JPS6245687A - Tn型液晶表示素子用液晶組成物 - Google Patents
Tn型液晶表示素子用液晶組成物Info
- Publication number
- JPS6245687A JPS6245687A JP60186101A JP18610185A JPS6245687A JP S6245687 A JPS6245687 A JP S6245687A JP 60186101 A JP60186101 A JP 60186101A JP 18610185 A JP18610185 A JP 18610185A JP S6245687 A JPS6245687 A JP S6245687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- formula
- cell
- voltage
- crystal composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims description 32
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title claims description 16
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 claims abstract description 3
- JOUDBUYBGJYFFP-FOCLMDBBSA-N thioindigo Chemical compound S\1C2=CC=CC=C2C(=O)C/1=C1/C(=O)C2=CC=CC=C2S1 JOUDBUYBGJYFFP-FOCLMDBBSA-N 0.000 claims description 9
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical group [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims 2
- CMEWLCATCRTSGF-UHFFFAOYSA-N N,N-dimethyl-4-nitrosoaniline Chemical compound CN(C)C1=CC=C(N=O)C=C1 CMEWLCATCRTSGF-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract 1
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 33
- UHOVQNZJYSORNB-UHFFFAOYSA-N Benzene Chemical compound C1=CC=CC=C1 UHOVQNZJYSORNB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 12
- 239000000975 dye Substances 0.000 description 10
- KWYUFKZDYYNOTN-UHFFFAOYSA-M Potassium hydroxide Chemical compound [OH-].[K+] KWYUFKZDYYNOTN-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 9
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 8
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 8
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 6
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 5
- MVPPADPHJFYWMZ-UHFFFAOYSA-N chlorobenzene Chemical compound ClC1=CC=CC=C1 MVPPADPHJFYWMZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- MEKOFIRRDATTAG-UHFFFAOYSA-N 2,2,5,8-tetramethyl-3,4-dihydrochromen-6-ol Chemical compound C1CC(C)(C)OC2=C1C(C)=C(O)C=C2C MEKOFIRRDATTAG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- SLUNEGLMXGHOLY-UHFFFAOYSA-N benzene;hexane Chemical compound CCCCCC.C1=CC=CC=C1 SLUNEGLMXGHOLY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004440 column chromatography Methods 0.000 description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- VOBWLFNYOWWARN-UHFFFAOYSA-N thiophen-3-one Chemical compound O=C1CSC=C1 VOBWLFNYOWWARN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 210000004460 N cell Anatomy 0.000 description 2
