JPS6245396A - 炭酸ガスを使用した飲料水の製造方法 - Google Patents
炭酸ガスを使用した飲料水の製造方法Info
- Publication number
- JPS6245396A JPS6245396A JP18339585A JP18339585A JPS6245396A JP S6245396 A JPS6245396 A JP S6245396A JP 18339585 A JP18339585 A JP 18339585A JP 18339585 A JP18339585 A JP 18339585A JP S6245396 A JPS6245396 A JP S6245396A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- water
- fresh water
- carbon dioxide
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は蒸発法による海水の淡水化装置で生成した淡水
に硬度成分を添加して飲料水を得る方法に関する。
に硬度成分を添加して飲料水を得る方法に関する。
蒸発式海水淡水装置で得られる淡水は蒸留水であるため
各種のイオン及び溶存ガス類を殆んど含まず、カルンウ
ムやマグネシウムの硬度成分も殆んど無い0このため上
記淡水をそのまま汎用の送水設備を使用して送水した場
合には、送水設備に使用されている鋼管の腐食、コンク
IJ −ト材の溶出現象が起こり。
各種のイオン及び溶存ガス類を殆んど含まず、カルンウ
ムやマグネシウムの硬度成分も殆んど無い0このため上
記淡水をそのまま汎用の送水設備を使用して送水した場
合には、送水設備に使用されている鋼管の腐食、コンク
IJ −ト材の溶出現象が起こり。
送水膜(1fN (7)機能を損う恐れがある1、一方
飲≠+水として使用した場合には前述理由により無味で
あり飲料水としての飲み味が悪いばかりでなく心臓病の
原因となり得ることが指摘されている。
飲≠+水として使用した場合には前述理由により無味で
あり飲料水としての飲み味が悪いばかりでなく心臓病の
原因となり得ることが指摘されている。
このため従来より例えば文献1[)esalinati
on 。
on 。
39(1981)503−520 Jに紹介されている
ように硬度増加剤として生石灰、消石灰1石灰石。
ように硬度増加剤として生石灰、消石灰1石灰石。
ドロマイト等が使用され、これらを淡水シて溶解させる
方法が行なわれてきたが、このうち石灰石及び/又はド
ロマイトを用いる場合。
方法が行なわれてきたが、このうち石灰石及び/又はド
ロマイトを用いる場合。
これ等を粒状にして充填したフィルター(飲科水化装置
では石灰石及び/又はドロマイトの充填層を通常フィル
ターと呼称)にあらかじめ炭酸ガスを吹き込んだ淡水を
導き、カル/ラムあるいはマグネシウムを重炭酸塩とし
て溶出させて水の硬度を増す方法が一般的である。
では石灰石及び/又はドロマイトの充填層を通常フィル
ターと呼称)にあらかじめ炭酸ガスを吹き込んだ淡水を
導き、カル/ラムあるいはマグネシウムを重炭酸塩とし
て溶出させて水の硬度を増す方法が一般的である。
炭酸ガス源としては、別途燃料を燃焼させて得を排ガス
中の炭酸ガスを回収する方法。
中の炭酸ガスを回収する方法。
炭酸ガスボンベで搬入する方法等が提案されているが中
でも最近、淡水化装置自体から発生する炭酸ガスを有効
利用する方法が、経済1牛の面からも魅力のあるものと
して注目されている。っ 〔発明が解決しようとする問題点〕 一般に蒸発法による海水・淡・水化装置は大規模で8つ
、1基あたりの淡水製造水量は20000〜35,00
0トン/日に達しこれが同一場所に数基から数十基建設
される。従って付帯設備である飲料水化装置で処理する
淡水量も莫大となり、フィルター通過後の水のPH調整
用として使用するアルカリ剤の消費量がかさむことが運
転コストの面で問題となっているOアルカリ剤としては
水酸化す) l)ラム又は炭酸ナトリウム等が適用でき
るが、これらの入手困帷な場所への飲料水化装置設置の
際にはアルカリ剤の確保も問題になる。
でも最近、淡水化装置自体から発生する炭酸ガスを有効
利用する方法が、経済1牛の面からも魅力のあるものと
