JP2013536754A - 海水の淡水化システム及び方法 - Google Patents

海水の淡水化システム及び方法 Download PDF

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Abstract

海水淡水化装置と、海水に基づいた排煙脱硫装置とを含んでなる海水淡水化のシステム及び方法並びに海水淡水化装置を海水に基づいた排煙脱硫装置と相互接続することによる海水の淡水化方法を開示する。添加剤の量を減らしながら淡水化プロセスの全体的な性能を高めるため淡水化装置のブライン排出口(19)が脱硫装置の海水入口(23)と流体連絡し、及び/又は脱硫装置の海水放出口(25)が淡水化装置の補給水入口(8)と流体連絡し、及び/又は淡水化装置の海水放出口(9)が脱硫装置の海水入口(23)と流体連絡していると規定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、海水淡水化装置と、海水に基づいた排煙脱硫装置とを含む海水淡水化システム及び海水淡水化装置を海水に基づいた排煙脱硫装置と相互接続することによる海水の淡水化方法に関する。
真水及び用水の多段精製方法は特許文献1から知られている。特許文献2は、排煙脱硫のための淡水化プラントの廃水の利用を開示している。特許文献3は、オフガスから二酸化イオウを分離する方法並びに前記方法の実施用プラントについて記載している。淡水化プロセスに影響を及ぼしている主問題の1つがプラント性能を減じるスケール形成であることは非常によく知られている。スケール形成は、多段フラッシュ(MSF)淡水化プロセスのみならず多重効用淡水化(MED)プロセスでも問題になり得る。淡水化プラントにおけるスケーリング形成を防止又は低減するための多くの方法が研究され、これらの方法のいくつかはこの問題を部分的に解決している。ほとんどの熱的淡水化装置で現在適用されている最も一般的な方法は「閾値処理」として知られ、結晶化プロセスを妨害する抗スケール添加剤に基づいている。この添加剤は、淡水化装置の補給水又はブライン再循環ストリームに投与可能である。
添加剤の用量比は通常は補給水流に対してであり、トップブライン温度及びブライン濃度比に応じて1.5〜3ppmの範囲である。しかしながら、添加剤の添加はプロセスをより高価にする。
独国特許出願公開第3105550(A1)号明細書 独国特許発明第2943468(C2)号明細書 独国特許発明第19815207(C1)号明細書
従って、本発明の目的は、添加剤の量を減らしながら淡水化プロセスの全体的な性能を高めることである。
海水の淡水化システムに関しては、本発明の目的は、淡水化装置のブライン排出口が脱硫装置の海水入口と流体連結し;及び/又は脱硫装置の海水放出口が淡水化装置の補給水入口と流体連絡し;及び/又は淡水化装置の海水放出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している、請求項1の前文で特定される特徴を有するシステムによって解決される。
本発明のさらなる教示によれば、淡水化装置のブライン排出口は、チューブ、パイプその他の導管で脱硫装置の海水入口と直接接続されている。
別の好ましい実施形態によれば、脱硫装置の海水放出口は、チューブ、パイプその他の導管で淡水化装置の補給水入口と直接接続されている。
本発明の別の有利な教示に関しては、淡水化装置の海水放出口は、チューブ、パイプその他の導管で脱硫装置の海水入口と直接接続されている。
本発明のさらなる教示によれば、本システムはパワープラントをさらに含む。淡水化装置のブライン加熱器に蒸気を供給するためにパワープラントの廃熱を使用することができる。
別の好ましい実施形態によれば、淡水化装置は多段フラッシュ蒸留装置、多重効用蒸留装置、蒸気圧縮蒸留装置又はそのいずれかの組合せである。
本発明の別の有利な教示に関しては、脱硫装置は、単一容器内で結合している吸収装置と通気装置を含む。
海水の淡水化方法に関しては、本発明の目的は、請求項8の前文で特定される特徴を有する方法であって、淡水化装置のブライン排出口と脱硫装置の海水入口との間に流体連絡を設ける工程;及び淡水化装置から放出されるブラインを排煙脱硫装置で再利用する工程;及び/又は脱硫装置の海水放出口と淡水化装置の補給水入口との間に流体連絡を設ける工程;及び排煙脱硫装置から放出される海水を淡水化装置で再利用する工程;及び/又は淡水化装置の海水放出口と脱硫装置の海水入口との間に流体連絡を設ける工程;及び淡水化装置から放出される海水を排煙脱硫装置で再利用する工程を含む方法によって解決される。
本発明のさらなる教示によれば、本方法は、淡水化装置のブライン排出口と脱硫装置の海水入口との間にチューブ、パイプその他の導管を介して直接接続を設ける工程をさらに含む。
