JPS624422A - ガス分離用の異方性膜及びその製造法 - Google Patents

ガス分離用の異方性膜及びその製造法

Info

Publication number
JPS624422A
JPS624422A JP61151320A JP15132086A JPS624422A JP S624422 A JPS624422 A JP S624422A JP 61151320 A JP61151320 A JP 61151320A JP 15132086 A JP15132086 A JP 15132086A JP S624422 A JPS624422 A JP S624422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
solvent
ethylcellulose
anisotropic
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61151320A
Other languages
English (en)
Inventor
アーリー・ゼット・ゴラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
A G TECHNOL CORP
TECHNOL CORP AG
Original Assignee
A G TECHNOL CORP
TECHNOL CORP AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by A G TECHNOL CORP, TECHNOL CORP AG filed Critical A G TECHNOL CORP
Publication of JPS624422A publication Critical patent/JPS624422A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/24Formation of filaments, threads, or the like with a hollow structure; Spinnerette packs therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D67/00Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
    • B01D67/0002Organic membrane manufacture
    • B01D67/0009Organic membrane manufacture by phase separation, sol-gel transition, evaporation or solvent quenching
    • B01D67/00091Organic membrane manufacture by phase separation, sol-gel transition, evaporation or solvent quenching by evaporation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/02Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor characterised by their properties
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/08Hollow fibre membranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/12Composite membranes; Ultra-thin membranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/08Polysaccharides
    • B01D71/12Cellulose derivatives
    • B01D71/22Cellulose ethers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2323/00Details relating to membrane preparation
    • B01D2323/08Specific temperatures applied
    • B01D2323/081Heating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2323/00Details relating to membrane preparation
    • B01D2323/12Specific ratios of components used
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2325/00Details relating to properties of membranes
    • B01D2325/02Details relating to pores or porosity of the membranes
    • B01D2325/022Asymmetric membranes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S264/00Plastic and nonmetallic article shaping or treating: processes
    • Y10S264/14Plastic and nonmetallic article shaping or treating: processes forming integral skin on a foamed product

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的にはガス混合物から少なくとも1種のガ
スを分離するための膜及びガス混合物から少なくとも1
種のガスを選択的に分離する方法、更に詳しくは比較的
容易に、かつ安価に成形加工することができる、コンノ
クトな大きさの、非常に優れた分離特性を持つ点に特徴
がある新規な異方性の膜に関する。
ガス分離膜はガス混合物の1種又はそれ以上のガスにつ
いてその他の少なくとも1種のガスとは異なる輸送速度
を示し、従って混合物中の1種又はそれ以上の目的ガス
を優先的に減少させ、又は濃縮する。ガス分離膜は、そ
れらを商業的に興味あるものたらしめるには、1種又は
それ以上の目的ガスを十分に高い流出率(flu:c)
、すなわち十分に高い透過ガスの単位表面積当りの透過
率で適切に選択分離させなけれはならない。
高流出率を示しても選択分離性に乏しいガス分離膜は経
負的運転条件で必要な分離をもたらすことができないの
で望ましくない場合がある。十分な選択率を示すが、流
出率が望ましくないガス分離膜もまた、不経済な大きな
分離膜表面積を必要とするので魅力的でない場谷がある
液体分離膜の分野は膜によるガス分離と多くの類似点が
ある。逆浸透(例えば、海水の脱塩)用に開発された液
体分離膜は初めは“緻密な(dθn5e)’又は1コン
パクトな”膜として製造された。これらの膜には孔が実
質的に存在しない。緻密な膜はその厚さ全体に本質的に
均一な分子間ボイドの開口を有する一定組成のものであ
って、対称性又は等方性の膜と称することができるもの
である。緻密な膜の主たる欠点は、液体分離及びガス分
離のどちらの場合にも言えるのであるが、それらや厚さ
が比較的大きく、典形的には5ミクロンを越えることで
、このため透過流出率が低い。すなわち膜の厚さ全体が
分離バリヤーとして作用し、ガスの透過能がその膜厚で
制限を受ける。
クラス55のサブクラス16.158及び421、クラ
ス210のサブクラス490.500.2及び510.
1並ひにクラス264のサブクラス41.48.49.
177F′、178F、194.217.331..1
8.331.21及び334をサーチすると次の特許が
検量された。米国°特許第293 !1437)号、同
第2955017号、同第ス18(1845号、同第3
,242,120号、同第3.313990号、° 同
第3,34Q340号、同第3414.645号、 1
同第3674.628号、同第47)6,6)4号、同
第3762.136号、同第4944485号、 ゛同
第3957.651号、同第402’2582号、同第
4029726号、同第4(135.459号、同第4
(14&352号、同第4.10Q238号、同第41
4へ295号、同第4187.333号、同第4192
.842号、同第421Q517号、同第423Q46
3号、同第4.234431号、同第423&57)号
、同第4247.498号、同第4.26EL278号
、同第4279.846号、同第4286015号、同
第4,302,334号、同第4307.135号、同
第4.37)487号、同第4,385,084号、同
第4.38へ094号、同第4414168号、同第4
43’a322号、同第4453210号、及び同第4
47Z175号◇最も関連があると考えられる特許につ
いて以下において検討する。