して注目されている。っ 〔発明が解決しようとする問題点〕 一般に蒸発法による海水・淡・水化装置は大規模で8つ
、1基あたりの淡水製造水量は20000〜35,00
0トン/日に達しこれが同一場所に数基から数十基建設
される。従って付帯設備である飲料水化装置で処理する
淡水量も莫大となり、フィルター通過後の水のPH調整
用として使用するアルカリ剤の消費量がかさむことが運
転コストの面で問題となっているOアルカリ剤としては
水酸化す) l)ラム又は炭酸ナトリウム等が適用でき
るが、これらの入手困帷な場所への飲料水化装置設置の
際にはアルカリ剤の確保も問題になる。
本発明は上記従来法の問題点を解消するために鋭意研究
の結果見い出されたもので、その骨子とするーところは
フィルター通過後の淡水を真空脱気処理して該淡水のP
H値を所定値とすると共に、得られた炭酸ガスを再利用
することを特徴とする炭酸ガスを使用した飲料水の製造
方法である。
の結果見い出されたもので、その骨子とするーところは
フィルター通過後の淡水を真空脱気処理して該淡水のP
H値を所定値とすると共に、得られた炭酸ガスを再利用
することを特徴とする炭酸ガスを使用した飲料水の製造
方法である。
詳しくは、蒸発法による海水の淡水化装置で生成した淡
水に該淡水化装置よシ発生する炭酸含有ガスを吹き込ん
で炭酸含有水とした後1石灰石及び/又はドロマイトの
粒状物を充填したフィルターを通過させて飲料水を得る
方法に於いてフィルター通過後の淡水を真空脱気処理し
て該淡水のPH値を所定値とすると共rこ、得られた炭
酸ガスを該フィルター入口淡水に吹き込むことを特徴と
する炭酸ガスを使用した飲料水の製造方法を提案するも
のである。
水に該淡水化装置よシ発生する炭酸含有ガスを吹き込ん
で炭酸含有水とした後1石灰石及び/又はドロマイトの
粒状物を充填したフィルターを通過させて飲料水を得る
方法に於いてフィルター通過後の淡水を真空脱気処理し
て該淡水のPH値を所定値とすると共rこ、得られた炭
酸ガスを該フィルター入口淡水に吹き込むことを特徴と
する炭酸ガスを使用した飲料水の製造方法を提案するも
のである。
本発明方法の第1の長所はフィルター通過後の淡水を真
空脱気処理して炭酸ガスを放散し、PI(値を増加させ
ることにより所定PH値とするため、従来必要であった
アルカリ剤が全く必要ないか、必要な場合も小量で済む
ことにある。第2の長所は真空脱気処理して得られる炭
酸ガスを再度フィルター入口淡水に吹き込んで利用出来
るため、炭酸ガスの利用率が格段に向上することができ
ることであるO 第3の長所は上記炭酸ガス利用率の向上と。
空脱気処理して炭酸ガスを放散し、PI(値を増加させ
ることにより所定PH値とするため、従来必要であった
アルカリ剤が全く必要ないか、必要な場合も小量で済む
ことにある。第2の長所は真空脱気処理して得られる炭
酸ガスを再度フィルター入口淡水に吹き込んで利用出来
るため、炭酸ガスの利用率が格段に向上することができ
ることであるO 第3の長所は上記炭酸ガス利用率の向上と。
アルカリ必要量の低減効果によりフィルター容量の縮少
が可能になり、@設コストの低減が実現することである
。すなわちフィルター容量の縮小をする場合にはフィル
ター人口の炭酸含有水中の炭酸濃度を上げてフィルター
通過水を減らしフィルター出口水中に+% ’Lυ度の
ミネラル成分を溶解させ、これを淡水化装置で生成した
淡水中に混合する方法が考えられるが、この場合には溶
解平衡からフィルター出口水中に未反応の炭酸ガスが多
く残留してしまい、中和用アルカリ剤の消費量が増加す
ると共に、炭酸ガスは中和されてむだに消費されること
ともなるため、従来フィルター容量縮少の大きな障害と
なっていたものである。
が可能になり、@設コストの低減が実現することである
。すなわちフィルター容量の縮小をする場合にはフィル
ター人口の炭酸含有水中の炭酸濃度を上げてフィルター
通過水を減らしフィルター出口水中に+% ’Lυ度の
ミネラル成分を溶解させ、これを淡水化装置で生成した
淡水中に混合する方法が考えられるが、この場合には溶
解平衡からフィルター出口水中に未反応の炭酸ガスが多
く残留してしまい、中和用アルカリ剤の消費量が増加す
ると共に、炭酸ガスは中和されてむだに消費されること
ともなるため、従来フィルター容量縮少の大きな障害と
