JPS6246285A - 電子時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は力、レンダ−を指針によって表示する電子時計
に関する。

〔従来の技術〕

第３図に従来のカレンダー付腕時計の正面図を示す。従
来電子式、機械式を問わずアナログ表示式の腕時計にカ
レンダーを付ける場合には、第３図に示すように文字板
６０３時位置等に窓４を設け、窓４から日付を書いたリ
ング状の日板６の一部を見せる、例えば第３図では２８
という字を見せることによって日付が２８日であること
を知らせるという方式を用いて来た。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上記の従来のようなカレンダーでは、カレ
ンダー表示が小さく見すらいものであると同時に文字板
６の一部に穴を開けて窓４を設け、且つ窓４は時計の外
周部に設けなければならないという制約があるためにデ
ザイン的に不利なものとなっている。また日板６を回転
させるカレンダー機構が複雑となるとともに、該機構が
搭載される分だけ時計が厚くなりよりデザイン的に不利
になりまた価格的にも高価なものとなってしまう。

さらに小の月の時には月末において日付を手動で修正し
なげればならないという煩しさもある。又カレンダーを
持たフ工い腕時計を使用していると日付を知りたい時に
不便な思いをすることが度々ある。

本発明は上記のような従来の問題点を解消させるために
指針によってカレンダーを表示する電子時計を提供する
ことを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的を達成させるために本発明は次のような構成
をしている。すなわち、指針によって時刻とカレンダー
を切換えて表示する電子時計において、分の信号をカウ
ントする分カウンタと、時の信号をカウントする時カウ
ンタと、日の信号をカウントする日カウンタと、月の信
号をカウントする月カウンタと、モードによって前記分
カウンタ及び前記時カウンタの内容と前記日カウンタと
前記月カウンタの内容のどちらか一方を出力するデータ
セレクト回路と、前記指針の針位置を検出する針位置検
出カウンタと、前記データセレクト回路と前記針位置検
出カウンタとの内容が一致１−でいるか否かを判断する
一致回路と、該−数回路からの出力信号によって前記針
位置検出カウンタを制御するゲート回路と、該ゲート回
路からの出力信号によって前記針位置検出カウンタと同
期して駆動される前記指針を駆動するためのステップモ
ータとにより構成されている。

〔実施例〕

以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の電子時計を示す正面図であ
る。図において１は時針、２は分針でありこれらの２つ
の指針は側５に囲まれたムーブメント（図示せず）によ
って回転させられていて時針１、分針２と文字板６に設
けられた時字７、切分８との位置関係によって時刻ある
いはカレンダーを表示するようになっている。９は時刻
の表示とカレンダーの表示を切換えるモード切替スイッ
チである。時刻を表示する時刻モードのとき時針１、分
針２は通常の時計と全く同じ表示を行なうものであり、
もし図の電子時計が時刻モードとなっていれば１０時４
分を表示していることになる。

一方力レンダ−を表示するカレンダーモードのときには
時針１は月を、分針２は日を表示するようになっている
。その表示の仕方は時刻モードの表示で時針１、分針２
が指し示した時字７、切分８の目盛で時、分を表示する
のと同様である。すなわち、もし図の電子時計がカレン
ダーモードとなっていれば１０月４日を表示しているこ
とになる。

１０は時刻またはカレンダーを修正するための早送りス
イッチである。

第２図は本発明の一実施例の電子時計の回路を示すブロ
ック線図である。分周回路１６は発振回路１２から出力
された基準パルスを分周して１秒周期のパルス信号を出
力する。秒カウンタ１４は分周回路１３から出力された
１秒周期のパルス信号を１７６０分周して１分周期のパ
ルス信号を出力する。秒カウンタ１４から出力された１
分周期のパルス信号は、時刻用セレクトゲート２１を構
成するＡＮＤゲ、−）２１ａに入力される。通常時刻又
はカレンダーを表示している時、早送りスイッチ１Ｄは
開かれて℃・るので０の信号を出力していて、ＡＮＤゲ
ート２１ａにはインバータ１［ｌａ倍信号入力されてい
るので、ＡＮＤゲート２１ａは秒カウンタ１４から出力
されたパルス信号を出力し、Ａ　Ｎ　Ｄゲート２１ｂは
０の信号を出力する。