- NQRYJNQNLNOLGT-UHFFFAOYSA-N Piperidine Chemical compound C1CCNCC1 NQRYJNQNLNOLGT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- -1 Potassium ferricyanide Chemical compound 0.000 description 2
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- IDGUHHHQCWSQLU-UHFFFAOYSA-N ethanol;hydrate Chemical compound O.CCO IDGUHHHQCWSQLU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 239000011259 mixed solution Substances 0.000 description 2
- 239000012046 mixed solvent Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 239000000987 azo dye Substances 0.000 description 1
- 239000001045 blue dye Substances 0.000 description 1
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 1
- FOCAUTSVDIKZOP-UHFFFAOYSA-N chloroacetic acid Chemical compound OC(=O)CCl FOCAUTSVDIKZOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 150000003573 thiols Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、液晶ディスプレイに用いられるTN型液晶表
示素子用液晶組成物に関するものである。
示素子用液晶組成物に関するものである。
従来の技術
液晶表示素子においては、消費電力の低減、光学的しき
い値電圧9低減、あるいは電圧応答性の向上などの理由
から、セルギヤノブはできるだけ薄いことが望ましい。
い値電圧9低減、あるいは電圧応答性の向上などの理由
から、セルギヤノブはできるだけ薄いことが望ましい。
しかしながら、TN型液晶表示素子(以下TNセルと略
する)では薄すぎると旋光分散による着色現象が現われ
る。この旋光分散を生じない条件は次式で表わされモー
ガンリミット(Mauguin Lim1t)と呼ばれ
ている(p。
する)では薄すぎると旋光分散による着色現象が現われ
る。この旋光分散を生じない条件は次式で表わされモー
ガンリミット(Mauguin Lim1t)と呼ばれ
ている(p。
G、ドウ ジャン;ザ フィジックス オプ リキッド
クリスタルズ、オックスフォード ユニバーシティ
プレス、 1975 )。
クリスタルズ、オックスフォード ユニバーシティ
プレス、 1975 )。
f=λ/(P・In)<<1
ここにおいて、λは光の波長、Pはら旋ピッチ(90°
TNセルではセルギャップをdとすれば、P−4・d
)、Inは屈折率異方性である。
TNセルではセルギャップをdとすれば、P−4・d
)、Inは屈折率異方性である。
一方、TNセルに光が垂直に入射した時の透過率の理論
式としては、次のグーチ・りIJ−(Gooch −T
arry)の式が知られている( C,H。
式としては、次のグーチ・りIJ−(Gooch −T
arry)の式が知られている( C,H。
グーチ アンド H,A、タリー;アプライド フィジ
ックス、8.1575(1975))。
ックス、8.1575(1975))。
T = (1+u2)−’ 5in2[θ(1+u2)
%〕ただし、u=2Δn−d/λである。そして、上式
よりセルギャップを大きくしないで電界無印加時の光透
過率を大きくするためには、u = 5を満たすセルギ
ヤノブdを有するTNセルを用いるのが望ましい。
%〕ただし、u=2Δn−d/λである。そして、上式
よりセルギャップを大きくしないで電界無印加時の光透
過率を大きくするためには、u = 5を満たすセルギ
ヤノブdを有するTNセルを用いるのが望ましい。
実際のTNセルでは液晶組成物のInの波長依存性や、
光源の種類、視感透過率などを考慮してセルギャップが
決められているが、大体においてλ=645nm付近で
のΔni基準とし、In・dが約0.5、あるいは1.
0以上のセルが多く用いられている。しかしながら、I
nに波長依存性がある以上、旋光分散にもとづく着色現
象は避けることができない。
光源の種類、視感透過率などを考慮してセルギャップが
決められているが、大体においてλ=645nm付近で