ロエプ(Loeb)等の努力で逆浸透膜の膜性能に改良
がなされた(米国特許第3133.132号)。
これは薄い、緻密な半透性スキン層と緻密さの低いボイ
ド含有非選択性支持領域をキャストして成るものである
。これらの60ニブタイプ(Loeb−type )”
の膜は膜の構造全体を通じて孔径にはつきすした段階的
変化があることから非対称又は異方性と称することがで
きる。異方性の膜におけるガス輸送はその多孔質の下部
構造(5ubatructure)を通して行われるバ
ルクフロー(bulk flow)とその薄い緻密なス
キン層を通して行われる溶液拡散とによる。薄い緻密な
スキン層は従ってガス分離バリヤーとなジ、一方下部構
造は薄い緻密なスキン層に対する支持体となって、強度
を与え、取り扱いを容易にする。
10ニブタイプ”の膜は主に酢酸セルロースから作られ
てきた。このような膜は支持体領域が圧縮され(9密な
層の厚さを有効に増大させ、透過率を下げる)、また目
詰まりや化学的攻撃を受ける。酢酸セルロースのこれら
固有の欠点の故に、重要な研究は他の材料から10ニブ
タイプの異方性膜を製造することに指向していた。米国
特許第423(1463号においてすでに気付かれてい
たように、高分子材料を60エビング(Loebing
)”して良好な選択率と良好な透過率を示す単成分膜を
得るのは極めて困難であることが判明している。
更に、この米国特許はガスの分離操作に対して良好な選
択率と透過率を示す″′ロエプタイツ”の膜を得るのは
なお一層困雌でるるとも述べている。
厚い、緻密な分離スキン層を持つ一体となった異方性膜
の形成に結び付いたこれら困難を克服するために、9複
合膜”と称される一群の膜が発展してきた。元々考えら
れていたように、複合膜は1つの材料からできている高
度に多孔質の、異方性の又は均一な下部構造が第二の物
質の薄い緻密な被覆の支持体として用いられている多成
分の膜である。この支持構造体は本質的に分離機能がな
く、緻密な被傍層は制御層(COntrOlllngl
ayer)となっている。ガス分離膜用には、緻密な被
覆用材料はそのガス選択率の面から特定的に選択され、
そして約5000オングストローム程の種々o厚さで適
用される。分離層に欠陥があると、複数層の被覆を適用
しなければならず、従って厚さが増し、透過率が低下す
る。更に、被覆が脆く、複合膜全体の取扱いが困難にな
る。
米国特許第4,23Q463号には第二のタイプの複合
膜も開示されている。この複合膜においては、多成分膜
の分離特性は主として、被覆材料と対比して多孔質の支
持体膜で決まる。主要ガスの分離を行う材料の緻密な又
は異方性の膜には第二の材料が塗布されてベース膜の開
口(欠陥)をおおい又は減少させる。得られる膜は多孔
質分離膜か又は被覆材料のいずれかよりはガスの選択率
は高いが、透過率は低い。
米国特許第a6)6,607号、同第3657.113
号及び同第3.7753(13号には多孔質支持体と薄
い被覆を有する分離を行うガス用複合膜が例示されてい
る。また、米国特許第4,23Q463号は支持構造体
を持ち、ガスの大部分を分離するガス用複合膜を例示し
ている。このような複合膜はまず支持構造体を作り、続
いて被覆材料を適用する2工程キャスティング操作を少
なくとも必要とする。場合によっては、複合膜の詭くて
薄い分離層被覆に穴をあけてしまうような、製造現場に
存在する小さな粒状不純物を少なくするための複雑な技
術も必要になる。
ある研究者によれば、米国特許第423Q463号に記
載されるように、1選択的分離をもたらす重ね合せ膜(
すなわち被覆)が存在しない場合、一般的な商業運転に
対して十分な流出率と分離選択性を示す、ガス分離に適
した異方性膜は得られなかった(第6欄、第11〜16
行)”から、上記のような複雑な多工程の膜製造法にた
よらざるを得ないとみなされていた。この記載は米国特
許第3,709774号に与えられるチーターで補強さ
れる。すなわち、この米国特許においては、ガス分離用
異方性膜は27;000オングストローム(2,7ミク
ロン)のオーダーの比較的厚い分離層スキンにより作ら
れている。このような膜は、それがたとえ単一工程で作
られたとしても、商業的に実施するにはガス透過率が低
過ぎるものである。
エチルセルロースから成る従来の膜は2つの例で製造さ
れている。1つのケースにおいて、米国内務省のGSR
エフアイナル・レポート・フォア0WRTコントラクト
(GSR工 Final Report forOWR
T Contract) A  14−34−001−
0523(1982年5月13日)に記載されるように
、異方性の逆浸透膜が製造されたが、しかしこれらの模
に分離層あるいは高ガス透過厚及び商業的実施に必要な
かなジ薄い分離膜(スキン層)ができていると判断する
根拠はない!更に、これらの膜は液体分離用に作られた
もので、前記のようにガス分離には必ずしも適していな
い。これに加えて、使用されたエチルセルロースのグレ
ードは親水性が一層高いもので、低エトキシ含量のグレ
ードであった。
1984年9月に発行された特開昭59−166208
号、同59−169509号及び同59−169510
号にはエチルセルロースから中空繊維膜を羨造する方法
が記載されている。これらの公開公報は高沸点を持つよ
うに特別に選ばれた溶剤(例えば、N−メチルピロリド
ン、ジメチルポルムアミド)を用いて多段工程操作で製
造された、エチルセルロースから成る異方性膜及び複合
膜を開示している。これらの膜は次に100−120℃
のオーダーの高温度で順次に配列された幾つかのゲル化
/処理浴にキャストされる。得られた膜は次の範囲の酸
素透過率と空気からの酸素/窒素分離倍率(separ
ation factor)を示した。
異方性膜1   1.4  Xl0E−42,8異方性
膜2   0.77X10E−43,1複合膜1  3
.7 xloE−63,7これらの膜は高沸点溶剤から
昇温下で幾つかの工程でキャストされたものである。例
えば、上記で異方性膜1と表示された膜は210部のエ
チルセルロースの350部のN−メチルピロリドン及び
140部のエチレングリコール中溶液から120℃でキ
ャストされ、100℃で空気中に紡糸されて中空繊維に
形成され、N−メチルピロリドン:水の3ニア混合物中
、50℃で凝固され、50℃の水で50秒間処理され、
1:1工タノール/水混合物に0.5秒間浸漬され、そ
して52℃で風乾されたものである。エタノール/水混
合物に0.5秒間浸漬せずに作った同様の膜は窒素を越
える酸素の選択率を本質的に耳していなかった(分離倍
率=11)。
液体分離膜の技術はガス分離膜開発の基礎となるが、ガ
ス系に適した分離膜の開発には幾つかの重要な、異なる
因子を考尽しなければならない。
その第一点は、液体分離膜の場合は、膜に対する吸着と
膜の膨潤及び液体の高粘性と高凝集性に基因して、膜に
小さい孔(欠陥)が存在しても液体分離膜の性能は宗り
悪影響を受けないということである。他方、ガスは一般
にその吸着性、粘性及び凝集性が低いから、分離層の小
孔はガスの通過を妨げるバリヤーとはならない。従って
、このような膜は、膜を通るガスフローに対する小孔(
欠陥)を通る水圧マス70−(hydrau’lic 
mass flow)の比が大きいために選択分離性が
ほとんどない。
ガス分離膜は従って、逆浸透膜とは違って、欠陥ができ
ないように製造しなければならないし、または欠陥を被
覆物質で修復(又は閉塞)する能力が必要とてれる。こ
の小孔(欠陥)の問題が厳しさを増せば、膜の選択性は
高くなる。しかし、ガス分離に許容できる膜は欠陥があ
ってはならず、従って液体について許容できる輸送性’
lするかぎvfL体中での溶質分離も本来許容できる。
分離層中の小孔、すなわち欠陥は前記の通り被覆を必要
とする。このような欠陥は分離層中のゆるく充填された
重合体分子の凝集により乱されてはいけない。それは、
この凝集は、例えば単なる後加熱処理(アニーリング)
工程で締め付けられ、有用なガス選択性を持つ膜を与え
ることができるからである。このような操作はロエプタ
イプの逆浸透膜に関しても一般に行われている。
膜を透過することで選択分離にwe[−及ぼすがもじれ
ない液体とガスとの間のもう1つの相違は膜中における
液体の溶解性に比較して膜中のガスの溶解性が一般によ
り低いということである。この因子はガスの透過係数を
液体のそれに比較して一層低いものくする。この低いガ
スの透過度のために、透過度を高めるべくできるだけ薄
い形となし、しかも選択性を維持すべくできるだけ孔の
ない層となしたガス用膜分離層を得ることに努力が向け
られてきた。
また、一般に親水性ポリマーからキャストして液体供給
流による濡れを改良している逆浸透膜とは違って、ガス
分離膜は必ずしもそのようなポリマーから形成する必要
はない。
しかして、本発明の重要な目的は改善された異方性膜及
びその製造法を提供することである。
本発明の目的はまたエチルセルロース又は相容性の第二
ポリマーと混合されたエチルセルロースから成り、かつ
薄い、欠陥のない分離層と共に形成され得る膜によジガ
ス混合物の1種又は2種以上のガスを少なくとも1種の
他のガスから分離するための高分子膜全提供することで
ある。
本発明のもう1つの目的は良好な酸素/窒素分離倍率を
示し、かつ従来のキャスティング技術及び装置を用いて
単一工程のコスト的に効果的なキャスティング操作で形
成することができる前記目的にかなう異方性の膜を提供
