JP2003047950A - 脱酸素及び脱炭酸処理装置並びに処理方法 - Google Patents
脱酸素及び脱炭酸処理装置並びに処理方法Info
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Abstract
炭酸イオン、炭酸イオンを含めた炭酸成分をも効率的に
除去する。ボイラ、蒸気発生装置等の給水中の溶存酸素
及び炭酸成分を除去して酸素及び炭酸ガスによる系内腐
食を防止する。 【解決手段】 被処理水をpH酸性に調整して水中の炭
酸成分を遊離の二酸化炭素とした後、窒素ガスと接触さ
せて溶存酸素と二酸化炭素を除去し、その後pH中性に
調整する。窒素ガス供給手段3としては、好ましくは空
気中から窒素を分離する形式の窒素ガス分離装置を用い
る。
Description
炭酸成分を除去するための処理装置と処理方法に係り、
特に、ボイラ、蒸気発生装置等の水処理分野において、
給水中の溶存酸素と、炭酸ガス、重炭酸イオン、炭酸イ
オンを効率的に除去するための脱酸素及び脱炭酸処理装
置及び処理方法に関する。
酸素は、給水系、ボイラ、蒸気発生器本体、蒸気復水系
において、鋼材及び銅材等の構成材料を腐食させる。ま
た、給水中の炭酸ガス及び重炭酸イオンが熱分解して生
じる炭酸ガスは蒸気復水系に移行することによって鋼材
及び銅材等の構成材料を腐食させる。
ては、加熱脱気装置、真空式脱気装置、膜脱気装置が提
供されているが、これらの装置の単独使用では、水中に
溶存している気体状の物質が主に除去されるのみで、重
炭酸イオンのようなイオン状の炭酸成分を除去すること
はできない。また、脱酸素剤も提供されているが、脱酸
素剤を使用した場合には溶存酸素のみしか除去すること
ができない。
て、膜脱気装置の前段に酸を添加する手段を設けると共
に後段にアルカリを添加する手段を設けた脱酸素脱炭酸
装置が提案されているが、膜脱気装置を用いる脱気で
は、脱気膜が汚れ等により閉塞し易く、このために差圧
が上昇し、処理を継続することにより所期の処理水量を
得ることができなくなるという欠点がある。また、脱気
膜は耐熱性に劣ることから、高温環境下では処理し得な
いという問題もある。
素及び炭酸ガスのみならず、重炭酸イオン、炭酸イオン
を含めた炭酸成分をも効率的に除去することができる脱
酸素及び脱炭酸処理装置及び処理方法を提供することを
目的とする。
酸処理装置は、水中から酸素及び炭酸成分を除去するた
めの処理装置であって、被処理水のpHを酸性に調整す
る手段と、酸性に調整された被処理水を窒素ガスと接触
させる手段とを備えてなることを特徴とする。
中から酸素及び炭酸成分を除去するための処理方法であ
って、被処理水のpHを酸性に調整した後、窒素ガスと
接触させることを特徴とする。
を酸性側、好ましくはpH6.5以下の酸性側にする
と、下記反応式のように平衡がずれて遊離の二酸化炭素
となる。 HCO3 −+H+→CO2+H2O CO3 2−+2H+→CO2+H2O
炭素とした後窒素ガスと接触させることにより、炭酸成
分を炭酸ガスとして効率的に除去することができ、同時
に溶存酸素も除去することができる。
イラや蒸気発生装置に給水すると、給水配管等を腐食さ
せる恐れがあることから、本発明において、窒素ガスと
接触した後の水は、pH中性以上、好ましくはpH6.
