JPS6246678B2 - - Google Patents

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JPS6246678B2
JPS6246678B2 JP54118019A JP11801979A JPS6246678B2 JP S6246678 B2 JPS6246678 B2 JP S6246678B2 JP 54118019 A JP54118019 A JP 54118019A JP 11801979 A JP11801979 A JP 11801979A JP S6246678 B2 JPS6246678 B2 JP S6246678B2
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JP
Japan
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paper
maleic anhydride
sizing
diisobutylene
solution
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JP54118019A
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Zatsukuman Gyuntaa
Korubu Gyuntaa
Purobusuto Yoahimu
Myuuraa Furiidoherumu
Beumugen Haintsu
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Bayer AG
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Bayer AG
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Publication date
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Publication of JPS6246678B2 publication Critical patent/JPS6246678B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
    • D21H17/20Macromolecular organic compounds
    • D21H17/33Synthetic macromolecular compounds
    • D21H17/34Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H17/41Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing ionic groups
    • D21H17/44Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing ionic groups cationic
    • D21H17/45Nitrogen-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/30Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups
    • C08F8/32Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups by reaction with amines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
    • D21H17/20Macromolecular organic compounds
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    • D21H17/34Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H17/35Polyalkenes, e.g. polystyrene
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D21H17/33Synthetic macromolecular compounds
    • D21H17/34Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H17/41Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing ionic groups
    • D21H17/42Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing ionic groups anionic