することである。
前記目的の特徴は平らなフィフルムの膜全キャスティン
グする、1.+従来の装置を用いて中空繊維の膜を紡糸
する実質的に通常の技術を用いて膜 ・ヲ裂造すること
ができるということである。
前記目的の他の特徴はそのようにして形成された中空繊
維膜が良好な繊維強度により典形的には約100pθi
g t−越える破裂圧を持ち、そして経済的なカートリ
ッジ方式及び他の方式で配置可能なことである。
本発明の史に他の目的はそれ自体異方性層であるか、又
は緻密な薄い層であり、かつガスの分離に作用を及ぼす
、前記の目的による複合膜の被ωを提供することである
本発明の更に他の目的は選択的透過によりガス混合物中
の1種又は2種以上のガスを少なくとも1種の他のガス
から分離して少なくとも1種の透過ガスを含有する透過
製品を得る方法を提供することである。
この目的の更に他の特徴は商業的に有用な酸素濃度(約
22%〜約40%)及び/又は窒素濃度(約88%〜約
99%)が様々の用途のために一段の比較的単純化され
たシステムで得られるようにする酸素を窒素から分離す
る方法を提供することである。
本発明の特徴は、本発明の方法が酸素/窒素の分離をそ
の特定の商業的用途として考えているものであるけれど
も、酸素/窒素の分離以外にも用いることができると言
うことである。
本発明によれば、欠陥のない異方性ガス分離膜は少なく
とも1種の揮発性溶剤を含む溶剤から単一工程でキャス
トされたフィルム形成ポリマーからできている。更に詳
しくは、本発明の異方性膜はエチルセルロース及び相容
性の第二ポリマーとのエチルセルロースベースのブレン
ドカラ成り、それは少なくとも1種の高度に揮発性(大
気圧において約100℃以下の沸点)の溶剤を含有する
溶剤系から単一の、コスト的に効果的な工程でキャスト
される。
本発明によれば、ガス混合物中の1種又は2種以上のガ
スを少なくとも1種の他のガスから分離する、好ましく
は異方性である膜が提供される。
1つの特定の態様において、膜はエチルセルロース及び
エチルセルロースと、相容性の第二ポリマー、例えばニ
トロセルロースとの混合物より成る群から選ばれる島分
子物質から形成される。いずれの場合も、エチルセルロ
ースが膜の主要部を組成シ、ニトロセルロースのような
他の高分子物質。
は全ポリマー含量の約50%未満の少量である。
混合された相容性の第二高分子物質はガス分離の選択率
を高めることもできるが、これは主としてキャスティン
グ溶液の粘性改質剤として用いられ、及び/又はキャス
ティングされた膜により太さな強度を与えるために用い
られる。
膜は酸素の有効透過度が典形的には少なくとも0、5 
X 10F−4i(s’rp)/−・秒・鋸−Hg・ 
好ましくは少なくとも1.5 X I QEli−4,
((5TP)/−・秒・Cm−Hfgの酸素の有効透過
度と共に、10,000オ/ゲストローム以下、好まし
くはaoooオングストローム以下の薄い緻密な分離層
の厚さを持つ。
膜は一体になった薄い緻密な分離層を有し、一般的には
その分離層を更に緻密にしてガス選択率金高める後処理
は必要とされない。
膜は後処理のアユ−リング工程として熱処理を行って膜
の選択性を更に高めることもできる。このような後処理
工程は所望によって行われるもので、使用される特定の
キャスティング溶液及びキャスティング条件によって左
右される。
本発明の以上の、及び他の特徴、目的及び利点は添附図
面と共に次の説明から更によく理解できるだろう。
図面を参照して本発明を説明すると、第1図には厚さ約
1QOOOオングストローム又はそれ以下の緻密なフィ
ルム10と厚さ10〜400ミクロンの多孔質の支持体
層11とを有する異方性の膜構造体が示される。この異
方性膜は支持体層の底面11Bから層10と層11との
間の薄い分離層の表面まで徐々に、そして連続的に小さ
くなっている孔サイズを持つ一体の構造のものである。
層11自体も孔サイズが層12から外側スキン層まで徐
々に、連続的に減少して異方性となっているのが好まし
い。支持体層、すなわちサブストレート11は本質的に
均一な層である。
第2図に示される複合膜構造体は典形的には異なる重合
体からできた厚さ10〜400ミクロンの典形的には異
方性の支持体層21と共に厚さ約1(1000オングス
トローム又はそれ以下の、分離に作用を及ぼす別個に適
用された緻密なフィルム20を有する。
本発明によれば、ガス分離用の異方性膜とエチルセルロ
ース又は相容性第二ポリマーとのエチルセルロースブレ
ンドから構成される複合膜被珊がガス混合物の少なくと
も1種のガスに対して選択的な透過性金示す。膜の選択
度は一対のガスa及びbに対する分離倍率(separ
ation factor)で表わすことかできる。こ
れはガス已についての膜の透過係数(permeabi
lity constant) (Pa)のガスbにつ
いての膜の透過係数(Pb)に対する比として定義する
ことができる。与えられた一対のガスa及びbについて
の分離倍率はまたガス混合物のガス已についての厚さ1
の膜の有効透過度(Pa/1)のガスbについての同じ
膜の有効透過度(Pb/1)に対する比と定義すること
もできる。与えられたガスaについての膜の有効透過度
(Pa/1)の単位は膜を横断する1cm−Hg、の分
圧降下について1秒当りに1−の活性膜表面積を通過す
るガス乙の標準温度及び標準圧力(STP)における容
量、すなわちPa/ 1 = cl (STP )/l
yA・秒、、−Hgと表わされる。
従って、高透過係数を有していても極く薄い分離層に形
成できないポリマーは、その様な膜の有効透過度が商業
、的に許容できる値としては低過ぎるためにガス分離膜
としては魅力のないものである。
膜の分離層の厚さは直接測定できないし、走査電子顕微
鏡でも容易には識別できない。分離層の厚さは典形的に
は与えられたガスについて緻密なフィルムから測定した
は−スボリマーの既知の透過係数(Pa)と同じガスに
ついてキャスティングされた膜の有効透過度の実測値(
Pa/1)とから計算サレる。エチルセルロースの場合
、ジャーナル・オプ・アプライド・ポリマー・サイエン
ス(Journal of Applied Poly
mer 5ciencθ)、第7巻、第ど43〜175
6頁(1963年)の7シー、ピー・ティー(Hsie
h 、 P、T、 )の” 工f # −1= ル0−
 スにおけるガスの拡散性と溶解性(D1ffuθ1v
ityand 5olubility Of Ga5e
s in EthylcellulOse) ”によれ
ば、酸素の実測透過係数(25℃、エトキシ49.5%
)は1.47 X 10E−9m(STP) ・cm/
−・秒・Cm −、Hg である。かくして、エチルセ
ルロース膜についての分離層の厚さ1は大体で与えられ
る。
1α000オングストローム又はそれ以下の膜分離層の
厚さについて、0□の実測有効透過度は0.147X1
0E−4i(STP)/ct+!・秒・m−Hg又はそ
れ以上でなければならない。
また、L000オングストローム又はそれ以下の膜分離
層の厚さについては、02 の実測有効透過度は1,4
7X10F−4cfIl(STP)/CJ・秒’CM−
Hg、又はそれ以上でなければならない。
本明細書で珍聞される固有分離倍率はガス流が横断流通
するチャンネルがない物質についての分離倍率であって
、その物質についての達成可能な最大分離倍率である。
このような物質は連続、すなわち非多孔質であると称す
ることができ、欠陥がない。
エチルセルロースが各種のガス混合物に対して良好なガ
ス選択率(分離倍率)を有することは以前から知られて
おり、また3、15〜4の酸素/窒素分離倍率を有する
ことも報告されている。
この技術分野で知られていないもので、本発明が教示す
るものは、エチルセルロース及び相容性紀二ポリマーと
のエチルセルロースのブレンドをキャストして商業的な
ガス分離に利用するため、薄い分離層’kWする異方性
膜又は複合膜に成形することができる方法である。更に
、本発明の方法でキャストされる異方性膜はコスト上極
めて有効な単一工程で製造することができる。
本発明は従来の全ての緻密な異方性ガス分離膜又は複合
ガス分離膜とはそれらがエチルセルロースから構成され
ようと、あるいは他のポリマーから構成されようと、次
の点で顕著に異っている。
すなわち、本発明の異方性膜は(イ)一体になった本質
的に欠陥のない分離スキン層より成り、(ロ)従来のキ
ャスティング技術を用いて単一工程の、コスト上有効な
操作でキャストキれ、(ハ)いかなる後処理工程も必要
とせずに製造することができる、ただし後処理工程とし
てアニーリング工程を付は加えると特定の膜特性の達成
に更に自由度が得られる、に)少なくとも1種が低沸点
ヲ有するように特定的に選ばれる溶剤類からキャストさ
れ、そして(ホ)特定の態様において、主たるエチルセ
ルロースグレードが好ましくは、しかし必ずしもそうで
ある必要はないが、47.5%以上のエトキシ含量を有
する中及び高エトキシ含骨のグレードであるエチルセル
ロース又は相容性第二ポリマーとのエチルセルロースブ
レンドから構、成される。
本発明はガス分離用の特定の膜に関する。特定の態様に
おいて、これらの膜は注意深く選択された溶剤/非溶剤
系からコスト上効果的な単一工程でキャストされたエチ
ルセルロース及び相容性第二ポリマーとのエチルセルロ
ースベースのブレンドから成る。典形的なキャスティン
