JPS6244377A - 研磨ベルト - Google Patents

研磨ベルト

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JPS6244377A
JPS6244377A JP18285485A JP18285485A JPS6244377A JP S6244377 A JPS6244377 A JP S6244377A JP 18285485 A JP18285485 A JP 18285485A JP 18285485 A JP18285485 A JP 18285485A JP S6244377 A JPS6244377 A JP S6244377A
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base paper
belt
belt base
abrasive
polishing
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Hideki Hamano
濱野 秀樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属表面等の研磨に使用する研磨ベルトに関
し、特に紙製基紙の表面に砥粒等の研磨材を付着させて
、回転駆動される1対のロール間にエンドレス状に張設
し、その循環駆動中に被研磨体を圧接させて研磨を行な
うようにした研磨ベルトに関する。
(従来の技術) このような研磨作業においては、一般に被研磨体の冷却
な研磨屑の除去等を目的として、研磨ベルトと被研磨体
との接触部に油性液である研磨助剤を吹付けているため
に、研磨ベルトとこれを循環駆動させるロールとの間に
スリップを起してベルト破断が生ずるという不都合があ
った。
このため、従来、例えば実願昭57−115216号(
実開昭59−19261号)において開示された考案の
第1実施例のように、基布紙の裏面(ロールと接触する
側の面)に、凹凸模様付はロール等を利用して、基布紙
の厚い部分と薄い部分との凹凸を模様状に形成し、これ
によって基布紙とロール間における油膜切れの効果を図
ったもの、或いは前記考案の第2実施例のように、基布
紙の裏面全面を、接着剤をバインダーとする鉱物質粉粒
体層で覆い、該鉱物質粉粒体層上面を凹凸状としたもの
がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記の第1実施例のものは基布紙の薄い部分に
おいて引張強度が低下するために、研磨作業中に研磨ベ
ルトが破断し易くなると共に、−基布紙とロールとの間
の摩擦抵抗の不足という問題が残り、また第2実施例の
ものにおいても、次のような問題があった。
即ち、研磨作業中に生ずる研磨熱によって基布紙に吸収
保持された水分が蒸散させられる。この脱湿過程は研磨
熱によって強制的に行なわれるので、基布紙の表、裏面
を覆った研磨材層、鉱物質粉粒体層によっては防止でき
ない。このような脱湿の結果、基布紙は柔軟性を失い、
破断し易(なる。なお、研磨作業中、基布紙は油性の研
磨助剤によって浸潤されているが、基布紙がその材質上
親油性ではないため、研磨助剤によっては柔軟性を獲得
しない。そして、研磨作業の中断時において、基布紙が
大気中の水分を吸収することにより柔軟性を回復し、再
使用に耐えるものとなるのであるが、この吸湿過程は研
磨ベルトの放置状態において自然的に行なわれるもので
あるため、前記の脱湿過程とは異なり、基布紙の大気中
への露出面積の大小が重要な要因となる。しかして前記
第2実施例のものにおいては基布紙の表裏面がいずれも
露出せず、被着層によって覆われているので、吸湿過程
が遅々として進まず、よって基布紙が十分に柔軟性を回
復しないうちに再使用されることとなって、研磨ベルト
の破断を起し易かった。なお、脱湿された基布紙の吸湿
を強制的に行なわせる方法、例えば基布紙に対して水を
撒いたり、基布紙を水中に浸漬したりする方法は、過剰
に供給された水分が研磨材のバインダーを溶解さぼるた
めに、採用することができない。
そこで本発明は、ロールと研磨ベルトとの間のスリップ
防止と、研磨ベルトの吸・湿性の向上とを併せ実現する
ことを、その解決すべき技術的課題とする。
(問題点を解決するための手段) 上記課題を解決するための技術的手段は表面に研磨材を
付着させたベルト基紙の裏面に、ベルト基紙よりも摩擦
係数が大きくかつベル(−基紙への付着性が良好な摩擦
材を部分的に被着することにより、ベルト基紙の裏面側
において、ベルト基紙が露出した部分と摩擦材を被着し
た部分とを、互いに散在する状態で設番プたことである
上記の構成において、ベルト基紙の裏面における摩擦材
を被着した部分の面積は、ベルト基紙の裏面の全面積に
対し、5〜75%を占め、好ましくは10〜40%を占
める。そして摩擦材の被着部分は、ベルト基紙の裏面の
全面にわたり、はぼ均等に分散して分布されている。分
布の形態としては、摩擦材が水玉模様やストライブ模様
等の特定の規律的な模様を形成するように被着されるも
のの他、不規則な模様を形成するように被着される場合
もある。
(作 用) ItJ擦材環材着部分がロールに対する強い摩擦抵抗を
示すので、ロールと研磨ベルトとの間のスリップが防止
される。
ベルト基紙の裏面側には、ベルト基紙が露出した部分が
散在するので、研磨作業の中断期間に大気中の水分がこ
の部分から吸収され、ベルト基紙は迅速に柔軟性を回復
する。
(実施例) 次に、本発明の第1実施例を第1図〜第3図に基づいて