    • D21H17/43Carboxyl groups or derivatives thereof

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は用いる紙に依存した広い応用範囲とと
もに通常の加工条件下で発泡の傾向が最小である
無水マレイン酸/ジイソブチレン共重合体にもと
づいた紙用アニオン表面サイズ剤に関する。ドイ
ツ特許出願公開第2361544号および第2501123号に
はすぐれた性質を有する紙用表面サイズ剤の製造
と使用が記載されている。問題のサイズ剤は溶液
または懸濁液で製造した、無水物基の10〜100モ
ル%を炭素原子1〜20個を含む線状もしくは枝分
れ脂肪族一価アルコールまたは炭素原子5もしく
は6個を含む脂環式一価アルコールでエステル化
し、対応する半エステルを生成させてもよい無水
マレイン酸とジイソブチレンの実質的に等モル共
重合体のアルカリ金属、アミンまたはアンモニウ
ム塩の水溶液または水−アルコール溶液である。
無水マレイン酸とジイソブチレンの溶液または懸
濁共重合において、次の一般式 式中Rは−H、−CH3、−C2H5、−OR2、−
OCOCH3
【式】
【式】
【式】−CH2OHまたは−CH2−O −COCH3を表わし、R1は−Hまたは−CH3を表
わし、 R2は炭素原子1〜4個を含む線状もしくは枝
分れアルキル基を表わす、 に対応するモノマーまたはこれらモノマー相互の
混合物を共重合の完結の直前または後に用いるマ
レイン酸無水物に対して1〜12モル%の量を重合
混合物に加えてもよいことも公知である(ドイツ
特許出願公開第2701760号参照)。もしもアルカリ
金属、アミンまたはアンモニウム塩の水溶液また
は水−アルコール水溶液をそれから製造するなら
ばすぐれたアニオン表面サイズ剤もまたこの方法
で得られる。これらの実質的に等モル共重合体の
無水物基の10〜100モル%を炭素原子1〜20個を
含む線状もしくは枝分れ脂肪族一価アルコールま
たは炭素原子5もしくは6個を含む脂環式一価ア
ルコールとの反応によつてエステル化し、対応す
る半エステルを生成させてもよい。 上記の方法によつて製造したすべての紙用表面
サイズ剤未サイズおよびプレサイズの紙について
すぐれたサイズ付与性を示すが、それにもかかわ
らずそれらは実際の応用においていくつかの欠
点、例えばこれらの製品がある実用条件下で経験
する発泡を伴う。発泡はとりわけ、サイズ剤に加
えて8重量%までのスターチを含んでもよいサイ
ズ液を硬水を用いて製造するときに起こる。それ
に加えて、用いたそのサイズプレスの構造が気泡
のサイズ液への随伴を促進するとき、サイズ液は
また発泡の傾向の増加を示す。これはまたサイズ
液を輸送するため往復ポンプのかわりに回転ポン
プの使用によるサイズプレスからのリサイクルの
間の過剰の滴下によつて、あるいは作業容器で用
いるかきまぜ機の不都合な設計によつてさえひき
起こされることがある。それに加えてサイズ液で
用いるスターチの種類が上記のサイズ剤の発泡挙
動に重要な関係を有する。 サイズ液中およびサイズプレスで起こる発泡は
紙製造プロセスに不利な影響をおよぼす。サイズ
プレスによつて発生した泡の粒子は紙に斑点をひ
き起こし、ある場合には紙匹の引裂きすら生じ、
その結果製造を中断しなければならなくなるかも
しれない。 従つて、本発明は抄紙機のサイズプレスで用い
るとき、たとえあつたとしても発泡の傾向が非常
に小さく、それに加えてすぐれたサイズ付与性を
有する紙用表面サイズ剤に関する。問題の種類の
サイズ剤は、無水マレイン酸とジイソブチレンの
共重合体またはほかのビニルモノマーとの対応す
るターポリマーをn−ブチルアミンと反応させ、
半アミドを形成させ、得られた半アミドを対応す
るアルカリ金属、アミンまたはアンモニウム塩の
水溶液または水−アルコール溶液に変えることに
よつて得てもよいことが見いだされた。 より詳細には、本発明は無水マレイン酸とジイ
ソブチレンの共重合体および/または無水マレイ
ン酸、ジイソブチレンおよび上記一般式(1)に対応
する無水マレイン酸と共重合するビニルモノマー
のターポリマーを無水マレイン酸基に対して5〜
50モル%、好ましくは15〜40mole%のn−ブチ
ルアミンと反応させることによつて得られる、カ
ルボン酸半アミド基を含んだ共重合体のアルカリ
金属、アミンまたはアンモニウム塩の水溶液また
は水−アルコール溶液の形の紙用低発泡表面サイ
ズ剤に関する。 ターポリマーの製造に適する上記一般式(1)に対
応するビニルモノマーは例えばイソブチレン、ス
チレン、2−メチルスチレン、アリルアルコー
ル、メタリルアルコールおよびイソブチルビニル
エーテルである。 ドイツ特許出願公開第2361544号、第2501123号
および第2701760号から公知の紙サイズ剤と比べ
て、本発明の表面サイズ剤は、たとえあつたとし
ても発泡の傾向が少なく、それに加えて、サイズ
付与すべき紙の種類に依存してより広い応用範囲
を有する。上記のサイズ剤は一般にミヨウバンの
形でアルミニウムイオンを含んでいる未サイズお
よび既サイズの紙に用いるのが好ましいが、本発
