JPS6244483B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6244483B2
JPS6244483B2 JP5876183A JP5876183A JPS6244483B2 JP S6244483 B2 JPS6244483 B2 JP S6244483B2 JP 5876183 A JP5876183 A JP 5876183A JP 5876183 A JP5876183 A JP 5876183A JP S6244483 B2 JPS6244483 B2 JP S6244483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
egg
eggs
hot water
net
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5876183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59183717A (ja
Inventor
Akira Kuroda
Hisato Kawashima
Noriaki Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kibun KK
Original Assignee
Kibun KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kibun KK filed Critical Kibun KK
Priority to JP5876183A priority Critical patent/JPS59183717A/ja
Publication of JPS59183717A publication Critical patent/JPS59183717A/ja
Publication of JPS6244483B2 publication Critical patent/JPS6244483B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多数の卵を連続的にゆでることがで
きる装置に関する。
工場的規模で卵をゆでる場合、従来はおもにバ
ツチ処理法という方法をとつていた。この方法
は、かま(バツチ)に多数の卵を入れてゆでるも
のであるが、かまの中で多数の卵が重なり合うの
で、位置によつてゆで加減にムラが生じ、品質が
不均一になるという欠点があつた。
ところで、卵をいきなり高温の湯の中に入れる
と、黄身が変形し、更には卵殻が割れて白身が膨
出するという不具合が生ずる。これを防止するに
は、卵を予加熱すればよいことが知られている。
そのため、上記バツチ処理法を実際に適用するに
あたつては、予加熱用のかまで卵を予加熱し、そ
の後本加熱用のかまでゆでる方式をとつている。
しかし、この場合には、上記品質が不均一になる
という欠点に加えて、予加熱用のかまから本加熱
用のかまへ卵を移し替えるという面倒な作業が必
要であることから作業性が悪く、又二種類のかま
を必要とすることから熱エネルギ的にも不利とな
るといつた欠点が生ずる。
本発明は上記のような状況にかんがみてなされ
たもので、その目的とするところは、卵の品質を
均一にゆでることができ、しかも作業性に優れ、
熱エネルギ的にも有利な卵ゆで装置を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成する本発明の要旨は、高温の湯
に一部を浸して一方向に回転されるドラムに多数
の卵挿入穴を設けると共に、高温の湯に一部を浸
して一方向に回転されるドラムに多数の卵挿入穴
を設けると共に、各卵挿入穴の縁部に卵収納用の
ネツトの端部を結合してドラムの内側に卵収納用
のネツトを配設する一方、ドラムの略下半分の表
面近傍に、ドラム表面に沿つて円弧状をなし、自
重により前記ネツトから抜け落ちようとする卵を
支えるガイドを設けてなる卵ゆで装置に存する。
以下、本発明に係る卵ゆで装置を図面に示す実
施例に基づき詳細に説明する。
第1図には一実施例の斜視外観を示し、第2図
にはその側断面を示し、第3図には一部断面とし
た正面を示す。
1はボイル槽で、その中には高温の湯2が貯え
られている。湯2は、図示されていない加熱源に
より一定温度に加熱保持され、あるいは図示され
ていない供給系、排出系により供給排出されて一
定温度に保持される。
このボイル槽1内の湯2に半分近くを浸してド
ラム3が支持されている。ドラム3の支持は、ア
ーム4を介してドラム3と一体の回転軸5の両端
部をボイル槽1の縁上に設けられた軸受6で支持
することによりなされており、ドラム3は回転自
在とされている。ドラム3には、卵がたてに入り
得る大きさの卵挿入穴7が円周方向に沿つて等間
隔に多数設けてあり、ドラム3の内側において、
各卵挿入穴7には、その縁部に端部を結合して卵
収納用のネツト8が設けられている。ネツト8と
しては、繊維や化学繊維でできたもの、あるいは
金網などでもよい。要は、卵をゆでる程度の温度
に耐え得るものであればよい。尚、ネツト8とし
てやわらかい材質のものを使つた場合には、穴7
とネツト8との間に筒状のガイドを設けるとよ
い。こうすると、穴7より挿入した卵が傾きにく
くなる。又、ドラム3の材料としては、金属、プ
ラスチツクなどが使われる。
ドラム3の中心を通る水平面よりやや上側位置
より下側におけるドラム3の周面近傍には、円弧
状のガイド板9が脚10によりボイル槽1の底部
に固定して設けてある。このガイド板9は卵が穴
7から抜け出るのを支えて防止するためのもので
あり、その材料としては、ゴム、プラスチツク、
金属などで耐熱性のあるものが使われる。
一方、ドラム3と一体の前記回転軸5の一端部
にはつめ車11が固着してあり、このつめ車11
の歯には、固定ピン12によつて回動自在に枢支
されたレバー13の上端部に回動自在に枢着され
たつめ14がかけれられている。レバー13の下
端部は固定台15上に傾動可能に支持されたエア
シリンダ16のロツド17の先端が滑節結合され
ている。エアシリンダ16はタイマにより間欠的
に往復動されるようになつている。シリンダ16
の往動によりロツド17が伸び、それによつて、
レバー13が第1,2図において時計回りに回動
