JPS6246066Y2 - - Google Patents
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- JPS6246066Y2 JPS6246066Y2 JP7273879U JP7273879U JPS6246066Y2 JP S6246066 Y2 JPS6246066 Y2 JP S6246066Y2 JP 7273879 U JP7273879 U JP 7273879U JP 7273879 U JP7273879 U JP 7273879U JP S6246066 Y2 JPS6246066 Y2 JP S6246066Y2
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- Japan
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- reinforcing
- hose
- rings
- reinforcing layer
- layer
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
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- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 2
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 2
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- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、高圧ホースアセンブリーに関し、
特に、ホース本体の補強層の両端部に設けたリン
グをフランジに固定するように構成し、該補強層
は、両端部のリング間に補強用素線を無端状に巻
回して掛けわたし、リングを、長さ方向中心線の
まわりに相対的に反対方向に回転させ、以つて、
補強用素線をスパイラル状としたものを複数層用
いることにより、ホース本体およびホース本体の
両端の接続部における耐圧性能を増強するととも
に、接続部の所要長さを短小にして、ホース本体
の柔軟性を高く保持させ、高圧ホースアセンブリ
ーの大口径化を可能とするものである。
特に、ホース本体の補強層の両端部に設けたリン
グをフランジに固定するように構成し、該補強層
は、両端部のリング間に補強用素線を無端状に巻
回して掛けわたし、リングを、長さ方向中心線の
まわりに相対的に反対方向に回転させ、以つて、
補強用素線をスパイラル状としたものを複数層用
いることにより、ホース本体およびホース本体の
両端の接続部における耐圧性能を増強するととも
に、接続部の所要長さを短小にして、ホース本体
の柔軟性を高く保持させ、高圧ホースアセンブリ
ーの大口径化を可能とするものである。
一般に、流体機器相互間または流体機器と固定
配管との間には、ホース本体の両端部にフランジ
等の接続器具を備えたホースアセンブリーを接続
して作動流体を流通させている。従来のホースア
センブリーは、作動流体の流量および常用圧力が
比較的小さい用途、すなわち、口径が50mm以下、
常用圧力が30Kg/cm2以下の場合を対象としている
ものが多く、このため、ホース本体と接続器具と
の取り付部は、ホース本体の補強層またはゴム層
をニツプル部とソケツト部とを締着する構造にな
つている。ところで、最近における装置の大型化
により、流量、常用圧力が大きい多種多様の流体
機器が多方面の用途に使用されるに至り、口径が
50〜200mm,常用圧力が30〜200Kg/cm2のように、
大口径でしかも高圧の場合にも使用可能なホース
アセンブリーが要求されている。しかしながら、
従来構造のホースアセンブリーでは、その口径を
大きくすると、ホース本体は、その補強層を機重
にも強化することによつて、ある程度の耐圧性能
を保持させることが可能であるとしても、ホース
本体と接続器具との取り付け部の締着力が充分で
ないために、高圧に耐えられず、短時間の使用で
作動油が漏洩する欠点があつた。また、ホース本
体と接続器具との取り付け部の強度を増大するに
は、ニツプル部とソケツト部との長さを大きくす
ることによつて、補強層またはゴム層との締着力
を強くしなければならず、このため、ホース本体
の長さに比し接続器具の長さが大きくなり、ホー
ス全体としての屈曲性が損われ、柔軟性を阻害す
るという問題があつた。