別の好ましい実施形態によれば、本方法は、脱硫装置の海水放出口と淡水化装置の補給水入口との間にチューブ、パイプその他の導管を介して直接接続を設ける工程をさらに含む。
本発明の別の有利な教示に関しては、本方法は、淡水化装置の海水放出口と脱硫装置の海水入口との間にチューブ、パイプその他の導管を介して直接接続を設ける工程をさらに含む。
本発明は、補給水として蒸留器に供給される海水のアルカリ度を低減し、結果として添加剤の消費、スラッジ形成を減少させ、熱伝達係数を向上させるために排煙脱硫(FGD)システムに淡水化プロセスを連結するという発想に基づいている。この出願では、海水という用語は、溶解塩を含む水を表す。この水は、必ずしも海又は大洋由来でなくてもよい。
多くの淡水化装置は、イオウ含量が高い重油又は燃料ガスその他の燃料で操作されるという事実のため、放出される排煙を脱硫して法定限度を満たさなければならない。しかしながら、本発明は、脱硫装置をその本来の目的である排煙をきれいにするために使用するのみならず、淡水化装置を脱硫装置と知的に接続する。
本発明の主目的は、とりわけ、現存する抗スケーリング方法の性能を高め、添加剤の消費並びに熱伝達面上及び/又はデミスターパッド内のスラッジの形成を減らすことである。本発明は、限定するものではないが、全ての現存するMSF淡水化装置、クロスフロー又はロングチューブデザイン、シングル、ダブル若しくはマルチデッキタイプを対象にする。本発明の適用は、現存するMED淡水化プラントのみならず、多くの様々なさらなる利益を見い出すことができる新しいプラント(MSF及びMEDタイプ)を対象にする。
たとえ排煙のイオウ含量が十分に実際の環境法定規制未満であるとしても、本発明は、添加剤の側面に及ぼすその節約効果のため投資について決断を下しやすくする。
本発明をさらに良く理解してもらうため、本発明の連結プロセスを説明する前に排煙脱硫プロセス及び淡水化プロセスを個々に説明する。
A)排煙脱硫プロセス
排煙脱硫(FGD)に利用できる多くの様々な技術があることは非常によく知られている。排煙脱硫の1つの概念は、海水に基づいた排煙脱硫プロセス(SWFGD)である。海水はSOを吸収するために使用できる天然のアルカリ性媒体であるという事実のため、海水に基づいたFGDプロセスは、一般的に海洋環境にある海水淡水化プラントの近くに位置する当該システムの最良の代替プロセスの1つである。
SWFGDプロセスでは、下記反応[1]に示すように、SOは水に吸収され、酸素が添加されると、反応して硫酸イオンSO −−及び遊離Hを形成する。
Figure 2013536754
次にHの余剰は海水中の炭酸イオンで相殺され、炭酸イオンの平衡を押してCOガスを放出する(反応[2]参照)。
Figure 2013536754
低Oを含む環境でSO吸収が起こる場合、反応[1]の代わりに、下記反応[3]のように亜硫酸イオンSO −−の形成を通じて吸収が起こるであろう。
Figure 2013536754
次に強制通気されている別の容器内で硫酸イオンSO −−の形成が起こり得る。
Figure 2013536754
B)淡水化プロセス
当技術分野では、とりわけ、MSF、MED、蒸気圧縮及び蒸気圧縮と結合したMEDのような多くの様々な蒸発淡水化プロセスが知られている。前記プロセスの全てを本発明に適用することができる。
蒸発淡水化プロセスは、海水がその沸点に相当する温度に到達し、かつさらに熱が供給されると、海水は純粋な蒸気を生成し始め;この蒸気の凝縮物が淡水化生成物として収集されるという事実に基づいている。工業プラントでは、蒸発淡水化プロセスは蒸気の形で外部源からエネルギーを受け、この蒸気の凝縮物が外部プロセスに戻される。外部蒸気の凝縮によって放出される熱を利用して海水の蒸発を達成し、留出物を生じさせる。蒸発淡水化プラントは、プロセスのエネルギー消費を最小限にするため、異なる蒸発温度と圧力の1つ以上の海水蒸発チャンバーを含み得る。蒸発淡水化プラントは、濃縮海水(ブライン)の排出ストリーム及び新鮮な海水補給ストリームを供給して、同量の水をプラント内部に維持し、かつブライン濃度を制御してスケーリング形成及び塩の沈着を回避するという事実を特徴とする。
C)連結された淡水化/排煙脱硫プロセス
本発明の第1態様によれば、淡水化装置の海水放出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している。淡水化プロセスから放出される海水を経済的にFGDプロセスに再利用することができる。海水の再利用の主な利点は、海水取り入れ及び機械設備(ポンプ、モーター、パイプ及びバルブ)のためのシビルコスト低減、海水ポンプ場のエネルギー消費の節約、及びより低廉な設置及び維持コストである。