なっていたものである。
以下本発明の作用について詳述する。
石灰石及び/又はドロマイトを充填しtフィルター内を
炭酸含有水が通過すると下記(1)式及び/又は(2)
式に従ってカルシウム及び/又はマグネシウムの硬度成
分が溶出してくる。
炭酸含有水が通過すると下記(1)式及び/又は(2)
式に従ってカルシウム及び/又はマグネシウムの硬度成
分が溶出してくる。
CaCO3+C02+H20:l:Ca(HCO3)2
(1)Ca −Mg (CO3) 2 + 2 CO2
+ 2 H20二Ca(HCO3)2十Mg(HCO3
)2(2) (1)式及び(2)式で示した液相反応は平衡反応であ
ることから、フィルター通過後の水中には未反応の炭酸
ガスが残存することとなり、このため一般1’1m P
H値が低くなる傾向を示す。
(1)Ca −Mg (CO3) 2 + 2 CO2
+ 2 H20二Ca(HCO3)2十Mg(HCO3
)2(2) (1)式及び(2)式で示した液相反応は平衡反応であ
ることから、フィルター通過後の水中には未反応の炭酸
ガスが残存することとなり、このため一般1’1m P
H値が低くなる傾向を示す。
P H値が低いitでは飲料に適さないばかりでなく
(WHOでは70〜8.5が適当としている)、水の腐
食傾向を示す指数であるLangelier 5atu
ration Index が負となり。
(WHOでは70〜8.5が適当としている)、水の腐
食傾向を示す指数であるLangelier 5atu
ration Index が負となり。
飲料水化の本来の目的である飲み味の改善と水の腐食傾
向の低減が達成不可能となる。そこで従来は水酸化ナト
リウム又は炭酸ナトリウム等のアルカリ剤を使用して次
式に示すように、フィルター出口水中に残存する炭酸ガ
スを中和してP H値を調整する方法がとられてきた。
向の低減が達成不可能となる。そこで従来は水酸化ナト
リウム又は炭酸ナトリウム等のアルカリ剤を使用して次
式に示すように、フィルター出口水中に残存する炭酸ガ
スを中和してP H値を調整する方法がとられてきた。
COz+NaOH二NaHCO3(3)CO2+Na2
CO3+H2〇二2NaHCO3(4)木発明者らは上
記アルカリ剤の低減方法について鋭意検討しtaころ、
残存炭酸ガスをきむフィルター通過後の水を真空脱気処
理することにより残存炭酸ガスが水中より放出されPH
値が上昇し、又得られた炭酸ガスは再び炭酸ガス源とし
て使用することが出来る事実を見い出し本発明に至った
ものである。
CO3+H2〇二2NaHCO3(4)木発明者らは上
記アルカリ剤の低減方法について鋭意検討しtaころ、
残存炭酸ガスをきむフィルター通過後の水を真空脱気処
理することにより残存炭酸ガスが水中より放出されPH
値が上昇し、又得られた炭酸ガスは再び炭酸ガス源とし
て使用することが出来る事実を見い出し本発明に至った
ものである。
真空脱気処理用装置としては2例えば水処理汎用設備と
して実績の多いスプレー塔又は充てん塔方式のもので充
分であり、特別の工夫を必要としないので実現はきわめ
て容易である。又蒸発法による海水の淡水化装置で生成
した淡水は2元来炭酸ガス以外の溶存ガスを殆んど含ん
でいないため真空脱気処理の際には、主として炭酸ガス
のみが放散される。
して実績の多いスプレー塔又は充てん塔方式のもので充
分であり、特別の工夫を必要としないので実現はきわめ
て容易である。又蒸発法による海水の淡水化装置で生成
した淡水は2元来炭酸ガス以外の溶存ガスを殆んど含ん
でいないため真空脱気処理の際には、主として炭酸ガス
のみが放散される。
従って得られた炭酸ガスの濃度は高く、再度炭酸ガス源
として使用する場合には、吸収装置7)容量全小型化出
来る等好都合である。
として使用する場合には、吸収装置7)容量全小型化出
来る等好都合である。
1) H調整後の設定値としては7.5〜8.5の範囲
とすることが多いが、設定P H値が高い場合;’tc
’771 、真空脱気処理のみでは所定P H値まで
上昇させることが不可能な場合もあり、この場合には脱
気処理後さらにアルカリ剤を加えて所定PR値とする。
とすることが多いが、設定P H値が高い場合;’tc
’771 、真空脱気処理のみでは所定P H値まで
上昇させることが不可能な場合もあり、この場合には脱
気処理後さらにアルカリ剤を加えて所定PR値とする。