よってＯＲゲート２１Ｃからは秒カウンタ１４から出力
されたパルス信号がそのまま出力されろ。

分カウンタ１５は時刻用セレクトゲート２１かも出力さ
れたパルス信号を１／６０分周して１時間周期のパルス
信号を出力する。時カウンタ１６ａは分カウンタ１５か
ら出力された１時間周期の）くルス信号を１／１２分周
して１２時間周期のパルス信号を出力する。ＡＭ／ＰＭ
カウンタ１６ｂは時カウンタ１６ａから出力された１２
時間周期のパルス信号を１／２分周して１日周期のパル
ス信号を出力する。Ａ　Ｍ　／　Ｐ　Ｍカウンタ１６ｂ
から出力された１日周期のパルス信号はカレンダー用セ
レクトゲート回路２２を構成するＡ、　Ｎ　Ｄゲート２
２ａに入力される。通常、時刻又はカレンダーを表示し
ている時、早送りスイッチ１０は開かれており、ＡＮＤ
ゲー）２２ａにはインバータ信号が入力されているので
、ＡＮＤゲー）２２ａはＡＭ／ＰＭカウンタ１６ｂから
出力されたノくルス信号を出力し、ＡＮＤゲート２２ｂ
はＯの信号を出力する。よってＯＲゲート２２Ｃからは
Ａ　Ｍ／ＰＭカウンタ１６ｂから出力されたノぐルス信
号がそのまま出力される。カレンダー用セレクトゲート
２２から出力されたパルス信号は月末イじ正付日カウン
タ１７に入力される。月末修正何日カウンタ１７は、１
月が３１日、２月が２８日、３月が３１日、４月が３０
日というようにその月が何日まであるかを判断し、その
月の日数をカウントすることで１ケ月周期のパルス信号
を出力する。

月カウンタ１８は、月末修正何日カウンタ１７から出力
された１ケ月周期のパルス信号を１／１２分周して、１
月から１２月までその月に応じた信号を出力する。月カ
ウンタ１８の内容は月末修正何日カウンタ１７に入力さ
れ、何月かを判断する基準となっている。針位置検出カ
ウンタ１９は時針１、分針２の位置を検出するためのも
ので分針２０針位置を検出する分針位置検出カウンタ１
９ａと時針１０針位置を検出する時針位置検出カウンタ
１９ｂを連結させたものである。分針位置検出カウンタ
１９ａ及び時針位置検出カウンタ１９ｂは、それぞれ分
針４及び時針６の指し示す切分８及び時字７の数と同期
するようになって〜・る。たとえば時針１０指し示す数
が１０時、分針２の指し示す数が４分ならば時針位置検
出カウンタ１９ｂ及び分針位置検出カウンタ１９ａの内
容はそれぞれ１０と４となっている。分針２は６０ステ
ツプで１回転、時針は１２ステツプで１回転するように
なっているので分針位置検出カウンタ１９ａは入力した
パルス信号を１／６０分周するカウンタ、時針位置検出
カウンタ１９ｂは入力したパルス信号を１／１２分周す
るカウンタになっテ℃・る。３０はデータセレクト回路
でありモード切替スイッチ９から出力される信号によっ
て分カウンタ１５及び時カウンタ１６ａの内容、もしく
は月末修正何日カウンタ１７及び月カウンタ１８の内容
のどちらか一方を選択して出力する回路である。２０は
一致回路であり針位置検出カウンタ１９の内容とデータ
セレクト回路６０の内容を比較して両者の内容が等しげ
れば１の信号を出力、それ以外はＯの信号を出力する回
路である。２６は、ＮＯＲゲートであり一致回路２０か
ら出力される信号と分周回路１６の途中段から出力され
る早送りパルス信号が入力されている。この実施例では
早送りパルス信号を１７６４秒周期のパルス信号として
いる。−数回路２０から出力される信号が１のとき、つ
まり針位置検出カウンタ１９の内容とデータセレクト回
路６０の内容が全く等しいときにはゲート回路２６は０
の信号を出力する。