本発明の第2態様によれば、淡水化装置のブライン排出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している。この方法は、SO吸収効率に関して、特に排煙についてのSO濃度が低いとき及びFGD装置が吸収プロセスのためにより少ない水流を必要とするときに非常に興味深い利点をもたらす。この連結法の主な利点は、ブライン排出ストリームのアルカリ度がより高く、かつ設置及び操作コストの節約のためFGDシステムの効率が向上することである。
本発明の第3態様によれば、脱硫装置の海水放出口が淡水化装置の補給水入口と流体連絡している。この連結法は、蒸発淡水化プロセスで見い出し得る高利益のため非常に適切な連結法である。実際に、FGDシステム通過後の海水のアルカリ度は天然海水のアルカリ度よりずっと低く、結果として淡水化プラントのスケーリング問題が最小限になる。この連結法の主な利点は、淡水化プラントのより低い添加剤消費、熱伝達面上の汚れ減少に起因するより高い淡水化効率、スケーリングを除去するための酸洗シャットダウンの減少並びにより低廉な操作及び維持コストである。
淡水化プラントでは、海水を75℃以上に加熱すると、下記反応[5]のように溶解炭酸水素カルシウムが炭酸カルシウムと二酸化炭素に分解する。
Figure 2013536754
炭酸カルシウムは、不溶性塩であるという事実のため熱伝達チューブ上にスケーリングを生じさせる。再び海水温度を上昇させると、下記反応[6]のように溶解炭酸マグネシウムも水酸化マグネシウムと二酸化炭素に分解する。
Figure 2013536754
水酸化マグネシウムも不溶性であり、熱伝達面上にスケーリングを生じさせる。一般的にCaCO及びMg(OH)の沈着は、結晶化プロセスを妨害し、かつ90℃まで(低温添加剤)又は112〜115℃まで(高温添加剤)MSF淡水化プラントを操作できるようにする適切な抗スケーリング製品の注入によって回避され、この温度は上記添加剤の分解温度によって決まる。LTA(低温添加剤)又はHTA(高温添加剤)による処理は、閾値処理としても知られている。添加剤の最適用量は、補給水流に対して1.5ppmから3ppmまでの範囲であり、使用添加剤、ブラインの濃度とpH、海水のアルカリ度及びトップブラインの温度に左右される。淡水化装置をFGD装置と連結する新発想に関しては、SOの吸収が硫酸HSOを生じさせる。
硫酸は炭酸より強い酸であるという事実のため、硫酸は下記反応のように、海水に溶解している炭酸塩及び炭酸水素塩と反応して、炭酸(HCO)を形成する。
Figure 2013536754
Figure 2013536754
下記反応[9]に示す、水に溶解しているCOとの平衡のため、プロセスから炭酸を容易に除去することができる。
Figure 2013536754
溶解COがシステムから放散されると、反応[9]は右方向に進むであろう。結果として、FGDシステム内における吸収に起因する硫酸が、反応[7]及び[8]で必要な化学量論値を超えない場合には、完全な脱炭後に、補給水の酸性度が全体として除去され、pHはほとんど7.5であろう。
FGDにおけるSO吸収が海水の全アルカリ度を115〜120mg/lから20〜30mg/lまで減らせると仮定すると、抗スケーリング添加剤の消費のみならず酸洗頻度をも劇的に減らすことができる。
ここで、淡水化装置とFGD装置の連結は、SO吸収を反応[7]及び[8]で必要な化学量論値の75〜80%に制限し、補給海水及び再循環ブラインの残存アルカリ度をそのままにすべきであるという事実のため、いずれのさらなる腐食問題にも関与しないことに留意する必要がある。
下記工程で吸収プロセスを要約することができる。
−工程1:SO吸収及び硫酸HSOの形成。
−工程2:炭酸HCOの形成及び海水アルカリ度の低減に関与する硫酸HSOと炭酸水素塩Ca(HCOとの間の反応。
−工程3:炭酸HCOに起因する海水の酸性度の、COガスのストリッピングによる中和。
本発明を下記図面に基づいてさらに詳細に説明する。図面は、好ましい典型的実施形態を単に例示するものであり、それらに基づいて本発明のシステムの機能及びそれぞれの方法を詳細に説明する。
技術上既知の多段フラッシュ(MSF)淡水化装置を示す。 技術上既知の排煙脱硫装置と別容器の通気装置を示す。 技術上既知の排煙脱硫装置と吸収装置/通気装置結合容器を示す。 第1タイプの淡水化装置を概略的に示す。 第2タイプの淡水化装置を概略的に示す。 第3タイプの淡水化装置を概略的に示す。 