JPS6245040B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6245040B2 JPS6245040B2 JP56035905A JP3590581A JPS6245040B2 JP S6245040 B2 JPS6245040 B2 JP S6245040B2 JP 56035905 A JP56035905 A JP 56035905A JP 3590581 A JP3590581 A JP 3590581A JP S6245040 B2 JPS6245040 B2 JP S6245040B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- pressure
- dehydrator
- filter chamber
- pressurization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims description 32
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 2
- AXCZMVOFGPJBDE-UHFFFAOYSA-L calcium dihydroxide Chemical compound [OH-].[OH-].[Ca+2] AXCZMVOFGPJBDE-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 7
- 229910001861 calcium hydroxide Inorganic materials 0.000 description 7
- 235000011116 calcium hydroxide Nutrition 0.000 description 7
- 239000000920 calcium hydroxide Substances 0.000 description 7
- 150000002505 iron Chemical class 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 3
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000000701 coagulant Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000008394 flocculating agent Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加圧脱水機の運転制御方法に関する。
濾室内の濾布間に汚泥を供給し、該汚泥を加圧
することによつて汚泥の脱水を行なうように構成
された加圧脱水機において、従来は、加圧時間を
操作者の経験によつて適当に設定していた。した
がつて、汚泥性状に応じた最適の加圧時間に設定
できず、設定時間が長すぎて運転効率が悪くなつ
たり、あるいは設定時間が短かすぎて充分に脱水
できないという問題があつた。
することによつて汚泥の脱水を行なうように構成
された加圧脱水機において、従来は、加圧時間を
操作者の経験によつて適当に設定していた。した
がつて、汚泥性状に応じた最適の加圧時間に設定
できず、設定時間が長すぎて運転効率が悪くなつ
たり、あるいは設定時間が短かすぎて充分に脱水
できないという問題があつた。
本発明は上記の点に鑑み、常に最適の加工時間
で効率良く運転できる加圧脱水機の運転制御方法
を提供するものであり、以下その一実施例を図面
に基づいて説明する。
で効率良く運転できる加圧脱水機の運転制御方法
を提供するものであり、以下その一実施例を図面
に基づいて説明する。
第１図において、１は汚泥貯槽であり、該汚泥
貯槽１内の汚泥はポンプP1により混和槽２に供給
され、該混和槽２内で、薬品槽３からポンプP2に
より供給された鉄塩及び薬品槽４からポンプP3に
より供給された消石灰と混和される。５は加圧脱
水機であり、該加圧脱水機５は、図示していない
が複数の濾室を有しており、該濾室内の濾布間に
前記混和槽２内で鉄塩及び消石灰と混合された汚
泥がポンプP4により圧入される。前記濾室内には
ダイアフラムが設置されており、このダイアフラ
ムが水槽６からポンプP5により濾室内に圧入され
た圧搾水により変形して前記濾布間の汚泥を加圧
し、これにより汚泥は脱水される。この脱水され
た水は図外の排水管を通つて機外に排出される。
７は前記濾室に連通しかつ一端が閉塞された管で
あり、該管７には圧力計８が設置されており、該
圧力計８により前記濾室内の水圧すなわち前記濾
室内で加圧された前記汚泥の間隙水圧が計測され
る。前記汚泥貯槽１から混和槽２に至る汚泥の流
路には、流量計９及び濃度計１０が設置されてい
る。なお１１ａ〜１１ｃは撹拌翼、M1〜M3は前
記撹拌翼11a〜１１ｃを回転させる電動機であ
