JPS6246338B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6246338B2
JPS6246338B2 JP2961277A JP2961277A JPS6246338B2 JP S6246338 B2 JPS6246338 B2 JP S6246338B2 JP 2961277 A JP2961277 A JP 2961277A JP 2961277 A JP2961277 A JP 2961277A JP S6246338 B2 JPS6246338 B2 JP S6246338B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
circular
cross
oval
cylindrical portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2961277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53113320A (en
Inventor
Toshiichi Aikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2961277A priority Critical patent/JPS53113320A/ja
Publication of JPS53113320A publication Critical patent/JPS53113320A/ja
Publication of JPS6246338B2 publication Critical patent/JPS6246338B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は円管と断面長円形を有する管とを接
続するための管継手及びその製造方法に関する。
断面形状が楕円形或は楕円形に近似した卵形な
ど所謂長円形をした管が水理特性上から排水管に
利用されつつあり、このような断面長円形を有す
る管を普通の円管と接続しなければならぬ場合が
ある。しかし従来このような場合に適した管継手
がなく、円管の一端を断面長円形のスリーブ型を
挿入して断面長円形に変形させるなどして断面長
円形管を接続するための管受口を形成しなければ
ならないが、この方法によると断面長円形状の管
受口部と円管との移行部に段差がつき排水機能を
損なう欠点があり、またその都度その作業を行な
うことは極めて煩瑣である。
この発明は、叙上の点に鑑み水理特性を損なう
ことがなく、円管と断面長円形を有する管とを接
続するための管継手を提供しようとするものであ
り、更にその管継手を容易に製造する製造方法を
提供することを目的とする。
この発明の要旨は、円筒部と、断面形状が長円
形状をなす長円筒部と、これらの両筒部を連結す
る移行筒部とからなり、前記各筒部の周長は実質
的に等しくされ、前記円筒部の中心軸の延長線が
前記長円筒部の断面における長軸と交わるように
され、かつ前記移行筒部の各位置におけるそれぞ
れの断面形状が前記円筒部及び長円筒部を軸方向
からみた両者の外輪郭内に収まるようにされてい
ることを特徴とする管継手、並びに、円部と、断
面形状が長円形をなす長円部と、該円部と該長円
部とを連結する多行部からなり、前記各部の周長
は実質的に等しくされ、前記円部の中心軸の延長
線が前記長円部の断面における長軸と交わるよう
にされ、かつ前記移行部の各位置におけるそれぞ
れの断面形状が前記円部及び長円部を軸方向から
みた両者の外輪郭内に収まるようにされてなり、
かつ前記移行部において、軸方向からみて前記円
部の外輪郭内に収まる部分と軸方向からみて前記
長円部の外輪郭内に収まる部分とに分割可能にさ
れてなるスリーブ型を変形可能にされた素材管に
挿入して前記素材管をスリーブ型の外面形状に沿
わせ、その後スリーブ型を素材管の両端から夫々
抜去することを特徴とする管継手の製造方法に存
する。
この発明において、長円形状とは所謂楕円形状
のみのものをいうのではなく、楕円形状に近似し
た形状たとえば卵形断面形状等の形状をいう。
以下、この発明を図面の実施例、実施態様を参
照しながら説明する。
第1図〜第3図はこの発明管継手の一実施例を
示し、1は円筒部、2は断面形状が卵形状をなす
長円筒部、3は円筒部1と長円筒部2とを連結す
る移行筒部であり、これら夫々の周長は等しくさ
