JPS624512B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624512B2 JPS624512B2 JP7288781A JP7288781A JPS624512B2 JP S624512 B2 JPS624512 B2 JP S624512B2 JP 7288781 A JP7288781 A JP 7288781A JP 7288781 A JP7288781 A JP 7288781A JP S624512 B2 JPS624512 B2 JP S624512B2
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- fittings
- layer
- sill
- synthetic resin
- groove
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- Expired
Links
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Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は敷居溝の磨減つた木製敷居を再使用に
供するための既設木製敷居の再生方法に関する。
供するための既設木製敷居の再生方法に関する。
一般に木製敷居の敷居溝は障子等の建具を開閉
摺動する際の接触摩擦により永年使用する間に磨
減つていく。この場合、第1図aに示すように敷
居溝10はその中央部10aが両側10b,10
cよりも深く磨減り、あるいは同図bに示すよう
に片側10bのみが中央部10a及び他側10c
よりも磨減る場合が多く、溝底が均一に磨減るこ
とはない。なお、障子等の建具11も同様にその
下底部摺動面11a,11bが磨減るが、この面
11a,11bは敷居溝10の溝底10a,10
b,10cに対応して減るので、互いのなじみは
良く、建具11の摺動においてとくに問題は生じ
ない。しかし、建具を取替えるときは、新しい建
具は従来の敷居溝になじまないので、建具の開閉
摺動は円滑に行なわれないし、また敷居溝があま
りに減ると、磨減つた分だけ敷居溝の溝底は深く
なるから、建具の上端が鴨居の摺動溝から外れた
り、建具と鴨居との間の気密が保持できなくなる
等の支障が生ずる。敷居は建屋に固定されている
ため建具のように任意に取替えることはできず、
このため建具を新しく取替えても敷居溝が磨減つ
ている場合には建具を円滑に摺動することができ
ないので非常に不都合であつた。
摺動する際の接触摩擦により永年使用する間に磨
減つていく。この場合、第1図aに示すように敷
居溝10はその中央部10aが両側10b,10
cよりも深く磨減り、あるいは同図bに示すよう
に片側10bのみが中央部10a及び他側10c
よりも磨減る場合が多く、溝底が均一に磨減るこ
とはない。なお、障子等の建具11も同様にその
下底部摺動面11a,11bが磨減るが、この面
11a,11bは敷居溝10の溝底10a,10
b,10cに対応して減るので、互いのなじみは
良く、建具11の摺動においてとくに問題は生じ
ない。しかし、建具を取替えるときは、新しい建
具は従来の敷居溝になじまないので、建具の開閉
摺動は円滑に行なわれないし、また敷居溝があま
りに減ると、磨減つた分だけ敷居溝の溝底は深く
なるから、建具の上端が鴨居の摺動溝から外れた
り、建具と鴨居との間の気密が保持できなくなる
等の支障が生ずる。敷居は建屋に固定されている
ため建具のように任意に取替えることはできず、
このため建具を新しく取替えても敷居溝が磨減つ
ている場合には建具を円滑に摺動することができ
ないので非常に不都合であつた。
本発明は上記欠点を解決し、特に溝底の磨減つ
た敷居溝を再使用に供することのできる既設木製
敷居の再生方法を提案することを目的とする。
た敷居溝を再使用に供することのできる既設木製
敷居の再生方法を提案することを目的とする。
すなわち、本発明は磨減つた木製敷居の敷居溝
を清掃した後、この溝内に硬化性充填材から成る
充填層を形成し、さらにこの充填層上に接着層を
介し又は介さずに合成樹脂層を積層したことを特
徴とする。
を清掃した後、この溝内に硬化性充填材から成る
充填層を形成し、さらにこの充填層上に接着層を
介し又は介さずに合成樹脂層を積層したことを特
徴とする。
以下、図面によつて本発明の実施態様について
説明する。
説明する。
第2図において符号2は敷居溝を示す。この敷
居溝2の溝底部2aは永年の建具の開閉によつて
磨減つている。lは敷居溝2が磨減る以前のレベ
ルを示す。
居溝2の溝底部2aは永年の建具の開閉によつて
磨減つている。lは敷居溝2が磨減る以前のレベ
ルを示す。
まず、この溝2に充填材をほぼ上記のレベルl
まで充填し、充填層3を層成する。したがつて、
敷居溝2の内側壁上部は建具7の摺動可能高さ分
だけ残存する。この充填層3の上面は水平状に平
滑にする。また該層3を構成する充填材は通常セ
メント、モルタル、エポキシ樹脂、木工用パテ等
の常温で硬化する硬化性充填材を用いれば十分で
ある。このように、充填層3を層成すると、建具
の摺動摩擦による変形は修正され、しかも充填材
は硬化性であるので、弾性変形することがない。
まで充填し、充填層3を層成する。したがつて、
敷居溝2の内側壁上部は建具7の摺動可能高さ分
だけ残存する。この充填層3の上面は水平状に平
滑にする。また該層3を構成する充填材は通常セ
メント、モルタル、エポキシ樹脂、木工用パテ等
の常温で硬化する硬化性充填材を用いれば十分で
ある。このように、充填層3を層成すると、建具
の摺動摩擦による変形は修正され、しかも充填材
は硬化性であるので、弾性変形することがない。
次に、充填層3上に薄い合成樹脂層4を積層す
る。このような合成樹脂層4は自己接着型の合成
樹脂を直接充填層3上に積層してもよいが、充填