グ技術の場合、及び/又は夏溶媒の組み合せより成り、
それら成分の少なくとも1種は揮発性である溶剤系及び
非溶剤の第三部分を選択す駒・ら始まる。良溶媒は1種
又は2種以上の成分から成ることができる。
同様に、1種又は2種以上の葺溶剤及び/又は1種又は
2種以上の非溶剤が使用できる。溶剤と混和性で、使用
ポリマーに対しては非溶剤である浸出剤が選ばれる。
ポリマーの溶剤系中溶液には約10〜約50重量%の非
溶剤を添加してキャスティング溶剤全形成する。次に、
このキャスティング溶液から実質的に普通の技術を用い
て膜前駆体をキャストし、これを1秒未満乃至約1分の
オーダーの短時間空気に暴無して十分量の溶剤を失わせ
、一体のスキン層を形成し、次いで浸出剤に浸漬する。
浸出剤中の浸漬時間は全膜構造体を発現させるに十分な
長さでなければならない。すなわち、約1分またはそれ
以上のオーダーである。膜は水浴に数時間以下残してお
き、痕跡の溶剤及び非溶剤を完全に抽出する。膜を次に
外囲室温(約10〜35℃)において空気中で乾燥する
場合によって、膜はガス透過の選択率を更に改善するた
めに熱処理(アニーリング)することができる。
エチルセルロースの構造はザ・ダウ・ケミカル社(Th
e Dow Chemical Company)  
(ミシガンシ州(M工)、ミツドランド(Midlan
d)、1981)のフオーム墓 192−818−88
1.6エトセル・エチルセルロース樹脂(Ethoce
l Ethy1ce11uloseResin8)” 
第2頁に示される通りである。
セルロース前駆体の各アンヒドログルコース単位は3つ
の反応性ヒドロキシル座位を有している。
通常、エチルセルロースはセルロース重合体をアルカリ
水溶液で処理してアルカリセルロースヲ作り、これを次
いでエチルクロライドと反応させることによって形成さ
れる。置換度は反応中に全ヒドロキシル基がt換芒れる
ならば3である。しかし、反応にヒドロキシル基の半数
が3個のエトキシ基で置換され、他の半数が2個のエト
キシ基で置換されて進むことができる(他のアンヒドロ
グルコース単位毎に1個の未置換ヒドロキシル基カ残る
)。得られるエチルセルロースの置換度は従って2.5
である。
本発明の好ましい態様において、エチルセルロースはア
ンヒドログルコース単位当り約2.2個又はそれ以上の
エトキシル基金含有する。これはエトキシル含量45%
以上に相当する。このような生成物はミシンガンシ州、
ミツドランドのダウ・ケミカル社から商標名ニドセルt
ET)iocEL)で、またプラウエア州(Delaw
are )、ライルミ/トン(Wilmington 
)のパーキュレス社(Hercules 1工ncor
porated )から入手することができる。更に他
の有用なエチルセルロース製品もポリマー変性法で製造
することができ、これらは、有利なことが分かれば、特
定の更に狭いエトキシル含量範囲から成ることができる
本発明で有用な溶剤はエチルセルロースのエトキシル含
量に依存して変わり、従って1つの溶剤が1つのグレー
ドのエチルセルロースに対して主良溶剤であっても、他
のグレードのものに対しては貧溶剤であることがあり得
る。選択される溶剤はキャステイ/り操作が単純化ちれ
るように水溶性であるのが理想的である。
溶剤系を選択する場合、第一に重要なことは比較的高い
揮発性(低沸点)で、溶剤が急速、十分に失われてキャ
スティング工程での空気暴蕗で一体となった薄い分離層
を形成するような少なくとも1種の溶剤を選択すること
である。
1種又は2種以上の揮発性溶剤が(外囲圧力において)
約50’〜約100℃の範囲、好ましくは約50°〜約
85℃の範囲の沸点を有するO揮発性溶剤(類)はキャ
スティング溶液の溶剤成分の過半量を占めるが、そうで
ある必要はない。
本発明の膜を形成するキャスティング溶液用に典形的に
良好な主溶剤であると見い出され念溶剤にインプロパツ
ール、酢酸メチル、メタノール、エタノール、ジオキサ
ン、アセ)y、N−メチル−2−ピロリドン及びジメチ
ルアセトアミドがあるが、これらに限定されない。本発
明の膜が形成されるキャスティング溶液用の典形的な非
溶剤に水及びホルムアミドがあるが、これらに限定され
ない。
本発明の典形的な態様において、キャスティング溶液の
ポリマー含量は全溶液に対して約10〜約35重量%で
ある。このポリマー重量の約50%以下がエチルセルロ
ースベースホリマーに対して相容性の第二ポリマーであ
ることができる。更に、キャスティング溶液のエチルセ
ルロース成分は単一のグレードのものであってもよいし
、あるいは多数のグレードのエチルセルロースのプレノ
ドであってもよい。
本発明により膜の薄いフィルム又は平らなシートを製造
する場合、典形的なキャスティング溶液は約10〜35
重量%、好ましくは約14〜26重f%のポリマーを含
有する。後記の実施例は常用の、手引きキャスティング
ナイフ及びガラス板を用いる実験室用キャスティング技
術に基づくもので、空気暴露時l¥n’に6秒又はそれ
以上の範囲にコントロールすることを考慮している。フ
ラットキャスティング技術は自動キャスティング装置に
組み入れることができ、この場合空気4に霧時間は1秒
以下のオーダーに保持するととができる。更に、このよ
うなキャスティング機は膜のガス選択率に寄与すること
なしに、あるいはガス選択率を下げることなしに平らな
キャスト膜の取り扱いを容易にする高度に多孔質の1ウ
エツブ”状支持体と共に、あるいはそのような支持体な
しで運転することができる。
実験室用キャスティング技術による平らなシート膜のキ
ャスティングでは空気暴謔時間をコノトロールすること
が本来的にむずかしいことから、キャスト膜の有効透過
度は以下に述べるように最高透過度には至らない。その
理由は溶剤の蒸発と分離層の緻密化が長時間かかつて行
われることにある。後記する平らなシート膜用のキャス
ティング処方は平らなシート用装置によるキャスティン
グ又は中空繊維の紡糸に適合するもので、この場合凝固
浴に浸漬する前に取られる暴露時間は一層きっちりコン
トロールすることができるし、また短縮もすることがで
きる。
中空繊維(又は中空フィラメント)のガス分離膜を本発
明に従って製造する際、紡糸は当業者が入手、使用可能
である本質的に普通の紡糸装置を用いて行うことができ
、これは従来から湿式/乾式ジェット紡糸技術と称され
ている。繊維の中空孔内には一般に流体が圧入される。
このような流体は空気、水、ポリマー混合物中のエチル
セルロースの主グレードのものに対する溶剤又は水/溶
剤混合物から成ることができるが、これらに限定される
訳ではない。繊維の外側は凝固媒体に浸漬する前に、典
形的には相対湿度約20〜約80%の空気で、溶剤を蒸
発させ、一体となったガス分離用薄層を形成させる環境
に暴露される。この暴露時間はほとんどゼロから約10
秒までの範囲であることができ、好ましくは約0.1〜
約5秒である。
エチルセルロース又は相容性第二ポリマーとのエチルセ
ルロースベースのフレンド用(0本質的に非溶剤のもの
がどれでも凝固浴(すなわち、急冷媒体)として用いる
ことができるが、同様にキャスティング溶液に配合され
るものに限定されない。
水が凝固浴の主非溶剤として用いるのが便利である。紡
糸された繊維の凝固浴における滞留時間は少なくともフ
ィラメントの固化を保証するに十分な時間であって、通
常数秒から1分のオーダーであるが、その膜内体や膜の
性能特性又は紡糸操作の単純性に悪影物を及はさない限
りかなり長いものであってもかまわない。凝固浴の温度
は約2℃から約35℃まで変わることができるが、好ま
しくは約り℃〜約25℃の範囲である。凝固した中空繊
維は空気中、外囲温度、典形的には10°〜30℃の温
度で乾燥される。
場合によっては、出発キャスティング処方、キャスティ
ング条件及び所望とされる膜(平らなシート又は中空繊
維)の性能特性に依存して、凝固した膜をそれらのガス
選択率を改善するために熱処理するのが有利である。こ
のような熱処理工程(いわゆるアニーリング)は膜の有
効透過度を下げ得る。この熱処理工程は空気中、水中又
は水/溶剤混合物中で、約50’〜約130℃の範囲、
好筐しくに約60°〜約100℃の範囲の温度において
、約1分〜数時間、好1しくけ約15〜約60分の範囲
の時間行うことかで@る。
平らなシートの、及び中空繊維のガス分離膜を製造する
方法についての以上の説明はガス分離膜金製造するのに
有効な技術を例示説明するために示すもので、本発明全
限定するものでない。
次の特定の実施例は本発明全例証するために示すもので
本発明を限定するものではない。また後記前に記載され
るものは次の内容のものである。
エチルセルロース、多数のグレードのエチルセルロース
又はエチルセルロースとニトロセルロースとから成る平
らな異方性の膜を形成するためのキャスティング溶液は
表Aに示す材料を混合することによって形成する。表A
において、巨分率は全て全溶液の重量による。表Aに記
載されるポリマーを表Gにおいて更に規定する。キャス
ティング溶液に付けられた数字は実際に調製された実験
溶液に付けられた数字に対応する。数字が付けられただ
けの溶液も実施例に挙げられており、これらより満足す
べき膜が製造された。
表Aに示される各キャスティング溶液中の溶剤のうちの
少なくとも1種は外囲圧力において100℃以下の沸点
金持つ揮発性溶剤である。記載された全ての溶剤の沸点
を表りに示す。