5〜9に調整することが好ましい。
従来、液体窒素を貯蔵した窒素ボンベなどが使用されて
きた。しかし、この方式では脱酸素及び脱炭酸処理を行
う場所が、ボイラ室などの閉ざされた場所である場合に
は、窒素ガスと被処理水との接触手段から流出した過剰
の窒素ガスによって酸欠状態になる恐れがある。
して空気中の窒素を分離して窒素ガスを供給する形式の
ものを用いることが好ましく、このような窒素ガス分離
装置であれば、過剰の窒素ガスが流出しても、これは大
気中に戻されるだけであり、酸欠状態になるという問題
が解決される。
給水の脱酸素脱炭酸処理に好適であり、本発明によって
得られた脱酸素脱炭酸処理水を給水することにより、ボ
イラ缶内の酸素による腐食や、炭酸ガスによる蒸気復水
系の腐食を効果的に防止することができる。
に調整する手段を「pH酸性調整手段」と称し、pH酸
性に調整した処理水を窒素ガスと接触させる手段を「窒
素脱気手段」と称し、窒素ガスと接触した後の水のpH
を中性以上に調整する手段を「pH上昇手段」と称す場
合がある。
処理装置及び処理方法の実施の形態を詳細に説明する。
性に調整する。この場合、被処理水のpHを4.6以下
とすることにより、被処理水中の炭酸成分のほぼ全量を
遊離の二酸化炭素とすることができるため、後段で窒素
ガスと接触させることによりほぼ全量の炭酸成分を除去
することができる。また、被処理水のpHを5.5程度
に調整した場合でも、被処理水中の炭酸成分のうちの約
85%を遊離の二酸化炭素とすることができ、また、p
H6.5程度であっても被処理水中の炭酸成分のうち約
40%は遊離の二酸化炭素となり、これらは窒素ガスに
よる処理で除去することができるため、所望とする炭酸
成分の除去率に応じてpH調整を行えば良い。なお、調
整pHが過度に低くても、それに見合う炭酸成分の炭酸
ガス化の効果は得られず、反面、強酸性水による装置の
腐食の問題や、pH調整のための酸の使用量が増加する
などの不具合を生じるため、この調整pHは5.0以上
とすることが好ましい。
水、河川水、その他、ボイラや蒸気発生装置の復水等が
用いられ、これらは通常pH6.5〜8.0程度である
ため、上記pHに調整するためには、酸を添加すれば良
い。
硝酸等の無機酸や、コハク酸、グルコン酸、クエン酸、
リンゴ酸、安息香酸、シュウ酸、ソルビン酸、ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸等の有機酸、或いはカルボン酸
系ポリマーを用いることができる。
イラや蒸気発生装置の給水として用いる場合、このpH
調整にリン酸やカルボン酸系ポリマーを用いることによ
り、リン酸、カルボン酸系ポリマーがpH調整のみなら
ず、これらの水系のスケール防止剤としても機能するた
め有利である。また、上記の有機酸のうち、水酸基とカ
ルボキシル基をそれぞれ1つ以上有するか、又はカルボ
キシル基を2つ以上有する、コハク酸、グルコン酸、ク
エン酸、リンゴ酸、安息香酸、シュウ酸等は、これらの
水系の防食剤としても機能するため、これらの有機酸の
使用も有利である。
2種以上を併用しても良い。特に、無機酸と有機酸との
併用であれば、HCl,H2SO4等の無機酸の使用量
を低減して腐食性イオン(Cl−,SO4 2−)の濃度
が上昇することを防ぐことができるという利点がある。
一部をH型強酸性陽イオン交換樹脂に通水することによ
りpH酸性に調整することもできる。また、被処理水の
全量又は一部をH型強酸性陽イオン交換樹脂で処理する
と共に酸を添加してpH酸性に調整することもできる。
オン交換樹脂への被処理水の通水量は、pH酸性調整手
段の出口側にpH計を設置し、このpH計に連動させて
調整しても良いが、被処理水の水質が安定しており、p
Hの変動が少ない場合には、このような制御を行わず、
酸の添加量又はH型強酸性陽イオン交換樹脂への通水量
は一定でpH調整することもできる。
た被処理水は、次いで窒素脱気手段で窒素ガスと接触さ
せて、水中の溶存酸素及び遊離の二酸化炭素を窒素ガス
側に移行させて除去する。
素ガスとpH酸性に調整した被処理水とを効率的に接触
させることができるものであれば良く、特に制限はない
が、被処理水を満たしたタンクの下部から窒素ガスを吹
き込む方式、ラシヒリングなどの充填材を充填した窒素
脱気塔に被処理水と窒素ガスとを導入して向流接触させ
る方式、その他、ラインミキシング装置等を用いること
ができる。このような窒素脱気手段は1機のみを用いて
も良く、2機以上を直列に多段に連結して用いても良
く、また並列配置して用いても良い。
純度が高い程脱酸素及び脱炭酸効率に優れることから、
純度98%以上、特に純度99%以上、とりわけ純度9
9.5%以上の窒素ガスを用いるのが好ましい。
酸素及び脱炭酸の程度、用いる窒素脱気手段の型式等に
よっても異なるが、概ね被処理水量の1〜500%(体
積割合(Nm3−窒素ガス/m3−被処理水×100
