JPS6246165Y2 - - Google Patents

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JPS6246165Y2
JPS6246165Y2 JP14640582U JP14640582U JPS6246165Y2 JP S6246165 Y2 JPS6246165 Y2 JP S6246165Y2 JP 14640582 U JP14640582 U JP 14640582U JP 14640582 U JP14640582 U JP 14640582U JP S6246165 Y2 JPS6246165 Y2 JP S6246165Y2
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JP
Japan
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drive
drive gear
gear
output shaft
bearing body
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JP14640582U
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JPS5951310U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、駆動歯車に駆動ギヤーユニツトの駆
動ピニオンを無調整で噛合組み立て出来る駆動ギ
ヤーユニツトの取付機構に関する。
従来例えばズームレンズを装備したカメラのズ
ーム環に取り付けられた駆動歯車に噛み合わせる
駆動ギヤーユニツトの駆動ピニオンは噛合調整さ
れる構造が採用されていたが、調整組み立てが面
倒であり、噛合深さのバラツキはギヤー音や駆動
モータの電流値がバラツク等の欠点があつた。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、噛合調整な
しに駆動歯車と駆動ピニオンが組み立てられ、安
定した噛合状態が得られ、作業性が改善される駆
動ギヤーユニツトの取付機構を提案することであ
る。
本考案の特徴は、駆動源からの回転駆動力を伝
達する駆動ギヤー輪列を回転自在に支承した2枚
のギヤー支持板と、上記駆動ギヤー輪列の最終ギ
ヤーを固着し上記ギヤー支持板の一方に設けた通
孔に遊嵌状にかつ長く突出させるとともに軸方向
移動が規制された出力軸と、該出力軸の上記ギヤ
ー支持板からの突出部に回転自在に装着した軸受
体と、該軸受体の軸方向移動を規制するように上
記出力軸の突出端に固着した駆動ピニオンとによ
り駆動ギヤーユニツトを構成し、該駆動ギヤーユ
ニツトの駆動ピニオン近傍の上記軸受体の嵌合部
外径を上記駆動ピニオンの外径よりも大きくし、
上記軸受体の嵌合部外径をフレームに穿設した駆
動ピニオン位置決め孔に上記駆動ピニオンを挿通
させて嵌合したことにある。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。駆動
ギヤーユニツトの取付機構をカメラのパワーズー
ム駆動用駆動ギヤーユニツトの取付機構で述べる
と、第1図、第2図で駆動ギヤーユニツト1は2
枚のギヤー支持板2,10が複数本の支柱11で
平行に保持されて他方のギヤー支持板10の外側
に駆動源のモータ12が固定され、一方のギヤー
支持板2は保持板13にゴムクツシヨンを介して
ビス14で保持されている。両ギヤー支持板2,
10間にはモータの出力ピニオン15の回転駆動
力を伝達する駆動ギヤー輪列16が設けられ、上
記駆動ギヤー輪列の最終ギヤー17に出力軸18
の一側がが固着されて出力軸18は第3図のよう
に上記一方のギヤー支持板2に穿設された通孔2
aに遊嵌状にかつ長く突出させると共に出力軸1
8の上記ギヤー支持板2からの突出部に回転自在
に中空筒状の軸受体3が装着され軸受体3の軸方
向移動を規制するように上記出力軸18の突出端
に駆動ピニオン19が固着されている。そして、
上記したように最終ギヤー17は出力軸18に固
着されるとともに、該ギヤー17の側面とギヤー
支持板2との当接によつて軸方向移動が規制され
るので、結局上記最終ギヤー17と一体化されて
いる出力軸18、軸受体3、駆動ピニオン19も
同時に軸方向移動が規制されることになる。駆動
ピニオン19の近傍の上記軸受体3の嵌合部3a
外径は上記駆動ピニオン19の外径よりも大きく
形成されている。
上記駆動ギヤーユニツト1が第4図、第5図の
ようにズームレンズ主鏡筒4が固定されたフレー
ム5に取り付けられるときは第6図のフレーム5
の後側一隅に設けられた3個のネジ孔5aに上記
保持板13が第2図のようにビス20で固定さ
れ、軸受体3の先端嵌合部3a外径がフレーム5
に穿設された駆動ピニオン位置決め孔5bに嵌合
される。
上記フレーム5には上記主鏡筒4の後端が嵌合
される大径の透孔5cと透孔5cの外周に複数個
の小透孔5dが穿設され、主鏡筒4に穿設された
複数個のネジ孔4aに小透孔5dを通してビス2
1が螺合されて主鏡筒4がフレーム5に固定され
ている。
上記主鏡筒4内には回転自在に回転ズームカム
筒22が内蔵されて主鏡筒の後側外周に設けられ
た長孔4bから回転ズームカム筒22に固定され
た係合突起23が突出され、上記主鏡筒4の外周
に固定された指標環6の後側外周筒部6a外周に
回動自在にズーム環7の前側内周面7aが嵌合さ
れてズーム環7の内周突提7bに形成された係合
溝7c内の前側に上記係合突起23が係合され、
ズーム環7の後側筒部7d外周にはリング状ズー
ム駆動歯車8が嵌合されると共に内周環状溝8a
にスリツプバネ24が挿入されてスリツプバネ2
4でズーム環7とズーム駆動歯車8が連結され、
ズーム環7の後側筒部7d内周にズーム環7の回
転位置を検出する回転位置検出歯車9の筒部9a
が嵌合されて筒部9aに設けられた係合突片9b
が上記ズーム環7の係合溝7c内の後側に係合さ
れている。
上記駆動ピニオン19は、上記フレーム5の駆
動ピニオン位置決め孔5bに挿通されて軸受体3
の嵌合部3a外径が位置決め孔5bで嵌合保持さ