明の表面サイズ剤またはアルミニウムをまつたく
含まない紙に非常に良好なサイズ効果を有する。
この挙動は本発明の表面サイズ剤がてん料として
白亜を含んでいる紙のサイジングに対しても用い
うるのでとくに重要である。なぜならこの場合に
サイジングは一般にPH値約7およびミヨウバンの
不存在下で行うからである。 アニオン表面サイズ剤は通常実際にはミヨウバ
ンを含んでいる紙に用いるが、カチオン表面サイ
ズ剤は通常ミヨウバンを含まない紙とテン料とし
て白亜を含む紙に用いる。その著しい特性によつ
て、本発明による製品はアニオンおよびカチオン
サイズ剤の両方として用いてよい。カチオン製品
と異なつて、それは紙中に存在する光学的光沢剤
の有効性を低下させないという付加的な利点を有
する。 無水マレイン酸とジイソブチレンの共重合体ま
たは無水マレイン酸、ジイソブチレンおよびビニ
ルモノマーのターポリマーとn−ブチルとの反応
は例えばベンゼン、トルエン、キシレン、アセト
ン、メチルエチルケトン、ジメチルホルムアミ
ド、テトラヒドロフランおよびジオキサンのよう
な溶媒中で行う。これらの溶媒の混合物もまた用
いてよい。この半アミド化を行う温度は20〜120
℃、好ましくは30〜100℃でよい。反応時間は1
〜24時間、好ましくは2〜8時間になる。もちろ
ん、ジイソブチレンと無水マレイン酸の共重合に
通常用いられる条件下でジイソブチレンを対応す
るマレイン酸半アミドと直接共重合し、対応する
共重合体を生成させることもまた可能である。 記載された方法において、共重合体の無水マレ
イン酸単位のうちのいくらかだけがアミド化され
るので、ほかの無水マレイン酸基は半エステルを
生成する一価アルコールとの反応に行きやすい。
そのような製品もまた酸性および中性範囲でアニ
オン紙用サイズ剤としてアルカリ金属、アンモニ
ウムまたはアミン塩の形で有利に用いることがで
きる。炭素原子1〜20個を有する線状もしくは枝
分れ脂肪族一価アルコールが半エステルの製造に
適する。半アミド化後、共重合体中にまだ残つて
いる無水物基の10〜100モル%を反応させ、対応
する半エステルを生成させてもよい。 本発明の好ましい具体例において、サイズ剤は
尿素または尿素誘導体と組合わせて水溶液で塗布
する。尿素の適当な誘導体は1つもしくは両方の
窒素原子をC1−C4アルキル基またはヒドロキシ
メチル基のようなC1−C4ヒドロキシアルキル基
によつて置換したものである。ジメチル尿素、テ
トラメチル尿素およびジメチロール尿素を例とし
てあげける。尿素および尿素の誘導体はそれぞ
れ、一般に無水マレイン酸とジイソブチレンの部
分的にアミド化した共重合体またはターポリマー
の半アミド/半アンモニウム塩に対して10〜200
重量%、好ましくは20〜100重量%の量を加え
る。 尿素および尿素誘導体の添加によつて、もしも
尿素を加えなければより多量のポリマーによつて
のみ達成される、すぐれたサイズ付与性を保つこ
となくポリマーの量を減少させることができる。
さらに、尿素および尿素誘導体との組合せによつ
て得られたサイズ剤は溶液の低粘度と発泡の傾向
が小さいことに関する紙用表面サイズ剤に対する
実際の要求にきわめてよく合致する。 無水マレイン酸/ジイソブチレン共重合体およ
びターポリマーの上記の半アミド/半アンモニウ
ム塩ならびにその上無水マレイン酸単位を一価ア
ルコールで部分的にエステル化した上記の半アミ
ド/半アンモニウム塩の両方が尿素および尿素誘
導体との組合せに適する。炭素原子1〜20個を有
する線状もしくは枝分れ脂肪族一価アルコールが
半エステルの製造に適する。半アミド化後ポリマ
ー中にまだ残つている無水物基の10〜100モル%
を反応させ、対応する半エステルを生成させても
よい。これらの製品はまた酸性および中性PH領域
で用いることができる発泡の傾向がきわめて小さ
いアニオンサイズ剤である。 尿素および尿素誘導体のポリマー溶液への添加
によつて、サイズ剤水溶液中におけるこれらのポ
リマーの濃度は明らかに減少させることができ、
もしもポリマーだけを用いるならば、かなり高濃
度においてのみ得られるのと同じサイズ効果を得
る。従つて尿素の添加は、製品の顕著なサイジン
グの品質を害うことなく、サイズ剤溶液中の、例
えば無水マレイン酸とジイソブチレンのアミド化
共重合体の半アミド/半アンモニウム塩の量を明
らかに減少させる。 本発明の紙用表面サイズ剤は紙の製造において
通常表面サイジングに用いる上記の方法で用いて
もよい。サイズ剤は単独で、そしてまたプラスチ
ツク分散系と組合わせて用いてもよい。それに加
えてその発泡に対する最小の傾向は不都合なサイ
ズプレスの構造にも用いる水の硬度にも影響を受
けない。本製品は、例えばミヨウバンを含む紙、
ミヨウバンを含まない紙、カオリンを充てんした
紙、白亜を充てんした紙、中性紙、酸性紙、未ザ
イズ紙、プレサイズ紙、木材を含む紙および故紙
を含む紙のような通常の種類の紙の大部分の表面
サイジングのため単独でまたはパルプに加えたサ
イズ剤と組合わせて用いてもよい。 次の実施例において、引用した%は常に重量%