本発明の第1態様に従って淡水化装置の海水放出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している、脱硫装置と結合した第2タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第1態様に従って淡水化装置の海水放出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している、脱硫装置と結合した第3タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第2態様に従って淡水化装置のブライン排出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している、脱硫装置と結合した第1タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第2態様に従って淡水化装置のブライン排出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している、脱硫装置と結合した第2タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第2態様に従って淡水化装置のブライン排出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している、脱硫装置と結合した第3タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第3態様に従って脱硫装置の海水放出口が淡水化装置の補給水入口と流体連絡している、脱硫装置と結合した第1タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第3態様に従って脱硫装置の海水放出口が淡水化装置の補給水入口と流体連絡している、脱硫装置と結合した第2又は第3タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第3態様に従って脱硫装置の海水放出口が淡水化装置の補給水入口と流体連絡し、本発明の第1態様に従って淡水化装置の海水放出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している、脱硫装置と結合した第2又は第3タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第3態様に従って脱硫装置の海水放出口が淡水化装置の補給水入口と流体連絡し、本発明の第1及び第2態様に従って淡水化装置の海水放出口及びブライン排出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡している、脱硫装置と結合した第2又は第3タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第3態様に従って脱硫装置の海水放出口が淡水化装置の補給水入口と流体連絡し、本発明の第1態様に従って淡水化装置の海水放出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡し、脱硫システムに必要な追加の海水を海水取入れポンプ場から取り込む、脱硫装置と結合した第2又は第3タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第3態様に従って脱硫装置の海水放出口が淡水化装置の補給水入口と流体連絡し、本発明の第1態様に従って淡水化装置の海水放出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡し、脱硫システムに必要な追加の海水をパワープラントの蒸気凝縮器の海水出口から取り込む、脱硫装置と結合した第2又は第3タイプの淡水化装置を示す。 本発明の第3態様に従って脱硫装置の海水放出口が淡水化装置の補給水入口と流体連絡し、本発明の第1及び第2態様に従って淡水化装置の海水放出口及びブライン排出口が脱硫装置の海水入口と流体連絡し、脱硫システムに必要な追加の海水をパワープラントの蒸気凝縮器の海水出口から取り込む、脱硫装置と結合した第2又は第3タイプの淡水化装置を示す。
図1には、従来技術のMSF淡水化装置の概略図を示してある。この装置は、ブライン加熱器1と、多段フラッシュ(MSF)蒸留ステージ2(熱回収セクション3として表してある)の蒸留ゾーンと、熱排除セクション4と、選択肢として、脱気装置5とを含む。海水は、海水入口6を通って海水ポンプ7で熱排除セクション4に汲み上げられ、さらに「補給水」として補給水入口8を経て脱気装置5に供給される。過剰の海水は海水放出口9を経て放出される。
ブライン及び新鮮な海水の流れは、ブライン再循環吸引ライン10を通ってブライン循環ポンプ11により熱回収セクション3に引っ張られ、様々なMSF蒸留熱回収ステージ2を冷却する。最後の装置2(図1の左側)を出た後、ブラインはブライン加熱器1で加熱され、ブライン再循環ライン12を通って熱回収セクション3の(最も左の)装置2に戻され、そこから、逆方向の流れで、全ての他の蒸留ステージ2に供給される。
