JPS6244340Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6244340Y2
JPS6244340Y2 JP1982142251U JP14225182U JPS6244340Y2 JP S6244340 Y2 JPS6244340 Y2 JP S6244340Y2 JP 1982142251 U JP1982142251 U JP 1982142251U JP 14225182 U JP14225182 U JP 14225182U JP S6244340 Y2 JPS6244340 Y2 JP S6244340Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vortex generator
fluid
closing member
hollow part
vortex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982142251U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5945520U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14225182U priority Critical patent/JPS5945520U/ja
Publication of JPS5945520U publication Critical patent/JPS5945520U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6244340Y2 publication Critical patent/JPS6244340Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流路中に渦発生体を配置して渦発生体
により生起される流体中のカルマン渦を検出し、
カルマン渦の生起周波数、生起数により流路中の
流体の流速、流量を測定する際に用いられる流速
流量検出装置に関する。
カルマン渦の生起を検出して流体の流速流量を
測定する装置において、センサとして用いられる
検出装置は、一般に、直接流路中に配置されるた
め、流体中に混入した塵埃の影響を受けやすく、
例えば検出装置に取り付けられたサーミスタ等の
渦検出体に塵埃が付着すると、検出性能が劣化し
て高感度の検出が行われ難くなり、長期にわたつ
て一定の検出性能を維持するためには、一定期間
毎の保守が必要となる。ところで流体を一旦流路
から排除してこの保守を行わなければならないと
すると、保守作業に際して多くの時間と繁雑な作
業とを要し、実用的でない。
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、保守作業に際して流体
の漏出を防ぎ得、流体の排除なしで保守作業を簡
単に行い得る流速流量検出装置を提供することに
ある。
本考案によれば、前記目的は、流路を規定する
管内に配置されており、一端が管外部に開口され
た第一の中空部を有する渦発生体と、前記第一の
中空部を前記流路と連通すべく、渦発生体に設け
られた流体導入孔と該流体導入孔よりも下流にお
いて渦発生体の第一の中空部を前記流路と連通す
べく、渦発生体に設けられた流体導出孔と、渦発
生体の第一の中空部に挿着されていると共に一端
が管外部に開口された第二の中空部を有してお
り、当該第二の中空部を流体導入孔及び流体導出
孔とそれぞれ連通させるべく、第一及び第二の通
路をそれぞれ有した閉塞部材と、閉塞部材と協働
して第一及び第二の通路と連通する流体通路を形
成すべく、閉塞部材の第二の中空部に挿着された
取付部材と、前記流体通路に面して前記取付部材
に取付けられた渦検出体と、渦発生体の開口端と
流体導入孔との間の部位において渦発生体と閉塞
部材との間に設けられたシールリングとからな
り、該シールリングと渦発生体の流体導出孔間の
距離が、閉塞部材の第二の通路と渦発生体の第一
の中空部開口端と対向する側の閉塞部材の端縁と
の間の距離よりも短かくなるように閉塞部材が形
成されている流速流量検出装置により達成され
る。
次に本考案による好ましい一具体例を図面に基
づいて説明する。
図において、流路1を規定する管2内に配置さ
れた三角柱状渦発生体3には、開口端4を有する
中空部5が形成されており、中空部5と流路1と
は、渦発生体3に穿設された流体導入孔6と、同
じく導入孔6よりも下流側で対称に渦発生体3に
穿設された一対の流体導出孔7及び8とにより連
通されている。中空部5には、円柱状の閉塞部9
と中空部10を有する円筒状の収納部11とから
なる閉塞部材12が挿入されており、閉塞部材1
2には、導入孔6、導出孔7及び8に夫々対向し
て通路としての貫通孔13a,13及び14が形
成されており、部材12の中空部10には、取付
部材15が挿着されている。取付部材15は縮径
部16と二方取りされた二方取り部17とを有し
ており、縮径部16と収納部11との間隙及び二
方取り部17と収納部11との間隙並びに孔13
a,13,14により、導入孔6と導出孔7及び
8とを連通する流体通路18が形成されている。
二方取り部17には、導入孔6と導出孔7及び8
との間の通路18に一表面が露出して渦検出体と
してのサーミスタ19及び20が取り付けられて
おり、サーミスタ19及び20のリード線21及
び22は、電気的絶縁材が充填された取付部材1
5の中空部23を介してケース24内に設けられ
た電気回路に接続されている。管2に植設された
ねじ部材25にはナツト26,27及び28が螺
合しており、ねじ部材25が貫通する部材12の
フランジ部29はナツト26と27とにより挾持
されており、ねじ部材25の上方部には、ストツ
パ片30が設けられている。取付部材15のフラ
ンジ部31はボルト32によりフランジ部29に
固定されており、取付部材15の先端には、蓋3
