JPS6245374B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6245374B2 JPS6245374B2 JP14858579A JP14858579A JPS6245374B2 JP S6245374 B2 JPS6245374 B2 JP S6245374B2 JP 14858579 A JP14858579 A JP 14858579A JP 14858579 A JP14858579 A JP 14858579A JP S6245374 B2 JPS6245374 B2 JP S6245374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roofing material
- piece
- draining
- material body
- waste water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、屋根材に関し、金属製の屋根材本体
１の外側方に向つて差し込み片２を延出し、屋根
材本体１の他側を下面側に沿つて折り返して折り
返し片３を形成すると共に折り返し片３の先端を
折り返し片３の下面側に沿つて折り返して屋根材
本体１の側端よりも外側方に延出して捨て水切り
片４を設け、捨て水切り片４の延出基部部分と折
り返し片３とにて形成される凹所を差し込み片２
が差し込まれる差し込み凹所５とし、捨て水切り
片の延出先端に水切り部６を設け、捨て水切り片
４の屋根材本体１より側方に突出した部分の軒側
端部上面に小突部７を突設して成ることを特徴と
する屋根材に係るものである。
１の外側方に向つて差し込み片２を延出し、屋根
材本体１の他側を下面側に沿つて折り返して折り
返し片３を形成すると共に折り返し片３の先端を
折り返し片３の下面側に沿つて折り返して屋根材
本体１の側端よりも外側方に延出して捨て水切り
片４を設け、捨て水切り片４の延出基部部分と折
り返し片３とにて形成される凹所を差し込み片２
が差し込まれる差し込み凹所５とし、捨て水切り
片の延出先端に水切り部６を設け、捨て水切り片
４の屋根材本体１より側方に突出した部分の軒側
端部上面に小突部７を突設して成ることを特徴と
する屋根材に係るものである。
従来この種の屋根材にあつては屋根面を踏んだ
とき第１図の矢印イ方向に押圧力が加わると横方
向の接続部分において屋根材本体１の差し込み片
２を延出した方の端部と捨て水切り片４とが密接
して両者の間のすき間が生じなくなることがあ
り、捨て水切り片４の上面に侵入した雨水がたま
つてしまい排水能力が悪くなるという問題があつ
た。
とき第１図の矢印イ方向に押圧力が加わると横方
向の接続部分において屋根材本体１の差し込み片
２を延出した方の端部と捨て水切り片４とが密接
して両者の間のすき間が生じなくなることがあ
り、捨て水切り片４の上面に侵入した雨水がたま
つてしまい排水能力が悪くなるという問題があつ
た。
本発明は上記の点に鑑みて発明したものであつ
て、その目的とするところは捨て水切り片の屋根
材本体より側方に突出した部分の軒側端部上面に
小突部を突設することで、屋根面を足で踏んでも
屋根材本体の差し込み片を延出した方の端部と捨
て水切り片との間にすき間を形成でき、捨て水切
り片上面に侵入した雨水を捨て水切り片の軒側端
部よりスムーズに排水することができる屋根材を
提供するにある。
て、その目的とするところは捨て水切り片の屋根
材本体より側方に突出した部分の軒側端部上面に
小突部を突設することで、屋根面を足で踏んでも
屋根材本体の差し込み片を延出した方の端部と捨
て水切り片との間にすき間を形成でき、捨て水切
り片上面に侵入した雨水を捨て水切り片の軒側端
部よりスムーズに排水することができる屋根材を
提供するにある。
本発明を以下実施例により詳述する。図中１は
屋根材本体であつて、銅板、亜鉛鉄板、樹脂被覆
金属板等にて形成してある。今屋根材本体１の一
例を示すと下記のようなものである。すなわち例
えば、銅板や銅めつき板の表面を硫化着色した後
に、スクラツチ模様を施していぶし銅調の外観に
仕上げ、次いでこれをアルキツド、メラミン、ポ
リエステル等の透明合成樹脂焼付け塗料で被覆し
たものを屈曲して屋根材本体１が形成してある。
屋根材本体１の一側には段部８を介して差し込み
片２が延出してあり、この差し込み片２両側を切
り欠いてあつて延出先端がやや巾狭となるように
してあり、このようにすることで差し込み凹所５
