JPS6246626A - セルロ−ストリアセテ−トフイルムの乾燥方法 - Google Patents

セルロ−ストリアセテ−トフイルムの乾燥方法

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JPS6246626A
JPS6246626A JP18574585A JP18574585A JPS6246626A JP S6246626 A JPS6246626 A JP S6246626A JP 18574585 A JP18574585 A JP 18574585A JP 18574585 A JP18574585 A JP 18574585A JP S6246626 A JPS6246626 A JP S6246626A
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film
drying
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chain
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JP18574585A
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Hiroshi Nakajima
浩 中嶋
Kazuhiro Ono
和宏 小野
Shosuke Fujii
藤井 正輔
Hiroki Saito
斎藤 博樹
Sanshirou Fukuhara
福原 三四朗
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料の支持体などに使用されるセルロ
ース) IJアセテートフィルムの%A yg方法全改
良するものである。 〔従来の技術〕 セルロースl−11アセテートフイルム13F法ty>
ヒとつにバンド又はドラム上にドーf全流延して剥ぎ取
りこれ全乾燥するfdK!1.製膜法がある。 この浴液製脱去における剥取後の乾燥方法としては、一
般的には第1図に示すよって、支持体4から剥ぎ取った
フィルム1(以下、「ウェブ」ということがある。)を
乾燥室33内て設けられた多数のロール’34 、34
 、・・・間に掛は渡して、その間?移動する間に熱風
6、赤外線などで乾燥する方法がとられていた(例えニ
ブ米国特許第2,319,053号など)。このウェブ
金直凄ロールに掛けるのではなくエアを吹き出してその
用でウェブを浮上させることにより掛架体と非接触状態
で移動させる方式も開発されている(例えば特開昭55
−135046号公報など)。 一方、ポリエステル、ポリプロピレンなとのフィルムの
機械g1度等を改善するために行なわれる延伸方法のひ
とつにフィルムの両側縁部をクリップ等で固定して2〜
6倍延伸するテンタ一方式がある。このテンタ一方式全
利用してフェノキシ園脂等のフィルムから液晶表示パネ
ルの基板全製造する技術も開発されており(特開昭59
−211006号公報)、このフィルムにはセルロース
アセテートフィルムも使用できることが七のなか;・ζ
示唆されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 溶液腹膜法は製膜速度の遅いことが大きな問題点にな9
ており、乾燥工程においても乾燥速度を上昇させること
は工業上大きなメリットを有する。 しかしながら、乾燥速度を上げるために剥取直後から高
温で乾燥しようとすると、ウェブの表面にピッチ0.3
〜4.0課程度のシワが発生したり、あるいはメチレン
クロライド(沸点約40℃)等の溶媒の残存量がまだ多
いために発泡が現われたりして、製品として使用できな
くなる。そこで、従来は剥取後しばらくの間膜面温度が
溶媒の沸点を越えないように注意して乾燥を行ない、例
えばウェブ中の俗Stが30重世係以下になってはじめ
て高温で乾燥するように乾燥条件が設定されていた。そ
の結果、乾燥に時間がかかるばかりでなく、乾燥工程の
管理の負担も大きくなっていた。 一方、これらのフィルムに写真乳剤全塗布して写真フィ
ルムとし裁・切断の後パーフォレーション孔を穿孔して
映画用フィルムとした場合に、映写中のノl−フォレー
ション孔の破損を防ぐには、フィルムの引裂強度特性が
重要となる。 本発明の目的はセルローストリアセテートフィルムを溶
液製膜法で製造する方法において、その乾燥時間を短縮
し、ひいては製膜速度をはやめるとともに乾燥装置をコ
ン・セクト化することにある5本発明の別の目的は上記
乾燥工程の管理を簡単にすることにある。 本発明のさらに別の目的は乾燥工程におけるしわあるい
は発泡をなくして不良品発生率を低下させうる乾燥方法
を提供することKある。 本発明のさらに別の目的は、写真感光材料用フィルムと
