JPS6246444Y2 - - Google Patents

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JPS6246444Y2
JPS6246444Y2 JP1986005432U JP543286U JPS6246444Y2 JP S6246444 Y2 JPS6246444 Y2 JP S6246444Y2 JP 1986005432 U JP1986005432 U JP 1986005432U JP 543286 U JP543286 U JP 543286U JP S6246444 Y2 JPS6246444 Y2 JP S6246444Y2
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JP
Japan
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raw material
ball mill
amount
output
detector
Prior art date
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JP1986005432U
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JPS61135550U (ja
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鉱石そのほかの固体原料を適当な
大きさに砕く「クラツシヤー」と一般に呼ばれる
粉砕機のうち、回転円筒内に粉砕しようとする固
体原料と粉砕媒体である鋼救とを入れてこの円筒
を回転し、原料と鋼球間の衝撃と摩擦により原料
の微粉砕を行なういわゆる「ボールミル」(球入
粉砕機)の制御方式に関するものである。
すなわち、第1図は従来のこの種ボールミルの
制御装置を示すブロツク図で、1,2は内部に粉
砕すべき固体原料を収めた複数の原料ホツパ、
3,4はこの両原料ホツパ1,2に対応し、それ
ぞれに駆動用可変速モータ31,41を装備した
複数の定量供給機、5は内部に多数の鋼球(図示
せず)と所定量の固形原料を収納し、回転に伴な
う固形原料と鋼球間の衝撃と摩擦により原料の微
粉砕を行なうボールミル、51はこのボールミル
5の所定位置に設けられた原料投入口、52はボ
ールミル5の所定位置に設けられた原料取出口、
6は駆動用モータ61を装備した従来周知のバケ
ツトエレベータ、7はエアセパレータで、このエ
アセパレータは、上記ボールミル5によつて粉砕
された原料を精粉と粗粉とにふるい分けるための
もので、71はその精粉出口、また72は粗粉出
口である。そして、この粗粉出口72から放出さ
れた粗粉は、再びボールミル5の原料投入口51
から投入され粉砕されるように構成されている。
8は上記バケツトエレベータ6に装備された駆動
用モータ61の電力検出器で、この電力検出器8
は、上記ボールミル5の原料取出口52から取出
された原料瞬間取出量に比例した電力を検出する
ように構成されている。9は電力制御器で、この
電力制御器9は上記電力検出器8の検出電力が電
力設定値91に等しくなるように制御信号を出力
するように構成されている。10,11は上記電
力制御器9の出力信号に対する比率でその出力信
号を上記定量供給機3,4の切出量制御器12,
13に入力させる比率設定器で、この比率設定器
10,11の出力信号により上記駆動用可変速モ
ータ31,41の速度調整を行ない原料の定量供
給機3,4の切出量を制御するようになされてい
る。
従来のボールミルの制御装置は上記のように構
成されているので、定量供給機3,4から切出さ
れた原料は、原料投入口51からボールミル5内
に投入される。そして、このボールミル5によつ
て細かく粉砕された原料はバケツトエレベータ6
を経てエアセパレータ7によつて精粉と粗粉とに
ふるい分けられ、粗粉は再びボールミル5内に投
入されて粉砕される。
以上述べたように、従来のボールミルプロセス
によれば、閉ループを構成しており、ボールミル
5に過大な原料を投入すると詰まり現象が発生す
る危険がある。また、ボールミル5の駆動モータ
(図示せず)の電力は、内部に収容する多数のボ
ール量によつて決まり、ミル内の原料投入量と比
例関係が認められないため、その代りに、バツケ
トエレベータ6の電力をミル内原料量として見做
すために電力検出器8によつてこれを検出し、こ
の値が電力制御器9によつて一定値となるよう
に、比率設定器10,11、および切出量制御器
12,13を介して定量供給機3,4の駆動用可
変速モータ31,41の速度を制御することによ
り、この定量供給機3,4の原料切出量を調整す
るようになされている。
しかしながら、上述した従来のボールミルの制
御装置によれば、ボールミル5に原料が投入され
て出て来るまでの時間的遅れが大きいため、この
ボールミル5内の原料量として電力検出器8によ
り検出したバケツトエレベータ6の電力も、実際
のミル内原料量から必然的に時間遅れがある。し
たがつて、バケツトエレベータ6の電力制御は、
時間的に相当以前のフイードバツクデータにより
現在の定量供給機3,4の切出量を制御しなけれ
ばならないため、制御の応答を速くするとハンチ
ング現象が生じ、また、このハンチング現象を抑
えようとすれば、制御の応答が緩慢になる欠点が
あつた。
この考案は、かかる点に着目してなされたもの
で、ミル内の原料量を遅れなく演算検出すること
により応答が早く、しかも安定した制御を行なう
ことができるボールミルの制御装置を提供しよう
とするものである。
すなわち、第2図はこの考案の一実施例を示す
ものであるが、上述した従来のもの(第1図)と
同一符号は同一構成部材につきその説明を省略す
る。
14,15は定量供給機3,4にそれぞれ装備
された秤量検出器、20はエアセパレータ7から
ボールミル5への原料の戻り量を検出する戻り量
検出器、16は加算器で、上記秤量検出器14,
15と、戻り量検出器20からそれぞれ出力され
た信号を加算して出力するようになされている。
17は減算器で上記加算算器16の出力信号から
バケツトエレベータ6の電力検出器8の出力信号
を減算して積算器18に入力させるようになされ
ており、またこの積算器18は減算器17の出力
信号を時間的に積算するようになされている。1
9はボールミル5内の原料制御器で、上記積算器