しかし−数回路２０から出力される信号が００とき、つ
まり針位置検出カウンタ１９の内容とデータセレクト回
路６０の内容が等しくないとき、ゲート回路２３は針位
置検出カウンタ１９の内容とデータセレクト回路６０の
内容が等しくなるまで早送りパルス信号を出力する。ゲ
ート回路２３から出力される信号は針位置検出カウンタ
１９及びモータ駆動回路２４に入力されろ。モータ駆動
回路２４はゲート回路２６から出力されたパルス信号を
ステップモータが駆動できろように増幅する。

モータ駆動回路２４がら出力されたパルス信号はステッ
プモータ２５を駆動し、ステップモータ２５と連結され
た゛輪列２６を介して時針１、分針２を回転させて時刻
、もしくはカレンダーを表示する。

次に本実施例の回路の動作九ついて説明する。

まず時刻モードのときについて説明する。時刻モードの
状態では、モード切替スイッチ９は閉じられているので
１の信号を出力していて、データセレクト回路６００入
力端子３０ａにはｌ、３０ｂにはインバータ９ａを介し
てＯの信号が入力されている。このときデータセレクト
回路３０は分カウンタ１５及び時カウンタ１６ａの内容
を選択して出力する。始めに針位置検出カウンタ１９の
内容とデータセレクト回路６０の内容は全（等しいとす
ると、−数回路２０からは１の信号が出力される。した
がってゲート回路２６からは早送りパルス信号は出力さ
れていない。ここで時刻用セレクトゲート２１からパル
ス信号が出力されて分カウンタ１５の内容または分カウ
ンタ１５と時カウンタ１６ａの両方の内容が変更された
とすると分カウンタ１５及び時カウンタ１６ａの内容を
出力しているデータセレクト回路６０の出力する内容も
変更される。すると−数回路２０は針位置検出カウンタ
１９の内容とデータセレクト回路６０の内容が等しくな
いと判断し、０の信号を出力する。

ゲート回路２３は一致回路２０から出力されたＯの信号
によって早送りパルス信号を出力する。ゲート回路２６
から出力された早送りパルス信号は針位置検出カウンタ
１９及びモータ駆動回路２４に入力される。モータ駆動
回路２４から出力された早送りパルス信号によりステン
プモータ２５が駆動され、輪列２６を介して分針２が回
転する。

尚、時針１と分針２は、分針２から時針１に回転が伝達
される周知の輪列構造（図示せず）となっているので、
分針２０回転にともない時針１も回転する。よって時針
１と分針２の回転にともない針位置検出カウンタ１９の
内容とデータセレクト回路３０の内容が全く等しくなる
と一致回路２０は１の信号を出力し、ゲート回路２６は
早送りパルス信号を出力しなくなるので時針１と分針２
は回転を止める。たとえば始めに分カウンタ１５の内容
が５９、時カウンタ１６ａの内容が３であったとすると
、分針２は５９分を、時針１は３時を指し示して停止し
ている。ここで分カウンタ１５にひとつパルス信号が入
力されたとすると分カウンタ１５の内容はＯに、時カウ
ンタ１６ａの内容は４に変更される。すると時針１と分
針２は時計回りに回転し、針位置検出カウンタ１９とデ
ータセレクト回路６０の内容が等しくなる位置である時
針１が４時、分針２が０分を指し示す位置で停止する。