3及び固定部材34が螺着されており、固定部材
34により、リード線21及び22をケース24
内に導びく円筒部材35が取付部材15の先端に
固定されている。サーミスタ19及び20に加熱
用電流を供給すると共に、渦検出電気信号を増幅
して処理回路に送出する電気回路を収納したケー
ス24は、支持部材36を介して管2に取り付け
られている。渦発生体3に形成された環状凹所3
7には、シールリングとしてのOリング38が嵌
装されている。
このように構成された流速流量検出装置50に
おいては、流路1に流体がA方向に流されると、
渦発生体3により流体中にカルマン渦51が生起
される。交互に生じるカルマン渦51により、孔
13側の通路18を介する流体の流れと、孔14
側の通路18を介する流体の流れとが交互に生じ
る結果、サーミスタ19及び20はこの流体流に
より交互に冷却され、これによりカルマン渦51
の生起を示す電気信号がリード線21及び23を
介して取り出される。ところで、通路18又は通
路18に面するサーミスタ19,20の表面に付
着した塵埃を取り除く際には、まず管2から支持
部材36及びケース24を取り外し、ナツト27
及び28を緩め、第5図に示すように、ナツト2
8がストツパ片30に当接し、ナツト27がナツ
ト28に当接する位置に夫々をもたらす。この状
態で次にナツト26を回転せしめて、ナツト26
のB方向の移動と共に部材12を同様にB方向に
移動せしめて部材12を中空部5から順次引き抜
き第5図に示すように、フランジ部29がナツト
27に当接する位置に部材12を配置する。この
状態では、部材12の孔13及び14はOリング
38の嵌装位置よりも開口端4側に位置し、開口
端4を介する外部に対して導入孔6、導出孔7,
8はOリング38及び閉塞部9により閉塞されて
いる。従つて、この状態で、ボルト32を緩め、
部材12の中空部10から取付部材15を抜き取
ることにより、開口端4からの流路1中の流体の
外部への漏出なしに、通路18、サーミスタ1
9,20の表面に付着した塵埃を除去して夫々を
清掃し得る。清掃後、取付部材15を再び中空部
10に挿入し、前述の作業と逆の作業を行い、第
1図に示すように取付部材15等を設定する。
尚、第6図に示すように、部材12のフランジ
部29に、凹所61を設け、凹所61内にスプリ
ング62により付勢されたボール63を配置する
一方、取付部材15にボール63の突出部が嵌入
する凹所64を設け、ボルト65を緩めて取付部
材15のみをB方向に移動せしめると、ボール6
3を介する取付部材15と部材12との係合によ
り、部材12も同様にB方向に移動されるように
し、管2に植設された案内ピン66の先端に固着
されたストツパ片67へのフランジ部29の当接
により部材12のB方向の移動が阻止された後に
も取付部材15を更にB方向に移動すると、ボー
ル63を介する取付部材15と部材12との係合
が解除されて取付部材15のみをA方向に移動し
得るようにし、これにより取付部材15を中空部
10から抜き出すようにしてもよい。このように
すると、取付部材15の抜き取りにおいて自動的
に部材12を第5図に示すような位置に設定し
得、誤操作による流体の漏出を防ぎ得る。
加えて、本考案は前記具体例に限定されず、例
えば渦検出体として、可動金属ダイヤフラムから
なる可変容量コンデンサを用いてカルマン渦を静
電的に検出するようにしてもよい。更に、一対の
渦検出体に代えて、一個の渦検出体でもつて本考
案を実施してもよい。
前記の如く、本考案によれば、渦検出体が取り
付けられた取付部材の渦発生体からの取り外しに
際して、流体導入孔、流体導出孔を簡単に閉塞し
得る結果、流路からの流体の排除なしで保守作業
を行い得、加えて誤操作による流体の漏出をなく
し得る。
本考案においては、渦発生体の開口端と流体導
入孔との間の部位において渦発生体と閉塞部材と
の間にシールリングが設けられており、このシー
ルリングと渦発生体の流体導出孔間の距離が閉塞
部材の第二の貫通孔と渦発生体の中空部開口端と
対向する側の閉塞部材の端縁との間の距離よりも
短かくなるように閉塞部材が形成されている。
従つて、本考案の流速流量検出装置において
は、閉塞部材の中空部から取付部材を抜き取る
際、閉塞部材の第二の貫通孔と渦発生体の中空部
開口端と対向する側の閉塞部材の端縁とによつて
規定される閉塞部材の領域を渦発生体の流体導入
孔及び流体導出孔と対向配置することによつて、
渦発生体の中空部開口端と流体導入孔及び流体導
出孔との連通は完全に阻止され、また、この際閉
塞部材から取付部材を完全に抜き取つても閉塞部
材中空部への流体の侵入も完全に阻止される。
それ故、本考案装置においては、取付部材に設
けられた渦検出体の清掃、取替等を行う場合、渦
発生体の中空部開口端及び閉塞部材の中空部開口
端から流体を外部に漏出させる恐れは完全に排除
されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による好ましい一具体例の断面
図、第2図及び第3図は夫々第1図に示す−
線及び−線断面図、第4図は第1図に示す取
付部材の斜視図、第5図は第1図に示す取付部材
を抜き取る操作の説明図、第6図は本考案による
好ましい他の具体例の一部説明図である。 1……流路、3……渦発生体、6……流体導入
孔、7,8……流体導出孔、12……閉塞部材、
15……取付部材、18……流体通路、19,2
0……サーミスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流路を規定する管内に配置されており、一端が
    管外部に開口された第一の中空部を有する渦発生
    体と、前記第一の中空部を前記流路と連通すべ
    く、渦発生体に設けられた流体導入孔と、該流体
    導入孔よりも下流において渦発生体の第一の中空
    部を前記流路と連通すべく、渦発生体に設けられ
    た流体導出孔と、渦発生体の第一の中空部に挿着
    されていると共に一端が管外部に開口された第二
