JPS624585B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS624585B2
JPS624585B2 JP53144663A JP14466378A JPS624585B2 JP S624585 B2 JPS624585 B2 JP S624585B2 JP 53144663 A JP53144663 A JP 53144663A JP 14466378 A JP14466378 A JP 14466378A JP S624585 B2 JPS624585 B2 JP S624585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge case
valve
passage
cylindrical member
movable plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53144663A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5572956A (en
Inventor
Makoto Nakayama
Makoto Hashimoto
Junji Saegusa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP14466378A priority Critical patent/JPS5572956A/ja
Publication of JPS5572956A publication Critical patent/JPS5572956A/ja
Publication of JPS624585B2 publication Critical patent/JPS624585B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水栓、特に流入孔を有する固定板と、
該固定板に水密かつ摺動自在に重ね合わせられ
て、固定板の流入孔を開閉する可動板とで弁を構
成する形式の水栓に関する。
(従来の技術) 従来、この種の水栓としては特開昭50―421号
公報のものが知られている。
このものは、弁の下流にスクリーンを設け流体
にこのスクリーンを通過させて流体が弁を通過す
る際に発生するキヤビテーシヨン気泡を微細化す
ることにより騒音を軽減するようになつている。
しかし乍ら、このものは、キヤビテーシヨン気
泡の発生そのものを軽減することはできない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明が解決しようとする問題点は、流入孔を
有する固定板と、該固定板に水密かつ摺動自在に
重ね合わせられて、固定板の流入孔を開閉する可
動板とで弁を構成する形式の水栓において、流体
が弁を通過する際に発生するキヤビテーシヨンの
発生を押さえることにより騒音を小さくすること
である。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本発明が講ずる技
術的手段は、流入孔が穿設された固定板と、該固
定板に水密かつ回転摺動自在に重ね合わせられて
前記流入孔を開閉する可動板とからなる弁要素を
周面部に通路を開設したカートリツジケース内に
収容して本体の流路に装着すると共に上記カート
リツジケースの外周には上記通路を遊嵌状に覆つ
て筒部材を着脱可能に装着し、該筒部材の先端開
口部とカートリツジケース外周面とにより絞部を
形成するものである。
(作用) 而して、本発明の上記技術的手段によれば、開
弁時、弁を通過した流体は絞部で絞られるので、
一次側に背圧がかかり、弁を通過する際、即ち流
入孔より流入する際の湯水のに速度が落とされる
をもつて湯、水の弁通過時のキヤビテーシヨンの
発生が抑えられる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明す
る。
図面は水栓の一例として2バルブ式の湯水混合
線を示し、図中Aは本体、1はその中央に設けら
れた吐出口である。
そして本体Aには流路入口2に連絡する流入路
3と、吐出口1に連絡する流出路4とが隔壁5に
より区画形成されており、両流路3,4は隔壁5
に設けた流通孔6により互いに連通している。
尚、図面においては冷水用流入路3のみが図示
されているが、本体Aには隔壁5′を介して冷水
用流入路3と対称的に熱湯用流入路が設けられて
いる。
また本体Aの流出路4側には隔壁5の流通孔6
に相対して開口7が開設される。
8はカートリツジケースで一端を開口した有底
円筒状に形成され、その周面にはこれを貫通する
スリツト状の通路9が二箇所円周方向に沿つて相
対状に開設され、また閉鎖底端部には中央部を貫
通するスピンドル挿通孔10及び該孔々縁に沿つ
て外方へ突出するスピンドルガイド11を有する
と共に外周に沿つてフランジ12が突出形成さ
れ、そのフランジ12は外方へ突出する突片13
を有する。そしてこのカートリツジケース8は本
体Aの開口7に嵌合挿入し、その先端開口部を隔
壁5に当接せしめて流通孔6を囲繞すると共にフ
ランジ12と本体A内に設けられた段部14とに
より後述の筒部材15を挾持する。またカートリ
ツジケース8は突片13を本体開口7の開口端に
形成した切欠部16に係合して回転を防止し、開
口7に螺着した押えネジ17の締付けにより固定
する。
18,19は共にセラミツク(酸化アルミナ
Al2O3)焼結金属或いは硬質合金等の耐摩耗性に
富んだ材料により円盤状に成形した固定板と可動
板であり、両者は水密かつ回転摺動自在に重ね合
わせられてカートリツジケース8に収容されてい
る。即ち補修、点検の際カートリツジケース8を
本体Aから取り外すだけですむ様にカートリツジ
式にしている。固定板18前面はカートリツジケ
ース8の開口に嵌着した環状パツキン20に密接
し、可動板19は背面の溝48がスピンドル挿通
孔10を挿通し、一端がハンドル23と一体的に
固着されたスピンドル21の他端の突部49に係
合される。尚、環状パツキン20はカートリツジ
ケース8を本体Aから取り外す際、カートリツジ
ケース8と一体に取り外すことができるように大
径部50を有している。
固定板18はこれを厚さ方向に貫通するように
穿設した流入孔22を2個有し、該流入孔22は
固定板18の中心を通る線の左右に、中心方向よ
り周縁方向に拡開する略扇形に形成されて対称状
に位置している。
カートリツジケース8と固定板18とには互い
に係合する係合部(図示せず)が設けられ、両者
の係合により固定板18は流入孔22の拡開方向
とカートリツジケース8のスリツト状通路9が一
致するように位置決めされ回転が防止される。
可動板19はスピンドル外端に設けたハンドル
23の回転操作により固定板18背面に回転摺動
することが出来、固定板18への摺接面から周面
にかけて抉り取つたように形成された流入孔22
とスリツト状通路9とを連絡せしめる凹欠部24
を有する。
凹欠部24は流入孔22と同様、中心線の左右
に、同角度に拡開する形状に形成されて対称状に
2個設けられる。
前述の筒部材15は一端にフランジ25を有
し、このフランジ25をカートリツジケース8の