%))、特に10〜200%とするのが好ましい。
く、液体窒素を貯蔵した窒素ボンベなども使用すること
ができるが、前述の如く、窒素脱気手段から流出した過
剰の窒素ガスによる酸欠の問題を回避するために、空気
中の窒素を分離して窒素ガスを供給する形式のものを用
いることが好ましい。このような窒素ガス分離装置であ
れば、流出した過剰の窒素ガスが大気中に戻されるだけ
であり、酸欠状態になるという問題が解決される。
しては、例えば、PSA (PressureSwing Adsorption)
方式や窒素分離膜を使用することができる。
高性能吸着剤である分子篩炭を利用したものが提供され
ている。即ち、通常の活性炭では、空気中の窒素と酸素
を分離することはできないが、分子篩炭 (Molecular Si
eving Carbon) であれば、窒素(4.2×3.0Å)と
酸素(3.8×2.8Å)の分子の大きさによる吸着速
度の差を利用してこれらを分離することができる。
着初期の酸素と窒素の初期吸着速度差が大きいため、吸
着初期の1〜2分で酸素と窒素とを効率的に分離するこ
とができる。この吸着時に、加圧すると分子の小さい酸
素が吸着され、減圧すると吸着した酸素が脱着されるた
め、分子篩炭を充填した2つの槽で吸着・脱着を交互に
繰り返すことにより、連続して高純度の窒素ガスを分離
することができる。
圧縮して膜ユニット(中空糸膜)に送り込み、膜を透過
し易い水分、酸素、炭酸ガスなどを選択的に膜透過させ
て放出し、膜を透過しなかった窒素を回収するものであ
り、このような窒素分離膜装置であっても、高純度の窒
素ガスを分離することができる。
及び炭酸成分を除去した酸性の脱酸素脱炭酸処理水は、
配管等を腐食させる恐れがあることから、pHを中性以
上、好ましくは6.5〜9に調整することが望ましい。
特に、この脱酸素脱炭酸処理水をボイラや蒸気発生装置
の給水とする場合には、缶内の防食のためにアルカリ性
に調整することが望ましい。
ム、水酸化カリウム、アルキルアミン等のアルカリ剤の
1種又は2種以上を添加すれば良い。
イラや蒸気発生装置の給水として用いる場合には、この
pH調整に当たりアルキルアミンを用いると、添加され
たアルキルアミンが蒸気系で揮発して蒸気復水配管の防
食剤として機能するため、有利である。
処理水の全量又は一部をOH型強塩基性陰イオン交換樹
脂に通水することによりpH中性ないしアルカリ性に調
整することもできる。また、このようなOH型強塩基性
陰イオン交換樹脂による処理とアルカリの添加とを併用
しても良い。
やOH型強塩基性陰イオン交換樹脂への脱酸素脱炭酸処
理水の通水量は、pH上昇手段の出口側にpH計を設置
し、このpH計に連動させて調整しても良いが、脱酸素
脱炭酸処理水の水質が安定しており、pHの変動が少な
い場合には、このような制御を行わず、アルカリの添加
量又はOH型強塩基性陰イオン交換樹脂への通水量は一
定でpH調整することもできる。
り具体的に説明する。
下記水質の軟化水(水温30℃)を原水として脱酸素及
び脱炭酸処理を行った。 [原水水質] 溶存酸素(DO)濃度:8mg/L Mアルカリ度:50mg−CaCO3/L pH:7.8
て、1は窒素脱気塔(直径400mm,高さ1800m
m)であり、内部にネットリング(直径25mm,長さ
25mm)の充填層2が形成されている。3は窒素発生
装置、4は酸貯蔵タンク、5はアルカリ貯蔵タンクであ
る。P1は酸添加ポンプ、P2はアルカリ添加ポンプ、
P3は処理水ポンプである。
度で供給し、この原水ライン11に酸添加ラインから硫
酸水溶液(10重量%)を添加して、窒素脱気塔1の散
水ノズル13の直前で原水のpHが5.5となるように
調整した。pH調整した原水を散水ノズル13から窒素
脱気塔1の上部に2m3/hrの速度で供給し、ネット
リングの充填層2の上に散水した。一方、窒素発生装置
3で発生させた純度99.9%の窒素ガスを、窒素供給
ライン14から供給し、窒素脱気塔1の下部の散水ノズ
ル15から1Nm3/hrの速度で噴出させた。この窒
素ガス供給量は原水量の0.5倍(50%)(Nm3/
m3)である。
とにより脱酸素及び脱炭酸処理された処理水は、窒素脱
気塔1の下部の処理水排出ライン16から排出した。こ
の処理水排出ライン16には、アルカリ添加ライン17
より水酸化ナトリウム水溶液(10重量%)を添加し
て、pHを8.0に調整した。pH調整後の脱酸素脱炭
酸処理水はポンプP3により排出した。
炭素を含む窒素ガスは、窒素脱気塔1の上部の窒素ガス
排出ライン18より排出した。
0.1mg/L以下、Mアルカリ度5mg−CaCO3
/L以下の良好な水質を示した。
ら窒素を分離する窒素ガス分離装置を用いたため、窒素
脱気塔1から流出する余剰の窒素ガスによる酸欠の問題
は全く生じなかった。
実施例1で処理したものと同水質の軟化水を原水として
脱酸素及び脱炭酸処理を行った。