して、特に必要とされるフィルム強度(引裂き強さ)を
改善させうる乾燥方法を提供することにおる。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明のこのような目的は乾燥の際にフィルムの側縁部
を巾方向外方に牽引して乾燥による収縮を規制し、中方
向にテンションを与えることによって達成される。 すなわち、本発明は、浴液製膜法において支持体より剥
離したセルローストリアセテートフィルムを搬送しつつ
乾燥する際に、該フィルムが延伸されない程度の力で該
フィルムの側縁部を巾方向外方に牽引しつつ搬送するこ
とを特徴とするセルローストリアセテートフィルムの乾
燥方法だ関するものである。 本発明の一実施態様を第1図及び第2図に示す。 第1図は支持体から剥ぎ取られたフィルム1の両側線部
を牽引している状態を示す平面図であシ、第2図はフィ
ルムの両側縁部を牽引しつつ乾燥している状態を示す側
面図である。 第2図に示すように、セルローストリアセテートドープ
が流延口3から支持体4上に流延され、それによって形
成されたフィルム1が剥取部5で剥ぎ取られ、牽引装置
2によって両側縁部を巾方向外方に引張られつつ乾燥室
26内を蛇行走行し、その間に熱風6により乾燥されて
巻き取られる。 フィルムの側縁部を巾方向外方に牽引するためにフィル
ムの両側縁部を掴持する必要がある。掴持する手段とし
ては、例えば第3図に示すようなピンクリップを利用し
てもよく、あるいは第4図に示すような、ポリエステル
フィルム等の延伸に使用されているテンター用のクリソ
fを利用することもできる。 ピンクリップ7は例えば第3図に示すようにピン台8に
多数のビン9が植設されたものであシ、列状にチェーン
(図示されていない。)に取り付けられている。ピン台
8はチェーンのターン部での動きをスムーズにするため
に長さ金短かくすることが好ましい。ピン台8に植設さ
れるビン9はフィルム保持強度の点で複数列にするのが
よいが、現実的には2〜3列あれば十分である。フィル
ムにビン9を喰い込ませる手段としてはビン列に合わせ
て溝を切った第3図に示すような喰い込ませa−ル10
を使用してもよく、ブラシロール(図示されていない。 )を使用してもよい。そのほか、エアーを強く吹き付け
ることによって喰い込ませることも可能である。 クリップを用いる場合にはテンター用に利用されている
ものをそのまま利用でき、例えば第4図に示すものを多
むチェーン等に取り付ければよい。 このクリップ11はフィルム1が固定アゴ12上Kfj
った後レバー13を倒してシー−14でフィルム1を挾
みつけるようになっている。 フィルムの側縁部の牽引はこのような掴持部材全牽引す
ることてより行なわれる。掴持部材の牽引手段は特に制
限されないが、例えばバネ、シリング、錘りなどを利用
できる。牽引は掴持部材に対して面接行なうようにして
もよく、掴持部材全駆動するチェーン等全フィルムの巾
方向に移動しつるようにしてこntg引することによっ
て行なってもよい。 牽引機構の例金第5図〜第9図に示す。 第5図の例はビンクリング7の底部に摺動バー15金取
り付け、との摺動バー15をリング16で摺i幼自任て
支楯するとともにこのリング16を駆動チェーン17に
固定してこのチェーン17の叱動定行によりピンクリッ
プ7を走行させるようになっている。そして、その外側
にチェーン18を併走させ、このチェーン18とピンク
リフ 7’ 7の間をバネ19で連結することにより、
このバネ19の収縮力でピンクリンフ′37に適度、に
牽引フ−るように構成されている。チェーン17のスf
Dケット及ヒチェーン18のスジロケット(いずれも図
示されていない。)は同じ軸に敗りイJけられており、
チェーン17のスジロケットは該軸に噛合して軸長方向
に摺動しうるようになっている。一方、チェーン18の
スフ°ロゲノトは軸に固定訝れている。 ・第6図の例は第5図の牽引機構てお1ハてバネ19を
エアーシリンダ20で代外した例である。 第7図の例はピンクリフf7の底部にiζ−ルローラ2
1を取り付dてビンクリップ7ゲ台扱22」二全自由走
行1〜つるよってするとともにその側面ては摺動17て
伸縮する2重管23を取り付けている。この2重管の外
管を固定チェーン18に取り句けてビンクリップ7全こ
のチェーン18の[゛ハ動走行九より走行させている。 そして2重骨の内管Ktd、Q−7’24をr■vり付
け、この日−)″240沼部には錘り25を吊り下げて
、錘り250重量でビンクリップ7を牽引するように構
成されている。 第8図の例はビンクリップ7の底部にスライドベアリン
グ26を取り付けてピンクリフf7をスライド台27上
を自由走行しうるようにしている。 また、ビンクリップ7のビン台8にはビンクリップアー
ム28が回動自由に連結されるとともてスライド台27