もちろんこの場合にも、アルカリ剤単独でPE(値を調
整する場合に比較し、アルカリ剤の必要量は大幅に削減
出来る。又気液千゛衡関係から゛液PHの上昇するほど
炭酸ガスの放散速度が低下し、真空脱気処理用装置の容
量を増大させる必要があり。
整する場合に比較し、アルカリ剤の必要量は大幅に削減
出来る。又気液千゛衡関係から゛液PHの上昇するほど
炭酸ガスの放散速度が低下し、真空脱気処理用装置の容
量を増大させる必要があり。
これに対処するため、アルカリ剤添加の併用も有効な場
合がある。
合がある。
次に本発明方法を一実施例を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明を海水の多段フラッジ−蒸発法から得ら
れる淡水の飲料化に適用した場合を示す。
れる淡水の飲料化に適用した場合を示す。
海水の多段フラッシュ蒸発装置1より製造された淡水は
ラインaより抜き出され・′9イパスラインbとライン
Cにより分岐される0次にラインcKよって分岐された
淡水はラインd及びラインeによりさらに分岐され。
ラインaより抜き出され・′9イパスラインbとライン
Cにより分岐される0次にラインcKよって分岐された
淡水はラインd及びラインeによりさらに分岐され。
ラインd−i通った淡水はCO2吸収塔2に導入される
。CO2吸収塔2には多段フラッシュ蒸発装置1より抜
き出されラインpを通ってポンプ7により昇圧されたC
O□含有ガスと、真空脱気塔4より抜きだされポンプ5
よシ昇圧されたCO2含有ガスとが混合されラインnを
通って導入される。
。CO2吸収塔2には多段フラッシュ蒸発装置1より抜
き出されラインpを通ってポンプ7により昇圧されたC
O□含有ガスと、真空脱気塔4より抜きだされポンプ5
よシ昇圧されたCO2含有ガスとが混合されラインnを
通って導入される。
CO吸収塔2内でCO2を吸収して炭酸水となっ没水は
ラインfを通って抜き出され。
ラインfを通って抜き出され。
CO2吸収塔2をバイパスするラインef通った淡水と
混合後、ラインgを通りてフィルター3に導入される。
混合後、ラインgを通りてフィルター3に導入される。
未吸収のCO。ガス及び窒素、酸素等のガスはラインo
f通って系外に排出される。Co2吸収塔2としては充
填塔あるいはラインミキサー等が適当である。
f通って系外に排出される。Co2吸収塔2としては充
填塔あるいはラインミキサー等が適当である。
次にラインg工り送入された炭酸含有水はフィルター3
内を通過する間にフィルター内に充填された石灰石及び
/又はドロマイトの粒状物を溶解し、硬度及び全アルカ
リ度を増した後ラインhより抜き出され、真空脱気塔4
に供給される。真空脱気処理によりラインhの水中に小
量残存するCO2ガスを放散し液PI(値を上昇させる
。放散されたCO2含有ガスはラインm及びnを通って
再度CO2吸収塔2に導入される。真空脱気塔4からラ
インiにより抜キ出された水は、ラインbを流れる淡水
と混合され、所定の硬度に調整後ラインjを通って最終
PR調整工程に送られる。PH調整工程ではアルカリ剤
タンク6よりアルカリ剤溶液がラインkを通ってライン
コ内に注入され、所定PE(値となるよう調整される。
内を通過する間にフィルター内に充填された石灰石及び
/又はドロマイトの粒状物を溶解し、硬度及び全アルカ
リ度を増した後ラインhより抜き出され、真空脱気塔4
に供給される。真空脱気処理によりラインhの水中に小
量残存するCO2ガスを放散し液PI(値を上昇させる
。放散されたCO2含有ガスはラインm及びnを通って
再度CO2吸収塔2に導入される。真空脱気塔4からラ
インiにより抜キ出された水は、ラインbを流れる淡水
と混合され、所定の硬度に調整後ラインjを通って最終
PR調整工程に送られる。PH調整工程ではアルカリ剤
タンク6よりアルカリ剤溶液がラインkを通ってライン
コ内に注入され、所定PE(値となるよう調整される。
設定PH値が低くラインjを通る水が既に所定値となっ
ている場合には前述の最終PH調整工程は不要となる。
ている場合には前述の最終PH調整工程は不要となる。
PH調整済みの飲料水はライン1より糸外にとり出され
る。
る。
なお2本図では、多段フラッジ−蒸発法から得られる淡
水の飲料水化の実施例を示したが2本発明の適用はこれ