れ硬質塩化ビニル樹脂などの合成樹脂で一体に製
せられている。
そして円筒部1の中心軸の延長線が長円筒部2
における長軸と交わるようにされ、また移行筒部
3の各位置における断面形状は軸方向からみて円
筒部1及び長円筒部2の外輪郭内に収まる形状と
される。即ち、第3図に示すとおり移行筒部3は
いずれの個所においてもその外周が円筒部1の外
周aと長円筒部2の外周bとがつくる外輪郭から
はみ出すことなくその中に収まりその周長が円筒
部1及び長円筒部2の外周と等しい長円状とさ
れ、移行筒部3における断面形状が円から長円と
連続的に変化している。
尚、この実施例において各筒部1,2,3の各
底部が面一にされているが、この構造にすれば排
出管の継手として円管から長円管へ排水される場
合及びその逆の場合のいずれにも排水の障害にな
る段付きがなく使用でき便利であるが、これに限
られるものではなく、排水の流れ方向側におかれ
る円筒部1或いは長円筒部2はその底部が上流側
に比べ低くなされてもよい。
更に円筒部1及び長円筒部2の双方又は一方に
管を接続するのに好都合なように管受口或いは管
挿口を設けることができることは勿論であり、そ
れは管の接続に通常用いられる構造のものが適宜
採用できる。その例として第4図に示すとおり両
開口を拡張させ管受口を設けたものがある。
この発明の管継手は合成樹脂製のものである場
合射出成型法等により製造することも可能である
が、以下に述べるこの発明方法によれば合成樹脂
短管から容易に製造できる。
先ず、この発明方法において用いられるスリー
ブ型を第8図〜第10図に示す例を参照して説明
する。
スリーブ型4は前述の如き第1図〜第3図に示
す管継手の円筒部1の開口部を残しその内面形状
に合致する外面形状部分を有し、管継手の移行筒
部3の内面形状に合致する外面形状を有する部分
43(以下、移行部43という)において分割さ
れ、その一方431が管継手の円筒部1の内面形
状に合致する外面形状を有する部分41(以下、
円部41という)と一体とされ、他方432が管
継手の長円筒部2の内面形状に合致する外面形状
を有する部分42(以下、長円部42という)と
一体にされている。
移行部43における分割はスリーブ型4を軸方
向からみて円部41の輪郭内に収まる部分431
と長円部42の輪郭内に収まる部分432とに分
けるものであり、かくしてスリーブ金型4は、円
部41と移行部43の一部431とからなる第1
のスリーブ型Aと、長円部42と移行部43の他
部432とからなる第2のスリーブ型Bとに分け
られる。
44,45は夫々のスリーブ型A,Bの嵌合部
に設けたガイドピン、ガイド孔であり、46は第
2のスリーブ型Bの引抜きを容易にするための引
抜きリングである。尚、第1のスリーブ型Aの嵌
合面と反対側の端部に把手を設けて引き抜き易い
ようにしてもよい。
次に、上記のスリーブ型4を用いるこの発明方
法を第5図〜第7図を参照して説明する。
5は硬質塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からな
る素材管であり、その内径がスリーブ型4の円部
41の外径と等しい円管からなる。この素材管5
を一方の開口端部を残して加熱軟化した部分にス
リーブ型4をその第1のスリーブ型Aと第2のス
リーブ型Bとを嵌合した状態で第1のスリーブ型
A(円部41)側より挿入する(第5図)。
スリーブ型4を所定位置まで挿入することによ
り、素材管5はスリーブ型4の移行部43、長円
部42の外面形状に沿つた形状にされる(第6
図)。この状態において素材管5を冷却硬化させ
たのち、スリーブ型4をその第1のスリーブ型A
を挿入方向に引き抜き、第2のスリーブ型Bを逆
方向に引き抜くことにより素材管5から抜去する
(第7図)。
かくして第1図〜第3図に示す如き管継手を得
る。この管継手の開口部を更に拡径するなど加工
して管受口を形成することもある。
尚、素材管5の両端から第1のスリーブ型A、
第2のスリーブ型Bを夫々挿入して嵌合する方法
もとりうるが、これは管継手の両開口部を開口方
向に拡張した管受口を一挙に形成しようとすると
きに採用されるが、この場合にはガイドビン4
4、ガイド孔45を長くしてそれぞれのスリーブ
型A,Bが素材管5に接する前にガイドピン44
の先端がガイド孔45に挿入されてそれぞれがず
れないようにすることが好ましい。
第11図イ〜ハは上記方法において用いられる