を表わす。 実施例 1 表面サイズ剤1の製造 無水マレイン酸392g(4.0モル)とキシレン
500gを還流冷却器、内部温度計、窒素導入管お
よび2つの滴下ロートを備えた3のかきまぜ機
付き容器に入れる。次にジイソブチレン(2・
4・4−トリメチル−1−ペンテンと2・4・4
−トリメチル−2−ペンテンの工業用混合物)
640g(5.7モル)とキシレン400g中のアゾビス
イソブチロニトリル(AIBN)12.54g(0.076モ
ル)を窒素下で100℃において3〜4時間かけて
同時に入れる。添加が完了すると、イソブチレン
24g(0.43モル)を反応混合物に15分間かけて入
れ、同時にキシレン30g中のt−ブチルペル2−
エチルヘキサノエート3.76g(0.017モル)を滴
下し、続いて100℃で5時間かきまぜる。次にイ
ソプロパノール92.68g(1.54モル)を加え、続
いてかきまぜながら60℃に1時間かけて冷却す
る。次にn−ブチルアミン109.8g(1.50モル)
を30分間かけて加え、反応混合物中に存在するポ
リマーの無水物基と温度80℃で12時間かけて反応
させる。 連続的に生成したポリマー溶液を90℃の水に入
れ、溶媒と共重合しない2・4・4−トリメチル
−2−ペンテンを真空で留去することによつて、
ポリマーが細かい白色粉末の形で沈殿する。残つ
たキシレンとジイソブチレンを150〜200mmHgの
真空を約2時間適用することによつて除いた後、
25%アンモニア水溶液の添加によつてポリマーを
溶解させ、150〜30mmHgの真空下で温度50℃で脱
ガスすることによつて溶媒とモノマーの最後のこ
ん跡を除く。溶液は固形分含量約19重量%まで水
で希釈する。この溶液は次の応用例によつて示さ
れるように紙の表面サイジングに対して著しく適
する。 実施例 2 表面サイズ剤2の製造 40のスチール製オートクレーブ中に、無水マ
レイン酸とジイソブチレンの交互共重合体10080
g(48.0モル)を室温でメチルエチルケトン
13380gに溶解させる。次にメチルエチルケトン
800g中にn−ブチルアミン1063g(14.56モル)
とイソプロパノール300g(5モル)の溶液をふ
たたび室温で2時間かけて加える。アミンを加え
た後、反応混合物を60℃に加熱し、その温度で4
時間かきまぜる。この共重合体溶液は真空で50〜
60℃の水60を含んでいる100沈殿容器の中に
入れることによつて取り去り、同時に溶媒を留去
し、その結果細かく分散したポリマーの水性懸濁
液が生成する。25%アンモニア水溶液6750gを加
えることによつて、共重合体懸濁液を水溶液に変
え、それは続いて温度50℃で180〜30mmHgの真空
を適用することによつて溶媒の最後のこん跡を除
く。溶液は水で固形分含量19重量%まで希釈す
る。このようにして製造した共重合体水溶液は紙
用表面サイズ剤として用いる。 応用例 1 本実施例は組成の異なつた紙に対する製造実施
例1に記載した表面サイズ剤のすぐれたサイジン
グ効果を示そうとするものである。コツブ
(Cobb)値(DIN53132による)をサイジング効
果の尺度として求めた。 用いた紙は次の組成を有した。 (a) ミヨウバンを含まない紙 広葉樹セルロース50%、針葉樹セルロース50
%、クレーアツシユ9.5%、パルプのPH7.5、実
験室用サイズプレスでの水分吸収約85%、紙の
重さ80g/m2 (b) ミヨウバン含有紙 広葉樹セルロース50%、針葉樹セルロース50
%、ミヨウバン1%、クレーアツシユ11.2%、
パルプのPH4.4、水分吸収約80%、紙の重さ80
g/m2 (c) プレサイズ紙 広葉樹セルロース50g、針葉樹セルロース50
%、ミヨウバン1%、ベウオイドサイズ0.1
%、クレーアツシユ11.1%、パルプのPH4.5、
水分吸収約80%、紙の重さ80g/m2 (d) 白亜含有紙 広葉樹セルロース50%、針葉樹セルロース50
%、白亜アツシユ7.9%、パルプのPH7.5、水分
吸収約90%、紙の重さ75g/m2 (e) 木材含有紙 広葉樹パルプ40%、木材機械パルプ60%、ク
レーアツシユ14.1%、パルプのPH4.5、水分吸
収約40%、紙の重さ75g/m2 紙はスイス、チユーリツヒのマチス社
(Mathis Company)によつて製造されたHFタイ
プの実験室用サイズプレスでサイジングを行つ
た。用いたサイズ液は水94.87〜94.76重量%中に
試験すべきサイズ(活性物質100%として表わ
す)0.19〜0.24重量%と市販のスターチ5重量%
の溶液であつた。 表面サイズ紙は乾燥シリンダーで紙100℃にお
いて1分間乾燥した。サイズを試験する前、紙は
室温で2時間ならした。
【表】 応用例 2 本実施例は従来の技術(ドイツ特許出願公開第
2361544号による表面サイズ)に比べてミヨウバ
ンを含まない紙および白亜含有紙に対する本発明
のサイズ剤の改良されたサイズ効果を示そうとす
るものである。サイズ度はg/m2で表わされるコ
ツブ値と、そしてまたハーキユルスサイズ度試験
機の両方を用いて求めた。米国、デラウエア州ウ
イルミントン、ハーキユルス社(Hercules Inc.