に限定されるものではなく1例えば逆浸透法で得られた
淡水にも適用可能である。
水の飲料水化の実施例を示したが2本発明の適用はこれ
に限定されるものではなく1例えば逆浸透法で得られた
淡水にも適用可能である。
(実施例1)
次に本発明の作用効果を明らかにするため実施例を示す
。
。
海水の多段フラッシュ蒸発装置より製造された淡水と炭
酸ガス含有ガスを分取し、第1図に示す態様の飲料水製
造方法により処理した。淡水分取量は400 z7hで
ちり、そのうち200 A/hを分岐してラインCによ
り炭酸ガス吸収工程へ送入し、残りはバイパスラインb
を流した。
酸ガス含有ガスを分取し、第1図に示す態様の飲料水製
造方法により処理した。淡水分取量は400 z7hで
ちり、そのうち200 A/hを分岐してラインCによ
り炭酸ガス吸収工程へ送入し、残りはバイパスラインb
を流した。
吸収塔2としてはラシヒリング充てん塔を使用し、フィ
ルター3にはふるい径1鰭から4期までの石灰石を充填
した。充填体積は20tとした。脱気塔4にはインター
ロノクザドルを高さ2mまで充てんし、内部圧力は約5
0mmHg となるようポンプ5にて吸引し脱炭酸し
た。
ルター3にはふるい径1鰭から4期までの石灰石を充填
した。充填体積は20tとした。脱気塔4にはインター
ロノクザドルを高さ2mまで充てんし、内部圧力は約5
0mmHg となるようポンプ5にて吸引し脱炭酸し
た。
ライン1よりとり出される最終処理後の飲料水の全硬度
が炭酸カルシウム基準で60mg/lとなるようライン
nより吹き込む炭酸ガス含有ガス量を設定した。又、最
終処理後の飲料水のPHは8.4となるようにアルカリ
剤(カセイソーダ)の注入量を調整した。
が炭酸カルシウム基準で60mg/lとなるようライン
nより吹き込む炭酸ガス含有ガス量を設定した。又、最
終処理後の飲料水のPHは8.4となるようにアルカリ
剤(カセイソーダ)の注入量を調整した。
上記条件下で2日間の連続運転を実施し。
カセイソーダ及びラインpより注入した炭酸ガスの1日
あたりの消費量を測定したところ次の結果を得た。
あたりの消費量を測定したところ次の結果を得た。
カセイソーダの消費量=19g
炭酸ガスの消費量=311 g
(実施例2)
実施例1と同一方法により以下の条件下で淡水を処理し
た。
た。
淡水分取量は実施例1と同じ4001/hであり、その
うち1.00 t/’L1 ’c分岐してラインCによ
り炭酸ガス吸収工程へ送太し残りはバイパスラインb’
l流した。フィルターには実施例1と同一の石灰石kl
Ot充填した1、その他の運転条件は実施例1と同一と
し、2日間の連続運転を実施してカセイソーダ及びライ
ンpより注入した炭酸ガスの1日あたりの消費量を測定
したところ次の結果を得た、。
うち1.00 t/’L1 ’c分岐してラインCによ
り炭酸ガス吸収工程へ送太し残りはバイパスラインb’
l流した。フィルターには実施例1と同一の石灰石kl
Ot充填した1、その他の運転条件は実施例1と同一と
し、2日間の連続運転を実施してカセイソーダ及びライ
ンpより注入した炭酸ガスの1日あたりの消費量を測定
したところ次の結果を得た、。
カセイソーダの消費量=31g
炭酸ガスの消費量=327g
(比較例1)
真空脱気塔4よりのガス抜き出しポツプ5を停止し、他
は実施例1と全く同−条件下で2日間の連続運転を実砲
1〜でカセイソーダ及びラインpより注入した炭酸ガス
の1日あたりの消費量を測定したところ次の結果を得た
。
は実施例1と全く同−条件下で2日間の連続運転を実砲
1〜でカセイソーダ及びラインpより注入した炭酸ガス
の1日あたりの消費量を測定したところ次の結果を得た
。
カセイソーダの消費量=58g
炭酸ガスの消費量=352g
(比較例2)
真空脱気塔4よりのガス抜き出しポンプ5を停止し、他
は実施例2と全く同一条件下で2日間の連続運転を実施
し、カセイソーダ及びラインpより注入した炭酸ガスの
1日あたりの消費量を測定したところ2次の結果を得だ
。
は実施例2と全く同一条件下で2日間の連続運転を実施
し、カセイソーダ及びラインpより注入した炭酸ガスの
1日あたりの消費量を測定したところ2次の結果を得だ
。
カセイソーダの消費量=203 g
炭酸ガスの消費量=522g
実施例と比較例を比較すると、フィルター通過後の淡水