のΔni基準とし、In・dが約0.5、あるいは1.
0以上のセルが多く用いられている。しかしながら、I
nに波長依存性がある以上、旋光分散にもとづく着色現
象は避けることができない。
特に、TNセルをその偏光軸がお互いに平行な2枚の偏
光板で挾んだ場合、所謂、ノーマIJ−ブラックモード
の場合には、電圧無印加時の光の漏れや、低電圧時に赤
っぽく着色すると言う問題がある。これに対してこれま
では、黒色色素あるいは青色色素を液晶材料に添加する
ことによって上記問題を解決しようという試みがなされ
て来た。
光板で挾んだ場合、所謂、ノーマIJ−ブラックモード
の場合には、電圧無印加時の光の漏れや、低電圧時に赤
っぽく着色すると言う問題がある。これに対してこれま
では、黒色色素あるいは青色色素を液晶材料に添加する
ことによって上記問題を解決しようという試みがなされ
て来た。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、これまで検討されてきた色素は、電圧無
印加時の光の漏れや、低電圧時に赤っぽく着色すると言
う問題に対して効果があるものの、色素の添加によりT
Nセルの特徴である電気光学特性のシャープさが損なわ
れるという欠点を有していた。
印加時の光の漏れや、低電圧時に赤っぽく着色すると言
う問題に対して効果があるものの、色素の添加によりT
Nセルの特徴である電気光学特性のシャープさが損なわ
れるという欠点を有していた。
問題点を解決するための手段
構造式:
(上式において R1、R2は何れも炭素鎖数が1〜1
oの分枝状アルキル基を表わす。)で表わされるチオイ
ンジゴ系色素を含むことを特徴とするTN型液晶表示素
子用液晶組成物を用いる。
oの分枝状アルキル基を表わす。)で表わされるチオイ
ンジゴ系色素を含むことを特徴とするTN型液晶表示素
子用液晶組成物を用いる。
作 用
電気光学特性のシャープさを表わす一つの方法として、
シャット(Schadt )らにより提案された式があ
る。
シャット(Schadt )らにより提案された式があ
る。
V5Q/V1o=1.1330+0.0266(K33
7に1.−1 )+o、o443〔In(Δn−d/2
λ)〕まただし、■1゜はTNセルに光を垂直に入射さ
せたとき、透過光量の変化が10%になる電圧であり、
■6゜ば6o%になる電圧である。また、K33はベン
ド(bend)の弾性定数、K11はスプレィ(Spl
ay)の弾性定数である。
7に1.−1 )+o、o443〔In(Δn−d/2
λ)〕まただし、■1゜はTNセルに光を垂直に入射さ
せたとき、透過光量の変化が10%になる電圧であり、
■6゜ば6o%になる電圧である。また、K33はベン
ド(bend)の弾性定数、K11はスプレィ(Spl
ay)の弾性定数である。
本発明の液晶組成物に用いられるチオインジゴ系色素が
、なぜ電気光学特性のシャープさを損なわないかは明ら
かではないが、液晶分子との相互作用が大きく、弾性定
数比に33/に11の値が大きくならないからであると
考えられる。
、なぜ電気光学特性のシャープさを損なわないかは明ら
かではないが、液晶分子との相互作用が大きく、弾性定
数比に33/に11の値が大きくならないからであると
考えられる。
実施例
本発明の液晶組成物に用いら扛るチオインジゴ系色素〔
1〕は、例えば、下記A法に従って一般式〔2〕で示さ
れる化合物と一般式〔3〕で示される化合物とを反応さ
せるか、あるいは、下記B法に従って一般式〔4〕で示
される化合物と一般式〔5〕で示される化合物とを反応
させることによって得ることができる。
1〕は、例えば、下記A法に従って一般式〔2〕で示さ
れる化合物と一般式〔3〕で示される化合物とを反応さ
せるか、あるいは、下記B法に従って一般式〔4〕で示
される化合物と一般式〔5〕で示される化合物とを反応
させることによって得ることができる。
(式中、R、Rは前記の意味を表す。)一般式〔2〕と
〔5〕で示した化合物は、対応するチオールとモノクロ
ロ酢酸から、以下に示す合成経路により、公知の方法で
合成できる。
〔5〕で示した化合物は、対応するチオールとモノクロ
ロ酢酸から、以下に示す合成経路により、公知の方法で
合成できる。
R’(殖HClCH2C0OHPCp3AIC13[2
)また、化合物〔3〕は化合物〔6〕より、化合物〔4
〕は化合物〔2〕より、それぞれ以下に示すようにN、
N−ジメチル−4−ニトロソアニリンとの公知の反応で
得ることができる。
)また、化合物〔3〕は化合物〔6〕より、化合物〔4
〕は化合物〔2〕より、それぞれ以下に示すようにN、
N−ジメチル−4−ニトロソアニリンとの公知の反応で
得ることができる。
以下に本発明の実施の態様を図面を参照しつつ、詳細に
説明する。
説明する。
〈実施例1〉
5−(1,1−ジメチルペンチル)−2,3−ジヒドロ
ベン7’Cb)チオフェン−3−オン3,9を水酸化カ
リウム12gを溶かした水−エタノール混合溶液に溶解
させ、フェリシアン化カリウム水洗し、無水硫酸す)
IJウムで乾燥した。ベンゼン溶液を濃縮し、カラムク
ロマトグラフィーで精製した後、ヘキサン−ベンゼン混
合溶媒よシ再結晶して、下記化合物〔6〕を1.2g得
た。構造確認は、ir と H−nm r を用いて
行なった。
ベン7’Cb)チオフェン−3−オン3,9を水酸化カ