気塔の代りにラインミキシング装置6,7を2機直列に
連結した点が図1に示す脱酸素及び脱炭酸処理装置と異
なり、図1に示す脱酸素及び脱炭酸処理装置と同一機能
を奏する部材には同一符号を付してある。
ラインミキサー6A,7Aと、処理水槽6B,7Bを有
し、窒素発生装置3からの窒素ガスは、1Nm3/hr
の流量で第2のラインミキシング装置7の処理水槽7B
から導入され、ラインミキサー7Aから窒素移送ライン
19を経て第2のラインミキシング装置6の処理水槽6
Bに導入され、ラインミキサー6Aから窒素ガス排出ラ
イン18より排出される。
れた後、第1のラインミキシング装置6のラインミキサ
ー6Aに2m3/hrで導入され、窒素ガスと接触した
後処理水槽6Bを経て一次処理水ポンプP4により1次
処理水ライン20から第2のラインミキシング装置7の
ラインミキサー7Aに導入される。このラインミキサー
7Aで更に窒素ガスと接触した後、処理水槽7Bを経て
ポンプP3により排出される。この処理水排出ライン1
6にはアルカリが添加され、排出される処理水のpHは
8.0に調整される。
0.1mg/L以下、Mアルカリ度5mg−CaCO3
/L以下の良好な水質を示した。
るpH調整と、出口側のアルカリ添加によるpH調整を
行わなかったこと以外は同様にして処理を行ったとこ
ろ、得られた脱酸素脱炭酸処理水のDO濃度は.0.1
mg/Lであったが、Mアルカリ度は44mg−CaC
O3/Lであり、炭酸成分を十分に除去することはでき
なかった。
脱炭酸処理装置によれば、水中の溶存酸素及び炭酸ガス
のみならず、重炭酸イオン、炭酸イオンを含めた炭酸成
分をも効率的に除去することができる。
炭酸処理水をボイラや蒸気発生装置の給水として用いる
ことにより、ボイラ缶内の酸素による腐食や、炭酸ガス
による蒸気復水系等の腐食を効率的に防止することがで
きる。
示す系統図である。
示す系統図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 水中から酸素及び炭酸成分を除去するた
めの処理装置であって、被処理水のpHを酸性に調整す
る手段と、酸性に調整された被処理水を窒素ガスと接触
させる手段とを備えてなることを特徴とする脱酸素及び
脱炭酸処理装置。 - 【請求項2】 請求項1において、酸性に調整された被
処理水を窒素ガスと接触させる手段の後段に、窒素ガス
と接触した後の水のpHを中性以上に調整する手段を設
けたことを特徴とする脱酸素及び脱炭酸処理装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、酸性に調整さ
れた被処理水を窒素ガスと接触させる手段に窒素ガスを
供給する手段が、空気中から窒素を分離する形式の窒素
ガス分離装置よりなることを特徴とする脱酸素及び脱炭
酸処理装置。 - 【請求項4】 水中から酸素及び炭酸成分を除去するた
めの処理方法であって、被処理水のpHを酸性に調整し
た後、窒素ガスと接触させることを特徴とする脱酸素及
び脱炭酸処理方法。 - 【請求項5】 請求項4において、窒素ガスと接触した
後の水のpHを中性以上に調整することを特徴とする脱
酸素及び脱炭酸処理方法。 - 【請求項6】 請求項5において、窒素ガスと接触した
後の水のpHを6.5〜9に調整することを特徴とする
脱酸素及び脱炭酸処理方法。 - 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれか1項におい
て、被処理水をpH6.5以下に調整した後、窒素ガス
と接触させることを特徴とする脱酸素及び脱炭酸処理方
法。 - 【請求項8】 請求項4ないし7のいずれか1項におい
て、空気中から窒素を分離する形式の窒素ガス分離装置
から窒素ガスを供給することを特徴とする脱酸素及び脱
炭酸処理方法。 - 【請求項9】 請求項4ないし8のいずれか1項におい
て、脱酸素及び脱炭酸処理水がボイラ又は蒸気発生装置
に供給されることを特徴とする脱酸素及び脱炭酸処理方
法。 - 【請求項10】 請求項4ないし9のいずれか1項にお
いて、被処理水のpHを酸性にするために、該被処理水
に添加される酸が、水酸基とカルボキシル基をそれぞれ
1つ以上有する有機酸、又はカルボキシル基を2つ以上
有する有機酸のうち、いずれかを含むことを特徴とする
脱酸素及び脱炭酸処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001233787A JP2003047950A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 脱酸素及び脱炭酸処理装置並びに処理方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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