表から分かるように、キャスティング溶液中のより揮発
性の溶剤がキャスティング溶液中で最も主要な溶液であ
る必要はない。
表Aに従って調製されたキャスティング溶液はそのキャ
スティング溶液の液滴全8インチ×10インチのガラス
表面に広げ、その表面をおおって厚さ約5〜10ミルの
本質的に均一な層を形成することによって平らな膜にキ
ャスト成形される。
キャスティング溶液の広げられたフィルムを空気に約6
〜約60秒間暴露し、次いで約20°〜約30℃の温度
の凝固浴に浸漬する。凝固が達成しても膜を浴に約2時
間残しておく。膜は典形的にはガラス板からはがれ、こ
れを空気中で約10゜〜約30℃の範囲の外囲温度にお
いて一夜乾燥させる。
乾燥後、その平らなシート膜から標準的な切断具で常用
の膜試験セルでの評価のために1個又は2個以上の膜ジ
スク金切り取る。試験セルに入れるときのジスクの活性
面積は30.−11!である。
形成した膜は約80°〜約130℃の温度で約15〜約
60分間空気中で処理することによってアニーリングす
ることができる。
表Bは本発明に従って有用な膜を形成する条件を説明す
るものである。
上記のようにして製造された平らな膜は表Cに示される
酸素対窒素の選択率と酸素の有効透過度を有する。表C
の実験においては、空気が転化率10%未満、相対湿度
10%の供給原料流れとして用いられている。
選択率の実測値は多くの場合酸素対窒素に対するエチル
セルロースの固有分離倍率に近づくが、これは分離層が
一体であることを示している。
同一の膜シートから作ったアニーリングされた膜と未ア
ニーリング処理膜との比較は、アニーリングすると膜の
有効透過度を同時に減少させつつ一層高い膜選択率が得
られることを示している。
プレアニーリング処理膜がかなりのガス選択性を示すと
いう事実は、膜はそれがキャストされたとき一体であり
、ガス選択性を低下させるか、本質的に失わせる小孔の
欠陥含有していないことを示していえ。
これらの平らな膜について測定した酸素の有効透過度の
値は分離層のん勉f前記の計算法で定義された約z50
0〜約350オングストロームの範囲であることを示し
ている。このような薄い緻密な分離層の厚さはこれら膜
が高度に異方性であることを示している。
これらの膜により達成された酸素濃度は酸素約22〜約
37%の範囲であって、酸素吸収治療用、燃焼工程(c
ombustion processes)用及びその
他の用途の友めに商業上必要とされている値であること
が分かる。
エチルセルロース、多数のグレードのエチルセルロース
又ハエチルセルロースとニトロセルロースとから成る中
空繊維膜の形成用キャスティング溶液は表りに示される
材料を混合することによって形成される。表りにおいて
、百分率は全溶液のitによるものである。表りに示さ
れるポリマーについては表Gで更に規定されている。
表りに示される各キャスティング溶液において溶剤の少
なくとも1種は外囲圧力において100℃以下の沸点を
有する揮発性溶剤である。記載された全ての溶剤につい
ての沸点を表Hに示す。
本発明にイIIXって調製されたキャスティング溶液を
フィルターを通して中空繊維用口金にボ/プ給送するこ
とによって中空繊維に成形する。中空孔用流体として水
を用い、また口金と凝固浴の液面との間には表Eに示さ
れる暴露時間が得られるようなエアギャップを設ける。
凝固浴の組成は水であり、その浴温は約7°〜約25℃
の範囲である。
中空繊維膜は凝固浴の中で完全に形成され、リールに引
き取られる。繊維は残留する痕跡量の溶剤と非溶剤全抽
出するために水と更に接触させることができる。そのよ
うにして形成された繊維を空気中で約10°〜約30℃
の外囲温度において乾燥させる。
形成された膜を約60°〜約130℃の温度において約
15〜約180分間空気中又は液体中で処理することに
よってアニーリングすることができる。表に足場れる実
施例では、約110°〜約120℃の温度で約45〜約
135分間アニーリングされto 乾燥後、多数の膜繊#、金束ね、その両端において適当
な供給原料マニホルド、リジェクトマニホルド(rej
ect manifoxas)及び透過ガスマニホルド
を備える試験カートリッジに注封し念。このカートリッ
ジの活性膜面積を表Fに示す。
表Eは本発明により有用な中空繊維膜を形成する粂件を
説明するものである。
以上のようにして製造され友中空繊維膜は表Fに示され
る通りの酸素対窒素の選択率と酸素の有効透過度t−有
する。この場合供給原料流れとして表Fに示される転化
率(透過ガス流の流速対供給原料流の流速との比)と1
0%未満の相対湿度の空気を用いる。
測定された選択率はほとんどの場合酸素対窒素に対する
エチルセルロースの固W /XI’離倍率に近づき、分
離層が一体であることを示している。
これらの中空繊維膜について測定した酸素の有効透過度
の値は分離層の厚さが前記の計算法で定義して、約L2
50〜約600オングストロームの範囲であることを示
している。このような薄い緻密な分離層の厚嘔はこれら
の膜が高度に異方性であることを示している。
これらの膜により達成された酸素濃度は、低転化率及び
10〜60 psigの範囲の圧力の時でも・酸素約2
2〜約40%の齢、囲であって、酸素吸入治療用、燃焼
工程用及びその他の用途のkめに商業上必要とされてい
る値であることが分がる。
エチルセルロースと混合するためのニトロセルロースの
相容性は中空繊維がうまく形成される事実と溶液102
及び123からキャストされた膜の性能チーターから認
めることができる。酸素対窒素IC)いてのニトロセル
ロースの固有分離倍率は約16で、従ってその添加は膜
の改良されたガス選択性に若干寄与する。しかし、この
相容性セルロース系ポリマーを混合することによって得
られる主たる利点は溶液の粘性を改善する能力(すなわ
ち、溶液の紡糸粘度を上げる)及び繊維の総合強度に対
する寄与に関係している。この後者の効果は表Fに示さ
れる中空繊維の破裂圧のデーターの比較から分かる。
iDに詳記される溶液118から成形され;上記実施例
で説明され、表E及びFに詳記される118−6C/1
として示されるカートリッジに注封された中空繊維膜は
酸素富化空気を製造するための商業的に実施可能の操作
条件で操作した。操作条件は次の通りであつ九。
供給原料空気圧(psig)         1フイ
ード・ライド(feea riQの圧力降下(psig
)   0.1透過側真空度(in−Hg)24 温度(℃)           27.5供給原料流
速<ll1分)          5.35リジエク
ト流速(reject flow ratθ)<17分
)3.9透過ガス流速(27分)          
 1.45転化率(%)27 透過酸素濃度(%)           35.2透
過窒素濃度(%)           64.8リジ
工クト酸素濃度(%)15 リジェクト窒素績度(%)85 上記の操作条件の組は燃焼プロセス、酸素吸入治療、木
材バルブの漂白等に適している酸素富化空気全製造する
本発明の有用さを例証しているかこれらの条件で有用な
操作条件又は有用な用途の範囲が限定されるものと解し
てはならない。
表りに詳記される溶液118から成形され、上記実施例
で説明され、そして表E及びFに詳記される1xs−s
c/IQと示されるカートリッジに注封された中空繊維
膜を窒素富化空気を製造するための商業的に実施可能の
操作条件で操作した。操作条件は次の辿りであった。
供給原料空気圧(psig)        50フイ
ード・ライド圧力降下(paig)       0.
28温度(℃)          22.5供給原料
流速(l1分)6.8 リジェクト流速Cl1分)1,3 透過ガス流速<l1分)5.5 透過酸素濃度(%)          24.7透過
窒素濃度(%)          75.3リジ工ク
ト酸素濃度(チ)4.1 リジェクト窒素濃度(%)           95
.9上記の操作条件の組は商業用及び軍用の飛行機等に
おける燃料夕/りのガスシール用に、及び食品保存等の
ために適している窒素富化空気を製造する本発明の有用
さを例証しているが、これらの条件で有用な操作条件又
は有用な用途の範囲が限定されるものと解してはならな
い。
表りに詳記される溶液102及び123から成形され、
表E及びFの実施例に示されるものと同様のカートリッ
ジに注封された中空繊維膜をそれぞれのガスの範囲で操
作して各ガスについてそれらの透過度を求め、そして選
択されたガスの対について選択率を計算した。得られた
有効透過度と選択率のチーターを表工に示す。
酸素/窒素、二酸化炭素/メタ/、二酸化炭素/窒素及
び二酸化炭素/酸素の分離のようなガス分離に対する本
発明の有用さはこれらのデーターから明白でアリ、これ
は埋立地のバイオガスのメタン精製、石灰キルンの二酸
化炭素の回収、醗酵装置のヘッドスペースからの酸素回
収、空気吹込みによる二酸化炭素の減少等のような用途
に商業的利用性があることを示唆している。以上述べた
2種のガス分離及び実施例は本発明の例示であって、本
発明を限定するものではない。
本発明はエチルセルロース以外のフィルム形成性ポリ7
−を使用しても具現できると考えられる。
これらのポリマーにはボリスルボ/、ポリカーボネート
、セルロース系ポリマー、ポリアミド箋ボリイξド1ポ
リ(フェニレンオキシド)及びポリ(弗化ビニリデン)
がある。特定の具体例を示すと、6酸セルロース26.