配管との間には、ホース本体の両端部にフランジ
等の接続器具を備えたホースアセンブリーを接続
して作動流体を流通させている。従来のホースア
センブリーは、作動流体の流量および常用圧力が
比較的小さい用途、すなわち、口径が50mm以下、
常用圧力が30Kg/cm2以下の場合を対象としている
ものが多く、このため、ホース本体と接続器具と
の取り付部は、ホース本体の補強層またはゴム層
をニツプル部とソケツト部とを締着する構造にな
つている。ところで、最近における装置の大型化
により、流量、常用圧力が大きい多種多様の流体
機器が多方面の用途に使用されるに至り、口径が
50〜200mm,常用圧力が30〜200Kg/cm2のように、
大口径でしかも高圧の場合にも使用可能なホース
アセンブリーが要求されている。しかしながら、
従来構造のホースアセンブリーでは、その口径を
大きくすると、ホース本体は、その補強層を機重
にも強化することによつて、ある程度の耐圧性能
を保持させることが可能であるとしても、ホース
本体と接続器具との取り付け部の締着力が充分で
ないために、高圧に耐えられず、短時間の使用で
作動油が漏洩する欠点があつた。また、ホース本
体と接続器具との取り付け部の強度を増大するに
は、ニツプル部とソケツト部との長さを大きくす
ることによつて、補強層またはゴム層との締着力
を強くしなければならず、このため、ホース本体
の長さに比し接続器具の長さが大きくなり、ホー
ス全体としての屈曲性が損われ、柔軟性を阻害す
るという問題があつた。
また、この種のホースアセンブリーは、特に、
ソケツト等が取付けてある部分から劣化,破損
し、ホースアセンブリー全体の寿命も縮めてい
た。
ソケツト等が取付けてある部分から劣化,破損
し、ホースアセンブリー全体の寿命も縮めてい
た。
このようなホースアセンブリーのソケツト取付
け部分からの劣化は、補強線とソケツト部分との
結合方法や補強線自体に熔接を用いていることに
よつて、ホース部材が熔接の熱で劣化するととも
に、補強線自体も腐食され易い性質を帯びてくる
ことに原因していることが判明した。
け部分からの劣化は、補強線とソケツト部分との
結合方法や補強線自体に熔接を用いていることに
よつて、ホース部材が熔接の熱で劣化するととも
に、補強線自体も腐食され易い性質を帯びてくる
ことに原因していることが判明した。
この考案は、前述したような従来のホースアセ
ンブリーの欠点を解消するためになされたもので
あり、この考案の目的は、ホース本体およびホー
ス本体と接続器具との取り付け部における耐圧強
度を増大することにあり、また、この考案の目的
は、全体としてすぐれた柔軟性を保持するホース
アセンブリーを提供することにあり、さらに、こ
の考案の目的は、高圧ホースアセンブリーの大口
径化を簡易な構成によつて実現させることにあ
り、またさらに、この考案の目的は、ホースアセ
ンブリーの接続,取付金具への取付部からの劣
化,破損を防止して、全体の耐久性を向上するに
ある。すなわち、この考案は、例えば後述する実
施例および図面に示すように、所定長さを隔てて
配置したリング9a,10aあるいは9b,10
b間に補強用素線7aあるいは7bを無端状に所
定回数巻回して掛けわたし、該リング9a,10
aあるいは9b,10bの中心を結ぶ直線と直交
する平面内で該リング9a,10aあるいは9
b,10bを相対的に反対方向に回転させて前記
補強用素線7aあるいは7bをスパイラル状に形
成した補強層を、弾性体を介在させてホース内層
の外周面に複数層6a,6b…貼着したホース本
体1と、該ホース本体1の両端における接続部に
前記補強層6a,6b…のリング9a,10aあ
るいは9b,10bを緊締する固定器具20とか
ら成る高圧ホースアセンブリーに係る。
ンブリーの欠点を解消するためになされたもので
あり、この考案の目的は、ホース本体およびホー
ス本体と接続器具との取り付け部における耐圧強
度を増大することにあり、また、この考案の目的
は、全体としてすぐれた柔軟性を保持するホース
アセンブリーを提供することにあり、さらに、こ
の考案の目的は、高圧ホースアセンブリーの大口
径化を簡易な構成によつて実現させることにあ
り、またさらに、この考案の目的は、ホースアセ
ンブリーの接続,取付金具への取付部からの劣
化,破損を防止して、全体の耐久性を向上するに
ある。すなわち、この考案は、例えば後述する実
施例および図面に示すように、所定長さを隔てて
配置したリング9a,10aあるいは9b,10
b間に補強用素線7aあるいは7bを無端状に所
定回数巻回して掛けわたし、該リング9a,10