リウム12gを溶かした水−エタノール混合溶液に溶解
させ、フェリシアン化カリウム水洗し、無水硫酸す)
IJウムで乾燥した。ベンゼン溶液を濃縮し、カラムク
ロマトグラフィーで精製した後、ヘキサン−ベンゼン混
合溶媒よシ再結晶して、下記化合物〔6〕を1.2g得
た。構造確認は、ir と H−nm r を用いて
行なった。
次に、このようにして得られた化合物〔6〕をメルク社
製混合液晶ZL1−2788−100に0.3wt、%
溶解させTNセル■(セルギャップ=6.1μm1ポ
リイミド配向膜使用)に減圧注入した。その後、偏光板
を上下基板にラビング方向と偏光軸とが一致するように
貼り、常法に従い、セルのV−T (印加電圧−光透過
率)特性を測定した。測定はキャノン社製液晶評価装置
を用い、20°Cで行なった。結果を図に示す。
製混合液晶ZL1−2788−100に0.3wt、%
溶解させTNセル■(セルギャップ=6.1μm1ポ
リイミド配向膜使用)に減圧注入した。その後、偏光板
を上下基板にラビング方向と偏光軸とが一致するように
貼り、常法に従い、セルのV−T (印加電圧−光透過
率)特性を測定した。測定はキャノン社製液晶評価装置
を用い、20°Cで行なった。結果を図に示す。
また、比較例として、ZLl−2788−100(Dみ
が減圧注入されたTNセル■(セルギャップ=5.1μ
もポリイミド配向膜使用)、BDH社製社製アゾ系色素
全2 、3 w t 、 %溶解したZLl−2788
−100が減圧注入されたTNセル■(セルギャップ:
5.1μm、ポリイミド配向膜使用)、BDH社製アン
トラキノ/系色素D36を0.3wt、% 溶解したZ
Ll−2788−100が減圧注入されたTNセル■(
セルギヤノブ=5.1μm1ポリイミド配向膜使用)を
作成し、それぞれのセルのV−T特性を測定した。
が減圧注入されたTNセル■(セルギャップ=5.1μ
もポリイミド配向膜使用)、BDH社製社製アゾ系色素
全2 、3 w t 、 %溶解したZLl−2788
−100が減圧注入されたTNセル■(セルギャップ:
5.1μm、ポリイミド配向膜使用)、BDH社製アン
トラキノ/系色素D36を0.3wt、% 溶解したZ
Ll−2788−100が減圧注入されたTNセル■(
セルギヤノブ=5.1μm1ポリイミド配向膜使用)を
作成し、それぞれのセルのV−T特性を測定した。
第1表は各液晶組成物のしきい値電圧(vth)、飽和
電圧(Vsat)、およびVsat −V thをまと
めたものである。
電圧(Vsat)、およびVsat −V thをまと
めたものである。
第 1 表
第1表より明らかなように、本発明液晶組成物に用いる
チオインジゴ系色素は、液晶に添加してもその電気光学
特性のシャープさを損なわず、その実用的価値は極めて
高い。
チオインジゴ系色素は、液晶に添加してもその電気光学
特性のシャープさを損なわず、その実用的価値は極めて
高い。
〈実施例2〉
ts−(1,1−ジメチルブチル)−2,3−ジヒドロ
ベンゾ〔b〕チオフェン−3−オン2.3gと5−(1
,1−ジメチルプロピル)−2−(4−ジメチルアミノ
フェニルイミノ)−2,3−ジヒドロベンツCb ’l
)チオフェ/−3−オン3.69−&クロロベンゼン1
00ttl中でピペリジン0.17Iと120°Cで2
時間加熱した。クロロベンゼンをエバホレートし、残っ
た固体をベンゼンで抽出し、カラムクロマトグラフィー
で精製後、ヘキサン−ベンゼンより再結晶し、下記化合
物〔7〕を3.8g得た。構造確認は実施例1と同様に
して行次に、このようにして得られた化合物〔7〕を大
日本インキ化学工業社製混合液晶D OX −035に
0.01 、0.3 、0.5 および1 、OVl
f t 、 %溶解させ、それぞれセルギャップが同じ
TNセル(セルギャップ:6.2μm1ポリイミド配向
膜使用)に減圧注入した。その後、偏光板を上下基板に
ラビング方向と偏光軸とが一致するように貼り、常法に
従い、セルのV−T (印加電圧−光透過率)特性を測
定した0測定はキャノン社製液晶評価装置を用い、20
’Cで行なった。
ベンゾ〔b〕チオフェン−3−オン2.3gと5−(1
,1−ジメチルプロピル)−2−(4−ジメチルアミノ
フェニルイミノ)−2,3−ジヒドロベンツCb ’l
)チオフェ/−3−オン3.69−&クロロベンゼン1
00ttl中でピペリジン0.17Iと120°Cで2
時間加熱した。クロロベンゼンをエバホレートし、残っ
た固体をベンゼンで抽出し、カラムクロマトグラフィー
で精製後、ヘキサン−ベンゼンより再結晶し、下記化合
物〔7〕を3.8g得た。構造確認は実施例1と同様に
して行次に、このようにして得られた化合物〔7〕を大
日本インキ化学工業社製混合液晶D OX −035に
0.01 、0.3 、0.5 および1 、OVl
f t 、 %溶解させ、それぞれセルギャップが同じ
TNセル(セルギャップ:6.2μm1ポリイミド配向
膜使用)に減圧注入した。その後、偏光板を上下基板に
ラビング方向と偏光軸とが一致するように貼り、常法に
従い、セルのV−T (印加電圧−光透過率)特性を測
定した0測定はキャノン社製液晶評価装置を用い、20
’Cで行なった。
第2表は各液晶組成物のしきい値電圧(vth)、飽和
電圧(Vsat)、オヨびVsat−Vth 全1トメ
たものである。
電圧(Vsat)、オヨびVsat−Vth 全1トメ