れると共に駆動ピニオン19は上記ズーム駆動歯
車8に噛合されるように構成されている。
上記のようにフレーム5の主鏡筒4の嵌合用大
径透孔5cに対し駆動ピニオン位置決め孔5bの
位置が一定寸法で穿設されれば、軸受体3の嵌合
部3aが位置決め孔5bに嵌合されることで駆動
ピニオン19はズーム駆動歯車8に適正な噛み合
いで噛合される。
更にギヤー支持板2に穿設された通孔2aは軸
受体3が遊嵌状に挿通されるように穿設されてい
るから駆動ギヤーユニツト1のギヤー支持板2や
保持板13の寸法精度や保持板がフレーム5に取
り付けられる位置が幾分ずれても駆動ピニオン1
9とズーム駆動歯車8の噛み合い量の変化が少な
く、出力軸18と軸受体3が長ければ長いほどそ
の影響が少ない。
駆動ギヤーユニツトの取付機構が上記のように
構成されて駆動源のモータ12が回転されると駆
動ギヤー輪列16を介して最終ギヤー17、出力
軸18が回転され、駆動ピニオン19の回転がズ
ーム駆動歯車8に伝達されてズーム環7が回転さ
れ、その回転が回転ズームカム筒22に伝達され
て図示されないズームレンズが望遠と広角位置に
移動調節される。
上記軸受体3は第3図のように合成樹脂材で前
後に2分割成形してもよいし、金属材で一体に切
削等で形成してもよい。
上記保持板13は省略してギヤー支持板2を直
径フレーム5に固定してもよい。
上記説明では駆動ギヤーユニツトの取付機構を
カメラのパワーズーム駆動に用いることで述べた
が他の装置の駆動用に適用してもよい。
本考案は上述のように構成されたから、出力軸
に嵌合した軸受体の嵌合部外径を駆動ピニオンの
外径より大きくしてフレームに穿設した駆動ピニ
オン位置決め孔に駆動ピニオンを挿通させて嵌合
部を嵌合させる丈で、駆動ピニオンが噛合する駆
動歯車との噛み合いに調整なしに適量の噛み合い
がなされて作業性が著しく改善され、噛み合いが
適正になされるのでギヤー音や駆動電流値のバラ
ツキ等が大きくならず、更に出力軸と出力軸に嵌
合した軸受体がギヤー支持板の一方に設けた通孔
に遊嵌状にかつ長く突出されて出力軸の突出端に
駆動ピニオンが固着されたので、駆動ギヤーユニ
ツトのギヤー支持板や保持板が仮にフレームに位
置づれして取り付けられても駆動ピニオンと駆動
歯車の噛み合いに悪影響を与えずに適正な噛み合
いが得られる等実用上優れた効果を奏する駆動ギ
ヤーユニツトの取付機構を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例が示され、第1図は駆
動ギヤーユニツトの拡大側面図、第2図は駆動ギ
ヤーユニツトの背面図、第3図は出力軸と軸受体
と駆動ピニオンとフレームとギヤー支持板の要部
拡大断面側面図、第4図はズームレンズ駆動歯車
に駆動ピニオンが噛合された一部断面外観側面
図、第5図はズームレンズ主鏡筒とズーム環とズ
ーム駆動歯車とフレームと駆動ギヤーユニツトと
の分解斜視図、第6図はフレームの背面図であ
る。 1……駆動ギヤーユニツト、2,10……ギヤ
ー支持板、2a……通孔、3……軸受体、3a…
…嵌合部、5……フレーム、5b……駆動ピニオ
ン位置決め孔、16……駆動ギヤー輪列、17…
…最終ギヤー、18……出力軸、19……駆動ピ
ニオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動源からの回転駆動力を伝達する駆動ギヤー
    輪列を回転自在に支承した2枚のギヤー支持板
    と、上記駆動ギヤー輪列の最終ギヤーを固着し上
    記ギヤー支持板の一方に設けた通孔に遊嵌状にか
    つ長く突出させるとともに軸方向移動が規制され
    た出力軸と、該出力軸の上記ギヤー支持板からの
    突出部に回転自在に装着した軸受体と、該軸受体
    の軸方向移動を規制するように上記出力軸の突出
    端に固着した駆動ピニオンとにより駆動ギヤーユ
    ニツトを構成し、該駆動ギヤーユニツトの駆動ピ
    ニオン近傍の上記軸受体の嵌合部外径を上記駆動
    ピニオンの外径よりも大きくし、上記軸受体の嵌
    合部外径をフレームに穿設した駆動ピニオン位置
    決め孔に上記駆動ピニオンを挿通させて嵌合し、
    上記駆動ギヤーユニツトを上記フレームに取り付
    けるようにした駆動ギヤーユニツトの取付機構。
JP14640582U 1982-09-29 1982-09-29 駆動ギヤ−ユニツトの取付機構 Granted JPS5951310U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14640582U JPS5951310U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 駆動ギヤ−ユニツトの取付機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14640582U JPS5951310U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 駆動ギヤ−ユニツトの取付機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5951310U JPS5951310U (ja) 1984-04-04
JPS6246165Y2 true JPS6246165Y2 (ja) 1987-12-11

Family

ID=30325889

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JP14640582U Granted JPS5951310U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 駆動ギヤ−ユニツトの取付機構

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Publication number Publication date
JPS5951310U (ja) 1984-04-04

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