aあるいは9b,10bの中心を結ぶ直線と直交
する平面内で該リング9a,10aあるいは9
b,10bを相対的に反対方向に回転させて前記
補強用素線7aあるいは7bをスパイラル状に形
成した補強層を、弾性体を介在させてホース内層
の外周面に複数層6a,6b…貼着したホース本
体1と、該ホース本体1の両端における接続部に
前記補強層6a,6b…のリング9a,10aあ
るいは9b,10bを緊締する固定器具20とか
ら成る高圧ホースアセンブリーに係る。
以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。第1図と第2図において、ホース本
体1は、ゴムチユーブ2と布層3等を有するホー
ス内層の外周面にゴム層4,5を介在させて補強
層6a,6bを貼着し、外面にゴムカバー8を被
着して構成されている。
て説明する。第1図と第2図において、ホース本
体1は、ゴムチユーブ2と布層3等を有するホー
ス内層の外周面にゴム層4,5を介在させて補強
層6a,6bを貼着し、外面にゴムカバー8を被
着して構成されている。
各補強層6a,6bの原形構造を、第3図に示
した補強層6aについて説明すると、2個のリン
グ9a,10aを、所定長さを隔ててそれぞれの
中心を結ぶ直線と直交する平面内で平行に配置
し、このリング9a,10a間に、補強用素線7
aを長さ方向中心線とほぼ平行になるように、互
いに近接させて所定回数無端状に巻回して掛けわ
たす。補強用素線7aは、ワイヤー,ケプラー
糸,ロープなどホースの使用条件に応じ適宜選定
する。補強用素線7a,7bの巻始めと巻終りの
両端末の結合は、たとえば、第4図に示すよう
に、突起体12を複数個設けた結合金具13によ
り締着し、以つて、無端状に形成する。
した補強層6aについて説明すると、2個のリン
グ9a,10aを、所定長さを隔ててそれぞれの
中心を結ぶ直線と直交する平面内で平行に配置
し、このリング9a,10a間に、補強用素線7
aを長さ方向中心線とほぼ平行になるように、互
いに近接させて所定回数無端状に巻回して掛けわ
たす。補強用素線7aは、ワイヤー,ケプラー
糸,ロープなどホースの使用条件に応じ適宜選定
する。補強用素線7a,7bの巻始めと巻終りの
両端末の結合は、たとえば、第4図に示すよう
に、突起体12を複数個設けた結合金具13によ
り締着し、以つて、無端状に形成する。
このようにして成形された補強層は、両端のリ
ングに補強層の長さ方向中心線のまわりの相対的
な回転変位を与え、補強用素線が一定の方向性を
もつようにして、ホース内層の外周面に密接貼着
させる。すなわち、2個のリング9a,10aを
補強層6aの長さ方向中心線と直交する平面内で
相対的に反対方向に回転させ、これにより、補強
用素線7aが一定のねじり角をもつたスパイラル
状の曲線を形成するようにする。補強層6bはリ
ング9b,10bの直径を、補強層6aのそれよ
りも大きくして、前記同様の手段により、その補
強用素線7bにスパイラル状の曲線を形成する。
かくして、ホース内層の外周面に、ゴム材等の弾
性体4,5を介在させ、補強層6aと補強層6b
との補強用素線7a,7bのスパイラルの方向が
交互に反対方向となるようにして貼着する。何れ
にしても、補強層は、少くとも2層あるいはそれ
以上の層数を用いることが必要である。このよう
に積層することによつて、各補強層の補強用素線
の強度が相互に無駄なく補完され、ホース口径を
大きくした場合でも、高圧作動流体に対し十分な
耐圧性能を発揮する。
ングに補強層の長さ方向中心線のまわりの相対的
な回転変位を与え、補強用素線が一定の方向性を
もつようにして、ホース内層の外周面に密接貼着
させる。すなわち、2個のリング9a,10aを
補強層6aの長さ方向中心線と直交する平面内で
相対的に反対方向に回転させ、これにより、補強
用素線7aが一定のねじり角をもつたスパイラル
状の曲線を形成するようにする。補強層6bはリ
ング9b,10bの直径を、補強層6aのそれよ
りも大きくして、前記同様の手段により、その補
強用素線7bにスパイラル状の曲線を形成する。
かくして、ホース内層の外周面に、ゴム材等の弾
性体4,5を介在させ、補強層6aと補強層6b
との補強用素線7a,7bのスパイラルの方向が
交互に反対方向となるようにして貼着する。何れ
にしても、補強層は、少くとも2層あるいはそれ
以上の層数を用いることが必要である。このよう
に積層することによつて、各補強層の補強用素線
の強度が相互に無駄なく補完され、ホース口径を
大きくした場合でも、高圧作動流体に対し十分な
耐圧性能を発揮する。
前記補強層6a,6b両端のリング9a,10
