JPS62193778A - 研磨ベルト - Google Patents

研磨ベルト

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JPS62193778A
JPS62193778A JP3707186A JP3707186A JPS62193778A JP S62193778 A JPS62193778 A JP S62193778A JP 3707186 A JP3707186 A JP 3707186A JP 3707186 A JP3707186 A JP 3707186A JP S62193778 A JPS62193778 A JP S62193778A
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belt
belt base
abrasive
roll
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JP3707186A
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Hideki Hamano
濱野 秀樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属表面等の研磨に使用する研磨ベルトに関
し、特に基材の表面に砥粒等の研磨材を付着させて、回
転駆動される1対のロール間にエンドレス状に張設し、
その循環駆動中に被研磨体を圧接させて研磨を行なうよ
うにした研磨ベルトに関する。
(従来の技術) このような研磨作業においては、一般に被研磨体の冷却
や研磨層の除去等を目的として、研磨ベルトと被研磨体
との接触部に油性液である研磨助剤を吹付けているため
に、研磨ベルトとこれを循環駆動させるロールとの間に
スリップを起してベルト破断が生ずるという不都合があ
った。
このため、従来、例えば実願昭57−115216号(
実開昭59−19261号)において開示された考案の
第1実施例のように、基布紙の裏面(ロールと接触する
側の面)に、凹凸模様付1プロール等を利用して、基布
紙の厚い部分と薄い部分との凹凸を模様状に形成し、こ
れによって基布紙とロール間における油膜切れの効果を
図ったもの、或いは前記考案の第2実施例のように、基
布紙の裏面全面を、接着剤をバインダーとする鉱物質粉
粒体層で覆い、該鉱物質粉粒体層上面を凹凸状としたも
のがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、研磨ベルトが実用に耐えるためには、上記の
ようにロールとの間でスリップを起さないことの仙、十
分な引張強度及び柔軟性を備える必要がある。これらが
不十分であると、循環駆動中に研磨ベルトが断裂し易く
なるからである。
しかし、上記の第1実施例のものは基布紙の薄い部分に
おいて引張強度が著しく低下するという問題があり、ま
た第2実施例のものは接着剤の浸透、固化に基づく基布
紙の硬化がその全面において起るため、柔軟性が不足し
がちになるという問題があった。
そこで本発明は、ロールとの間の摩擦抵抗、引張強度及
び柔軟性を少なくども実用に耐える程度に併せ備えた研
磨ベルトを提供することを、その解決すべき技術的課題
とする。
(問題点を解決するだめの手段) 上記課題を解決するための技術的手段は表面に研磨材を
付着させたベルト基材の裏面に、ベルト基材よりも摩擦
抵抗が大きくかつベルト基材への付着性が良好な摩擦材
を部分的に被着することにより、ベルト基材の裏面にお
いて、ベルト基材の露出部中に摩擦材の被着部が散在し
、或いは摩擦材の被着部中にベルト基材の露出部が散在
づ−る状態になしたことである。
上記の構成において、ベル!−基月の裏面における摩擦
材を被着した部分の面積は、ベルi−基拐の裏面の全面
積に対し、5〜75%を占め、好ましくは10〜40%
を占めるが、かかる比率に限定されない。そして摩擦材
の被着部分は、ベルト基材の裏面の全面にわたり、はぼ
均等に分散して分布されている。分布の形態どしては、
摩擦材が水玉模様、格子模様やストライプ模様等の特定
の規律的な模様を形成するように被着されるものの他、
不規則な模様を形成するように被着される場合もある。
(作 用) 摩擦材の被着部分がロールに対する強い摩擦抵抗を示す
ので、ロールと研磨ベルトとの間のスリップが防止され
る。
ベルト基材には凹凸部等を形成しないので、研磨ベルト
が本来布している引張強度が維持される。
摩擦材をベルト基材に被着する際、摩擦材の浸透、固化
によりベルト基材の硬化が起こる。しかし、摩擦材を被
着していない部分においてはベルト基材が本来の柔軟性
を維持しており、かつ柔軟な部分ど硬化した部分とが交
互に散在するので、ベルト基材全体としては、1コール
廻りに循環移動する動作に1−分に追従し得る柔軟性が