スリーブ型の例であり、第4図の如き管受口を有
する管継手を製造するためのものである。
前述のスリーブ型4と比べるとスリーブ型Aが
第11図ハに示されるように円部41と移行部の
一部431とに分解されており、また円部41及
び長円部42の外面は管受口の内面形状に適合す
る形状とされている。尚、411はガイドピン、
412は把手、413は空気抜き孔である。
この発明の管継手は、前記のとおりの構造であ
り、一方が円管部とされ、他方が長円管部とされ
ているので円管と断面が長円形状とされた管との
接続に好都合であり、また円筒部と長円管部とを
連結する移行管部はその各位置におけるそれぞれ
の断面形状が前記円筒部及び長円筒部を軸方向か
らみた両者の外輪郭内に収まるようにされている
ので排水等の流れに障害となるような段差がなく
特に排水管用管継手として有用である。
この発明方法によればスリーブ型により素材管
から無理なく前述の如き管継手を製造できるので
作業者は熟練を要せず内面形状が所望の寸法、形
状のものを製造でき、装置自体も簡便なものとな
り安価に管継手を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明管継手の一実施例を
示すもので第1図は平面図、第2図は第1図−
線の断面図、第3図は第1図−線の断面
図、第4図は他の実施例の縦断面図、第5図〜第
7図はこの発明方法の一実施態様をその工程順に
示す縦断面図、第8図〜第10図はこの発明方法
において用いられるスリーブ型の実施例を示すも
ので第8図は平面図、第9図は第8図−線の
断面図、第10図は第8図−線の断面図、第
11図イ〜ハは他のスリーブ型例を示し、イは平
面図、ロは側面図、ハはスリーブ型の分割状況を
示す説明図である。 1……円筒部、2……長円筒部、3……移行筒
部、4……スリーブ型、41……円部、42……
長円部、43……移行部、5……素材管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒部と断面形状が長円形状をなす長円筒部
    と、これら両筒部を連結する移行筒部とからな
    り、前記各筒部の周長は実質的に等しくされ、前
    記円筒部の中心軸の延長線が前記長円筒部の断面
    における長軸と交わるようにされ、かつ前記移行
    筒部の各位置におけるそれぞれの断面形状が前記
    円筒部及び長円筒部を軸方向からみた両者の外輪
    郭内に収まるようにされていることを特徴とする
    管継手。 2 長円筒部の断面における長軸に交わる筒壁部
    の一方が該筒壁部に連なる移行筒部の筒壁及び円
    筒部の筒壁部と実質上同一線上にある特許請求の
    範囲第1項記載の管継手。 3 円部と、断面形状が長円形をなす長円部と、
    該円部と該長円部とを連結する移行部からなり、
    前記各部の周長は実質的に等しくされ、前記円部
    の中心軸の延長線が前記長円部の断面における長
    軸と交わるようにされ、かつ前記移行部の各位置
    におけるそれぞれの断面形状が前記円部及び長円
    部を軸方向からみた両者の外輪郭内に収まるよう
    にされてなり、かつ前記移行部において、軸方向
    からみて前記円部の外輪郭内に収まる部分と軸方
    向からみて前記長円部の外輪郭内に収まる部分と
    に分割可能にされてなるスリーブ型を変形可能に
    された素材管に挿入して前記素材管をスリーブ型
    の外面形状に沿わせ、その後スリーブ型を素材管
    の両端から夫々技去することを特徴とする管継手
    の製造方法。 4 変形可能にされた素材管が熱可塑性樹脂製円
    管であり、該円管にスリーブ型を該型の分割部分
    を合致させた状態にして外周断面が円形をなす側
    より挿入するものである特許請求範囲第3項記載
    の管継手の製造方法。
JP2961277A 1977-03-16 1977-03-16 Pipe joint and it's manufacturing method Granted JPS53113320A (en)

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JPS53113320A JPS53113320A (en) 1978-10-03
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