には固定アーム29が固層されている。そしてこれらピ
ンクリップアーム28と固定アーム29は、一体アーム
30と回動自在に連結されてリンク機構が形成されてい
る。一体アーム:)0は略中央部で折曲された略「<」
字状に形成されており、その略中央部が固定アーム29
と回動自在に連結されるとともに一端部がピンクアップ
アーム28と回動自在に連結され
【いる。そして一体ア
ーム30の他端には錘り25が取り付けらJ−1、この
錘り25の重量により一体アーム30が固定アーム29
を中心として回転し、この一体アーム30の回転でピン
クリップアーム28が外方へ引っ張ら牡ビンクリッf7
を牽引するように構成されている。 また、前記スライド台27の下方には固定チェーン18
が取り付けられており、このチェーン18の駆動走・行
によりピンクリフf7が同時に走行するように構成され
ている。 なお、一体アーム30を分離ム」非で錘り25−メ移動
自在な構造とL、ターン時ンこ錘り25が自動的にクエ
プ側(内側)へ停動す、sよってずれが、ピンクリフf
7のビンが下向きの場合であってもピンクリップ7を牽
引することがでなる。 第9図の輿1は第8図の牽引機構ておいて、ビンクリッ
プアーム28、一体アーム30及び工、トリ25をバネ
31で代替I〜た例である。この例では、固定アーム2
9が略中央でビンクリップ7全へ折曲されて折曲部32
が形成され、この折曲部32とビンクリップ7全がバネ
31で連結されている7、そしてこのバネ31の収縮力
でピンクリック゛7分適度に牽引するようになっている
。 これらの例において、踵々の変ゑが可’AQで、ある。 例えば第5図、第6図又は第9図の例においてパネある
いはエアシリンダの反椀力を利用してもよく、また、第
7図に示すように2重管を利用してチェーンを一基にし
てもよい。さらにビンクリップの走行方式も第7図のよ
うなボールローラ方式にしてもよい。逆に、第7図の例
においてもピンクリップの駆動方式あるいは走行方式を
第5図の例のようにすることも可能である。さらにこれ
らの例においてピンクリングを第4図に示すようなテン
ター用クリップと替えることも可能である。 フィルムは両側縁部を掴持する必要があるが、牽引は一
力の1000縁部のみから行なって他方の側線部は単に
位置を固定しておくだけでもよい。 牽引装置は1台であってもよく、2台以上を直列に連結
して使用してもよい。 牽引力は目的に適合するように定められる。フィルムの
巾は牽引開始時からほとんど一定のこともあり、搬送に
従って軍引開始時から±20チ程度の@囲で拡げあるい
は狭められることもある。 牽引力は走行路の全てにおいて同一にしてもよく、必要
により走行路の途中で変更することも可能である。 牽引は通常は支持体から剥取後直ちに行なう。 その場合、第10図に示すように剥取ロールを設けずに
牽引装置2と直結させることもできる。 剥取後、ウェブ中の溶媒量が50mff1%までは61
/ya2〜401/lram”、50m童% 〜30 
重M %までは、15 II/rtm2〜100シー2
の牽引力であることが璽ましい。 また、スペースなどの都合により、r* 11 、+]
に示すように、牽引装置2を支持体4から服して設けて
もよい。但し、その場合には牽引する前には急激な乾燥
は避けなければならない。 本発明の方法は溶媒の残存量の多いフィルムに対して威
力を発揮し、例えは溶媒含有量30重反−以上、特に5
0fii%以上の湿フィルムの乾燥に有効である。 乾燥手段は制限されるものではなく、例え(i熱風、赤
外線などを利用すればよい。乾燥温度は牽引後は直ちに
溶媒の沸点以上としてよく、例えば沸点40℃のメチレ
ンクロライドを主溶媒とし、溶媒含有量が55チもある
ような湿フィルムであっても一挙に100℃付近まで加
熱することができる。乾燥風は乾燥をはやめるために、
フィルムの両面に吹きつけるのがよく、吹きつける角1
蔓もフィルム面に直角になるようにするのがよい。乾燥
温度・ぞターンも自由な設定が可能であるが、例えば前
半100℃、後半120℃というように分割して設定さ
れることも多い。 〔作用〕 セルローストリアセテートフィルムの乾fi工程で、表
面にシワが発生する主な原因は、溶媒の蒸発過程におけ
るフィルムの−−一  ・ ・ −←−%不均一な収縮
のためと考えられる。したがって、溶媒の含有率が尚い
状態で、急減に高温乾燥を行なうと啼←−−−溶媒分布
の不均一性が大きくなり、不均一な収縮が発生し、表面
性状が悪くなる。この溶媒分布の不均一性は、乾燥時の
本質的なものであり、除去することはできない。 不均一な収ねに対してのみ、対策が可能である。 この不均一な収縮は全方向にわたって生じるが、搬送方
向は、搬送テンションが作用しており、収縮に対して、
充分な抑制効果を生じている。 したがって、抑制力が作用していない搬送方向と直角な