ブライン加熱器1は、熱源(図示せず)から蒸気供給ライン13を通って来る蒸気によって加熱される。熱源はパワープラントであってよい。ブライン加熱器1内の凝縮物は、凝縮物抽出ライン14を経て凝縮物抽出ポンプ15により取り除かれる。最後の装置2(図1の右側)を出た後、フラッシングブラインはブライン接続部16を通って熱排除セクション4に流れ、そこでさらなる凝縮物が生じる。ブライン接続部17がブラインを脱気装置5に戻し、そこからブライン再循環プロセスが継続する。過剰のブラインは、脱気装置5からブライン排出ポンプ18によって放散され、ブライン排出口19を通って吹き出される。熱回収セクション3及び次の熱排除セクション4では、ブライン由来の蒸気が冷却パイプで凝縮され、収集された留出物が留出物送達ライン20を経て留出物ポンプ21により取り除かれる。
海水に基づいた排煙脱硫装置の概略流れ図を図2及び3に例示する。海水に基づいた両排煙脱硫装置は、排煙入口22と、海水入口23と、空気入口24と、海水放出口25とを示す。図2の脱硫装置は、別々の容器に配置されたSO吸収装置26と通気装置27を含むが、図3は、結合容器28内で吸収と通気が両方とも行なわれる装置を例示する。
図4は、MSFプラントワンススルー(once through)タイプ、蒸気圧縮プラント、又はMEDプラントに適用できる、以前に「第1タイプ」の淡水化装置と称した淡水化プロセスの簡略図を提供する。図4では、同様の特徴については図1と同じ参照番号を使用している。外部源からの蒸気は蒸気供給ライン13を通って淡水化装置に入る。リターン凝縮物は淡水化装置を出て凝縮物抽出ライン14を通って外部源へ向かう。海水補給水は補給水入口8を通って淡水化装置に汲み上げられる。淡水化生成物である留出水は、留出物送達ライン20によって分離される。過剰のブラインはブライン排出口19を経て吹き出される。
図5及び6も、図4のプロセスと同様の淡水化プロセスの略図を示す。図4に示すプロセスとは対照的に、さらなる海水流れが冷却目的で設けられている。図5及び6に示すように、海水補給水は、冷却プロセスの前(「第2タイプ」の淡水化装置)又は後(「第3タイプ」の淡水化装置)に取り込まれ得る。海水が冷却プロセス前に取り込まれる場合、海水入口6が補給水入口8と接続される(図5参照)。これに加えて又はこれとは別に、冷却プロセス後に海水が取り込まれる場合は、海水放出口9が補給水入口8と接続される(図6参照)。
図7及び8に示すように、淡水化装置の海水放出口9は、脱硫装置の海水入口23と流体連絡している。これは、間接的に又はチューブ、パイプその他の導管を介した直接接続によって実現可能である。淡水化装置は、例えば、図1により詳細に示してある装置であってよく、脱硫装置は、例えば、図2又は3により詳細に示してある装置であってよい。冷却前に海水補給水を海水入口6から取り込むときに海水を淡水化プラントから放出することができ(図7参照)、或いは冷却後に海水放出口9から海水を放出することができる(図8参照)。海水の冷却は熱排除セクション4で行なわれる(図1参照)。
図9、10及び11は、淡水化装置のブライン排出口19が脱硫装置の海水入口23と流体連絡していることを示している。これは、間接的に又はチューブ、パイプその他の導管を介した直接接続によって成し得る。この場合もやはり、淡水化装置は、例えば、図1により詳細に示してある装置であってよく、脱硫装置は、例えば、図2又は3により詳細に示してある装置であってよい。図9に示すプロセスとは対照的に、図10及び11では、さらなる海水流れが冷却目的で設けられている。図に示すように、冷却プロセスの前(図10)又は後(図11)に海水入口6又は海水放出口9から海水補給水を取り込むことができる。淡水化装置のブライン排出口19は脱硫装置の海水入口23と接続されているので、これらの実施形態では海水放出口25をブライン排出放出口と呼ぶこともできる(図9、10及び11参照)。
図12、13及び14に示すように、脱硫装置の海水放出口25は、淡水化装置の補給水入口8と流体連絡している。この場合もやはり、これは間接的に又はチューブ、パイプその他の導管を介した直接接続によって実現可能である。淡水化装置は、例えば、図1により詳細に示してある装置であってよく、脱硫装置は、例えば、図2又は3により詳細に示してある装置であってよい。海水供給を異なって管理することができる。図12に示す実施形態によれば、新鮮な海水だけを脱硫装置の海水入口23に汲み上げる。淡水化装置には、上述した脱硫装置との接続部を介して海水が供給される。図13に示す実施形態によれば、両装置はそれら自体の海水供給口である海水入口6及び海水入口23を有する。図14に示す実施形態によれば、海水は淡水化装置の海水入口6にだけ汲み上げられる。脱硫装置には、海水放出口9と海水入口23の接続部を介して海水が供給される。
