki Insatsu Shigyo Kk | Method of printing* recording and attaching label |
JPS59213939A (ja) * | 1983-05-19 | 1984-12-03 | Mazda Motor Corp | 直噴デイ−ゼルエンジンのアルミニウム合金製ピストン |
JPS60182341A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-17 | Isuzu Motors Ltd | 燃焼室壁面を多孔質断熱材で被覆した内燃機関 |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP8318686A patent/JPS62240457A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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