し、それによつてつめ14が図中右方へ移動し、
つめ車11及びそれと一体のドラム3が所定量時
計回りに回転されるのである。シリンダ16の復
動時にはロツド17が縮み、レバー13が逆方向
に回動し、つめ14も左方向に移動するが、つめ
14はつめ車11の歯面をすべつて移動するの
で、つめ車11を逆回転させることはない。前述
の如くシリンダ16は間欠的に作動されるので、
上記動作は間欠的になされ、従つてドラム3は間
欠的に回転される。尚、シリンダ16の停止時に
は、つめ14は図中左方に位置してつめ車11の
歯と噛み合い、つめ車11が逆転しないようにロ
ツクする。
この装置において、卵18はガイド板9の上側
あたり(第2図中矢印Aで示す)よりドラム3の
穴7及びネツト8内に挿入される。ドラム3は図
中矢印方向に間欠的にしかもゆつくり回転される
ので、ネツト8内の卵18はゆつくり湯2上方を
通過することになる。このとき、卵18は湯2か
らの蒸気によつて予加熱される。ドラム3として
熱伝達率のよい金属製のものを採用した場合に
は、湯2を通過して高温となつているドラム3自
体によつても予加熱される。この後、湯2中を通
過する間(第2図中湯面Bから湯2中を通つて湯
面Cに至る間)に卵18はゆでられる。つまり、
ドラム3の速度は、卵18が湯2中を通過する間
にちようどゆでられる程度とされているのであ
る。この速度は、湯2の温度、第2図中のBから
Cに至る距離、目標とする卵のゆで加減等によつ
て決められる。尚、ドラム3の中心を通る水平面
より下側においては、卵18は抜け出ようとする
が、ガイド板9があることにより抜け落ちは防止
される。湯2を通過してゆでられた卵18は、ガ
イド板9を外れた位置で穴7及びネツト9から抜
き取られる。そして、又新しい卵18がそこに挿
入される。つまり、卵18の出し入れはほぼ同じ
位置で行なわれるのである。卵18の取り出しに
際しては、取り出しやすくするため、第2図中2
点鎖線で示すようにガイド9の卵出し入れ側端部
をドラム3の中心を通る水平面もしくはそのやや
下側で折り曲げて卵受け部9aを形成し、卵18
が自重でその上に飛び出すようにしてもよい。
上記実施例では、ドラム3の回転手段として、
つめ14とつめ車11等からなる間欠回転機構を
採用しているが、ドラム3の回転は間欠的でなく
連続的であつてもよいので、モータあるいはモー
タ減速機との組合せなども採用できる。
又、上記実施例では、卵の挿入穴7をドラム3
円周に沿つて一例としたが、第4図に示すように
複数列設けてもよい。このようにすればゆで卵の
生産性は向上する。
以下、実施例に基づき詳細に説明したように、
本発明に係る卵ゆで装置によれば、連続的に多数
の卵をゆでることができ、しかもすべての卵を同
じ条件で蒸気による予加熱をし、湯による本加熱
をしてゆでることができるので、ゆで卵の品質が
均一となり、黄身の変形や白身の膨出といつたこ
とがなくなる。又、作業者は卵の出し入れを定位
置で行なうのみでよいので、極めて作業性がよく
なる。更に又、卵の予加熱として使う蒸気として
本加熱に使う湯の湯気を利用するので省エネルギ
ともなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る卵ゆで装置の一実施例の
斜視図、第2図はその側断面図、第3図は一部を
断面とした正面図、第4図は他の実施例の一部断
面とした正面図である。 図面中、1はボイル槽、2は湯、3はドラム、
5は回転軸、7は卵挿入穴、8はネツト、9はガ
イド板、11はつめ車、14はつめ、16はエア
シリンダ、18は卵である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高温の湯に一部を浸して一方向に回転される
    ドラムに多数の卵挿入穴を設けると共に、各卵挿
    入穴の縁部に卵収納用のネツトの端部を結合して
    ドラムの内側に卵収納用のネツトを配設する一
    方、ドラムの略下半分の表面近傍に、ドラム表面
    に沿つて円弧状をなし、自重により前記ネツトか
    ら抜け落ちようとする卵を支えるガイドを設けて
    なることを特徴とする卵ゆで装置。
JP5876183A 1983-04-05 1983-04-05 卵ゆで装置 Granted JPS59183717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5876183A JPS59183717A (ja) 1983-04-05 1983-04-05 卵ゆで装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5876183A JPS59183717A (ja) 1983-04-05 1983-04-05 卵ゆで装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59183717A JPS59183717A (ja) 1984-10-18
JPS6244483B2 true JPS6244483B2 (ja) 1987-09-21

Family

ID=13093519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5876183A Granted JPS59183717A (ja) 1983-04-05 1983-04-05 卵ゆで装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59183717A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2669049B2 (ja) * 1989-04-28 1997-10-27 ソニー株式会社 テープレコーダ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2669049B2 (ja) * 1989-04-28 1997-10-27 ソニー株式会社 テープレコーダ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59183717A (ja) 1984-10-18

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