フランジ12と本体A内部に設けた段部14とに
より挾持されてカートリツジケース8の外周面と
の間に適当な間隙26を有してこれを囲むように
設けられる。
この間隙26はカートリツジケース8のスリツ
ト状通路9と連通すると共に筒部材15の先端開
口部を経て流出路4、更には吐出口1に連絡し、
流路の一部を構成するのであるが、筒部材15は
先端開口部を中心方向に向けて傾斜状に折曲した
絞部27を有しており、該部において流路を絞つ
ている。
而してハンドル23を回転操作して可動板19
を回転させ、その凹欠部24により固定板18の
流入孔22を開孔せしめれば流入路3と流出路4
とは連通し、流入孔22を可動板19の固定板1
8との摺動面で塞げば上記両流路3,4は遮断さ
れる。
即ち固定板18と可動板19とは弁aを構成す
ることになる。
斯る作動における可動板19の回転に伴う流入
孔22と凹欠部24の関係は第3図乃至第6図に
示す。この操作を冷水流路側及び熱湯流路側夫々
で行うことにより冷水と熱湯を混合せしめて吐出
せしめることが出来、吐出量及び混合水の温度調
節は水側及び湯側夫々の弁開度を調整変化せしめ
ることにより行う。尚、可動板19の回転角度規
制はスピンドル21に突設したピン45とカート
リツジケース8のフランジ12外面に突出するス
ピンドルガイド11の切欠46の係合により行
う。
弁開度は第3図乃至第6図に示すように可動板
19の回転に伴い可動板19の摺動面が塞ぐ流入
孔22の面積の変化に応じて変わる。しかも可動
板19とスリツト状通路9で形成される開口面積
が、弁aの開口面積よりも小さく、このスリツト
状通路でも一次側に背圧がかかり、弁aを通過す
る際発生するキヤビテーシヨンを抑え、騒音を抑
えることができる。
而して、弁aの開放により流入路3の流体が流
出路4に流動することになるが、また弁a下流に
設けられた絞部27により一層一次側に背圧がか
けられることになる。
(効果) 本発明は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) カートリツジケースの外周に、該ケースの周
面に開設した通路を覆つて筒部材を装着し、該
筒部材の先端開口部とカートリツジケース外周
面とで流路を絞る絞部を形成したので、開弁時
この絞部を通る流体は流量を絞られて弁部に背
圧を及ぼし、弁を通過する流体の速度を落とし
て、流体が弁を通過するときのキヤビテーシヨ
ンの発生を抑える。
従つて湯、水が弁部を通過する際の騒音を小
さくさせることが出来る。
(2) 絞部はカートリツジケースの外周に筒部材を
装着するだけで形成されるので、本体の流路
や、弁要素たる固定板や可動板を特別な形状に
形成したり、特別な加工を施こす必要がなく、
製作が容易でコスト的にも安価である。
(3) 筒部材を着脱可能となしたので、絞部に水垢
やゴミ等が詰まつた場合、筒部材を取り外して
簡単に取り除くことができる。
(4) 絞部により最大流量が規制されているので、
水の出し過ぎということがなく、節水を計るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施を示す水栓の正面図
で、要部を切欠して示す。第2図は要部の拡大縦
断正面図、第3図乃至第6図は第1図のX―X線
に沿える拡大縦断側面図で作動状態を示す。 A…本体、3,4…流路、8…カートリツジケ
ース、9…通路、15…筒部材、18…固定板、
19…可動板、22,22′,22″…流入孔、2
7…絞部、a…弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流入孔が穿設された固定板と、該固定板に水
    密かつ回転摺動自在に重ね合わせられて前記流入
    孔を開閉する可動板とからなる弁要素を、周面部
    に通路を開設したカートリツジケース内に収容し
    て本体の流路に装着すると共に上記カートリツジ
    ケースの外周には上記通路を遊嵌状に覆つて筒部
    材を着脱可能に装着し、該筒部材の先端開口部と
    カートリツジケース外周面とにより紋部を形成す
    ることを特徴とする水栓。
JP14466378A 1978-11-22 1978-11-22 Bib cock Granted JPS5572956A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14466378A JPS5572956A (en) 1978-11-22 1978-11-22 Bib cock

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14466378A JPS5572956A (en) 1978-11-22 1978-11-22 Bib cock

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5572956A JPS5572956A (en) 1980-06-02
JPS624585B2 true JPS624585B2 (ja) 1987-01-30

Family

ID=15367322

Family Applications (1)

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JP14466378A Granted JPS5572956A (en) 1978-11-22 1978-11-22 Bib cock

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JP (1) JPS5572956A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213631A (ja) * 1988-06-29 1990-01-18 Naka Tech Lab 建物の間仕切構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50421A (ja) * 1973-02-26 1975-01-07
JPS5233808A (en) * 1975-09-10 1977-03-15 Nippon Steel Corp Structural body for high temperature blast tuyeres

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50421A (ja) * 1973-02-26 1975-01-07
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213631A (ja) * 1988-06-29 1990-01-18 Naka Tech Lab 建物の間仕切構造

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Publication number Publication date
JPS5572956A (en) 1980-06-02

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