巾方向′に対して、この収縮を抑制できるような搬送手
段を用いることにより、表面性状を悪化させることなく
、高温乾燥が可能となる。 従来のロールを用いた搬送ではロールとフィルム間の摩
擦力がこの不均一な収縮を抑制する力となりうるが、こ
の摩擦力は、収縮力に対して、ぎわめて小さく、表面性
状の悪化防止には、はとんど効果がない。また、ロール
上で急速に収縮が発生すれば、それはフィルムの表面に
キズを兄生させることもある。 フィルムの搬送方法の1つとして、エアーをノズルより
、吹出し、エアーの動圧又は静圧で、フィルムを浮上さ
せて、非接触状態で搬送する方法がある。この方法は塗
布後の乾燥工程で使用されるのが普通であるが、もし流
延はぎとり直後から用いたとしても、前述のキズは防止
できても、フィルムの巾方向の収縮に対する一抑制力は
OK%しく、表面性状の悪化防止効果はない。 したがって、前記以外の搬送方法の採用が必要となる。 すなわちフィルムが巾方向に自由収縮できないよう圧、
フィルムを巾方向にも牽引した状態で搬送しながら乾燥
を行なうことにより、表面性状の悪化を防ぐことができ
る。 また、この11〕方向にも牽引する方法は、もう1つの
取要な効果を有している。はき゛とり後の箔媒含仔率が
乾燥フィルムに対し50皿寸チ以上のフィルムでは、膜
面温度が、その溶媒の沸点以上になると、発泡が発生(
−1製品となりえない。従来、これを防ぐには、膜面温
度が溶媒の沸点以下となるように乾燥速度を遅らせるこ
とによって対応していた。しかし、乾燥時、巾方向にも
牽引して搬送する方法を用いることによって腹面温度が
溶媒の沸点以上になっても、発泡が生じない乾燥が可i
ヒとなった。これは、フィルム巾を、自由収給できない
ように、牽引することにより、フィルムには結果とし7
て、[j+方回に強いテンションが生じ、フィルム内の
内圧を局め、沸点全土げる効果があると考えられる。そ
して、この効果は溶媒含イ]宅が篩いほど顕著である。 すなわち、従来フィルム表iMjの1〈1ミ状の悪化と
石泡のために、溶媒の含有率が簡いフィルムは、同温で
乾燥することが不可能であったが、フィルムの自由収縮
を抑制できるような見込手段を採用することにより、溶
媒の含有率が鍋いフィルムにχ・1しても、篩温で、ψ
、速に乾燥するこ占が可能となった。 〔実施例〕 セルローストリアセテート17車Pax%、)’Jフェ
ニルホスフェー )3tj7%、メチレンクロライ7シ W征チ及びメタノール8重搦−チからな乙ドープを調製
し、これ全常法によりドラム流琶機に!frL甑(−た
。剥取部におけるフィルムの溶媒よ刊本は55N量チで
あった。 このフィルムを第5図て示すような牽引t& f+ζを
装着した装置で巾方向に牽引しつつ105℃の乾燥風で
乾燥し、溶媒含有率の44時変化を」11j足したとこ
ろ第12図に白丸で示すような結果力筒↓tられた。尚
、バネは乾燥によってフィルムのIt] カホトんどで
走化しない程度のものを用いた。このフィルムには発泡
が全く埃われず、3次元粗さ訂で測定1〜だ表面も第1
3図に示すように全く凹凸がなかった〇 このフィルムを40MX80−に切1υiし、長辺にそ
って幅方向中央部に長さ5旭の切り込みを入れ、100
、ゾの荷I扛企;用えて引裂強度金4川定したところ8
0〜100g/120μで、ヤ)った。 〔比較例〕 次に、比較のために、同じフィルムを牽引しないで65
℃の乾燥風で乾q゛シ、溶媒含有率の経時変化を411
定したところ第1o図に黒丸で示すような結果が得られ
た。このフィルムは発泡ケ生じており、3次元粗さ計で
測定した表面も第14図に示すように凹凸を生じていた
。又、このフィルムを実b[−例と同じ条件で引裂強度
を側足したところ40〜50!!/120μであった。 〔発明の効果〕 本発明の方法により乾燥時間を短縮し、波腹速度を昼め
るとともに乾床装首をコン・セクト(・・ニすることが
できる。支持体から剥ぎ取られたばかりの溶媒含有率の
制いフィルム?いきなり七の沸点以上で乾燥できるので
乾燥工程の管叩が各局になる。 乾燥品の平面性が良好で発泡もなく、不良品発生率を低
下させることができるし、写A 、)uンイ・レムとし
て必′安な引裂強度も充分に得られる。これらの、砧果
、製品のコストダウンをはかることかでざる。 4図面の簡単な説明 、第1図は支持体から剥離したフィルムのj、l+l 
j!卯・キ二部を牽引しつつ搬送している状、蝦を示す
−」仁′、i】l゛イJごあり、第2図は支持体から剥
離したフィルノ・ト2ド発明の方法で乾燥している状態
と示ず倶jlJi]図である。第3図はフィルλの両側
縁部を(I〜持して玉送している状態を示す斜視図であ
り、第4図は倶j隊部の掴持部材の他の例を示す側面図
である。第5図〜第9図は承引機構の例を示す側面し」
である。 2Jr、10図は剥取ロールを設けずに承引装置?支持