9%、アセトン34.1%、ホルムアミド35%及びブ
タノール4%(全て重量%)から成るもので、これより
酸素−窒素の分離について選択率5.2及び酸素透過度
4X10に−6の膜を形成した。膜前駆体は水中でキャ
ストされた。水とイソプロピルアルコール(工PA)と
(7)交換、続いて工PAのヘキサ/による交換を行−
1次に風乾した。
本発明はガス分離に関して特に有用であるが、液分離に
も利用することができる。本発明による膜は高度の均一
性と一体性を有し、かつ欠陥が本質的にない。
しかして、本明細曹に開示される特定の構造と方法から
、本発明の着想から外れない範囲で当業者は多数の改変
、変更をなし得ることは明らかである。従って、本発明
は本明細書に与えられ、おるいは本明細書に開示される
装置及び方法が持つ新規な特徴及び特徴の組み合せを包
含するものと解されるべきであり、要すれば本発明は前
記特許請求の範囲によってのみ限定されるのである。
表  A (続き) 32X    Sta 100  20      x
り/ −h     67.232Y    Sta 
100  19.6)    エタノール    65
.8533     Std 100  16    
  アセトン     70.533X    Std
 100  20      アセト:y      
67.140Y    5ta100  16    
 7セトン6840Z    Sta 100  15
.68    アセトン     66.62アセト/
23.19 51Y    Sta  45  16.69    
ジオキサン    48.2352    3ta 1
00  18      アセトン     6290
     Std 100  22      エタノ
ール    55.491     Std 100 
 24.49    エタノール    62..76
注:ポリマーについての詳細は表Gt−参照されたい。
ホルムアミド”  12.8 ホルムアミド 12.54   水  2.0ホルムア
ミド”  13.5・ ホルムアミド 12.9 ホルムアミド 11.76 ホルムアミド 14   水  2 ホルムアミド 13.7   水  4ホルムアミド 
15.4   水  1.7ホルムアミド 13.7 ホルムアミド 13.1   水  2ホルムアミド 
10   水  1.89ホルムアミド 20 ホルムアミド 13.23   水  zOホルムアミ
ド  19.51 ホルムアミド  9.42  水  1.88ホルムア
ミド 20.5   水  2.1ホルムアミド 1λ
75 ホルムアミド 14.3 ホルムアミド 14.3 表B 01−09A  25 30 − − 0l−09BA 25 30 91 1502−08A
  25 60 82 15(13−08A 20 6
0 87 1524−01A  20.5 60 − 
−26−O2AA 22 60 〜90 〜1526X
−01A  2Z5 60 − −23−02B  2
2.5 30 − −50−01A  21.5 60
 − −51−01A  21 30 −  −51−01AA 21 30 87 3(131−0
1B  21 30 −  −51−01BA 21 30 89 5(131X
’−0lA  21.5 60 − −51X−02A
  21 15 − −51X−01AA 21 60
 93 1532Y−01A  22 6  − −53−01A  22.5 60 − −53−
01AA 22.5 60 88 1533−01E 
 22.5 60 − −53−01BA 225 6
0 88 1533X−02A  21 6  − −36”l’−02BA 20 60 141 6
(140Y−01A  20.5 60 − −表 B
(続き) A  20.5  60   87  302A22 
  30   116  607J7++%JJ++ 
  22   60   129  6(148−01
A   21   60   −   −43M−01
A   22   6   −   −43Y−01B 51Y−01A 51Y−01AA  21   30   89  1
552−01AA  23   6   1(14  
3058.1’(−01A   23   6   −
   −38X−02AA  23   6   10
0  1759−(13A   225  15   
−   −39−(13AA  225  15   
91  1566−01BA  24   6   9
0  1590−OIA   22.5   6   
−   −9O−01AA  22.5   6   
90  1591−01A   23   6   −
   −・129−01A   17   6−−21
4−01A   17   6−−215−01A  
 21   6   −   −2l4−01A! 215−OIA! 注:いずれの場合もゲル化浴は水である。
表 G (続き) N−20O 注=1.会社発行の文献からの情報 2、 エトセル製品の粘度は5%溶液についてCで25
℃で測定した。”メデューム”グレン60%、エタノー
ル40チである。他CI’l剤U)ルエン80%、エタ
ノール20%3、パーキュレス社製品の粘度は5チ溶液
にでタノール=80:20の溶剤を用いて25セルロー
スは100℃で30分間乾燥し六150〜250 250〜350 49.0+          8〜1140〜52 80〜105 150〜250 もので、ウツベローデ粘度計 一ドについて、溶剤はトルエ エトセル全グレードについて、 である。
1いてのもので、トルエン:工 ℃で測定した。試料のエチル
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る異方性膜の構造を示す概略図であ
り、そして第2図は従来法による複合膜の構造を示す概
略図である。 10・・・・・・緻密なフィルム層 11・・・・・・多孔質支持体層 11B・・・支持体層の底面 12・・・・・・分離層 20・・・・・・緻密なフィルム 21・・・・・・支持体層 代 理 人 弁理士 湯 浅 恭 弓−」(外4名) FIG、 1

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多孔質の支持体及び該支持体を被覆している、該
    支持体の厚さより十分に薄い厚さを持つ異方性の多孔質
    膜から成ることを特徴とする膜。
  2. (2)該被覆が異方性のエチルセルロースベースの膜か
    ら出来ている特許請求の範囲第(1)項記載の膜。
  3. (3)該異方性膜の被覆の厚さが10,000オングス
    トロームのオーダーより薄く、一方該多孔質支持体の厚
    さは実質的に10〜400ミクロンの範囲内である特許
    請求の範囲第(1)項記載の膜。
  4. (4)該異方性膜の被覆の厚さが10,000オングス
    トロームのオーダーより薄く、一方該多孔質支持体の厚
    さは実質的に10〜400ミクロンの範囲内である特許
    請求の範囲第(2)項記載の膜。
  5. (5)エトキシル含量が少なくとも47.5%であるこ
    とを特徴とする緻密なエチルセルロース膜。
  6. (6)多孔質支持体と該支持体の厚さより十分に薄い厚
    さの被覆とを有する特許請求の範囲第(5)項記載のエ
    チルセルロース膜。
  7. (7)該エチルセルロース膜が薄い被覆である特許請求
    の範囲第(5)項記載のエチルセルロース膜。
  8. (8)該被覆の厚さが10,000オングストロームの
    オーダーより薄い特許請求の範囲第(7)項記載のエチ
    ルセルロース膜。
  9. (9)該エチルセルロース膜が支持体である特許請求の
    範囲第(5)項記載のエチルセルロース膜。
  10. (10)該支持体の厚さが実質的に10〜400ミクロ
    ンの範囲内である特許請求の範囲第(9)項記載のエチ
    ルセルロース膜。
  11. (11)該エチルセルロース膜がセルフスタンディング
    性のシート(self−standing sheet
    )である特許請求の範囲第(5)項記載のエチルセルロ
    ース膜。
  12. (12)該エチルセルロース膜が中空繊維である特許請
    求の範囲第(5)項記載のエチルセルロース膜。
  13. (13)比較的高揮発性で、100℃以下の低沸点を有
    する少なくとも1種の溶剤を含む溶剤系にベースポリマ
    ー及び該ベースポリマーと相容性の非溶剤を含有するキ
    ャスティング溶液を形成し;該キャスティング溶液をキ
    ャストして膜前駆体を形成し;該キャスト膜前駆体を1
    分以下の短時間空気に暴露し、十分量の溶剤を失わせて
    一体となつたスキン層を形成し;該キャスト膜前駆体を
    該非溶剤は溶解するが、該ベースポリマーは溶解しない
    浸出剤に該非溶剤を溶解し、孔を有する異方性の膜を形
    成するのに十分に長い時間浸漬し;次いで該膜を乾燥す
    る各工程を含むことを特徴とするガス分離用異方性膜の
    製造法。
  14. (14)該ベースポリマーが主としてエチルセルロース
    より成る高分子物質である特許請求の範囲第(13)項
    記載の方法。
  15. (15)該ベースポリマーがエチルセルロ−スである特
    許請求の範囲第(14)項記載の方法。
  16. (16)該ベースポリマーのエトキシル含量が少なくと
    も45%である特許請求の範囲第(14)項記載の方法
  17. (17)該ベースポリマーのエトキシル含量が47.5
    〜52%の範囲内である特許請求の範囲第(16)項記
    載の方法。
  18. (18)該非溶剤が該キャスティング溶液に対して10
    〜約50重量%を占める特許請求の範囲第(16)項記
    載の方法。
  19. (19)該キャスティング溶液を紡糸して孔を有する中
    空フィラメントを形成し;該孔に流体を注入し;該繊維
    の外側を、溶剤を蒸発させ、かつ一体となつたガス分離
    性薄層を形成させる環境にほぼゼロ秒乃至約10秒の範
    囲内の時間暴露し;該繊維を凝固媒体にフィラメントの
    固化を保証するに少なくとも十分な時間浸漬し;次いで
    該フィラメントを乾燥する各工程を更に含む特許請求の
    範囲第(13)項記載の方法。
  20. (20)該ベースポリマーがエチルセルロースであり、
    該キャスティング溶液がニトロセルロースを含んでいる
    特許請求の範囲第(13)項記載の方法。
  21. (21)該エチルセルロース系高分子物質のヒドロキシ
    ル基に対するエトキシル基の置換度が少なくとも2.2
    5である特許請求の範囲第(14)項記載の方法。
  22. (22)該置換度が2.42〜3.0の範囲内である特
    許請求の範囲第(21)項記載の方法。
  23. (23)比較的高揮発性の少なくとも1種の該溶剤がイ
    ソプロパノール、酢酸メチル、メタノール、エタノール
    及びアセトンより成る群から選ばれた溶剤である特許請
    求の範囲第(13)項記載の方法。
  24. (24)該キャスティング溶液中の非溶剤が水及びホル
    ムアミドより成る群から選ばれたものである特許請求の
    範囲第(13)項記載の方法。
  25. (25)該キャスティング溶液中の非溶剤が水及びホル
    ムアミドより成る群から選ばれたものである特許請求の
    範囲第(23)項記載の方法。
  26. (26)該ベースポリマーがエチルセルロースであり、
    該キャスティング溶液が該キャスティング系中の該ベー
    スポリマーと相容性の第二のポリマーを含んでいる特許
    請求の範囲第(13)項記載の方法。
  27. (27)特許請求の範囲第(13)項記載の方法で製造
    された異方性の膜。
JP61151320A 1985-06-27 1986-06-27 ガス分離用の異方性膜及びその製造法 Pending JPS624422A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US749574 1985-06-27
US06/749,574 US4681605A (en) 1985-06-27 1985-06-27 Anisotropic membranes for gas separation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS624422A true JPS624422A (ja) 1987-01-10

Family

ID=25014309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61151320A Pending JPS624422A (ja) 1985-06-27 1986-06-27 ガス分離用の異方性膜及びその製造法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4681605A (ja)
EP (1) EP0207721B1 (ja)
JP (1) JPS624422A (ja)
AT (1) ATE60248T1 (ja)
AU (1) AU582856B2 (ja)
CA (1) CA1316311C (ja)
DE (1) DE3677074D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022588A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Samsung Electronics Co Ltd 分離膜、この製造方法および分離膜を含む水処理装置
WO2015102405A1 (ko) 2013-12-31 2015-07-09 코오롱플라스틱 주식회사 폴리옥시메틸렌 수지 조성물 및 이를 포함하는 성형품

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4840819A (en) * 1987-04-08 1989-06-20 Union Carbide Corporation Method for preparing composite membranes for enhanced gas separation
EP0299299B1 (en) * 1987-07-17 1994-10-05 Porex Technologies Corp. Of Georgia Diagnostic system employing a unitary substrate to immobilize microspheres
US5073344A (en) * 1987-07-17 1991-12-17 Porex Technologies Corp. Diagnostic system employing a unitary substrate to immobilize microspheres