a;9b,10bをホース本体1に緊締する固定
器具20は、ホース本体1の両端に固着したフラ
ンジ21と、該フランジ21にボルト22によつ
て締着されるリング押え23とから構成される。
フランジ21は、その外縁の円周方向に、ボルト
孔24が等間隔で穿設され、他の流体機器または
固定配管(図示せず)とボルトにより接続する。
このフランジ21の内側端面には、ホース内層の
外周面から半径方向に適宜の長さで環状の凹陥部
25が設けてあり、この凹陥部25の外側には、
円周方向に等間隔で複数個のネジ孔26が刻設し
てある。リング押え23は、内周面と外側端面の
内縁とが彎曲面を形成する環状体であり、その外
縁には、前記フランジのボルト孔26と対応する
ボルト孔27が円周方向に穿設してある。而し
て、補強層6aの両端のリング9a,10aと補
強層6bの両端のリング9b,10bとを、前記
フランジ21の凹陥部25に重ね合わせて嵌入
し、リング押え23を、フランジ21に当接して
リング押え23のボルト孔27とフランジ21の
ネジ孔26とに挿通したボルト22を締付けるこ
とにより、リング9a,10a;9b,10b
は、フランジ21とリング押え23との間で強力
に固定される。
a;9b,10bをホース本体1に緊締する固定
器具20は、ホース本体1の両端に固着したフラ
ンジ21と、該フランジ21にボルト22によつ
て締着されるリング押え23とから構成される。
フランジ21は、その外縁の円周方向に、ボルト
孔24が等間隔で穿設され、他の流体機器または
固定配管(図示せず)とボルトにより接続する。
このフランジ21の内側端面には、ホース内層の
外周面から半径方向に適宜の長さで環状の凹陥部
25が設けてあり、この凹陥部25の外側には、
円周方向に等間隔で複数個のネジ孔26が刻設し
てある。リング押え23は、内周面と外側端面の
内縁とが彎曲面を形成する環状体であり、その外
縁には、前記フランジのボルト孔26と対応する
ボルト孔27が円周方向に穿設してある。而し
て、補強層6aの両端のリング9a,10aと補
強層6bの両端のリング9b,10bとを、前記
フランジ21の凹陥部25に重ね合わせて嵌入
し、リング押え23を、フランジ21に当接して
リング押え23のボルト孔27とフランジ21の
ネジ孔26とに挿通したボルト22を締付けるこ
とにより、リング9a,10a;9b,10b
は、フランジ21とリング押え23との間で強力
に固定される。
この考案は、前述のとおり、2個のリング間に
補強用素線を無端状に巻回し、該リングを相対的
に反対方向に回転させて補強用素線をスパイラル
状に形成した補強層を複数層用いて、各補強層ご
とに補強用素線のスパイラル方向が交互に反対方
向となるようにしてホース本体を構成している。
このため、該リングは、補強用素線が破断しない
限り、補強層から分離するようなことがなく、し
かも、リングをホース本体の両端のフランジに直
接固定するものであるから、いかなる高圧下にお
いてもリングがフランジから離脱するようなこと
もない。従つて、この考案によれば、ホース本体
の口径を大きくしても、複数層の補強用素線によ
る耐圧強度の増強と固定器具によるリングとホー
ス本体両端部との強力な固定とによつて、ホース
本体はいうまでもなく、ホース本体と両端の接続
部における耐圧性能が十分に保持され、作動流体
の漏洩を生ずることはない。また、この考案は、
補強層のリングを短小な長さのリング押えを介し
てフランジに固定するものであるから、ホース本
体の長さを従来構造のものよりも長くすることが
可能となり、柔軟性に優れたホースアセンブリー
を得ることができる。さらに、この考案の高圧ホ
ースアセンブリーは、その構成がきわめて簡単で
あるから、従来困難とされていた高圧ホースアセ
ンブリーの大口径化を容易に実現させることがで
きる。さらに、この考案においては、補強線と接
続,取付けのための金具との連結を、補強線を無
端状にしてリングに掛けわたし、これをその金具
に止着する構成としているので、熔接による熱で
ホース部材が劣化して部材自体の耐圧性能を抵下
させることもなく、また、補強線の金具との接続
部分の腐食劣化もなく、ホースアセンブリー全体
の耐久性を向上することができる。
補強用素線を無端状に巻回し、該リングを相対的
に反対方向に回転させて補強用素線をスパイラル
状に形成した補強層を複数層用いて、各補強層ご
とに補強用素線のスパイラル方向が交互に反対方
向となるようにしてホース本体を構成している。
このため、該リングは、補強用素線が破断しない
限り、補強層から分離するようなことがなく、し