体に直結した例の側面区であり、第11≦」は支持体と
牽引装置を離して設けた例の側面図である。 第12図は本発明の方法を実施して得られたフィルムの
溶媒含有率の経時変化を従来法と比較したものである。 第13図は本発明の方法でうして第14図は従来の方法
で乾燥して得られたフィルムの平面状態を示す断面図で
あり、第15図はドラム流延装置の概要を示す側面図で
ある。 1・・・フィルム、2・・・竿引装置、3・・・流延口
、4・・・支持体、5・・・剥取都、6・・・熱風、7
・・・ピンクリップ、11・・・クリップ、19・・・
バネ、20・・・エアーシリンダ、25・・・錘り、2
8・・・ピンフリノブアーム、29・・・固定アーム、
30・・・一体アーム。 特許出願人  冨士写真フィルム株式会社代理人弁理士
  1) 中  政   浩第1図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11 第121!11 時間C抄) 第13図 第14図 第15図 手続補正書(自発) 昭和60年10月24日 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 1事件の表示 特願昭60−185745号 2発明の名称 セルローストリア七チー トフィルムのE 燥M 法3
補正をs′f′る者 事件との関係  特許出願人 名称 (520)  富士写真フィルム株式会社4代 
理 人 居所 〒104東累都中央区八丁堀三丁目21番3−6
07号う補正の対象                
に:l−j明細書の発明の詳細な説明の欄及び図1蔚6
補正の内容 明細書の記載全以下の如く補正する。 (1)第7頁9行目に記載され几「ング」?「ンダ」と
訂正する。 (2)第17@13行目に記載された「10図」を「1
2図」と訂正する。 (3)第12図?別紙の通りに補正する。 以上 第12図 手続補正書(自発) 昭和60年11月15日 %詩庁長官宇賀道部殿 1事件の表示 特顕昭60−185745号 2発明の名称 セルローストリアセテートフィルムの乾燥方法3補正を
する者 事件との関係  %打出願人 名 称 (520)富士写真フィルム株式会社4代 理
 人 居 所 〒104東京都中央区八丁堀三丁目21番3−
607号図面の第12図 6補正の内容 別紙の通りに訂正する。 以上 第12図 F#関(抄〕

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶液製膜法において支持体より剥離したセルローストリ
    アセテートフィルムを搬送しつつ乾燥する際に、該フィ
    ルムが延伸されない程度の力で該フィルムの側縁部を巾
    方向外方に牽引しつつ搬送することを特徴とするセルロ
    ーストリアセテートフィルムの乾燥方法
JP18574585A 1985-08-26 1985-08-26 セルロ−ストリアセテ−トフイルムの乾燥方法 Pending JPS6246626A (ja)

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JP18574585A JPS6246626A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 セルロ−ストリアセテ−トフイルムの乾燥方法

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JP18574585A JPS6246626A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 セルロ−ストリアセテ−トフイルムの乾燥方法

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JP18574585A Pending JPS6246626A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 セルロ−ストリアセテ−トフイルムの乾燥方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991016187A1 (en) 1990-04-19 1991-10-31 Eastman Kodak Company Apparatus for manufacturing cellulose acetate film
DE102009004425A1 (de) 2008-03-19 2009-10-15 Honda Motor Co., Ltd. Blinklicht für ein Motorrad

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