JPS6246688Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246688Y2 JPS6246688Y2 JP1983109033U JP10903383U JPS6246688Y2 JP S6246688 Y2 JPS6246688 Y2 JP S6246688Y2 JP 1983109033 U JP1983109033 U JP 1983109033U JP 10903383 U JP10903383 U JP 10903383U JP S6246688 Y2 JPS6246688 Y2 JP S6246688Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- shaft hole
- base
- electric wires
- cables
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電線・ケーブルの保管、運搬等に用い
るドラム、特に鍔板をプラスチツクで成形したド
ラムに関する。
るドラム、特に鍔板をプラスチツクで成形したド
ラムに関する。
従来、鍔板をプラスチツクで成形したドラムは
電線製造時あるいは配線工事時等に鍔板の軸孔に
鋼管等の軸を挿通して回転させるため軸孔が摩耗
損傷し易い欠点があつた。
電線製造時あるいは配線工事時等に鍔板の軸孔に
鋼管等の軸を挿通して回転させるため軸孔が摩耗
損傷し易い欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、軸孔に補強体
を設けて摩耗損傷を防止しようとするものであ
る。以下には図示の実施例について説明する。
を設けて摩耗損傷を防止しようとするものであ
る。以下には図示の実施例について説明する。
1は円筒形の巻胴、2は1対の円形の鍔板で、
それら巻胴1、鍔板2は、杉、松、桧等の大鋸屑
あるいはそれら木材の粉粒状物等の木粉を補強材
として10〜20%(重量比)添加混練したポリエチ
レンにより押出成形あるいはプレス成形されてい
る。
それら巻胴1、鍔板2は、杉、松、桧等の大鋸屑
あるいはそれら木材の粉粒状物等の木粉を補強材
として10〜20%(重量比)添加混練したポリエチ
レンにより押出成形あるいはプレス成形されてい
る。
上記巻胴1は外側を全長にわたつて同一径の円
周面にし、また内側を中央より左右両外側に向つ
て次第に拡開し型離れを良くするためのテーパー
面1aとし、かつ中央部を厚肉にし補強している
ものである(第1,3図)。
周面にし、また内側を中央より左右両外側に向つ
て次第に拡開し型離れを良くするためのテーパー
面1aとし、かつ中央部を厚肉にし補強している
ものである(第1,3図)。
上記鍔板2は中央に軸孔2aを開設し、それと
同心円状に外輪部3、胴受部4および軸受部5を
それぞれ他の部位より厚肉にして設けるととも
に、上記胴受部4に緊締棒6を挿入する挿入孔7
を5個たがいに所要の間隔にし、かつ胴受部4の
内外面に貫通して開設してあり、また胴受部4の
外側部位に電線・ケーブルの巻き始め端部の取出
口8を開設している(第2,4図)。
同心円状に外輪部3、胴受部4および軸受部5を
それぞれ他の部位より厚肉にして設けるととも
に、上記胴受部4に緊締棒6を挿入する挿入孔7
を5個たがいに所要の間隔にし、かつ胴受部4の
内外面に貫通して開設してあり、また胴受部4の
外側部位に電線・ケーブルの巻き始め端部の取出
口8を開設している(第2,4図)。
9は上記取出口8の一側縁より連続して上記外
側部位の内外面にそれぞれ凹設した電線、ケーブ
ルを案内するための傾斜面である。
側部位の内外面にそれぞれ凹設した電線、ケーブ
ルを案内するための傾斜面である。
10は上記胴受部4の内面とその外側部位の肉
厚内に連続して凹設した排水溝で、その排水溝1
0は4個をたがいに等間隔にしかつ放射状に配置
してある(第4図)。
厚内に連続して凹設した排水溝で、その排水溝1
0は4個をたがいに等間隔にしかつ放射状に配置
してある(第4図)。
11は上記軸孔2a内に嵌装した金属あるいは
合成樹脂製の管状の補強体で、管状の基体11a
の外周面の該基体11aの軸線に直角な平面内に
環状の突起11cを一体に形成している。
合成樹脂製の管状の補強体で、管状の基体11a
の外周面の該基体11aの軸線に直角な平面内に
環状の突起11cを一体に形成している。
上記突起11cは断面矩形の条状でその基体1
1aの軸線方向、すなわち突起11cの左右側
(第5図)に、平面矩形でこの突起11と同じ高
さの突部11bを多数互いに所要の間隔をあけて
列設してある。
1aの軸線方向、すなわち突起11cの左右側
(第5図)に、平面矩形でこの突起11と同じ高
さの突部11bを多数互いに所要の間隔をあけて
列設してある。
そして補強体11は鍔板2の成形時にインサー
ト成形して突起11cを上記軸孔2aの周囲の肉
厚内に埋設して嵌着されている。
ト成形して突起11cを上記軸孔2aの周囲の肉
厚内に埋設して嵌着されている。
しかして、いま一方の鍔板2の挿入孔7に緊締
棒6をそれぞれ挿入し、これらの緊締棒6に巻胴
1を嵌め、その巻胴1の一方の開口部を当該鍔板
2の胴受部4に嵌合するとともに、各緊締棒6の
巻胴1より突出した突出端部を他方の鍔板2の対
応する各挿入孔7に挿入し、かつ巻胴1の他方の
開口部に当該鍔板2の胴受部4を嵌合して、それ
ら両鍔板2間に巻胴1を挾み込む。
棒6をそれぞれ挿入し、これらの緊締棒6に巻胴
1を嵌め、その巻胴1の一方の開口部を当該鍔板
2の胴受部4に嵌合するとともに、各緊締棒6の
巻胴1より突出した突出端部を他方の鍔板2の対
応する各挿入孔7に挿入し、かつ巻胴1の他方の
開口部に当該鍔板2の胴受部4を嵌合して、それ
ら両鍔板2間に巻胴1を挾み込む。
しかるのち上記他方の鍔板2の挿入孔7より突
出した各緊締棒6の突出端にナツト12を螺合し
て締め付けることによつてドラムが形成される。
出した各緊締棒6の突出端にナツト12を螺合し
て締め付けることによつてドラムが形成される。