る。
貯槽１内の汚泥はポンプP1により混和槽２に供給
され、該混和槽２内で、薬品槽３からポンプP2に
より供給された鉄塩及び薬品槽４からポンプP3に
より供給された消石灰と混和される。５は加圧脱
水機であり、該加圧脱水機５は、図示していない
が複数の濾室を有しており、該濾室内の濾布間に
前記混和槽２内で鉄塩及び消石灰と混合された汚
泥がポンプP4により圧入される。前記濾室内には
ダイアフラムが設置されており、このダイアフラ
ムが水槽６からポンプP5により濾室内に圧入され
た圧搾水により変形して前記濾布間の汚泥を加圧
し、これにより汚泥は脱水される。この脱水され
た水は図外の排水管を通つて機外に排出される。
７は前記濾室に連通しかつ一端が閉塞された管で
あり、該管７には圧力計８が設置されており、該
圧力計８により前記濾室内の水圧すなわち前記濾
室内で加圧された前記汚泥の間隙水圧が計測され
る。前記汚泥貯槽１から混和槽２に至る汚泥の流
路には、流量計９及び濃度計１０が設置されてい
る。なお１１ａ〜１１ｃは撹拌翼、M1〜M3は前
記撹拌翼11a〜１１ｃを回転させる電動機であ
る。
前記混和槽２に供給される汚泥の量及び濃度
は、流量計９及び濃度計１０により計測され、流
量計９及び濃度計１０からの信号により演算器１
２は汚泥の固形成分の量を計算する。この演算器
１２の出力信号は比率設定器１３に入力され、比
率設定器１３は、汚泥の固形成分の量に応じた所
定量の鉄塩及び消石灰が混和槽２に供給されるよ
うにポンプP2，P3を制御する。一方、制御装置１
４は前記ポンプP4を制御し、混和槽２内の汚泥を
加圧脱水機５の濾室内の濾布間に所定時間供給す
る。次に制御装置１４は、前記ポンプP5を制御
し、加圧脱水機５の濾室内に圧搾水を供給する。
これにより濾室内のダイアフラムが変形し、汚泥
はダイアフラムにより加圧されて脱水される。こ
のとき、加圧時間と脱水された汚泥の含水率すな
わちケーキ含水率との関係は第２図に示すように
なり、また加圧時間と汚泥の間隙水圧との関係は
第３図に示すようになる。このようにケーキ含水
率が次第に減少して一定の値以下になると間隙水
圧が急激に低下するので、ケーキ含水率が一定値
以下の範囲では間隙水圧によりケーキ含水率を知
ることができる。そこで、圧力計８は汚泥の間隙
水圧を計測し、この間隙水圧が所定値まで低下し
た時に脱水完了信号を制御装置１４に送出し、こ
れにより制御装置１４はポンプP5を停止させると
共に、加圧脱水機５を制御し、脱水された汚泥す
なわちケーキの排出が行なわれる。上記のように
加圧脱水機５への汚泥の供給、加圧及びケーキ排
出が制御装置１４の指令により繰り返して行なわ
れるのであるが、制御装置１４は加圧時間を計測
しており、加圧時間が短かすぎる場合には、比率
設定器１３を制御し、鉄塩及び消石灰の混和槽２
への供給量を減少させる。すなわち汚泥性状が非
常に良い場合には、加圧時間が非常に短かくなる
ので、鉄塩及び消石灰の供給量を少なくしてこれ
らの凝集剤を節約する。逆に加圧時間が長すぎる
場合には、制御装置１４は比率設定器１３を制御
して鉄塩及び消石灰の混和槽２への供給量を増加
させる。すなわち汚泥性状が非常に悪い場合に
は、加圧時間が非常に長くなるので、鉄塩及び消
石灰の供給量を多くして加圧時間を短縮させる。
このように制御装置１４により比率設定器１３を
制御して凝集剤の供給量を調節すると、次のサイ
クルからは所定の加圧時間で脱水が完了する。
は、流量計９及び濃度計１０により計測され、流
量計９及び濃度計１０からの信号により演算器１
２は汚泥の固形成分の量を計算する。この演算器
１２の出力信号は比率設定器１３に入力され、比
率設定器１３は、汚泥の固形成分の量に応じた所
定量の鉄塩及び消石灰が混和槽２に供給されるよ
うにポンプP2，P3を制御する。一方、制御装置１
４は前記ポンプP4を制御し、混和槽２内の汚泥を
加圧脱水機５の濾室内の濾布間に所定時間供給す
る。次に制御装置１４は、前記ポンプP5を制御
し、加圧脱水機５の濾室内に圧搾水を供給する。
これにより濾室内のダイアフラムが変形し、汚泥
はダイアフラムにより加圧されて脱水される。こ
のとき、加圧時間と脱水された汚泥の含水率すな
わちケーキ含水率との関係は第２図に示すように
なり、また加圧時間と汚泥の間隙水圧との関係は
第３図に示すようになる。このようにケーキ含水
率が次第に減少して一定の値以下になると間隙水
圧が急激に低下するので、ケーキ含水率が一定値
以下の範囲では間隙水圧によりケーキ含水率を知
ることができる。そこで、圧力計８は汚泥の間隙
水圧を計測し、この間隙水圧が所定値まで低下し
た時に脱水完了信号を制御装置１４に送出し、こ
れにより制御装置１４はポンプP5を停止させると
共に、加圧脱水機５を制御し、脱水された汚泥す
なわちケーキの排出が行なわれる。上記のように
加圧脱水機５への汚泥の供給、加圧及びケーキ排
出が制御装置１４の指令により繰り返して行なわ