維持される。
(実施例) 次に、本発明の第1実施例を第1図〜第3図に基づいて
説明する。
研磨ベルト1は、一定の厚みと幅を有する紙製のベルト
基材2の表面に第2図に示すように、バインダー3によ
って砥粒等の研磨材4を固着すると共に、ベルト基材2
の裏面に、第1図、第2図に示ずように、水玉模様を形
成する状態で摩擦材5を被着している。
上記の構成において、バインダー3は、にかわ等の耐油
性の接着剤であり、摩擦材5は、ベルト基材2よりも摩
擦抵抗が大きくかつベルト基材2への付着性が良好な耐
油性材料、例えばニトリル系ラテックス、アクリル系ラ
テックス、酢酸ビニル系ラテックス等のゴム系ラテック
スである。また、これらの摩擦材5は、ベルト基材2の
裏面に対し、グラビア印刷、スクリーン印刷、凸版印刷
等の方法で被着されるが、このような被着方法に限定す
るものではない。
以上のように構成された本実施例は、次のように使用さ
れる。
即ち、研磨ベルト1をエンドレス状に形成して、第3図
に示すように、コンタクトロール6とアイドラーロール
7との間に張設し、ビリーロール8によって金属コイル
等の被研磨材9をコンタクトロール6に対して圧接させ
、研磨ベルト1による研磨を行ない、かつ研磨作業中は
、ノズル10より油性の研磨助剤を吹付Glるのである
このような研磨作業において、コンタクトロール6、ア
イドラーロール7と研磨ベル1〜1との間には研磨助剤
が介在することとなるが、摩擦抵抗の大ぎな摩擦材5が
常にこれらのロールに対して接触していることにより、
研磨ベルト1とこれらのロールとの間のスリップは防止
される。
また、摩擦材5はその一部がベルト基材2に浸透、固化
することによりベルト基材2に固定的に被着されるもの
であるが、これに伴うベルト基材2の硬化は摩擦材5を
被着した、水玉状に分布した領域のみにおいて起り、ベ
ルト基材2における他の部分は本来の柔軟性を維持して
いる。従ってベルト基材2全体としてはコンタクトロー
ル6及びアイドラーロール7廻りに滑らかに循環移動す
るための柔軟性を十分に維持している。
一方、紙製ベルト基材を用いる本実施例においては、以
下のにうな作用もある。
即ち、研磨作業中に生ずる研磨熱によってベルト基材2
に吸収保持されている水分が然散し、紙材の特質より、
ベルト基材2が乾燥に基づく硬化を起して破断し易くな
る。この脱湿過程は研磨熱によって強制的に進行するの
で、例えば前記実願昭57−115216号に開示され
た第2実施例のように、基布紙の表、裏面を研磨材層と
鉱物質粉粒体層とで覆ったものにおいても同様に進行づ
゛る。そして、このようなi脱湿現象に対し、ベルト基
材2あるいは従来例の基布紙に水を撒いたり、これらを
水中に浸漬して強制的に吸湿させる方法は、水の供給過
剰ににり研磨材のバインダーを溶解さゼることとなるの
で採用できない。
従って、脱湿されたベル!・基材2あるいは従来例の基
布紙は、−a使用を中止して大気中の水分の吸収による
柔軟性の回復を待つこととなるが、この吸湿過程は、前
記の脱湿過程とは異なり、放置状態において自然的に行
なわれるものである。
このため、基布紙の表、裏面が研磨材層や鉱物質粉粒体
層で覆われた前記従来例のものでは吸湿過程が遅々とし
て進まず、再使用までの待機時間が極めて長かったが、
本実施例の研磨ベルト1では、ベルト基材2の裏面が適
当に露出しているので吸湿過程が速く進むため迅速に柔
軟性を回復して再使用に耐えるという利点がある。
因みに、紙製研磨ベルトにおけるこのような吸湿速度と
その影響につき、本実施例の研磨ベルトとベルト基材の
裏面全面に摩擦材を被着した研磨ベルトとの対比試験の
結果を示す。
(1)まず、研磨助剤の存在下でのコンタクトロールと
研磨ベルトの裏面との動摩擦係数は、本実施例のもので
0.85、裏面に摩擦材を被着しないもので0.77で
あった。
(2)次に、研磨ベルトを120℃で2時間乾燥させた
後、標準状態の大気(20℃、湿1f65%)に放置し
たどきの吸湿量と引裂強度(換言ずれば、柔軟性の回復
度合)を見ると、本実施例のものでは、放置後30分経
過時において吸湿量は13.3g/麓、引裂強度は77
3g(J l5−P−8116ににる。以下同じ)、2
時間経過時において吸湿量は25.3g/尻、引裂強度
は1163gであった。
これに対し、ベルト基材の裏面の全面に摩擦材を被着し
たものでは、前記と同条件下で、放置後30分経過時に
おいて吸湿量は7.8g/Td、引裂強度は264g、
2時間経過時において吸湿量は12.5g/74.引裂
強度は373gであり、本実施例のものに対し、有意の
差を認めた。
なお、本実施例の変更例として、第4図に示づように、
ベルト基材2の裏面に、摩擦材5をストライプ模様を形
成するように被着しても良く、また、格子模様その他の
規什的な一定のパターンの模様或いはその他の不規則な