説明する。
研磨ベルト1は、一定の厚みと幅を有する紙製のベルト
基紙2の表面に第2図に示すように、バインダー3によ
って砥粒等の研磨材4を固着すると共に、ベルト基紙2
の裏面に、第1図、第2図に示すように、水玉模様を形
成する状態で摩擦材5を被着している。
上記の構成において、バインダー3は、にかわ等の耐油
性の接着剤であり、摩擦材5は、ベルト基紙よりも摩擦
抵抗が大きくかつベルト基紙への付着性が良好な耐油性
材料、例えばニトリル系ラテックス、アクリル系ラテッ
クス、酢酸ビニル系ラテックス等のゴム系ラテックスで
ある。また、これらの摩擦材5は、ベルト基紙2の裏面
に対し、グラビア印刷、スクリーン印刷、凸版印刷等の
方法で被着されるが、このような被着方法に限定するも
のではない。
以上のように構成された本実施例は、次のように使用さ
れる。
即ち、研磨ベルト1をエンドレス状に形成して第3図に
示すように、コンタクトロール6とアイドラーロール7
との間に張設し、ビリーロール8によって金属コイル等
の被研磨材9をコンタクトロール6に対して圧接させ、
研磨ベルト1による研磨を行ない、かつ研磨作業中は、
ノズル10より油性の研磨助剤を吹付けるのである。
次に、本実施例に基づく研磨ベルトと従来の研磨ベルト
との対比試験の結果を示す。
(1)まず、研磨助剤の存在下でのコンタクトロールと
研磨ベルトの裏面との動摩擦係数は、本実施例のもので
0.85 、裏面に!!擦環材被着しないもので0.7
7であった。
(2)次に、研磨ベルトを120℃で2時間乾燥させた
後、標準状態の大気(20℃、湿度65%に放置したと
きの吸湿量と引裂強度(換言すれば柔軟性の回復度合)
を見ると、本実施例のものでは、放置後30分経過時に
おいて吸湿dは13.3g/d、引裂強度は773g(
J l5−P−8116による。以下同じ)、2FR間
経過時において吸湿、 伍は25.3g/m、引裂強度
は11639であった。
これに対し、ベルト基紙の裏面の全面に摩擦材を被着し
たものでは、前記と同条件下で、放置後30分経過時に
おいて吸湿量は7.8g/ TIt、引裂強度は264
g、2時間経過時において吸湿量は12.5g/ yd
、引裂強度は373gであり、本実施例のものに対し、
有意の差を認めた。
なお、本考案の他の実施例として、第4図に示すように
、ベルト基紙2の裏面に、摩擦材5をストライプ模様を
形成するように被着しても良く、また、その他の規律的
な一定のパターンの模様或いはその他の不規則な模様を
形成するように被着しても良い。
(発明の効果) )  本発明は、コンタクトロールと研磨ベルトとの、
 間のスリップを防止できると共に、研磨ベルトの吸湿
性の向上によって、研磨作業中断時において研磨ベルト
の柔軟性を迅速に回復でき、よって研磨ベルトの破断の
防止を図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の正面図、第2図は第1図
のA−A断面の端面図、第3図は同実施例の使用状態を
示す平面図、第4図は本発明の第2実施例の正面図であ
る。 1・・・研磨ベルト 2・・・ベルト基紙 5・・・摩擦材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面に研磨材を付着させたベルト基紙の裏面に、ベルト
    基紙よりも摩擦抵抗が大きくかつベルト基紙への付着性
    が良好な摩擦材を部分的に被着することにより、ベルト
    基紙の裏面側において、ベルト基紙が露出した部分と摩
    擦材を被着した部分とを、互いに散在する状態で設けた
    ことを特徴とする研磨ベルト。
JP60182854A 1985-08-20 1985-08-20 研磨ベルト Expired - Lifetime JPH08363B2 (ja)

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JP60182854A JPH08363B2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20 研磨ベルト

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JPS6244377A true JPS6244377A (ja) 1987-02-26
JPH08363B2 JPH08363B2 (ja) 1996-01-10

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WO2023057838A1 (en) * 2021-10-08 2023-04-13 3M Innovative Properties Company Surface conditioning article and methods of making and using the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039461A (ja) * 1983-07-16 1985-03-01 テオドール・グロツ・ウント・ゼーネ・ウント・エルンスト・ベツケルト・ナデルフアブリツク・コマンデイツト‐ゲゼルシヤフト 編み機の複合針
JPS6091354U (ja) * 1983-11-29 1985-06-22 井戸田 保 研削ベルト

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