淡水化装置の海水放出口9を脱硫装置の海水入口23と接続し(図7及び8)、淡水化装置のブライン排出口19を脱硫装置の海水入口23と接続し(図9、10及び11)及び脱硫装置の海水放出口25を淡水化装置の補給水入口8と接続する(図12、13及び14)という3つの概念を組み合わせることができる。これには、図7〜14でより詳細に記述した実施形態のいずれの組合せも含まれる。
図15、16、17及び18は、淡水化装置を脱硫装置とどのように結合するかのいくつかの他の例並びに両装置を海水取入れポンプ場29及び/又はパワープラント蒸気凝縮器30とどのように連結するかの例を示している。
1:ブライン加熱器
2:蒸留ステージ
3:熱回収セクション
4:熱排除セクション
5:脱気装置
6:海水入口
7:海水ポンプ
8:補給水入口
9:海水放出口
10:ブライン再循環吸引ライン
11:ブライン再循環ポンプ
12:ブライン再循環ライン
13:蒸気供給ライン
14:凝縮物抽出ライン
15:凝縮物抽出ポンプ
16:ブライン接続部
17:ブライン接続部
18:ブライン排出ポンプ
19:ブライン排出口
20:留出物送達ライン
21:留出物ポンプ
22:排煙入口
23:海水入口
24:空気入口
25:海水放出口
26:SO吸収装置
27:通気装置
28:結合容器
29:海水取入れポンプ場
30:パワープラント蒸気凝縮器

Claims (11)

  1. 海水淡水化装置と、海水に基づいた排煙脱硫装置とを含む海水の淡水化システムにおいて、
    −前記淡水化装置のブライン排出口(19)が前記脱硫装置の海水入口(23)と流体連絡し;及び/又は
    −前記脱硫装置の海水放出口(25)が前記淡水化装置の補給水入口(8)と流体連絡し;及び/又は
    −前記淡水化装置の海水放出口(9)が前記脱硫装置の海水入口(23)と流体連絡している
    ことを特徴とするシステム。
  2. 前記淡水化装置の前記ブライン排出口(19)が、チューブ、パイプその他の導管を介して前記脱硫装置の前記海水入口(23)と直接接続されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記脱硫装置の前記海水放出口(25)が、チューブ、パイプその他の導管を介して前記淡水化装置の前記補給水入口(8)と直接接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記淡水化装置の前記海水放出口(9)が、チューブ、パイプその他の導管を介して前記脱硫装置の前記海水入口(23)と直接接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記システムがさらにパワープラントを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記淡水化装置が、多段フラッシュ蒸留装置、多重効用蒸留装置、蒸気圧縮蒸留装置又はそのいずれかの組合せであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記脱硫装置が、単一容器(28)内で結合している吸収装置と通気装置を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 海水淡水化装置を海水に基づいた排煙脱硫装置と相互接続することによる海水の淡水化方法であって、下記工程:
    −前記淡水化装置のブライン排出口(19)と前記脱硫装置の海水入口(23)の間に流体連絡を設ける工程;及び
    −前記淡水化装置から放出されるブラインを前記排煙脱硫装置で再利用する工程;及び/又は
    −前記脱硫装置の海水放出口(25)と前記淡水化装置の補給水入口(8)の間に流体連絡を設ける工程;及び
    −前記排煙脱硫装置から放出される海水を前記淡水化装置で再利用する工程;及び/又は
    −前記淡水化装置の海水放出口(9)と前記脱硫装置の海水入口(23)の間に流体連絡を設ける工程;及び
    −前記淡水化装置から放出される海水を前記排煙脱硫装置で再利用する工程
    を含む方法。
  9. 前記淡水化装置の前記ブライン排出口(19)と前記脱硫装置の前記海水入口(23)の間にチューブ、パイプその他の導管を介して直接接続を設ける工程をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記脱硫装置の前記海水放出口(25)と前記淡水化装置の前記補給水入口(8)との間にチューブ、パイプその他の導管を介して直接接続を設ける工程をさらに含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記淡水化装置の前記海水放出口(9)と前記脱硫装置の前記海水入口(23)との間にチューブ、パイプその他の導管を介して直接接続を設ける工程をさらに含む、請求項8〜10のいずれか1項に記載の方法。
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