JPS6246143A

JPS6246143A - 養鶏施設の空調システム

Info

Publication number: JPS6246143A
Application number: JP18622885A
Authority: JP
Inventors: Minoru Hosoya; 細谷　實; Kinro Ogasawara; 小笠原　均郎; Hiroshi Uchida; 博内田
Original assignee: Shimizu Construction Co Ltd
Current assignee: Shimizu Construction Co Ltd
Priority date: 1985-08-24
Filing date: 1985-08-24
Publication date: 1987-02-28
Also published as: JPH035776B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、多数個の養鶏用ケージを配列したケージ列を
養鶏用ケージスタンドの両側の上下方向に複数段に積み
重ねて取り付け、該養鶏用ケージスタンドの両側の所定
個所に足踏み台を取り付けた養鶏ケージユニットを多数
配置してなる養鶏施設の空調システムに関するものであ
る。

〔従来の技術〕

養鶏用の家屋内には、多数個の養鶏用ケージを家屋の長
手方向に並べてケージ列をつくると共にそのケージ列を
上下方向に複数石積み重ね、さらにこれを併設している
。従って、養鶏用ケージ内、家屋内の空気が淀み、臭気
が籠ちりやすい。そのため、このような養鶏用の家屋で
は、空気を強制的に流通させて換気を行い、臭気の排出
に配慮を払っている。

第・を図は養鶏施設の空調システムの従来例を説明する
ための図である。第４図に示す例では、両妻の給気ファ
ンから導入された空気が天井裏の三角部分（天井裏通気
ダクト）に送り込まれ、天井板４のスリット溝５から家
屋内に吹き出すようにしている。この空気は、家屋内に
配置された養鶏ケージ（図示せず）を流通して、連絡口
９より屋根２と内屋根３との間隙、及び壁６と内壁７と
の間隙で形成される通気ダクトを通して排気部８或いは
棟１の下部へ導かれ、ここから外へ排気される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、養鶏用の家屋内には、上述の如く多数個
の養鶏用ケージが多数層になって併設されているため、
特に、家屋内の隅や下部にある養鶏用ケージ内の臭気は
充分に排出できないことがある。

本発明は、上記の問題点を解決するものであって、家屋
内の養鶏用ケージ全般にわたり空気の流通をよくし、効
率よく換気が行える養鶏施設の空調システムの提供を目
的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

そのために本発明の養鶏施設の空調システムは、多数個
の養鶏用ケージを配列したケージ列を養鶏用ケージスタ
ンドの両側の上下方向に複数段に積み重ねて取り付け、
該養鶏用ケージスタンドの両側の所定個所に足踏み台を
取り付けた養鶏ケージユニットを多数配置してなる養鶏
施設において、養鶏ケージユニットを多数配置した中間
位置の天井部に空調用空気吹き出し口を設けたことを特
徴とするものである。

［作用〕本発明の養鶏施設の空調システムでは、養鶏ケージユニ
ットを多数配置した中間位置の天井部に空調用空気吹き
出し口を設けたので、空調用空気吹き出し口からの空気
上よ、両側の養鶏ケージユニットに均等に供給されると
共に、上方のケージから下方のケージに至るまでほぼ満
遍なく供給でき、家屋内の隅や下部にある養鶏用ケージ
内の臭気も充分に排出できる。

〔実施例〕

以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１図は本発明に係る養鶏施設の空調システムの１実施
例を説明するための図、第２図は養鶏ケージコニ、トの
構成例を示す図、第３図は足踏み台の１実施例構成を示
す図である。図中、１は棟、２は屋根、３は内屋根、４
は天井板、５ばスリット溝、６は壁、７は内壁、８は排
気部、９は連絡口、１０ｔ、ま養鶏ケージユニット、１
１はケージ、１２はケージ列、１３は台枠、１４は縦材
、１５は水槌、１６は餌樋、１７は足踏み台、１８は横
材、１９は支柱、２０はケージスタンド、２１は空気誘
導板を示す。