れるのであるが、制御装置１４は加圧時間を計測
しており、加圧時間が短かすぎる場合には、比率
設定器１３を制御し、鉄塩及び消石灰の混和槽２
への供給量を減少させる。すなわち汚泥性状が非
常に良い場合には、加圧時間が非常に短かくなる
ので、鉄塩及び消石灰の供給量を少なくしてこれ
らの凝集剤を節約する。逆に加圧時間が長すぎる
場合には、制御装置１４は比率設定器１３を制御
して鉄塩及び消石灰の混和槽２への供給量を増加
させる。すなわち汚泥性状が非常に悪い場合に
は、加圧時間が非常に長くなるので、鉄塩及び消
石灰の供給量を多くして加圧時間を短縮させる。
このように制御装置１４により比率設定器１３を
制御して凝集剤の供給量を調節すると、次のサイ
クルからは所定の加圧時間で脱水が完了する。
このように、加圧脱水機５の濾室に連通する管
７に設置された圧力計８により汚泥の間隙水圧を
計測し、この水圧が所定圧まで下がつた時に制御
装置１４によりポンプP5及び加圧脱水機５を制御
して加圧を終了するようにしたので、常に最適の
加圧時間で脱水を行なうことができ、したがつて
加圧時間が長すぎて運転効率が低下したり、ある
いは加圧時間が短かすぎてケーキの含水率が多
く、ケーキが濾布から容易に剥離しないというよ
うなことがない。
７に設置された圧力計８により汚泥の間隙水圧を
計測し、この水圧が所定圧まで下がつた時に制御
装置１４によりポンプP5及び加圧脱水機５を制御
して加圧を終了するようにしたので、常に最適の
加圧時間で脱水を行なうことができ、したがつて
加圧時間が長すぎて運転効率が低下したり、ある
いは加圧時間が短かすぎてケーキの含水率が多
く、ケーキが濾布から容易に剥離しないというよ
うなことがない。
なお上記実施例においては、加圧時間により凝
集剤の供給量を制御するようにした例について説
明したが、必ずしもこのようにする必要はない。
集剤の供給量を制御するようにした例について説
明したが、必ずしもこのようにする必要はない。
以上説明したように、本発明にかかる加圧脱水
機の運転制御方法によれば、濾室内で加圧された
汚泥の間隙水圧が所定圧まで下つたことを検知
し、これにより加圧を終了するようにしたので、
常に最適の加圧時間で脱水を行なうことができ、
運転効率の向上を実現し得る。
機の運転制御方法によれば、濾室内で加圧された
汚泥の間隙水圧が所定圧まで下つたことを検知
し、これにより加圧を終了するようにしたので、
常に最適の加圧時間で脱水を行なうことができ、
運転効率の向上を実現し得る。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は制御
系統図、第２図は加圧時間とケーキ含水率との関
係を説明する説明図、第３図は加圧時間と汚泥の
間隙水圧との関係を説明する説明図である。 ５…加圧脱水機、８…圧力計、１４…制御装
置。
系統図、第２図は加圧時間とケーキ含水率との関
係を説明する説明図、第３図は加圧時間と汚泥の
間隙水圧との関係を説明する説明図である。 ５…加圧脱水機、８…圧力計、１４…制御装
置。
Claims (1)
- １ 濾室内の濾布間に汚泥を供給し、該汚泥を加
圧することによつて汚泥の脱水を行なうように構
成された加圧脱水機の運転制御方法であつて、前
記濾室内で加圧された前記汚泥の間隙水圧が所定
圧まで下がつたことを検知し、これにより加圧を
終了することを特徴とする加圧脱水機の運転制御
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56035905A JPS57150419A (en) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | Operation controlling method for pressure dehydrater |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56035905A JPS57150419A (en) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | Operation controlling method for pressure dehydrater |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56094212A Division JPS57150500A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Dehydrating method for sludge |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57150419A JPS57150419A (en) | 1982-09-17 |
| JPS6245040B2 true JPS6245040B2 (ja) | 1987-09-24 |