層3上に接着剤を塗布するなどして接着層5を形
成し、さらにこの接着層5上に合成樹脂層4を積
層してもよい。この合成樹脂層4の上面4aも水
平状に平滑に形成するのが好ましいが、このとき
上記上面4aに長手方向に複数条の突条6を形設
すると、建具7と合成樹脂層4との接触部分が小
さいため、建具7の摺動は非常に円滑となる。な
おまた、この合成樹脂層4は充填層3から剥離可
能に構成するのが好ましく、このように構成する
と、建具7の摺動によつて再び該層4が磨減つた
ときは、この合成樹脂層4を剥離して新しい合成
樹脂層4を形成することができるからである。合
成樹脂層4は木製又は金属製の建具よりもやや軟
質であるため、たとえば木製建具を摺動させる場
合には建具の摺動面は減りにくいので、その耐久
性が向上する。
る。このような合成樹脂層4は自己接着型の合成
樹脂を直接充填層3上に積層してもよいが、充填
層3上に接着剤を塗布するなどして接着層5を形
成し、さらにこの接着層5上に合成樹脂層4を積
層してもよい。この合成樹脂層4の上面4aも水
平状に平滑に形成するのが好ましいが、このとき
上記上面4aに長手方向に複数条の突条6を形設
すると、建具7と合成樹脂層4との接触部分が小
さいため、建具7の摺動は非常に円滑となる。な
おまた、この合成樹脂層4は充填層3から剥離可
能に構成するのが好ましく、このように構成する
と、建具7の摺動によつて再び該層4が磨減つた
ときは、この合成樹脂層4を剥離して新しい合成
樹脂層4を形成することができるからである。合
成樹脂層4は木製又は金属製の建具よりもやや軟
質であるため、たとえば木製建具を摺動させる場
合には建具の摺動面は減りにくいので、その耐久
性が向上する。
以上詳しく説明したように、本発明によれば、
敷居溝の下部の充填層は硬質なので、合成樹脂層
を効果的に支持することができ、その上部の合成
樹脂層は木製の摺動面よりも表面が滑らかである
ので建具の摺動が円滑であるほか、さらに摺動性
を良くするための突条を容易に形成できるので、
これら充填層と合成樹脂層とを積層した木製敷居
は確実かつ円滑に新しい建具を摺動させることが
でき、十分に再使用に供することができる。
敷居溝の下部の充填層は硬質なので、合成樹脂層
を効果的に支持することができ、その上部の合成
樹脂層は木製の摺動面よりも表面が滑らかである
ので建具の摺動が円滑であるほか、さらに摺動性
を良くするための突条を容易に形成できるので、
これら充填層と合成樹脂層とを積層した木製敷居
は確実かつ円滑に新しい建具を摺動させることが
でき、十分に再使用に供することができる。
第1図a,bはそれぞれ既設の木製敷居の磨減
り状態を示す断面図であり、第2図は本発明に係
る再生木製敷居の断面図である。 符号、2,10……敷居溝、2a……溝底部、
3……充填層、4……合成樹脂層、5……接着
層、4a,5a……上面、6……突条、7,11
……建具、10a,10b,10c……溝底、1
1a,11b……下底部摺動面。
り状態を示す断面図であり、第2図は本発明に係
る再生木製敷居の断面図である。 符号、2,10……敷居溝、2a……溝底部、
3……充填層、4……合成樹脂層、5……接着
層、4a,5a……上面、6……突条、7,11
……建具、10a,10b,10c……溝底、1
1a,11b……下底部摺動面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記工程から成ることを特徴とする既設木製
敷居の再生方法。 (イ) 上記敷居溝の内側壁上部を建具の摺動可能高
さ分だけ残分して硬化性充填材を上面を水平か
つ平滑に充填して充填層を層成する充填工程。 (ロ) 上記充填層上に接着層を介し又は介さずに薄
い合成樹脂層を積層する積層工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7288781A JPS57190890A (en) | 1981-05-16 | 1981-05-16 | Method of regenerating existing wooden threshold |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7288781A JPS57190890A (en) | 1981-05-16 | 1981-05-16 | Method of regenerating existing wooden threshold |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57190890A JPS57190890A (en) | 1982-11-24 |
JPS624512B2 true JPS624512B2 (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=13502294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7288781A Granted JPS57190890A (en) | 1981-05-16 | 1981-05-16 | Method of regenerating existing wooden threshold |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57190890A (ja) |
-
1981
- 1981-05-16 JP JP7288781A patent/JPS57190890A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57190890A (en) | 1982-11-24 |
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