US5096468A (en) * 1987-10-19 1992-03-17 W. R. Grace & Co.-Conn. Cellulose acetate butyrate gas separation membranes
US4877421A (en) * 1987-11-02 1989-10-31 Union Carbide Corporation Treatment of permeable membranes
US4871378A (en) * 1987-12-11 1989-10-03 Membrane Technology & Research, Inc. Ultrathin ethylcellulose/poly(4-methylpentene-1) permselective membranes
US5733657A (en) * 1994-10-11 1998-03-31 Praxair Technology, Inc. Method of preparing membranes from blends of polymers
US5824232A (en) * 1996-04-15 1998-10-20 Filtration Technologies Corporation Corrugated filter sheet configured into a cylindrical filter media having near circular concentric channels
EP0826413A1 (en) * 1996-08-26 1998-03-04 Max-Planck-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. Berlin Method for producing filter elements and the filter elements thus produced
US8245978B1 (en) 1998-06-30 2012-08-21 L'air Liquide Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Multiple ASM OBIGGS with different permeability and selectivity membranes
DE19910466C2 (de) * 1999-03-10 2001-03-15 Geesthacht Gkss Forschung Verfahren zur Herstellung einer hydrophilen Hohlfadenkompositmembran
TW504400B (en) * 2001-01-31 2002-10-01 Toshiba Corp Filtering apparatus, back wash method therefor, filtering device and power plant
CA2353307A1 (fr) * 2001-07-13 2003-01-13 Carmen Parent Appareil et procede pour le traitement des effluents gazeux
CA2369331A1 (fr) * 2002-01-28 2003-07-28 Frederic Dutil Systeme enzymatique de purification des gaz energetiques
US20040029257A1 (en) * 2002-01-28 2004-02-12 Co2 Solution Process for purifying energetic gases such as biogas and natural gas
US6997970B2 (en) 2002-06-25 2006-02-14 Carleton Life Support Systems, Inc. Oxygen/inert gas generator
CA2405635A1 (en) * 2002-09-27 2004-03-27 C02 Solution Inc. A process and a plant for the production of useful carbonated species and for the recycling of carbon dioxide emissions from power plants
US20050048274A1 (en) * 2003-08-26 2005-03-03 Rabolt John F. Production of nanowebs by an electrostatic spinning apparatus and method
CN101918117A (zh) * 2007-11-20 2010-12-15 菲尔特拉申技术公司 具有外部和内部介质部件的过滤器及过滤方法
US20120226080A1 (en) * 2009-08-13 2012-09-06 Silicon Fire Ag Method and system for providing a hydrocarbon-based energy carrier using a portion of renewably produced methanol and a portion of methanol that is produced by means of direct oxidation, partial oxidation, or reforming
KR101156051B1 (ko) * 2010-05-17 2012-06-21 동양기전 주식회사 전동브러시
US9327243B2 (en) * 2012-08-24 2016-05-03 The Boeing Company Aircraft fuel tank flammability reduction methods and systems
US9513042B2 (en) * 2014-09-07 2016-12-06 Michael Gurin Heat exchangerless heat transfer of immiscible fluids
US20180280893A1 (en) * 2015-09-30 2018-10-04 Toray Industries, Inc. Separation film, cellulose-based resin composition, and method for producing separation film
US20210001278A1 (en) * 2017-12-04 2021-01-07 King Abdullah University Of Science And Technology Methods of making porous membranes

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125980A (en) * 1977-04-12 1978-11-02 Teijin Ltd Improved polybenzimidazolone selective permeable membrane
JPS57117302A (en) * 1980-06-25 1982-07-21 Baroboa Inc High anisotropic micro-filter membrane
JPS6097023A (ja) * 1983-11-01 1985-05-30 Chiyoda Chem Eng & Constr Co Ltd ガス拡散用多孔質物質及びその製造方法

Family Cites Families (71)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US352388A (en) * 1886-11-09 Commode
DE329117C (de) * 1916-08-21 1920-11-15 Richard Zsigmondy Dr Membranfilter und Verfahren zu deren Herstellung
FR567970A (fr) * 1922-09-11 1924-03-12 Procédé et dispositif pour la fabrication industrielle des membranes ultrafiltres
US2935371A (en) 1954-05-05 1960-05-03 Du Pont Process for interfacial spinning in which one phase contains a thickening agent
US2958656A (en) * 1954-07-16 1960-11-01 American Oil Co Method of separating hydrocarbons using ethyl cellulose permselective membrane
US2947687A (en) * 1954-10-29 1960-08-02 American Oil Co Separation of hydrocarbons by permeation membrane
US2953502A (en) * 1955-05-24 1960-09-20 American Oil Co Separation of azeotropic mixtures
US2960462A (en) * 1957-09-30 1960-11-15 American Oil Co Dual film combinations for membrane permeation
US2955017A (en) 1958-04-04 1960-10-04 Du Pont Process of flowing filamentis in laminar flow surrounded by an outer area of turbulent flow
US3242120A (en) 1960-03-22 1966-03-22 Du Pont Self-supporting gel shaped structures
NL271831A (ja) * 1960-11-29
NL284543A (ja) 1961-10-20
GB1044386A (en) 1962-08-18 1966-09-28 Kurashiki Rayon Kk Method of manufacturing flat tubular viscose fibres
NL301646A (ja) 1962-12-11
US3414645A (en) 1964-06-19 1968-12-03 Monsanto Co Process for spinning wholly aromatic polyamide fibers
US3423491A (en) * 1964-09-02 1969-01-21 Dow Chemical Co Permselective hollow fibers and method of making
US3342729A (en) * 1964-12-09 1967-09-19 Dow Chemical Co Permeability separatory cell and apparatus and method of using the same
US3412184A (en) * 1966-02-17 1968-11-19 Arthur D Little Res Inst Process for the preparation of cellulosic ester reverse osmosis membranes
US3415038A (en) * 1966-06-23 1968-12-10 Gulf General Atomic Inc Method and apparatus for gas separation by diffusion
US3522335A (en) * 1968-02-29 1970-07-28 Eastman Kodak Co Methods for producing reverse osmosis membrane and the composition utilized
US3666508A (en) * 1968-05-22 1972-05-30 Univ California High flux semipermeable cellulosic derivative membranes with dry handling capabilities and their method of preparation
FR1586563A (ja) 1968-10-29 1970-02-20
US3716614A (en) 1969-05-12 1973-02-13 Toray Industries Process of manufacturing collagen fiber-like synthetic superfine filament bundles
US3648845A (en) * 1969-09-02 1972-03-14 Us Interior Thin film separation membranes and processes for making same
US3657113A (en) 1970-02-03 1972-04-18 Mobil Oil Corp Separating fluids with selective membranes
FR2082095A5 (ja) * 1970-03-03 1971-12-10 Rhone Poulenc Sa
US3616607A (en) 1970-04-06 1971-11-02 Northern Natural Gas Co Separation of nitrogen and methane containing gas mixtures
US3709774A (en) * 1970-05-13 1973-01-09 Gen Electric Preparation of asymmetric polymer membranes
US3724672A (en) * 1970-07-27 1973-04-03 R Leonard Asymmetric hollow fiber membranes and method of fabrication
US3864289A (en) * 1971-04-07 1975-02-04 Koratec Inc Preparation of cellulosic semi-permeable membranes
US3775303A (en) 1971-12-08 1973-11-27 Gulf Research Development Co Production of low sulfur asphaltic fuel oil