たものである。
第 2 表
第2表より、本発明液晶組成物中に含まれるチオインジ
ゴ系色素の添加割合は、1 、Owt 、%以下が好ま
しいことが分かる。添加割合が1.Owt、%を越える
と、電気光学特性のシャープさは急激に悪くなる。また
、添加割合が0.01 wt 、5未満では、TNセル
、特に、ノーマリ−ブラックの場合における電圧無印加
時の光の漏れや、低電圧時に赤っぽく着色すると言う現
象を充分抑えることができない。
ゴ系色素の添加割合は、1 、Owt 、%以下が好ま
しいことが分かる。添加割合が1.Owt、%を越える
と、電気光学特性のシャープさは急激に悪くなる。また
、添加割合が0.01 wt 、5未満では、TNセル
、特に、ノーマリ−ブラックの場合における電圧無印加
時の光の漏れや、低電圧時に赤っぽく着色すると言う現
象を充分抑えることができない。
〈実施例3〉
5−アミノ−e−(1,1−ジメチルプロピル)−2,
3−ジヒドロベンゾ〔b〕チオフェン−3−オン3gを
水酸化カリウム12gを溶かした水−エタノール混合溶
液に溶解させ、フェリシアン化カリウム15gを15o
rnXの水に溶かした水溶液を加えた。室温で2時間攪
拌した後、ベンゼンで抽出し、ベンゼン層を数回水洗し
、無水硫酸す) IJウムで乾燥した。ベンゼン溶液を
濃縮し、カラムクロマトグラフィーで精製した後、ヘキ
サン−ベンゼン混合溶媒より再結晶して、下記青色化合
物〔8〕を1.5g得た。構造確認は、irと次に、こ
のようにして得られた化合物〔8〕をメルク社製混合液
晶ZL1−2447−100に0.4wt0%溶解させ
、TNセル■(セルギャップ=6.3μm1ポリイミド
配向膜使用)に減圧注入した。その後、偏光板をノーマ
リ−ブラックモードとなるように貼り、常法に従い、セ
ルのV−T(印加電圧−光透過率)特性を測定した。測
定はキャノン社製液晶評価装置を用い、20°Cで行な
った0 また、比較例として、ZLl−2447−100(Dみ
が減圧注入されたTNセル■(セルギツプ:5.3μm
ポリイミド百向膜使用)を作成しそのV−T特性を測定
した。
3−ジヒドロベンゾ〔b〕チオフェン−3−オン3gを
水酸化カリウム12gを溶かした水−エタノール混合溶
液に溶解させ、フェリシアン化カリウム15gを15o
rnXの水に溶かした水溶液を加えた。室温で2時間攪
拌した後、ベンゼンで抽出し、ベンゼン層を数回水洗し
、無水硫酸す) IJウムで乾燥した。ベンゼン溶液を
濃縮し、カラムクロマトグラフィーで精製した後、ヘキ
サン−ベンゼン混合溶媒より再結晶して、下記青色化合
物〔8〕を1.5g得た。構造確認は、irと次に、こ
のようにして得られた化合物〔8〕をメルク社製混合液
晶ZL1−2447−100に0.4wt0%溶解させ
、TNセル■(セルギャップ=6.3μm1ポリイミド
配向膜使用)に減圧注入した。その後、偏光板をノーマ
リ−ブラックモードとなるように貼り、常法に従い、セ
ルのV−T(印加電圧−光透過率)特性を測定した。測
定はキャノン社製液晶評価装置を用い、20°Cで行な
った0 また、比較例として、ZLl−2447−100(Dみ
が減圧注入されたTNセル■(セルギツプ:5.3μm
ポリイミド百向膜使用)を作成しそのV−T特性を測定
した。
測定結果を第3表に示す。表中、電圧無印加時の光漏れ
は、色素無添加の場合(TNNセルラの光透過率を1と
している。
は、色素無添加の場合(TNNセルラの光透過率を1と
している。
第 3 表
第3表より、本発明液晶組成物は電気光学特性のシャー
プさを損なうことなく、電圧無印加時の光漏れを効果的
に抑えることができるということが分かる。
プさを損なうことなく、電圧無印加時の光漏れを効果的
に抑えることができるということが分かる。
発明の効果
以上述べたように、チオインジゴ系色素を含む本発明組
成物は、電気光学特性のシャープさを損なうことなく、
TNセルにおける電圧無印加時の光漏れや低電圧時に赤
っぽく着色すると言う現象を抑えることができ、その実
用的価値は非常に高い0
成物は、電気光学特性のシャープさを損なうことなく、
TNセルにおける電圧無印加時の光漏れや低電圧時に赤
っぽく着色すると言う現象を抑えることができ、その実
用的価値は非常に高い0
図は、本発明の一実施例である液晶組成物を封入したT
Nセルのv−1’(印加電圧−光透過率)特性を示すグ
ラフである。
Nセルのv−1’(印加電圧−光透過率)特性を示すグ
ラフである。
Claims (3)
- (1)構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式において、R^1、R^2は何れも炭素鎖数が1
〜10の分枝状アルキル基を表わす。)で表わされるチ
オインジゴ系色素を含むことを特徴とするTN型液晶表
示素子用液晶組成物。 - (2)チオインジゴ系色素の添加割合が0.01〜1.
0wt.%である特許請求の範囲第1項記載のTN型液
晶表示素子用液晶組成物。 - (3)チオインジゴ系色素が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第1項記載のTN型液晶表示素子