この場合、上記各排水溝10は、内側部位を巻
胴1の内方に、外側端部を巻胴1の外方にそれぞ
れ開口して巻胴1の内外に連通し、当該ドラムに
巻いた電線・ケーブルの水中耐電圧試験あるいは
降雨等によつて軸孔2aより巻胴1内に入つた水
を排水し得るように設定されている(第3図)。
胴1の内方に、外側端部を巻胴1の外方にそれぞ
れ開口して巻胴1の内外に連通し、当該ドラムに
巻いた電線・ケーブルの水中耐電圧試験あるいは
降雨等によつて軸孔2aより巻胴1内に入つた水
を排水し得るように設定されている(第3図)。
そして、電線製造時あるいは配線工事時等には
上記ドラムの補強体11に鋼管等の軸(図示して
ない)を挿通して回転すればよいものである。
上記ドラムの補強体11に鋼管等の軸(図示して
ない)を挿通して回転すればよいものである。
以上述べたところから明らかなように本考案に
よれば、プラスチツク製鍔板の軸孔に補強体を嵌
装したので、電線製造時あるいは配線工事時等
に、上記補強体に鋼管等の軸を挿通して当該ドラ
ムを回転させた際に、軸孔が摩耗損傷することが
ない。
よれば、プラスチツク製鍔板の軸孔に補強体を嵌
装したので、電線製造時あるいは配線工事時等
に、上記補強体に鋼管等の軸を挿通して当該ドラ
ムを回転させた際に、軸孔が摩耗損傷することが
ない。
しかも、補強体は、管状基体の外周面に該基体
の軸線に直角な方向に環状突起を一体に形成する
とともに、その環状突起の両側には該基体の軸線
方向に突出する多数の凸部を所要の間隔で形成
し、これらの環状突起及び凸部が軸孔の周囲の肉
厚軸受部内に埋設して食い込み強固に嵌着されて
いるから、この補強体の軸線方向及び円周方向の
いずれの方向に掛かる荷重にも十分に耐え、ドラ
ムの回転等により不用意に脱落するおそれもな
く、繰り返し使用できて経済的である。
の軸線に直角な方向に環状突起を一体に形成する
とともに、その環状突起の両側には該基体の軸線
方向に突出する多数の凸部を所要の間隔で形成
し、これらの環状突起及び凸部が軸孔の周囲の肉
厚軸受部内に埋設して食い込み強固に嵌着されて
いるから、この補強体の軸線方向及び円周方向の
いずれの方向に掛かる荷重にも十分に耐え、ドラ
ムの回転等により不用意に脱落するおそれもな
く、繰り返し使用できて経済的である。
また、鍔板は、中央の軸孔と同心円状をなす肉
厚の軸受部、胴受部及び外輪部を有するプラスチ
ツク製なので、単なる平板状のものに比し強度を
著しく向上させていて耐久性がある。
厚の軸受部、胴受部及び外輪部を有するプラスチ
ツク製なので、単なる平板状のものに比し強度を
著しく向上させていて耐久性がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は側面図、第3図は第2図−
線断面図、第4図は鍔板の内面図、第5図は鍔板
の要部縦断面図である。 11a……基体、11b……凸部、11c……
突起、11……補強体、2……鍔板、2a……軸
孔。
正面図、第2図は側面図、第3図は第2図−
線断面図、第4図は鍔板の内面図、第5図は鍔板
の要部縦断面図である。 11a……基体、11b……凸部、11c……
突起、11……補強体、2……鍔板、2a……軸
孔。
Claims (1)
- 巻胴とその両側の鍔板とからなる電線・ケーブ
ル用ドラムであつて、上記鍔板が、中央の軸孔と
同心円状をなす肉厚の軸受部、胴受部及び外輪部
を有するプラスチツク製であり、かつ、管状基体
の外周面に該基体の軸線に直角な方向に環状突起
を一体に形成するとともに、その環状突起の両側
には該基体の軸線方向に突出する多数の凸部を所
要の間隔で形成してなる補強体を、上記軸孔に、
上記環状突起及び凸部を上記肉厚の軸受部に埋設
することにより嵌着してなることを特徴とする電
線・ケーブル用ドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10903383U JPS59112864U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 電線・ケ−ブル用ドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10903383U JPS59112864U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 電線・ケ−ブル用ドラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59112864U JPS59112864U (ja) | 1984-07-30 |
JPS6246688Y2 true JPS6246688Y2 (ja) | 1987-12-18 |
Family
ID=30254149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10903383U Granted JPS59112864U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 電線・ケ−ブル用ドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59112864U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028373U (ja) * | 1973-07-06 | 1975-04-01 |
-
1983
- 1983-07-15 JP JP10903383U patent/JPS59112864U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028373U (ja) * | 1973-07-06 | 1975-04-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59112864U (ja) | 1984-07-30 |
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