以上のようにして時針１と分針２が時カウンタ１６ａと
分カウンタ１５の内容の時、分を指し示すことにより時
刻を表示する。

次にモード切換スイッチ９を開いてカレンダーモードに
切換える。するとデータセレクト回路６００入力端子３
０ａには０の信号が、入力端子３０ｂにはインバータ９
ａを介して１の信号がそれぞれ入力され、データセレク
ト回路６０は月末修正何日カウンタ１７の内容と月カウ
ンタ１８の内容とを選択し、−数回路２０にその内容を
出力する。−数回路２０は、データセレクト回路６０の
出力内容がカレンダーに変更されたとこで針位置検出カ
ウンタ１９の内容とが不一致であることを検出する。

よって前述の時刻モードでの動作と同じように、時針１
と分針２が時計回りに回転し、針位置検出カウンタ１９
とデータセレクト回路６０の内容が等しくなる位置で停
止する。たとえば今日が２月２８日だとすると、月末修
正何日カウンタ１７の内容が２８、月カウンタ１８の内
容が２であるということをデータセレクト回路６０が選
択して一致回路２０に出力する。一方、針位置検出カウ
ンタ１９の分針位置検出カウンタ１９ａは０、時針位置
検出カウンタ１９ｂは４の内容を一致回路２０に出力し
ているので、−数回路２０はデータセレクト回路３０の
内容と針位置検出カウンタ１９の内容との不一致を検出
し、ゲート回路２６に０の信号を出力する。よってゲー
ト回路２３は早送りパルス信号を針位置検出カウンタ１
９と七−タ駆動回路２４に出力し、時針１と分針２を回
転させる。

そして針位置検出カウンタ１９の内容とデータセレクト
回路６０の内容とが一致すると、−数回路２０はゲート
回路２６に１の信号を出力するので、ゲート回路２３か
らの早送りパルス信号は止まり、時針１及び分針２は月
末修正何日カウンタ１７と月カウンタ１８の示すカレン
ダーの内容と一致した位置、すなわち時針１が時字７の
２時を分針２が切分８の２８分を指し示す位置で回転を
停止してカレンダーが２月２８日である事を表示する。

尚、この指針表示が時刻表示であるかカレンダー表示で
あるかを区別する必要がある。そのため、たとえばカレ
ンダーモードの時のみ、分針２はモータ駆動回路２４か
らの信号によって分針２が指し示す位置で振動する等の
方式を用いて区別している。（尚、第２図の回路図では
これを省略している。） 次にカレンダーモードにおいて日付が変更される時の動
作について説明する。カレンダーの日付変更動作も前述
の時刻変更動作と同じ動作をする。

たとえば、２月２８日から３月１日に日付が変更される
場合を考えろ。今、３月１日の午前１２時になったとす
るとＡ　Ｍ　／　Ｐ　Ｍカウンタｉ６ｂから１パルス出
力され、カレンダー用セレクトゲート２２を介して月末
修正何日カウンタ１７に入力されその内容が２８から１
に変更されると同時に、月カウンタ１８の内容も２から
３に変更される。

これにともなってデータセレクト回路６０で選択出力さ
れている月末修正何日カウンタ１７と日カウンタ１８と
の内容と、針位置検出カウンタ１９との内容が一致する
までゲート回路２６から早送りパルス信号が出力され、
時針１が時字７の３時を、分針２が切分８の１分を指し
示す位置まで回転し、カレンダーが３月１日であること
を表示する。又、カレンダーモードから時刻モードに切
換える場合は、前述のモード切換動作と同様に行なわれ
るものである。

次に時刻またはカレンダーの修正につ（・て説明する。

まず時刻モードのときに早送りスイッチ１０を閉じろと
早送りスイッチ１０は１の信号を出力し、ＡＮＤゲート
２１ｂ、２２ｂには１の信号が入力され、ＡＮＤゲート
２１ａ、２２ａＫはインバータ１０ａを介して０の信号
が入力されろ。