Family
ID=12455035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56035905A Granted JPS57150419A (en) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | Operation controlling method for pressure dehydrater |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57150419A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59120096U (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-13 | オルガノ株式会社 | 濾布走行型脱水機の汚泥撹拌供給装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5586697A (en) * | 1978-12-26 | 1980-06-30 | Toshiba Corp | Operating device of pressure type sludge dehydrator |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP56035905A patent/JPS57150419A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5586697A (en) * | 1978-12-26 | 1980-06-30 | Toshiba Corp | Operating device of pressure type sludge dehydrator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57150419A (en) | 1982-09-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4151080A (en) | System and apparatus for control and optimization of filtration process | |
| JP5305878B2 (ja) | 汚泥中の繊維分濃度測定装置および繊維分濃度調整装置および脱水設備および脱水方法 | |
| US4587023A (en) | Control system for a process | |
| US4198298A (en) | System and apparatus for control and optimization of filtration process | |
| HU180856B (en) | Device for controlling dewatering machine | |
| KR101916387B1 (ko) | 슬러지 여과 시스템 | |
| JPS6245040B2 (ja) | ||
| JP5041299B2 (ja) | 回転濃縮機に連設するスクリュープレスの運転制御方法 | |
| JP2010247043A (ja) | 濃縮装置に連設するスクリュープレスの運転制御方法 | |
| CN214693679U (zh) | 全自动酸性废水处理流水线 | |
| JP7335160B2 (ja) | 汚泥凝集脱水装置及びその制御方法 | |
| JPS596911A (ja) | 加圧脱水機の運転制御方法 | |
| JPS6354438B2 (ja) | ||
| JPS59127609A (ja) | 加圧脱水機の汚泥供給方法 | |
| JPS5836608B2 (ja) | 加圧脱水方法 | |
| JP2000334600A (ja) | スクリュープレス式脱水機のスクリーン自動洗浄方法 | |
| CN216411958U (zh) | 一种造球设备用流量控制系统 | |
| JP7198997B2 (ja) | スクリュープレスにおける背圧制御方法 | |
| CN217868430U (zh) | 一种脱硫吸收塔水源调配系统 | |
| KR200219763Y1 (ko) | 폐기슬러지 탈수장치 | |
| JPH0336570B2 (ja) | ||
| JPS58119399A (ja) | 汚泥脱水設備 | |
| JPS5623399A (en) | Sludge compressing time controlling method of pressure dehydrator | |
| JPS5946719B2 (ja) | 脱水装置 | |
| JP2024125473A (ja) | 連続式固液分離装置における含水率一定制御方法 |