用液晶組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60186101A JPS6245687A (ja) | 1985-08-24 | 1985-08-24 | Tn型液晶表示素子用液晶組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60186101A JPS6245687A (ja) | 1985-08-24 | 1985-08-24 | Tn型液晶表示素子用液晶組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245687A true JPS6245687A (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=16182378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60186101A Pending JPS6245687A (ja) | 1985-08-24 | 1985-08-24 | Tn型液晶表示素子用液晶組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6245687A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6017627A (en) * | 1996-10-09 | 2000-01-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | High voltage electric appliance |
-
1985
- 1985-08-24 JP JP60186101A patent/JPS6245687A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6017627A (en) * | 1996-10-09 | 2000-01-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | High voltage electric appliance |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4299720A (en) | Liquid crystal mixture | |
KR850000050B1 (ko) | 다색성 염료를 함유하는 액정조성물 | |
EP0068427B1 (en) | Liquid crystal composition | |
EP0087248B2 (en) | Liquid crystal composition containing azo dyes | |
US4228029A (en) | Liquid crystalline compositions | |
CN115247067A (zh) | 一种液晶化合物及其液晶组合物和液晶显示器件 | |
JPS6055058B2 (ja) | 4−n−アルキルベンゾイルオキシ−3’−フロロ−4’−シアノベンゼン | |
JPS6245687A (ja) | Tn型液晶表示素子用液晶組成物 | |
US4483593A (en) | Guest-host type liquid crystal composition and liquid crystal display device | |
JP3783384B2 (ja) | 二色性色素、該色素を含む液晶組成物および液晶素子 | |
US5258135A (en) | Liquid crystal composition and liquid crystal display using said composition | |
JPH01146960A (ja) | ジスアゾ系二色性色素 | |
JPS6279271A (ja) | トリスアゾ系化合物 | |
JPH02274794A (ja) | 液晶組成物および該組成物を用いた液晶表示素子 | |
US5536818A (en) | Dichroic azo dye, liquid crystal composition containing the same, and liquid crystal element using the composition | |
Constant et al. | Pleochroic dyes with high order parameters | |
JPH09151373A (ja) | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置 | |
JPH09157653A (ja) | ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置 | |
JPH0726100B2 (ja) | 液晶組成物及び液晶表示素子 | |
JP2956946B2 (ja) | トリフルオロメチル化合物 | |
JPS63289089A (ja) | アクティブマトリクス型液晶表示素子 | |
JPS6121508B2 (ja) | ||
JPH0495044A (ja) | 小員環化合物 | |
JP3837820B2 (ja) | 二色性色素、該色素を含む液晶組成物及び液晶素子 | |
JPH0223595B2 (ja) |