への差し込みが容易におこなえるようにしてあ
る。屋根材本体１の他側は下面側に沿つて折り返
して折り返し片３が形成してあり、折り返し片３
の先端を折り返し片３の下面側に沿つて折り返し
て屋根材本体１の側端よりも外側方に延出して捨
て水切り片４が設けてある。捨て水切り片４の先
端部には全長にわたつて水切り部６が設けてあ
り、図の実施例では凸曲条部６ａと捨て水切り片
４の上面側に折り返した水切り突片６ｂとが水切
り部６となつている。また捨て水切り片４の表面
の軒側端部には小突部７が突設してある。この小
突部７は例えばプレスによつて形成するものであ
るが、他の方法によつて形成してもよい。屋根材
本体１の棟側端縁は上面側に折り返してあつて上
係止片９としてあり、屋根材本体１の軒側端縁は
下面側に折り返してあつて下係止片１０としてあ
る。また上係止片９の捨て水切り片４側の端部は
更に上面側に折り返したのち捨て水切り片４の上
縁に沿つて延出してあつて延出上係止片１１とし
てある。しかして上記のような構成の屋根材は差
し込み凹所５に隣りの屋根材の差し込み片２を差
し込んで屋根材同士を縦方向に連結するものであ
る。ここで屋根面に乗つた場合差し込み片２側の
屋根材本体１の端部が隣りの屋根材本体１の捨て
水切り片４に密着しようとするが、本発明にあつ
ては小突部７の存在によつて捨て水切り片４への
密着がなくなり、捨て水切り片４上に侵入した雨
水は小突部７の両側を通つて捨て水切り片４の軒
側端部より排水されることとなる。
屋根材本体であつて、銅板、亜鉛鉄板、樹脂被覆
金属板等にて形成してある。今屋根材本体１の一
例を示すと下記のようなものである。すなわち例
えば、銅板や銅めつき板の表面を硫化着色した後
に、スクラツチ模様を施していぶし銅調の外観に
仕上げ、次いでこれをアルキツド、メラミン、ポ
リエステル等の透明合成樹脂焼付け塗料で被覆し
たものを屈曲して屋根材本体１が形成してある。
屋根材本体１の一側には段部８を介して差し込み
片２が延出してあり、この差し込み片２両側を切
り欠いてあつて延出先端がやや巾狭となるように
してあり、このようにすることで差し込み凹所５
への差し込みが容易におこなえるようにしてあ
る。屋根材本体１の他側は下面側に沿つて折り返
して折り返し片３が形成してあり、折り返し片３
の先端を折り返し片３の下面側に沿つて折り返し
て屋根材本体１の側端よりも外側方に延出して捨
て水切り片４が設けてある。捨て水切り片４の先
端部には全長にわたつて水切り部６が設けてあ
り、図の実施例では凸曲条部６ａと捨て水切り片
４の上面側に折り返した水切り突片６ｂとが水切
り部６となつている。また捨て水切り片４の表面
の軒側端部には小突部７が突設してある。この小
突部７は例えばプレスによつて形成するものであ
るが、他の方法によつて形成してもよい。屋根材
本体１の棟側端縁は上面側に折り返してあつて上
係止片９としてあり、屋根材本体１の軒側端縁は
下面側に折り返してあつて下係止片１０としてあ
る。また上係止片９の捨て水切り片４側の端部は
更に上面側に折り返したのち捨て水切り片４の上
縁に沿つて延出してあつて延出上係止片１１とし
てある。しかして上記のような構成の屋根材は差
し込み凹所５に隣りの屋根材の差し込み片２を差
し込んで屋根材同士を縦方向に連結するものであ
る。ここで屋根面に乗つた場合差し込み片２側の
屋根材本体１の端部が隣りの屋根材本体１の捨て
水切り片４に密着しようとするが、本発明にあつ
ては小突部７の存在によつて捨て水切り片４への
密着がなくなり、捨て水切り片４上に侵入した雨
水は小突部７の両側を通つて捨て水切り片４の軒
側端部より排水されることとなる。
かくて本発明にあつては、叙述のように捨て水
切り片の表面の軒側端部に小突起が設けてあるの
で、この部分において差し込み片を設けた方の屋
根材本体の端部と隣りの屋根材本体の捨て水切り
片との間にすき間ができ、仮に足で踏んでも密着
することがなく、雨水をスムーズに排出できるも
のである。しかも単に小突部を突設しただけであ
るので、この小突部により雨水の流量が制限され
ることもなく捨て水切り片の屋根材本体より側方
に突出した部分のほぼ全域を雨水の排出領域とす
ることができるものである。
切り片の表面の軒側端部に小突起が設けてあるの
で、この部分において差し込み片を設けた方の屋
根材本体の端部と隣りの屋根材本体の捨て水切り
片との間にすき間ができ、仮に足で踏んでも密着
することがなく、雨水をスムーズに排出できるも
のである。しかも単に小突部を突設しただけであ