今、時刻モードであるとすると、モード切換スイッチは
１の信号を出力し、ＡＮＤゲート２１ｂｔＣは１の信号
が、ＡＮＤゲート２２ｂｉｃはインバータ９ａを介して
０の信号が入力される。よってＡＮＤゲート２１ａ、２
２ａ、２２ｂからはＯの信号が出力され、Ａ　Ｎ　Ｄゲ
ート２１ｂからは分周回路１６の途中段から出力された
早送りパルス信号が出力される。よってＯＲゲート２１
Ｃから早送りパルス信号が分カウンタ１５に入力され、
分カウンタ１５、時カウンタ１６ａの内容が早送りされ
る。しかし、ＯＲゲー）２２ｃからは０の信号が出力さ
れているので月末修正何日カウンタ１７、月カウンタ１
８の内容は早送りされない。

逆にカレンダーモードのときはモード切換スイッチ９は
Ｏの信号を出力し、Ａ　Ｎ　Ｄグー１−２　ｌ　ｂには
Ｏの信号が、ＡＮＤゲート２２ｂにはインバータ９ａを
介して１の信号が入力される。よってＡＮＤゲート２１
ａ、２１ｂ、２２ａからはＯの信号が出力され、ＡＮＤ
ゲー１−２２　ｂからは早送りパルス信号が出力されろ
。よってＯＲゲート２２Ｃから早送りパルス信号が月末
イシ正付日カウンタ１７に入力され、月末１σ正付日カ
ウンタ１７、月カウンタ１８の内容が早送りされる。ま
たＯＲ回路２１ＣからはＯの信号が出力されている。よ
って、早送りスイッチ１０を閉じると、時刻モードでは
時刻が、カレンダーモードではカレンダーが早送りされ
ろことになる。尚、以上の＜Ｇ正操作によって変更され
る分カウンタ１５と時カウンタ１６ａの内容、又は月末
修正何日カウンタと月カウンタ１８の内容に、針位置検
出力つ／り１９が追従し且つ針位置検出カウンタ１９に
ステップモータ２５が同期して駆動されることは、上記
で説明した通りであるので省略する。

〔発明の効果〕

上記の説明で明らかなように、本発明によれば指針によ
ってカレンダーを表示できる。そのため文字板に窓を設
けないのでデザイン的に有利なものとなる。また日板を
回転させる複雑なカシ１５１゛−機構が不要となること
で時計を薄（することカーできるので、さらにデザイン
的に有利なものとなりまた価格を低（することができる
。また月末には自動的に日付を変更することができるの
で手動で変更する煩しさが無（なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電子時計を示す正面図、第
２図は本発明の一実施例の′電子時計の回路及びその周
辺の構成を示すブロック線図、第３図は従来のカレンダ
ー刊時計を示す正面図である。 １・・・・・・時針、２・・・・・・分針、９・・・・
・・モード切替スイッチ、 １５・・・・・・分カウンタ、１６ａ・・・・・・時カ
ウンタ、１７・・・・・月末修正何日カウンタ、１８・
・・・・月カウンタ、 １９・・・・・・針位置検出カウンタ、２０・・・・・
・一致回路、２６・・・・・・ゲート回路、６０・・・
・・・データセレクト回路。 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 指針によって時刻とカレンダーを切換えて表示する電子
   時計において、分の信号をカウントする分カウンタと、
   時の信号をカウントする時カウンタと、日の信号をカウ
   ントする日カウンタと、月の信号をカウントする月カウ
   ンタと、前記分カウンタ及び前記時カウンタの内容又は
   前記日カウンタ及び前記月カウンタの内容のどちらか一
   方を選択して出力するデータセレクト回路と、前記指針
   の針位置を検出する針位置検出カウンタと、前記データ
   セレクト回路と前記針位置検出カウンタとの内容が一致
   しているか否かを判断する一致回路と、該一致回路から
   の出力信号によって前記針位置検出カウンタを制御する
   ゲート回路と、該ゲート回路からの出力信号によって前
   記針位置検出カウンタと同期して駆動される前記指針を
   駆動するためのステップモータとにより構成されたこと
   を特徴とする電子時計。