かも、リングをホース本体の両端のフランジに直
接固定するものであるから、いかなる高圧下にお
いてもリングがフランジから離脱するようなこと
もない。従つて、この考案によれば、ホース本体
の口径を大きくしても、複数層の補強用素線によ
る耐圧強度の増強と固定器具によるリングとホー
ス本体両端部との強力な固定とによつて、ホース
本体はいうまでもなく、ホース本体と両端の接続
部における耐圧性能が十分に保持され、作動流体
の漏洩を生ずることはない。また、この考案は、
補強層のリングを短小な長さのリング押えを介し
てフランジに固定するものであるから、ホース本
体の長さを従来構造のものよりも長くすることが
可能となり、柔軟性に優れたホースアセンブリー
を得ることができる。さらに、この考案の高圧ホ
ースアセンブリーは、その構成がきわめて簡単で
あるから、従来困難とされていた高圧ホースアセ
ンブリーの大口径化を容易に実現させることがで
きる。さらに、この考案においては、補強線と接
続,取付けのための金具との連結を、補強線を無
端状にしてリングに掛けわたし、これをその金具
に止着する構成としているので、熔接による熱で
ホース部材が劣化して部材自体の耐圧性能を抵下
させることもなく、また、補強線の金具との接続
部分の腐食劣化もなく、ホースアセンブリー全体
の耐久性を向上することができる。
この考案は、たとえば、船舶等の内燃機関にお
ける配管の防振管用継手として好適である。
ける配管の防振管用継手として好適である。
第1図はこの考案の実施例を示す一部縦断側面
図、第2図は第1図におけるA−A線断面図、第
3図は補強層の原型を示す斜視図、第4図は補強
用素線の両端末の結合部を示す側面図である。 図中、1はホース本体、2はホースゴムチユー
ブ、3は布層、6a,6bは補強層、7a,7b
は補強用素線、9a,10a;9b,10bはリ
ング、20は固定器具、21はフランジ、22は
ボルト、23はリング押えである。
図、第2図は第1図におけるA−A線断面図、第
3図は補強層の原型を示す斜視図、第4図は補強
用素線の両端末の結合部を示す側面図である。 図中、1はホース本体、2はホースゴムチユー
ブ、3は布層、6a,6bは補強層、7a,7b
は補強用素線、9a,10a;9b,10bはリ
ング、20は固定器具、21はフランジ、22は
ボルト、23はリング押えである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定長さを隔てて配置したリング間に、補強
用素線を無端状に所定回数巻回して掛けわた
し、該リングの中心を結ぶ直線と直交する平面
内で該リングを相対的に反対方向に回転させて
前記補強用素線をスパイラル状に形成した補強
層を、弾性体を介在させてホース内層の外周面
に複数層貼着したホース本体と、該ホース本体
の両端における接続部に前記補強層のリングを
緊締する固定器具とから成る高圧ホースアセン
ブリー。 2 各補強層の補強用素線のスパイラルの方向
が、補強層ごとに交互に反対方向となつている
実用新案登録請求の範囲第1項記載の高圧ホー
スアセンブリー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7273879U JPS6246066Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7273879U JPS6246066Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55171786U JPS55171786U (ja) | 1980-12-09 |
JPS6246066Y2 true JPS6246066Y2 (ja) | 1987-12-10 |
Family
ID=29306383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7273879U Expired JPS6246066Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6246066Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP7273879U patent/JPS6246066Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55171786U (ja) | 1980-12-09 |
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