るので、この小突部により雨水の流量が制限され
ることもなく捨て水切り片の屋根材本体より側方
に突出した部分のほぼ全域を雨水の排出領域とす
ることができるものである。
第１図は従来例の屋根材の横方向の接続部分を
示す断面図、第２図は本発明の斜視図、第３図は
本発明の屋根材の縦方向の接続状態を示す断面
図、第４図は同上の横方向の接続状態を示す断面
図であつて、１は屋根材本体、２は差し込み片、
３は折り返し片、４は捨て水切り片、５は差し込
み用凹所、６は水切り部、７は小突部である。
示す断面図、第２図は本発明の斜視図、第３図は
本発明の屋根材の縦方向の接続状態を示す断面
図、第４図は同上の横方向の接続状態を示す断面
図であつて、１は屋根材本体、２は差し込み片、
３は折り返し片、４は捨て水切り片、５は差し込
み用凹所、６は水切り部、７は小突部である。
Claims (1)
- １ 金属製の屋根材本体の外側方に向つて差し込
み片を延出し、屋根材本体の他側を下面側に沿つ
て折り返して折り返し片を形成すると共に折り返
し片の先端を折り返し片の下面側に沿つて折り返
して屋根材本体の側端よりも外側方に延出して捨
て水切り片を設け、捨て水切り片の延出基部部分
と折り返し片とにて形成される凹所を差し込み片
が差し込まれる差し込み凹所とし、捨て水切り片
の延出先端に水切り部を設け、捨て水切り片の屋
根材本体より側方に突出した部分の軒側端部上面
に小突部を突設して成ることを特徴とする屋根
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14858579A JPS5673753A (en) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | Roof material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14858579A JPS5673753A (en) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | Roof material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5673753A JPS5673753A (en) | 1981-06-18 |
| JPS6245374B2 true JPS6245374B2 (ja) | 1987-09-26 |
Family
ID=15456028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14858579A Granted JPS5673753A (en) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | Roof material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5673753A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011925U (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-26 | 渡辺 郡治 | 建築用面板と裏当板の組合せ装置 |
| JPS6145046A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-04 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 建築構造物の防火外装構造 |
| JPH06193772A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-15 | Sankoo Kizai Kk | パイプ支持用門型ブラケット |
| JPH081351Y2 (ja) * | 1993-12-28 | 1996-01-17 | 東洋ステンレス工業株式会社 | 配管設備における配管サポート装置 |
-
1979
- 1979-11-15 JP JP14858579A patent/JPS5673753A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5673753A (en) | 1981-06-18 |
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