    の中空部を有しており、当該第二の中空部を流体
    導入孔及び流体導出孔とそれぞれ連通させるべ
    く、第一及び第二の通路をそれぞれ有した閉塞部
    材と、閉塞部材と協働して第一及び第二の通路と
    連通する流体通路を形成すべく、閉塞部材の第二
    の中空部に挿着された取付部材と、前記流体通路
    に面して前記取付部材に取付けられた渦検出体
    と、渦発生体の開口端と流体導入孔との間の部位
    において渦発生体と閉塞部材との間に設けられた
    シールリングとからなり、該シールリングと渦発
    生体の流体導出孔間の距離が、閉塞部材の第二の
    通路と渦発生体の第一の中空部開口端と対向する
    側の閉塞部材の端縁との間の距離よりも短かくな
    るように閉塞部材が形成されている流速流量検出
    装置。
JP14225182U 1982-09-20 1982-09-20 流速流量検出装置 Granted JPS5945520U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14225182U JPS5945520U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 流速流量検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14225182U JPS5945520U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 流速流量検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5945520U JPS5945520U (ja) 1984-03-26
JPS6244340Y2 true JPS6244340Y2 (ja) 1987-11-21

Family

ID=30317909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14225182U Granted JPS5945520U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 流速流量検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5945520U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824028B2 (ja) * 1978-10-30 1983-05-18 ジ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト レ−ザダイオ−ドに対する変調電流の調整法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824028U (ja) * 1981-08-07 1983-02-15 オ−バル機器工業株式会社 渦流量計における渦検出素子の取付装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824028B2 (ja) * 1978-10-30 1983-05-18 ジ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト レ−ザダイオ−ドに対する変調電流の調整法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5945520U (ja) 1984-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4215565A (en) Method and apparatus for testing a fluid
MX173847B (es) Valvula de mariposa que tiene una funcion para medir un caudal de flujo y metodo para medir un caudal de flujo con una valvula de mariposa
EP0101263A3 (en) Contamination level indicator
CA2377540A1 (en) Regulator diagnostics system and method
KR20080004406A (ko) 플로우센서
US4088020A (en) Vortex flowmeter apparatus
JPS6244340Y2 (ja)
JPS6244341Y2 (ja)
JPH0241441Y2 (ja)
JPS6319773Y2 (ja)
JPS6029696Y2 (ja) 流速流量検出装置
JP3012573B2 (ja) パーティクル測定機構
JPS6143206Y2 (ja)
JPH037781Y2 (ja)
KR970062657A (ko) 카르만 와류식 유량계
CN216717492U (zh) 高量程的电磁流量计
JPS56124782A (en) Valve monitoring apparatus
JPH01210698A (ja) スチームトラップの作動判定補助器
JPH0318892Y2 (ja)
US4489613A (en) Transmitting device for measuring the operating pressure in a system
JPH0353124A (ja) 複合流量計
JPH07209046A (ja) 電磁流量計検出器
JPS57186117A (en) Ultrasonic flow meter
JPS57122964A (en) Abnormality alarming device in coating material system for marking device
JPH0138523Y2 (ja)