)によつて製造されたハーキユルスサイズ度試験
機は試験インクを紙に塗布し、紙を浸透するとき
レミツシヨンが紙のレミツシヨン値の75%に落ち
た時間を秒で記録する。用いた試験インクはハー
キユルスによつて製造された縁色インクである。
【表】
【表】 応用例 3 本発明のサイズ剤の発泡挙動は抄紙機のサイズ
プレスに普通の条件を相似する実験室用発泡試験
機で試験した。この試験機において、試験すべき
サイズ剤、スターチおよび、もしあるならばほか
の添加物を含んでいるサイズ液はサーモスタツト
によつて調節したガラスビーカーからその底のパ
イプを通して一定速度で吸引によつて取り出し、
ガラスビーカーのカバーに挿入したスチールパイ
プを通してガラスビーカーにもどす。このスチー
ルパイプは液の表面の15cm上で終るので、サイズ
液は発泡を生じうるジエツトの形で直接表面に当
たる。従つて、ある試験時間後にサイズ液の表面
にわたつて測定したmlで表わした泡の体積が試験
すべき液の発泡の傾向の尺度である。 次表はドイツ特許出願公開第2361544号によつ
て製造した製品と比較した製造例に記載した表面
サイズ1および2の、上記の試験装置を用いて求
めた発泡挙動の概略を与える。この目的のため、
市販のスターチ5重量%、試験すべきサイズ0.19
重量%を含んでいる700mlの量の水性サイズ液を
製造した。溶液は60℃に加熱し、170/時の速
度でポンプで試験装置に送つた。試験の間に液の
表面にわたつてできたmlで表わした泡の体積は5
分間隔で測定した。
【表】 実施例 3 表面サイズ剤3の製造 ポリマーの製造は窒素下で実施例1に記載した
操作に従つてかきまぜ機を備えた40オートクレ
ーブ中で無水マレイン酸4704g、ジイソブチレン
7680g、イソブチレン360g、イソプロパノール
1112gおよびn−ブチルアミン1095gから行う。
得られたポリマー溶液は90℃の水に尿素6000gの
溶液に連続的に入れ、実施例1に記載したように
処理する。水による最後の希釈によつて、全固形
分含量約225重量%を有する尿素を含むサイズ剤
溶液を製造する。それは応用例4〜6で用いる。 応用例 4 種類の異なつた紙に対するサイズ効果は応用例
1に記載したように求める。
【表】 応用例 5 ドイツ特許出願公開第2361544号のサイズ剤と
の比較を応用例2に記載したように行う。
【表】
【表】 応用例 6 発泡挙動は応用例3に記載したように試験す
る。しかしながら、溶液は200/時のさらに高
い速度でポンプで試験装置に通す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無水マレイン酸とジイソブチレンの共重合体
    および/または無水マレイン酸、ジイソブチレン
    および無水マレイン酸と共重合するビニルモノマ
    ーのターポリマーを無水マレイン酸基に対して5
    〜50モル%のn−ブチルアミンと反応させること
    により得られるカルボン酸半アミド基を含む共重
    合体のアルカリ金属、アミンまたはアンモニウム
    塩の水溶液または水−アルコール溶液の形の紙用
    低発泡性表面サイズ剤。 2 無水マレイン酸に対して15〜40モル%のn−
    ブチルアミンを半アミドの製造に用いる、特許請
    求の範囲第1項記載のサイズ剤。 3 溶液が共重合体およびターポリマーに対し
    て、それぞれ10〜200重量%の尿素、アルキル置
    換尿素またはヒドロキシアルキル置換尿素を含
    む、特許請求の範囲第1項または第2項記載のサ
    イズ剤。
JP11801979A 1978-09-19 1979-09-17 Low foamable sizing agent for paper Granted JPS5545894A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19782840650 DE2840650A1 (de) 1978-09-19 1978-09-19 Schaumarme oberflaechenleimungsmittel fuer papier

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JPS5545894A JPS5545894A (en) 1980-03-31
JPS6246678B2 true JPS6246678B2 (ja) 1987-10-03

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ID=6049800

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JP11801979A Granted JPS5545894A (en) 1978-09-19 1979-09-17 Low foamable sizing agent for paper

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