18の出力信号が設定値191となるように制御
信号を出力するようになされており、また、この
原料制御器19の出力信号は上記比率設定器1
0,11を介して定量供給機3,4を制御するよ
うに構成されている。
この考案のボールミルの制御装置は上記のよう
に構成されているので、ボールミル5に原料とし
て投入されるのは定量供給器3,4とエアセパレ
ータ7からの戻り量であり、また、バケツトエレ
ベータ6の電力は、現在ボールミル5から取出さ
れている原料量と見做すことができるから、定量
供給機3,4の秤量検出器14,15の出力信号
と、エアセパレータ7の戻り量検出器20の出力
信号を加算したものから、バケツトエレベータ6
の電力検出器8の電力信号を差し引き、これを時
間的に積分したものは、現在ボールミル内に収容
されている総原料量と見做すことができ、これを
ボールミルで許容される一定量となるように定量
供給機3,4の切出量を制御することができるも
のである。
以上述べたように、この考案によれば、ボール
ミル5内の総原料量を直接制御するようにしたも
ので、その応答がきわめて早く、しかも安定した
ボールミルの制御を行なうことができる優れた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のボールミルの制御装置を示すブ
ロツク図、第2図はこの考案の一実施例を示すブ
ロツク図である。 図面中、1,2はホツパ、3,4は原料の定量
供給機、5はボールミル、6はバケツトエレベー
タ、7はエアセパレータ、8は電力検出器、9は
電力制御器、10,11は比率設定器、12,1
3は切出量制御器、14,15は秤量検出器、1
6は加算器、17は減算器、18は積算器、19
は原料制御器、20は戻り量検出器である。な
お、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ボールミル内に原料を供給する複数の定量供
    給機のそれぞれに設けられ各々の原料供給量を
    検出する複数の秤量検出器と、ボールミルから
    の粉砕原料のうちエアセパレータからボールミ
    ルへ戻される原料の量を検出する戻り量検出器
    と、各秤量検出器の検出値と前記戻り量検出器
    の検出値とを加算する加算器と、前記ボールミ
    ルからの破砕原料をエアセパレータへ移送する
    バケツトコンベアの消費電力を検出する電力検
    出器と、前記加算器の出力と前記電力検出器の
    出力とからボールミル内の原料増減量を計算す
    る減算器と、この減算器の出力値を時間積分し
    て積分時点でのボールミル内の総原料量を計算
    する積算器と、この積算器の出力が予め定めら
    れた設定値となるように前記各定量供給機を制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とするボ
    ールミルの制御装置。 (2) 前記制御手段が、設定器と、この設定器から
    出力される設定信号と前記積算器の出力とを受
    けて両者が等しくなるように前記各定量供給機
    を制御するための出力信号を発生する原料制御
    器と、各定量供給機毎に設けられ各々前記原料
    制御器からの出力信号を受けてそれぞれの定量
    供給機の原料切出量を制御する複数の切出量制
    御器とを備えていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のボールミルの制
    御装置。
JP1986005432U 1986-01-16 1986-01-16 Expired JPS6246444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986005432U JPS6246444Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

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JP1986005432U JPS6246444Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61135550U JPS61135550U (ja) 1986-08-23
JPS6246444Y2 true JPS6246444Y2 (ja) 1987-12-15

Family

ID=30481941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986005432U Expired JPS6246444Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

Country Status (1)

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JP (1) JPS6246444Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225972A (en) * 1975-08-22 1977-02-26 Okamura Seisakusho:Kk Variable capacity type torque converter
JPS5248156A (en) * 1975-10-10 1977-04-16 Metallgesellschaft Ag Powdering process

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225972A (en) * 1975-08-22 1977-02-26 Okamura Seisakusho:Kk Variable capacity type torque converter
JPS5248156A (en) * 1975-10-10 1977-04-16 Metallgesellschaft Ag Powdering process

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JPS61135550U (ja) 1986-08-23

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