模様を形成するようを動物性1111L、植物性m維或
いは合成繊維を織成した布材をもって形成しても良い。
ここにおいて、バインダー、研磨材、摩擦材に関する構
成、及び研磨ベルトの作用については、第1実施例と同
様である。
以下に、本実施例の研磨ベルトと、これと同じ布材を用
い、その裏面全面に摩擦材を被着した研磨ベルトとの柔
軟性の対比試験の結果を示す。
(1)まず、柔軟性の測定はJIS−1−1085によ
った。
(2)本実施例の研磨ベルトでは、その裏面の面積の3
0%の領域に水玉模様の斑点状に摩擦材を被着したもの
を用いたところ、4,015IItgの測定結果を示し
た。
(3)一方、裏面全面に摩擦材を被着した研磨ベルトで
は、14,656〜の測定結果を示し、本実施例の研磨
ベルトに対し、有意の差を認めた。
次に、本発明の第3実施例として、布製ベルト材の裏面
にポリエチレンフィルムを塗布形成したラミネート加工
をベルト基材として用いても良い。
ここにおいてバインダー、研磨材、摩擦材に関する構成
、及び研磨ベルトの作用については、第1実施例と同様
である。
以下に、本実施例の研磨ベルトと、これと同じラミネー
ト材のベルト基材を用い、その裏面全面に摩擦材を被着
した研磨ベルI・との柔軟性の対比試験の結果を示?l
(1)まず、柔軟性の測定はJIS−L−1085によ
った。
(2)本実施例の研磨ベルトでは、その裏面の面積の3
0%の領域に水玉模様の斑点状に摩擦材を被着したもの
を用いたところ、28.1107IRの測定結果を示し
た。
(3)一方、裏面全面に摩擦材を被着した研磨ベルトで
は49.789〜の測定結果を示し、本実施例の研磨ベ
ルトに対し、有意の差を認めた。
なお、本実施例の変更例として、ベルト基材は他種のラ
ミネート材、例えば、紙材、布材、金属箔材またはプラ
スチックフィルム材のうち任意の三者以上のものをラミ
ネート加工してなるラミネート材をもって形成しても良
い。
(発明の効果) 本発明は、研磨ベルトにおいてロールとの間の摩擦抵抗
性、引張強度及び柔軟性を少なくとも実用に耐える程度
に併せ備えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の正面図、第2図は第1図
の八−へ断面の端面図、第3図は同実施例の使用状態を
示す平面図、第4図は本発明の変更実施例の正面図であ
る。 1・・・研磨ベルト 2・・・ベルト基材 5・・・摩  擦  材 出願人   濱   野   秀   樹代理人   
弁理士 岡田英彦(外2名)1二毛升、老へ“ルート 2 、べ゛1シト塾材 5、#4艷材 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に研磨材を付着させたベルト基材の裏面に、
    ベルト基材よりも摩擦抵抗が大きくかつベルト基材への
    付着性が良好な摩擦材を部分的に被着することにより、
    ベルト基材の裏面において、ベルト基材の露出部中に摩
    擦材の被着部が散在し、或いは摩擦材の被着部中にベル
    ト基材の露出部が散在する状態になしたことを特徴とす
    る研磨ベルト。
  2. (2)前記ベルト基材が紙材からなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の研磨ベルト。
  3. (3)前記ベルト基材が布材からなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の研磨ベルト。
  4. (4)前記ベルト基材が紙材、布材、金属箔材またはプ
    ラスチック材にプラスチックフィルムをラミネート加工
    してなるラミネート材であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の研磨ベルト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011526845A (ja) * 2008-06-30 2011-10-20 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 滑り止めコーティング層を有するサンドペーパー
JP2014511283A (ja) * 2011-02-24 2014-05-15 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー フォーム裏材を含むコーティングされた研磨物品、及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919261B2 (ja) * 1977-12-19 1984-05-04 三菱電機株式会社 空調機

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