第１図に示す本発明の実施例は、養鶏施設内に俣鶏ケー
ジユニット１０が４列配置されたものであり、その各養
鶏ケージユニット１０の中間の位置の天井板４にスリッ
ト溝５を設ける。このようにすることによって、天井板
４のスリット溝５から一定の拡がりをもって吹き出した
空気は、図示矢印の如く養鶏ケージユニット１０の上方
へ一部流れると共に下方の床付近にも流れることになる
。

従って、養鶏ケージユニット１０の間隔が狭く空’：／
Ｔｌ’ｌノ盆↓り、ム（１−ゴ：ｙ＋ｊｒＵｈ、ｅｖｆ
＋、％Ｍイｂｌｊ＋、−を差ｆｉ＆−シュニット１０を
図示の如（傾斜させることによって、また、スリット溝
５から吹き出す空気の拡がりを適切にすることによって
、空気がほぼ満遍なく各ケージに流れて連絡口９より排
気部８或いは棟１の下部へ導かれ、ここから外へ排出さ
れる。

従って、家屋内の隅や下部にある養鶏用ケージ内の臭気
も効果的に排出できる。

本発明に適用される養鶏ケージユニットの１例を示した
のが第２図である。第２図において、養鶏ケージユニッ
トは、多数個の養鶏用ケージ１１を並べてケージ列１２
をつくり、このケージ列１２を背中合わせにして横材１
８や縦材１４等で構成するケージスタンド２０の両側に
多段に積み重力コたものであり、しかも、上にゆくに従
って順次内側に傾斜する雛壇状の配置とし、下方のケー
ジ列１２の前面には足踏み台１７を設けたものである。

スリット溝５に近い上方のケージは、一般に空気の供給
量が多（なるが、第２図に示す如く、養鶏ケージユニッ
トのケージ列１２を傾斜配置することによって、下方へ
の空気の流れを多くして上方と下方との空気の流れをバ
ランスさせることができる。

また、第３図は足踏み台１７の具体的な構成例を示した
ものであるが、この第３図に示す如く、足踏み台エフの
部分に空気誘導板２１を設けると、下方へ向かって流れ
るケージ前面の空気をケージ内の方向へ誘導するため、
天井板４のスリット溝５から吹き出した空気をより有効
に各ケージ内へ誘導することができる。なお、空気誘導
板２１は、第３図＋８＋に示す如く足踏み台１７の台枠
１３と一体構造であってもよいし、第３図Ｑ）ｌに示す
如く台枠１３や支柱１９に取り付けるようにしてもよい
ことはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、多段
に積み重ねた多数の養鶏用ケージに対して溝肩なく空気
を流し、外へ排気することができるので、家屋内の隅や
下部にある養鶏用ケージ内の臭気も効果的に排出でき、
臭気が籠ちることがなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る養鶏施設の空調システムの１実施
例を説明するための図、第２図は養鶏ケージユニットの
構成例を示す図、第３図は足踏み台の１実施例構成を示
す図、第４図は養鶏施設の空調システムの従来例を説明
するための図である。１・・・棟、２・・・屋根、３・・・内屋根、４・・・
天井板、５・・・スリット溝、６・・・壁、７・・・内
壁、８・・・排気部、９・・・連絡口、１０・・・養鶏
ケージユニット、１１・・・ケージ、１２・・・ケージ
列、１３・・・台枠、１４・・・縦材、１５・・・水槌
、１６・・・餌樋、１７・・・足踏み台、１８・・・横
材、１９・・・支柱、２０・・・ケージスタンド、２１
・・・空気誘導板。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）多数個の養鶏用ケージを配列したケージ列を養鶏
用ケージスタンドの両側の上下方向に複数段に積み重ね
て取り付け、該養鶏用ケージスタンドの両側の所定個所
に足踏み台を取り付けた養鶏ケージユニットを多数配置
してなる養鶏施設において、養鶏ケージユニットを多数
配置した中間位置の天井部に空調用空気吹き出し口を設
けたことを特徴とする養鶏施設の空調システム。
（２）ケージスタンドは、両側のケージ列が上方になる
に従って順次内側に傾斜させてなることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の養鶏施設の空調システム。
（３）足踏み台には、空気誘導板を有することを特徴と
する特許請求の範囲第１項又は第２項記載の養鶏施設の
空調システム。