US3957651A (en) 1971-12-16 1976-05-18 Chemical Systems Incorporated Microporous polyester membranes and polymer assisted phase inversion process for their manufacture
US3789993A (en) * 1972-01-06 1974-02-05 Eastman Kodak Co Cellulosic reverse osmosis membranes having high flux and high salt rejection
US3792135A (en) * 1972-01-06 1974-02-12 Eastman Kodak Co Process for manufacturing cellulosic reverse osmosis membranes using a very high temperature initial aqueous quench
DE2248818C2 (de) * 1972-10-05 1981-10-15 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Dünne porenfreie Polycarbonatfolien und -filme
US3917777A (en) * 1972-12-13 1975-11-04 Kobe Steel Ltd Process for the preparation of dry semipermeable
US4187333A (en) 1973-05-23 1980-02-05 California Institute Of Technology Ion-exchange hollow fibers
US3944485A (en) 1973-05-23 1976-03-16 California Institute Of Technology Ion-exchange hollow fibers
US4045352A (en) 1973-05-23 1977-08-30 California Institute Of Technology Ion-exchange hollow fibers
US4029726A (en) 1973-05-23 1977-06-14 Moleculon Research Corporation Cellulosic-liquid composite materials and process of preparing such materials
JPS518179A (en) 1974-07-11 1976-01-22 Daicel Ltd Sentakutokaseikobunshimakuoyobisono seizoho
US4008047A (en) * 1974-12-26 1977-02-15 North Star Research Institute Blood compatible polymers for blood oxygenation devices
JPS5193786A (en) 1975-02-15 1976-08-17 Makurokagatano chukuseni
JPS51119069A (en) 1975-03-20 1976-10-19 Nippon Oil Co Ltd Method of producing permeable film
US4127625A (en) * 1975-03-27 1978-11-28 Daicel Ltd. Process for preparing hollow fiber having selective gas permeability
ZA762209B (en) * 1975-04-23 1977-04-27 Envirogenics Syst Gas separation membrane
US4035459A (en) * 1975-05-01 1977-07-12 Chemical Systems, Inc. Process for spinning dry-fiber cellulose acetate hollow fiber membranes
GB1552942A (en) 1975-07-17 1979-09-19 Sumitomo Electric Industries Process for producing a porous material having a fine pore size
GB1566581A (en) * 1975-12-29 1980-05-08 Nippon Zeon Co Hollow fibres and methods of manufacturing such fibres
US4247498A (en) 1976-08-30 1981-01-27 Akzona Incorporated Methods for making microporous products
US4230463A (en) * 1977-09-13 1980-10-28 Monsanto Company Multicomponent membranes for gas separations
US4192842A (en) * 1977-07-21 1980-03-11 General Electric Company Method for casting ultrathin methylpentene polymer membranes
US4145295A (en) 1977-08-15 1979-03-20 Canadian Patents And Development Limited Cellulose ester ultra-filtration membranes and their manufacture
US4214020A (en) * 1977-11-17 1980-07-22 Monsanto Company Processes for coating bundles of hollow fiber membranes
JPS5562214A (en) * 1978-11-02 1980-05-10 Toyobo Co Ltd Production of hollow fiber membrane
JPS54145379A (en) 1978-05-02 1979-11-13 Asahi Chem Ind Co Ltd Aromatic polysulfone hollow fiber semipermeable membrane
US4268278A (en) 1978-05-16 1981-05-19 Monsanto Company Inorganic anisotropic hollow fibers
US4219517A (en) 1978-10-12 1980-08-26 Puropore Inc. Process for spinning dense hollow fiber cellulosic membrane
JPS5938805B2 (ja) 1979-04-06 1984-09-19 ダイセル化学工業株式会社 選択透過性を有する半透膜の製法
JPS55148210A (en) 1979-04-30 1980-11-18 Kuraray Co Ltd Preparation of hollow ethylene-vinyl alcohol membrane
JPS5827963B2 (ja) 1979-05-17 1983-06-13 日東電工株式会社 選択性透過膜の製造方法
US4302334A (en) 1979-05-24 1981-11-24 Abcor, Inc. Microporous polymeric membrane
US4243701A (en) * 1979-11-08 1981-01-06 Uop Inc. Preparation of gas separation membranes
US4307135A (en) 1980-04-08 1981-12-22 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Interior Process for preparing an asymmetric permselective membrane
JPS5714640A (en) 1980-07-02 1982-01-25 Toray Ind Inc Separating membrane of methyl methacrylate type
US4414168A (en) 1980-11-24 1983-11-08 Esb Incorporated Process for manufacturing a porous dip tube
EP0066408B1 (en) 1981-05-19 1987-07-29 Teijin Limited Porous membrane
JPS59166208A (ja) * 1983-03-10 1984-09-19 Toray Ind Inc 気体分離膜の製造法
JPS59169509A (ja) 1983-03-14 1984-09-25 Toray Ind Inc 気体分離用中空糸膜およびその製造方法
JPS59169510A (ja) * 1983-03-16 1984-09-25 Toray Ind Inc 異方性中空糸膜
US4472175A (en) 1983-06-30 1984-09-18 Monsanto Company Asymmetric gas separation membranes

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125980A (en) * 1977-04-12 1978-11-02 Teijin Ltd Improved polybenzimidazolone selective permeable membrane
JPS57117302A (en) * 1980-06-25 1982-07-21 Baroboa Inc High anisotropic micro-filter membrane
JPS6097023A (ja) * 1983-11-01 1985-05-30 Chiyoda Chem Eng & Constr Co Ltd ガス拡散用多孔質物質及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022588A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Samsung Electronics Co Ltd 分離膜、この製造方法および分離膜を含む水処理装置
WO2015102405A1 (ko) 2013-12-31 2015-07-09 코오롱플라스틱 주식회사 폴리옥시메틸렌 수지 조성물 및 이를 포함하는 성형품

Also Published As

Publication number Publication date
EP0207721A2 (en) 1987-01-07
EP0207721B1 (en) 1991-01-23
ATE60248T1 (de) 1991-02-15
AU582856B2 (en) 1989-04-13
DE3677074D1 (de) 1991-02-28
AU5795286A (en) 1987-01-15
CA1316311C (en) 1993-04-20
US4681605A (en) 1987-07-21
EP0207721A3 (en) 1988-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS624422A (ja) ガス分離用の異方性膜及びその製造法
EP0301597B1 (en) Permeable membranes for enhanced gas separation
EP0286091B1 (en) Composite membranes for enhanced fluid separation
Pusch et al. Synthetic membranes—preparation, structure, and application
CA1299449C (en) Composite separation membranes and the preparation and use thereof
US5820659A (en) Multicomponent or asymmetric gas separation membranes
EP2022555B1 (en) Polymeric porous hollow fiber membrane
US4772391A (en) Composite membrane for reverse osmosis
JPH0738938B2 (ja) 非対称一体形ダイアフラム及びその製造方法
Chung A review of microporous composite polymeric membrane technology for air-separation
JPS59225705A (ja) 複合膜及びその製造方法
EP0801973A1 (en) Selectively permeable hollow fiber membrane and process for producing same
JPS58342B2 (ja) 血液透析用ポリカ−ボネ−ト薄膜
US7410065B2 (en) Membrane for the separation of material mixtures and method for production thereof
JPH0661433B2 (ja) 透析膜の処理
JPS63503525A (ja) ポリアミド膜
KR101969915B1 (ko) 세라믹 복합 분리막의 제조방법 및 이에 따라 제조되는 세라믹 복합 분리막
Uragami et al. Studies on syntheses and permeabilities of special polymer membranes. II. Permeation characteristics of cellulose nitrate membranes
KR920007858B1 (ko) 개선된 합성분리막과 이들의 제법 및 용도
JP3242185B2 (ja) ポリアミド系複合中空糸型逆浸透膜の製造方法
JPH0761432B2 (ja) 高機能性非対称膜の製造方法
JP3444169B2 (ja) 複合ポリスルホン中空糸膜
US4737165A (en) Multicomponent membranes
JPH0256224A (ja) 複合中空糸膜の製造方法
JP3218101B2 (ja) 有機物分離用半透膜およびその製造方法