を真空脱気処理し、得られた炭酸ガスを再利用する本発
明の方法が、最終PH調整用のアルカリ剤消費量と炭酸
ガス消費量の削減の効果をもたらすことが明らかである
。
を真空脱気処理し、得られた炭酸ガスを再利用する本発
明の方法が、最終PH調整用のアルカリ剤消費量と炭酸
ガス消費量の削減の効果をもたらすことが明らかである
。
本発明方法によれば、フィルター通過後の淡水のP H
調整用に従来必要であったアルカリ剤が全く必要ないか
、大幅に削減できる。
調整用に従来必要であったアルカリ剤が全く必要ないか
、大幅に削減できる。
同時に炭j波ガスの供給量が削減できる。飲料水化処理
する淡水の量は莫大でちることがらアルカリ剤消費量、
炭酸ガノ量も多量となる。
する淡水の量は莫大でちることがらアルカリ剤消費量、
炭酸ガノ量も多量となる。
従ってその削減は運転コスト低減上非常に有効である。
第1図は本発明による飲料水の製造方法を説明するだめ
のフロー7−トである。 ■・・・多段フラッシュ蒸発装置、2・・・CO,吸収
塔、3・・・フィルター、4・・・真空脱気塔、5・・
・ポンプ、6・・・アルカリ剤タンク、7・・・ポンプ
。 −ず−九−=1)
のフロー7−トである。 ■・・・多段フラッシュ蒸発装置、2・・・CO,吸収
塔、3・・・フィルター、4・・・真空脱気塔、5・・
・ポンプ、6・・・アルカリ剤タンク、7・・・ポンプ
。 −ず−九−=1)
Claims (1)
- 蒸発法による海水の淡水化装置で生成した淡水に、該淡
水化装置より発生する炭酸含有ガスを吹き込んで炭酸含
有水としたのち、石灰石及び/又はドロマイトの粒状物
を充填したフィルターを通過させて飲料水を得る方法に
於いて、フィルター通過後の淡水を真空脱気処理して該
淡水のPH値を所定値とすると共に、得られた炭酸ガス
を該フィルター入口淡水に吹き込むことを特徴とする炭
酸ガスを使用した飲料水の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18339585A JPS6245396A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 炭酸ガスを使用した飲料水の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18339585A JPS6245396A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 炭酸ガスを使用した飲料水の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245396A true JPS6245396A (ja) | 1987-02-27 |
JPH0464758B2 JPH0464758B2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=16135025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18339585A Granted JPS6245396A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 炭酸ガスを使用した飲料水の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6245396A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013508126A (ja) * | 2009-10-15 | 2013-03-07 | デッド シー ブロミン カンパニー リミテッド | マグネシウム豊富な飲料水 |
US20220363208A1 (en) * | 2019-08-22 | 2022-11-17 | Zte Corporation | Detection Circuit for Instantaneous Voltage Drop and On-Board Diagnostic system |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP18339585A patent/JPS6245396A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013508126A (ja) * | 2009-10-15 | 2013-03-07 | デッド シー ブロミン カンパニー リミテッド | マグネシウム豊富な飲料水 |
US9132150B2 (en) | 2009-10-15 | 2015-09-15 | Dead Sea Bromine Company Ltd. | Magnesium rich drinking water |
US20220363208A1 (en) * | 2019-08-22 | 2022-11-17 | Zte Corporation | Detection Circuit for Instantaneous Voltage Drop and On-Board Diagnostic system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0464758B2 (ja) | 1992-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101664516B1 (ko) | 처리수의 재석회화에 있어서 해수로부터 격리된 이산화탄소를 사용하는 시스템 및 방법 | |
CN100420634C (zh) | 通过氧化和膜过滤净化含水排放物的设备和方法 | |
US20090260519A1 (en) | Process for the absorption of sulfur dioxide from flue gas | |
JP3787681B2 (ja) | 逆浸透法による海水淡水化方法 | |
US5525224A (en) | Apparatus for improving city water | |
JPS62294484A (ja) | 高濃度のシリカを含む水の逆浸透処理法 | |
JP3826289B2 (ja) | 淡水化方法 | |
JP2003047950A (ja) | 脱酸素及び脱炭酸処理装置並びに処理方法 | |
Segal et al. | Intensification and energy minimization of seawater reverse osmosis desalination through high-pH operation: Temperature dependency and second pass implications | |
CN102992418A (zh) | 一种多相流旋转泡沫分离装置及其用于处理废水、废气的工艺 | |
JPS6245396A (ja) | 炭酸ガスを使用した飲料水の製造方法 | |
JPH01231988A (ja) | 2段式逆浸透膜処理方法 | |
JPH05269463A (ja) | 膜分離装置 | |
JP2008000664A (ja) | リン含有排水の処理方法 | |
JPS62121694A (ja) | 炭酸ガスを使用した飲料水化装置の制御方法 | |
Khawaji et al. | Potabilization of desalinated water at Madinat Yanbu Al-Sinaiyah | |
JPH0344319Y2 (ja) | ||
JPS6291287A (ja) | 純水製造装置 | |
JPS6197098A (ja) | 飲料水製造方法 | |
JP5273948B2 (ja) | 地下かん水からのリン酸マグネシウムアンモニウムの製造装置および方法 | |
JPS61283392A (ja) | 逆浸透装置より製造される淡水の処理方法 | |
Migliorini et al. | 40 MIGD potabilization plant at Ras Laffan: design and operating experience | |
JP2005246158A (ja) | 海水の淡水化処理法および装置 | |
JPS61167495A (ja) | 飲料水の製造方法 | |
JP2013536754A (ja) | 海水の淡水化システム及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |